JP4865775B2 - カメラ取り付け構造 - Google Patents
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請求項1に係る発明は、車両のフロントグリル(例えば、後述する実施例におけるフロントグリル2)に設置され、後方に熱源(例えば、後述する実施例におけるエンジン)が存在する環境に設置されるカメラの取り付け構造であって、前方および後方を開口させて箱状をなしカメラ(例えば、後述する実施例におけるカメラ6)の外周部を覆うように前記フロントグリルに形成されたカメラ収容部(例えば、後述する実施例におけるカメラ収容部45)に、前記カメラが該カメラを支持するブラケット(例えば、後述する実施例におけるブラケット70)とともに収容され、前記カメラの後部と前記ブラケットとの間に、前記カメラの外周部と前記カメラ収容部の内周部との間を遮蔽する遮熱シート(例えば、後述する実施例における遮熱シート80)が設けられ、前記遮熱シートは、弾性体で形成され、前記カメラ収容部の断面形状と相似形をなし、前記カメラ収容部に収容される前は前記カメラ収容部の断面よりも大きく、前記カメラ収容部に収容したときに該遮熱シートの外周部が弾性により屈曲して前記カメラ収容部の内周部に隙間なく密接することを特徴とするカメラ取り付け構造である。
このように構成することにより、熱源からの熱が遮熱シートによって遮断され、遮熱シートより前方へ放射されなくなるので、前記熱がカメラに直接放射されるのを阻止することができる。
図2に示す車両は、フロントエンジンの車両であって、車体1の前端部中央には、エンジンルームに通じる大気導入用のフロントグリル2が取り付けられている。フロントグリル2の後方のエンジンルーム内には、エンジン(熱源)や該エンジン冷却用のラジエータ(いずれも図示略)等が収容されている。
このカメラ6で撮影された画像を所定に画像処理し、車内のディスプレイ(図示略)に表示することにより、運転支援に必要な外界情報を乗員に提供することができるようになっている。
フレーム10における上端部20の縦壁部21の下縁から前方に突出する突出部の上面は、エンブレム取付座部11の上面23に連なっている(図1参照)。なお、前記突出部は図3においてはグリルモール4に覆われているため図示されていない。
図6に示すように、カメラ6は、前端にレンズ60を有する略円筒状の頭部61が、断面略矩形の本体部62から前方に突出し、ケーブル(図4、図5参照)69に接続されるコネクター部63が本体部62から後方に突出して構成されている。
そして、このときに、図1に示すように、カメラ6はグリルベース3のフレーム10における上端部20の縦壁部21よりも前方に突出し、エンブレム取付座部11の上面23の上側に位置する。
起立壁部42,42の後端と天板部43の後端は、グリルベース3のフレーム10における上端部20の縦壁部21に接近して位置し、縦壁部21の孔24の外側に配置される。
なお、カメラ6の取り付け手順としては、グリルベース3にグリルモール4を取り付けておき、ブラケットに装着したカメラ6をグリルベース3の孔24からカメラ収容部45に挿入して上述のようにリブ47〜49による位置決めがされた後に、ブラケット70をタッピング75によりグリルベース3のボス25に固定する。
なお、ブラケット70をグリルベース3のボス25に固定した状態において、遮熱シート80はカメラカバー部40のリブ47〜49よりも後方に位置している。
しかも、弾性体からなる遮熱シート80を、カメラ収容部45に収容される前の状態においてカメラ収容部45の断面よりも若干大きい寸法にしているので、カメラ収容部45に挿入したときに、遮熱シート80の外周部をカメラ収容部45の内周部に隙間なく密接させることができ、熱遮蔽を確実に行うことができる。
特に、この実施例においては、鍔部44がカメラ6のレンズ60の一部に対向して配置されているので、レンズ60に小石等がぶつかる確率を低くすることができ、レンズ60のチッピング対策として極めて効果的である。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、遮熱シートはEPDM製に限るものではなく、遮熱性を有する材質であれば他の素材で構成することも可能である。
また、熱源はエンジンに限るものではなく、カメラの設置場所も車両のフロントグリルに限るものではない。
前述した実施例では、カメラカバー部40をグリルモール4における座部側面カバー部33の上面36に設けたが、カメラカバー部40を座部側面カバー部33の下面側に設けることも可能である。
45 カメラ収容部
70 ブラケット
80 遮熱シート
Claims (1)
- 車両のフロントグリルに設置され、後方に熱源が存在する環境に設置されるカメラの取り付け構造であって、
前方および後方を開口させて箱状をなしカメラの外周部を覆うように前記フロントグリルに形成されたカメラ収容部に、前記カメラが該カメラを支持するブラケットとともに収容され、前記カメラの後部と前記ブラケットとの間に、前記カメラの外周部と前記カメラ収容部の内周部との間を遮蔽する遮熱シートが設けられ、
前記遮熱シートは、弾性体で形成され、前記カメラ収容部の断面形状と相似形をなし、前記カメラ収容部に収容される前は前記カメラ収容部の断面よりも大きく、前記カメラ収容部に収容したときに該遮熱シートの外周部が弾性により屈曲して前記カメラ収容部の内周部に隙間なく密接することを特徴とするカメラ取り付け構造。
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