JP4863769B2 - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents

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本発明は、チップ形固体電解コンデンサ、特に下面電極のチップ形固体電解コンデンサに関する。
タンタルチップ形固体電解コンデンサ等のコンデンサの従来例を図3に示す。陽極用リード1の一端を埋め込んだコンデンサ素子2の最外層の陰極層3に導電性接着剤4を介して陰極端子板5に接続するとともに、溶接等により陽極用リード1に陽極端子板6を接続する。コンデンサ素子2等を絶縁樹脂等からなる外装7により被覆する。そして陽極端子板6及び陰極端子板5は外装7の端面から引き出し、外装7の端面及び端底面に沿って折り曲げて配置している。
また、端面引出タイプよりも小型にするために、これらの陽陰極端子板を外装の底部から露呈する方法が検討されている。そして、陽極用リードと陰極層の陽陰端子板との接続位置の高さの差を埋め合わせるため、陽極用リード1と陽極端子板6の中間にタンタルやニッケル合金や銅合金等の枕材を介して接続したり、特許文献1に示されるように、接続部分の陽極端子部分を隆起させてその隆起部分8と陽極用リードと接続したりしていた(図4参照)。
特開2005−19923公報
しかしながら、陽陰極端子板を外装の底部から露呈する方法では、端子板の下面が当然外装から露呈しているので、外装から外れて取れてしまう問題が生じやすい。特に、陰極端子板は、溶接よりも被着力の弱い導電性接着剤を介してコンデンサ素子に接続しているので、外装から外れて取れてしまう問題が生じやすい。
本発明は、上記課題を解決するために、陽極用リードを引き出し、表面に陰極層を形成したコンデンサ素子と、前記陽極用リードに接続した陽極端子板と、前記陰極層に接続した陰極端子板とを、前記陽極端子板と前記陰極端子板の一部が露呈するように外装樹脂で被覆してなるチップ形固体電解コンデンサにおいて、前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の幅がその部分の陽極端子板の幅より狭いか、または、前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の幅が、その部分の陰極端子板の幅より狭いことを特徴とするチップ形固体電解コンデンサを提供するものである。
また、陽極用リードを引き出し、表面に陰極層を形成したコンデンサ素子と、前記陽極用リードに接続した陽極端子板と、前記陰極層に接続した陰極端子板とを、前記陽極端子板と前記陰極端子板の一部が露呈するように外装樹脂で被覆してなるチップ形固体電解コンデンサにおいて、前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の長さがその部分の陽極端子板の長さより狭いか、または、前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の長さが、その部分の陰極端子板の長さより狭いことを特徴とするチップ形固体電解コンデンサを提供するものである。
また、陽極用リードを引き出し、表面に陰極層を形成したコンデンサ素子と、前記陽極用リードに接続した陽極端子板と、前記陰極層に接続した陰極端子板とを、前記陽極端子板と前記陰極端子板の一部が露呈するように外装樹脂で被覆してなるチップ形固体電解コンデンサにおいて、前記陽極端子板の外装端部から露出した部分の高さがその部分の陽極端子板の高さより低いか、または、前記陰極端子板の外装端部から露出した部分の高さが、その部分の陰極端子板の高さより低いことを特徴とするチップ形固体電解コンデンサを提供するものである。
本発明によれば、陽極端子または陰極端子が、下面に向かって狭くつぼまっている部分があるので、陽極端子または陰極端子が、外装から下面に向かって外れて取れてしまう問題が生じにくい。
また、陽極端子または陰極端子が、端面に向かって狭くつぼまっている部分があるので、陽極端子または陰極端子が、外装から端面に向かって外れて取れてしまう問題が生じにくい。
図1は、本発明に係るチップ形固体電解コンデンサで、図1(イ)は、横断面図、図1(ロ)は、A−A‘縦断面図、図1(ハ)は、B−B‘縦断面図を示し ている。
1は、陽極用リードで、タンタル、ニオブまたはアルミ等の弁作用金属の、直径が0.1mmから0.5mm程度の線状や、厚さ0.1mmから0.5mm程度の短冊薄板状からなる。
2は、コンデンサ素子で、陽極用リード1の一端を埋め込んで、タンタルやニオブまたはアルミ等の弁作用金属の平均粒径1μm程度の微粉末に、アクリルやカンファー等のバインダーを混合した粉末をプレス加圧成形し、次いで真空中において焼結して形成した海綿状の陽極焼結体と、この焼結体に陽極酸化皮膜と、二酸化マンガンや導電性高分子等の固体電解質層と、カーボン層や銀層の陰極層3とを順次設けたものからなる。
5は、陰極端子板で、導電性接着剤4等により陰極層3に接続される。
6は、陽極端子板で、抵抗溶接やレーザ溶接等の溶接や導電性接着剤により陽極用リード1に接続される。陽極端子板6には陽極用リード1と陽極端子板6との接続位置高さと、陰極層3と陰極端子板5との接続位置高さとの差にほぼ等しい高さの接続隆起部分8があり、その接続隆起部分8の頂上部分と陽極用リード1は接続される。陽極用リード1と陽極端子6の中間にタンタルやニッケル合金や銅合金等の枕材を介して接続してもかまわない。陰極端子板5と陽極端子板6の材質は、42アロイ、銅、銅合金(銅ニッケル合金)または洋白(洋銀)等の金属板からなり、特に溶接、剛性の点で42アロイ、銅合金が使用される。表面の実装面にはハンダ、錫メッキ層、特に銅、銅合金表面にはニッケルとパラジウムそして金の積層メッキを設ける場合もある。
7は、外装で、エポキシ樹脂等の封止樹脂等でコンデンサ素子等を封止する。陰極端子板5と陽極端子板6はこの外装7の端面部と端底部より露呈させる。コンデンサ端面部のこの露呈部分の面積は陰極端子板5と陽極端子板6においてほぼ同じにし、コンデンサの端底部のこの露呈部分の面積も陰極端子板5と陽極端子板6においてほぼ同じにすることにより、コンデンサのチップ立ちを防止することができる。
陰極端子板5と陽極端子板6は、板をリードフレーム状に打ち抜いて、コンデンサ素子を搭載させ、封止樹脂等で外装後、切り分けることにより形成された部品であるが、板をリードフレーム状に打ち抜いたとき、またはその後、陰極端子板5と陽極端子板6の厚さ部分にテーパー部9のような、陽極端子板または陰極端子板が下面または端面に向かって狭くつぼまる部分を各面全面または部分的に設ける。
つまり、陽極端子板の外装底部から露出した部分の幅aaがその部分の陽極端子板の幅abより狭いか、または、前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の幅baが、その部分の陰極端子板の幅bbより狭い部分を設ける。
また、陽極端子板の外装端部から露出した部分の高さcaがその部分の陽極端子板の高さcbより低いか、または、前記陰極端子板の外装端部から露出した部分の高さdaが、その部分の陰極端子板の高さdbより低い部分を設ける。
また、陽極端子板の外装底部から露出した部分の幅eaがその部分の陽極端子板の幅ebより狭いか、または、陰極端子板の外装底部から露出した部分の幅faが、その部分の陰極端子板の幅fbより狭い部分を設ける。
図2は、図1(イ)の横断面図図上の、B−B‘縦断面図の別の例を示している。図1のテーパー部9の変わりに、最低1段の段差部10を設けている。
本発明に係るチップ形固体電解コンデンサである。 本発明に係る図1(イ)の横断面図の、B−B‘縦断面図の別の例である。 従来例に係るチップ形固体電解コンデンサの横断面図である。 従来例に係るチップ形固体電解コンデンサの横断面図である。
符号の説明
1…陽極用リード 2…コンデンサ素子 3…陰極層 4…導電性接着剤 5…陰極端子板 6…陽極端子板 7…外装 8…隆起部分 9…テーパー部 10…段差部。

Claims (2)

  1. 陽極用リードを引き出し、表面に陰極層を形成したコンデンサ素子と、前記陽極用リードに接続した陽極端子板と、前記陰極層に接続した陰極端子板とを、前記陽極端子板と前記陰極端子板の一部が露呈するように外装樹脂で被覆してなるチップ形固体電解コンデンサにおいて
    (1)前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の幅がその部分の陽極端子板の幅より狭く、前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の長さがその部分の陽極端子板の長さより狭く、前記陽極端子板の外装端部から露出した部分の高さがその部分の陽極端子板の高さより低いか、または
    (2)前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の幅が、その部分の陰極端子板の幅より狭く、前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の長さが、その部分の陰極端子板の長さより狭く、前記陰極端子板の外装端部から露出した部分の高さが、その部分の陰極端子板の高さより低いこと
    特徴とするチップ形固体電解コンデンサ。
  2. (1)前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の幅がその部分の陽極端子板の幅より狭く、前記陽極端子板の外装底部から露出した部分の長さがその部分の陽極端子板の長さより狭く、前記陽極端子板の外装端部から露出した部分の高さがその部分の陽極端子板の高さより低く、かつ、
    (2)前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の幅が、その部分の陰極端子板の幅より狭く、前記陰極端子板の外装底部から露出した部分の長さが、その部分の陰極端子板の長さより狭く、前記陰極端子板の外装端部から露出した部分の高さが、その部分の陰極端子板の高さより低いこと
    を特徴とする請求項1に記載のチップ形固体電解コンデンサ。
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