JP4868120B2 - 樹脂ベローズおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂製のベローズとその製造方法に関するものである。本発明のベローズは例えば、弁(特に制御弁)、ポンプ、圧力スイッチ、アキュムレータまたはシリンダロッドカバーなど各種の圧力機器に用いられる。
樹脂製のベローズを製造するに際しては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の樹脂材料よりなる円筒状素材を用意し、この円筒状素材の一端をチャック冶具にてチャックし、チャックした円筒状素材の内径および外径を交互に反チャック側からメスまたはバイトよりなる加工冶具にて加工することにより伸縮自在な蛇腹を形成している。
また、樹脂製のベローズにはその製品仕様として、蛇腹部のみよりなる蛇腹単体構造のもの、蛇腹部の一端にフランジ部を設けた片側フランジ構造のもの、あるいは蛇腹部の両端にそれぞれフランジ部を設けた両側フランジ構造のものなどがあるが、このうち蛇腹単体構造および片側フランジ構造については、上記製法にもとづくNC旋盤による自動加工が可能とされており(概ねφ50以下の製品を製造可能)、この自動加工により工数が少なく廉価でしかも高品質の製品が提供されている。
しかしながら、両側フランジ構造でしかも大径の製品については、反チャック側にもフランジ部がありこのフランジ部の重量が重いことから、反チャック側から順次蛇腹を加工していくに連れ、フランジ部が自重で傾き、芯ずれ(回転ぶれによる蛇腹膜厚のばらつき)が生じることがある。したがって、このような芯ずれが生じないようフランジ部を押えながら加工する必要があり、このためNC旋盤等による自動加工を実施することができない問題がある。自動加工を実施できないと、すべては手作業となり、自動加工と比較して工数が多いのはもちろんのこと、最も重要な蛇腹の寸法にばらつきを生じやすく、バネ定数、耐久寿命、伸縮性(座屈現象の生じやすさ)等に影響し、機能の低下を招く虞がある。
また、本発明に対する先行特許文献として特開平8−326915号公報(特許文献1)があり、この先行特許文献には、図6(D)に示すように、伸縮自在に設けられた蛇腹部52と、この蛇腹部52の両端に結合された端板部53とからなるベローズ51において、蛇腹部52と端板部53は、互いに線膨張係数の近似した樹脂材または同一種類の樹脂材よりなり、両者52,53が一体成形によって気密に結合されているベローズ51が掲載されており、またその製造方法として図6(A)〜(D)に示すように、蛇腹部52を構成する樹脂材52Aから端板部53との結合部52Baを有する蛇腹母体52Bを形成する第1工程と、蛇腹母体52Bと端板部53を構成する樹脂材53Aとを一体成形してベローズ母体51Aを形成する第2工程と、ベローズ母体51Aから切削によって端板部53および蛇腹部52を形成する第3工程とからなるベローズの製造方法が掲載されている。
しかしながら、このように蛇腹部52と端板部53を一体成形する場合には、その樹脂材質が限定される不都合があり、また一体成形では、後の工程で切除する部位(図6(C)における53Aa)が生じることから、成形材料の歩留まりが良くないと云う不都合がある。また、一体成形してから蛇腹を加工する手順であると、蛇腹部52と端板部53の外径寸法差が大きい場合、蛇腹を加工する工程において加工冶具を径方向に移動させる距離が長くなることから、冶具の移動に時間がかかり、よってタクトタイムが長いと云う不都合もある。
特開平8−326915号公報
本発明は以上の点に鑑みて、両側フランジ構造の樹脂ベローズについて自動加工を可能とすることを目的とし、併せて、樹脂材質が限定されず歩留まりが良好で蛇腹加工のタクトタイムが短い樹脂ベローズとその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるベローズは、蛇腹部の両端にフランジ部を有する両側フランジ構造の樹脂ベローズにおいて、前記蛇腹部とフランジ部を互いに組み立てられる別部品として有してこれらを互いに嵌合する構造とし、前記蛇腹部は樹脂材料によって成形され、その軸方向中央に伸縮自在な蛇腹が設けられ、前記蛇腹の両端に環状のブロック体が一体に設けられ、前記ブロック体の端部外周に環状段差状のフランジ装着部が設けられ、前記フランジ部は前記蛇腹部と同種または異種の樹脂材料により成形されるとともに前記フランジ装着部に軸方向一方から嵌合され、前記蛇腹部と前記フランジ部の組立面に、両者の間を密封するシール部材と、両者を互いに抜け止めする抜け止め係合部とを有し、前記シール部材は、環状溝状のシール装着部に装着されたパッキンよりなり、前記抜け止め係合部は、前記シール装着部の内側に位置して設けられた互いに係合する凹部および凸部の組み合わせよりなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2によるベローズの製造方法は、請求項1記載の樹脂ベローズの製造方法において、前記蛇腹部と前記フランジ部を互いに組み立てられる別部品として製作する工程と、前記シール装着部に前記シール部材を装着するとともに前記抜け止め係合部を係合させながら前記蛇腹部と前記フランジ部を組み立てる工程とを順次実施し、前記蛇腹部を製作する工程における前記蛇腹の加工は、前記蛇腹部の一端をチャック冶具により片持ちで保持した状態で、前記チャックした蛇腹部を回転させつつその内径および外径を交互に反チャック側からメスまたはバイトよりなる加工冶具にて加工することにより伸縮自在な蛇腹を形成することを特徴とする。
本発明は、以下の効果を奏する。
上記構成を備えた本発明のベローズにおいては、蛇腹部とフランジ部が互いに組み立てられる樹脂材料製の別部品とされてこれらを互いに嵌合する構造とされているために、蛇腹部は単独で製作可能であり、よって蛇腹部はその製作時に上記蛇腹単体構造と同様、自動加工されることが可能とされている。したがって、工数およびコストを削減するとともに最も重要な蛇腹の寸法精度を向上させることができ、バネ定数、耐久寿命、伸縮性等について安定した機能を発揮する両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、蛇腹部とフランジ部の組立面に両者の間を密封するパッキンよりなるシール部材が配置されているために、蛇腹部とフランジ部は一体成形されなくても、両者間の密封性を確保することが可能とされている。一体成形されない蛇腹部とフランジ部は嵌合により組み立てられるが、両者を互いに軸方向に抜け止めする凹部および凸部の組み合わせよりなる抜け止め係合部が併せ設けられているために、両者の嵌合が外れることはない。したがって、両者を一体成形する必要がないことから、樹脂材質が限定されることがなく、よって用途や仕様に応じて樹脂材質を自由に選択可能な両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、上記工程を備えた本発明の製造方法においては、蛇腹部とフランジ部を互いに組み立てられる樹脂材料製の別部品として製作するために、蛇腹部を単独で製作可能であり、よって蛇腹部をその製作時に上記蛇腹単体構造と同様、自動加工することが可能とされている。したがって、工数およびコストを削減するとともに最も重要な蛇腹の寸法精度を向上させることができ、バネ定数、耐久寿命、伸縮性等について安定した機能を発揮する両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、シール装着部にシール部材を装着するとともに抜け止め係合部を係合させながら蛇腹部とフランジ部を組み立てることにしたために、蛇腹部とフランジ部を一体成形する必要がない。したがって、樹脂材質が限定されないことから、用途や仕様に応じて樹脂材質を自由に選択可能な両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、蛇腹部とフランジ部を一体成形する必要がないことから、一体成形に必要とされる後の工程で切除する材料が不要とされる。したがって、一体成形の場合と比較して、成形材料の歩留まりを改善することができる。
更にまた、蛇腹部単体の状態で蛇腹加工を行なうことから、加工冶具の移動時間にフランジ部の外径寸法の大きさは関係しないことになる。したがって、加工冶具の移動時間を短縮し、タクトタイムを短かくすることができる。
また、蛇腹部を製作する工程における蛇腹の加工は、蛇腹部の一端をチャック冶具により片持ちで保持した状態で、チャックした蛇腹部を回転させつつその内径および外径を交互に反チャック側からメスまたはバイトよりなる加工冶具にて加工することにより伸縮自在な蛇腹を形成することとされている。したがって、蛇腹部をチャック冶具により片持ちで保持しても、別部品とした反チャック側のフランジ部の重量が軽減されているので、蛇腹部は自重により傾くことがなく、よって芯ずれが生じるのを防止することができる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係るベローズ1の断面を示している。このベローズ1は、蛇腹部2の両端にそれぞれフランジ部11を設けた両側フランジ構造の樹脂ベローズであって、以下のように構成されている。
すなわち先ず、蛇腹部2とその両側に配置されるフランジ部11とが互いに組み立てられる別部品として設けられており、蛇腹部2の両端外周にそれぞれフランジ部11が組み合わされている。
蛇腹部2は、PTFE等の所定の樹脂材料によって円筒状に成形されており、その軸方向中央に伸縮自在な蛇腹3が設けられるとともに、蛇腹3の両端にそれぞれ環状のブロック体4が一体に設けられている。ブロック体4の端部外周にはそれぞれ環状段差状のフランジ装着部5が設けられており、この装着部5にフランジ部11が軸方向一方から圧入嵌合されている。フランジ部11はそれぞれ蛇腹部2と同種または異種の樹脂材料により環状に成形されている。
図上左側のフランジ部11とブロック体4の間には、Oリング等のパッキンよりなるシール部材21が介装されており、これにより両者4,11間すなわち蛇腹部2およびフランジ部11間の密封性が確保されている。シール部材21は、ブロック体4の装着部5円筒面に設けた環状溝状のシール装着部6に装着されてフランジ部11内周面に密接している。
また、このシール装着部6の内側に位置して、組立面である装着部5円筒面とフランジ部11内周面には、蛇腹部2およびフランジ部11を互いに軸方向に抜け止めするための抜け止め係合部22が設けられており、当該実施例ではこの抜け止め係合部22が、装着部5円筒面に設けた環状の凹部7と、フランジ部11内周面に設けた環状の凸部12との組み合わせにより構成されている。
図上右側のフランジ部11とブロック体4との間にはシール部材は介装されていないが、必要に応じて、上記左側と同様にシール部材を介装することが可能である(後記図4および図5に係る実施例参照)。また、組立面である装着部5円筒面とフランジ部11内周面には、上記左側と同様に蛇腹部2およびフランジ部11を互いに軸方向に抜け止めする抜け止め係合部22が設けられており、当該実施例ではこの抜け止め係合部22が、装着部5円筒面に設けた環状の凹部7と、フランジ部11内周面に設けた環状の凸部12との組み合わせにより構成されている。
図2に示すように、上記樹脂ベローズ1を製造するに際しては、蛇腹部2とその両側のフランジ部11とを別部品として個別に製作し、個別に製作してから組み立てる。したがって個別に製作した段階で既に、蛇腹部2には、伸縮自在な蛇腹3、両端のブロック体4、フランジ装着部5、シール装着部7および凹部8がすべて形成され、フランジ部11には、凸部12が形成されている。そして、このように各部品を完全に製作し終わってから、シール装着部6にシール部材21を装着するとともに抜け止め係合部22を係合させつつ蛇腹部2と両側のフランジ部11とを組み立てる。
上記構成の樹脂ベローズ1によれば、以下の作用効果を奏することか可能である。
すなわち先ず、蛇腹部2とフランジ部11とが互いに組み立てられる別部品とされているために、蛇腹部2は単独で製作されることが可能であり、よって蛇腹部2はその製作時に蛇腹単体構造と同様、自動加工されることが可能とされている。したがって、工数およびコストを削減するとともに最も重要な蛇腹3の寸法精度を向上させることができ、バネ定数、耐久寿命、伸縮性等について安定した機能を発揮する両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、上記構成の樹脂ベローズ1においては、蛇腹部2とフランジ部11の組立面に両者2,11の間を密封するシール部材21が配置されているために、蛇腹部2とフランジ部11は一体成形されなくても、両者2,11間の密封性を確保することが可能とされている。一体成形されない蛇腹部2とフランジ部11は上記したように圧入嵌合等により組み立てられるが、両者2,11を互いに軸方向に抜け止めする抜け止め係合部22が設けられているために、両者2,11の嵌合は外れることがない。したがって、両者2,11を一体成形する必要がないことから、樹脂材質が限定されることがなく、よって用途や仕様に応じて樹脂材質を自由に選択可能な両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、上記ベローズ1の製造方法によれば、以下の作用効果を奏することか可能である。
すなわち先ず、蛇腹部2とフランジ部11とを互いに組み立てられる別部品として製作するために、蛇腹部2を単独で製作することが可能であり、よって蛇腹部2をその製作時に蛇腹単体構造と同様、自動加工することが可能とされている。したがって、工数およびコストを削減するとともに最も重要な蛇腹3の寸法精度を向上させることができ、バネ定数、耐久寿命、伸縮性等について安定した機能を発揮する両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
尚、この蛇腹3の自動加工はNC旋盤等により行なわれ、すなわち図3に示すように、蛇腹部2の一端をチャック冶具31にてチャックし、チャックした蛇腹部2を回転させつつその内径および外径を交互に反チャック側からメスまたはバイトよりなる加工冶具32にて加工することにより伸縮自在な蛇腹3を形成するものであって、図示するように蛇腹部2をチャック冶具31により片持ちで保持しても、別部品とした反チャック側のフランジ部11の重量が軽減されているので、蛇腹部2は自重により傾くことがなく、よって芯ずれが生じるのを防止することができる。また、チャック側もフランジ部11が別部品とされて蛇腹部2はその外径寸法が縮小されているので、比較的小径のチャック冶具31を利用することができるメリットもある。
また、上記製造方法においては、シール装着部6にシール部材21を装着するとともに抜け止め係合部22を係合させながら蛇腹部2とフランジ部11を組み立てることにしたために、蛇腹部2とフランジ11部とを一体成形する必要がない。したがって、樹脂材質が限定されないことから、用途や仕様に応じて樹脂材質を自由に選択可能な両側フランジ構造の樹脂ベローズ製品を提供することができる。
また、蛇腹部2とフランジ部11とを一体成形する必要がないことから、一体成形に必要とされる後の工程で切除する材料が不要とされる。したがって、一体成形の場合と比較して、成形材料の歩留まりを改善することができる。
また、蛇腹部2単体の状態で蛇腹3の加工を行なうことから、加工冶具32の移動時間にフランジ部11の外径寸法の大きさは全く関係しないことになる。したがって、加工冶具32の移動時間を短縮し、タクトタイムを短かくすることができる。
尚、上記実施例では、両側のフランジ部11は、軸方向に非対称形状とされているが、例えば図4および図5に示すように、両側のフランジ部11が対称形状である場合には、蛇腹部2とフランジ部11の分割構造を対称構造とすることにより、分割したフランジ部11について、部品を共用化できるメリットが生じることになる。
本発明の実施例に係る樹脂ベローズの半裁断面図 同樹脂ベローズの製造方法を示す半裁断面図 同ベローズにおける蛇腹加工方法を示す説明図 本発明の他の実施例に係る樹脂ベローズの半裁断面図 同樹脂ベローズの製造方法を示す半裁断面図 従来例に係るベローズの製造方法を示す説明図
符号の説明
1 樹脂ベローズ
2 蛇腹部
3 蛇腹
4 ブロック体
5 フランジ装着部
6 シール装着部
7 凹部
11 フランジ部
12 凸部
21 シール部材
22 抜け止め係合部
31 チャック冶具
32 加工冶具

Claims (2)

  1. 蛇腹部(2)の両端にフランジ部(11)を有する両側フランジ構造の樹脂ベローズ(1)において、
    前記蛇腹部(2)とフランジ部(11)を互いに組み立てられる別部品として有してこれらを互いに嵌合する構造とし、
    前記蛇腹部(2)は樹脂材料によって成形され、その軸方向中央に伸縮自在な蛇腹(3)が設けられ、前記蛇腹(3)の両端に環状のブロック体(4)が一体に設けられ、前記ブロック体(4)の端部外周に環状段差状のフランジ装着部(5)が設けられ、
    前記フランジ部(11)は前記蛇腹部(2)と同種または異種の樹脂材料により成形されるとともに前記フランジ装着部(5)に軸方向一方から嵌合され、
    前記蛇腹部(2)と前記フランジ部(11)の組立面に、両者の間を密封するシール部材(21)と、両者を互いに抜け止めする抜け止め係合部(22)とを有し、
    前記シール部材(21)は、環状溝状のシール装着部(6)に装着されたパッキンよりなり、
    前記抜け止め係合部(22)は、前記シール装着部(6)の内側に位置して設けられた互いに係合する凹部(7)および凸部(12)の組み合わせよりなることを特徴とする樹脂ベローズ。
  2. 請求項1記載の樹脂ベローズ(1)の製造方法において、
    前記蛇腹部(2)と前記フランジ部(11)を互いに組み立てられる別部品として製作する工程と、前記シール装着部(6)に前記シール部材(21)を装着するとともに前記抜け止め係合部(22)を係合させながら前記蛇腹部(2)と前記フランジ部(11)を組み立てる工程とを順次実施し、
    前記蛇腹部(2)を製作する工程における前記蛇腹(3)の加工は、前記蛇腹部(2)の一端をチャック冶具(31)により片持ちで保持した状態で、前記チャックした蛇腹部(2)を回転させつつその内径および外径を交互に反チャック側からメスまたはバイトよりなる加工冶具(32)にて加工することにより伸縮自在な蛇腹(3)を形成することを特徴とする樹脂ベローズの製造方法。
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