JP4865669B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水などの顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートに対して画像を形成する画像形成装置に関するものである。
この種のシートについては、例えば、特許文献1に開示された水筆発色紙が知られている。この水筆発色紙は、紙面が加工されていて繰り返しの毛筆習字ができることを目的とした特殊加工紙である。この水筆発色紙は、水筆を用いて筆記すると、水で濡れた箇所のみが黒色または赤色に発色するので、筆記した文字等の画像が紙面上に記録される。そして、一定時間後に吸収あるいは蒸発によって水が自然消失することにより発色が消失すると、紙面上から画像が消去され、元の紙面に復元する。この水筆発色紙は、元の紙面に復元した後に再度水筆を用いて筆記すると再び画像を記録できるので、繰り返し利用が可能である。
上述したシートについては、インクジェット方式などの画像記録方式を利用して水等の顕像液を付着させて画像を形成することで、様々な利用方法が考えられる。例えば、上述したシートに画像を形成したものを会議資料として利用すれば、会議中はシート上の画像を見ながら会議を行うことができ、会議終了後はシート上の画像が自然消失して情報セキュリティを確保できるといった利用方法が考えられる。
特公昭50−5097号公報
ところが、水筆発色紙に水で画像を記録した場合に画像が維持できる時間は、上記特許文献1にも記載されているように90秒から最大でも580秒であり、非常に短い時間に限られる。そのため、水筆発色紙に水で画像を記録する方法では、画像をより長い時間維持する必要があるような利用方法に対しては応用できない。
一方で、水で画像を記録する場合よりも長い時間画像を維持する方法としては、水よりも蒸発速度の遅い顕像液(例えばアセトン)を用いて画像を記録する方法が考えられる。この方法によれば、顕像液が水である場合よりも長い時間(1000秒以上)、画像を維持することが可能である。しかし、この方法では、逆に、画像をより短い時間で消失させる必要があるような利用方法に対しては応用できない。
もちろん、利用方法ごとに、それぞれ適した顕像液を用意して、それを用いて画像形成を行えば、各利用方法に適した画像維持時間を実現することが可能である。しかし、このような方法では、必要な画像維持時間が互いに異なる複数の利用方法の数に相当する数の顕像液をストックしておかなければならず、実用上不便である。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述したようなシートについての必要な画像維持時間が互いに異なる複数の利用方法に対し、その数よりも少ない種類の顕像液で対応可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートに対し、顕像液を付着させることにより、画像情報に応じた画像を該シート上に形成する画像形成装置であって、蒸発速度が互いに異なる複数種類の顕像液を個別に収容する複数の収容手段と、該複数の収容手段のうちの少なくとも2つの収容手段から供給される2種類以上の顕像液を、画像情報に基づいてシート上の同一箇所へ付与する付与手段と、該付与手段による該2種類以上の顕像液の各付与量を変更する付与量変更手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記付与手段は、各収容手段から供給される顕像液を個別にシート上の同一箇所へ付与する複数の付与部で構成されており、上記付与量変更手段は、上記2種類以上の顕像液を付与する各付与部による顕像液の付与量を変更するものであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記付与手段が上記2種類以上の顕像液をシートへ付与する前に該2種類以上の顕像液を混合する混合手段を有し、上記付与手段は、該混合手段が混合した顕像液をシートへ付与するものであり、上記付与量変更手段は、該混合手段における該2種類以上の顕像液の混合比率を変更するものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、上記2種類以上の顕像液は相溶性を有するものであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、上記付与手段は、画像情報に基づいて顕像液の液滴を吐出することで顕像液をシートへ付与する吐出手段であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、顕像液が付着したシートの該顕像液による画像部分を含んだ領域全体に消去液を付与することで画像を消去する画像消去手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記画像消去手段は、上記消去液として、上記複数の収容手段に収容されている顕像液の中で最も蒸発速度が早い顕像液の蒸発速度と同等かそれよりも早い蒸発速度である液体を用いることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、上記付与手段に対してシート搬送方向上流側に、シートに付着した顕像液を該シートから消失させて画像を消去する画像消去手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記画像消去手段は、シートに付着した顕像液の蒸発を促進させる蒸発促進手段であることを特徴とするものである。
本発明においては、シート上の同一箇所に付与される蒸発速度が互いに異なる2種類以上の顕像液の体積比率を変化させることで、当該2種類以上の顕像液が付与された箇所の画像維持時間をコントロールすることができる。通常は、蒸発速度が遅い種類の顕像液の体積比率を大きくすれば画像維持時間を長くすることができ、逆に、蒸発速度が早い種類の顕像液の体積比率を大きくすれば画像維持時間を長くすることができる。本発明によれば、少なくとも2種類の顕像液によって3つ以上の互いに異なる画像維持時間を実現できる。
以上、本発明によれば、上述したシートについての必要な画像維持時間が互いに異なる複数の利用方法に対し、その数よりも少ない顕像液でも対応可能となるという優れた効果がある。
〔実施形態1〕
以下、本発明を、インクジェット記録方式を採用する画像形成装置としてのプリンタに適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。なお、本実施形態1では、インクジェット記録方式を例に挙げるが、顕像液をシートへ付与して画像情報に応じた画像を形成できるものであれば電子写真方式などの他の記録方式でもよい。
図1は、本実施形態1におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。
このプリンタは、画像記録部100と、多数の発色シートを収容するシート収容部200と、シート収容部に収容された1枚の発色シートを画像記録部100の記録領域を通過するように搬送するシート搬送部300とから構成される。
画像記録部100は、インクジェット記録方式によりシート上に画像を記録するものであり、付与手段を構成する付与部としての2つの吐出ヘッド110A,110Bと、各吐出ヘッド110A,110Bにそれぞれ接続された収容手段としての2つの顕像液タンク120A,120Bと、付着量変更手段としての吐出量制御部130とから構成されている。2つの顕像液タンク120A,120Bには、蒸発速度が互いに異なる2種類の顕像液がそれぞれ収容されている。これらの顕像液は互いに沸点が異なっている。各吐出ヘッド110A,110Bは、それぞれ、顕像液タンク120A,120Bに収容された顕像液を吐き出すための吐出口を1又は2以上備えている。また、各吐出ヘッド110A,110Bは、図示しない駆動源からの駆動力によって、発色シート400のシート搬送方向に対して直交する方向(シート幅方向)に往復移動する。シート収容部200から給紙された発色シート400がシート搬送部300によって吐出ヘッド110A,110Bと対向する記録領域(液滴吐出領域)へ搬送されてくると、その発色シート400の記録面(図中上側を向いた面)の裏面側を印字ガイド板301にガイドされながら、吐出ヘッド110A,110Bによる画像記録処理が行われる。画像記録処理では、吐出ヘッド110A,110Bをシート幅方向へ移動させ、吐出ヘッド110A,110Bの吐出口から顕像液を適宜吐出する。これにより、発色シート400の記録面には、顕像液が付着した部分が発色して、画像情報に応じた画像が形成される。
吐出量制御部130は、各吐出ヘッド110A,110Bから発色シート400上の1ドットに打ち込む液滴数を制御することで、各吐出ヘッド110A,110Bによる顕像液の付与量を変更するものである。ただし、各吐出ヘッド110A,110Bによる顕像液の付与量を変更する構成としては、このような構成に限られない。例えば、各吐出ヘッド110A,110Bが吐出する液滴量を変更できる構成であれば、その液適量を制御することで顕像液の付与量を変更する構成を採用できる。本実施形態では、図示しない操作パネルに対してユーザーが画像維持時間を指定する操作を行うことで、その操作情報が吐出量制御部130に送られ、吐出量制御部130はその操作情報に係る画像維持時間となるように、各吐出ヘッド110A,110Bから発色シート400上の1ドットに打ち込む液滴数を制御する。画像維持時間のコントロールについての詳細は後述する。
図2(a)は、顕像液が付着していない状態の発色シート400の断面を示す説明図であり、図2(b)は、一部に顕像液が付着した状態の発色シート400の断面を示す説明図である。
発色シート400は、顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートである。本実施形態で用いる発色シート400は、着色層としてのベース材(基紙)401の上に、ベース材とは色相の異なる吸収層402を形成したものである。この発色シート400は、吐出ヘッド110A,110Bからの顕像液が付着し、これを吸収層402が吸収すると、図2(b)の符号Gで示すように、その吸収層402の光屈折率が変化して透過状態になる。これにより、顕像液付着部分では、その吸収層402の下側にあるベース材401の色が吸収層側から視認可能となる。その結果、顕像液付着部分の色はベース材401の色で視認される一方、顕像液非付着部分の色は吸収層402の色で視認されることとなり、これらの間に発色の違いが生じる。その結果、顕像液付着部分が顕像として画像を構成することとなり、発色シート400に画像が記録される。
一方、発色シート400に付着した顕像液が蒸発して発色シート400の吸収層402から消失すると、図2(a)に示すように、その記録面は一様に吸収層402の色で視認されることとなり、画像が消失する。
なお、このようにして画像が消失した後再び吐出ヘッド110A,110Bにより顕像液を付着させれば、画像を記録することができる。
本実施形態で使用可能な発色シート400としては、例えば特許文献1に開示されている水筆発色紙を使用することができる。具体的には、例えば黒色の色剤を結合剤と共に塗布、乾燥したものをベース材401とし、そのベース材上に、低屈折率顔料(例えば白色顔料)を結合剤と共に塗布、乾燥した白色の吸収層402を形成したものを用いることができる。この発色シート400は、顕像液が付着していない状態では記録面が一様に白色であるが、吐出ヘッド110A,110Bからの顕像液が付着すると、その顕像液付着部分がベース材401の黒色で発色するので、白地に黒の画像を記録することができる。そして、吸収層402に浸透した顕像液が蒸発等して吸収層402から消失すると、発色シート400の記録面は再び一様に白色となり、黒の画像は消失する。
次に、本実施形態で使用する顕像液の一例について説明する。
本実施形態では、揮発速度が互いに異なる2種類の顕像液を使用する。具体的には、一方の顕像液は水であり、他方の顕像液は水との間で相溶性があり、かつ、水より蒸発速度が遅い液体である。当該他方の顕像液としては、例えば、1−3ブタンジオール、プロピレングリコール、エチレングリコールなどが使用できる。なお、2種類の顕像液は、必ずしも相溶性を有する必要はないが、相溶性を有する方が画像維持時間のコントロールが容易である。また、顕像液として必ずしも水を使用する必要もない。
〔実験例1〕
次に、顕像液の種類と画像維持時間との関係について確認するために本発明者らが行った実験(以下、本実験を「実験例1」という。)について説明する。
画像維持時間は、発色シート400に付与する顕像液の種類(揮発速度)のほか、単位面積当たりに付与する顕像液の量、使用環境(温度や湿度)、発色シート400の記録面の性状(吸収層402の材質や厚み、表面の平滑性など)、ベース剤(基紙)の種類(紙かフィルムか等)によっても変化する。よって、本実験例1では、顕像液の種類以外については同一条件となるようにし、各顕像液についての画像維持時間を測定する。
本実験例1で使用した発色シート400は、厚さが100[μm]の黒色PETフィルムからなるベース材401上に、100重量部のポリノルボーネン樹脂溶液(ノーソレックスNSX−L:ゼオン化成社製)に400重量部のトルエンを加えて良く攪拌したものを、アプリケータにて塗布し、100[℃]の乾燥器中で3分間乾燥して、厚さが0.5〜1[μm]の吸収層402を有するものを用いる。なお、吸収層402の厚さが厚すぎると、ベース材401の発色が悪くなって、画像の鮮明度が悪化することから、本実験例1では吸収層402の厚さは0.5〜1[μm]とした。
本実験例1では、リコー製IPSIO(GX5000)のインクジェットプリンタを使用し、温度が20[℃]で湿度が65[%]の環境下において、液温が20[℃]である各種顕像液を使用して、上述した発色シートに対して所定画像を書き込み、その排紙後に画像が完全に消失するまでの時間を画像維持時間として測定した。
本実験例1の結果を、下記の表1に示す。
Figure 0004865669
これらの顕像液を使い分けることで、表1に挙げた各画像維持時間については実現することができる。しかし、これらの顕像液をそれぞれ単体で使用するだけでは、表1に挙げた画像維持時間以外の時間、例えば30分という画像維持時間を実現することはできない。本発明者らは鋭意研究を行った結果、発色シート400上の同一箇所に付与する2種類の顕像液の体積比率を変えることで、その箇所の画像維持時間をコントロールできることを突き止めた。これは、3種類以上の顕像液の体積比率を変える場合でも同様である。
図3は、画像維持時間がそれぞれtAおよびtBである2種類の顕像液を発色シート400の同一箇所に付与する場合に、その体積比率を変化させたときの当該箇所における画像消失時間の変化の概要を説明するためのグラフである。
なお、このグラフは、当該箇所へ付与する2種類の顕像液の合計量が一定となるようにしている。
〔実験例2〕
次に、発色シート400の同一箇所に付与する2種類の顕像液の体積比率を変化させたときの当該箇所における画像消失時間について測定した実験(以下、本実験を「実験例2」という。)について説明する。
本実験例2では、2種類の顕像液のうち、一方の顕像液を水とし、他方の顕像液(第2顕像液)を、エチレングリコール、プロピレングリコール、1−3ブタンジオール及びグリセリンとした。また、本実験例2は、温度が20[℃]で湿度が48[%]の環境下において、液温が20〜22[℃]である2種類の顕像液の合計量を変えずに体積比率を変えて発色シート400に付与し、その画像が完全に消失するまでの時間を画像維持時間として測定した。なお、本実験例2で使用した発色シート400は上記実験例1と同じものである。
本実験例2の結果を下記の表2に示す。
本実験例2により、発色シート400の同一箇所に付与する2種類の顕像液の体積比率を変えることで、その画像維持時間を多段階に変化させることができることが確認された。
Figure 0004865669
〔実施例1〕
次に、本発明の実施例(以下、本実施例を「実施例1」という。)について説明する。
本実施例1では、リコー製IPSIO(GX5000)のインクジェットプリンタを使用し、温度が20[℃]で湿度が65[%]の環境下において、液温が20[℃]である2種類の顕像液を使用して、発色シート400に対して所定画像を書き込み、その排紙後に画像が完全に消失するまでの時間を画像維持時間として測定した。なお、本実施例1で使用した発色シート400は上記実験例1と同じものである。本実施例1では、2種類の顕像液のうち、一方の顕像液を水(単体での画像維持時間は1分)とし、他方の顕像液をプロピレングリコール(単体での画像維持時間は94分)とした。そして、発色シート400に対して、まずは適量の1/2の量の水で所定の画像を形成した後、続いてその発色シート400上の画像に重なるように同量のプロピレングリコールで画像を形成した。すなわち、体積比率は1対1である。その結果、上記実験例2の実験結果と同様、画像維持時間を約30分とすることができた。なお、発色シート400へ付与した2種類の顕像液の単位面積当たりの付与量の合計は、通常の付与量と同様であり、画像のかすれや太りなどの不具合は発生しなかった。
〔実施形態2〕
次に、本発明を、上記実施形態1の場合と同様に、インクジェット記録方式を採用する画像形成装置としてのプリンタに適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
上述した実施形態1のプリンタを用いて画像維持時間がコントロールされた画像を発色シート400に形成したとしても、画像を形成してしまった後は、そのままでは、その画像維持時間が経過するまでの間、その発色シート400上に画像が残ることになる。しかし、例えばセキュリティ上の関係で、画像形成後に当初の画像維持時間が経過するよりももっと早く画像を消去することが要望される場合もある。この場合、上記実施形態1のプリンタであっても、画像消去対象の発色シート400をシート収容部200にセットし、その発色シート上の画像に重なるようにベタ画像を形成することで、即座に画像を消去することが可能である。しかし、吐出ヘッド110A,110Bを用いてベタ画像を形成することは時間がかかり、画像消去処理を迅速に行うことができない。
本実施形態2においては、画像消去処理を迅速に行うことが可能なプリンタを提供するものである。
図4は、本実施形態2におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。
このプリンタは、その基本構成は上記実施形態1のプリンタと同様であるが、画像記録部100に対して発色シート400の搬送方向下流側に画像消去部500が追加されている点で、上記実施形態1のものと相違する。以下、この相違点についてのみ説明し、他の説明は省略する。
本実施形態2における画像消去部500は、発色シート400の画像部分を含んだ領域全体に消去液を付与することで画像を消去するものである。画像消去部500は、消去液を収容する消去液タンク501と、この消去液タンク502内の消去液に浸るように配置された汲み上げローラ502と、汲み上げローラ502の表面に当接して汲み上げローラ502の表面に付着した消去液を受け取る中間ローラ503と、中間ローラ503の表面に当接して中間ローラ503の表面に付着した消去液を受け取り、その消去液を発色シート400の記録面に塗布する塗布ローラ504とを備えている。塗布ローラ504は、その表面に付着した消去液を、バックアップローラ505との間を通過する発色シート400の記録面に塗布することで、発色シート400の記録面全域に消去液を付着させることができる。これにより、排紙された発色シート400の記録面は、その全面が一様にベース材401の色となり、その記録面に形成されていた画像は消去された状態になる。この構成によれば、吐出ヘッド110A,110Bを用いてベタ画像を形成することにより画像を消去する場合に比べて、画像消去処理を格段に速く行うことができる。
ここで、本実施形態2により画像消去処理を行った場合、その消去液が顕像液とともに発色シート400の吸収層402から消失することで、その発色シート400は再利用することが可能となる。しかし、本実施形態2のように消去液を付与することで画像を消去する方法では、発色シート400を再利用できるようになるまでに要する時間が、消去液の揮発速度に依存することになる。
よって、消去液としては、本プリンタで用いる顕像液の中で最も蒸発速度が早い顕像液の蒸発速度と同等かそれよりも早い蒸発速度である液体を用いるのが好ましい。これにより、本プリンタにより2種類の顕像液を使って画像形成した発色シート400の画像に重ねて当該消去液を付与することで、その画像の画像維持時間よりも早い時間で画像を消去することが可能となる。
なお、例えば水よりも画像維持時間が長いエチレングリコール単体で画像形成した発色シート400に対し、その全面に水を塗布して画像を消去した場合でも、水のみが先に蒸発してエチレングリコールの残存するというような事態は起こらない。これは、逆に水で画像形成した発色シート400に対し、その全面にエチレングリコールを塗布して画像を消去した場合でも同様であることが確認されている。そして、発色シート400に付着する顕像液にそれよりも蒸発速度の速い消去液を付与することで、この消去液を付与しない場合に比べてその画像維持時間を短くできることは、本発明者らの実験により確認されている。ただし、発色シート400に付着する顕像液に対して相溶性のある消去液を使用するのが望ましい。本実施形態2では、消去液として水を使用している。
このように、本実施形態2のプリンタによれば、画像を形成した発色シートを再利用するまでに要する時間を短縮することができる。したがって、当初想定していた画像維持時間よりも早くにその発色シートを再利用したいというような要望にも、十分に対応することが可能となる。
また、本実施形態2のプリンタによれば、画像維持時間が比較的長くなるように画像を形成しておいて、使用後にその発色シートから速やかに画像を消去することができるので、画像記録部100における2種類の顕像液の体積比率についての細かな制御が不要となる。
〔実施形態3〕
次に、本発明を、上記実施形態1及び2の場合と同様に、インクジェット記録方式を採用する画像形成装置としてのプリンタに適用した更に他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態3」という。)について説明する。
本実施形態3のプリンタは、上記実施形態2のプリンタと同様に画像消去部を備えているが、その画像消去部の配置や構成が相違する。以下、この相違点についてのみ説明し、他の説明は省略する。
図5は、本実施形態3におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。
本実施形態3における画像消去部600は、発色シート400に付着している顕像液をその吸収層402から消失させることにより画像を消去するものである。画像消去部600は、その対向領域を通過する発色シート400の記録面に向けて送風する送風手段としてのファン601と、ファン601と発色シート400の記録面との間に位置する加熱手段としてのヒータ602とを備えている。この構成によれば、顕像液による画像が形成された発色シート400の記録面に対して熱風が当てることができ、これにより発色シート400に付着した顕像液の蒸発を促進させることができる。詳しくは、画像消去部600による加熱により発色シート400に付着している顕像液の蒸気圧が高くなって蒸発が促されるとともに、送風により近傍の気化後の顕像液を飛散させることで常に飽和蒸気圧以下になるようにしている。本実施形態3によれば、その発色シートをそのまま放置しておく場合に比べて、発色シート400に付着した顕像液を早く蒸発をさせることができ、迅速に画像を消去することができる。具体的には、50℃の熱風により、ポリピレングリコールであれば通常は画像維持時間が94分であるところを5分に短縮することができた。
本実施形態3においては、上記実施形態2に比べて、画像消去処理に要する時間は長くなるが、画像消去後すぐに発色シート400を再利用できるようになるので発色シート400を再利用できるようになるまでの時間は短縮される。
特に、本実施形態3では、画像消去部600を、画像記録部100に対して発色シート400の搬送方向上流側に配置している。これにより、顕像液により画像が形成された発色シート400をシート収容部200にセットし、その発色シート400上の画像を画像消去部600で消去した後、続けて画像記録部100で次の画像を形成するという動作が可能となる。よって、本実施形態3によれば、発色シート400が再利用できるようになるまで待つということ自体が不要となる。ただし、本実施形態3における画像消去部600による画像消去処理では、発色シート400が加熱されるため、画像消去処理直後に顕像液で画像を形成しても所望の画像維持時間よりも画像維持時間が短くなってしまう。よって、この場合には、例えば、画像消去後の発色シートをプリンタ内にしばらくストックしておくなどして冷却してから、その発色シートに画像を記録するようにする。
本実施形態3では、画像消去部600として、加熱と送風とを組み合わせたものを採用しているが、加熱と送風のいずれか一方によって画像を消去するものであってもよい。
また、本実施形態3における画像消去部600としては、その構成に代えて又はその構成に追加して、例えば発色シート400にヒートローラを当接させることで発色シート400を加熱して画像を消去する構成を採用してもよい。
上記実施形態2及び3における画像消去部500,600としては、その構成に代えて又はその構成に追加して、例えば発色シート400に付着した顕像液を不織布等の吸液手段で吸い取ることで画像を消去するものを採用することもできる。
なお、上述した実験例1で使用した発色シート400のほか、三島製紙社製の水筆用紙、パイロット社製のすいすいお絵かきシート、α―メチルスチレンに無機フィラーとして酸化チタンをワイヤーバーでフィルムに塗布したシート、のいずれの発色シートでも、上述した各実施形態における効果と同様の効果が得られた。
また、上述した実験例1で使用した発色シート400のほか、これらの発色シートに対して顕像液による画像形成と自然乾燥による画像消去とを50回繰り返しても、何ら変化が認められなかった。これらの発色シートを折り曲げたりキズを与えたりしない限りは数百回〜数千回の繰り返し使用に耐えることができるものと思われる。
以上、上記実施形態1〜3のプリンタは、顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートである発色シート400に対し、顕像液を付着させることにより、画像情報に応じた画像をその発色シート400上に形成することができる。そして、このプリンタは、蒸発速度が互いに異なる2種類の顕像液を個別に収容する複数の収容手段としての顕像液タンク120A,120Bと、これらの顕像液タンク120A,120Bから供給される2種類の顕像液を、画像情報に基づいて発色シート400上の同一箇所へ付与する付与手段としての吐出ヘッド110A,110Bと、各吐出ヘッド110A,110Bによる顕像液の付与量を変更する付与量変更手段としての吐出量制御部130とを有している。これにより、様々な画像維持時間となるように発色シート400に画像を形成することができる。
また、上記実施形態1〜3によれば、吐出ヘッド110A,110Bが、各顕像液タンク120A,120Bから供給される顕像液を個別に発色シート400へ付与する構成であり、吐出量制御部130は各吐出ヘッド110A,110Bによる顕像液の付与量を変更するものである。この構成であれば、単一の発色シート400上の複数の箇所間で2種類の顕像液の体積比率を変えることが可能となる。その結果、単一の発色シート400上における互いに異なる箇所に形成される画像についての画像維持時間を異ならせることができる。よって、早めに消去したい画像と長く残しておきたい画像とが混在した画像を単一の発色シート400上に形成することができる。
なお、上記実施形態1〜3の構成に代えて、各顕像液タンク120A,120Bから供給される2種類の顕像液を混合する混合手段を設け、その混合手段で混合した顕像液を吐出ヘッドから発色シート400へ付与する構成とし、その混合手段における2種類の顕像液の混合比率を変更する制御を行うことで、発色シート400上の同一箇所に付与した2種類の顕像液の体積比率が変化するように構成してもよい。この場合、顕像液ごとに吐出ヘッドを用意する必要がなくなり、また吐出ヘッドによる顕像液の付与量を変更するといいう複雑な制御が不要となるので、上記実施形態1〜3のものよりも構成を大幅に簡素化できる。
また、上記実施形態1〜3によれば、2種類の顕像液は相溶性を有するものであるので、画像維持時間のコントロールが容易である。
また、上記実施形態1〜3によれば、画像情報に基づいて顕像液の液滴を吐出することで顕像液を発色シート400へ付与する吐出手段としての吐出ヘッド110A,110Bにより画像を形成するインクジェット記録方式を採用する。これにより、既存のインクジェットプリンタ等の技術を流用できる。
また、上記実施形態2のプリンタは、顕像液が付着した発色シート400の当該顕像液による画像部分を含んだ領域全体に消去液を付与することで画像を消去する画像消去手段としての画像消去部500を、画像記録部100とは別に備えている。これにより、画像消去処理を迅速に行うことが可能となる。
特に、上記実施形態2のプリンタにおける画像消去部500は、消去液として、顕像液タンク120A,120Bに収容されている顕像液の中で最も蒸発速度が早い顕像液の蒸発速度と同等かそれよりも早い蒸発速度である液体(純水)を用いるので、本プリンタにより2種類の顕像液を使って画像形成した発色シート400の画像の画像維持時間よりも早い時間で画像を消去することが可能となる。
また、上記実施形態3のプリンタは、吐出ヘッド110A,110Bに対して発色シート400の搬送方向上流側に、発色シート400に付着した顕像液を発色シート400から消失させて画像を消去する画像消去手段としての画像消去部600を有する。これにより、画像消去後すぐに発色シート400を再利用することが可能となるので、発色シート400を再利用できるようになるまでの時間を短縮することが可能となる。また、画像消去部600が画像記録部100に対して発色シート400の搬送方向上流側に配置しているので、顕像液により画像が形成された発色シート400をシート収容部200にセットし、その発色シート400上の画像を画像消去部600で消去した後、続けて画像記録部100で次の画像を形成するという動作が可能となる。よって、発色シート400が再利用できるようになるまで待つということ自体が不要となる。
特に、上記実施形態3のプリンタにおける画像消去部600は、発色シート400に付着した顕像液の蒸発を促進させる蒸発促進手段である。これにより、簡易な構成で画像を消去することが可能となる。
尚、本実施形態では、発色シート400の記録面に形成する画像が顕像液によるもののみである場合について説明したが、トナーやインクなどによる画像形成も行うことが可能な構成としてもよい。この場合、トナーやインクによる半永久的に消失しない画像と顕像液による比較的短時間で消失する画像とが混在した画像を、発色シート400上に形成することができる。
また、本実施形態では、顕像液が付着すると、その部分が透明化して下地の色が出現することにより画像が記録される発色シートを例に挙げて説明したが、顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートであれば、これに限られない。したがって、例えば、シートに付着した顕像液自体が発色するものであってもよいし、顕像液が付着した部分が発色するするものであってもよい。
また、使用する発色シート400の種類を変えれば、具体的には、吸収層402の厚さが異なっていて顕像液を保持できる量が互いに相違したり、吸収層402と顕像液との結合力が互いに相違したりする複数種類のシートを利用すれば、同じ2種類の顕像液で同じ体積比率とした場合でも、その画像維持時間を変えることができる。このように使用するシートの種類も変えることで、画像維持時間をより細かくコントロールすることが可能となる。
実施形態1におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。 (a)は顕像液が付着していない状態の発色シートの断面を示す説明図であり、(b)は一部に顕像液が付着した状態の発色シートの断面を示す説明図である。 画像維持時間がそれぞれtAおよびtBである2種類の顕像液を発色シートの同一箇所に付与する場合に、その体積比率を変化させたときの当該箇所における画像消失時間の変化の概要を説明するためのグラフである。 実施形態2におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。 実施形態3におけるプリンタの概略構成を示す説明図である。
符号の説明
100 画像記録部
110A,110B 吐出ヘッド
120A,120B 顕像液タンク
130 吐出量制御部
200 シート収容部
300 シート搬送部
400 発色シート
401 ベース材
402 吸収層
500,600 画像消去部
501 消去液タンク
504 塗布ローラ
601 ファン
602 ヒータ

Claims (9)

  1. 顕像液が付着することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いを生じて画像が記録され、付着した顕像液が蒸発することで顕像液付着部分と顕像液非付着部分との間に発色の違いが無くなって画像が消去される繰り返し利用可能なシートに対し、顕像液を付着させることにより、画像情報に応じた画像を該シート上に形成する画像形成装置であって、
    蒸発速度が互いに異なる複数種類の顕像液を個別に収容する複数の収容手段と、
    該複数の収容手段のうちの少なくとも2つの収容手段から供給される2種類以上の顕像液を、画像情報に基づいてシート上の同一箇所へ付与する付与手段と、
    該付与手段による該2種類以上の顕像液の各付与量を変更する付与量変更手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記付与手段は、各収容手段から供給される顕像液を個別にシート上の同一箇所へ付与する複数の付与部で構成されており、
    上記付与量変更手段は、上記2種類以上の顕像液を付与する各付与部による顕像液の付与量を変更するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記付与手段が上記2種類以上の顕像液をシートへ付与する前に該2種類以上の顕像液を混合する混合手段を有し、
    上記付与手段は、該混合手段が混合した顕像液をシートへ付与するものであり、
    上記付与量変更手段は、該混合手段における該2種類以上の顕像液の混合比率を変更するものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    上記2種類以上の顕像液は相溶性を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    上記付与手段は、画像情報に基づいて顕像液の液滴を吐出することで顕像液をシートへ付与する吐出手段であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    顕像液が付着したシートの該顕像液による画像部分を含んだ領域全体に消去液を付与することで画像を消去する画像消去手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    上記画像消去手段は、上記消去液として、上記複数の収容手段に収容されている顕像液の中で最も蒸発速度が早い顕像液の蒸発速度と同等かそれよりも早い蒸発速度である液体を用いることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    上記付与手段に対してシート搬送方向上流側に、シートに付着した顕像液を該シートから消失させて画像を消去する画像消去手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8の画像形成装置において、
    上記画像消去手段は、シートに付着した顕像液の蒸発を促進させる蒸発促進手段であることを特徴とする画像形成装置。
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