JP4870858B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複数の二次電池を外囲器に内蔵してなり、各種電気機器の駆動源として用いるに好適な、性能および品質の安定した電池パックに関する。
【0002】
【関連する背景技術】
電池パックは、例えば図8(a)に示すように電池セル1の負極をなす円筒容器1aの底部に填め込まれてスポット溶接される皿状の電極接続体2と、前記電池セル1の一端部中央に突出させて設けられた正極体1bの周囲に填め込まれる円環状の絶縁板3とを用いて、図8(b)に示すように複数の電池セル1を直列に接続し、その周面を絶縁性の熱収縮チューブ4にて被覆した電池モジュール5を複数本、例えば図9に示すように所定のフレーム6内に組み込んで構成される。
【0003】
ちなみに上記フレーム6内への複数の電池モジュール5の組み込みは、例えば図10に示すように、電池モジュール5の周側面に沿う円弧部7aを平行に複数条形成した金属製の一対の板体からなり、その端部間に設けられるスペーサ7bを介して対向配置されて前記フレーム6に固定される2枚のホルダ7,7を用いて前記円弧部7a,7a間に電池モジュール5を挟み込むことにより行われる。
【0004】
しかして前記フレーム6には、例えば図9に示すようにフレーム6内に空気を導入するための冷却ファン8が組み込まれており、前記各電池モジュール5の周面に沿って空気を通流させることで各電池モジュール5を冷却して、その充放電に伴う各電池モジュール5の発熱を抑制するものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで電池パックを構成する複数の電池モジュール5、ひいては複数の電池セル1間に大きな温度差が生じるとその充放電特性にバラツキが発生する。すると全ての電池モジュール5(電池セル1)を有効に機能させることができなくなり、この結果、その電池性能を十分に引き出せなくなる。そこで従来では、例えば冷却ファン8による空気流量を多くしてその冷却効率を高める等の工夫が試みられている。しかし空気流に対する圧力損失は、その流速の略2乗に比例して増加するので、空気流による冷却効率を高めるには相当強力な大型の冷却ファン8が必要となる。これ故、冷却ファン8の駆動エネルギ等を考慮した場合、冷却ファン8を用いて電池モジュール5(電池セル1)間の温度分布のバラツキを抑えるには自ずと限界がある。
【0006】
一方、ホルダ7,7は、通常、電池モジュール5の長さに比較して幅狭の金属製(例えばアルミニウム)の板体を曲折加工して円弧部7a,7aを形成してなり、図10に示すように円弧部7a,7aにて電池モジュール5の中央部分を、その両側面から挟み込んで保持するように構成される。このようにして電池モジュール5を保持するホルダ7,7は、電池モジュール5に対する熱伝導体としても機能する。この結果、電池モジュール5の上記ホルダ7,7によって保持された中央部分が該ホルダ7,7を介して冷却され易く、ホルダ7,7により保持されていない端部との間で温度差が生じ易いと言う問題がある。
【0007】
更に前記ホルダ7,7は、フレーム6への固定時に前記円弧部7a,7a間に電池モジュール5を保持する如く構成されているので、電池モジュール5の取り付け・取り外しの作業性が非常に悪い。しかも図10に示すような形状のホルダ7にあっては、円弧部7aの形成部位にその曲率が急激に変化する折り曲げ部(角部)7cを有するので、振動・衝撃等の外力が加わった際、上記折り曲げ部7cに応力が集中し易い。このような折り曲げ部7cへの応力の集中は、例えば電池モジュール5の熱収縮チューブ4を破損したり、極端な場合にはホルダ7の折損事故を招来する虞があった。
【0008】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、所定の外囲器内に組み込まれる複数の電池の温度差を抑えると共に、その使用環境の影響を受け難くした構造を有し、各種電気機器の駆動源として用いるに好適な、性能および品質の安定した電池パックを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するべく本発明に係る電池パックは、複数の電池モジュールをその内部に収納する外囲器と、この外囲器の内面と前記電池モジュールの周面との間に介挿された、前記電池モジュールの長さと同程度の幅を持つ可撓性の熱伝導シートとを備え、電池モジュールの周面に沿って配設される熱伝導シートを介して該電池モジュールが発した熱を効率的に前記外囲器に伝達してその冷却を行うようにし、また、前記外囲器内に正極と負極の向きを交互に異ならせて横並びに収納される複数の電池モジュールの端部に設けられた電極を電極接続板を介して電気的に直列に接続するようにし、特に電極接続板を電流通流方向にその幅を順次変化させた負極側が大であるテーパ形状をなすように構成することで、電極接続板の通電抵抗を増大させることなくそのコンパクト化を図り、以て前記熱伝導シートの電池モジュール周面に沿う配設を容易化することを特徴としている。
【0010】
特に請求項2に記載するように前記熱伝導シートとして、電気絶縁性を備えたものを用いることで、その絶縁性を十分に高めながら冷却効率を高めることを特徴としている。またこれによって個々の電池、或いは電池モジュールを絶縁性の熱収縮チューブで被覆することなく外囲器内に収納し得るようにして、その構成の簡素化を図ることを特徴としている。
【0011】
更には請求項3に記載するように前記外囲器を、内部に収納した電池モジュールを密閉する封止構造をなすものとして構成し、その内部に不活性の気体または絶縁性の液体を充填して、その動作信頼性と安全性を高めたことを特徴としている。この場合、例えば請求項4に記載するように前記外囲器に防爆安全弁を設けることが好ましい。
【0012】
また本発明の好ましい態様は、請求項5に記載するように前記外囲器の一端部に、冷媒流との衝突を緩和するガイド体を設け、このガイド体により冷媒流を外囲器の周面に円滑に導くようにすることで、その冷却効率を高めることを特徴としている。
更に請求項6に記載するように本発明の好ましい態様は、前記外囲器を冷媒の流れに沿って延びる外壁面を有し、柱状をなす複数の電池モジュールを上記外壁面に倣って横並びに収納する形状を有するものとすることで、その使用環境に応じた効率的な冷却を行い得るようにしたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る電池パックの特徴ある構造について説明する。
図1(a)(b)はこの実施形態に係る電池パックの概略的な構造を示す平面図および側面図であり、それぞれその一部を切欠した部分断面として、その内部構造を併せて示している。この電池パックは、複数本の電池を直列接続した棒状の電池モジュール11を、例えば4本並べて外囲器12内に収納し、これらの電池モジュール11を直列に接続して構成される。そして直列に接続された電池モジュール11がなす電池パックの一対の電極端子(正極および負極)を、上記外囲器12を挿通させて外部接続可能に引き出した構造を有する。尚、電池モジュール11は、例えば図8に示したように皿状の電極接続体2と円環状の絶縁板3とを用いて複数の電池1を直列に棒状に連結し、且つ電気的に直列接続して構成される。また電池としては、ここでは繰り返し充放電可能なニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池が用いられるが、乾電池の如き一次電池であっても良い。
【0015】
さて4本の電池モジュール11を収納する外囲器12は、例えばアルミ合金等の金属やABS樹脂等からなり、前記電池モジュール11の収納空間を形成する枠体13と、アルミ合金や炭素鋼等の金属材料からなり、前記枠体13の上下面をそれぞれ覆って設けられる2枚の蓋体14,14とにより構成される。
ちなみに上記枠体13は互いに対向配置される一対の側板部15と、これらの側板部15の両端間をそれぞれ連結する一対の端板部16とからなり、これらの側板部15および端板部16とにより4本の電池モジュール11を前記側板部15に沿って横方向に並べて収納する電池モジュール収納空間を形成する。特に前記端板部16は、円柱体をなす電池モジュール11の長さよりも僅かに長い内壁面を有し、且つ該電池モジュール11の外径寸法(直径)よりも幅狭の肉厚のブロック体からなり、図示しない電気機器等への該電池パックの取付部としても機能する。また上記端板部16に連なって電池モジュール11の配列方向に延びる側板部15は、その内側に並べて配置される電池モジュール11の端部形状に応じてその幅が上下対称に波状に変化する形状を有している。より具体的には前記側板部15は、横方向に並べて配置される複数の電池モジュール11の外周面に沿うように、その上下方向端部を緩やかな曲線を描いて波形に変化させた形状を有する。
【0016】
これに対して前記蓋体14,14は、枠体13の内側に横方向に並べて配置される複数の電池モジュール11の外周面に沿って、その主面を所定の曲率を緩やかに変化させた波板形状を有し、特に曲率が急激に変化する角部(折り曲げ部)のない緩やかな曲面だけを持つ部材として構成されている。尚、蓋体14,14の波形形状は、前記枠体13における側板部15の上下端部形状と等しく設定されている。しかして蓋体14,14は、その周縁部を前記枠体13(側板部15および端板部16)の上下方向端部にそれぞれねじ止めされて該枠体13に接合一体化される。特にこれらの蓋体14,14の前記枠体13への固定は、シール体(ガスケット)24を介してその接合部を全周に亘って気密にシールして行われる。尚、上記蓋体14,14の外表面は、塗装やメッキ、或いは薄い樹脂膜の接着等により防錆処理が施される。
【0017】
さて上述した如く構成される外囲器12の内部への複数の電池モジュール11の収納は、例えば一方の蓋体14を開けて行われる。特に横方向に並べられてその電極間を電極接続板18を用いて順に直列に接続した複数の電池モジュール11の周面を、できる限りその周面に沿わせて可撓性の熱伝導シート17にて覆い、この状態で前記蓋体14,14の波形形状がなす凹部に各電池モジュール11をそれぞれ填め込んでその収納が行われる。換言すれば電池モジュール11の周面と、該電池モジュール11を覆う蓋体14,14の内面との間に、前記熱伝導シート17が殆ど隙間なく介在するようにして前記電池モジュール11の外囲器12への収納が行われる。尚、熱伝導シート17としては、電池モジュール11の長さと同程度の幅を持ち、該電池モジュール11の長手方向全域を覆うことができるものが用いられる。
【0018】
ちなみに上記熱伝導シート17は、例えばシリコンゴムにアルミナ粉末をフィラーとして混入させた可撓性を有するシート材からなり、柔軟で、且つ所定の弾力性を有して前記電池モジュール11に対するクッション材としての役割も果たす。特にここでは前記熱伝導シート17は、電気絶縁性を有するものとして実現されており、横方向に並べて配置される複数の電池モジュール11間、特に各電池の負極をなす円筒容器1aの外周面間における電気絶縁性を十分に確保する役割も担っている。
【0019】
ここで上述した如くして外囲器12内に収納される複数の電池モジュール11間の前記電極接続板18を用いた電極間接続の構造について説明する。複数の電池モジュール11は、その両端の正極(正極体1b)と負極(円筒容器1aの底部)とを順に直列接続するべく、その向きを交互に異ならせて横方向に並べて配列される。しかして互いに隣り合う2つの電極モジュール11,11の正極(正極体1b)と負極(円筒容器1aの底部)との接続に用いられる電極接続板18は、例えば図2(a)(b)にその平面構成と中央部断面構造を示すように、テーパ形状をなす導電性金属からなる板体18aと、この板体18aの略中央部を囲繞して設けられた帯状の絶縁体18bとからなる。
【0020】
特に板体18aは、正極(正極体1b)にスポット溶接される小径部と、負極(円筒容器1aの底部)にスポット溶接される大径部とをそれぞれ両端部とし、これらの小径部と大径部とをその接線方向に結ぶ辺部を形成して、その長手方向に幅が変化するテーパ形状を有する。このような電極接続板18(板体18a)のテーパ形状化は、負極の電極面積に比較して正極の電極面積が小径で小さいこと、また前述したように複数の電池モジュール11を並べて収容する外囲器12(蓋体14,14)が、電極モジュール11が隣り合う部分においてくびれをなして曲面形成され、上下方向に幅狭化されていることに鑑みて、蓋体14,14に接触することなく、且つ隣接する電池モジュール11,11の電極間における電流通流路をできる限り幅広く設定して、その低抵抗化を図ることを目的としてなされている。
【0021】
ちなみに上記小径部と大径部とがなす両端部の中心間距離は、前述した如く横方向に並べられる電池モジュール11の配列ピッチと略等しく設定されており、これによって前記小径部を電池モジュール11の正極(正極体1b)に中心位置を合わせてスポット溶接し、同時に前記大径部を隣接する電池モジュール11の負極(円筒容器1aの底部)に、その中心位置を合わせてスポット溶接し得るようになっている。そして前記帯状の絶縁体18bは、このようにして隣接する電池モジュール11,11の正極と負極とに上記板体18aの両端部をそれぞれスポット溶接した際、板体18aが電池モジュール11の正極の周囲に不本意に接触することがないように、上記正極の周辺部と板体18aとの間の絶縁性を保つ役割を担っている。
【0022】
尚、板体18aに設けられた複数のスリット孔18cは、該板体18aの前記正極または負極へのスポット溶接に用いられるもので、板体18a上から押し当てられる一対のスポット溶接電極間の該板体18aを介する短絡を阻止し、該板体18aから正極または負極をなす電極材との間にスポット溶接電流路を形成する役割をなす。特にこれらのスリット孔18cは、前記板体18aの長手方向である両端間の電流通流方向に沿って穿たれており、スリット孔18cの存在が板体18aにおける電流通流抵抗(電気抵抗)増大の要因とならないように配慮されている。
【0023】
一方、上述した如く電極接続板18を用いて直列に接続され、横方向に並べて配列されて外囲器12内に収納される電池モジュール11からの電極の取り出しは、両端部に配置される電池モジュール11の電極(一方の電池モジュール11の正極と、他方の電池モジュール11の負極)にそれぞれ取り付けられる外部電極体19を介して行われる。これらの外部電極体19は、各電極にスポット溶接される円盤状の主体部19aと、この主体部19aの中心部に突出して設けられて前記側板体15に形成された透孔15aを挿通して外部に露出する軸体19bとからなる。特にこの外部電極体19は、前記側板体15にOリング20を介して前記透孔15aを気密にシールして取り付けられる。そしてこの外部電極体19を介する外部機器との電極接続は、前記軸体19bの先端部に同軸に穿たれたねじ孔19dに、図示しない電極リードの接続端子をねじ止めする等して行われる。
【0024】
このような外部電極体19の取付部の気密シール構造と、前述した外囲器12の気密シール構造とによって、該外囲器12の内部が気密封止されるものとなっている。そして電池モジュール11を収納してなる外囲器12の気密封止された内部には、例えばシリカゲル等の乾燥剤21が封入され、これによって外囲器12の内部を乾燥した状態に保つように配慮されている。尚、外囲器12の内部に窒素ガスやヘリウムガス、或いは二酸化炭素ガス等の不活性ガスが充填するようにしても良く、或いは上記不活性ガスに代えて外囲器12の内部にシリコンオイル等の絶縁性を有する液体を充填するようにしても良い。
【0025】
また前記外囲器12には、例えば前記端板部16を挿通して防爆安全弁22を設けることが望ましい。即ち、二次電池(電池モジュール11)は、過充電等の要因によりその内圧が上昇し、これによってガスを放出することがある。このような電池モジュール11からのガスの放出は、前述した如く外囲器12が気密シール構造であるが故に、該外囲器12の内圧の増大を招来する。従ってこのような内圧の増大を防ぐべく、前述した防爆安全弁22を用いて内部ガスを適宜放出しするように配慮することが望ましい。この際、放出ガス中の有毒物質の不本意な放出を防ぐべく、防爆安全弁22の内側に濾過フィルタ等を組み込んでおくことが望ましい。
【0026】
また前述した外囲器12の一端部には、外方に突出してU字状に湾曲した形状のフェアリング23が取り付けられている。このフェアリング23は、外囲器12の周囲を通流する空気等の冷媒流の外囲器12との衝突を緩和し、冷媒流を外囲器12の周面に沿って円滑に導く為のガイド体としての役割を担う。従ってこのようなガイド体として機能するフェアリング23については、電池パックの使用形態に応じて冷媒流の上流側となる部位に組み付けるようにすれば良い。この実施形態に係る電池パックにおいては、外囲器12の上下面が前述した波状の蓋体14,14により構成されているので、この蓋体14,14の長手方向に沿って冷媒流が円滑に流れるように、枠体13の端板部16に組み付けられている。
【0027】
かくして上述した如く構成された電池パックによれば、外囲器12の蓋体14,14の内側面と電池モジュール11の周面との間に可撓性の熱伝導シート17が介装されているので、充放電に伴って電池モジュール11に生じる熱が上記熱伝導シート17を介して蓋体14,14、ひいては外囲器12に効率的に伝達されて、その表面から放熱される。特に電池モジュール11を収納する外囲器12の蓋体14,14が該電池モジュール11の周面に沿った波板形状波を有しており、この蓋体14,14の内面と電池モジュール11との間に前記熱伝導シート17が殆ど隙間なく介装されているので、電池モジュール11から蓋体14,14への熱伝導効率が高く、電池モジュール11の全体を効率的に冷却することが可能となる。この結果、複数の電池モジュール11、ひいては各電池モジュール11を構成する複数の電池セル間の温度のバラツキを抑えてその温度差(温度分布)を十分に低くし、各電池の充放電特性を略均一に保つことが可能となる。よって全ての電池モジュール5(電池セル1)を有効に機能させ、その電池性能を十分に引き出すことが可能となる。
【0028】
また上述した構造によれば電池モジュール11が熱伝導シート17を介して外囲器12内に収納され、熱伝導シート17が電池モジュール11に対してクッション材として作用するので、その保持形態が安定である。しかも波板形状をなす蓋体14,14が、その凹部にて各電池モジュール11の収納位置を安定に位置決めするので、この点でもその保持(収納)形態が安定である。更には前述したように前記蓋体14,14が全体的に滑らかな曲面だけにより構成されているので、外囲器12に外部衝撃が加わったとしても、従来構造のように局部的な応力集中が生じることがない。従って局部的な応力集中に起因する蓋体14,14の破損を招くことがなく、またこれに伴って電池モジュール11を損傷する等の不具合を効果的に防ぎ得る。特に外囲器12に加わった衝撃力が熱伝導シート17にて緩和されるので、電池モジュール11へのダメージを最小限に抑え得る。
【0029】
更には上述した構造によれば、外囲器12が気密シール構造をなすので、その内部に収納した電池モジュール11に対する耐候性を高めることができ、電池パックとしての使用形態を大幅に拡大し得る。また蓋体14,14が波板形状の曲面をなしその表面積が大きいので、その分、蓋体14,14からの放熱効果を高めることができ、フェアリング23を介して冷媒流(空気流)が蓋体14,14の表面に滑らかに導かれることと相俟って、その冷却作用を十分に発揮させて電池モジュール11の発熱を効果的に抑え得る等の効果が奏せられる。
【0030】
その他、電池モジュール11が絶縁性の熱伝導シート17で覆われて外囲器12内に収納され、また外囲器12内に不活性ガスや絶縁性の液体が充填されて各電池モジュール11間の絶縁性が十分に確保されるので、例えば個々の電池モジュール11を絶縁性の熱収縮チューブ4にて被覆する必要がなくなり、その構成の簡素化を図り得る等の効果も奏せられる。また外囲器12を金属に比較して強度の弱い樹脂等にて構成し、例えば枠体13の肉厚の端板部16にて該電池パックを所定の設備機器(例えば車両)に取り付けるようにすれば、仮に強い衝撃が加わった場合であっても、その取付部である上記肉厚の端板部16が局部的に破損するだけなので、外囲器12自体の大きな破損を防ぎ、内部に収納した電池モジュール11の散乱を防ぐことが可能となる。
【0031】
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えば図3に示すように、蓋体14,14の一方を平板体にて構成することもできる。このようにした場合、先の実施形態のものに比較して多少その冷却効率が低下するものの、波板形状の特殊な形状の蓋体14が少なくなる分、そのコストの低減を図ることが可能となる。また図4に示すように、蓋体14,14を、その片面(内側面)だけを波形に曲面形成したブロック体として構成することも可能である。このようにすれば蓋体14,14自体の製造コストが高くなるものの、蓋体14,14の蓄熱容量とその放熱効果を高めることが可能となるので、先の実施形態に示す電池パック以上に電池モジュール11間の温度差のバラツキを抑えることが可能となる。またこの場合、ブロック体からなる蓋体14,14の表面に筋状の凹凸部を形成してその表面積を広げ、放熱効率を高めることも可能である。更にはその表面に積極的に放熱フィン(図示せず)を設けることも勿論可能である。
【0032】
また上述した如く構成される電池パック30を、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等のにおける電源として車両に搭載するような場合、例えば図5に示すように車両31の底板部やタイヤハウジング内等の、大量の空気が通流する部位に取り付けることが望ましい。特に車両31の底板部に取り付ける場合には、スチール等で構成された複数本の保護パイプ32を、電池パック30を覆うように設けて、路上における障害物との衝突から保護するような対策を講じることが望ましい。
【0033】
また電池パック30をタイヤハウジングに取り付ける場合には、電池パック30における電池モジュール11の並びが該タイヤハウジングの曲面に沿って配列されるように、外囲器12自体を所定の曲がりを持つように構成することが望ましい。このようにすれば電池パック30の外観形状自体が特殊なものとなるが、タイヤハウジング内における空気流の流れに沿った外周面を持つ形状の電池パック30とすることができるので、空気の流れを有効に活用してその冷却効率を十分に高めることが可能となる。
【0034】
また前述した構造の電池パックは、車両31等に固定的に取り付けることのみならず、図6に示すようにビデオカメラ41等のポータブル電源42として利用することもできる。この場合には、前述した外囲器12に設けられる電池パック固定用の取り付けねじを利用して、該ねじ部にショルダーベルト43を装着するようにすれば良い。そして図7に示すように外囲器12の外部電極体19が設けられる側板体15に、前記外部電極体19のねじ孔19dを利用してカバー体45を装着するようすればよい。即ち、上記ねじ孔19dに螺合するねじ46を用いて、電源ケーブル47の接続端子を前記外部電極体19に接続すると同時にカバー体45を外囲器12に固定するようにすれば良い。この場合、カバー体45と外囲器12との間にシール部材48を介装してカバー体45の内部を気密シールすることが望ましい。このようなカバー体45を用いることにより、電池パックの外部電極体19を露出させることなく該電池パックを安全に取り扱うことが可能となる。
【0035】
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えばここでは4本の電池モジュール11を用いて電池パックを構成したが、その本数は仕様に応じて定めれば良いものである。また大型形状の1つの電池セルだけを外囲器12に収納する構造のものであっても良い。更には外囲器12内における電池モジュール11の配列構造についても種々変形可能であり、要はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電池パックによれば、外囲器と電池(電池モジュール)との間に可撓性の熱伝導シートが介装され、電池(電池モジュール)の周面を覆う熱伝導シートを介して電池に発生した熱を外囲器に効率的に伝達して放熱させるので、電池温度のバラツキを抑えてその電池性能を十分に発揮させ得る。しかも簡単な構造であり、安価に電池パックを実現することができる。
【0037】
更には外囲器を気密シール構造体として実現することで、内部に収納した電池に対する耐候性を高めて種々環境下での幅広い利用を可能とし得る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電池パックの概略的な構造と、一部を切欠した部分断面としてその内部構造を併せて示す平面図および側面図。
【図2】図1に示す電池パックに用いられる電極接続板の構成を示す図。
【図3】本発明に係る電池パックの別の実施形態を示す図。
【図4】本発明に係る電池パックの更に別の実施形態を示す図。
【図5】本発明に係る電池パックの車両への取り付け例を示す図。
【図6】本発明に係る電池パックのポータブル電源としての活用例を示す図。
【図7】本発明に係る電池パックをポータブル電源として用いる際の、電極取り出し構造を示す図。
【図8】電池モジュールの概略的な構成を示す図。
【図9】電池パック(組電池)としての電池モジュールの配置例と、冷却ファンの取り付け例を示す図。
【図10】従来における電池モジュールの取り付け例を示す図。
【符号の説明】
11 電池モジュール
12 外囲器
13 枠体
14 蓋体
15 側板部(外囲器)
16 端板部(外囲器)
17 可撓性の熱伝導シート(絶縁性)
18 電極接続板
19 外部電極体
20 Oリング(シール体)
21 乾燥剤
22 防爆安全弁
23 フェアリング(ガイド体)
24 シール体(ガスケット)
30 電池パック
31 車両
32 保護パイプ
42 ポータブル電源(電池パック)
45 カバー体
47 電源ケーブル
48 シール部材

Claims (6)

  1. 複数の電池モジュールをその内部に横並びに収納する外囲器と、この外囲器の内面と前記電池モジュールの周面との間に介挿された、前記電池モジュールの長さと同程度の幅を持つ可撓性の熱伝導シートとを具備し、
    前記外囲器内に正極と負極の向きを交互に異ならせて収納された前記複数の電池モジュールは、その端部に設けられた電極を電極接続板を介して電気的に直列に接続されるものであって、該電極接続板は、電流通流方向にその幅を順次変化させた負極側が大であるテーパ形状をなすことを特徴とする電池パック。
  2. 前記熱伝導シートは、電気絶縁性を備えることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記外囲器は、内部に収納した前記電池モジュールを密閉する封止構造をなし、その内部に不活性の気体または絶縁性の液体を充填してなることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  4. 前記外囲器は、防爆安全弁を備えることを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記外囲器は、その周囲を流れる冷媒流との衝突を緩和して該外囲器の周面に導くガイド体をその一端部に備えることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  6. 前記外囲器は、冷媒の流れに沿って延びる外壁面を有し、柱状をなす前記複数の電池モジュールを上記外壁面に倣って横並びに収納する形状を有することを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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