JP4866773B2 - 穿刺装置 - Google Patents
穿刺装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4866773B2 JP4866773B2 JP2007093824A JP2007093824A JP4866773B2 JP 4866773 B2 JP4866773 B2 JP 4866773B2 JP 2007093824 A JP2007093824 A JP 2007093824A JP 2007093824 A JP2007093824 A JP 2007093824A JP 4866773 B2 JP4866773 B2 JP 4866773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- puncture
- mounting
- durability
- holding
- puncture device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
(1) 穿刺針を装着して使用する穿刺装置であって、
前記穿刺針が着脱自在に装着される装着手段と、
前記装着手段を少なくとも発射準備位置から穿刺位置まで移動させる駆動手段と、
前記装着手段を前記発射準備位置に保持する保持手段と、
前記保持手段に作用して、前記装着手段の前記発射準備位置から前記穿刺位置までの移動を開始させる開放手段と、
前記装着手段を制動し、該装着手段が前記穿刺位置よりも先端方向へ移動するのを阻止する制動手段とを有し、
当該穿刺装置は、複数回繰り返し使用可能であり、前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの1つの手段は、穿刺装置を複数回繰り返し使用したときのその手段の耐久性が、他の4つの手段のうちのいずれの耐久性よりも低くなるように構成されており、前記1つの手段が、その耐久性の限度を超えて故障し、その機能を発揮し得なくなった場合は、前記穿刺針の装着が不能となるか、前記装着手段を前記発射準備位置に保持するのが不能となるか、または、前記装着手段の移動が不能となるように構成されていることを特徴とする穿刺装置。
前記穿刺針が着脱自在に装着される装着手段と、
前記装着手段を少なくとも発射準備位置から穿刺位置まで移動させる駆動手段と、
前記装着手段を前記発射準備位置に保持する保持手段と、
前記保持手段に作用して、前記装着手段の前記発射準備位置から前記穿刺針位置までの移動を開始させる開放手段と、
前記装着手段を制動し、該装着手段が前記穿刺位置よりも先端方向へ移動するのを阻止する制動手段とを有し、
当該穿刺装置は、複数回繰り返し使用可能であり、前記保持手段は、穿刺装置を複数回繰り返し使用したときの前記保持手段の耐久性が、前記装着手段、前記駆動手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの最も低い耐久性よりも低くなるように構成されており、前記保持手段が前記耐久性の限度を超えてその構成物の少なくとも一部が破壊すると、前記装着手段を前記発射準備位置に保持し得なくなるように構成されていることを特徴とする穿刺装置。
前記保持手段の構成物は、ABS樹脂で構成されている上記(3)に記載の穿刺装置。
図1は、本発明の穿刺装置の実施形態を示す断面図、図2は、図1に示す穿刺装置に装着される穿刺針カートリッジを示す断面図、図3は、図1に示す穿刺装置のプランジャを示す断面図、図4は、図1に示す穿刺装置の調節部の構成(側面および両端面)を示す図、図5は、図4中のE−E線での断面図、図6は、図4中のA−A線での断面図、図7は、図4中のB−B線での断面図、図8は、図4中のC−C線での断面図、図9は、図4中のD−D線での断面図、図10、図11、図12、図13、図14および図15は、それぞれ図1に示す穿刺装置の使用状態を示す断面図である。
このプランジャ5は、先端部に、穿刺針カートリッジ2のランセット22が着脱自在に装着(連結)されるほぼ円筒状の装着部(装着手段)51を有している。すなわち、穿刺針カートリッジ2を穿刺装置1に装着する際は、装着部51の先端部に、ランセット22のプランジャ装着部226が嵌入される。このランセット22のプランジャ装着部226は、プランジャ5の装着部51に対し、着脱自在に嵌入される。
また、穿刺操作部7が故障した場合は、例えば、誤動作をさせてしまうことがある。
まず、穿刺装置1の部品であるロック部材53、装着部51、コイルバネ91、92、穿刺操作部7および穿刺深さ制御板61について、それぞれ、その形状、材質(構成材料)、寸法について、有限要素法解析法を用いた応力解析(コンピュータシミュレーション)のためのソフトウエアに、入力処理する。
また、穿刺装置1は、構成が簡単であり、量産に適する。
図1〜図15に示す構造の穿刺装置を製造するために、前記実施形態で説明した方法で(ここでは、その詳細な説明は省略)、下記のようにして、設計を行った。
使用メッシャー:拡張
自動除変:オフ
面の平滑化:オン
ヤコビアンチェック:4Points
要素サイズ:0.89705mm
許容誤差:0.044852mm
要素タイプ:2次オーダー要素
要素数:5447
節点数:11075
拘束条件:固定(平行移動量なし)
荷重条件:垂直荷重載荷 6N等分布(使用時に加わる最大衝撃荷重を想定)
素タイプ:2次オーダー要素
ソルバタイプ:FFEソルバ
そして、得られた穿刺装置に対し、繰り返し応力付加試験を行った。その結果は、前記設計において各部材が故障してその機能を発揮し得なくなるまでの使用回数に近い結果が得られた。
また、以上では、血液を採取する場合の実施形態について述べたが、本発明の穿刺装置は、例えば組織間液のような血液以外の体液を採取するためのものでもよく、その用途は特に限定されない。
2 穿刺針カートリッジ
21 ケーシング
211 開口
212 面
213 ハブ係合部
214 開口
215 リブ
22 ランセット
221 先端面
222 先端面
223 基端面
224 大径部
225 角部
226 プランジャ装着部
23 穿刺針
231 針先
24 キャップ
241 押え部材
3 ハウジング
30 ハウジング本体
31 中空部
32 開口
33 指標
34 長孔
35 先端
4 キャップ状部材
41 リブ
42 頭部
43 長孔
5 プランジャ
50 プランジャ本体
51 装着部
511 切欠き
512 テーパ面
513 先端
52 突出部
521 突起
53 ロック部材
531 係止部
532 突起
533 アーム部
54、55 フランジ
56 第1の突部
6 調節部
61 穿刺深さ制御板
610 支持部
611〜613 凸部
614 凸部の形成されていない部分
621〜624 リブ
63 溝
7 穿刺操作部
71 操作ボタン
711 突起
8 セット操作部
80 セット操作部本体
81 リブ
82 把手部
91、92 コイルバネ
93 バネ受け部材
Claims (8)
- 穿刺針を装着して使用する穿刺装置であって、
前記穿刺針が着脱自在に装着される装着手段と、
前記装着手段を少なくとも発射準備位置から穿刺位置まで移動させる駆動手段と、
前記装着手段を前記発射準備位置に保持する保持手段と、
前記保持手段に作用して、前記装着手段の前記発射準備位置から前記穿刺位置までの移動を開始させる開放手段と、
前記装着手段を制動し、該装着手段が前記穿刺位置よりも先端方向へ移動するのを阻止する制動手段とを有し、
当該穿刺装置は、複数回繰り返し使用可能であり、前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの1つの手段は、穿刺装置を複数回繰り返し使用したときのその手段の耐久性が、他の4つの手段のうちのいずれの耐久性よりも低くなるように構成されており、前記1つの手段が、その耐久性の限度を超えて故障し、その機能を発揮し得なくなった場合は、前記穿刺針の装着が不能となるか、前記装着手段を前記発射準備位置に保持するのが不能となるか、または、前記装着手段の移動が不能となるように構成されていることを特徴とする穿刺装置。 - 前記1つの手段は、前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段および前記開放手段のうちのいずれか1つである請求項1に記載の穿刺装置。
- 穿刺針を装着して使用する穿刺装置であって、
前記穿刺針が着脱自在に装着される装着手段と、
前記装着手段を少なくとも発射準備位置から穿刺位置まで移動させる駆動手段と、
前記装着手段を前記発射準備位置に保持する保持手段と、
前記保持手段に作用して、前記装着手段の前記発射準備位置から前記穿刺位置までの移動を開始させる開放手段と、
前記装着手段を制動し、該装着手段が前記穿刺位置よりも先端方向へ移動するのを阻止する制動手段とを有し、
当該穿刺装置は、複数回繰り返し使用可能であり、前記保持手段は、穿刺装置を複数回繰り返し使用したときの前記保持手段の耐久性が、前記装着手段、前記駆動手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの最も低い耐久性よりも低くなるように構成されており、前記保持手段が前記耐久性の限度を超えてその構成物の少なくとも一部が破壊すると、前記装着手段を前記発射準備位置に保持し得なくなるように構成されていることを特徴とする穿刺装置。 - 前記保持手段、前記装着手段、前記駆動手段、前記開放手段および前記制動手段の構成物は、それぞれ、エンジニアリングプラスチックおよび/または金属材料で構成され、
前記保持手段の構成物は、ABS樹脂で構成されている請求項3に記載の穿刺装置。 - 前記保持手段の構成物は、撓み変形するアーム部と、該アーム部の先端部に設けられ、他の部材に対して摺動する摺動部とを有する請求項1ないし4のいずれかに記載の穿刺装置。
- 前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの耐久性が最も低い手段について、当該穿刺装置を使用した場合を想定し、作用する応力の最も大きい部位を特定し、前記部位を最も先に故障する部位と想定し、前記耐久性が最も低い手段の繰り返し負荷試験の結果と、前記部位の形状、寸法および材質に基づいて、前記部位が故障するまでの使用回数を求め、前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの耐久性が2番目に低い手段について、当該穿刺装置を使用した場合を想定し、作用する応力の最も大きい部位を特定し、前記部位を最も先に故障する部位と想定し、前記部位が故障するまでの使用回数が、前記耐久性が最も低い手段の前記部位が故障するまでの使用回数の5倍以上となるように、前記部位の形状、寸法および材質を設定したものである請求項1ないし5のいずれかに記載の穿刺装置。
- 前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの耐久性が2番目に低い手段について、当該穿刺装置を使用した場合を想定し、作用する応力の最も大きい部位を特定し、前記部位を最も先に故障する部位と想定し、前記耐久性が2番目に低い手段の繰り返し負荷試験の結果と、前記部位の形状、寸法および材質に基づいて、前記部位が故障するまでの使用回数を求め、前記装着手段、前記駆動手段、前記保持手段、前記開放手段および前記制動手段のうちの耐久性が最も低い手段について、当該穿刺装置を使用した場合を想定し、作用する応力の最も大きい部位を特定し、前記部位を最も先に故障する部位と想定し、前記部位が故障するまでの使用回数が、前記耐久性が2番目に低い手段の前記部位が故障するまでの使用回数の1/5以下となるように、前記部位の形状、寸法および材質を設定したものである請求項1ないし5のいずれかに記載の穿刺装置。
- 有限要素法を用いた応力解析の結果に基づいて、前記作用する応力の最も大きい部位を特定する請求項6または7に記載の穿刺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007093824A JP4866773B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 穿刺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007093824A JP4866773B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 穿刺装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008246097A JP2008246097A (ja) | 2008-10-16 |
JP4866773B2 true JP4866773B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=39971740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007093824A Active JP4866773B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 穿刺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4866773B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101577162B1 (ko) * | 2015-03-03 | 2015-12-11 | 이승욱 | 일정한 찌름 깊이를 가지는 플라스틱 안전 란셋 |
JP6374099B2 (ja) | 2015-03-31 | 2018-08-15 | 富士フイルム株式会社 | 穿刺装置および光音響計測装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2444630A1 (en) * | 2002-10-15 | 2004-04-15 | Bayer Healthcare Llc | Lancing device |
US20060100655A1 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-11 | Koon-Wah Leong | Combined lancing and auxiliary device |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007093824A patent/JP4866773B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008246097A (ja) | 2008-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4644678B2 (ja) | 穿刺具 | |
JP3697100B2 (ja) | 穿刺具 | |
US8211036B2 (en) | Disposable lancet device cap with integral lancet and/or test strip and testing device utilizing the cap | |
US9386945B2 (en) | Blood lancing device | |
EP2056717B1 (en) | Elastomeric toroidal ring for blood expression | |
US8858582B2 (en) | Push activation lancet device | |
US20080243159A1 (en) | Lancet device with combined trigger and cocking mechanism and method | |
WO2008157610A1 (en) | Lancet device with depth adjustment and lancet removal system and method | |
JP4923109B2 (ja) | ランセットアッセンブリおよび穿刺デバイス | |
GB2440119A (en) | Skin Pricking Device | |
EP2163199B1 (en) | Cam-actuated medical puncturing device and method | |
KR20120050525A (ko) | 일회용 채혈 기구 | |
JP4866773B2 (ja) | 穿刺装置 | |
WO2010050350A1 (ja) | 体液採取装置およびこの装置に使用する穿刺針着脱部材 | |
JP2005021291A (ja) | 穿刺具 | |
JP4491280B2 (ja) | 穿刺針および穿刺具 | |
EP2220999B1 (en) | Puncture device | |
JP5587721B2 (ja) | 穿刺装置 | |
JP3154960U (ja) | 穿刺具 | |
JP2008099999A (ja) | 穿刺具 | |
JP3967349B2 (ja) | 穿刺規制部材および穿刺規制部材付き穿刺具 | |
JP4995741B2 (ja) | 穿刺装置 | |
JP5015699B2 (ja) | 穿刺装置 | |
JP5048682B2 (ja) | 穿刺具 | |
JP3902989B2 (ja) | 穿刺器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4866773 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |