JP4871167B2 - とろろ芋類おろし機 - Google Patents

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Description

本発明は、とろろ芋類おろし機、より詳細には、やまの芋、つくね芋、長芋等のとろろ芋のようなすりおろし品を、自動的に効率よく且つ高品質にすりおろすことができるとろろ芋類おろし機に関するものである。
食品工場や大型レストラン、あるいは、スーパー等において、とろろ芋をすりおろしたとろろが大量に必要となる場合がある。そのために、とろろ芋類を自動的にすりおろすおろし機が用いられる。
従来のおろし機の多くは、とろろ芋をおろし金要素でおろすもので、構成上攪拌的要素を含むものであるために、すりおろされたとろろが泡立ち、そのために気泡が混じって品質が低下するという問題がある。
特開平11−28053号公報 特開平11−103811号公報 特開2001−314166号公報 特開2003−340783号公報
上述したように、従来のおろし機を用いてとろろ芋類をおろした場合は、とろろが泡立つという問題があったので、本発明はそのような問題のない、即ち、すりおろされたとろろがケースの底に留まることなく、直ちに回収部に放出されるために泡立ちがなく、とろろの品質低下を招くおそれのないとろろ芋類すりおろし機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、下端部に供出シュートを備えていてスタンド上に傾斜状態に支持されるケースと、前記ケース内に、前記ケース内側面との間に適宜間隔の流出スペースを保持して回転自在に設置される回転歯刃筒と、前記ケースの裏面に設置されて前記回転歯刃筒を回転駆動するモータと、上面に前記回転歯刃筒内に向かって開口する投入口を備えると共に、下面に前記投入口に隣接して下方に延びる断面U字状のガイド板を備えた、前記ケースに被着する蓋とから成り、前記投入口から前記回転歯刃筒内に投入されたとろろ芋類が、前記回転歯刃筒の回転に伴って前記ガイド板の外側端部と前記回転歯刃筒の内側面とによって形成される嘴状部に導かれ、そこにおいて前記ガイド板の端部に押さえ止められることによって前記回転歯刃筒の内側面の歯刃によってすりおろされ、生成されたとろろは、直ちに前記回転歯刃筒の回転による遠心力によって前記回転歯刃筒に形成される小孔から前記流出スペースへ流出して回収されることを特徴とするとろろ芋類おろし機である。
本発明に係るとろろ芋類おろし機はコンパクトな構成であって、投入されたととろ芋は、回転歯刃筒の回転に伴なって嘴状部に導かれ、そこに確固と保持された状態で回転歯刃筒によって極小片となるまですりおろされるので無駄がなく、しかもすりおろされたとろろは、遠心力によって回転歯刃筒の小孔から直ちに回転歯刃筒外に放出され、傾斜する流出スペースから供出されるので、ケース底面に留まって泡立つことがなく、以て、きめが細かくて気泡を含まない良質のとろろが生成される効果がある。
本発明を実施するための最良の形態について、添付図面に依拠して説明する。図1は、本発明に係るとろろ芋類おろし機の全体形状例を示す斜視図で、該おろし機は、通例キャスター2を備えていて移動自在にされるスタンド1と、スタンド1上に設置される円形のケース3と、ケース3に被着される投入口4を備えた蓋5とから成る。
スタンド1は、例えば、キャスター2付きの4本の支持柱から構成される。ケース3は、スタンド1上に傾斜状態に配置され、傾斜状態のケース3の最下位に位置する部分が開口され、そこに、すりおろされたとろろ等の粘稠物(以下単に「とろろ」とする)を供出するためのシュート6が設置される。
図2に示されるように、ケース3内には、ケース3の底面に設置されたモータ9によって駆動される回転歯刃筒7が同心円状に配備される。回転歯刃筒7の内側面には、内方に突出するすりおろし用の歯刃列7aが多数、適宜間隔置きに形成される。各歯刃部分には、内から外に抜ける小孔7bが形成されていて、すりおろされたとろろが、遠心力によって該小孔7bから即放出されるようになっている。
回転歯刃筒7とケース3の内側面との間には適宜間隔、即ち、回転歯刃筒7によってすりおろされて回転歯刃筒7外に放出されたとろろ21を一時的に受容するに十分な流出スペース8が確保される。流出スペース8に放出されたとろろ21は、傾斜する流出スペース8(ケース3の内底面)に沿って流下し、シュート6から出て図示せぬ回収容器内に回収されることになる。
蓋5の上面には、例えば断面が半円形の投入口4が設置され、また、ケース3から取外す際に握持するハンドル11が取り付けられる。投入口4から投入されたとろろ芋20は、そこを通って、回転し続ける回転歯刃筒7内に落下する。
蓋5の内面の投入口4に隣接する位置に、断面U字状のガイド板10が下方に向けて設置される。ガイド板10は、ケース3の底面に近接する位置まで延ばされる。ガイド板の端部10aは、回転歯刃筒7の内側面に近接し、そこに僅かな間隙13が保持される。
回転歯刃筒7内に投入されたとろろ芋20は、回転歯刃筒7の回転に伴い、回転歯刃筒7の内側面とケース3の底面とガイド板10の外側面に囲まれた嘴状部12に運び込まれる。この嘴状部12に至ったとろろ芋20は、行手を阻まれるが、回転歯刃筒7の回転に伴ってなおも嘴状部12に押し込まれる。その結果、ガイド板の端部10aと回転歯刃筒7の内側面とに押し付けられて、転動したりすることなく確固と保持された状態にて、歯刃列7aによってすりおろされていく。
とろろ芋20は、すりおろされるに従って小さくなっていくが、その分嘴状部12の奥の方へ押し込まれていき、ガイド板の端部10aと回転歯刃筒7の内側面との間の間隙13を抜ける程の極小片となるまで、無駄なくすりおろされる。
上記のようにしてすりおろされて生成されたとろろは、回転歯刃筒7の回転に伴う遠心力によって、直ちに回転歯刃筒7に形成された多数の小孔7bを抜けて流出スペース8に出て、その底面に沿って流れ落ち、供出シュート6から出て回収される。従って、とろろが回転歯刃筒7内に留まって泡立つことがなく、きめの細かい良質のとろろが生成される。
また、蓋5をケース3に対して脱着容易にすることにより、適時蓋5を外してケース3内を清浄化したり、回転歯刃筒7を交換したりする作業が容易なものとなる。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本発明に係るとろろ芋類おろし機の外観例を示す斜視図である。 本発明に係るとろろ芋類おろし機の蓋を取り外した状態の傾斜図である。 本発明に係るとろろ芋類おろし機の蓋を取り外した状態の平面図である。 本発明に係るとろろ芋類おろし機における蓋の下面を示す斜視図である。
符号の説明
1 スタンド
2 キャスター
3 ケース
4 投入口
5 蓋
6 供出シュート
7 回転歯刃筒
7a 歯刃列
8 流出スペース
9 モータ
10 ガイド板
10a ガイド板の端部
11 ハンドル
12 嘴状部
13 間隙
20 とろろ芋
21 とろろ

Claims (1)

  1. 下端部に供出シュートを備えていてスタンド上に傾斜状態に支持されるケースと、前記ケース内に、前記ケース内側面との間に適宜間隔の流出スペースを保持して回転自在に設置される回転歯刃筒と、前記ケースの裏面に設置されて前記回転歯刃筒を回転駆動するモータと、上面に前記回転歯刃筒内に向かって開口する投入口を備えると共に、下面に前記投入口に隣接して下方に延びる断面U字状のガイド板を備えた、前記ケースに被着する蓋とから成り、
    前記投入口から前記回転歯刃筒内に投入されたとろろ芋類が、前記回転歯刃筒の回転に伴って前記ガイド板の外側端部と前記回転歯刃筒の内側面とによって形成される嘴状部に導かれ、そこにおいて前記ガイド板の端部に押さえ止められることによって前記回転歯刃筒の内側面の歯刃によってすりおろされ、生成されたとろろは、直ちに前記回転歯刃筒の回転による遠心力によって前記回転歯刃筒に形成される小孔から前記流出スペースへ流出して回収されることを特徴とするとろろ芋類おろし機。
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