JP4872874B2 - カラオケシステム - Google Patents

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本発明は、宴会など多くの参加者が一つの部屋でカラオケを楽しむ場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの発生を未然に防ぐ技術に関する。
従来より、楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲をカラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されているカラオケシステムが知られている。
この種のカラオケシステムでは、リモコン端末から選曲通知された演奏楽曲をカラオケ演奏すべく、受け付けた順に予約テーブルに登録する予約受付処理を行う。この予約受付処理というのは、基本的には先入れ先出しであり、上述のような予約テーブルに登録された順に演奏楽曲のカラオケ演奏を行う。なお、特殊なケースにおいては、割込み予約機能というものがあり、「どうしても次にこの演奏楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌いたい」とのユーザの要望に応えるべく、そのユーザの予約を予約テーブルに割り込ませて、現在演奏中のカラオケ楽曲が終了次第そのリクエストされた演奏楽曲のカラオケ演奏を行う機能もある。
また、複数の参加者に平等に歌唱機会を与えるカラオケ装置を提供するために、各参加者に予約可能な曲数を割り当て、各参加者の予約状況に応じて予約順を調整するカラオケシステムがある。すなわち、このカラオケシステムでは、まず、参加者IDに対応づけた曲目と曲目枠の順列を個別曲目リストとして記憶する。特定の個別曲目リストにつき、曲目が特定されると、曲目枠があればこれと置換し、一方、曲目枠がなければ順列に追加する。そして、特定された個別曲目リストの内容を表示する。さらに、個別曲目リストごとの曲目と曲目枠の合計数が、最多の曲目が記録された個別曲目リストに等しくなるように、個別曲目リストに曲目枠を登録し、各個別曲目リストから順番に選出した曲目および曲目枠を参加者IDをつけて1つの順列にして待ち行列に登録するとともに、登録曲目に予約済みフラグを対応付けする。また、個別曲目リストの曲目枠が曲目に置換された際、待ち行列中の当該曲目枠を当該曲目に置換するとともに、置換した曲目に予約済みフラグを対応付けする。そして、待ち行列の内容を表示し、待ち行列の順列に従ってカラオケ曲を演奏する。
特開2006−30412号公報
しかし、上述のようなカラオケシステムにおいては、次のような問題があった。すなわち、宴会など多くの参加者が一つの部屋でカラオケを楽しむような場合には、複数の参加者から同一の演奏楽曲が重複して予約されることがある。このような場合、予約を行った参加者の席が互いに離れていると、他の参加者が同一の演奏楽曲を予約したことを互いに知らないことがあり、その予約された演奏楽曲のカラオケ演奏が始まった際に、何れかの予約者が順番を間違えることがある。また、多くの参加者が予約するために予約から歌唱開始までの時間が長くなり、自分が予約した直前に誰が予約したのか、つまり自分は誰の次に歌う順番なのかを忘れてしまう可能性も高くなる。さらに、その演奏楽曲を予約していない参加者が、そのカラオケ演奏が始まり、まず演奏曲の楽音が発せられる一定期間前に前記演奏楽曲のタイトルが表示装置に表示されたのを見てから、これから演奏音の発生が開始される演奏楽曲をどうしても歌唱したくなり、割り込んで歌唱を始めることもある。このようなことが生じると、本来予約順となって歌唱すべき予約者が歌唱できずに不満を抱き、宴会場の娯楽としてのカラオケが興ざめになる原因となる。
なお、ここで言う「カラオケ演奏の始まり」とは、カラオケ環境における演奏の始まりなので、突然楽音が放音されるのではなく、演奏楽曲データが読み出された後には、まず、演奏楽曲のタイトルが一定時間表示され、その後に具体的な楽音による演奏とテロップ歌詞表示とが開始されることを意味している。
また、予約した人が違うからといって、カラオケを中断しては、益々、宴会場の娯楽としてのカラオケが興ざめとなってしまう。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、通常のカラオケボックスの広さが数畳程度のカラオケルームの中で、お互い既知である数人程度のメンバで、誰が予約したのか目の前で確認できる環境でカラオケを楽しむのではなく、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむ場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの発生を未然に防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケシステムは、楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されている。
まず、予約要求受付手段が、予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける。さらに、予約者生体情報取得手段が、予約要求受付手段が予約者によるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付けた際にその予約者の生体情報を取得する。そして、予約情報出力手段が、予約受付手段が受け付けた予約要求および予約者生体情報取得手段が取得した予約者の生体情報を含む「予約情報」を出力する。
なお、上述の予約要求受付手段、予約者生体情報取得手段および予約情報出力手段は、リモコン端末が備える。
一方、カラオケ装置では、受信手段が、予約情報出力手段が出力した予約情報を受信可能であり、記憶制御手段が、受信手段が受信した予約情報に基づいてカラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した「予約テーブル」を作成して演奏順記憶手段に記憶させるとともに、受信手段が新たに受信した予約情報を予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を予約テーブルから削除する。そして、カラオケ演奏手段が、演奏順記憶手段が記憶する予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏する。さらに、歌唱者生体情報取得手段が、カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の生体情報を取得し、比較手段が、演奏順記憶手段が記憶する予約テーブルの先頭に登録される予約情報に含まれる「予約者の生体情報」と、歌唱者生体情報取得手段が取得した「歌唱者の生体情報」とを比較して両者が一致するか否かを判断する。
比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合にはカラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行する。一方、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を予約テーブルの先頭に登録し、カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏を中止して、記憶制御手段によって予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行う。
このように構成された本発明のカラオケシステムによれば、予約者の生体情報と歌唱者の生体情報が一致する場合にはカラオケ演奏を続行し、予約者の生体情報と歌唱者の生体情報が一致しない場合には歌唱者の予約情報を予約テーブルの先頭に登録して改めてカラオケ演奏を開始する。なお、このカラオケ演奏が終了した後に、本来歌唱すべきだった参加者が予約した演奏楽曲が引き続きカラオケ演奏される。このことにより、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである複数の参加者から同一の演奏楽曲が重複して予約されることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
なお、上述のようにカラオケ演奏を中断するのではなく、同名の演奏楽曲の予約を入れ替えて、カラオケ演奏自体はそのまま続行するようにしてもよい。具体的には、請求項2のように、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合にはカラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行する。一方、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を予約テーブルの先頭に登録し、カラオケ演奏手段が、予約情報の演奏楽曲がカラオケ演奏中の演奏楽曲と同一であればカラオケ演奏を続行し、予約情報の演奏楽曲がカラオケ演奏中の演奏楽曲と同一でなければカラオケ演奏を中止して記憶制御手段によって予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行う。このことにより、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである複数の参加者から同一の演奏楽曲が重複して予約されることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
また、上述のようにカラオケ演奏を中断する手法や、同名の演奏楽曲の予約を入れ替えてカラオケ演奏自体はそのまま続行する手法の他にも、カラオケ演奏を行う前に予約者の生体情報と歌唱者の生体情報が一致するか否かを判断することでカラオケ演奏を中断しないようにする手法が考えられる。具体的には、請求項3のように、歌唱者生体情報取得手段が、カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏前に歌唱しようとする歌唱者の生体情報を取得しておき、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合にはカラオケ演奏手段がカラオケ演奏を開始する。一方、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を作成して予約テーブルの先頭に登録するとともに、カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏の開始前に、記憶制御手段によって前記予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を開始する。このことにより、カラオケ演奏を行う前に予約者の生体情報と歌唱者の生体情報が一致するか否かを判断するので、本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めることを未然に防ぐことができる。したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである複数の参加者から同一の演奏楽曲が重複して予約されることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
なお、上述のような歌唱すべきでない参加者の具体例としては、(イ)同一の演奏楽曲を予約している参加者や、(ロ)予約を全く行っていない参加者が考えられる。
まず、(イ)歌唱者が歌唱すべきでない参加者であり、且つ同一の演奏楽曲を予約している参加者である場合には、その歌唱者に歌唱を続けてもらうために、その歌唱者の予約情報を探し出して予約テーブルの先頭に移動することが考えられる。具体的には、請求項4のように、記憶制御手段が、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合に、歌唱者の生体情報と一致する生体情報を予約テーブルに含まれる予約情報から検索し、歌唱者の生体情報と一致する生体情報が前記予約テーブル中に存在する場合にはその一致した生体情報を含む予約情報を予約テーブルの先頭に移動することで、その歌唱者に関する予約情報を予約テーブルの先頭に登録することが考えられる。このようにすれば、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。
また、(ロ)歌唱者が歌唱すべきでない参加者であり、且つ予約を行っていない参加者である場合には、その歌唱者に歌唱を続けてもらうために、その歌唱者の予約情報を新たに作成して予約テーブルの先頭に登録することが考えられる。具体的には、請求項5のように、記憶制御手段が、比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合に、歌唱者の生体情報と一致する生体情報を予約テーブルに含まれる予約情報から検索し、歌唱者の生体情報と一致する生体情報が予約テーブル中に存在しない場合にはその歌唱者に関する予約情報を新たに作成して予約テーブルの先頭に登録することが考えられる。このようにすれば、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。
なお、予約者および歌唱者の生体情報の具体例としては、予約者および歌唱者の顔画像であることが考えられる。具体的には、請求項6のように、予約者生体情報取得手段が予約者の生体情報として予約者の顔画像を取得し、カラオケ装置の歌唱者生体情報取得手段が歌唱者の生体情報として歌唱者の顔画像を取得することが考えられる。このようにすれば、例えば、予約者や歌唱者が操作ボタンや操作パネルを操作したり触れたりするといった具合に予約者や歌唱者が何らかの動作をしなくても予約者や歌唱者の生体情報を確実に取得でき、予約者と歌唱者との一致を確認する精度を高めるとともに、歌唱者の利便性を高めることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項7に係るカラオケシステムは、同様に、楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されている。
まず、予約要求受付手段が、予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける。そして、予約情報出力手段が、予約受付手段が受け付けた予約要求を「予約情報」として出力する。
なお、上述の予約要求受付手段、予約者生体情報取得手段および予約情報出力手段は、リモコン端末が備える。
一方、カラオケ装置では、受信手段が、予約情報出力手段が出力した予約情報を受信可能であり、記憶制御手段が、受信手段が受信した予約情報に基づいてカラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した「予約テーブル」を作成して演奏順記憶手段に記憶させるとともに、受信手段が新たに受信した予約情報を予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を予約テーブルから削除する。そして、カラオケ演奏手段が、演奏順記憶手段が記憶する予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏する。さらに、歌唱者生体情報取得手段が、カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の生体情報を取得し、演奏履歴情報記憶手段が、歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報を、その取得時にカラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されていたカラオケ演奏曲に関する演奏曲情報とともに演奏履歴情報として記憶する。そして、比較手段が、演奏履歴情報記憶手段を参照して、カラオケ演奏手段による今回のカラオケ演奏時に歌唱者生体情報取得手段が取得した「今回の歌唱者の生体情報」と前回のカラオケ演奏時に歌唱者生体情報取得手段が取得した「前回の歌唱者の生体情報」とを比較して両者が一致するか否かを判断する。
比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行する。一方、比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合には、記憶制御手段が、今回の歌唱者の生体情報と一致する生体情報を予約テーブルに含まれる予約情報から検索する。今回の歌唱者の生体情報と一致する生体情報が予約テーブル中に存在する場合には、記憶制御手段が、予約テーブルの先頭に登録されている予約情報を予約テーブルの後尾に移動させるとともに、カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏を中止して、記憶制御手段によって更新された後の予約テーブルの先頭に登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行う。
このように構成された本発明のカラオケシステムによれば、今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致しない場合にはカラオケ演奏を続行し、今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致する場合において今回の歌唱者の生体情報と一致する生体情報が予約テーブルに存在するときには、予約テーブルの先頭の予約情報を予約テーブルの後尾に移動させ、改めてカラオケ演奏を開始する。このことにより、前回歌唱した歌唱者が引き続き歌唱しようとした場合には、その演奏楽曲の演奏順を最後にし、次に予約された演奏楽曲のカラオケ演奏を優先して行う。
したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続して予約したことに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
ところで、比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致する場合において、今回の歌唱者の生体情報と一致しない生体情報が予約テーブル中に存在しないときには、(ハ)カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行することが考えられる(請求項8)。このようにすれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況でカラオケ演奏を中止するのは宴会の盛況な状況に水を差してしまうおそれがあるが、本発明によれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況でも、同一の参加者による複数の演奏楽曲のリクエストを容認することで、宴会の盛況な状況に水を差すことを防ぐことができる。
この場合、記憶制御手段が、前回の歌唱者が予約をしていたか否かを判断し、前回の歌唱者が予約をしていたと判断された場合には、カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行するようにしてもよい(請求項9)。このようにすれば、予約をしていた同一の参加者による複数の演奏楽曲のリクエストのみを容認することで、参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
なお、前回の歌唱者が予約をしていないと判断された場合には、カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を中止するようにしてもよい。このようにすれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況であっても、予約をしていない同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続してリクエストすることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぐことができる。
また、前回の歌唱者が予約をしていないと判断された場合には、報知手段が、本来の歌唱者が存在する旨を示す情報を報知するようにしてもよい。このようにすれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況であっても、予約をしていない同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続してリクエストすることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぐことができる。
ところで、歌唱者の生体情報の具体例としては、予約者および歌唱者の顔画像であることが考えられる。具体的には、請求項10のように、カラオケ装置の歌唱者生体情報取得手段が歌唱者の生体情報として歌唱者の顔画像を取得することが考えられる。このようにすれば、例えば、歌唱者が操作ボタンや操作パネルを操作したり触れたりするといった具合に歌唱者が何らかの動作をしなくても歌唱者の生体情報を確実に取得でき、前回の歌唱者と今回の歌唱者の一致を確認する精度を高めるとともに、歌唱者の利便性を高めることができる。
ところで、カラオケ装置が備える歌唱者生体情報取得手段については、カラオケ装置の前面に設置されていることが考えられる(請求項11)。このように構成すれば、歌唱者が何らかの操作をしなくても歌唱者の生体情報を確実に取得でき、予約者と歌唱者との一致を確認する精度を高めるとともに、歌唱者の利便性を高めることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は、カラオケシステム1の概略構成を示すブロック図である。
[カラオケシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケシステム1は、カラオケ店等の各カラオケルームに設置されるカラオケ装置4と、カラオケ装置4を操作するためのリモコン端末5とが通信可能に構成されることによって形成されている。
[カラオケ装置4の構成の説明]
カラオケ装置4は、カラオケを利用するユーザから指定された楽曲のカラオケ演奏を行うための機器であり、カラオケ装置4全体の作動を制御する制御部12、カラオケ装置4をLAN100に接続するためのインターフェイス部14、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞を示す楽曲データや映像データ等のコンテンツデータ、カラオケ装置4が作動するためのプログラム等を記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキースイッチからなり、曲の予約操作等を行うための操作部18、リモコン端末5等から送信された赤外線信号を、赤外線通信規格(IrDA(登録商標))又はリモコン端末5とカラオケ装置4との二者間において予め設定された通信条件に従って通信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、マイクロフォン26、HDD16に記憶された演奏データ(MIDIデータ)に基づく演奏再生を行うMIDI音源30、MIDI音源30から出力されたデジタル信号から演奏楽曲のオーディオ信号(音響、音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号及びマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、画像データを一時的に記憶するビデオRAM32、ビデオRAM32に記憶された画像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、映像再生部34により再生される映像のモニタ36での表示を制御する映像制御部38、半導体素子を利用した書き換え可能な記憶媒体であるメモリ40などを備えている。
なお、LAN100には、アクセスポイント110およびルータ120が接続されている。アクセスポイント110は、無線LAN(例えば、IEEE802.11)による無線通信で、複数のリモコン端末5とLAN100とを接続するための電波中継機であり、リモコン端末5もこのアクセスポイント110を介してカラオケ装置4や外部のホストサーバ(図示省略)とルータ120を介して通信を行うことができる。
メモリ40には、メモリマップが記憶されている(図2(a)参照)。このメモリマップには、リモコン端末5にて演奏楽曲の演奏番号の予約入力確定を行ったときにリモコン端末5のカメラ72によって撮影された予約者の撮影画像(顔画像データ)、予約曲の選曲番号などを含むレコード(予約情報)が登録されている。なお、この予約情報が登録されたリストは特許請求の範囲の「予約テーブル」に相当する。この予約テーブルに対しては、新しく受信した予約情報を予約テーブルの後尾に追加する処理や、予約テーブルの先頭に登録された予約情報を予約テーブルの後尾に移動させて他の予約情報の登録順を前に移動させる処理、同一の選曲番号を有する予約情報同士を入れ替える処理、新しく作成した予約情報を予約テーブルの先頭に入れて他の予約情報の登録順を後ろへ移動させる処理などが行われる。また、このメモリマップには、タイトルが表示されたときにカメラ42によって撮影された歌唱者の撮影画像が一時的に記憶される。
制御部12は、演奏中の楽曲に対応するユーザの個人用Webページに対する更新を禁止するための指示をリモコン端末5に対して送信したり、ユーザの行った歌唱に関する情報を外部のホストサーバ(図示省略)へ送信したりする処理などを実行する。
カメラ42は、CCDカメラで構成され、その前方を撮像する機能を有する。また、カメラ42は、モニタ36の近傍に設置されている。そして、カメラ42は、取得する画像の画像面の法線方向がモニタ36の法線方向とほぼ同一方向で、且つモニタ36の操作面から、30〜60cm程度離れた位置において合焦し、モニタ36の操作面の中心点から約+/−20cm〜40cm四方の範囲を撮影範囲となるようにしたので、ユーザがカラオケ装置4のモニタ36に表示される歌詞テロップを目視可能な距離で対峙して歌詞テロップを読みながら歌唱するときにそのユーザ(歌唱者)の顔画像を正しく取得することが可能である。
なお、操作部18、操作処理部22および制御部12は受信手段に該当し、HDD16は演奏曲記憶手段に該当し、メモリ40は演奏順記憶手段に該当し、制御部12は記憶制御手段および比較手段に該当し、制御部12およびMIDI音源30はカラオケ演奏手段に該当し、カメラ42は歌唱者生体情報取得手段に該当する。
[リモコン端末5の構成の説明]
リモコン端末5は、カラオケルーム内で使用される機器であり、演奏楽曲の選曲番号を入力し確定させることで、前記演奏楽曲の予約等をするための操作を利用者から受け付け、その操作信号をカラオケ装置4に送信する機能を有する。
具体的にリモコン端末5は、リモコン端末5全体の作動を制御する制御部52、赤外線通信部20と通信を行う赤外線通信部54、リモコン端末5が作動するためのプログラム等の各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネル及び複数のキースイッチからなり、利用者からの操作を受け付ける操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、画像データを一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された画像データの表示部58での表示を制御する映像制御部66、LAN100に接続されたアクセスポイント110との間で無線LAN(例えば、IEEE802.など)によって無線通信を行うための無線LAN通信部68、カメラ72などを備え、前述した操作信号のカラオケ装置4への送信は赤外線通信、又は、無線LAN通信115を用いて送信している。
なお、宴会場などの大広間で利用するリモコン端末5とカラオケ装置4との間の通信については、カラオケボックスの数畳程度の小間であるカラオケルーム内で利用する距離に比べてお互いが離されて利用されるためにその通信距離が長くなったり、リモコン端末5とカラオケ装置4との間に人など光を遮る遮蔽物が入ったり、リモコン端末5の利用者が、カラオケ装置4がどの方向にあるのか判らないために赤外線通信部54を向ける方向を間違えたりする可能性が高くなる。そこで、カラオケ装置4の制御部12およびリモコン端末5の制御部52は、赤外線通信部20と通信ができないことを検出した場合には、赤外線より通信距離が長く、見通し外でも通信でき、指向性も少ない無線LAN通信115による通信を選択して実行する。
メモリ56には、リモコン端末5を識別するための識別情報が記憶されている。また、メモリ56にはメモリマップが記憶されている(図2(b)参考)。このメモリマップには、演奏楽曲の演奏番号の予約入力確定を行ったときにカメラ72によって撮影された予約者の撮影画像、予約曲などを含むレコードが登録されている。
制御部52は、利用者から曲の予約をするための操作入力を受け付け、選択された曲の曲番号に、予約者(即ち、歌唱する人)の撮影画像を付加した予約データをカラオケ装置4へ送信する処理を実行する。
カメラ72は、カメラ42と同様の機能を有し、取得する画像の画像面の法線方向が操作部60の操作面の法線方向とほぼ同一方向で、且つ操作部60の操作面から、30〜60cm程度離れた位置において合焦し、操作部60の操作面の中心点から約+/−20cm〜40cm四方の範囲を撮影範囲となる。よって、ユーザがリモコン端末5の操作部60を操作し目視して演奏楽曲の予約をするときに撮影すれば、前記ユーザがリモコン端末5の操作部60を操作し目視可能な距離で、かつ、操作部60とユーザの顔とを対向させたときにユーザ(予約者)の顔画像を正しく取得することが可能である。
なお、操作部60、操作処理部62および制御部52は予約要求受付手段に該当し、カメラ72は予約者生体情報取得手段に該当し、制御部52および無線LAN通信部68は予約情報出力手段に該当する。
[リモコン端末5の予約受付処理の説明]
以下に、リモコン端末5の制御部52が実行する予約受付処理の処理手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。この予約受付処理は、リモコン端末5が起動している場合に他の処理からは独立して繰り返し実行される。
まず、選曲キーが押下されたか否かを判断する(S110)。選曲キーが押下されていないと判断された場合には(S110:NO)、数字キーが押下されたか否かを判断する(S120)。数字キーが押下されていないと判断された場合には(S120:YES)、数字以外の種別のキーが押下されたと判断し、S110に戻る。一方、数字キーが押下されたと判断された場合には(S120:YES)、メモリ56の選曲番号格納エリアにバッファリングを行う(S130)。一例を挙げると、既に数字キー「1」が押下されて数値「1」が入力された状態で、数字キー「2」が押下された場合には、数値「12」が入力されたと判断し、選曲番号格納エリアの記憶内容を数値「1」から数値「12」へ変更するといった具合である。また、既に数値「123456」が入力された状態で、数字キー「7」が押下された場合には、数値「1234567」が入力されたと判断し、選曲番号格納エリアの記憶内容を数値「123456」から数値「1234567」へ変更するといった具合である。選曲番号格納エリアへのバッファリングが終了したらS110に戻る。
一方、先のS110において選曲キーが押下されたと判断された場合には(S110:YES)、選曲番号格納エリアが未入力か否かを判断する(S140)。選曲番号格納エリアが未入力であると判断された場合には(S140:YES)、S110に戻る。一方、選曲番号格納エリアが入力済みであると判断された場合には(S140:NO)、カメラ72を制御して、リモコン端末5を操作中の予約者としてのユーザの顔画像を取得する(S150)。そして、予約者を特定するカメラ72によって取得された予約者の顔画像データと、選曲番号格納エリアに記憶される選曲番号とを対応付けた予約情報を生成し、その生成した予約情報をカラオケ装置4へ送信する(S160)。このように予約情報を送信したら、選曲番号格納エリアを初期化し(S170)、S110に戻る。
[カラオケ装置4の歌唱者確認処理(1)の説明]
以下に、カラオケ装置4の制御部12が実行する歌唱者確認処理(1)の処理手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。この歌唱者確認処理(1)は、カラオケ装置4が起動している場合に他の処理からは独立して繰り返し実行される。
まず、上述の予約受付処理によって利用者による予約が行われたら(S310、図6(b)参照)、リモコン端末5から送信された予約情報を受信し、その受信した予約情報をメモリ40の予約テーブルに登録する(S205、図6(a)参照)。そして、予約情報を予約テーブルに登録した旨をリモコン端末5に送信する。一方、リモコン端末5では、予約が完了した旨を表示部58に表示し(S320)、S310に戻って利用者からの入力があるまで待機する。
続いて、予約テーブルの先頭に登録された予約情報をメモリ40から取得する(S210)。そして、その取得した予約情報に含まれる選曲番号に対応する演奏楽曲のコンテンツデータをHDD16から読み出してカラオケ演奏を開始する(S215)。演奏楽曲のタイトルがモニタ36に表示されるまで待機し(S220:NO)、表示された場合には(S220:YES)、カメラ42を制御して、モニタ36の前に存在する歌唱者としてのユーザの顔画像を取得する(S225、図6(c)参照)。その取得した歌唱者の顔画像データと予約情報に含まれる予約者の顔画像データとを比較する(S230)。比較の結果、歌唱者の顔画像データと予約情報に含まれる予約者の顔画像データとが一致すると判断された場合には(S235:YES)、その歌唱者と予約者とが同一人物であると判断し、カラオケ演奏をそのまま続行させることで予約者による歌唱を続行させる(S240)。一方、比較の結果、歌唱者の顔画像データと予約情報に含まれる予約者の顔画像データとが一致しないと判断された場合には(S235:NO)、その歌唱者と予約者とが異なる人物であると判断し、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データを予約テーブルに含まれる予約情報から検索する(S245)。そして、予約テーブルに登録された予約情報の登録順を一つずつ後方に移動し、その検索された予約情報を予約テーブルの先頭に移動する(S250、図6(d)参照)。さらに、カラオケ演奏を停止し(S255)、予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に含まれる選曲番号に対応する演奏楽曲のコンテンツデータをHDD16から読み出してカラオケ演奏を改めて開始する(S260)。それ以降、上述のように登録順序を変更した後の予約テーブルに基づいて、カラオケ演奏を実行する(S265)。
なお、カラオケ演奏が終了したら、予約テーブルの先頭に登録されている予約情報を削除し、本処理を終了する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のカラオケシステム1によれば、予約者の顔画像データと歌唱者の顔画像データが一致する場合には(S235:YES)、カラオケ演奏を続行し(S240)、一方、予約者の顔画像データと歌唱者の顔画像データが一致しない場合には(S235:NO)、歌唱者の予約情報を探し出して予約テーブルの先頭に登録し(S245、S250)、改めてカラオケ演奏を開始する(S255、S266)。なお、このカラオケ演奏が終了した後に、本来歌唱すべきだった参加者が予約した演奏楽曲が引き続きカラオケ演奏される。このことにより、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである複数の参加者から同一の演奏楽曲が重複して予約されることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
(2)また、第一実施形態のカラオケシステム1によれば、リモコン端末5のカメラ72が予約者の生体情報として予約者の顔画像データを取得し、カラオケ装置4のカメラ42が歌唱者の生体情報として歌唱者の顔画像データを取得する。このことにより、例えば、予約者や歌唱者が操作ボタンや操作パネルを操作したり触れたりするといった具合に予約者や歌唱者が何らかの動作をしなくても予約者や歌唱者の生体情報を確実に取得でき、予約者と歌唱者との一致を確認する精度を高めるとともに、歌唱者の利便性を高めることができる。
(3)また、第一実施形態のカラオケシステム1によれば、カメラ42が、モニタ36の近傍に設置されており、取得する画像の画像面の法線方向がモニタ36の法線方向とほぼ同一方向で、且つモニタ36の操作面から、30〜60cm程度離れた位置において合焦し、モニタ36の操作面の中心点から約+/−20cm〜40cm四方の範囲を撮影範囲となるようにしている。このことにより、カメラ42が、ユーザがカラオケ装置4のモニタ36に表示される歌詞テロップを目視可能な距離で対峙して歌詞テロップを読みながら歌唱するときにそのユーザ(歌唱者)の顔画像を正しく取得することが可能である。また、歌唱者が何らかの操作をしなくても歌唱者の生体情報としての顔画像を確実に取得でき、予約者と歌唱者との一致を確認する精度を高めるとともに、歌唱者の利便性を高めることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、歌唱者確認処理において、歌唱者の顔画像データと予約情報に含まれる予約者の顔画像データとを比較し(S230)、歌唱者の顔画像データと予約情報に含まれる予約者の顔画像データとが一致しないと判断された場合には(S235:NO)、その歌唱者と予約者とが異なる人物であると判断し、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データを予約テーブルに含まれる予約情報から検索し(S245)、その検索した予約情報を予約テーブルの先頭に移動させるが、これには限られず、その検索した歌唱者の予約情報に含まれる演奏楽曲が演奏中の演奏楽曲と同一であれば、予約テーブルの先頭に登録される予約情報とその検索した予約情報とを入れ替え、カラオケ演奏を停止せずにそのまま続行するようにしてもよい。
このようにすれば、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。
(2)また、上記実施形態では、歌唱者確認処理において、カラオケ演奏を開始した後に、カメラ42を制御してモニタ36の前に存在する歌唱者としてのユーザの顔画像を取得する(S225)が、これには限られず、カラオケ演奏を開始する前に、カメラ42を制御してモニタ36の前に存在する歌唱者としてのユーザの顔画像データを取得するようにしてもよい。そして、予約者の顔画像データと歌唱者の顔画像データとが一致すると判断された場合にはカラオケ演奏を開始し、一方、予約者の顔画像データと歌唱者の顔画像データとが一致しないと判断された場合には、これから開始しようとするカラオケ演奏曲のタイトルが表示されてから前記カラオケ演奏曲の演奏開始直前までに撮影した歌唱者の撮影画像と、前記これから開始しようとするカラオケ演奏曲の演奏番号とから新たに作成した予約情報を予約テーブルの先頭に新たに登録するとともに、その登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を読み出してカラオケ演奏を開始する。
このようにすれば、カラオケ演奏を行う前に予約者の生体情報と歌唱者の生体情報が一致するか否かを判断するので、本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めることを未然に防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
(3)また、歌唱すべきでない参加者の具体例としては、(イ)同一の演奏楽曲を予約している参加者や、(ロ)予約を全く行っていない参加者が考えられるため、(イ)歌唱者が歌唱すべきでない参加者であり、且つ同一の演奏楽曲を予約している参加者である場合には、その歌唱者に歌唱を続けてもらうために、その歌唱者の撮影画像を予約情報の中から探し出し、探し出された撮影画像に対応する予約情報を予約テーブルの先頭に移動することが考えられる。具体的には、図5に例示する歌唱者確認処理(2)において、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データを予約テーブルに含まれる予約情報から検索した際に(S245)、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データが予約テーブル中に存在する場合には(S270:YES、図6(c)参照)、予約テーブルに登録された予約情報の登録順を一つずつ後方に移動し、その検索された予約情報を予約テーブルの先頭に移動する(S250、図6(d)参照)。さらに、カラオケ演奏を停止し(S255)、予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に含まれる選曲番号に対応する演奏楽曲のコンテンツデータをHDD16から読み出してカラオケ演奏を改めて開始する(S260)。それ以降、上述のように登録順序を変更した後の予約テーブルに基づいて、カラオケ演奏を実行する(S265)。なお、歌唱者確認処理(2)は、多くの部分が上述の歌唱者確認処理(1)と同一であるので同じステップ番号を用いてその詳細な説明は省略する。
このようにすれば、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。
(4)また、歌唱者が予約を全く行っていない参加者である場合には、その歌唱者の予約情報を新たに作成して予約テーブルの先頭に登録することで、その歌唱者の歌唱を続行させるようにしてもよい。具体的には、図5に例示する歌唱者確認処理(2)において、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データを予約テーブルに含まれる予約情報から検索した際に(S245)、歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データが予約テーブル中に存在しない場合には(S270:NO、図7(c)参照)、予約テーブルに登録された予約情報の登録順を一つずつ後方に移動し、その割り込んで歌唱している歌唱者に関する予約情報を予約テーブルの先頭に新たに生成して登録するとともに(S275、図7(d)参照)、カラオケ演奏をそのまま続行させることで歌唱者による歌唱を続行させる(S280)。
このようにすれば、カラオケ演奏が始まった際に本来歌唱すべきでない参加者が歌唱を始めても、その歌唱を始めた参加者および本来の歌唱すべき参加者の双方が不満を抱かないようにカラオケ演奏を続けることができる。
[第ニ実施形態]
上記第一実施形態では、予約者の顔画像データと歌唱者の顔画像データとを比較し、両者が一致する場合には演奏を続行し、一致しない場合には歌唱者の予約情報を予約テーブルの先頭に登録して、改めてカラオケ演奏を開始するようにしている。これに対して、本第二実施形態では、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致しない場合にはカラオケ演奏を続行し、一致する場合において今回の歌唱者の顔画像データと一致する顔画像データが予約テーブル中に存在するときには、予約テーブルの先頭の予約情報を予約テーブルの後尾に移動させ、改めてカラオケ演奏を開始することを特徴とする。
具体的には、カラオケシステム1のカラオケ装置4が歌唱者確認処理(1)や歌唱者確認処理(2)の代わりに、歌唱者確認処理(3)を実行する。
以下に、カラオケ装置4の制御部12が実行する歌唱者確認処理(3)の処理手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。この歌唱者確認処理(3)は、カラオケ装置4が起動している場合に他の処理からは独立して繰り返し実行される。
まず、上述の予約受付処理によって利用者による予約が行われたら(S310、図10(b)参照)、リモコン端末5から送信された予約情報を受信し、その受信した予約情報をメモリ40の予約テーブルに登録する(S405、図10(a)参照)。そして、予約情報を予約テーブルに登録した旨をリモコン端末5に送信する。一方、リモコン端末5では、予約が完了した旨を表示部58に表示し(S320)、S310に戻って利用者からの入力があるまで待機する。
続いて、予約テーブルの先頭に登録された予約情報をメモリ40から取得する(S410)。そして、その取得した予約情報に含まれる選曲番号に対応する演奏楽曲のコンテンツデータをHDD16から読み出してカラオケ演奏を開始する(S415)。演奏楽曲のタイトルがモニタ36に表示されるまで待機し(S420:NO)、表示された場合には(S420:YES)、カメラ42を制御して、モニタ36の前に存在する歌唱者としてのユーザの顔画像を取得する(S425)。このとき、取得した歌唱者の顔画像データをその予約者の予約情報に追加登録しておく。続いて、その取得した歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者に対応する予約情報に含まれる前回の歌唱者の顔画像データとを比較する(S430)。一方、比較の結果、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致しないと判断された場合には(S435:NO、図10(e)参照)、今回の歌唱者が前回の歌唱者とは異なる人物であると判断し、同一の人が連続して歌唱しているわけではないので、カラオケ演奏をそのまま続行させることでその歌唱者による歌唱を続行させる(S440)。
一方、比較の結果、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致すると判断された場合には(S435:YES)、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データを予約テーブルに含まれる予約情報から検索する(S445)。ここで、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データが予約テーブル中に存在する場合には(S450:YES、図10(c)および図10(d)参照)、カラオケ演奏を停止し(S460)、予約テーブルの先頭に登録された予約情報を最後尾に移動し、他の予約情報の登録順を1つずつ繰り上げる(S465)。そして、S410に移行する。
一方、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データが予約テーブル中に存在しない場合には(S450:NO)、仮に今回の歌唱者による歌唱を中止させると、他に歌唱する参加者が存在せずにカラオケ演奏が中断することになるため、カラオケ演奏をそのまま続行させることで歌唱者による歌唱を続行させる(S455)。
なお、カラオケ演奏が終了したら、予約テーブルの先頭に登録されている予約情報を削除し、本処理を終了する。
[第二実施形態の効果]
(1)このように第二実施形態のカラオケシステム1によれば、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致しないと判断された場合には(S435:NO、図10(e)参照)、今回の歌唱者が前回の歌唱者とは異なる人物であると判断し、同一の人が連続して歌唱しているわけではないので、カラオケ演奏をそのまま続行させることでその歌唱者による歌唱を続行させ(S440)、一方、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致すると判断された場合において(S435:YES)、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データが予約テーブル中に存在する場合には(S450:YES)、カラオケ演奏を停止し(S460)、予約テーブルの先頭に登録された予約情報を最後尾に移動し、他の予約情報の登録順を1つずつ繰り上げ(S465)、改めてカラオケ演奏を開始する。このことにより、前回歌唱した歌唱者が引き続き歌唱しようとした場合には、その演奏楽曲の演奏順を最後にし、次に予約された演奏楽曲のカラオケ演奏を優先して行う。したがって、例えば宴会など多くの参加者が一つの大きな部屋にて誰がいつ予約したのか判らないような環境でカラオケを楽しむような場合に発生しやすい演奏楽曲の予約に関するトラブルの一つである同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続して予約したことに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
(2)また、第二実施形態のカラオケシステム1によれば、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致すると判断された場合において(S435:YES)、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データが予約テーブル中に存在しない場合には(S450:NO)、仮に今回の歌唱者による歌唱を中止させると、他に歌唱する参加者が存在せずにカラオケ演奏が中断することになるため、カラオケ演奏をそのまま続行させることで歌唱者による歌唱を続行させる(S455)。このことにより、他に予約をしている参加者が存在しない状況でカラオケ演奏を中止するのは宴会の盛況な状況に水を差してしまうおそれがあるが、このようにカラオケ演奏をそのまま続行させることで歌唱者による歌唱を続行させることにより、他に予約をしている参加者が存在しない状況でも、同一の参加者による複数の演奏楽曲のリクエストを容認することで、宴会の盛況な状況に水を差すことを防ぐことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上述のように、今回の歌唱者の顔画像データと前回の歌唱者の顔画像データとが一致すると判断された場合において(S435:YES)、今回の歌唱者の顔画像データと異なる顔画像データが予約テーブル中に存在しない場合には(S450:NO)、図9に例示する歌唱者確認処理(4)のように前回の歌唱者が予約をしていたか否かを判断し(S470)、前回の歌唱者が予約をしていたと判断された場合には(S470:YES)、仮に今回の歌唱者による歌唱を中止させると、他に歌唱する参加者が存在せずにカラオケ演奏が中断することになるため、カラオケ演奏をそのまま続行させることで歌唱者による歌唱を続行させるようにしてもよい(S475)。なお、歌唱者確認処理(4)は、多くの部分が上述の歌唱者確認処理(3)と同一であるので同じステップ番号を用いてその詳細な説明は省略する。
このようにすれば、予約をしていた同一の参加者による複数の演奏楽曲のリクエストのみを容認することで、参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぎ、カラオケ演奏の中断を防いで、楽曲毎に演奏を継続させることができる。
(2)また、上述のように前回の歌唱者が予約をしていたか否かを判断した際に(S470)、前回の歌唱者が予約をしていないと判断された場合には(S470:NO)、図9に例示する歌唱者確認処理(4)のようにカラオケ演奏を中止するようにしてもよい(S480)。このようにすれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況であっても、予約をしていない同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続してリクエストすることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぐことができる。
(3)また、同じく前回の歌唱者が予約をしていたか否かを判断した際に(S470)、前回の歌唱者が予約をしていないと判断された場合には(S470:NO)、図9に例示する歌唱者確認処理(4)のように本来の歌唱者が別に存在する旨を示す警告画面をモニタ36に表示するようにしてもよい(S485)。なお、警告案内を音声で行ったり警告音を発したりするなど表示以外の手法によって警告を行ってもよい。このようにすれば、他に予約をしている参加者が存在しない状況であっても、予約をしていない同一の参加者が複数の演奏楽曲を連続してリクエストすることに起因して参加者が不満を抱くような事態が発生することを防ぐことができる。
(4)なお、これら実施例では予約者の生体情報として撮影画像を用いたが、これには限られない。例えば、リモコン装置5に、カメラ72の代わりに第1指紋認証手段(例えば、特開2007−141252号)を内蔵させ、予約確定を指紋認証とすれば、予約情報は撮影画像の代わりに予約者の第1指紋情報と演奏楽曲番号とが対応付けられる。そして、カラオケ装置4に、カメラ42の代わりに第2指紋認証手段をマイクロフォン26の手を握る部分の表面に組み込めば、マイクロフォン26を持った者の第2指紋情報を収集できる。そして、実施例において、第2指紋情報はカメラ42の撮影画像、第1指紋情報はカメラ72の撮影画像とすれば、同様の作用を行わせることができるので、生体情報は、カメラによる撮影画像に限定されるものではない。
カラオケシステム1の概略構成を示すブロック図である。 (a)はカラオケ装置4のメモリ40のメモリマップを示す説明図であり、(b)はリモコン端末5のメモリ56のメモリマップを示す説明図である。 リモコン端末5が実行する予約受付処理の手順を示すフローチャートである。 カラオケ装置4が実行する歌唱者確認処理(1)の手順を示すフローチャートである。 カラオケ装置4が実行する歌唱者確認処理(2)の手順を示すフローチャートである。 歌唱者確認処理(1)を説明する説明図である。 歌唱者確認処理(2)を説明する説明図である。 カラオケ装置4が実行する歌唱者確認処理(3)の手順を示すフローチャートである。 カラオケ装置4が実行する歌唱者確認処理(4)の手順を示すフローチャートである。 歌唱者確認処理(3)を説明する説明図である。
符号の説明
1…カラオケシステム、4…カラオケ装置、5…リモコン端末、12…制御部、14…インターフェイス部、16…ハードディスク(HDD)、18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、26…マイクロフォン、28…スピーカ、30…MIDI音源、32…ビデオRAM、34…映像再生部、36…モニタ、38…映像制御部、40…メモリ、42…カメラ、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、64…ビデオRAM、66…映像制御部、68…無線LAN通信部、72…カメラ、100…LAN、110…アクセスポイント、120…ルータ

Claims (11)

  1. 楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されているカラオケシステムであって、
    記リモコン端末は
    予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、
    前記予約要求受付手段が予約者によるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付けた際に、その予約者の生体情報を取得する予約者生体情報取得手段と、
    前記予約受付手段が受け付けた予約要求および前記予約者生体情報取得手段が取得した予約者の生体情報を含む予約情報を生成して出力する予約情報出力手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記予約情報出力手段が出力した前記予約情報を受信可能な受信手段と、
    一つ以上のカラオケ演奏曲を記憶する演奏曲記憶手段と、
    カラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した予約テーブルを記憶可能な演奏順記憶手段と、
    前記受信手段が受信した予約情報に基づいて前記予約テーブルを作成して前記演奏順記憶手段に記憶させるとともに、前記受信手段が新たに受信した予約情報を前記予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を前記予約テーブルから削除する記憶制御手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
    前記カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の生体情報を取得する歌唱者生体情報取得手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルの先頭に登録される予約情報に含まれる予約者の生体情報と、前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報とを比較して両者が一致するか否かを判断する比較手段と、を備え、
    前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合には前記カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行し、一方、前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、前記記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を前記予約テーブルの先頭に登録するとともに、前記カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏を中止して、前記記憶制御手段によって前記予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行うことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されているカラオケシステムであって、
    記リモコン端末は
    予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、
    前記予約要求受付手段が予約者によるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付けた際に、その予約者の生体情報を取得する予約者生体情報取得手段と、
    前記予約受付手段が受け付けた予約要求および前記予約者生体情報取得手段が取得した予約者の生体情報を含む予約情報を生成して出力する予約情報出力手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記予約情報出力手段が出力した前記予約情報を受信可能な受信手段と、
    一つ以上のカラオケ演奏曲を記憶する演奏曲記憶手段と、
    カラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した予約テーブルを記憶可能な演奏順記憶手段と、
    前記受信手段が受信した予約情報に基づいて前記予約テーブルを作成して前記演奏順記憶手段に記憶させるとともに、前記受信手段が新たに受信した予約情報を前記予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を前記予約テーブルから削除する記憶制御手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
    前記カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の生体情報を取得する歌唱者生体情報取得手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルの先頭に登録される予約情報に含まれる予約者の生体情報と、前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報とを比較して両者が一致するか否かを判断する比較手段と、を備え、
    前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合には前記カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行し、一方、前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、前記記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を前記予約テーブルの先頭に登録するとともに、前記カラオケ演奏手段が、前記予約情報の演奏楽曲がカラオケ演奏中の演奏楽曲と同一であればカラオケ演奏を続行し、前記予約情報の演奏楽曲がカラオケ演奏中の演奏楽曲と同一でなければカラオケ演奏を中止して前記記憶制御手段によって前記予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行うことを特徴とするカラオケシステム。
  3. 楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されているカラオケシステムであって、
    記リモコン端末は
    予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、
    前記予約要求受付手段が予約者によるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付けた際に、その予約者の生体情報を取得する予約者生体情報取得手段と、
    前記予約受付手段が受け付けた予約要求および前記予約者生体情報取得手段が取得した予約者の生体情報を含む予約情報を生成して出力する予約情報出力手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記予約情報出力手段が出力した前記予約情報を受信可能な受信手段と、
    一つ以上のカラオケ演奏曲を記憶する演奏曲記憶手段と、
    カラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した予約テーブルを記憶可能な演奏順記憶手段と、
    前記受信手段が受信した予約情報に基づいて前記予約テーブルを作成して前記演奏順記憶手段に記憶させるとともに、前記受信手段が新たに受信した予約情報を前記予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を前記予約テーブルから削除する記憶制御手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
    前記カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏前に歌唱しようとする歌唱者の生体情報を取得する歌唱者生体情報取得手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルの先頭に登録される予約情報に含まれる予約者の生体情報と、前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報とを比較して両者が一致するか否かを判断する比較手段と、を備え、
    前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合には前記カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を開始し、一方、前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、前記記憶制御手段が、その歌唱者に関する予約情報を作成して前記予約テーブルの先頭に登録するとともに、前記カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏の開始前に、前記記憶制御手段によって前記予約テーブルの先頭に新たに登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を開始することを特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記記憶制御手段は、前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合に、歌唱者の生体情報と一致する生体情報を前記予約テーブルに含まれる予約情報から検索し、歌唱者の生体情報と一致する生体情報が前記予約テーブル中に存在する場合にはその一致した生体情報を含む予約情報を前記予約テーブルの先頭に移動することを特徴とするカラオケシステム。
  5. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記記憶制御手段は、前記比較手段によって予約者の生体情報と歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合に、歌唱者の生体情報と一致する生体情報を前記予約テーブルに含まれる予約情報から検索し、歌唱者の生体情報と一致する生体情報が前記予約テーブル中に存在しない場合にはその歌唱者に関する予約情報を新たに作成して前記予約テーブルの先頭に登録することを特徴とするカラオケシステム。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記予約者生体情報取得手段は予約者の生体情報として予約者の顔画像を取得し、前記カラオケ装置の前記歌唱者生体情報取得手段は歌唱者の生体情報として歌唱者の顔画像を取得することを特徴とするカラオケシステム。
  7. 楽曲データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置に演奏させるべき演奏楽曲をユーザに選曲させ、前記選曲された演奏楽曲を前記カラオケ装置に通知する選曲通知機能を有するリモコン端末と、を備え、前記カラオケ装置と前記リモコン端末との間でデータ通信可能に構成されているカラオケシステムであって、
    記リモコン端末は
    予約者としてのユーザによるカラオケ演奏曲の予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、
    前記予約受付手段が受け付けた予約者による予約要求を予約情報として出力する予約情報出力手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記予約情報出力手段が出力した前記予約情報を受信可能な受信手段と、
    一つ以上のカラオケ演奏曲を記憶する演奏曲記憶手段と、
    カラオケ演奏曲の予約を演奏順に登録した予約テーブルを記憶可能な演奏順記憶手段と、
    前記受信手段が受信した予約情報に基づいて前記予約テーブルを作成して前記演奏順記憶手段に記憶させるとともに、前記受信手段が新たに受信した予約情報を前記予約テーブルへ受信順に登録し、演奏が終了したカラオケ演奏曲の予約情報を前記予約テーブルから削除する記憶制御手段と、
    前記演奏順記憶手段が記憶する前記予約テーブルに登録される予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から登録順に読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
    前記カラオケ演奏手段によって行われるカラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の生体情報を取得する歌唱者生体情報取得手段と、
    前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報を、その取得時にカラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されていたカラオケ演奏曲に関する演奏曲情報とともに演奏履歴情報として記憶する演奏履歴情報記憶手段と、
    前記演奏履歴情報記憶手段を参照して、前記カラオケ演奏手段による今回のカラオケ演奏時に前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報と前回のカラオケ演奏時に前記歌唱者生体情報取得手段が取得した歌唱者の生体情報とを比較して両者が一致するか否かを判断する比較手段と、を備え、
    前記比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致しないと判断された場合には、前記カラオケ演奏手段がカラオケ演奏を続行し、一方、前記比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合には、前記記憶制御手段が、今回の歌唱者の生体情報と一致する生体情報を前記予約テーブルに含まれる予約情報から検索し、今回の歌唱者の生体情報と一致する生体情報が前記予約テーブル中に存在する場合には前記予約テーブルの先頭に登録されている予約情報を前記予約テーブルの後尾に移動させるとともに、前記カラオケ演奏手段が、カラオケ演奏を中止して、前記記憶制御手段によって更新された後の前記予約テーブルの先頭に登録された予約情報に対応するカラオケ演奏曲を前記演奏曲記憶手段から読み出してカラオケ演奏を行うこと
    を特徴とするカラオケシステム。
  8. 請求項7に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ演奏手段は、前記比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合において、今回の歌唱者の生体情報と一致しない生体情報が前記予約テーブル中に存在しないと前記記憶制御手段によって判断されたときにはカラオケ演奏を続行することを特徴とするカラオケシステム。
  9. 請求項7に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記記憶制御手段は、前記比較手段によって今回の歌唱者の生体情報と前回の歌唱者の生体情報とが一致すると判断された場合において、今回の歌唱者の生体情報と一致しない生体情報が前記予約テーブル中に存在しないと判断したときには前回の歌唱者が予約をしていたか否かを判断し、
    前記カラオケ演奏手段は、前記記憶制御手段によって前回の歌唱者が予約をしていたと判断された場合にはカラオケ演奏を続行することを特徴とするカラオケシステム。
  10. 請求項7〜請求項9の何れかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ装置の前記歌唱者生体情報取得手段は歌唱者の生体情報として歌唱者の顔画像を取得することを特徴とするカラオケシステム。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ装置の前記歌唱者生体情報取得手段は、当該カラオケ装置の前面に設置されていることを特徴とするカラオケシステム。
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