JP4866354B2 - 相関出力を使用したオーディオ・チャネル混合方法 - Google Patents

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Description

本発明はオーディオ信号の混合に関し、より詳細には相関した出力を使用した2以上のオーディオ・チャネルの混合(ミックス)またはダウンミックスに関する。
マルチチャネル・オーディオは、混合ステレオ・コンテンツよりもはるかに優れた真の「サラウンド・サウンド」体験を提供するので、従来の映画館やホーム・シアタ会場で映画視聴者による熱狂的な支持を受けている。ドルビー(登録商標)AC3(ドルビー(登録商標)・デジタル)オーディオ・コーディング・システムは、ステレオおよび5.1チャネルのオーディオ・サウンド・トラックを符号化するための世界的な標準である。DTSコヒーレント・アコースティックス(DTS Coherent Acoustics)は、もう1つの良く使用されるマルチチャネル・オーディオ・コーディング・システムである。DTSコヒーレント・アコースティックスは現在、放送、CD、およびDVDの5.1、6.1、7.1、10.2、その他のマルチチャネル・フォーマットによる、特別なイベントやホーム・リスニングのためのマルチチャネル音楽を提供するために使用される。
カー・オーディオ・システムは、長年にわたってモノラルからステレオへ、更に今日のほぼ全ての自動車の標準であるマルチスピーカ・システムへと進歩してきた。しかし、ほとんどのコンテンツはまだ、2チャネル・ステレオ(L、R)フォーマットで提供される。オーディオ・システムは、その2チャネルをマルチスピーカ・レイアウト用に混合および遅延して、向上したオーディオ体験を提供する。しかし、マルチチャネル音楽の入手可能性の増大に伴い、乗客に「サラウンド・サウンド」体験を提供するマルチチャネル・オーディオ・システムが自動車に実装されるようになってきている。
既存のオーディオ・システムに対する大幅な改善ではあるが、車による制限と特定のスピーカへの乗客の接近は、サラウンド・サウンド体験に影響を及ぼす。一般に、マルチチャネル・フォーマットで実施される望ましい混合は、「アンバランス」なものになる場合がある。例えば、助手席に座っている乗客には、前部右側スピーカから生じるディスクリートRチャネルが大きく聞こえすぎるため、実際にはサラウンド・サウンド表現の利点の幾つかが失われることがある。更に極端な場合には、後部座席の乗客には、サラウンド・サウンド・チャネルのみが聞こえることもある。
そのため、自動車メーカは、ディスクリート・チャネルの一部を再混合することで所望のバランスを再構築し、車中の全ての人のサラウンド・サウンド体験を改善できることに気付いた。図1に示すように、典型的なミキサ10は、ディスクリートのR、C、L入力チャネル12、14、16を再混合して、自動車用のR、C、L出力チャネル18、20、22にする。各チャネルは遅延24を通され、隣接チャネルと混合される(ゲイン係数Giが乗算され26、加算される28)。標準的な混合の式は下記の通りである。
R=G1*R+G2*C
C=G3*C+G4*L+G5*R、および
L=G6*L+G7*C
混合されたチャネルは、イコライザ30を通して出力チャネル18、20、22へ送られ、自動車のL、C、Rチャネル・スピーカで再生される。
この手法は一般に、音声のバランスを取り直して自動車内の各乗客に適切なサラウンド・サウンド体験を提供するために有効であるが、幾つかの潜在的な問題を含んでいる。この手法は、2つのチャネルが、相対的な時間または位相の遅延を有する同じまたは非常に類似した内容を含むときに、不要なアーチファクトをもたらし得る。更に、この手法は、特定のチャネルに割り当てられた信号を過度に混合することによって、マルチチャネル・オーディオの「分離性(ディスクリート性、discreteness)」が低下する可能性もある。
本発明は、不要なアーチファクトをもたらすことや、元の音声のディスクリート表現を過度に低下させることなしに、音声のバランスを取り直すために、またはオーディオ・チャネルをダウンミックスするために有効なオーディオ・チャネルの混合方法を提供する。
この方法は、任意の2以上の入力チャネルの間で、入力チャネルの各対に対する1または複数の「相関した」オーディオ信号を生成するように各オーディオ・チャネルを処理することによって、達成される。次に、それぞれの相関オーディオ信号(1または複数)は入力オーディオ・チャネルと混合されて、出力チャネルが提供される。相関器は、ニューラル・ネットワーク、独立成分分析(ICA)、適応フィルタ、マトリクス・デコーダなどのような任意の適切な技術を使用して実装することができるが、これらに限られるものではない。
一実施形態では、同相相関信号(in-phase correlated signal)だけが2つの入力チャネルと混合される。同相相関信号は、両方のチャネルに存在する同一のまたは非常に類似した信号であり、かつ同相(時間遅延が無いまたは最小)の信号を表す。オーディオ信号のこの部分だけを混合することによって、不要なアーチファクトをもたらすことなく、またマルチチャネル・オーディオの分離性を低下させることなしに、所望のバランスの取り直しを実施することができる。
他の実施形態では、相関プロセスは、同相相関信号、異相相関信号(out-of-phase correlated signal)(かなりの時間または位相の遅延を有する同一または類似の信号)、および1または複数の独立信号(他の入力チャネルに存在しない信号)を提供し、それらは入力チャネルと混合される。この手法は、より多くの混合についての柔軟性を提供する。ミキサは、異相信号および独立信号の混合係数をゼロに設定することができ、結果として、同相相関信号だけが混合される場合と同様の結果が実現される。あるいは、ミキサは、単にこれらの信号の係数を小さくして、より円滑な混合を提供することもできる。他の応用では、ミキサは、異相信号を低減または除去するが独立信号の一部を保持する、ということが必要なこともある。例えば、L、C、R入力チャネルからL、R出力チャネルへの3:2ダウンミックスにおいては、独立Cチャネル信号をLおよびRの出力チャネルに混合することが望ましい場合もある。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、当業者には、好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を添付の図面と併せ読むことによって、明らかになるであろう。
自動車へのマルチチャネル・オーディオの適用は、ディスクリートのオーディオ・チャネルを再混合して全ての乗客に対してより一様なサラウンド・サウンド体験を提供することの望ましさを明らかにした。しかし、直接的な混合はマルチチャネル・オーディオのバランスを取り直すのには有効であったが、この手法は不要なアーチファクトを生成する可能性がある。例えば、RおよびCのチャネルが、かなりの位相または時間の遅延を有する同一または非常に類似した内容を含む場合、これら2つのチャネルを再混合することで位相歪みおよび/または振幅歪みが生じる可能性がある。更に、マルチチャネル・オーディオの望ましさの多くは、オーディオ・チャネルのディスクリートの未混合の表現から生じる。再混合プロセスは、音声のディスクリートの表現を弱くする場合がある。
従って、本発明は、不要なアーチファクトをもたらすことなく、また、元の音声のディスクリートの表現を過度に弱めることなしに、音声のバランスを取り直すのに有効なオーディオ・チャネル混合方法を提供する。この方法は、任意の2以上の入力チャネルの間で、オーディオ・チャネルを処理して入力チャネルの各対に対する1または複数の「相関した」オーディオ信号を生成することによって、達成される。両方のチャネルにおける内容(コンテンツ)を表す、位相または時間の遅延が殆どまたは全くない同一または非常に類似した同相相関信号は、入力チャネルと混合される。本手法はまた、典型的には廃棄される異相相関信号(かなりの時間または位相の遅延を有する同一または類似の信号)、および入力チャネルと混合することができる1対の独立信号(他の入力チャネルに存在しない信号)を生成することもできる。同相相関信号と1対の独立信号との両方を提供することで、本手法は、オーディオ・チャネルのダウンミックスに対してもうまく適合する。
本技術は、自動車のマルチチャネル・オーディオによって提供されるサラウンド・サウンド体験を改善する状況に関して開発されたが、本発明は、任意の設定で混合が行われる任意の2以上のオーディオ・チャネルに対して一般に適用可能である。
相関出力を用いる混合
図2に示されるように、ミキサ40はディスクリートのR、C、L入力チャネル42、44、46を再混合して自動車用のR、C、L出力チャネル48、50、52とする。各チャネルは遅延54を通される。RおよびCと、LおよびCとのチャネルは、それぞれ、相関器56および58へ入力され、相関オーディオ信号60および62が生成される。これらの相関オーディオ信号60および62は、隣接するチャネルと混合される(ゲイン係数Giが乗算され64、加算される66)。混合されたチャネルは、イコライザ68を通して出力チャネル48、50、52へ送られ、例えば自動車のL、C、Rチャネル・スピーカで再生される。
相関器56および58は、ニューラル・ネットワーク、独立成分分析(ICA)、適応フィルタ、マトリクス・デコーダなどのような任意の適切な技術を使用して実装することができるが、これらに限られるものではない。図3に示されるように、相関器70は、下記の式のように混合される一つの同相相関オーディオ信号(LCC、RCC)を生成するように構成することができる。
R=G8*R+G9*RCC (1)
C=G10*C+G11*LCC+G12*RCC (2)
L=G13*L+G14*LCC (3)
この手法では、異相相関信号および独立信号は除去されている。当然ながら、同相と異相とを、ならびに相関と独立とを区別する明確なラインや明確な定義はない。オーディオ内容のこれらの成分がどのように区別されるかは、相関器を実装するために使用される技術および相関信号の所望される特性に依存する。用途によっては、非常に高い相関の信号だけを保持することが望ましいこともある。他の用途では、異相信号および独立信号の一部を保持することが望ましいこともある。
図4に示されるように、柔軟性を増大するためのこの要望は、同相相関オーディオ信号(RIP、LIP)、異相相関オーディオ信号(ROP、LOP)、ならびにLおよびRの独立オーディオ信号(RCI、CRIおよびLCI、CLI)を生成するように構成された相関器72によって達成することができる。一般に、これらの成分のそれぞれは下記の混合式に従って混合することができる。
R=G15*R+(G16*RIP+G17*ROP+G18*RCI+G19*CRI) (4)
C=G20*C+(G21*LIP+G22*LOP+G23*LCI+G24*CLI)+(G25*RIP+G26*ROP+G27*RCI+G28*CRI) (5)
L=G29*L+(G30*LIP+G31*LOP+G32*LCI+G33*CLI) (6)
上記と同様に、これらの様々な相関した成分がどのように計算されるかは、実装技術および様々な成分の所望される特性に依存する。
典型的な実装では、この出力チャネルの異相成分および独立成分は廃棄することができる。その場合、この式は下記のように簡素化される。
R=G15*R+(G16*RIP+G19*CRI) (7)
C=G20*C+(G21*LIP+G23*LCI)+(G25*RIP+G27*RCI) (8)
L=G29*L+(G30*LIP+G33*CLI) (9)
結果として、同相相関信号および他のチャネルからの独立信号だけが残される。
図5aから5hは、相関出力を混合することによって提供される利益および柔軟性を明らかにする単純な4トーン(tone、音)の例を示す。この例では、Lチャネルは、1kHzトーン、5kHzトーン、および15kHzトーンを含む。Rチャネルは、5kHzトーン、10kHzトーン、および15kHzトーンを含む。5kHzトーンは同相で相関している。15kHzトーンは位相がずれている。L(上側)およびR(下側)のチャネルの時間領域波形72および74が、図5aに示される。LおよびRチャネルの周波数内容76および78は、それぞれ、図5bおよび5cに示されている。
上述の図3に示されたタイプの2:1相関器は、図5dに示されるような一つの同相相関オーディオ信号80を生成する。次に、この信号は、5kHzトーンのバランスを取り直すために、左および右のチャネルの何れかまたは両方と混合することができるが、この混合は、異相の15kHzトーンに関連した、あるいは独立オーディオ信号であるRチャネルの1kHzまたはLチャネルの10kHzの何れかの混合に関連した位相または振幅の歪みを全くもたらすことなく行われる。
上述の図4に示されたタイプの2:4相関器は、図5e〜5hに示されたような1kHzの独立L信号82、10kHzの独立R信号84、5kHzの同相相関信号86、および15kHzの異相相関信号88を生成することができる。次に、これらの信号は、左および右のチャネルの何れかまたは両方と独立に混合することができる。場合によっては、同相の相関信号86だけが混合され、他は廃棄されるか又はゼロに設定される。代替例として、ミキサは、これら他の信号の成分の少しを追加することを選択することもできる。例えば、Cチャネルがディスクリートのスピーカを持たない3:2ダウンミックスでは、独立信号の一部を混合することが必要になることもある。
相関器の実装
マトリクス・デコーダ
上述のように、相関器はマトリクス・デコーダを使用して実装することができる。初期のマルチチャネル・システムは、複数のオーディオ・チャネル、例えば、左、右、中央、およびサラウンド(L、R、C、S)のチャネルを、左および右のトータル(Lt、Rt)チャネルにマトリックス符号化し、それらを標準のステレオ形式に記録していた。プロロジック・エンコーダ4(Prologic encoder 4)は、この混合を下記の式のようにマトリックス符号化する。
Lt=L+0.707C+S(+90°) (10)
Rt=R+0.707C+S(−90) (11)
マトリクス・デコーダは2つのディスクリートのチャネルLt、Rtを復号し、それらを、4つのディスクリートの再構成されたチャネルL、R、C、およびSに展開し、それらを増幅して5つのスピーカ・システムへ分配する。アクティブな復号を実施するために多様な専用アルゴリズムが使用されるが、それらは全てLt+Rt(C)、Lt−Rt(S)、Lt(L)、およびRt(R)のパワーを測定してゲイン・ファクタHiを計算し、下記の式のようにすることに基づく。
L=H1*Lt+H2*Rt (12)
R=H3*Lt+H4*Rt (13)
C=H5*Lt+H6*Rt (14)
S=H7*Lt+H8*Rt (15)
より詳細には、ドルビー(登録商標)・プロ・ロジックは5点音場の中心にあるヌル・ポイントに対しての1組のゲイン・ファクタを提供する。プロ・ロジック・デコーダは、2チャネル・マトリクス符号化された信号LtおよびRtの絶対パワーを測定し、L、R、C、およびSの各チャネルのパワー・レベルを計算する。次に、これらのパワー・レベルは、L/RおよびC/Sの優勢(dominance)ベクトルを計算するために使用され、そのベクトル和が、一つの優勢信号を発生する必要がある5点音場における一つの優勢ベクトルを定義する。これらのパワー・レベルおよび優勢ベクトルは、安定性を増すために時間平均が取られる。デコーダは、優勢ベクトルに従ってヌル点における1組のゲイン係数を調整してゲイン・ファクタHiを提供する。
DTSのNeo:6デコーダは、マルチバンド・フィルタ・バンク、マトリクス・デコーダ、および合成フィルタを含み、それらを併せてLtおよびRtを復号し、マルチチャネル出力を再構築する。Neo:6は、各サブバンドについてL/RおよびC/S優勢ベクトルを計算し、低速および高速の平均の両方を使用してそれらを平均化する。Neo:6は、優勢ベクトルを使用して、Lt、Rtのサブバンド信号を、展開(拡張)された9点音場にマッピングする。Neo:6は、その音場のゲイン係数の値に基づいて、各サブバンドにおけるベクトルのゲイン係数を計算する。これにより、映画チャネル構成で見る音場においてサブバンドを独立に操作することが可能になる。
相関器としてのマトリクス・デコーダ
図6に示されるように、2:4マトリクス・デコーダ90は、式10および11で符号化されるように、LtおよびRtを分解してL、R、C、およびSチャネルを再構築するように設計される。これらの式の分析は、LtおよびRtにおいてLおよびRチャネルが独立であり、Cチャネルが完全に相関し、Sチャネルが180°位相がずれていることを示す。
従って、図6に示されるように、LtとRtが単なる2つのオーディオ・チャネルであり、マトリクス符号化されたチャネルではない場合、再構築されるCチャネルは、LtおよびRtにおける何れかの同相相関オーディオ信号を表し、再構築されるSチャネルは、何れかの異相相関オーディオ信号を表し、再構築されるLおよびRチャネルは、2つの入力オーディオ・チャネルの独立オーディオ信号を表す。SチャネルがLおよびRチャネルに混合される2:3マトリクス・デコーダは、同相相関信号が必要な場合にのみ使用することができることに、留意されたい。
ゲイン・ファクタHiを計算するために使用される特定のアルゴリズムは、これらのチャネルのそれぞれで獲得される相関、位相シフト、または独立性の度合いを決定する。例示のために、以下の理想化された場合について考察する。
ケース1: Lt、Rtの相関が高い場合(Lt=Rt)
L H1 および H2 = 0.354、 −0.354
C H1 および H2 = 0.707、 0.707
R H1 および H2 = −0.354、 0.354
S H1 および H2 = 0.707、 −0.707
この場合、L、R、およびSは0になり、CはLとRの両方を等量含むことになる。予想される通り、同相の寄与が大きく、他の成分はゼロになる。ステアリング・ベクトルがどこで終わるかに依存して、新しい係数は、補間を使用して最適のもののグリッドから計算される。
ケース2: Lt、Rtが完全に位相がずれている場合(Lt=−1.0*Rt)
L G1 および G2 = 0.354、 0.354
C G1 および G2 = 0.5、 0.5
R G1 および G2 = 0.354、 0.354
S H1 および H2 = 0.707、 −0.707
この場合、全ての出力がゼロになる。
ケース3: Ltが優勢である場合(Rt=0)
L H1 および H2 = 1.0、 0.0
C H1 および H2 = 0.0、 0.5
R H1 および H2 = 0.0、 0.707
S H1 および H2 = 0.0、 −1
この場合、左入力を含む左チャネルを除いて、出力は全てゼロになる。
マルチチャネル自動車用オーディオ・システム
上述のように、本発明の動機は、ドルビー(登録商標)AC3またはDTSコヒーレント・アコースティックスなどによって提供されるものなどのような、マルチチャネル・オーディオによって提供されるサラウンド・サウンド体験を改善することであった。相関オーディオ信号を混合することによって、マルチチャネル・ミキサは、不要なアーチファクトを生成することや音声のディスクリート表現を弱めることなしに、マルチチャネル・オーディオの所望のバランス取り直しを提供する。
図7および図8に示されるように、典型的な自動車用サウンド・システム100は、少なくともLフロントおよびRフロントを含む複数のスピーカ102を、自動車の客室104に備える。この例では、スピーカ・システムは、Cフロント、RおよびLサイド、ならびにRおよびLリアも含み、また、Cリアを含むこともできる。マルチチャネル・デコーダ106は、ディスク108(または放送)からのマルチチャネル符号化された音声を、少なくともLフロント、Cフロント、およびRフロントを含む複数のディスクリートのオーディオ入力チャネルへと復号する。この5.1チャネル・フォーマットでは、右Rsおよび左Lsのサラウンド・チャネルも提供される。この.1または低周波チャネルは示されていない。
マルチチャネル・ミキサ110は、相関出力を使用してディスクリートのR、C、Lチャネルを混合して、それぞれのスピーカ用のR、C、Lチャネルにする。各チャネルは遅延112を通過する。RおよびCと、LおよびCのチャネルは、それぞれ、相関器114および116へ入力され、相関オーディオ信号118および120が生成される。これらの相関オーディオ信号118および120は、隣接するチャネルと混合される(ゲイン係数Giが乗算され122、加算される124)。混合されたチャネルはイコライザ126を通してR、C、L出力チャネルへ送られ、R、C、Lチャネル・スピーカで再生される。
この特定の用途では、5.1音声が7スピーカ・システムへと混合されるが、これは一般的でないことはない。典型的なホーム・スピーカ構成なので、5.1コンテンツの方がより一般的であるが、多くの自動車は7スピーカ・システムを使用している。この場合、RsおよびLsのディスクリートのチャネルが、それぞれ、RサイドおよびRリアとLサイドおよびLリアとに混合される。Rs(Ls)チャネルは遅延130を通され、分離され、混合係数が乗算される(132)。一方の分岐はイコライザ134を通ってRリア(Lリア)へ供給される。他方の分岐は、混合されたR(L)チャネルと混合され(遅延136、混合係数138、および可算ノード140)、イコライザ142を通ってRサイド(Lサイド)へ供給される。
コンテンツが7.1フォーマットで提供される場合、R、Rサイド、およびRリアのディスクリートのオーディオ・チャネルは、相関出力を使用して、R、C、Lについて説明したのと同様の方法で、混合することができる。左側のチャネルも同様に混合することができる。更に、音声が8.1フォーマットで使用可能であり、スピーカ・システムがCリア・スピーカを含む場合、リア・スピーカの全てをそのように混合することができる。
図9に示されるように、自動車のスピーカ・システムはCフロント・スピーカを備えていない。3つのフロント・チャネル(R、C、L)は、2つのみのチャネル(R、L)にダウンミックスしなければならない。このことは、Cチャネル・スピーカが存在しない場合の自動車以外の用途でもよくあることである。Cチャネルは単純にLおよびRスピーカの両方に混合される。自動車用の設定でも、同じ手法を取ることができる。しかし、Cチャネルを混合するための理想の係数は、バランスを取り直すための望ましい係数と同じではない可能性があり、更に入力チャネル間の異相相関信号に起因する不要なアーチファクトが生成される可能性もある。
その代わりに、相関器150および152は、同相、異相、および1対の独立オーディオ信号を生成する。この場合、ミキサは、必要に応じて同相成分を混合して信号のバランスを取り直すためと、異相成分を除去して位相歪みを回避するためと、独立Cチャネルを混合してそのチャネルのオーディオ信号を保持するための柔軟性を有することになる。
このようにNチャネルをMチャネル(N>M)へと柔軟にダウンミックスする能力は、自動車以外の用途への適用可能性を有する。例えば、新しい展示会場用に、より多くのディスクリートのチャネル、例えば10.2を備えたコンテンツが作成されている。しかし、商用および消費者用の会場の多くは、5.1、6.1、または7.1スピーカ構成を有しており、ダウンミックスが必要である。
本発明の幾つかの例示的な実施形態について図示し説明してきたが、当業者ならば多くの変形形態および代替実施形態を思いつくはずである。そのような変形形態および代替実施形態も考慮されており、特許請求の範囲に定義された本発明の精神および範囲を逸脱することなく実施することができる。
図1は、サラウンド・サウンド体験を改善するための自動車内のディスクリートのL、CおよびRオーディオ・チャネルを混合するための上述の既知の構成である。 図2は、本発明による、LおよびCと、RおよびCとのチャネルの間の相関出力を使用して、ディスクリートのL、CおよびRオーディオ・チャネルを混合するための構成である。 図3は、相関した出力を生成する相関器のブロック図である。 図4は、相関、異相、および独立の出力を生成する相関器のブロック図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図5aないし図5hは、LおよびRの入力チャネルの時間および周波数領域の表現、および2:1および4:1の相関出力の周波数領域の表現を示す簡略化された図である。 図6は、2:4マトリクス・デコーダを使用した相関器の一実施形態を示すブロック図である。 図7は、自動車用オーディオ・システムの簡略化されたブロック図である。 図8は、マルチチャネル・ミキサのブロック図である。 図9は、自動車における図4に示された相関器のダウンミックス機能を使用するマルチチャネル・ミキサのブロック図である。

Claims (24)

  1. オーディオ・チャネルを混合する方法であって、
    第1および第2のオーディオ入力チャネルを提供するステップと、
    前記第1のオーディオ入力チャネルと前記第2のオーディオ入力チャネルの相関を取って、前記第1のオーディオ入力チャネルと前記第2のオーディオ入力チャネルの間の同相相関オーディオ信号を提供するステップと、
    前記同相相関オーディオ信号に第1のゲイン係数を乗算して、乗算された同相相関オーディオ信号を提供するステップと、
    前記乗算された同相相関オーディオ信号を前記第1のオーディオ入力チャネルと混合して第1のオーディオ出力チャネルへ入力するステップと
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記同相相関信号が、前記第1のオーディオ入力チャネルおよび前記第2のオーディオ入力チャネルの、時間または位相の遅延が殆どまたは全くない同一または類似のオーディオ信号を表す、方法。
  3. 請求項に記載の方法であって、前記第1のオーディオ入力チャネルと前記第2のオーディオ入力チャネルの相関を取る前記ステップが、前記第2の入力オーディオ・チャネルには存在するが前記第1の入力オーディオ・チャネルには存在しないオーディオ信号を表す個別の独立信号を更に提供し、更に、
    前記独立信号に第2のゲイン係数を乗算して、乗算された独立信号を提供するステップと、
    前記乗算された独立信号および前記同相相関オーディオ信号を前記第1のオーディオ入力チャネルと混合して前記第1のオーディオ出力チャネルへ入力するステップと
    を備える方法。
  4. 請求項に記載の方法であって、前記第1のオーディオ入力チャネルおよび前記第2のオーディオ入力チャネルの相関を取るステップが、個別の異相相関信号を更に提供する、方法。
  5. 請求項に記載の方法であって、前記異相相関信号が廃棄される、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記相関が、ニューラル・ネットワーク、ICA、適応予測、またはマトリクス・デコーディングのうちの1つを使用して実施される、方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第1の入力チャネルおよび前記第2の入力チャネルの前記相関が、2:3マトリクス・デコーディングを用いて行われて、前記同相相関オーディオ信号と、前記第1の入力チャネルおよび前記第2の入力チャネルに対する独立オーディオ信号をそれぞれに含む個別の第1および第2のマトリクス信号と、異相相関信号とが生成され、
    前記同相オーディオ信号に前記第1のゲイン係数を乗算して、乗算された同相オーディオ信号が生成され、前記乗算された同相オーディオ信号を前記第1の入力チャネルと混合して、前記個別の第1および第2のマトリクス信号が廃棄される、方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記第1の入力チャネルおよび前記第2の入力チャネルの前記相関が、2:4マトリクス・デコーディングを用いて行われ、前記同相相関信号と、個別の異相相関信号と、個別の第1および第2の独立信号とが生成され、更に、
    前記第1の独立信号および前記第2の独立信号ならびに前記異相相関信号に、第2、第3、および第4のゲイン係数をそれぞれ乗算するステップと、
    前記第1の独立オーディオ信号および前記第2の独立オーディオ信号ならびに異相相関信号を、前記第1のオーディオ入力チャネルと混合して、前記第1のオーディオ出力チャネルへ入力するステップと
    を備える方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、前記異相信号を廃棄するために前記第4のゲイン係数がゼロに設定される、方法。
  10. 請求項1に記載の方法であって、前記第1の入力チャネルおよび前記第2の入力チャネルがマルチチャネル・ディスクリート・オーディオ信号のディスクリート・チャネルである、方法。
  11. オーディオ・チャネルを混合する方法であって、
    右(R)、中央(C)、および左(L)のオーディオ入力チャネルを提供するステップと、
    前記Rのオーディオ・チャネルと前記Cのオーディオ・チャネルの相関を取って、前記Rと前記Cのチャネル間のC−R同相相関オーディオ信号と、それぞれのオーディオ・チャネルにおいて前記Cのオーディオ入力チャネルには存在するが前記Rのオーディオ入力チャネルには存在しないオーディオ信号を表すC−R独立オーディオ信号とを提供するステップと、
    前記Cのオーディオ・チャネルと前記Lのオーディオ・チャネルの相関を取って、前記Lと前記Cのチャネル間のC−L同相相関オーディオ信号と、それぞれのオーディオ・チャネルにおいて前記Cのオーディオ入力チャネルには存在するが前記Lのオーディオ入力チャネルには存在しないオーディオ信号を表すC−L独立オーディオ信号を提供するステップと、
    前記C−R同相相関オーディオ信号および前記C−R独立オーディオ信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Rの入力チャネルと混合してR出力チャネルへ入力するステップと、
    前記C−L同相相関オーディオ信号および前記C−L独立オーディオ信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Lの入力チャネルと混合してL出力チャネルへ入力するステップと
    を備える方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記Rおよび前記Cと前記Lおよび前記Cとのオーディオ入力チャネルの相関を取るステップが、それぞれのオーディオ・チャネルにおける前記Rおよび前記Lのチャネルには存在するが前記Cのチャネルには存在しないオーディオ信号を表すR−CおよびL−Cの独立信号を更に提供し、更に、
    前記C−Rおよび前記C−Lの同相相関オーディオ信号ならびに前記R−Cおよび前記L−Cの独立信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Cの入力チャネルと混合してC出力チャネルへ入力するステップ
    を備える方法。
  13. 請求項11に記載の方法であって、前記Rと前記Cのオーディオ入力チャネルの相関を取るステップが、オーディオ・チャネルにおけるC−R異相相関信号を更に提供し、前記Lと前記Cのオーディオ入力チャネルの相関を取るステップが、オーディオ・チャネルにおけるC−L異相相関信号を更に提供し、更に、
    前記C−R異相相関信号に負のゲイン係数を乗算して同相にし、それを前記Rのオーディオ入力チャネルと混合して前記R出力チャネルへ入力するステップと、
    前記C−L異相相関信号に負のゲイン係数を乗算して同相にし、それを前記Lのオーディオ入力チャネルと混合して前記L出力チャネルへ入力するステップと
    を備える方法。
  14. オーディオ・チャネルを混合する方法であって、
    第1、第2、および第3のオーディオ入力チャネルを提供するステップと、
    前記第1および前記第2のチャネルを処理して、第1の同相相関信号、第1の異相相関信号、ならびに第1および第2の独立信号を提供するステップと、
    前記第2および前記第3のチャネルを処理して、第2の同相相関信号、第2の異相相関信号、ならびに第2および第3の独立信号を提供するステップと、
    前記第1の同相相関信号、第1の異相相関信号、ならびに前記第1および前記第2の独立信号を、前記第1の入力チャネルと混合して第1の出力チャネルへ入力するステップと、
    前記第2の同相相関信号、第2の異相相関信号、ならびに前記第2および前記第3の独立信号を、前記第3の入力チャネルと混合して第3の出力チャネルへ入力するステップと を備える方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、前記第1および前記第2の異相相関信号が廃棄される、方法。
  16. 請求項14に記載の方法であって、前記第1および前記第2のチャネルならびに前記第2および前記第3のチャネルが、それぞれ2:4マトリクス復号化されて前記信号が生成される、方法。
  17. 第1のオーディオ入力チャネルと第2のオーディオ入力チャネルの相関を取って、前記第1のオーディオ入力チャネルと前記第2のオーディオ入力チャネルの間の同相相関オーディオ信号を提供する相関器と、
    前記同相相関オーディオ信号にゲイン係数を乗算し、それを前記第1の入力チャネルと混合して第1の出力チャネルへ入力するミキサと
    を備えるオーディオ・ミキサ。
  18. 請求項17に記載のオーディオ・ミキサであって、前記相関器が、前記第2のオーディオ入力チャネルには存在するが前記第1のオーディオ入力チャネルには存在しないオーディオ信号を表す個別の独立信号を更に提供し、前記ミキサが前記独立信号にゲイン係数を乗算し、それを前記第1の入力チャネルと混合して前記第1の出力チャネルへ入力する、オーディオ・ミキサ。
  19. オーディオ・ミキサであって、
    マルチチャネル符号化されたオーディオ・データを受信し、少なくとも左(L)、中央(C)、および右(R)のチャネルを含む複数のディスクリート・オーディオ入力チャネルを出力するデコーダと、
    前記Rおよび前記Cのチャネルをマトリクス・デコードして第1の同相相関オーディオ信号を生成する第1のマトリクス・デコーダと、
    前記第1の同相相関オーディオ信号を前記Rの入力チャネルと混合してR出力チャネルへ入力する第1のミキサと、
    前記Lおよび前記Cのチャネルをマトリクス・デコードして第2の同相相関オーディオ信号を生成する第2のマトリクス・デコーダと、
    前記第2の同相相関オーディオ信号を前記Lの入力チャネルと混合してL出力チャネルへ入力する第2のミキサと
    を備えるオーディオ・ミキサ。
  20. 請求項19に記載のオーディオ・ミキサであって、前記第1および前記第2のマトリクス・デコーダが、廃棄されることになる左および右チャネルと、前記同相相関オーディオ信号を提供する中央チャネルとを出力する2:3デコーダを含む、オーディオ・ミキサ。
  21. 請求項19に記載のオーディオ・ミキサであって、前記第1および前記第2のマトリクス・デコーダが、RおよびCとLおよびCとの独立オーディオ信号をそれぞれ提供する左および右チャネルを出力し、前記同相相関オーディオ信号を提供する中央チャネルを出力し、廃棄される異相相関オーディオ信号を提供するサラウンド・チャネルを出力する2:4デコーダを含む、オーディオ・ミキサ。
  22. オーディオ・システムであって、
    客室を備えた自動車と、
    前記客室における少なくともLフロントおよびRフロントを含む複数のスピーカと、
    マルチチャネル符号化されたオーディオを、少なくともLフロント、Cフロント、およびRフロントを含む複数のディスクリート・オーディオ入力チャネルに復号するマルチチャネル・デコーダと、
    マルチチャネル・ミキサと
    を備え、前記マルチチャネル・ミキサは、
    前記Rと前記Cのオーディオ・チャネル、および前記Cと前記Lのオーディオ・チャネルの相関を取って、C−R同相相関オーディオ信号およびC−L同相相関オーディオ信号、ならびに前記Cのオーディオ入力チャネルには存在するが前記Rおよび前記Lのチャネルそれぞれには存在しないオーディオ信号を表すC−R独立オーディオ信号およびC−L独立オーディオ信号を提供し、
    前記C−R同相相関オーディオ信号および前記C−R独立オーディオ信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Rの入力チャネルと混合して、前記Rフロント・スピーカへ送られるR出力チャネルへ入力し、
    前記C−L同相相関オーディオ信号および前記C−L独立オーディオ信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Lの入力チャネルと混合して、前記Lフロント・スピーカへ送られるL出力チャネルへ入力するものである、
    オーディオ・システム。
  23. 請求項22に記載のオーディオ・システムであって、前記Rと前記Cのオーディオ・チャネルと前記Cと前記Lのオーディオ・チャネルの相関を取るステップが、C−RおよびC−Lの異相相関信号を更に提供し、前記異相相関信号が反転されるとともにそれぞれのゲイン係数が乗算されて同相にされ、前記Rおよび前記Lの入力オーディオ・チャネルとそれぞれ混合される、オーディオ・システム。
  24. 請求項22に記載のオーディオ・システムであって、前記Rと前記Cのオーディオ・チャネルおよび前記Cと前記Lのオーディオ・チャネルの相関を取るステップが、前記Rおよび前記Lのオーディオ・チャネルにはそれぞれ存在するが前記Cのオーディオ・チャネルには存在しないオーディオ信号を含むR−CおよびL−Cの独立信号を更に提供し、前記ミキサが、前記C−Rおよび前記C−Lの同相相関信号ならびに前記R−Cおよび前記L−Cの独立信号にそれぞれのゲイン係数を乗算し、それらを前記Cの入力チャネルと混合して、Cフロント・スピーカへ送られるC出力チャネルへ入力する、オーディオ・システム。
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