JP4864040B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、過給機及び排気ガス再循環(EGR)装置を有するエンジンのEGR抑制又は中断制御技術に関する。
従来、過給機及びEGR装置を有するエンジンは公知である。過給機は、エンジンへ空気を圧縮して強制的に送り込む装置である。過給機を備えるエンジンは、自然吸気エンジンに対し同じ排気量でより大きな出力・トルクを得ることができる。
EGR装置は、排気ガスの一部を吸気側に戻して吸入空気と混ぜる装置である。また、EGR装置は、排気側と吸気側をつないだパイプにEGR弁を備えている。このEGR弁は、開閉することによって、排気ガスを吸気側に戻す量を調整する。このようにして、EGR装置は、エンジンの燃焼温度を下げることで、光化学スモッグの原因である窒素酸化物(NOx)の生成を抑えることができる。
しかし、エンジンの過渡状態において、過給機の応答遅れ、或いは過給機自体が吸排気の絞りとなることでEGR量が過大となるため、その時点での噴射量に対する吸入空気量が極端に不足し、スモークが発生する弊害がある。
従来、このスモーク発生防止のため、いくつかのEGR量制御手段が開示されている。特許文献1は、急加速時の過渡応答でのスモーク増加防止のためEGRガス量を補正する過給機付きエンジンを開示している。また、特許文献2は、アイドル運転から加速状態になったときにEGR率を10%程度にまで下げるエンジンを開示している。さらに、特許文献3は、急加速時でのEGR弁の全閉するエンジンを開示している。
特開平09−021356号公報 特開平09−079092号公報 特開2002−161791号公報
上記特許文献又は従来技術は、いずれも加速状態(すなわち、回転数増加時)でのEGR抑制又は中断であり、回転数低下時におけるEGR抑制又は中断については対象外である。
そこで、解決しようとする課題は、ポンプや発電機駆動用エンジンのように負荷増加状態が回転数の加速状態で現れないエンジンにおいて、EGR抑制又は中断によって急激な負荷増加状態におけるスモーク発生を防止することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、過給機及び排気ガス再循環(EGR)装置を有するエンジンで、該エンジンの回転数を無負荷(アイドル)又は軽負荷運転から高負荷(負荷増加)状態に移行したときに目標回転数をアイドル運転時と同一に保つ(アイソクロナス)制御、或いは目標回転数をアイドル運転時よりも負荷状態に応じて所定割合で減少する(ドループ)制御を行うエンジンにおいて、実回転数を検出し、所定周期前の実回転数と最新の実回転数との差が所定回数連続して第一閾値よりも大きい場合には、前記EGR装置のEGR弁を負荷状態に対応した通常設定開度よりも所定開度分だけ絞る、或いはEGR弁を全閉とするEGR弁絞り制御を行うものである。
請求項2においては、請求項1記載のエンジンにおいて、最新の実回転数が所定回転数よりも大きい場合には、前記EGR弁絞り制御を行わないものである。
請求項3においては、請求項1記載のエンジンにおいて、前記EGR弁絞り制御を行うための閾値判定において初回判定時のエンジン負荷率が所定負荷率よりも大きい場合には、前記EGR弁絞り制御を行わないものである。
請求項4においては、請求項1記載のエンジンにおいて、目標回転数と最新の実回転数との差が第二閾値よりも小さい場合には、EGR弁開度を負荷状態に対応した通常設定開度に復帰するものである。
請求項5においては、請求項4記載のエンジンにおいて、前記EGR弁絞り制御の開始時点から解除タイマーを作動して、目標回転数と最新の実回転数との差が第二閾値よりも小さくなっていない場合であり、かつ、該解除タイマーの計測時間が所定時間となった場合には、EGR弁開度を負荷状態に対応した通常設定開度に復帰するものである。
請求項6においては、請求項5記載のエンジンにおいて、請求項1記載のEGR絞り制御実行条件が再度成立した場合には、前記解除タイマーを再セットして再作動するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、所定の実回転数の低下が連続して発生した場合には、負荷急増と判断してEGR弁開度を所定開度分だけ絞る、或いは全閉とするため、燃料噴射量が許容最大値付近の負荷増減による回転数の変動に過剰に反応することを回避できる。つまり、適切な負荷急増時においてのみEGR量の抑制ができる。
請求項2においては、過給機が正常作動していると判断できる状況では、EGR弁絞り制御を行わないため、不要なEGR量の抑制を回避できる。
請求項3においては、過給機が正常作動していると判断できる状況では、EGR弁絞り制御を行わないため、不要なEGR量の抑制を回避できる。
請求項4においては、過給機が正常に作動するようになったと判断される状況では、遅滞なくEGR量を回復できる。
請求項5においては、負荷状態によって回転数が目標域まで復帰しなくとも過給機が正常に作動している場合には、不要なEGR量の抑制を続行することを回避できる。
請求項6においては、負荷急増が段階的に行われた場合にもEGR量の抑制を適切に続行することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る過給機及びEGR装置を備えるエンジンの全体的な構成を示した構成図、図2は同じくEGR弁の絞り制御要否判断を示すフロー図、図3は同じくEGR弁の絞り制御を示すフロー図である。図4は同じくEGR弁の通常設定開度マップを示すテーブル図である。
まず、図1を用いて、過給機及びEGR装置を有するエンジンについて、簡単に説明する。なお、本実施例において、エンジン10は、建設機械に搭載されているエンジンであって、油圧ポンプを駆動するものとしている。
図1に示すように、エンジン10には、過給機11及び排気ガス再循環(EGR)装置12が備えられている。つまり、燃焼室9を構成するシリンダヘッドには、吸気管15及び排気管16が接続され、それぞれ吸気バルブ6及び排気バルブ7により開閉可能とされている。さらに、吸気管15と排気管16をバイパスするEGR通路14が接続される。また、過給機11のコンプレッサー17と排気タービン18が、それぞれ、吸気管15にあってはEGR通路14より上流側及び排気管16にあってはEGR通路14より下流側に設けられる。なお、燃焼室9とは、シリンダヘッド、ピストンヘッド及びシリンダブロックで囲まれる閉空間のことである。
過給機11は、エンジン10へ空気を圧縮して強制的に送り込む装置である。本実施例においては、過給機11を公知のターボチャージャーとしている。過給機11は、コンプレッサー17及び排気タービン18から構成されている。また、コンプレッサー17と排気タービン18とは、回転軸19によって接続されている。このような構成とすることで、排気ガスが排出されることにより排気タービン18が作動(回転)され、同時に、回転軸19を介してコンプレッサー17が駆動されて、燃焼室9に圧縮した空気を送り込むことができる。
排気ガス再循環(EGR)装置12は、排気ガスの一部を吸気側に戻して吸入空気と混ぜる装置である。また、EGR装置12は、EGR通路14及びEGR通路14に設けられる開閉弁であるEGR弁13から構成されている。このEGR弁13は、開閉時間の変更或いは開閉量の変更によって、排気ガスを吸気側に戻す量を調整する。このようにして、EGR装置12は、燃焼温度を下げることで、光化学スモッグの原因である窒素酸化物(NOx)の生成を抑えることができる。
制御手段となるElectronic Control Unit(以下ECU20)は、エンジン運転状態を検出する回転数センサー21、アクセル位置センサー22、及びラック位置センサー23等から信号を入力し、EGR弁13の開閉制御やラックアクチュエーターの制御等を行うユニットである。
ここで、回転数センサー21は、エンジン10の実回転数Nを検出するセンサーである。また、アクセル位置センサー22は、エンジン10の目標回転数Nmとしてアクセル位置を検出するセンサーである。さらに、ラック位置センサー23は、エンジン負荷すなわち燃料噴射量として燃料噴射装置(図示略)のラック位置Lを検出するセンサーである。このような構成とすることで、エンジン状態に応じた適正なEGR率(排気ガスを再循環させる割合)を、EGR弁13によって制御している。
そして、ECU20は、ラックアクチュエーターを作動させてエンジン10の燃料噴射量を電子的に制御し、実回転数Nを目標回転数Nmに安定させるユニットである。ここで、従来、燃料噴射量の制御手段として、アイソクロナス制御及びドループ制御が公知である。アイソクロナス制御は、エンジン10に負荷がかかり実回転数Nが減少すると、減少した回転数分を復帰するように燃料噴射量を増加して、当初の目標回転数Nmを維持する制御である。他方、ドループ制御は、エンジン10に負荷がかかるとその負荷の大きさに応じて実回転数Nを減少させながら燃料噴射量を増加させる制御である。すなわち、目標回転数Nm自体がドループ特性により変化する。本実施例では、このようにエンジン負荷の変化に対しても所定の目標回転数Nmを維持する制御を行うものとする。
ここで、図2及び図3を用いて、EGR弁の絞り制御要否判断及びEGR弁の絞り制御について詳細に説明する。
図2に示すように、EGR弁の絞り制御要否判断は、後述するEGR弁の絞り制御に移行して良いか否かを判断を行うものである。
まず、ECU20は、後述する全ての読み込み値をリセットして(S101)、本判断を開始する(S102)。次に、ECU20は、最新の実回転数Nを検出し(S103)、所定回転数Naより大きいか否かを判定する(S104)。このとき、実回転数Nが所定回転数Naより大きい場合は、S112へ移行する。ここで、ECU20は、サンプリングされた最新の実回転数Nを記憶する(S112)。なお、本実施例では、ECU20は、最新のサンプリングされた実回転数Nから3周期分以前までに周期ごとにサンプリングされた実回転数を記憶しているものとする。
ECU20は、実回転数Nが所定回転数Na以下の場合は、判定フラグmが0であるかを判定する(S105)。ここで、判定フラグmとは、後述するS107の判定を行った回数を示している。このとき、判定フラグmが0でない場合は、S107へ移行する。
また、ECU20は、判定フラグmが0の場合は、エンジン負荷が所定負荷率以上であるか否か、すなわちラック位置Lが所定位置Laより大きいか否かを判定する(S106)。このとき、ラック位置Lが所定位置Laより大きい場合は、S112へ移行する。
目標回転数Nmとラック位置Lとで表されるエンジン性能曲線において、所定回転数Naより大きい領域、或いは、所定位置Laより大きい領域は、過給機11が正常作動していると判断できる領域である。つまり、過給機11が正常作動していると判断できる状況では、後述するEGR弁絞り制御に移行しないため、不要なEGR量の抑制を回避できる。
ECU20は、実回転数Nが所定回転数Na以下で、かつ、ラック位置Lが所定位置La以下である場合は、所定周期前として1周期前にサンプリングされた実回転数N´と最新の実回転数Nとの差が第一閾値ΔN1より大きいか否かを判定する(S107)。ここで、実回転数N´は、例えば3周期前にサンプリングされた実回転数Nであっても良い。
また、ECU20は、前記回転数差が第一閾値ΔN1より大きい場合は、判定フラグmを1増加する(S108)。
次に、ECU20は、判定フラグmが3であるか否かを判定する(S109)。このとき、判定フラグmが3でない場合は、S112へ移行する。また、ECU20は、判定フラグmが3である場合は、EGR弁絞り制御実行フラグthを1とする(S110)。
このようにして、第一閾値ΔN1より大きい実回転数Nの低下が連続して3回発生した場合には、負荷急増と判断してEGR弁開度絞り制御に移行するため、燃料噴射量が許容最大値付近の負荷増減による実回転数Nの変動に過剰に反応することを回避できる。つまり、適切な負荷急増時においてのみ後述するEGR弁の絞り制御を実行できる。
図3に示すように、EGR弁の絞り制御は、上述したEGR弁の絞り制御要否判断によって、EGR弁の絞り制御要と判断された場合に、EGR弁13を通常設定開度Fxyよりも所定絞り開度ΔF分だけ絞ることでEGR量を抑制する制御である。
まず、ECU20は、EGR弁の絞り制御の開始にあたって(S201)、EGR弁絞り制御実行フラグthが1であるか否かを判定する(S202)。このとき、EGR弁絞り制御実行フラグthが1でない場合は、S211へ移行し本制御を実行しない。
また、ECU20は、EGR弁絞り制御実行フラグthが1である場合は、解除タイマーTをセットし、同時に解除タイマーTのカウントダウンを開始する(S203)。
次に、ECU20は、EGR弁13の所定絞り開度ΔFを設定し(S204)、EGR弁開度Fを通常設定開度Fxyよりも所定絞り開度ΔF分だけ絞る補正を行う(S205)。なお、通常設定開度Fxyについて詳細は後述する。
ECU20は、目標回転数Nmと実回転数Nとの回転数差が第二閾値ΔN2より小さいか否かを判定する(S206)。このとき、前記回転数差が第二閾値ΔN2より小さい場合は、S210に移行する。
目標回転数Nmとは、アイソクロクロナス制御であれば、アイドル運転時の回転数設定手段によって設定された回転数であり、ドループ制御であれば、アイドル運転時の回転数設定手段によって設定された回転数からドループ特性に従って減じられた回転数をいう。また、回転数設定手段とは、アクセル又はスロットルレバーをいう。
第二閾値ΔN2とは、目標回転数Nm以下の所定回転数域であって、目標回転数Nmに十分近づいたと判断できる目標域である。また、実回転数Nが十分に目標域に復帰した場合は、過給機11が正常に作動していると判断できる。
そのため、過給機11が正常に作動するようになったと判断される状況では、遅滞なくEGR量を回復できる。
ECU20は、前記回転数差が第二閾値ΔN2以上の場合であり、かつ、上述したEGR弁の絞り制御要否判断において再度EGR弁の絞り制御が要であると判断された場合は(S207)、解除タイマーTを再セットし、同時にカウントダウンを再開始する(S208)。
そのため、初回の解除タイマーTの設定に係らずに、負荷急増が段階的に行われた場合にもEGR弁の絞り制御を適切に続行することができる。
ECU20は、解除タイマーTのカウントダウンが終了したか否かを判定し(S209)、カウントダウンが終了していない場合はS204〜S208を繰り返す。
また、ECU20は、解除タイマーTのカウントダウンが終了した場合は、EGR弁絞り制御実行フラグthをリセットし(S210)、EGR弁開度Fを通常設定開度Fxyに補正する(S211)。
このようにして、負荷状態によって実回転数Nが目標域まで復帰しなくとも過給機11が正常に作動している場合には、不要なEGR量の抑制を回避できる。
図4に示すように、EGR弁13の通常設定開度Fxyは、実回転数N毎、並びに、ラック位置L毎に表される通常設定開度マップ32として、予めECU20に記憶されている。
実回転数Nは、N(x)として、N(min)〜N(max)まで表されている。他方、ラック位置L(y)は、L(min)〜L(max)まで表されている。つまり、実回転数Nのセル数×ラック位置Lのセル数の数だけ各通常設定開度Fxyが設定されている。
このようにして、通常運転において、エンジン10の実回転数N並びに負荷率に応じたEGR率を設定できる。
本発明に係る過給機及びEGR装置を備えるエンジンの全体的な構成を示した構成図。 同じくEGR弁の絞り制御要否判断を示すフロー図。 同じくEGR弁の絞り制御を示すフロー図。 同じくEGR弁の通常設定開度マップを示すテーブル図。
符号の説明
10 エンジン
11 過給機
12 排気ガス再循環(EGR)装置
13 EGR弁
14 EGR通路
15 吸気管
16 排気管
17 コンプレッサー
18 排気タービン
20 Electronic Control Unit(ECU)
32 通常設定開度マップ
m 判定フラグ
th EGR弁絞り制御実行フラグ
Fxy 通常設定開度
ΔF 所定絞り開度
N 実回転数
N´ 1周期前にサンプリングされた実回転数
Nm 目標回転数
ΔN1 第一閾値
ΔN2 第二閾値
T 解除タイマー

Claims (6)

  1. 過給機及び排気ガス再循環(EGR)装置を有するエンジンで、該エンジンの回転数を無負荷(アイドル)又は軽負荷運転から高負荷(負荷増加)状態に移行したときに目標回転数をアイドル運転時と同一に保つ(アイソクロナス)制御、或いは目標回転数をアイドル運転時よりも負荷状態に応じて所定割合で減少する(ドループ)制御を行うエンジンにおいて、
    実回転数を検出し、所定周期前の実回転数と最新の実回転数との差が所定回数連続して第一閾値よりも大きい場合には、前記EGR装置のEGR弁を負荷状態に対応した通常設定開度よりも所定開度分だけ絞る、或いはEGR弁を全閉とするEGR弁絞り制御を行うことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1記載のエンジンにおいて、
    最新の実回転数が所定回転数よりも大きい場合には、前記EGR弁絞り制御を行わないことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項1記載のエンジンにおいて、
    前記EGR弁絞り制御を行うための閾値判定において初回判定時のエンジン負荷率が所定負荷率よりも大きい場合には、前記EGR弁絞り制御を行わないことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項1記載のエンジンにおいて、
    目標回転数と最新の実回転数との差が第二閾値よりも小さい場合には、EGR弁開度を負荷状態に対応した通常設定開度に復帰することを特徴とするエンジン。
  5. 請求項4記載のエンジンにおいて、
    前記EGR弁絞り制御の開始時点から解除タイマーを作動して、目標回転数と最新の実回転数との差が第二閾値よりも小さくなっていない場合であり、かつ、該解除タイマーの計測時間が所定時間となった場合には、EGR弁開度を負荷状態に対応した通常設定開度に復帰することを特徴とするエンジン。
  6. 請求項5記載のエンジンにおいて、
    請求項1記載のEGR絞り制御実行条件が再度成立した場合には、前記解除タイマーを再セットして再作動することを特徴とするエンジン。
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