JP4236691B2 - 固体電解コンデンサ及びその実装体 - Google Patents
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Description
前記コンデンサ素子の下面は、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対向して接続され、
前記陽極端子及び陰極端子は、該固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有し、
前記陰極部は、前記底面において互いに離れた位置に配された第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有し、
前記陰極端子は、前記第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有する一体物からなることを特徴とする。
前記コンデンサ素子の下面は、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対して接続され、
前記陽極端子及び陰極端子は、前記固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有し、
前記陰極部は、前記底面において互いに離れた位置に配された第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有し、
前記陰極端子は、前記第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有する一体物からなり、
前記回路基板には、前記陽極露出部に対向する陽極ランドと、前記第1陰極露出部に対向する第1陰極ランドと、前記第2陰極露出部に対向する第2陰極ランドとが、互いに離れた位置に設けられていることを特徴とする固体電解コンデンサの実装体。
前記コンデンサ素子の下面が、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対向して接続されると共に、前記陽極端子及び陰極端子が、該固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有するという構成要件を備えることにより、
前記特願2002−9611号に記載の発明と同様に、固体電解コンデンサとしてのESRの低減と、ESLの低減とを両立させることができ、特に、コンデンサ素子の陽極端子から陽極体、誘電体皮膜層、陰極層及び陰極端子を経て外部回路基板へ繋がる電流経路が短くなって、固体電解コンデンサの高周波特性として注目すべきESLが低減する。
陽極露出部並びに第1陰極露出部及び第2陰極露出部の面積差を小さくすることができ、陽極露出部並びに第1陰極露出部及び第2陰極露出部に夫々対向すべく回路基板側に設けられる各ランドの面積差(半田塗布量の差)も小さくできるため、回路基板等に対する固体電解コンデンサの実装位置のずれを抑制することができて、外観不良等の問題が生じにくくなると共に、良好な半田付け実装を行うことができる。
該固体電解コンデンサを回路基板等に半田付け実装する際に、延在部の半田付け状況を固体電解コンデンサの側方(第2方向端側)から目視すれば、固体電解コンデンサの第1方向の端から離れた位置における陰極露出部(延在部に連なる部分)の半田付け状況を推定確認することができる。
前記コンデンサ素子の下面が、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対向して接続されると共に、前記陽極端子及び陰極端子が、該固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有するという構成要件を備えることにより、
前記特願2002−9611号に記載の発明と同様に、固体電解コンデンサとしてのESRの低減と、ESLの低減とを両立させることができ、特に、コンデンサ素子の陽極端子から陽極体、誘電体皮膜層、陰極層及び陰極端子を経て外部回路基板へ繋がる電流経路が短くなって、固体電解コンデンサの高周波特性として注目すべきESLが低減する。
陽極露出部並びに第1陰極露出部及び第2陰極露出部の面積差を小さくすることができ、陽極露出部並びに第1陰極露出部及び第2陰極露出部に夫々対向すべく回路基板側に設けられる各ランドの面積差(半田塗布量の差)も小さくできるため、回路基板等に対する固体電解コンデンサの実装位置のずれを抑制することができて、外観不良等の問題が生じにくくなると共に、良好な半田付け実装を行うことができる。
(実施例2)図3は実施例2における固体電解コンデンサの縦断面図であり、図4は実施例2における固体電解コンデンサの縦側面図(a)、下面図(b)及び横側面図(c)である。
10 陽極露出部
2 陰極端子
20 陰極露出部
20a 第1陰極露出部
20b 第2陰極露出部
21 延在部
4 誘電体皮膜層
5 陰極層
5b 固体電解質層
5c 陰極引出層
6 コンデンサ素子
7 陽極リード部材
8 外装樹脂
8a 陰極埋め込み部
11 陽極リードフレーム
12 陰極極リードフレーム
30 回路基板
40 ランド
50 半田
Claims (10)
- 陽極体の表面に誘電体皮膜層、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記陽極体及び陰極層に各々接続されると共に第1方向に沿って互いに離間して配列した陽極端子及び陰極端子と、前記コンデンサ素子を被覆する外装樹脂とを備える固体電解コンデンサであって、
前記コンデンサ素子の下面は、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対して接続され、
前記陽極端子及び陰極端子は、該固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有し、
前記陰極部は、前記底面において互いに離れた位置に配された第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有し、
前記陰極端子は、前記第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有する一体物からなることを特徴とする固体電解コンデンサ。 - 前記第1方向と直交する方向を第2方向とするとき、前記第1陰極露出部は、前記底面において該固体電解コンデンサの第2方向の端まで延在する延在部を有し、
前記延在部は、前記第1方向に関して、前記底面の中央よりも前記陽極端子側の位置に配されていることを特徴とする請求項1記載の固体電解コンデンサ。 - 前記延在部の第1方向の幅は、前記第1陰極露出部の前記延在部に連なる部分の第1方向の幅よりも狭いことを特徴とする請求項2記載の固体電解コンデンサ。
- 前記陰極端子は、該固体電解コンデンサの第2方向の端面において外装樹脂から露出した陰極第2方向端露出部を有し、
前記陰極第2方向端露出部は、前記延在部に連なっていることを特徴とする請求項2又は3記載の固体電解コンデンサ - 陽極体の表面に誘電体皮膜層、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記陽極体及び陰極層に各々接続されると共に第1方向に沿って互いに離間して配列した陽極端子及び陰極端子と、前記コンデンサ素子を被覆する外装樹脂とを備える固体電解コンデンサを、半田層を介して回路基板に固着した固体電解コンデンサの実装体であって、
前記コンデンサ素子の下面は、前記第1方向に関して、前記陰極層が形成された領域の中央よりも前記陽極端子側を含む領域において前記陰極端子の上面に対して接続され、
前記陽極端子及び陰極端子は、該固体電解コンデンサの底面において外装樹脂から各々露出した陽極露出部及び陰極露出部を有し、
前記陰極部は、前記底面において互いに離れた位置に配された第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有し、
前記陰極端子は、前記第1陰極露出部及び第2陰極露出部を有する一体物からなり、
前記回路基板には、前記陽極露出部に対向する陽極ランドと、前記第1陰極露出部に対向する第1陰極ランドと、前記第2陰極露出部に対向する第2陰極ランドとが、互いに離れた位置に設けられていることを特徴とする固体電解コンデンサの実装体。 - 前記第1陰極露出部は、前記第1方向に関して、前記陽極露出部と前記第2陰極露出部との間の位置に配されていることを特徴とする請求項5記載の固体電解コンデンサの実装体。
- 前記底面において、前記第1陰極露出部と前記第2陰極露出部との間の位置には、外装樹脂が露出していることを特徴とする請求項5又は6記載の固体電解コンデンサの実装体。
- 前記第1方向と直交する方向を第2方向とするとき、前記第1陰極露出部は、前記底面において前記固体電解コンデンサの第2方向の端まで延在する延在部を有し、
前記延在部は、前記第1方向に関して、前記底面の中央よりも前記陽極端子側の位置に配され、
前記延在部の第1方向の幅は、前記陰極露出部の前記延在部に連なる部分の第1方向の幅よりも狭く、
前記第1陰極ランドは、前記延在部に対向する部分を有することを特徴とする請求項5、6又は7記載の固体電解コンデンサの実装体。 - 前記陰極端子は、該固体電解コンデンサの第2方向の端面において外装樹脂から露出した陰極第2方向端露出部を有し、
前記陰極第2方向端露出部は、前記延在部に連なっていることを特徴とする請求8記載の固体電解コンデンサの実装体。 - 前記陰極端子は、該固体電解コンデンサの第1方向の一方の端面において外装樹脂から露出した陰極第1方向端露出部を有し、
該陰極第1方向端露出部は、前記第2陰極露出部に連なり、
前記陽極端子は、該固体電解コンデンサの第1方向の他方の端面において外装樹脂から露出した陽極第1方向端露出部を有し、
該陽極第1方向端露出部は、前記陽極露出部に連なっていることを特徴とする請求項5、6、7、8又は9記載の固体電解コンデンサの実装体。
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JP2007246840A JP4236691B2 (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | 固体電解コンデンサ及びその実装体 |
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