JP4863916B2 - プリンタ、およびそれを内蔵した携帯型端末装置 - Google Patents

プリンタ、およびそれを内蔵した携帯型端末装置 Download PDF

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Description

プリンタ、およびそれを内蔵した携帯型端末装置に関する。
特許文献1は、印字ヘッドにより用紙への印字が開始されると、モータが回転し、モータの駆動力がラック駆動ギアに伝達されて、可動蓋がバネの付勢力に抵抗して開き、印字が終了してモータが停止すると、可動蓋がバネの付勢力により閉じられる、プリンタ防水機構を開示している。
特許文献2は、プリンタの用紙を切断するカッターの歯形状の刃に当接し、用紙の排出時には、用紙をカッターの刃と挟む形となるように設けられる、用紙の排出方向に対して直角方向に可撓性を有する第1の遮蔽板と、カッターの上面に重ねて設けられ、用紙の排出方向に可撓性を有する第2の遮蔽板とを備え、刃とカバーの間および歯形状の刃の隙間からの装置内への異物の侵入を防ぐ、用紙出口の防塵装置を開示している。
特開2004−174837号公報 特開平5−4420号公報
特許文献1と特許文献2ともプリンタを使用時の防水機構または防塵装置を開示しているが、プラテンローラを交換するときには、これらの防水機構または防塵装置は役に立たず、ギアボックスのギアを防塵することはできない。
本発明の目的は、プラテンローラを交換するために、プラテンローラをギアボックスから取り外したときに、ギアボックスのギアに、砂等の異物の侵入することを防ぐことのできるプリンタ、およびそれを内蔵した携帯型端末装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によれば以下のような特徴を有するプリンタ、およびそれを内蔵した携帯型端末装置が提供される。
請求項1の発明では、ギアボックスと、上記ギアボックスに対して着脱可能なプラテンローラを具備し、上記ギアボックスは、第1回転軸と、上記第1回転軸に支持される第1ギアとを有し、上記プラテンローラは、上記プラテンローラの長手方向の両端からそれぞれ延びる第2回転軸と、上記第2回転軸の一方の端部に上記第1ギアと係合するように支持された第2ギアとを有している、プリンタにおいて、上記ギアボックスに設けられ、上記第1ギアの上方に配置される第1カバーであって、上記第1ギアを覆い隠す閉鎖位置と上記第1ギアを露出させる開放位置との間で移動可能な第1カバーと、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアに近接させる動作により、上記第1カバーを上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアから離す動作により、上記第1カバーを上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第1カバー開閉機構と、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記第1カバー開閉機構は、上記第2回転軸上で上記第2ギアに近接する位置に配置される押下部材であって、上記第2ギアの外周から外側へ突出する寸法を有する上記押下部材と、上記第1カバーに付設され、上記第1カバーを閉鎖位置へ向けて付勢する第1バネとを有し、
上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記押下部材に押し下げられることで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記第1バネの付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動することを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、上記プラテンローラを上記ギアボックスに対して揺動可能に支持する支持部材を更に有し、上記第1カバー開閉機構は、上記支持部材上で上記第2回転軸に近接する位置に形成される押下部と、上記第1カバーに付設され、上記第1カバーを閉鎖位置へ向けて付勢する第1ばねとを有し、上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記押下部に押し下げられることで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記第1バネの付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動することを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、上記プラテンローラを上記ギアボックスに対して揺動可能に支持する支持部材を更に有し、上記第1カバー開閉機構は、上記支持部材の回転動作を上記第1カバーに伝達する、歯車列を有する動作伝達機構を有し、
上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記歯車列が回転することで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記歯車列が回転することで、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動することを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれか一つの発明において、上記第1カバーから独立して移動可能に上記ギアボックスに設けられ、上記第1回転軸及び上記第1ギアを覆い隠す閉鎖位置と上記第1回転軸及び上記第1ギアを露出させる開放位置との間で移動可能な第2カバーと、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアに近接させる動作により、上記第2カバーを上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアから離す動作により、上記第2カバーを上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第2カバー開閉機構とをさらに具備することを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか一つの発明のプリンタを内蔵したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアに近接させる動作により、上記第1カバーを上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアから離す動作により、上記第1カバーを上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第1カバー開閉機構と、を具備するので、プラテンローラがギアボックスから取り外されたときであっても、第1ギアに砂等の異物が侵入することを軽減できる。
請求項2に記載の発明によれば、上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記押下部材に押し下げられることで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記第1バネの付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動するので、第2ギアが第1カバーに触れる前に、押下部材が第1カバーに当たり、第1カバーを押し下げて開くので、第2ギアを傷めることがない。
請求項3に記載の発明によれば、上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記押下部材に押し下げられることで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記第1バネの付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動するので、この構成によっても、プラテンローラがギアボックスから取り外されたときに、第1ギアに砂等の異物が侵入することを軽減できる。更に支持部材を回動するだけで容易にプラテンローラを着脱できる。
請求項4に記載の発明によれば、上記第1カバーは、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記歯車列が回転することで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記歯車列が回転するので、この構成によっても、プラテンローラがギアボックスから取り外されたときに、第1ギアに砂等の異物が侵入することを軽減できる。更に支持部材を回動するだけで容易にプラテンローラを着脱できる。
請求項5に記載の発明によれば、上記プラテンローラを上記ギアボックスに取り付けるときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアに近接させる動作により、上記第2カバーを上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラを上記ギアボックスから取り外すときに、上記プラテンローラの上記第2ギアを上記ギアボックスの上記第1ギアから離す動作により、上記第2カバーを上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第2カバー開閉機構とをさらに具備するので、更に、第1ギアに砂等の異物が侵入することを軽減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれ一項に記載のプリンタを内蔵しているので、プリンタの第1ギア3に砂等の異物が侵入することを軽減でき、第2ギアを傷めることがない、携帯型端末装置を提供できる。
図1は本発明の第一の実施形態のプリンタ101の斜視図を示し、図2は、本発明の第一の実施形態のプリンタ101のプラテンローラ1を外したときの図1のA方向から見た、プリンタ101の一部を省略した図であり、図3は、本発明の第一の実施形態のプリンタ101のプラテンローラ1を取り付けたときの図1のA方向から見た、プリンタ101の一部を省略した図である。図4は、第1カバー4の一例を示し、図5は、第1カバー4の更なる例を示し、図6は、押下部材7の他の取り付け位置を示す。
プリンタ101は、ギアボックス2と、上記ギアボックス2に対して着脱可能なプラテンローラ1を具備し、上記ギアボックス2は、第1回転軸10と、上記第1回転軸に支持される第1ギア3とを有し、上記プラテンローラ1は、上記プラテンローラ1の長手方向の両端からそれぞれ延びる第2回転軸6と、上記第2回転軸6の一方の端部に上記第1ギア3と係合するように支持された第2ギア5とを有している。上記ギアボックス2に設けられ、上記第1ギア3の上方に配置される第1カバー4であって、上記第1ギア3を覆い隠す閉鎖位置(図2参照のこと)と上記第1ギアを露出させる開放位置(図3参照のこと)との間で移動可能な第1カバー4と、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるときに、上記プラテンローラ1の上記第2ギア5を上記ギアボックス2の上記第1ギア3に近接させる動作により、上記第1カバー4を上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2から取り外すときに、上記プラテンローラ1の上記第2ギア5を上記ギアボックス2の上記第1ギア3から離す動作により、上記第1カバー4を上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第1カバー開閉機構とを具備する。これにより、プラテンローラ1がギアボックス2から取り外されたときであっても、第1ギア3に砂等の異物が侵入することを軽減できる。
更に、上記第1カバー開閉機構は、上記第2回転軸6上で上記第2ギア5に近接する位置に配置される押下部材7であって、上記第2ギア5の外周から外側へ突出する寸法を有する上記押下部材7と、上記第1カバー4に付設され、上記第1カバーを閉鎖位置へ向けて付勢する第1バネ8とを有する。上記第1カバー4は、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるときに、上記押下部材7に押し下げられることで、上記閉鎖位置から上記開放位置へ移動し、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2から取り外すときに、上記第1バネ8の付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動する。これにより、第2ギア5が第1カバー4に触れる前に、押下部材7が第1カバー4に当たり、第1カバー4を押し下げるので、第2ギア5を傷めることがない。
ここで、部材7を回転自由に取り付けることもできる。また、第1カバー4は例えば、図4のように、捩りコイルバネ8により付勢されていてもよい。また、第1カバー4は例えば、図5のように、図4の第1カバー4を二つ合わせた、観音開きのカバーとすることもできる。更に、図1では、押下部材7は、プラテンローラ1の第2ギア5に対して、プラテンローラ1とは反対側に設けられているが、図6のようにプラテンローラ1と第2ギア5の間に設けてもよい。
図7は、本発明の第二の実施形態のプリンタ201のプラテンローラ1を外したときの図1のA方向から見た、プリンタ201の一部を省略した図であり、図8は、プリンタ201のプラテンローラ1を取り付けたときの図1のA方向から見た、プリンタ201の一部を省略した図であり、図9は、第2カバー9の一例である。第2カバー9を有することを除き、第一の実施形態によるプリンタ101と実質的に同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。
プリンタ201の上記第1カバー4から独立して移動可能に上記ギアボックス2に設けられ、上記第1回転軸10及び上記第1ギア3を覆い隠す閉鎖位置(図7参照のこと)と上記第1回転軸10及び上記第1ギア3を露出させる開放位置(図8参照のこと)との間で移動可能な第2カバー9と、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるときに、上記プラテンローラ1の上記第2ギア5を上記ギアボックス2の上記第1ギア3に近接させる動作により、上記第2カバー9を上記閉鎖位置から上記開放位置に移動させ、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2から取り外すときに、上記プラテンローラ1の上記第2ギア5を上記ギアボックス2の上記第1ギア3から離す動作により、上記第2カバー9を上記開放位置から上記閉鎖位置に移動させる第2カバー開閉機構とをさらに具備するので、更に、第1ギア3に砂等の異物が侵入することを軽減することができる。ここで、第2カバー9は、例えば、図9に示すように、ガイド11の間をスライドするように配置されているとともに、プラテンローラ1がギアボックス2から取り外されているときには、バネ12により、第1回転軸10から離れる方向に付勢されている。
図10は、本発明の第三の実施形態のプリンタ301からプラテンローラ1を外したときの図1のB方向から見た、プリンタ301の一部と携帯型端末装置の筐体1101を模式的に示した図であり、図11は、本発明の第三のプリンタ301にプラテンローラ1を取り付けたときの図1のB方向から見た、プリンタ301の一部と携帯型端末装置の筐体1101を模式的に示した図であり、図12は、本発明の第三の実施形態の携帯型端末装置の図1のC方向から見た、プリンタ301の一部と携帯型端末装置の筐体1101を省略した斜視図である。図13は、図10の第1カバー304を蛇腹に変えたときの図であり、図14は、図11の第1カバー304を蛇腹に変えたときの図である。ギアカバー304の形状が異なることと、支持部材13と携帯型端末装置の筐体1101を有することを除き、プリンタ301は、第一の実施形態によるプリンタ101と実質的に同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。
プリンタ301は、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に対して揺動可能に支持する支持部材13を更に有し、上記第1カバー開閉機構は、上記支持部材上で上記第2回転軸6に近接する位置に形成される押下部16と、上記第1カバー304に付設され、上記第1カバー304を閉鎖位置へ向けて付勢する第1ばね8とを有し、上記第1カバー304は、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるときに、上記押下部16に押し下げられることで、上記閉鎖位置(図10参照のこと)から上記開放位置(図11参照のこと)へ移動し、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2から取り外すときに、上記第1バネ8の付勢力により、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動する。この構成によっても、プラテンローラ1がギアボックス2から取り外されたときに、第1ギア3に砂等の異物が侵入することを軽減できる。更に支持部材13を回動するだけで容易にプラテンローラ1を着脱できる。なお、本発明の第二の実施形態の第2カバー10を更に有することもできる。この場合には、第1ギア3に砂等の異物が侵入することを更に軽減することができる。
より詳細に説明すると、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるための支持部材13を更に有し、上記支持部材13は、第3回転軸15を有し、上記第3回転軸15の一端には第1腕22が、他端には第2腕23が設けられている。上記第3回転軸15は、上記携帯型端末装置の筐体1101を貫通するように設けられた第1穴部18に、回転可能に配置され、上記第1腕22および第2腕23がそれぞれ、上記携帯型端末装置の筐体1101の両端から突出した上記第3回転軸15の両端に配置されるようにされていて、上記第1腕22は、押下部16と第2穴部14を有し、上記第2腕は第3穴部24を有する。更に、上記第2穴部14には、上記プラテンローラ1の第2ギア5に近接する第2回転軸6が、回転可能に取り付けられ、上記第3穴部24には、第2ギア5に近接する第2回転軸6と、上記プラテンローラ1を挟んで反対側の回転軸6が、回転可能に取り付けられている。上記第1カバー304は、上記第1カバー304を閉じるように付勢する第1バネ8と、上記押下部16と協働して、上記第1カバー304を開くようにされた突起部17とを有する。なお、第1カバー304を蛇腹に変えた変形例が図13(閉鎖位置)と図14(開放位置)で示されている。第1カバー304を蛇腹に変えただけで、他の構成、動作は上述のプリンタ301と同じである。
図15は、本発明の第四の実施形態のプリンタ401からプラテンローラ1を外したときの図1のB方向から見た、プリンタ401の一部と携帯型端末装置の筐体1102を模式的に示した図であり、図16は、本発明の第四の実施形態のプリンタ401にプラテンローラ1を取り付けたときの図1のB方向から見た、プリンタ401の一部と携帯型端末装置の筐体1102を模式的に示した図であり、図17は、本発明の第四の実施形態のプリンタ401の図1のC方向から見た、プリンタ401の一部と携帯型端末装置筐体1102を省略した斜視図である。図18は、図15の第1カバー404を蛇腹に変えたときの図であり、図19は、図16の第1カバー404を蛇腹に変えたときの図である。第1カバー404の形状が異なることと、支持部材13と歯車列19、26、25、27と携帯型端末装置の筐体1102を有することを除き、プリンタ401は、第一の実施形態によるプリンタ101と実質的に同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。
プリンタ401の上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に対して揺動可能に支持する支持部材13を更に有し、上記第1カバー開閉機構は、上記支持部材13の回転動作を上記第1カバー404に伝達する、歯車列19、26、25、27を有する動作伝達機構を有する。上記第1カバー404は、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるときに、上記歯車列19、26、25、27が回転することで、上記閉鎖位置(図15参照のこと)から上記開放位置(図16参照のこと)へ移動し、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2から取り外すときに、上記歯車列19、26、25、27が回転することで、上記開放位置から上記閉鎖位置へ移動する。この構成によっても、プラテンローラがギアボックスから取り外されたときに、第1ギアに砂等の異物が侵入することを軽減できる。更に支持部材13を回動するだけで容易にプラテンローラ1を着脱できる。なお、本発明の第二の実施形態の第2カバー10を更に有することもできる。この場合には、第1ギア3に砂等の異物が侵入することを更に軽減することができる。
より詳細に説明すると、上記プラテンローラ1を上記ギアボックス2に取り付けるための支持部材13を更に有し、上記支持部材13は、第3回転軸15を有し、上記第3回転軸15の一端には第1腕22が、他端には第2腕23が設けられていて、上記第3回転軸15は、上記携帯型端末装置の筐体1102を貫通するように設けられた第1穴部18に、回転可能に配置され、上記第1腕22および第2腕23がそれぞれ、上記携帯型端末装置の筐体1102の両端から突出した上記第3回転軸15の両端に配置されるようにされている。上記第1腕22の上記携帯型端末装置の筐体1102がある側とは反対側に、第3ギア19を有し、第1カバー4に近接する携帯型端末装置の筐体1102に、第4ギア25が設けられるとともに、第3ギア19から第4ギア25の間には、第4ギア25に回転力を伝達するようにそれぞれに係合されたギア26が設けられている。上記第1腕22は、第2穴部14を有し、上記第2腕23は第3穴部24を有すると共に、上記第2穴部14には、上記プラテンローラ1の第2ギア5が近接する第2回転軸6が、回転可能に取り付けられ、上記第3穴部24には、第2ギア5が近接する第2回転軸6と、上記プラテンローラ1を挟んで反対側の第2回転軸6が、回転可能に取り付けられている。そして、上記第1カバー404は、第4ギア25と係合して、上記第1カバー404を開閉するようにされたギア27を有する。なお、第1カバー404を蛇腹に変えた変形例が図18(閉鎖位置)と図19(開放位置)で示されている。第1カバー404を蛇腹に変えただけで、他の構成、動作は上述のプリンタ401と同じである。
図20は、本発明の第五の実施形態の携帯型端末装置1001の斜視図を示す。携帯型端末装置1001は、本発明の第一〜四の実施形態のいずれか一つのプリンタを組み込んでいるので、プリンタの第1ギア3に砂等の異物が侵入することを軽減でき、第2ギア5を傷めることがない、携帯型端末装置1001を提供できる。
本発明の第一の実施形態のプリンタの斜視図を示す。 本発明の第一の実施形態のプリンタのプラテンローラを外したときの図1のA方向から見た、プリンタの一部を省略した図である。 本発明の第一の実施形態のプリンタのプラテンローラを取り付けたときの図1のA方向から見た、プリンタの一部を省略した図である。 第1カバーの一例を示す図である。 第1カバーの更なる例を示す図である。 押下部材の他の取り付け位置を示す図である。 本発明の第二の実施形態のプリンタのプラテンローラを外したときの図1のA方向から見た、プリンタの一部を省略した図である。 本発明の第二の実施形態のプリンタのプラテンローラを取り付けたときの図1のA方向から見た、プリンタの一部を省略した図である。 第2カバーの一例を示した図である。 本発明の第三の実施形態のプリンタからプラテンローラを外したときの図1のB方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を模式的に示した図である。 発明の第三の実施形態のプリンタにプラテンローラを取り付けたときの図1のB方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を模式的に示した図である。 本発明の第三の実施形態のプリンタの図1のC方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を省略した斜視図である。 図10の第1カバーを蛇腹に変えたときの図である。 図11の第1カバーを蛇腹に変えたときの図である。 本発明の第四の実施形態のプリンタからプラテンローラを外したときの図1のB方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を模式的に示した図である。 本発明の第四の実施形態のプリンタにプラテンローラを取り付けたときの図1のB方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を模式的に示した図である。 本発明の第四の実施形態のプリンタの図1のC方向から見た、プリンタの一部と携帯型端末装置の筐体を省略した斜視図である。 図15の第1カバーを蛇腹に変えたときの図である。 図16の第1カバーを蛇腹に変えたときの図である。 本発明の第五の実施形態の携帯型端末装置の斜視図である。
符号の説明
1 プラテンローラ
2 ギアボックス
3 第1ギア
4 第1カバー
5 第2ギア
6 第2回転軸
7 押下部材
10 第1回転軸

Claims (6)

  1. ギアボックスと、該ギアボックスに対して着脱可能なプラテンローラを具備し、前記ギアボックスは、第1回転軸と、該第1回転軸に支持される第1ギアとを有し、前記プラテンローラは、該プラテンローラの長手方向の両端からそれぞれ延びる第2回転軸と、該第2回転軸の一方の端部に前記第1ギアと係合するように支持された第2ギアとを有している、プリンタにおいて、
    前記ギアボックスに設けられ、前記第1ギアの上方に配置される第1カバーであって、前記第1ギアを覆い隠す閉鎖位置と前記第1ギアを露出させる開放位置との間で移動可能な第1カバーと、
    前記プラテンローラを前記ギアボックスに取り付けるときに、前記プラテンローラの前記第2ギアを前記ギアボックスの前記第1ギアに近接させる動作により、前記第1カバーを前記閉鎖位置から前記開放位置に移動させ、前記プラテンローラを前記ギアボックスから取り外すときに、前記プラテンローラの前記第2ギアを前記ギアボックスの前記第1ギアから離す動作により、前記第1カバーを前記開放位置から前記閉鎖位置に移動させる第1カバー開閉機構と、
    を具備することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記第1カバー開閉機構は、前記第2回転軸上で前記第2ギアに近接する位置に配置される押下部材であって、前記第2ギアの外周から外側へ突出する寸法を有する前記押下部材と、前記第1カバーに付設され、該第1カバーを閉鎖位置へ向けて付勢する第1バネとを有し、
    前記第1カバーは、前記プラテンローラを前記ギアボックスに取り付けるときに、前記押下部材に押し下げられることで、前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動し、前記プラテンローラを前記ギアボックスから取り外すときに、前記第1バネの付勢力により、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移動することを特徴とする、請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記プラテンローラを前記ギアボックスに対して揺動可能に支持する支持部材を更に有し、前記第1カバー開閉機構は、前記支持部材上で前記第2回転軸に近接する位置に形成される押下部と、前記第1カバーに付設され、該第1カバーを閉鎖位置へ向けて付勢する第1ばねとを有し、
    前記第1カバーは、前記プラテンローラを前記ギアボックスに取り付けるときに、前記押下部に押し下げられることで、前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動し、前記プラテンローラを前記ギアボックスから取り外すときに、前記第1バネの付勢力により、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移動することを特徴とする、請求項1に記載のプリンタ。
  4. 前記プラテンローラを前記ギアボックスに対して揺動可能に支持する支持部材を更に有し、前記第1カバー開閉機構は、前記支持部材の回転動作を前記第1カバーに伝達する、歯車列を有する動作伝達機構を有し、
    前記第1カバーは、前記プラテンローラを前記ギアボックスに取り付けるときに、前記歯車列が回転することで、前記閉鎖位置から前記開放位置へ移動し、前記プラテンローラを前記ギアボックスから取り外すときに、前記歯車列が回転することで、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移動することを特徴とする、請求項1に記載のプリンタ。
  5. 前記第1カバーから独立して移動可能に前記ギアボックスに設けられ、前記第1回転軸及び前記第1ギアを覆い隠す閉鎖位置と前記第1回転軸及び前記第1ギアを露出させる開放位置との間で移動可能な第2カバーと、
    前記プラテンローラを前記ギアボックスに取り付けるときに、前記プラテンローラの前記第2ギアを前記ギアボックスの前記第1ギアに近接させる動作により、前記第2カバーを前記閉鎖位置から前記開放位置に移動させ、前記プラテンローラを前記ギアボックスから取り外すときに、前記プラテンローラの前記第2ギアを前記ギアボックスの前記第1ギアから離す動作により、前記第2カバーを前記開放位置から前記閉鎖位置に移動させる第2カバー開閉機構とをさらに具備することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプリンタ。
  6. 請求項1〜5のいずれ一項に記載のプリンタを内蔵した携帯型端末装置。
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