JP4869610B2 - 基板保持部材及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は,基板を載置して保持する基板保持部材と,その基板保持部材を備えた基板処理装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスでは,例えばプラズマを用いたエッチング処理や成膜処理が行われている。
これらのプラズマを用いたプラズマ処理は,通常プラズマ処理装置により行われている。このプラズマ処理装置は,例えば処理容器内に,プラズマ生成用の高周波電力が印加される上部電極や,基板を保持するサセプタなどを備えている。そして,処理容器内を所定の圧力に減圧し,処理容器内に処理ガスを供給し,上部電極にプラズマ生成用の高周波電力を印加することによって,処理容器内にプラズマを生成し,当該プラズマによって基板上の膜をエッチングしている。
上記プラズマ処理は,プラズマを生成するために高温の条件下で行われるが,基板の処理状態を一定に保つため,例えば基板の温度を一定に維持する必要がある。このため,基板を保持するサセプタは,例えば冷媒の循環供給により温度調整され,基板の温度を制御していた。
ところで,サセプタには,基板を保持する上面が基板よりも小さく形成されているものがあり,この場合,基板の外周部がサセプタの上面からはみ出した状態になっている(例えば,特許文献1参照。)。これは,エッチング処理時に,サセプタの上面が上部電極側に露出してプラズマなどにより削られることを防止するためのものである。
特開平11−121600号公報
しかしながら,上述したように基板の外周部がサセプタからはみ出していると,処理中に,基板の外周部に対する入熱が多く,また基板の外周部に対するサセプタによる冷却も十分に行われない。このため,サセプタ上の基板は,外周部に近づくにつれて高温になり,基板面内の温度が均一に保たれていなかった。基板面の温度が均一でないと,例えば基板面内におけるエッチング特性がばらつき,例えば基板の中心部と外周部とで線幅寸法が大きく異なってしまう。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,基板を保持しつつ基板の温度制御を行うサセプタなどの基板保持部材において,基板の面内温度を均一に維持することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は,基板を載置して保持し,基板と基板保持面との熱伝達により基板を温度制御する基板保持部材であって,基板よりも小さい基板保持面を有し,前記基板と基板保持面との熱伝達率は,基板保持面の材質を変えることによって設定されており,且つ基板保持面の中心領域と外周領域との間の中間領域が前記中心領域と前記外周領域に対し低くなっており,前記外周領域が前記中心領域に対して高くなっていることを特徴とする。なお,前記基板と基板保持面との熱伝達率は,基板保持面の表面粗さを変えることにより設定されていてもよい。
本発明によれば,基板保持面に保持された基板の面内温度を均一に維持できる。
前記基板保持面の中間領域は,保持した基板の中心から見て基板の半径の80〜90%の範囲に位置していてもよい。
別の観点による本発明によれば,前記のいずれかに記載の基板保持部材を備えた基板処理装置が提供される。
本発明によれば,基板保持部材上の基板の面内温度が均一に維持されるので,基板の処理が面内で均一に行われ,歩留まりが向上する。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本発明にかかる基板保持部材を備えた平行平板型のプラズマ処理装置1の構成の概略を示す縦断面図である。
プラズマ処理装置1は,例えば略円筒形状の処理容器10を有している。処理容器10の内部には,処理室Sが形成されている。処理容器10は,例えばアルミニウム合金により形成され,内壁面がアルミナ膜又はイットリウム酸化膜により被覆されている。処理容器10は,接地されている。
処理容器10内の中央の底部には,絶縁板11を介在して円柱状のサセプタ支持台12が設けられている。サセプタ支持台12上には,基板Wを載置して保持する基板保持部材としてのサセプタ13が支持されている。サセプタ13は,下部電極を構成している。
サセプタ支持台12の内部には,リング状の冷媒室14が形成されている。冷媒室14は,配管14a,14bを通じて,処理容器10の外部に設置されたチラーユニット(図示せず)に連通している。冷媒室14には,配管14a,14bを通じて冷媒が循環供給され,この循環供給によりサセプタ13の温度が調整される。これにより,サセプタ13に載置される基板Wの温度が制御される。
サセプタ13は,例えばアルミニウム合金,例えばアルミナ(Al)により形成されている。サセプタ13は,例えば中央部が上方に突出した略円盤形状に形成されている。そのサセプタ13の中央部の突出部は,静電チャック15になっている。静電チャック15の内部には,直流電源16に接続された電極層17が設けられており,直流電源16から電極層17に直流電圧を印加しクーロン力を発生させることにより,基板Wを吸着できる。
サセプタ13の静電チャック15の上面には,基板Wが載置される基板保持面20が形成されている。基板保持面20は,例えば載置される基板Wよりも小さい径を有する円形に形成されている。これにより,基板保持面20に基板Wが載置されると,基板Wの外周部が基板保持面20の端部から外側に突出する。基板保持面20は,例えば図2及び図3に示すように最外周を環状に囲む外周リング21と,円柱状の複数の凸部22を備えている。外周リング21と凸部22は,上面が同じ高さでかつ平坦に形成されており,基板Wを載置した際に基板Wに接触する。したがって,基板Wは,基板保持面20の外周リング21と凸部22により支持される。
基板保持面20は,中心部から外周部に向けて,基板Wとの熱伝達率が初め一定でその後低下しその後上昇するように形成されている。例えば基板保持面20は,図4に示すように載置される基板Wの中心から基板Wの半径Kの80%までの中心領域R1と,基板Wの中心から見て基板Wの半径Kの80〜90%の範囲に位置する中間領域R2と,基板Wの中心から見て基板Wの半径Kの90%〜98%の範囲に位置する外周領域R3に区画されている。基板Wと基板保持面20との熱伝達率は,これらの各領域R1〜R3毎に設定されている。なお,ここでいう熱伝達率は,各領域R1〜R3における平均の熱伝達率である。
中心領域R1には,図2及び図3に示すように複数の凸部22が均等に配置され,中心領域R1の面内においては,熱伝達率が一定になっている。中間領域R2には,複数の凸部22の単位面積あたりの個数が中心領域R1よりも少なくなるように凸部22が配置されている。これにより,中間領域R2における凸部22と基板Wとの接触率(「接触している面積」/「領域内の全面積」)が中心領域R1よりも減少するので,中間領域R2は,中心領域R1よりも,基板Wとの熱伝達率が低くなる。また,中間領域R2における基板Wとの熱伝達率は,中心領域R1の90%程度になるように設定されている。
外周領域R3には,中心領域R1と中間領域R2よりも基板Wとの接触率が上昇するように,複数の凸部22と外周リング21が配置されている。例えば,凸部22の単位面積あたりの個数を増やしたり,外周リング21の厚みを増やすことにより,接触率が上昇される。これにより,外周領域R3は,中心領域R1と中間領域R2よりも,基板Wとの熱伝達率が高くなっている。
基板保持面20には,図1に示すようにサセプタ13及びサセプタ支持台12内を通るガス供給ライン30が通じている。これにより,基板Wが基板保持面20に載置された際に形成される,基板Wと静電チャック15との間の空間に,Heガスなどの伝熱ガスを供給できる。
サセプタ13の静電チャック15の外周には,環状のフォーカスリング31が設けられている。フォーカスリング31は,サセプタ13上に載置された基板Wを囲むように形成されている。フォーカスリング31は,例えば導電性材料によって形成されている。
サセプタ13には,整合器40を介して第1の高周波電源41が電気的に接続されている。第1の高周波電源41は,例えば2〜20MHzの範囲,例えば2MHzの周波数の高周波電力を出力しサセプタ13に印加できる。第1の高周波電源41により,プラズマ中のイオンを基板W側に引き込むための自己バイアス電位を生成できる。
サセプタ13には,後述する上部電極50側の第2の高周波電源71からの高周波をグランドに通すためのハイパスフィルタ42が電気的に接続されている。
サセプタ13の上方には,サセプタ13と平行に対向する上部電極50が設けられている。サセプタ13と上部電極50との間には,プラズマ生成空間が形成される。
上部電極50は,サセプタ13に載置された基板W上に処理ガスを噴出するシャワーヘッドを構成している。上部電極50は,例えばサセプタ13に対向する電極板51と,当該電極板51を支持する電極支持体52によって構成されている。電極支持体52は,例えば中空の略円筒状に形成され,その下面に電極板51が設けられている。電極板51には,多数のガス噴出孔51aが形成されており,電極支持体52内に導入された処理ガスをガス噴出孔51aから噴出できる。
上部電極50の電極支持体52の上面の中央部には,上部電極50に処理ガスを導入するためのガス供給管60が接続されている。ガス供給管60は,処理容器10の上面を貫通してガス供給源61に接続されている。ガス供給管60と処理容器10との接触部には,絶縁材62が介在されている。
上部電極50には,整合器70を介して第2の高周波電源71が電気的に接続されている。第2の高周波電源71は,例えば40M以上,例えば60MHzの周波数の高周波電力を出力し上部電極50に印加できる。この第2の高周波電源71により,処理容器10内に処理ガスのプラズマを生成できる。
上部電極50には,サセプタ13側の第1の高周波電源41からの高周波をグランドに通すためのローパスフィルタ72が電気的に接続されている。
処理容器10の底部には,排気口80が形成されている。排気口80は,排気管81を通じて,真空ポンプなどを備えた排気装置82に接続されている。排気装置82により,処理容器10内の所望の圧力に減圧できる。
処理容器10の側壁には,基板Wの搬送口90が形成され,その搬送口90には,ゲートバルブ90が設けられている。ゲートバルブ90を開放することによって,処理容器10内に基板Wを搬入出できる。
以上のように構成されたプラズマ処理装置1で行われるエッチング処理では,先ず基板Wが処理容器10内に搬入され,サセプタ13の基板保持面20に載置され吸着される。この際,サセプタ13は,サセプタ支持台12の循環冷媒により予め所定温度に調節されている。このサセプタ13からの熱伝達により,基板保持面20上の基板Wも所定温度に調整される。次に,例えば排気管81からの排気により,処理室S内が所定の圧力に減圧される。上部電極50から処理室S内に処理ガスが供給される。第2の高周波電源71により,上部電極50に高周波電力が印加され,処理室S内の処理ガスがプラズマ化される。また,第1の高周波電源41により,サセプタ13に高周波電力が印加され,プラズマ中の荷電粒子が基板W側に誘導される。これらのプラズマの作用により,基板W上の膜がエッチングされる。
次に,本実施の形態におけるサセプタ13を採用した場合の基板の面内温度の均一性について検証する。図5は,基板Wと基板保持面20との面内熱伝達率分布と,基板保持面20上で温度調整された基板Wの面内温度分布を示すグラフである。
図5の曲線Aは,サセプタ13の基板Wと基板保持面との熱伝達率を仮に全領域において均一にした場合の基板Wの面内温度分布を示す。かかる場合,基板Wの外周部の温度が著しく上昇することが確認できる。曲線Bは,基板Wと基板保持面との熱伝達率を,仮に基板保持面の中心部から外周部に向けて次第に増大させた場合の熱伝達率分布を示し,曲線Cは,曲線Bの熱伝達率分布の場合の基板Wの面内温度分布を示す。曲線Cの場合,曲線Aの場合に比べて基板Wの外周部の温度上昇が抑制されているが,逆に基板Wの中間部から外周部にかけて大きな温度低下が見られる。
曲線Dは,本実施の形態におけるサセプタ13の基板保持面20のように,基板Wとの熱伝達率を中間領域R2<中心領域R1<外周領域R3の順に大きくした場合の熱伝達率分布を示し,曲線Eは,本実施の形態における基板保持面20上の基板Wの面内温度分布を示す。曲線Eの場合,曲線Cの場合の基板Wの中間部から外周部にかけた温度低下が改善され,また基板面内の最大温度差も±1℃程度の範囲に抑えられていることが確認できる。
本実施の形態によれば,サセプタ13の基板保持面20の凸部22の単位面積あたりの個数を変えることによって,基板Wと基板保持面20との熱伝達率を,中間領域R2<中心領域R1<外周領域R3になるように設定したので,プラズマ処理1におけるエッチング処理中に基板Wの面内温度が均一に保たれ,エッチング処理を基板面内で均一に行うことができる。
以上の実施の形態によれば,各領域R1〜R3における基板保持面20と基板Wとの熱伝達率を,凸部22の単位面積あたりの個数によって設定していたが,基板保持面20に複数の凸部22を均等に配置し,各凸部22と基板Wとの接触面積,つまり各凸部22の上面の面積を変えることによって,各領域R1〜R3における基板Wと基板保持面20との熱伝達率を設定してもよい。
また,基板保持面20の各領域R1〜R3の材質を変えることによって,各領域R1〜R3の基板Wと基板保持面20との熱伝達率を設定してもよい。例えば基板保持面20がアルミナを主成分とする材質で形成されている場合に,当該基板保持面20の各領域R1〜R3の材料の成分に,異なる量の窒化アルミニウム(AlN)を添加することにより,各領域R1〜R3の熱伝達率を設定してもよい。かかる場合,中間領域R2,中心領域R1,外周領域R3の順に,より多くの窒化アルミニウムが添加され,熱伝達率が中間領域R2,中心領域R1,外周領域R3の順に高くなるように設定される。また,この場合,基板保持面20は,図6に示すように凹凸のない平面であってもよい。
さらに,基板保持面20の各領域R1〜R3の表面粗さを変えることによって,各領域R1〜R3の熱伝達率を設定してもよい。かかる場合,基板保持面20は,表面粗さが中間領域R2,中心領域R1,外周領域R3の順に小さくなるように形成され,熱伝達率が中間領域R2,中心領域R1,外周領域R3の順に高くなるように設定される。なお,この場合も,基板保持面20が凹凸のない平面であってもよい。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば本実施の形態では,基板保持面20の凸部22は,円筒形状であったが,四角柱などの他の形状であってもよい。また,基板保持面20には,外周リング21の内側に内周のリングが形成されていてもよい。下部電極となるサセプタ13には,自己バイアス電位を生成させるための高周波電源とプラズマを生成させるための高周波電源の両方が接続されていてもよい。以上の実施の形態では,基板保持面20を有するサセプタ13が,エッチングを行うプラズマ処理装置1に備えられていたが,本発明の基板保持部材は,成膜処理を行うプラズマ処理装置や,プラズマを用いない他の基板処理装置にも適用できる。
本発明は,基板を温度制御する基板保持部材において,基板の面内温度を均一に維持する際に有用である。
プラズマ処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 基板保持面の平面図である。 サセプタの静電チャックの縦断面図である。 基板保持面の領域を説明するための基板保持面の模式図である。 基板保持面の熱伝達率分布と基板の面内温度分布を示すグラフである。 基板保持面が平面の場合の静電チャックの縦断面図である。
符号の説明
1 プラズマ処理装置
13 サセプタ
20 基板保持面
21 外周リング
22 凸部
R1 中心領域
R2 中間領域
R3 外周領域
W 基板

Claims (4)

  1. 基板を載置して保持し,基板と基板保持面との熱伝達により基板を温度制御する基板保持部材であって,
    基板よりも小さい基板保持面を有し,
    前記基板と基板保持面との熱伝達率は,基板保持面の材質を変えることによって設定されており,且つ基板保持面の中心領域と外周領域との間の中間領域が前記中心領域と前記外周領域に対し低くなっており,前記外周領域が前記中心領域に対して高くなっていることを特徴とする,基板保持部材。
  2. 基板を載置して保持し,基板と基板保持面との熱伝達により基板を温度制御する基板保持部材であって,
    基板よりも小さい基板保持面を有し,
    前記基板と基板保持面との熱伝達率は,基板保持面の表面粗さを変えることにより設定されており,且つ基板保持面の中心領域と外周領域との間の中間領域が前記中心領域と前記外周領域に対し低くなっており,前記外周領域が前記中心領域に対して高くなっていることを特徴とする,基板保持部材。
  3. 前記基板保持面の中間領域は,保持した基板の中心から見て基板の半径の80〜90%の範囲に位置していることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の基板保持部材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の基板保持部材を備えた基板処理装置
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