JP4867943B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、詳しくは、上記被記録媒体を搬送する搬送手段を、その搬送方向左右両側から一対のフレームによって支持した画像形成装置に関する。
従来より、この種の画像形成装置としては、装置の左右に一対の金属製のフレームを配置し、その一対のフレーム間に、用紙等の被記録媒体に例えば電子写真方式で画像を形成する画像形成ユニットや、用紙を搬送する搬送手段としての各種ローラ等を配置したものが考えられている。ところが、このような構造の画像形成装置では、装置が平らでない机や床などの上に置かれたときには、装置自身がねじれてしまうことがあった。すると、用紙の送り動作や画像形成に必要とされる精度が確保できない可能性がある。
すなわち、左右のフレーム間には、用紙を給紙トレイから送り出す給紙ローラ、給紙ローラにより送り出された用紙を搬送する搬送ローラ、用紙の先頭を揃えるレジストローラ等が、自身の両端をフレームに軸支されて配置されるが、左右のフレームがねじれると、上述したローラ等の位置がずれてしまい、結果として、給紙や紙送りがうまくいかなかったり、精密な画像が形成できないという問題があった。
そこで、左右一対のフレームを、金属製のパイプの両端にフランジを溶接してなる補強部材によって連結することにより、左右のフレーム間のねじれを抑制して、被記録媒体の搬送及び画像形成を好適に実行可能とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3659163公報
ところが、上記特許文献1では、金属製のパイプの両端に溶接されるフランジとして、略正方形のものを採用している。フランジには、この他、丸など種々の形状があるが、いずれも対称な形状であり、周囲にデッドスペースができるため、装置の小型化において制約となっていた。そこで、本発明は、被記録媒体を搬送する搬送手段を一対のフレームによって支持した画像形成装置において、デッドスペースを減らして良好に装置を小型化することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段を、上記被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対のフレームと、上記一対のフレームを連結する同一形状の複数の補強部材と、を備え、上記各補強部材は、金属製のパイプと、一部に切欠部を有する異形の平面形状を有して上記パイプの両端に溶接され、上記フレームに固定するためのネジ穴が少なくとも上記パイプとの溶接部を挟んで2つ穿設された一対の同一形状のフランジと、を備え、上記少なくとも1つのフランジは、装置を構成する他部材に上記切欠部を対向させて上記フレームに固定されることにより、当該他部材との干渉が防止されていることを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成装置では、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段へ被記録媒体を搬送する搬送手段は、上記被記録媒体の搬送方向左右両側から一対のフレームによって支持されている。そして、この一対のフレームは、同一形状の複数の補強部材で連結されることによって補強され、フレーム間のねじれが抑制されている。
本発明では、上記各補強部材を、一部に切欠部を有する異形の平面形状を有する一対の同一形状のフランジを金属製のパイプの両端に溶接して構成している。そして、少なくとも1つのフランジは、装置を構成する他部材に上記切欠部を対向させて上記フレームに固定されることにより、当該他部材との干渉が防止されている。このように、本発明の画像形成装置では、補強部材を構成するフランジの平面形状を一部に切欠部を有する異形として、その切欠部によって他部材との干渉を防止しているので、デッドスペースを減らして装置を良好に小型化することができる。
また、本発明では、上記各フランジに、上記フレームに固定するためのネジ穴を少なくとも上記パイプとの溶接部を挟んで2つ穿設している。このため、上記補強部材は上記フレームに良好に固定することができ、そのフレームのねじれも良好に抑制することができる。従って、本発明の画像形成装置では、精密な画像を良好に形成することができる。
なお、本発明は以下の構成になんら限定されるものではないが、少なくとも2つの上記補強部材は、上記フランジの切欠部の配設方向が異なるように、上記一対のフレームの間に固定されたものであってもよい。全てのフランジの切欠部を同一方向に向けているとデッドスペースを十分に減らすことができない場合があるが、このようにフランジの切欠部の配設方向を一部で異ならせることにより、一層良好にデッドスペースを減らせる場合がある。従って、その場合、装置を一層小型化することができる。
また、上記各フランジは、正方形の1つの角を切欠いた平面形状を有し、切欠かれていない3つの角に上記ネジ穴が穿設されたものであってもよい。この場合、上記補強部材は上記フレームに一層良好に固定することができ、そのフレームのねじれも一層良好に抑制することができる。
更に、上記各パイプは外周の一部に継目を有し、かつ、その継目と上記フランジの切欠部との位置関係は上記各補強部材で一致しており、上記各補強部材は、上記継目が使用者からは見えない角度にそれぞれ固定されてもよい。この場合、パイプとフランジとの位相関係を合わせることによって各補強部材を同様の工程で製造することができるので製造コストを低減することができ、更に、上記パイプの継目が使用者から見えないので装置の美観を保つことができる。そして、この場合更に、上記パイプは、1枚板をパイプ状に曲げ、カシメ若しくは溶接でパイプ状に加工したものであってもよい。
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置1の概略構成を表す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
(画像形成装置の全体構成)
この画像形成装置1は、直接転写タンデム方式のカラープリンタであって、図1に示すように、略箱型の筐体2を備えている。筐体2の上面には、画像形成後の被記録媒体としての用紙4が積載される排紙トレイ5Aが形成されている。更に、その排紙トレイ5Aが一体に設けられて画像形成装置1を上方から覆うトップカバー5は、画像形成装置1の後方上端を中心にして開閉可能に設けられている。このトップカバー5を開放することにより、後述のベルトユニット20や画像形成ユニット30を筐体2の内部から上方へ引き出すことが可能となる。
筐体2の下部には、画像を形成するための用紙4が収容される給紙トレイ7が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ7内には、用紙4の前端側を持ち上げるように傾動可能な用紙押圧板9が設けられている。また、給紙トレイ7の前端上方位置には、用紙4を送り出す給紙ローラ11が設けられ、その給紙ローラ11による用紙搬送方向下流側には、給紙ローラ11にて搬送される用紙4を1枚毎に分離する分離ローラ12と分離パッド13とが設けられている。
給紙トレイ7の最上位の用紙4は、分離ローラ12によって1枚毎に分離された後、更に、一対の搬送ローラ14によって搬送され、レジストローラ15へ送られる。レジストローラ15では、その用紙4を所定のタイミングで、後方のベルトユニット20上へ送り出す。なお、給紙ローラ11,分離ローラ12,搬送ローラ14,レジストローラ15,ベルトユニット20が搬送手段の一例に相当する。
ベルトユニット20は、筐体2に対して着脱可能とされており、前後に離間して配置されたベルト駆動ローラ21,テンションローラ22の間に、水平に架設される搬送ベルト23を備えている。搬送ベルト23は、ポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、後側のベルト駆動ローラ21が図示省略したメインモータによって回転駆動されることにより図1の反時計回り方向に循環移動して、その上面(以下、搬送面ともいう)に載せた用紙4を後方へ搬送する。また、テンションローラ22は、ベルト駆動ローラ21と回転軸を平行に揃えて設けられ、図示省略したバネによって前方に付勢されることで搬送ベルト23に適度な張力を与えている。
(画像形成部の構成)
搬送ベルト23の内側には、後述する画像形成ユニット30が有する各感光体ドラム31と対向配置される4つの転写ローラ24が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム31と対応する転写ローラ24との間に搬送ベルト23を挟んだ状態となっている。後述のトナー像の転写時には、この転写ローラ24と感光体ドラム31との間に転写バイアスが印加され、所定量の転写電流が通電される。また、ベルトユニット20の下側には、搬送ベルト23に付着したトナーや紙粉等をクリーニングローラ41を介して除去する周知のベルトクリーナ40が設けられている。
画像形成ユニット30は、LEDユニット50と対をなして、用紙搬送方向に沿って上流側から順にブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの順で各色に対応して4機ずつ直列に設けられている。なお、各色に対応する画像形成ユニット30,LEDユニット50,転写ローラ24が画像形成手段の一例に相当する。
各画像形成ユニット30は、像担持体としての感光体ドラム31、スコロトロン型帯電器32、及び現像装置としての現像カートリッジ34等を備えて構成されている。感光体ドラム31は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。スコロトロン型帯電器32は、感光体ドラム31の後側斜め上方において、感光体ドラム31と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム31と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
現像カートリッジ34は、略箱形をなし、その内部には、上部にトナー収容室35が設けられ、その下側に供給ローラ36、現像ローラ37、及び層厚規制ブレード38が設けられている。各現像カートリッジ34のトナー収容室35には、現像剤として、ブラック、シアン、マゼンタ、またはイエローの各色の正帯電性非磁性1成分トナーがそれぞれ収容されている。
トナー収容室35から放出されたトナーは、供給ローラ36の回転により現像ローラ37に供給され、供給ローラ36と現像ローラ37との間で正に摩擦帯電される。更に、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレード38と現像ローラ37との間に進入し、ここで更に十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。
感光体ドラム31の表面は、その回転時、先ずスコロトロン型帯電器32により一様に正帯電される。その後、感光体ドラム31の表面は、LEDユニット50の下端に用紙幅方向(図1の表裏面方向)に一列に配設されたLED(図示省略)により露光されて、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ37の回転により、現像ローラ37上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム31に対向して接触するときに、感光体ドラム31の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム31の表面には、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト23によって搬送される用紙4が感光体ドラム31と転写ローラ24との間を通る際に、上記転写電流によって、用紙4に順次転写される。こうして各色のトナー像が順次重ねて転写された用紙4は、次いで定着手段の一例としての定着器60に搬送される。
定着器60は、筐体2内における搬送ベルト23の後方に配置されている。この定着器60は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ61と、加熱ローラ61の下方において、加熱ローラ61を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ62とを備えている。この定着器60では、各色のトナー像が転写された用紙4を、加熱ローラ61と加圧ローラ62とによって狭持搬送しながら加熱することにより、上記トナー像を用紙4に定着させる。そして、上記トナー像が定着された用紙4は、定着器60の斜め後上方に配置された搬送ローラ63により更に搬送され、筐体2の上部に設けられた排紙ローラ64により、前述の排紙トレイ5A上に排出される。
(画像形成装置のフレームの構成)
次に、上記各部を支持するフレーム70の構成について説明する。図2の斜視図に示すように、筐体2の内部には、金属板をほぼ左右対称形状にプレス成形して構成されたフレーム70L,70Rが設けられ、この一対のフレーム70L,70Rは、補強部材80UF,80LF,80UR,80LRによって連結されている。補強部材80UF,80LF,80UR,80LRは、それぞれ同一形状に構成されている。そして、フレーム70L,70Rの間には、上部前方に補強部材80UFが、下部前方に補強部材80LFが、上部後方に補強部材80URが、下部後方に補強部材80LRが、それぞれ架け渡して固定され、これによってフレーム70L,70Rは平行に配設される。なお、以下の説明において、フレーム70L,70R、または、補強部材80UF,80LF,80UR,80LRを区別する必要のない場合は、それぞれ、単にフレーム70、補強部材80と呼ぶ。
このフレーム70には、前述の給紙ローラ11,分離ローラ12,搬送ローラ14,レジストローラ15等が一体の給紙ユニットとして装着される給紙ユニット装着部71や、各画像形成ユニット30がそれぞれ装着される4つの画像形成ユニット装着部73、各LEDユニット50がそれぞれ装着される4つのLEDユニット装着部75などが設けられている。図3は、フレーム70Rの構成を表す側面図である。なお、フレーム70Lは、これとはほぼ左右対称に構成されている。
図3に示すように、給紙ローラ11,分離ローラ12,搬送ローラ14,レジストローラ15等が一体の給紙ユニットとして装着される給紙ユニット装着部71は、その給紙ユニットを位置決めする位置決め溝71Aと、当て面71Bとを有している。画像形成ユニット30が装着される画像形成ユニット装着部73は、画像形成ユニット30の外周に突設された位置決め部材(図示省略)等が係合するように溝状に構成されている。また、LEDユニット50が装着されるLEDユニット装着部75は、LEDユニット50の左右側面に突設された位置決め部材(図示省略)が当接される当接部75Aと、その当接部75Aに向かって付勢された押圧部75Bとによって構成されている。押圧部75Bは、フレーム70Rに揺動可能に設けられ、当接部75Aとの間にLEDユニット50の上記位置決め部材を挟むことによってそのLEDユニット50を位置決めする。更に、右側フレーム70Rには、転写ローラ24に前述の転写電流を通電するための電極配設用の電極配設用穴部77も、前後方向に複数設けられている。
次に、図4は、補強部材80の構成を表す斜視図である。図4に示すように、補強部材80は、スチール製の1枚板をパイプ状に曲げ、溶接でパイプ状に加工したパイプ81と、そのパイプ81の両端に溶接されたスチール製の板材からなる一対のフランジ82とから構成されている。フランジ82は、四隅にR状の面取りがなされた略正方形の板材の1つの角に直線状の切欠部82Aを設けた異形の平面形状を有しており、全ての補強部材80における各フランジ82は全て同一形状とされている。また、各フランジ82には、切欠部82Aを設けなかった3つの角に、それぞれネジ穴82Bが穿設され、パイプ81はフランジ82の略中心に溶接される。このため、対向する2つの角に穿設された一対のネジ穴82Bはパイプ81との溶接部を挟んで配設される。
更に、パイプ81の継目J(すなわち、上記パイプ加工時の溶接部)と各フランジ82の切欠部82Aとの位相(位置関係)も各補強部材80で一致しており、対をなすフランジ82の切欠部82Aは同方向を向き、フランジ82の四辺のうち切欠部82Aと隣接しない辺に継目Jが対向している。なお、パイプ81は必ずしも溶接でパイプ状に加工する必要はなく、カシメによってパイプ状に加工されたものであってもよい。
そして、このように構成された補強部材80は、フランジ82の切欠部82Aが画像形成装置1を構成する他部材に対向するように取り付けられる。すなわち、図3に示すように、補強部材80UFは、切欠部82Aが給紙ユニット装着部71の位置決め溝71Aに対向するように取り付けられる。このため、フランジ82が位置決め溝71Aを埋めたりそこに装着される給紙ユニットと干渉したりすることが防止できる。また、補強部材80URは、切欠部82AがLEDユニット装着部75に対向するように取り付けられる。このため、フランジ82がLEDユニット装着部75やそこに装着されるLEDユニット50と干渉することが防止できる。なお、補強部材80UF,80URは、いずれも継目Jが後方に配設される向きに取り付けられる。
更に、補強部材80LF,80LRは、切欠部82Aが電極配設用穴部77と対向するように取り付けられる。このため、フランジ82と電極配設用穴部77に配設された電極との間で放電が起こるのを(すなわちフランジ82と電極との干渉を)良好に防止することができる。なお、補強部材80LFは継目Jが前方に配設される向きに、補強部材80LRは継目Jが下方に配設される向きに、それぞれ取り付けられる。
(本実施の形態の効果及び変形例)
このように、本実施の形態の画像形成装置1では、一対のフレーム70L,70Rを4つの補強部材80UF,80LF,80UR,80LRによって連結して補強しているので、フレーム70L,70R間のねじれが抑制され、用紙4の搬送や画像形成を良好に行うことができる。また、画像形成装置1では、フランジ82に形成された切欠部82Aを他部材に対向させてその他部材との干渉を防止しているので、デッドスペースを減らして装置を良好に小型化することができる。しかも、このフランジ82は、パイプ81との溶接部を挟んで対向する2つのネジ穴82Bを含む3つのネジ穴82Bを有しているので、各補強部材80はフレーム70L,70Rに良好に固定することができ、そのフレーム70L,70Rのねじれも一層良好に抑制することができる。従って、本実施の形態の画像形成装置1では、極めて精密な画像を良好に形成することができる。
また、上記各補強部材80では、継目Jとフランジ82との位置関係が一致しているので、各補強部材80は同様の工程で製造することができ、装置の製造コストを一層低減することができる。更に、上記のように取り付けられた補強部材80UF,80LF,80UR,80LRでは、図1に示すように、トップカバー5が開放されてベルトユニット20が交換される場合にも、継目Jが使用者から見えない角度に配設される。従って、装置の美観も保つことができる。
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、上記実施の形態では、図5(A)に概略的に示すように、四隅にR状の面取りがなされた略正方形の板材の1つの角に直線状の切欠部82Aを設けた異形の平面形状にフランジ82を構成しているが、フランジは他の形状に構成してもよい。
例えば、図5(B)に示すフランジ182のように、四隅にR状の面取りがなされた略正方形の板材の対向する2つの角に直線状の切欠部182Aを設けた異形の平面形状として、切欠部182Aを設けなかった2つの角にネジ穴182Bを穿設してもよい。また、図5(C)に示すフランジ282のように、円形の板材に直線状の切欠部282Aを設けた異形の平面形状として、切欠部282Aを設けなかった部分に90°間隔で3つのネジ穴282Bを穿設してもよい。フランジ182,282のいずれでも、パイプ81との溶接部を挟んで対向する少なくとも2つのネジ穴182Bまたは282Bを有しているので、これらのフランジ182,282を利用した場合にも上記実施の形態と同様にフレーム70に良好に固定することができる。更に、切欠部は曲線状に形成されてもよく、補強部材の数は、画像形成装置の形態に応じて種々に変更されてもよい。
本発明が適用された画像形成装置の概略構成を表す側断面図である。 その画像形成装置のフレームの外観を表す斜視図である。 そのフレームの一方の構成を詳細に表す側面図である。 そのフレームを補強する補強部材の構成を表す斜視図である。 その補強部材のフランジの変形例を表す説明図である。
符号の説明
1…画像形成装置 2…筐体 4…用紙 5…トップカバー
11…給紙ローラ 12…分離ローラ 13…分離パッド 14…搬送ローラ
15…レジストローラ 20…ベルトユニット 23…搬送ベルト
24…転写ローラ 30…画像形成ユニット 31…感光体ドラム
34…現像カートリッジ 50…LEDユニット 70…フレーム
71…給紙ユニット装着部 73…画像形成ユニット装着部
75…LEDユニット装着部 77…電極配設用穴部 80…補強部材
81…パイプ82,182,282…フランジ 82A,182A,282A…切欠部
82B,182B,282B…ネジ穴 J…継目

Claims (5)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    該搬送手段を、上記被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対のフレームと、
    上記一対のフレームを連結する同一形状の複数の補強部材と、
    を備え、
    上記各補強部材は、
    金属製のパイプと、
    一部に切欠部を有する異形の平面形状を有して上記パイプの両端に溶接され、上記フレームに固定するためのネジ穴が少なくとも上記パイプとの溶接部を挟んで2つ穿設された一対の同一形状のフランジと、
    を備え、上記少なくとも1つのフランジは、装置を構成する他部材に上記切欠部を対向させて上記フレームに固定されることにより、当該他部材との干渉が防止されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも2つの上記補強部材は、上記フランジの切欠部の配設方向が異なるように、上記一対のフレームの間に固定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記各フランジは、正方形の1つの角を切欠いた平面形状を有し、切欠かれていない3つの角に上記ネジ穴が穿設されたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記各パイプは外周の一部に継目を有し、かつ、その継目と上記フランジの切欠部との位置関係は上記各補強部材で一致しており、
    上記各補強部材は、上記継目が使用者からは見えない角度にそれぞれ固定されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記パイプは、1枚板をパイプ状に曲げ、カシメ若しくは溶接でパイプ状に加工したものであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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