JP4870506B2 - ブラインドリベット - Google Patents

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本発明は、複数の板等の被締結部材を相互に締結する固着具であって、被締結部材の一方向から締結作業を行うことができるブラインドリベットに関する。
ブラインドリベットは、軸部及びこの軸部の一端のフランジから成る中空のリベット本体と、リベット本体を貫通しフランジ側から延び出る軸部及びこの軸部の一端にリベット本体の内径より大径に形成され且つリベット本体軸部の他端に隣接配置された大径の頭部から成るマンドレルとによって構成される。マンドレル頭部を先頭にして複数のパネル等の被締結部材の取付穴にフランジが接面するまでリベット本体を挿入した状態でマンドレル軸部をフランジ側から締結工具によってマンドレル軸部がその破断可能部分で破断するように強く引っ張ると、リベット本体軸部が膨径するように座屈変形し、座屈した膨径部分とフランジとによって被締結部材を挟持しつつ相互に接合するように固着される。
ブラインドリベットは締結作業がパネル等の面積の大きい部材でも一方向から行えるので便利である。締結力を大きくするには、リベット本体軸部の座屈した膨径部分の直径を大きくすればよことが知られている。しかし、座屈膨径部分の直径を大きくし過ぎても、締結できるパネル等の板の厚さの範囲(これを本書ではグリップレンジという)が狭くなってしまうことが知られている。グリップレンジを広くするため、リベット本体軸部を長く形成するともに、該軸部に複数の破断可能部分を設け、それらの破断可能部分の間の間隔を特定するものがあるが、リベット本体軸部が長くなってしまう。
特開平7−292531号公報(特許文献1)は、グリップレンジを広くするように構成したブラインドリベットを記載している。特許文献1のブラインドリベットにおいて、リベット本体軸部は、全体が円筒に形成され、2個の縮径部分と、両縮径部分の間に両縮径部分より大径に形成された中間部分とを備えている。中間部分には、各縮径部分につながって各縮径部分から直径を次第に増加させる変化部分が2個形成されており、各変化部分の直径の変化は約2°〜12°の直線的外形に対応するよう設定されている。
特開平7−293531号公報(ヨーロッパ特許出願公開第EP067766号) 特開2000−266019号公報 特開2000−266018号公報 特開2001−263322号公報(米国特許第6854940号明細書)
上記した特許文献1のブラインドリベットは広いグリップレンジを可能にしている。しかし、かかるブラインドリベットにおいては、リベット本体軸部の縮径部分と中間部分との間の変化部分の角度を一定に保つように注意しなければならない。
特許文献2においては、リベット本体軸部に、フランジに近接する位置の外周面に変形を阻止する剛性を持つ第1環状リブが、また、長手方向に間隔をおいて第2環状リブが形成されている。第2環状リブの上方すなわちフランジより遠い側に、膨径するように変形して座屈することのできる膨径可能部が、一定長さに渡って形成されている。これらを形成することによって、膨径可能部の変形を確実にして締結を確実にしている。しかし、この特許文献2のブラインドリベットにおいては、非変形の剛性環状リブの形成を必要としている。特許文献3には、特許文献2と同様に、剛性の非膨径部をリベット本体軸部に間隔をおいて複数形成することによって、グリップレンジを広くするブラインドリベットが記載されている。特許文献3のブラインドリベットにおいても、剛性の非膨径部の形成を必要としている。
特許文献4に記載のブラインドリベットは、リベット本体軸部がフランジと反対側の端部が袋状に閉じていてマンドレル頭部がリベット本体軸部の端部の中に収容されている点において、特許文献1〜3に記載のブラインドリベットとは異なる。また、リベット本体軸部には、マンドレル頭部を収容した端部に隣接する部分の外面に、周方向に複数の第1の半径方向くぼみが形成され、更に、第1半径方向くぼみよりフランジの側に第1半径方向くぼみと同様に、周方向に複数の第1の半径方向くぼみが形成されている。両半径方向くぼみの形成によって、リベット本体軸部の膨径部の位置が定まり、締結を確実にする。特許文献4のブラインドリベットは、半径方向くぼみを形成するのに、金型の押圧で行えるので便利であるが、グリップレンジを広くするのには十分でない。
従って、本発明の目的は、広いグリップレンジを維持しながら、簡単に形成できるブラインドリベットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、軸部及び軸部の一端のフランジから成る中空のリベット本体と、リベット本体を貫通しフランジ側から延び出る軸部及び軸部の一端にリベット本体の内径より大径に形成され且つリベット本体軸部の他端に隣接配置された大径の頭部から成るマンドレルとによって構成され、マンドレル頭部を先頭にして被締結部材の取付穴にリベット本体を挿入した状態でマンドレル軸部をフランジ側からその破断可能部分で破断するように強く引っ張って、被締結部材から出ているリベット本体軸部を膨径するように座屈させ、座屈した膨径部分とフランジとによって被締結部材に固着されるようになったブラインドリベットであって、リベット本体軸部は、軸方向に隔たった2個の縮径部分と、2個の縮径部分の間に形成された、両縮径部分より大径の中間部分とを有し、縮径部分の各々と中間部分との間の境界はリベット本体軸部の周方向において非直線的に変化して、縮径部分の各々は、リベット本体軸部の軸方向における長さが、リベット本体軸部の周方向において変化している、ことを特徴とするブラインドリベットを提供する。
上記のように、縮径部分の各々は、リベット本体軸部の軸方向における長さがリベット本体軸部の周方向において変化し、それに対応して、大径の中間部分の長さもリベット本体軸部の周方向において変化しているので、被締結部材から出ているリベット本体軸部部分の膨径及び座屈する長さ方向の位置が、被締結部材の厚さの変化に従って対応でき、広い範囲のグリップレンジにわたって確実に締結できる。また、縮径部分は、例えば、円筒形状のリベット本体軸部を中間部分を残して、所定形状の金型で押圧するだけの簡単な加工で形成することができ、特許文献1に見られるような、公知のブラインドリベットの成形時の面倒な数値管理を必要としない。
上記ブラインドリベットにおいて、縮径部分の各々と中間部分との間の境界は、該リベット本体軸部の周方向において複数の円弧、三角形、方形、又はその他の波形状の曲線形状に形成されており、縮径部分の各々の軸方向における長さが、周方向において曲線形状に沿って変化している。かかる形状は複雑でない金型形状で成形できる。特に、境界の波形状の曲線は、複数の円弧によって形成されており、縮径部分の軸方向における長さが、該周方向において円弧曲線に沿って変化しているのが好ましく、単純な形状の金型を用いることができる。円弧曲線は、中間部分の軸方向における中間位置の横断面を基準として面対称に形成されている。円弧曲線は、4個の同じ円弧形状から成るのが好ましい。4個以外の、例えば、3個、5個、6個等であってもよい。なお、縮径部分の一方は、マンドレル頭部に隣接して形成され、縮径部分の他方は、フランジに隣接して形成されるのが好ましい。
上記ブラインドリベットにおいて、縮径部分と中間部分とは、円筒形状のリベット本体軸部を金型プレス成形することによって形成され、金型は、2個の縮径部分及び中間部分を含むように軸方向に延びて形成されて2個の縮径部分に対応する部分に該縮径部分を押圧する凸部を有し且つ中間部分に対応する部分に凹部を有し、更に、金型は、リベット本体軸部の周方向において複数に分割されており、2個の縮径部分は金型によって押圧されて縮径するように形成され、中間部分は円筒形状のままに維持される。これによって、所定形状の金型で押圧するだけの簡単な加工で、リベット本体軸部を所定の形状に形成することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、本発明によるブラインドリベット1は、軸部2及び軸部2の一端(図の右側)のフランジ3から成る中空のリベット本体5と、リベット本体5を貫通しフランジ3の側から延び出る軸部6及び軸部6の一端(左端)にリベット本体5の内径より大径に形成され且つリベット本体軸部2の他端(左端)に隣接配置された大径の頭部7から成るマンドレル9とによって構成される。リベット本体5はアルミニウム又は鉄等の金属材料で成る。マンドレル9は、鉄等の金属材料で成る。マンドレル軸部6には、リベット本体軸部2に包囲された中程の位置に、小径の破断可能部分10が形成されており、マンドレル軸部6の先端(右端)を締結工具(図示せず)によって引っ張ると、破断可能部分10から先端側のマンドレル軸部6が破断して、締結工具から除去される。この破断する程の強い引っ張り力によって、頭部7はリベット本体軸部2の隣接端部(左端部)に強い押圧力を加え、リベット本体軸部2は一部が膨径するように座屈変形する。
本発明において、図2に詳細に示すように、リベット本体軸部2は、軸方向に隔たった2個の縮径部分11及び13と、2個の縮径部分11及び13の間に形成された、両縮径部分より大径の中間部分14とを有する。そして、縮径部分11及び13の各々と中間部分14との間の境界15は、リベット本体軸部2の周方向において非直線的に変化して、縮径部分11及び13の各々は、リベット本体軸部2の軸方向における長さが、リベット本体軸部2の周方向において変化している。縮径部分11及び13の各々と中間部分14との間の境界15は、リベット本体軸部2周方向において、複数の円弧、三角形、方形、又はその他の波形状の曲線形状に形成されて、縮径部分11及び13の各々の軸方向における長さが、周方向において曲線形状に沿って変化している。このような曲線形状は複雑でない金型形状で成形できる。
図示の実施形態において、境界15の波形状の曲線は、複数の円弧を連続させることによって形成されている。従って、縮径部分11及び13の各々の軸方向における長さが、リベット本体軸部2の周方向の円弧曲線15に沿って変化している。これによって、単純な形状の金型でプレス成形することができる。実施形態において、円弧曲線15は、中間部分14の軸方向における中間位置の横断面17を基準として面対称に形成されている。かかる面対称に形成することは、好ましいが、必須ではない。円弧曲線は、4個の同じ円弧形状から成るのが好ましい。これによって、周方向に4分割した金型を4方向から押圧するプレス成形で簡単に成形できる。なお、4個以外の、例えば、3個、5個、6個等の円弧で形成することもできる。また、縮径部分及び中間部分の位置は、リベット本体軸部の任意に位置に形成できるが、実施形態においては、縮径部分の一方11は、マンドレル頭部7に隣接して形成され、縮径部分の他方13は、フランジ3に隣接して形成されていて、リベット本体軸部2の長さを、必要以上に長くしないようにしている。
ブラインドリベット1のリベット本体軸部2に、縮径部分11及び13と中間部分14とを成形するには、マンドレル軸部6を受入れた円筒形状のリベット本体軸部2の所定位置を金型プレス成形することによって形成される。金型の1例が図3〜図5に示されている。金型18は、図3に図示のように、リベット本体軸部2の周方向において複数(図示の実施形態では4個(18A:18B:18C:18D))に分割されており、2個の縮径部分11及び13が金型18によって押圧されて縮径するように形成され、中間部分14は、プレス成形前の円筒形状のままに維持される。分割された各金型18A(18B、18C又は18D)は、2個の縮径部分11及び13と中間部分14を含むように軸方向に延びて形成されている。以下、金型18の分割金型18Aを代表して説明するが、他の分割金型18B〜18Dも同様の構成である。金型18Aは、図3において、リベット本体軸部2の軸方向において矢印の方向19から見た正面図に明らかなように、2個の縮径部分11及び13に対応する部分に両縮径部分を押圧する凸部21及び22を有し且つ中間部分14に対応する部分に凹部23を有する。なお、凹部23は、例えば、図示のように、角度αでなる円錐穴に形成されるのが好ましい。実験では、αを115度で行って良好な結果を得たが、この角度は任意であり、また、角度αの変更によって縮径部分11及び13の長さの変化を所望に変更できる。かかる形状によって、金型を容易に且つ安価に形成できる。しかし、凹部23は他の形状、例えば、図4において矩形の形状であってもよい。図示の実施形態の金型18Aにおいて、縮径部分を形成する凸部21及び22と中間部分14を形成する凹部23の境界を成す曲線25は、円弧に形成されており、他の金型18B〜18Dと協働して、4つの円弧が連続した波形状の曲線を形成するように形成されている。図示の実施形態では、円弧が連続する波形状の曲線を形成するが、他の波形状、例えば、三角形、方形等の波形状であってもよい。
金型18によって、リベット本体軸部2に縮径部分11及び13と中間部分14を形成するには、マンドレル軸部6を受入れた円筒形状のリベット本体軸部2の所定位置において、金型18A〜18Dで、図3の矢印26A〜26Dに示すように、同時に押圧するプレス成形によって形成される。このように、所定形状の金型で押圧するだけの簡単な加工でリベット本体軸部を所定形状に形成することができ、面倒な数値管理を必要としない。なお、図示の実施形態では、4個の分割金型としたが、4個以外の個数、例えば、3個、5個、6個等に分割した金型で形成することもできる。また、図示の実施形態において、縮径部分11の位置はマンドレル頭部7に隣接して形成され、縮径部分13の位置はフランジ3に隣接して形成され、その中間に中間部分14が形成されて、リベット本体軸部2の長さを必要以上に長くしないようにしている。
リベット本体軸部2は、分割された金型18A〜18Dによって、図1及び図2に示される縮径部分11及び13と中間部分14を有するように形成される。縮径部分11及び13は、リベット本体軸部2の軸方向における長さがリベット本体軸部の周方向において変化し、それに対応して、大径のままに維持された中間部分14の長さもリベット本体軸部の周方向において変化している。従って、被締結部材から出ているリベット本体軸部部分の膨径及び座屈する長さ方向の位置が、被締結部材の厚さの変化に従って対応でき、広い範囲のグリップレンジにわたって確実に締結できる。
図6及び図7は、本発明に係るブラインドリベット1が、異なる厚さの板状の被締結部材27A及び27B、並びに27C及び27Dに締結された様子を示している。図6に示す被締結部材27A及び27Bの総厚さは、図7の被締結部材27C及び27Dの総厚さより薄い。ブラインドリベットの締結作業は、マンドレル軸部6の先端(図1の右端)のグリップ部分29を締結工具(図示せず)のノーズ先端に押し込んでノーズ内にあるジョーに把持させる。次に、マンドレル頭部7を先頭にして被締結部材27A及び27B、又は被締結部材27C及び27Dの取付穴にフランジ3が被締結部材に接面するまでリベット本体軸部2を挿入する。その状態でマンドレル軸部6をフランジ3の側から締結工具によって、マンドレル軸部6がその破断可能部分10で破断する程に強く引っ張る。
この引っ張り力によって、マンドレル頭部7がリベット本体軸部2の先端をフランジ3の側に強く押圧し、この押圧力が、リベット本体軸部2の縮径部分11及び13に伝えられて、縮径部分より大径の中間部分14では縮径部分より強度が高いので、縮径部分11及び13で膨径するように変形が始まり、被締結部材の外側にある縮径部分での変形は進むが、被締結部材の取付穴の中にある縮径部分13の変形は取付穴の内壁面によって阻止されるので、マンドレル頭部7に隣接する縮径部分11が膨径するように座屈変形して、座屈した膨径部分30を形成する。この膨径部分30とフランジ3とによって、被締結部材27A及び27Bが挟持されて相互に連結され(図6)、被締結部材27C及び27Dが挟持されて相互に連結される(図7)。なお、締結工具の引っ張り力によってマンドレル軸部6は破断可能部分10で破断して、破断したマンドレル軸部6の部分は締結工具から除去される。図6及び図7に図示のように、広い範囲のグリップレンジにわたって確実に締結できる。これは、縮径部分11及び13は、リベット本体軸部2の軸方向における長さがリベット本体軸部の周方向において変化し、それに対応して、大径のままに維持された中間部分14の長さもリベット本体軸部の周方向において変化しており、被締結部材から出ているリベット本体軸部2の膨径及び座屈する長さ方向の位置が、被締結部材の厚さの変化に従って対応して、確実に膨径部分30を形成するからである。
図8及び図9は、異なるリベット本体軸部を持つ本発明に係るブラインドリベットの締結波形(荷重応力曲線)のグラフを示す。具体的には、リベット本体軸部が5mm直径のブラインドリベット(図8)と、リベット本体軸部が5.4mm直径のブラインドリベット(図9)を形成し、厚さ1.6mmの被締結部材に締結した(図8)場合と、厚さ3.2mmの被締結部材に締結した場合(図9)とにおいて、締結工具のジョーのストローク(mm)に対する締結加重(kN)を示す、締結波形(荷重応力曲線)のグラフを示す。かかるグラフは、特許文献1に記載のような、公知のブラインドリベットと同じ、広いグリップレンジでの良好な締結を行うことを示している。
本発明の1実施形態に係るブラインドリベットの正面図である。 図1のブラインドリベットのリベット本体の部分拡大図である。 図1のブラインドリベットのリベット本体軸部を成形する金型を、リベット本体軸部の横断面において示す断面図である。 図3の金型18Aを矢印19の方向から見た図である。 図4の金型18Aを矢印20の方向から見た図である。 薄い被締結部材に締結した後のブラインドリベットを示す図である。 厚い被締結部材に締結した後のブラインドリベットを示す図である。 リベット本体軸部が5mm直径の、本発明に係るブラインドリベットを厚さ1.6mmの被締結部材に締結した場合の締結波形(荷重応力曲線)のグラフである。 リベット本体軸部が5.4mm直径の、本発明に係るブラインドリベットを厚さ3.2mmの被締結部材に締結した場合の締結波形(荷重応力曲線)のグラフである。
符号の説明
1 ブラインドリベット
2 リベット本体の軸部
3 フランジ
5 リベット本体
6 マンドレルの軸部
7 マンドレルの頭部
9 マンドレル
10 破断可能部分
11 縮径部分
13 縮径部分
14 中間部分
15 境界の曲線
17 中間部分の中間位置の横断面
18 金型
18A〜18D 分割された金型
21 凸部
22 凸部
23 凹部
25 境界の曲線
27A〜27D 被締結部材
29 マンドレルのグリップ部分
30 膨径部分

Claims (5)

  1. 軸部及び該軸部の一端のフランジから成る中空のリベット本体と、該リベット本体を貫通し前記フランジ側から延び出る軸部及び該軸部の一端にリベット本体の内径より大径に形成され且つ前記リベット本体軸部の他端に隣接配置された大径の頭部から成るマンドレルとによって構成され、マンドレル頭部を先頭にして被締結部材の取付穴にリベット本体を挿入した状態でマンドレル軸部をフランジ側からその破断可能部分で破断するように強く引っ張って、被締結部材から出ているリベット本体軸部を膨径するように座屈させ、座屈した膨径部分とフランジとによって被締結部材に固着されるようになった、ブラインドリベットであって、
    前記リベット本体軸部は、軸方向に隔たった2個の縮径部分と、該2個の縮径部分の間に形成された、両縮径部分より大径の中間部分とを有し、前記縮径部分の各々と前記中間部分との間の境界は、該リベット本体軸部の周方向において複数の円弧曲線に形成されおり、前記縮径部分の各々は、前記リベット本体軸部の軸方向における長さが、該リベット本体軸部の周方向において前記円弧曲線に沿って変化している、ことを特徴とするブラインドリベット。
  2. 請求項に記載のブラインドリベットにおいて、前記円弧曲線は、前記中間部分の軸方向における中間位置の横断面を基準として面対称に形成されている、ことを特徴とするブラインドリベット。
  3. 請求項又はに記載のブラインドリベットにおいて、前記円弧曲線は、4個の同じ円弧形状から成る、ことを特徴とするブラインドリベット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラインドリベットにおいて、前記縮径部分の一方は、前記マンドレル頭部に隣接して形成され、前記縮径部分の他方は、前記フランジに隣接して形成されている、ことを特徴とするブラインドリベット。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のブラインドリベットにおいて、前記縮径部分と前記中間部分とは、円筒形状のリベット本体軸部を金型プレス成形することによって形成され、前記金型は、前記2個の縮径部分及び前記中間部分を含むように軸方向に延びて形成されて前記2個の縮径部分に対応する部分に該縮径部分を押圧する凸部を有し且つ前記中間部分に対応する部分に凹部を有しており、更に、該金型は、前記リベット本体軸部の周方向において複数に分割されており、前記2個の縮径部分は前記金型によって押圧されて縮径するように形成され、前記中間部分は前記円筒形状のままに維持される、ことを特徴とするブラインドリベット。
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