JP4870784B2 - 移動体用楽曲情報処理装置、および移動体用楽曲情報処理方法 - Google Patents

移動体用楽曲情報処理装置、および移動体用楽曲情報処理方法 Download PDF

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Description

この発明は、移動体用楽曲情報処理装置、および移動体用楽曲情報処理方法に関する。
近年、たとえば、車両の走行を支援するナビゲーション機能と音楽コンテンツ等の楽曲を再生する楽曲再生機能とを複合化した装置、いわゆる、AVN(Audio・Visual・Navigation)装置が普及されてきている。そのAVN装置では、たとえば、車両の走行経路を設定し、当該車両をその走行経路に沿って目的地点まで誘導する機能、ならびに複数の楽曲ならびにその複数の楽曲の再生順を定めたプレイリストを選択して、当該再生順に従って複数の楽曲を再生する機能を備えている。
たとえば、特許文献1には、設定された走行経路を走行中に再生された楽曲の楽曲情報を、当該走行経路に対応付けて記録し、楽曲を選択する際には当該走行経路を指定することで対応付けられた楽曲情報を表示し選択させる旨が記載されている。すなわち、「どこへ行ったときに再生した楽曲か」という場所をもとにした楽曲の選択がおこなえる旨が記載されている。
特開2004−294262号公報
しかしながら、上記した特許文献1での楽曲の選択では、「どこへ行ったときに再生した楽曲か」という場所をもとに楽曲を選択しているのみであるため、たとえば、その「どこへ行ったときか」の記憶が定かではない場合には、やはり、走行経路の履歴をしらみつぶしに当たって所望の楽曲を選択しなければならず、楽曲を選択するための操作が煩雑である、という問題を十分に解決するものにはなっていない。
すなわち、ユーザーの「ここへ行く」と欲したときに再生する所望の楽曲を容易に選択できない、という問題が一例として挙げられる。
請求項1の発明にかかる移動体用楽曲情報処理装置は、目的地点までの移動経路を設定する経路設定手段と、楽曲を再生する楽曲再生手段と、を備えた移動体用楽曲情報処理装置であって、前記設定された移動経路を移動中に前記楽曲が再生された場合に当該再生された楽曲に関する情報を取得する取得手段と、前記目的地点に到着するまでに取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番に登録することにより当該目的地点に関連付けたリストを作成するリスト作成手段と、前記目的地点が指定された際に当該目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示する表示手段と、前記表示されたリストの一覧から所望のリストを選択するリスト選択手段と、を備え、前記楽曲再生手段は、前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、当該別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の前記順番と同じ順番の楽曲から再生することを特徴とする。
請求項4の発明にかかる移動体用楽曲情報処理方法は、目的地点までの移動経路を設定する経路設定工程と、前記設定された移動経路を移動中に楽曲が再生された場合に当該再生された楽曲に関する情報を取得する取得工程と、前記目的地点に到着するまでに取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番に登録することにより当該目的地点に関連付けたリストを作成するリスト作成工程と、前記目的地点が指定された際に当該目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示する表示工程と、前記表示されたリストの一覧から所望のリストを選択するリスト選択工程と、前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生する楽曲再生工程と、を含み、前記楽曲再生工程では、前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、当該別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の前記順番と同じ順番の楽曲から再生することを特徴とする。
実施の形態にかかる移動体用楽曲情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 移動体用楽曲情報処理装置の移動体用楽曲情報処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置のリストを示す概念図である。 この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置の表示画面の簡略図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる移動体用楽曲情報処理装置、移動体用楽曲情報処理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(移動体用楽曲情報処理装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる移動体用楽曲情報処理装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる移動体用楽曲情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、移動体用楽曲情報処理装置100は、経路設定部101と、表示部102と、楽曲再生部103と、取得部104と、リスト作成部105と、リスト選択部106と、を備えている。経路設定部101は、目的地点までの移動経路を設定する。
表示部102は、地図情報を表示する画面を有する。ここで、地図情報は、図示しない記憶部に記憶されている。地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワーク情報と、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像情報とを含んでいる。地図情報は、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。
また、表示部102は、経路設定部101にて移動経路が設定された際に移動経路における目的地点を示す位置を地図情報上に重畳して画面に表示するとともに、画面における目的地点を示す位置がタッチされた場合に、目的地点に関連付けられたリストの一覧を画面に表示してもよい。具体的には、たとえば、画面に重ねて配置されたタッチパネルなどからの操作の入力によって、目的地点を示す位置がタッチされたか否かを判断する。リストの一覧は、たとえば、同じ目的地点に関連付けられた複数のリストである。具体的には、たとえば、リストを作成した日によって区別されていてもよい。また、表示部102は、後述する楽曲再生部103によって再生されている楽曲に関する情報、後述するリスト作成部105によって作成されたリスト内の楽曲に関する情報を表示してもよい。楽曲に関する情報は、具体的には、たとえば、アーティスト名、タイトル名、ジャンル、総再生時間の情報などである。
楽曲再生部103は、楽曲を再生する。具体的には、たとえば、ユーザーによって選択された楽曲を再生してもよいし、記録された楽曲をランダム再生してもよい。また、楽曲再生部103は、後述するリスト選択部106にて選択されたリストにおける楽曲に関する情報の取得された順番に従って楽曲を再生する。さらに、楽曲再生部103は、リスト選択部106にて選択されたリストにおける楽曲に関する情報の取得された順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の順番と同じ順番の楽曲から再生する。
取得部104は、経路設定部101にて設定された移動経路を移動中に楽曲再生部103にて楽曲が再生された場合、再生された楽曲に関する情報を取得する。取得部104は、インターネットなどを介して外部のDBから情報を取得してもよい。取得部104によって取得される際、楽曲に関する情報には、楽曲が再生された地点の情報が付されてもよい。また、取得部104は、楽曲再生部103にて再生される楽曲が、楽曲の総再生時間に対して3分の2以上再生された場合に、楽曲に関する情報を取得してもよい。楽曲の総再生時間に対しての割合は、ユーザーによって設定可能であってもよい。
リスト作成部105は、目的地点に到着するまでに取得部104にて取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番に登録することにより目的地点に関連付けたリストを作成する。具体的には、たとえば、楽曲再生部103によって楽曲が再生された順番に、取得部104によって取得された楽曲に関する情報を登録する。この場合、登録された順番に、ナンバーを付してもよい。
リスト選択部106は、表示部102にて表示されたリストの一覧から所望のリストを選択する。リストの一覧は、リスト作成部105によって作成されたリストでもよい。また、リスト選択部106は、具体的には、たとえば、タッチパネルやリモコンなどの操作の入力を受け付けることで、所望のリストの選択を受け付ける。
(経路誘導装置の経路誘導処理手順)
次に、移動体用楽曲情報処理装置100の移動体用楽曲情報処理手順について説明する。図2は、移動体用楽曲情報処理装置の移動体用楽曲情報処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、経路設定部101によって目的地点までの移動経路が設定されたか否かを判断する(ステップS201)。ステップS201において移動経路が設定された場合(ステップS201:Yes)、表示部102の備える画面に、地図情報上に重畳して、ステップS201において移動経路が設定された際に移動経路における目的地点を示す位置を表示する(ステップS202)。
そして、ステップS202とともに、画面における目的地点を示す位置がタッチされたか否かを判断する(ステップS203)。ステップS203においてタッチされなかった場合(ステップS203)、次に、楽曲再生部103によって楽曲が再生されるまで待機する(ステップS204:Noのループ)。
ステップS204において、楽曲が再生された場合(ステップS204:Yes)、取得部104によって楽曲に関する情報を取得する(ステップS205)。そして、ステップS205において取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番にリストに登録する(ステップS206)。目的地点に到着したか否かを判断して(ステップS207)、目的地点に到着した場合(ステップS207:Yes)、リスト作成部105によって目的地点に関連付けたリストを作成し(ステップS208)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS203においてタッチされた場合(ステップS203:Yes)、表示部102の備える画面に、目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示する(ステップS209)。そして、リスト選択部106によって、ステップS209において表示されたリストの一覧から所望のリストが選択されるまで待機する(ステップS210:Noのループ)。ステップS210において所望のリストが選択された場合(ステップS210:Yes)、楽曲再生部103によって、ステップS210において選択されたリストにおける楽曲に関する情報の取得された順番に従って楽曲を再生し(ステップS211)、一連の処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS205において楽曲に関する情報を取得するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、楽曲再生部103によって再生される楽曲が、楽曲の総再生時間に対して3分の2以上再生された場合に、楽曲に関する情報を取得してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS211において楽曲に関する情報の取得された順番に従って再生し、一連の処理を終了するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS211において楽曲に関する情報の取得された順番に従って楽曲を再生している際に、リスト選択部106によって別のリストが選択された場合、別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の順番と同じ順番の楽曲から楽曲再生部103によって再生する。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS210:Noのループにおいて表示されたリストの一覧から所望のリストが選択されるまで待機するとしているがこれに限るものではない。具体的には、たとえば、所定時間待機して、選択されない場合、そのまま一連の処理を終了してもよい。
上述したように、実施の形態の移動体用楽曲情報処理装置100によれば、経路設定部101によって設定された移動経路を移動中に、楽曲再生部103によって楽曲が再生された場合、再生された楽曲に関する情報を取得し、目的地点に到着するまでに取得部104によって取得された楽曲に関する情報を、リスト作成部105によって、取得された順番に登録することにより目的地点に関連付けたリストを作成することができる。したがって、走行経路の走行過程に沿って再生された楽曲の再生順番を維持しつつ、再生リストを作成することができる。これによって、ユーザーは、同じ走行経路にて同じ目的地点に向かって走行した場合に、再生された楽曲を聴くことによって過去の思い出に触れることができる。
また、実施の形態の移動体用楽曲情報処理装置100によれば、楽曲再生部103にて再生される楽曲が、楽曲の総再生時間に対して3分の2以上再生された場合に、取得部104によって楽曲に関する情報を取得することができる。したがって、ユーザーが所望して聴いた楽曲か否かを判断して、楽曲情報を取得することができる。これによって、ユーザーは、たとえば、どんな曲か知りたいだけで再生した楽曲などは、再生リストに登録しないことで、自身の所望する楽曲のみのリストを作成することができる。
また、実施の形態の移動体用楽曲情報処理装置100によれば、経路設定部101にて移動経路が設定された際に移動経路における目的地点を示す位置を地図情報上に重畳して画面に表示するとともに、画面における目的地点を示す位置がタッチされた場合に、目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示部102の備える画面に表示することができる。したがって、目的地点が選択されれば、その目的地点に関連付けられたリストを表示することができる。これによって、ユーザーは、「ここへ行く」と欲したときに再生する所望の楽曲を容易に選択再生させることが可能となる。
また、実施の形態の移動体用楽曲情報処理装置100によれば、リスト選択部106にて選択されたリストにおける楽曲に関する情報の取得された順番に従って、楽曲再生部103によって楽曲を再生することができる。したがって、同じ目的地点に関連付けられたリストが複数ある場合、1つのリストを選択し、再生することができる。これによって、ユーザーは、たとえば、同じ目的地点に向かう場合も、季節や年度によって異なる再生リストから、1つのリストを選択することで、過去に聴いていた曲を振り返ることができる。
また、実施の形態の移動体用楽曲情報処理装置100によれば、リスト選択部106にて選択されたリストにおける楽曲に関する情報の取得された順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の順番と同じ順番の楽曲から、楽曲再生部103によって再生することができる。したがって、設定された走行経路を走行中に別の再生リストに変更したとしても、目的地点に到着する際には再生リストの最後の楽曲まで再生することができ、再生リストの途中で楽曲の聴取が終わってしまうことを防ぐことができる。これによって、ユーザーは、たとえば、途中で再生リストを変更した場合も、過去にその場所で聴いていた曲を振り返ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる移動体用楽曲情報処理装置、および移動体用楽曲情報処理方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、移動体である車両に搭載された車両用楽曲情報処理装置、および車両用楽曲情報処理方法について説明するがこれに限ることはない。
(車両用楽曲情報処理装置の構成)
図3は、この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置300の構成を示すブロック図である。車両用楽曲情報処理装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ハードディスクドライブ304と、ハードディスク305と、出力デバイス306と、通信I/F(インターフェース)307と、映像I/F308と、ディスプレイ309と、入力デバイス310と、GPSユニット311と、センサー類312と、で構成されている。また、各構成部301〜312は、通信バス320によってそれぞれ接続されている。すなわち、各構成部301〜312は、この通信バス320を介して情報や信号等の送受がおこなわれる。
ハードディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってハードディスク305に記録された情報を読み取る、またはハードディスク305に情報を書き込む。ハードディスク305は、地図情報等の車両の走行支援のために利用される情報と、楽曲を再生するために利用される情報を記録する。楽曲を再生するために利用される情報としては、後述するスピーカ等の出力デバイス306により出力される楽曲データの他に、たとえば、アーティスト、タイトルやジャンル等の楽曲に関する情報、楽曲の総再生時間情報等である。楽曲データと楽曲に関する情報等とは互いに識別情報が付加されており、当該識別情報にて互いに紐付けられている。たとえば、楽曲の再生中(楽曲データの出力中と同義)にはその楽曲データに紐付けられた楽曲に関する情報がCPU301の制御により後述するディスプレイ309の画面に表示される。
出力デバイス306は、たとえば、スピーカ等で構成され、ハードディスクドライブ304によって読み取られた楽曲データを音声信号として出力する。なお、本実施例におけるハードディスクドライブ304と出力デバイス306が楽曲再生手段として機能する。
通信I/F307は、無線を介してネットワークに接続され、たとえば、ハードディスク305に記録するための楽曲データや楽曲に関する情報を外部DB(データベース)から取得するための、車両用楽曲情報処理装置300と外部DBとのインターフェースとして機能する。この通信I/F307にて取得された情報は通信バス320を介してハードディスクドライブ304に送られ、当該ハードディスクドライブ304にてハードディスク305に書き込まれる。
映像I/F308は、映像出力用のディスプレイ309と接続される。映像I/F308は、具体的には、たとえば、ディスプレイ309全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な地図情報等の画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される描画データに基づいて、ディスプレイ309を表示制御する制御ICなどによって構成される。この映像I/F308は、ハードディスクドライブ304により読み取られた地図情報や現在位置を示すマーク、または施設等を示すランドマーク等をVRAMに記録し、グラフィックコントローラにてディスプレイ309の画面に表示するための描画データを作成してディスプレイ309に送る。また、ハードディスクドライブ304により読み取られた楽曲に関する情報をディスプレイ309の画面に表示するための描画データを作成してディスプレイ309に送る。
ディスプレイ309は、楽曲に関する情報や地図情報等を表示するための画面を有し、映像I/F308を介して送られる描画データを表示する。なお、本実施例における映像I/F308とディスプレイ309が表示手段として機能する。
入力デバイス310は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。なお、入力デバイス310としてタッチパネルを採用する場合には、タッチパネルをディスプレイ309の画面に重ねて配置し、画面に表示された描画データにおける画面の所定の位置のタッチを感知することにより、そのタッチ位置を座標に変換してCPU301に信号を送るよう構成される。また、この入力デバイス310は、所望の楽曲を選択するための操作、または選択した楽曲を再生するための操作、ならびに所望の機能モードを設定するための操作、目的地点を設定するための操作、ならびに走行経路の設定条件を指定する操作等各種の操作がおこなえる構成であり、それら操作に応じた指令信号をCPU301に送る機能を備える。なお、本実施例における入力デバイス310がリスト選択手段として機能する。
GPSユニット311は、人工衛星からの信号を受信するGPSアンテナ、そのGPSアンテナにより受信した信号から車両の絶対位置、絶対方向を得るGPSセンサー等により構成され、車両の絶対位置や絶対方向を示す位置データをCPU301に送る。
センサー類312は、車両の加速度データを取得する加速度センサーや速度データを取得する速度センサー、車両の方位データを取得するジャイロセンサー等の各種センサーにて構成され、それら取得されたデータをCPU301に送る。
CPU301は、車両用楽曲情報処理装置300全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、情報処理プログラムなどのプログラムを記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
CPU301は、センサー類312から送られるデータに基づき車両の現在位置を演算する。現在位置の演算は、センサー類312から送られるデータを各々積分した結果得られる距離データおよび角度データを用い、そのデータを時間軸で積分していくことにより、初期位置(X,Y)から車両走行後の位置である現在位置(X´,Y´)を定期的に演算する。なお、センサー類312から送られるデータを積分していくと誤差が蓄積するため、ある時間周期でGPSユニット311から得られた位置データをもとに蓄積した誤差をキャンセルするという処理を施す。また、CPU301は演算した現在位置、ならびに後述する入力デバイス310からの指令信号に応じて車両の現在位置から目的地点までの経路を探索する。そして、探索された走行経路をディスプレイ309の画面に表示すべくハードディスクドライブ304ならびに映像I/F308を制御する。さらに、逐次更新される車両の現在位置情報に応じてディスプレイ309の画面に表示すべき地図情報、ならびにその地図情報における車両の現在位置を更新するよう制御する。
また、CPU301は、入力デバイス310からの指令信号に応じてハードディスク305に記録されている楽曲データをハードディスクドライブ304に読み取らせ、出力デバイス306やディスプレイ309によって出力するよう制御する。
さらに、CPU301は、車両の走行経路を探索し、映像I/F308を制御してディスプレイ309の画面に当該走行経路を表示させている際に楽曲データの再生指令ならびに後述する再生リスト作成モードの設定が入力デバイス310によりなされると、ハードディスクドライブ304と出力デバイス306とを制御してその楽曲データを音声信号として出力させるとともに、当該楽曲の再生経過時間を監視し、その再生経過時間からリストへの登録要否を判断する。また、CPU301は、楽曲に関する情報を登録するためのリストを作成し、登録が必要と判断した場合にはハードディスク305に記録されている楽曲に関する情報を取得して、作成したリストにその情報を登録する。なお、本実施形態におけるCPU301が取得手段、リスト作成手段として機能する。
なお、本実施例において、楽曲に関する情報が登録されていないリストを単にリストと称し、楽曲に関する情報が登録されているリストを再生リストと称して説明する。
(CPUの再生リスト作成処理の内容)
次に、CPU301の再生リスト作成処理の内容について図4のフローチャートならびに図5のリストの概念図を用いて説明する。図4は、この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理を示すフローチャートである。また、図5は、この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置のリストを示す概念図である。
図4のフローチャートにおいて、まず、CPU301は、入力デバイス310から目的地点を設定する旨の指令信号を受けたかを判断する(ステップS401)。目的地点を設定する旨の指令信号を受け付けたと判断した場合(ステップS401:Yes)には、センサー類312からのデータに基づき得られる現在位置から当該目的地点までの走行経路を設定する(ステップS402)。この走行経路の設定は、たとえば、ダイクストラ法等を用いて、指定された2地点(現在位置、目的地点)間を結ぶ経路のうち少ないコスト(たとえば、旅行時間や旅行距離など)で目的地点へ到達可能な経路を、ハードディスク305に記録された地図情報から検索し、その結果得られた走行経路を映像I/F308のRAMに記録する。そして、ハードディスクドライブ304にて読み取られた地図情報に当該走行経路を描画した描画データを作成し、ディスプレイ309に送る。
次に、CPU301は車両の走行が開始されたかを判断する(ステップS403)。この判断は、たとえば、センサー類312からのデータにより判断することができる。センサー類312における速度センサーからのデータに基づき、車速が0km/hを超えた速度であるかを判断することにより走行が開始されたかを判断することができる。そして、車両の走行が開始されたと判断した場合(ステップS403:Yes)には、設定された走行経路に沿って車両を誘導すべく案内を開始し、ステップS404に移行する。なお、車両の走行が開始されていないと判断した場合(ステップS403:No)には、走行が開始されるまで待機する。
次に、CPU301は、入力デバイス310により再生リスト作成モードを選択した旨の指令信号を受けたかを判断する(ステップS404)。この再生リスト作成モードは、CPU301が再生リスト作成処理を開始するためのモードであり、入力デバイス310からの指令信号に応じて開始される。このステップS404以降の処理が再生リスト作成処理に相当するが、その再生リスト作成処理を開始するためには、ステップS401〜S403までの処理をおこなうことが前提となる。
入力デバイス310により再生リスト作成モードを選択した旨の指令信号を受けたと判断した場合(ステップS404:Yes)には、楽曲に関する情報を登録するためのリストを作成する。
図5(a)は、リスト500の概念図であり、タイトル501として、目的地点の名称を設定する。図5(a)の例では、目的地点として「苗場スキー場」が設定される。なお、この名称は、ハードディスク305に記録されている地図情報から取得して設定する。すなわち、ステップS401で設定された目的地点が「苗場スキー場」であり、その「苗場スキー場」に向かって走行する間に再生される一または複数の楽曲の当該楽曲に関する情報を登録する。また、リスト500のタイトルの脇には、リスト500を作成する作成日502を設定する。これは、CPU301の内部に設けられたカレンダー機能を用いて設定する。リスト500を作成する作成日と、走行経路を設定してその走行経路に沿って走行する日とは同日であるため、その作成日を参照することにより、実際に走行した日を確認することができる。
図5(a)で示すように、作成するリスト500の項目として楽曲の「タイトル名」、「アーティスト名」、「ジャンル」を一例として挙げているがこれに限ることはない。後に作成されたリスト500を確認する際に再生した楽曲がわかる項目であればこれに捉われる必要はない。また、リスト500の左端には「NO.」503の項目を設けている。この「NO.」503の項目には、上から1,2,3,4,5,6,・・・・・・と番号を割り振る。この番号は、リスト500に登録される順番、ならびに後に再生する順番を示している。つまり、設定された走行経路に沿って走行を開始した後、1番目に再生される楽曲に対しその楽曲に関する情報をリスト500に登録すると判断した場合には、「NO.」503の項目に番号「1」を割り振り、当該情報をその番号「1」に対応する項目欄に登録する。以降、2番目に再生された楽曲は番号「2」と割り振り、その楽曲に関する情報を番号「2」に対応する項目欄に登録し、3番目に再生された楽曲は番号「3」と割り振り、その楽曲に関する情報を番号「3」に対応する項目欄に登録し、とその順番に応じて該当する番号を割り振り、その番号に対応する項目欄に楽曲に関する情報を順次登録していく。
なお、この「NO.」503の項目は、車両が目的地点に到着してリスト500への登録が完了した後、当該リスト500を選択して楽曲を再生する場合の再生順番とされる。なお、このリスト500はハードディスクドライブ304を制御して作成し、作成が完了したリスト500は、「NO.」503の項目の最後の番号の下に「END」を付加して再生リスト550としてハードディスク305に記録(登録)される。
図4のフローチャートに戻り、走行経路に沿った車両の走行中に楽曲の再生が開始されたかを判断する(ステップS405)。一方、入力デバイス310により再生リスト作成モードを選択した旨の指令信号を受けていないと判断した場合(ステップS404:No)には、当該指令信号を受けるまで待機するが、この待機中に、たとえば、目的地点に到着したと判断された場合には、ステップS405以降の処理をおこなうことなく再生リスト作成処理を終了する。ステップS405にて、CPU301は、楽曲の再生が開始されない場合(ステップS405:No)、すなわち、入力デバイス310から楽曲を再生する旨の指令信号を受けていないと判断した場合には、当該指令信号を受けるまで待機するが、これもステップS404:Noの場合と同様に、待機中に目的地点に到着したと判断された場合にはステップS406以降の処理をおこなうことなく再生リスト作成処理を終了する。なお、走行経路に沿って走行中に、楽曲の再生が一度も開始されることなく目的地点に到着した場合には、上述したリスト500をハードディスク305から消去する。
一方、CPU301は、ステップS405にて楽曲の再生が開始されたと判断した場合(ステップS405:Yes)には、再生が開始された楽曲の再生経過時間を監視する(ステップS406)。まず、楽曲が再生されたと判断した場合には当該再生が開始された楽曲の総再生時間情報を取得する。この総再生時間情報は、たとえば、CD(Compact DISC)でたとえるならばTOC(Table of Content)に記録されているデータであり、ハードディスク305にもそれと同等のデータ(たとえば、IP3タグ)が楽曲に対応付けて記録されている。すなわち、CPU301は、楽曲の再生が開始されたと判断した場合、まず当該楽曲の識別情報を参照することにより当該識別情報に対応付けられた総再生時間情報を、ハードディスクドライブ304を制御してハードディスク305から取得する。なお、この総再生時間情報は、楽曲の再生開始から再生終了までに費やす時間情報である。
そして、再生が開始された楽曲の再生経過時間を監視する。次に再生が開始された楽曲が最後まで再生されたかを判断する(ステップS407)。つまり、再生経過時間が総再生時間情報の示す時間に達したか否かを判断する。再生が開始された楽曲が最後まで再生されたと判断した場合(ステップS407:Yes)、ハードディスクドライブ304を制御してハードディスク305から当該楽曲の識別情報を参照して、当該識別情報に対応した楽曲に関する情報を取得して、上述したリスト500に登録する(ステップS408)。
図5(b)は、リスト500に楽曲に関する情報が登録された再生リスト550を示す概念図である。再生リスト550の「NO.」503の項目には番号「1」,「2」,「3」,「4」が割り振られ、それらの番号に対応するタイトル名、アーティスト名、ジャンルの各項目には情報が登録されている。そして、図4のフローチャートに戻り、CPU301は、目的地点に到着したか否かを判断する(ステップS409)。目的地点に到着したと判断した場合(ステップS409:Yes)、すなわち、車両の現在位置が地図情報における目的地点の示す位置座標に到達したと判断した場合には、ハードディスクドライブ304を制御し、ハードディスク305に、リスト500への楽曲に関する情報の登録が完了した再生リスト550を登録する(ステップS411)。一方、目的地点に到着していないと判断した場合(ステップS409:No)には、ステップS405に戻り、次の楽曲の再生が開始されたかを判断して以降の処理をおこなう。
また、再生が開始された楽曲が最後まで再生されていないと判断した場合(ステップS407:No)には、当該楽曲が総再生時間に対して3分の2以上再生されたかを判断する(ステップS410)。再生が開始された楽曲が最後まで再生されていない場合とは、たとえば、再生が開始された楽曲の再生中に、ユーザーが入力デバイス310を操作することにより異なる楽曲の再生指令がなされた場合、または、当該楽曲の再生が停止された場合、等が考えられる。CPU301は入力デバイス310からそれらの指令信号を受けることにより、再生が開始された楽曲が最後まで再生されずに当該指令信号に対する処理をおこなうことになるが、その指令を受けた時点での再生経過時間が総再生時間情報の3分の2以上であると判断した場合(ステップS410:Yes)には、最後まで再生したと同等であるとしてステップS408に移行し、楽曲に関する情報をリスト500に登録する。
また、3分の2に達していないと判断した場合(ステップS410:No)には、ステップS409に移行して目的地点に到着したかを判断する。目的地点に到着したと判断した場合には、ステップS411に移行して再生リスト550の登録をおこない、目的地点に到着していないと判断した場合には、ステップS405に戻り以降の処理をおこなう。なお、この再生リスト550の登録は、たとえば、リストの「NO.」503の項目の最後の番号の下に「END」を付加することによりおこなう(図5(b)を参照)。
このように、本実施例における再生リスト作成処理では、設定された走行経路の目的地点に到着するまでの間に再生された楽曲の再生経過時間を一つのトリガーとして、当該楽曲に関する情報のリストへの登録要否を判断し、目的地点に到着した時点で登録されている楽曲に関する情報をもって再生リスト作成処理を完了し再生リスト550を記録(登録)するようにしている。また、その再生リスト550のタイトル501を目的地点の名称とし、さらに、作成日502を付加して一意とすることにより同じ目的地点であっても異なる再生リスト550を複数作成することができる。よって、たとえば、クリスマスシーズンに同じスキー場に行ったとしても年度毎に思い出に残るような再生リストを作成することができるため、たとえば、昨年聴いていた楽曲(たとえば、昨年流行っていた楽曲)を振り返ることもできる。
(登録された再生リストの選択処理ならびに楽曲再生処理)
次に、登録された再生リスト550の選択処理ならびに楽曲再生処理について図6、図7のフローチャートならびに図8の画面表示の簡略図を用いて説明する。図6は、この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理を示すフローチャートである。また、図7は、この発明の実施例にかかる楽曲情報処理方法の処理の詳細を示すフローチャートである。さらに、図8は、この発明の実施例にかかる車両用楽曲情報処理装置の表示画面の簡略図である。
図6においては、再生リスト550の選択処理ならびにその選択された再生リスト550に基づく楽曲再生処理を示すフローチャートを示し、図7においては、図6のフローチャートの処理において選択された再生リスト550が変更された際に実行する処理のフローチャートを示す。また、図8においては、再生リスト550の選択をおこなう際のディスプレイ309における画面表示の簡略図である。
図6のフローチャートにおいて、まず、CPU301は、入力デバイス310から目的地点を設定する旨の指令信号を受けたかを判断する(ステップS601)。目的地点を設定する旨の指令信号を受け付けたと判断した場合(ステップS601:Yes)には、センサー類312からのデータに基づき得られる現在位置から当該目的地点までの走行経路を探索する。この走行経路の探索は、たとえば、ダイクストラ法等を用いて、指定された2地点(現在位置、目的地点)間を結ぶ経路のうち少ないコスト(たとえば、旅行時間や旅行距離など)で目的地点へ到達可能な経路を、ハードディスク305に記録された地図情報から検索し、その結果得られた走行経路を映像I/F308のRAMに記録する。そして、ハードディスクドライブ304にて読み取られた地図情報に当該走行経路を描画した描画データを作成し、ディスプレイ309に送る。すなわち、走行経路を探索して地図情報上に重畳して画面に表示する(ステップS602)。
なお、このステップS601からS602の処理は、上述した図4のフローチャートにおけるステップS401〜S402の処理と同等である。なお、ステップS602において探索された走行経路を地図情報に重畳して表示する際には、CPU301は、少なくとも目的地点を含む走行経路がディスプレイ309の画面に表示されるよう映像I/F308を制御する。現在位置と目的地点とを含むような総走行経路を画面に表示する場合には、たとえば、地図情報の表示縮尺を調整することにより当該総走行経路を画面に表示するよう制御する。
次にCPU301は、ディスプレイ309の画面上の目的地点がタッチされたかを判断する(ステップS603)。タッチされていないと判断した場合(ステップS603:No)には、タッチされるまで待機することとなるが、たとえば、目的地点を含む走行経路が画面に表示されてから所定時間経過してもタッチされなかった場合には、当該設定された走行経路に沿って車両を誘導すべく案内を開始する。その際、映像I/F308を制御して目的地点を含む走行経路の表示から現在位置を含む走行経路の表示に切替えて、車両の走行を誘導する処理を実行する。一方、目的地点がタッチされたと判断した場合には(ステップS603:Yes)、ハードディスク305に、当該タッチされた目的地点の名称をタイトル501とする再生リスト550が登録されているかを判断する(ステップS604)。
なお、画面における目的地点の位置がタッチされたかの判断は、入力デバイス310から得られる信号により判断することができる。上述したようにこの入力デバイス310をタッチパネルとした場合、入力デバイス310は、タッチを検知した画面の位置を座標に変換してCPU301に送る、そして、CPU301は、入力デバイス310から送られてくる座標信号と目的地点の画面に表示されている位置座標が一致するかを判断し、一致すると判断すれば、画面における目的地点が表示されている位置にタッチされたと判断する。
そして、ハードディスク305に、目的地点の名称をタイトル501とする再生リスト550が登録されていると判断した場合(ステップS604:Yes)には、映像I/F308を制御して、画面に再生リスト550のタイトル一覧をポップアップ表示させる(ステップS605)。このハードディスク305に記録されているか否かの判断はハードディスクドライブ304を制御してハードディスク305に記録されている再生リスト550のタイトル501を読み取らせるとともに目的地点として設定された名称を地図情報から取得させ、そのタイトル501に目的地点の名称と一致するものが存在するか否かで判断する。なお、一致するものが存在する場合には、再生リスト550のタイトルを取得させて映像I/F308に送り、CPU301は映像I/F308を制御して再生リスト550のタイトル一覧804をポップアップ表示させる。
図8は、ディスプレイ309の画面に表示された目的地点の位置をタッチすることにより再生リスト550のタイトル一覧804をポップアップ表示した際の画面表示の簡略図である。
図8において符号Gは走行経路806の目的地点を示し、符号Sは出発地点(たとえば、現在位置)を示す。図8においてはディスプレイ309の画面に出発地点と目的地点とを含む総走行経路806が表示されている。そして、ユーザーが指等を用いて符号Gが表示されている画面の位置をタッチすると、その符号G(目的地点)の名称をタイトルとする再生リストのタイトル一覧804がポップアップ表示される。このポップアップ表示されたタイトル一覧804には、タイトルの他に作成日も表示される。このタイトル一覧804は、タイトル501と作成日502とが一意となっているため、タイトル501が同一であっても作成日502が異なれば同じ目的地点に対し複数の同一タイトル501が一覧として表示される。
ディスプレイ309の画面に表示された詳細801は、ポップアップ表示されたタイトル一覧804における選択された一のタイトル501の再生リスト550を表示するために操作されるボタンである。この詳細801をタッチすることにより上述した図5(b)で示す再生リスト550が画面に表示され、登録されている楽曲に関する情報を確認することができる。
ディスプレイ309の画面に表示された上下矢印805はポップアップ表示されたタイトル一覧804から所望のタイトルを指定するためのボタンである。この上下矢印805をタッチすることによりタイトル一覧804に表示されたカーソル(不図示)を移動させて所望のタイトルを指定することができる。なお、上記した詳細801をタッチした場合には、このカーソルが位置しているタイトルの再生リスト550が画面に表示される。
ディスプレイ309の画面に表示された決定802は上下矢印805のタッチにより指定されたタイトルを決定するためのボタンである。この決定802をタッチすることによりタイトル一覧804で指定されたタイトルの再生リスト550の「NO.」503の順番に従って楽曲の再生が開始される。
図6のフローチャートに戻り、CPU301は、図8で示すポップアップ表示されたタイトル一覧804から一のタイトル(一の再生リスト)が選択されたかを判断する(ステップS606)。すなわち、図8で示す決定802がタッチされたかを入力デバイス310からの指令信号を受けることにより判断する。一のタイトルが選択されたと判断した場合(ステップS606:Yes)には、ハードディスクドライブ304と出力デバイス306を制御して選択された当該一のタイトルの再生リスト550に沿って楽曲を再生させる(ステップS607)。この際、選択された当該一のタイトルの再生リスト550における「NO.」503の項目の順番に従って対応する楽曲データをハードディスク305から読み取り、出力デバイス306にて音声信号として出力する。なお、再生リスト550における楽曲に関する情報をもとに識別情報を検索し、該当する識別情報に対応する楽曲データをハードディスク305から読み取る。
一方、CPU301は、目的地点の名称をタイトルとする再生リスト550がハードディスク305に登録されていないと判断した場合(ステップS604:No)には、映像I/F308を制御してタッチした目的地点に対する再生リスト550が存在しない旨、ならびに新規にリスト作成をおこなうか、すなわち、再生リスト作成モードを設定するか、の旨のコーションをディスプレイ309の画面に表示させる。そして、再生リストを新規に登録処理するか否かを判断する(ステップS609)。再生リスト作成モードに設定された旨の指令信号を入力デバイス310から受けたと判断した場合、つまり、新規に登録処理する場合(ステップS609:Yes)には、上述した図4におけるステップS405に移行して、当該ステップS405以降の再生リスト作成処理を実行する。
また、入力デバイス310から再生リスト作成モードに設定された旨の指令信号を受けていないと判断した場合、つまり、新規に登録処理しない場合(ステップS609:No)には、ステップS604にてコーションをディスプレイ309に表示してから所定時間が経過したかを判断し(ステップS610)、所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS610:No)はそのまま待機し、所定時間が経過したと判断した場合は、映像I/F308を制御してコーション表示を終了させるとともに再生リスト550の選択処理ならびに楽曲再生処理を終了する。また、CPU301は、タイトル一覧804が表示された後タイトルの選択がなされなかったと判断した場合、つまり、再生リストが選択されなかったと判断した場合(ステップS606:No)も同様に、タイトル一覧804が表示されてから所定時間が経過したかを判断(ステップS612)し、所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS612:No)はそのまま待機し、所定時間が経過したと判断した場合(ステップS612:Yes)は映像I/F308を制御してタイトル一覧804の表示を終了させるとともに楽曲再生処理を終了する。
次に、CPU301は、再生リスト550の一の楽曲の再生が終わる度に、当該一の楽曲が再生リスト550の最後の楽曲かを判断する(ステップS608)。最後の楽曲か否かは、再生リスト550の「NO.」503の項目の「END」を読み取ったかで判断する。再生リスト550の最後の楽曲であると判断した場合(ステップS608:Yes)には、楽曲再生処理を終了する。一方、再生リスト550の最後の楽曲ではないと判断した場合には(ステップS608:No)、次の楽曲の再生を開始することになるが、その前に、再生リスト550が変更されたかを判断する(ステップS611)。なお、本実施例ではこのステップS611の判断ステップを一の楽曲の再生が終了した後としているが、これに限ることなく、たとえば、一の楽曲の再生中であってもよい。
CPU301は、再生リスト550が変更されていないと判断した場合、すなわち、入力デバイス310から再生リスト550を変更する旨の指令信号を受けていないと判断した場合(ステップS611:No)には、ステップS607に移行してそのまま現在選択されている再生リスト550の再生順番に従って次の楽曲の再生を開始する。一方、CPU301は、入力デバイス310から別の再生リスト550の選択がなされた旨の指令信号を受けたと判断した場合、つまり、再生リスト550を変更する旨の指令信号を受けたと判断した場合(ステップS611:Yes)には、現在の再生リスト550が別の再生リスト550に変更された際に実行される図7に示すフローチャートに移行する。
図7のフローチャートにおいて、まず、CPU301は、選択された別の再生リスト550が現在選択されている再生リスト550とタイトルが同一の再生リスト550であるかを判断する(ステップS701)。すなわち、図8で示す符号Gをタッチすることによりポップアップ表示されたタイトル一覧804にて選択された別の再生リスト550(タイトルが同じで作成日が異なる再生リスト)であるかを判断する。
CPU301は、選択された別の再生リスト550が現在選択されている再生リスト550のタイトルと、タイトルが同一の再生リストではないと判断した場合(ステップS701:No)には、設定された走行経路に関わりを持たない再生リスト550が選択されたと判断して、その再生リスト550の先頭の楽曲から再生を開始して(ステップS705)、図6のフローチャートにおけるステップS608に移行する。一方、選択された別の再生リスト550が、現在選択されている再生リスト550とタイトルが同一の再生リスト550であると判断した場合(ステップS701:Yes)には、再生リスト550が変更される時点、すなわち、入力デバイス310から図8における決定802がタッチされた旨の指令信号を受けたと判断した時点で再生されている、または再生されていた楽曲の再生順番を抽出する。
たとえば、変更される前の再生リスト550にて「NO.」503の項目の番号「3」の楽曲の再生が終了した後にまたはその番号「3」の楽曲の再生中に入力デバイス310から指令信号を受けたと判断した場合、その時点の再生順番として番号「3」を再生リスト550から抽出する。すなわち、再生リスト550を変更された時点の再生順番を抽出する(ステップS702)。そして、その再生順番として番号「3」と同じ番号が選択された別の再生リスト550に存在するかを当該再生リスト550の「NO.」の項目を参照することにより判断する。すなわち、ステップS702において抽出された再生順番が別の再生リスト550に存在するかを判断する(ステップS703)。同じ再生順番が存在すると判断した場合、すなわち、抽出された再生順番が別の再生リスト550に存在すると判断した場合(ステップS703:Yes)には、選択された別の再生リスト550における「NO.」503の項目の番号「3」に対応する楽曲から再生を開始する。すなわち、ステップS702において抽出された再生順番の楽曲から再生を開始する(ステップS704)。そして、図6のフローチャートにおけるステップS608に移行する。
このようにすることで、たとえば、設定された走行経路を走行中に別の再生リストに変更したとしても、目的地点に到着する際には再生リストの最後の楽曲まで聴くことができ、再生リストの途中で楽曲の聴取が終わってしまうことを防ぐことができる。また、再生リストは、設定された走行経路の走行過程に伴い再生される楽曲の楽曲に関する情報を登録することにより作成されるものであるため、ある意味、設定された走行経路上の位置と楽曲が再生されるタイミングとが関連している。よって、別の再生リストに変更したとしても、その走行経路上の位置と関連のある楽曲から再生を開始しているため、たとえば、「昨年も、この場所でこの曲を聴いたね」という思い出を沸き立たせることができる。
一方、同じ再生順番が存在しないと判断した場合、すなわち、抽出された再生順番が別の再生リスト550に存在しないと判断した場合(ステップS703:No)、たとえば、選択された別の再生リスト550の「NO.」503の項目には番号「2」までしか存在しなかった場合には、その選択された別の再生リスト550の「NO.」503の項目の番号「1」の楽曲から再生を開始して(ステップS705)、図6のフローチャートにおけるステップS608に移行する。
上述した本実施例では、目的地点に辿りつくまでに再生された楽曲の楽曲に関する情報を取得して登録することにより目的地点に関連付けた再生リストを作成しているため、たとえば、ユーザーが「ここへ行く」と欲したときに再生する所望の楽曲を容易に選択再生させることが可能となる。さらに、走行経路の走行過程に沿って再生された楽曲の再生順番を維持しつつ、再生リストを作成しているため、同じ走行経路にて同じ目的地点に向かって走行した場合に、再生される楽曲を聴くことによって過去の思い出に触れることができる。
なお、上記した本実施例では、図8にてポップアップ表示した再生リスト550のタイトル一覧804から一のタイトルを選択した場合について説明しているが、これに限ることなく、複数のタイトルを指定して決定するようにしてもよい。その場合、たとえば、複数の再生リストをもとに「NO.」503の項目が同じ番号の楽曲を交互に選択して再生する、など本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、様々な態様を採ることが可能となる。
100 移動体用楽曲情報処理装置
101 経路設定部
102 表示部
103 楽曲再生部
104 取得部
105 リスト作成部
106 リスト選択部
300 車両用楽曲情報処理装置
301 CPU
304 ハードディスクドライブ
305 ハードディスク
306 出力デバイス
308 映像I/F
309 ディスプレイ

Claims (4)

  1. 目的地点までの移動経路を設定する経路設定手段と、楽曲を再生する楽曲再生手段と、を備えた移動体用楽曲情報処理装置であって、
    前記設定された移動経路を移動中に前記楽曲が再生された場合に当該再生された楽曲に関する情報を取得する取得手段と、
    前記目的地点に到着するまでに取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番に登録することにより当該目的地点に関連付けたリストを作成するリスト作成手段と、
    前記目的地点が指定された際に当該目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示する表示手段と、
    前記表示されたリストの一覧から所望のリストを選択するリスト選択手段と、
    を備え、
    前記楽曲再生手段は、前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、当該別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の前記順番と同じ順番の楽曲から再生することを特徴とする移動体用楽曲情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、再生される楽曲が、当該楽曲の総再生時間に対して3分の2以上再生された場合に、当該楽曲に関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の移動体用楽曲情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記目的地点を示す位置を地図情報に重畳して表示する表示画面を有するとともに、当該表示画面における目的地点を示す位置がユーザによってタッチされた場合に、当該目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の移動体用楽曲情報処理装置。
  4. 移動体に設けられ楽曲情報を処理する移動体用楽曲情報処理装置の移動体用楽曲情報処理方法であって、
    目的地点までの移動経路を設定する経路設定工程と、
    前記設定された移動経路を移動中に楽曲が再生された場合に当該再生された楽曲に関する情報を取得する取得工程と、
    前記目的地点に到着するまでに取得された楽曲に関する情報を、その取得された順番に登録することにより当該目的地点に関連付けたリストを作成するリスト作成工程と、
    前記目的地点が指定された際に当該目的地点に関連付けられたリストの一覧を表示する表示工程と、
    前記表示されたリストの一覧から所望のリストを選択するリスト選択工程と、
    前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生する楽曲再生工程と、を含み、
    前記楽曲再生工程では、前記選択されたリストにおける楽曲に関する情報の前記順番に従って楽曲を再生している際に別のリストが選択された場合、当該別のリストが選択された時点で再生中の楽曲の前記順番と同じ順番の楽曲から再生することを特徴とする移動体用楽曲情報処理方法。
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