JP4863143B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、作動流体によって作動する可動部を有する作業車両に関する。
従来、車体前部に前方へ延出した左右一対のリーチレッグと、当該リーチレッグに沿って前後方向に移動可能に設けられたリフト装置とを備えた作業車両としてのリーチフォークリフトが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このリーチフォークリフトのリフト装置は、作動油によって上下に伸縮するリフトシリンダと、このリフトシリンダによって昇降するフォーク爪とを有して構成されている。
このような従来のリーチフォークリフトでは、車体内部に、可動部を作動させるための各種油圧機器(油圧ポンプおよび電動モータ等)が収容されている。例えば、車体内部は、走行方向の前後に仕切られ、車体内部の前方には、オイルタンクおよびオイルコントロールバルブ(以下、C/Vと示す。)が収容されている。また、車体内部の後方は、車体の車幅方向に沿って左右に仕切られ、一方には、油圧ポンプおよび電動モータが収容され、他方には、運転部が設けられている。これらの油圧ポンプと運転部との間には、仕切りとなる仕切壁が設けられている。
電動モータによって油圧ポンプが駆動されると、オイルタンクの作動油が油圧ポンプによって加圧されてC/Vに送られる。C/Vは、リフトシリンダ等の可動部へ送る圧油の流量を調整し、または、流れの方向を切換えることによって、可動部の動作を制御することができる。このC/Vは、運転部に設けられる操作レバーに連結されており、運転者によって、操作されるようになっている。
特開2000−281298号公報
しかし、特許文献1に記載のリーチフォークリフトでは、電動モータが、車体本体内において運転部の側方に収納されているので、運転部と電動モータとの間の仕切壁に電動モータを支持させる場合があった。具体的には、仕切壁にモータ支持用のブラケットを設けて、このブラケットに電動モータを固定する場合があった。そのため、仕切壁を強固にしなければならないという問題がある。
本発明の目的は、荷役用電動モータと運転部との間の仕切板を軽量化でき、車体本体を簡素化できる作業車両を提供することである。
本発明の請求項1に係る作業車両は、荷役用電動モータと、この荷役用電動モータに駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプおよび荷役用電動モータを収容する車体本体と、前記油圧ポンプにより加圧される作動流体によって作動する可動部と、を備えて構成される作業車両であって、車体本体は、当該車体本体の走行方向の前方に設けられた前面壁と走行方向に直交する車幅方向の少なくとも片側に設けられた側面壁とを有して構成され、前面壁には、第1ブラケットが設けられ、側面壁は、走行方向に延設され、走行方向の後方側の端部が当該側面壁から離れる方向に湾曲した第2ブラケットが設けられ、荷役用電動モータは、第1ブラケットと第2ブラケットの前記湾曲した端部とに支持され、車体本体の車幅方向において荷役用電動モータの反対側には、運転者が搭乗する運転部が設けられ、この運転部と荷役用電動モータとの間には仕切板が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る作業車両は、荷役用電動モータと、この荷役用電動モータに駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプおよび荷役用電動モータを収容する車体本体と、前記油圧ポンプにより加圧される作動流体によって作動する可動部と、を備えて構成される作業車両であって、前記車体本体は、当該車体本体の走行方向の前方に設けられた前面壁と、前記走行方向の後方に設けられた背面壁と、前記走行方向に直交する車幅方向の少なくとも片側に設けられた側面壁とを有して構成され、前記油圧ポンプは、前記荷役用電動モータの出力軸に直結され、かつ、上方および下方から作動流体の管路を接続可能な接続口を有し、前記前面壁と背面壁と側面壁とのうちの少なくともいずれか一つには、前記荷役用電動モータを支持するブラケットが設けられ、前記荷役用電動モータの油圧ポンプ側は、当該油圧ポンプを挟んで、幅方向の両側位置において、前記ブラケットに固定され、前記車体本体の車幅方向において前記荷役用電動モータの反対側には、運転者が搭乗する運転部が設けられ、この運転部と前記荷役用電動モータとの間には仕切板が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る作業車両では、請求項1または請求項2に記載の作業車両において、仕切板は、車体本体に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る作業車両では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の作業車両において、ブラケットと荷役用電動モータとは、ゴムマウントを介して締結されていることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、荷役用電動モータを固定する第1ブラケットが前面壁に設けられ、また、第2ブラケットが側面壁設けられているので、荷役用電動モータを支持するために、従来のように強固な中央仕切板を設ける必要がなくなる。従って、荷役用電動モータと運転部との間の仕切板を薄く軽量にすることができ、車体本体を簡素化することができ、本発明の目的を達成できる。
請求項2の発明によれば、荷役用電動モータの回転軸の先端に油圧ポンプを直接取り付けた場合、油圧ポンプに接続される管路が邪魔となって、荷役用電動モータの油圧ポンプ側端において油圧ポンプを挟む2箇所で固定することが困難であった。そのため、従来、モータ起動停止時または走行時のモータ自身の振動が管路に伝わって、管路が振動し易いという課題もあった。
これに対して、本発明では、油圧ポンプが上方および下方から管路を接続可能な接続口を有しているので、これらの接続口に管路を接続しても、油圧ポンプ両側のスペースが確保され、荷役用電動モータを油圧ポンプ両側位置の少なくとも2箇所により車体本体に固定することができる。従って、モータ起動停止時または走行時のモータ自身の振動が管路に伝わりにくくすることができ、管路の振動を抑制することができる。このことから、荷役用電動モータの振動を低減するために、荷役用電動モータを従来のように中央仕切板にも固定する必要がなく、荷役用電動モータと運転部との間の仕切板を薄く軽量にすることができ、車体本体を簡素化することができる。
請求項3の本発明によれば、仕切板が車体本体に着脱可能に設けられているので、メンテナンス時に仕切板を車体本体から取り外して、作業することができ、メンテナンス性が向上される。
請求項4の本発明によれば、ブラケットおよび荷役用電動モータが、ゴムマウントを介して締結されているので、ゴムマウントが荷役用電動モータの振動を吸収して、ブラケットに振動が伝わるのを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業車両としてのリーチフォークリフト1の全体を示す斜視図である。図1において、リーチフォークリフト1は、内部に走行用電動モータ、荷役用電動モータ、および荷役用電動モータによって駆動される油圧ポンプ等が収容されている車体本体2と、車体本体2の前方に装着されて当該油圧ポンプからの圧油で駆動されるリフト装置3と、車体本体2から上方に延設されてオペレータ(運転者)の頭上を覆うヘッドガード4とを備えている。
これらのうちの車体本体2には、前方側に延出した左右一対のリーチレッグ5が設けられており、これらのリーチレッグ5に沿ってリフト装置3が前後に移動自在に設けられている。また、図示を省略するが、車体本体2の後方側には、左右方向(車幅方向)の略中央位置に駆動輪が設けられ、駆動輪の左右には、アシスト輪6が設けられている。駆動輪は走行用電動モータによって駆動される。このような車体本体2には、オペレータが立ち姿勢で運転操作を行う運転部7が設けられている。
リフト装置3は、左右に立設された一対のマスト8と、これらのマスト8に沿って上下に昇降するリフトブラケット9と、マスト8に取り付けられて前記リフトブラケット9をチェーンを介して昇降駆動させる図示略のリフトシリンダとを備えている。リフトブラケット9には、左右一対のフォーク爪10が前方に向かって延設されている。なお、リフト装置3の前後への移動は、車体本体2の下面に取り付けられたリーチシリンダで行われるとともに、フォーク爪10がリフトブラケット9上のチルトシリンダにて前後にチルトするようになっている。
図2は、車体本体2の構造を示す斜視図である。図2において、鋼製の車体本体2は、車体本体2を前後方向に仕切る前面壁である前後仕切壁21と、車体本体2の車幅方向(図2中の左右方向)において前後仕切壁21の両端部分に接合される左右の側面壁22,23と、車体本体2の後方下部の背面壁24とを備えて構成される。また、図2中、二点鎖線で示すように、前後仕切壁21および側面壁22,23の上部には、トップパネル16が取り付けられる。
背面壁24は、左右の側面壁22,23の下部同士を連結する。背面壁24の車幅方向の略中央部には、前述の駆動輪15との干渉を防止するための半円状の駆動輪用切欠部241が形成される。
前後仕切壁21よりも前方には、車体本体2を上下に仕切る水平な上下仕切板25が、前後仕切壁21と、左右の側面壁22,23とに接合される。また、前後仕切壁21よりも前方の下部には、一対のリーチレッグ5の基端部が、前後仕切壁21と、左右の側面壁22,23とに固定される。
前後仕切壁21と、背面壁24との間には、走行用電動モータ(不図示)の台座26が形成される。この台座26は、走行用電動モータを支持するだけではなく、前後仕切壁21および背面壁24を連結し、前後仕切壁21と側面壁22,23と背面壁24とから略四角形状に形成された車体本体2の下部のフレーム構造を補強している。
台座26の後部で運転部7側の端部には、上方に立設された縦長板状の鋼材からなる縦アーム53が固定される。縦アーム53の上端には、トップパネル16が固定される。
縦アーム53と前後仕切壁21との間には、着脱可能な着脱カバー52が取り付けられる。着脱カバー52は、車体本体2の内部と運転部7とを仕切る仕切板となっている。
運転部7は、前後仕切壁21と側面壁22と着脱カバー52とによって区画形成され、運転部7の下方には図示しないフロア部材が固定される。着脱カバー52の後部と側面壁22の後部との間には、オペレータが運転部7に搭乗するための開口部が形成される。
背面壁24の上方には、側面壁23の後部と着脱カバー52の後部との間を覆うカバー部材51が設けられる。カバー部材51は、ヒンジ部材511によって、側面壁23に対して開閉自在に支持される。
以下、図2中の前後仕切壁21および側面壁23に設けられたブラケット27,28について詳しく説明する。
前後仕切壁21の上部には、前後仕切壁21の前後の空間を連通する切欠部211が形成される。この切欠部211には、第1ブラケット27が水平に接合される。また、左の側面壁23の上方内面において、前後仕切壁21の後方には、第2ブラケット28が水平に接合される。これらの第1ブラケット27および第2ブラケット28には、荷役用電動モータ11(図3中)が支持されるようになっている。
第1ブラケット27は、細長い板状に形成され、長手方向が車体本体2の車幅方向に沿うように、かつ、板面が水平方向となるように、前後仕切壁21に接合される。また、第1ブラケット27には、モータ固定用のボルト孔271が、車体本体2の車幅方向の2箇所に形成される。
第2ブラケット28は、細長い板状で、一端が湾曲して形成されている。第2ブラケット28は、湾曲した一端が車体本体2の走行方向の後方となるように、かつ、板面が水平方向になるように、側面壁23内面に接合される。また、第2ブラケット28の湾曲した一端には、モータ固定用のボルト孔281が1箇所形成される。これらのブラケット27,28は、車体本体2の略同じ高さに、互いに長手方向が直交するように配置される。
図3〜図5は、車体本体2に収容された荷役用電動モータ11、油圧ポンプ12の位置を示す平面図および前方から見た斜視図、後方から見た斜視図である。図6は、第1,第2取付金具31,32および車体本体2との連結構造を示す斜視図である。
図3において、車体本体2の前後仕切壁21よりも後方(図中の下方)には、荷役用電動モータ11が、当該モータ11の回転軸が走行方向に沿うように配置される。荷役用電動モータ11の回転軸の端部には、油圧ポンプ12が直結される。油圧ポンプ12は、前後仕切壁21より前方に配置され、上下に設けられた接続口121,122(図4)を有する。油圧ポンプ12の吸込側の接続口121は下向きに、吐出側の接続口122は上向きに設けられる。
上下仕切板25より上方で、車体本体2の車幅方向において略中央位置には、本発明の制御弁であるオイルコントロールバルブ(C/V)13が配置される。C/V13には、図示しないトップパネルの上方に露出して設けられる操作レバー17の基端が連結される。操作レバー17は、C/V13に内蔵されているスプール(不図示)と機械的に連結され、スプールを移動可能に構成される。すなわち、この操作レバー17が操作されると、CV13のスプールが移動して、圧油の流量が変化し、または、圧油の流れの方向が切換わり、圧油の流れが制御されるようになっている。
運転部7の前方位置には、作動油を貯留するオイルタンク14が、C/V13に隣接して、上下仕切板25上に固定される。オイルタンク14は、隣接するC/V13を支持金具等で支持している。このように、油圧ポンプ12とC/V13とオイルタンク14とは、車体本体2の車幅方向に沿って略一直線上に並んで配置される。
以下、荷役用電動モータ11の取り付け構造について詳しく説明する。
図3〜図5に示すように、荷役用電動モータ11の回転軸に沿って油圧ポンプ12側の端部および油圧ポンプ12の反対側の端部には、それぞれ第1取付金具31、第2取付金具32が固定される。
図6にも示すように、第1取付金具31は、油圧ポンプ12の下方に配置された板状の本体部311と、この本体部311の両端部に形成されたフランジ部312とを有して構成される。本体部311は、油圧ポンプ12の幅方向の寸法よりも長く形成され、荷役用電動モータ11の油圧ポンプ12側の端部に図示しないボルトで固定される。
フランジ部312は、ボルトを挿通可能な切欠部313が形成されている。あるいは、フランジ部312には、切欠部313の代わりに、第1ブラケット27のボルト孔271と同軸となるようにボルト孔が形成されてもよい。
荷役用電動モータ11は、当該モータ11に固定された第1取付金具31のフランジ部312が第1ブラケット27に対して平行になるように配置され、フランジ部312と第1ブラケット27との間にゴムマウント33が介在された状態で、第1ブラケット27にボルト締結される。ゴムマウント33は略円筒状に形成され、貫通孔331を有する。ボルトは、フランジ部312の切欠部313と、ゴムマウント33の貫通孔331と、第1ブラケット27のボルト孔271とに挿通される。このように、荷役用電動モータ11は、第1取付金具31によって車体本体2の車幅方向に沿った油圧ポンプ12を挟む2箇所で、第1ブラケット27に締結固定される。
図3および図5に示すように、第2取付金具32は、断面L字形の長手状の部材であり、荷役用電動モータ11の油圧ポンプ12とは反対側の端部に固定される。この第2取付金具32には、第2ブラケット28のボルト孔281と同軸のボルト孔が形成され、第2取付金具32と第2ブラケット28とが略円筒状のゴムマウント34を介してボルト締結される。
このように、荷役用電動モータ11は、第1取付金具31を介して2箇所で第1ブラケット27に固定され、また、第2取付金具32を介して1箇所で第2ブラケット28に固定されている。
次に、図4に示すように、油圧ポンプ12およびC/V13等の油圧機器を接続する油圧ホース41〜44について説明する。
油圧ポンプ12の吸込側の接続口121には、一端がオイルタンク14に接続された油圧ホース41の他端が接続される。油圧ポンプ12の吐出側の接続口122には、油圧ホース41よりも小径の油圧ホース42の一端が接続され、油圧ホース42の一端は、C/V13に接続される。この油圧ホース42によって、油圧ポンプ12とC/V13とを接続する管路が構成される。C/V13には、リフトシリンダ等の可動部に一端が接続された複数の油圧ホース43の他端が接続される。また、C/V13には、オイルタンク14に作動油を戻すための油圧ホース44も接続される。
以下、リーチフォークリフト1の動作システム構成について、リフトシリンダの動作を例に簡単に説明する。
油圧ポンプ12は、荷役用電動モータ11によって駆動され、オイルタンク14の作動油を油圧ホース41を介して吸込側の接続口121から吸い込み、吐出側の接続口122から油圧ホース42を介してC/V13に圧送する。
運転者が操作レバー17を動かすと、C/V13内のスプールが移動して、C/V13からリフトシリンダ等への圧油の流量が変わり、または、圧油の流れの方向が切換わって、リフトシリンダ等の動作を制御することができる。
このようにして、油圧ポンプ12からの油圧でリフトシリンダ等が伸縮し、フォーク爪10が動作することによって荷役作業が実施される。
リーチシリンダ、チルトシリンダ等の他のシリンダについてもリフトシリンダと同様の動作となるように構成される。
従って、本実施形態によれば、荷役用電動モータ11を固定する第1ブラケット27が前後仕切壁21に設けられ、また、第2ブラケット28が側面壁23に設けられているので、荷役用電動モータ11を支持するために、従来のように強固な中央仕切板を設ける必要がなくなる。従って、荷役用電動モータ11と運転部7との間の着脱カバー52を薄く軽量にすることができ、車体本体を簡素化することができる。
また、本実施形態によれば、油圧ポンプ12が上方および下方から油圧ホース41,42を接続可能な接続口121,122を有しているので、これらの接続口121,122に油圧ホース41,42を接続しても、油圧ポンプ12両側のスペースが確保され、荷役用電動モータ11を油圧ポンプ12両側位置の少なくとも2箇所により車体本体2に固定することができる。従って、モータ起動停止時または走行時の荷役用電動モータ11自身の振動が油圧ホース41,42に伝わりにくくすることができ、油圧ホース41,42の振動を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、着脱カバー52が車体本体2に着脱可能に設けられているので、メンテナンス時に着脱カバー52を車体本体2から取り外して、作業することができ、メンテナンス性が向上される。
また、本実施形態によれば、第1,第2ブラケット27,28および荷役用電動モータ11が、それぞれゴムマウント33,34を介して締結されているので、ゴムマウント33,34が荷役用電動モータ11の振動を吸収して、第1,第2ブラケット27,28に振動が伝わるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、着脱カバー52が車体本体2と別体で製造して、組立時に車体本体2に取り付けるように構成されているので、着脱カバー52の色彩を車体本体2と別色とすることができ、デザイン性を向上できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態のリーチフォークリフト1では、車体本体2が開閉可能なカバー部材51を備えているが、本発明では、これに限らずカバー部材の変わりに背面壁を上方に延設してもよい。この場合、背面壁に第2ブラケットを固定してもよい。
前記実施形態では、車体本体が、前面壁である前後仕切壁21、側面壁22,23、背面壁24を互いに接続して形成されていたが、これに限らず、車体本体を構成する前面壁、側面壁、背面壁などのうちの少なくとも2つが一体形成されていてもよい。
前記実施形態のリーチフォークリフト1は、フォーク爪を前後に移動可能なリフト装置を備えたリーチ式であったが、これに限らず、カウンタ式のフォークリフトに本発明を適用してもよい。さらに、本発明は、フォークリフトに限らず、作動流体によって作動する荷役装置を備えた作業車両に適用してもよい。
本発明は、フォークリフトに利用できる他、小型の油圧ショベル、ホイールローダ等の作業車両にも利用することができる。
本発明の一実施形態にかかる作業車両全体を示す斜視図。 作業車両の車体本体の構造を示す斜視図。 作業車両の荷役用電動モータおよび油圧ポンプの配置を示す平面図。 作業車両の車体本体内部を示す前方から見た斜視図。 作業車両の車体本体内部を示す後方から見た斜視図。 作業車両の荷役用電動モータの取付構造を詳しく説明する斜視図。
符号の説明
1…作業車両であるフォークリフト、2…車体本体、3…可動部であるリフト装置、7…運転部、11…荷役用電動モータ、12…油圧ポンプ、21…前面壁である前後仕切壁、22,23…側面壁、24…背面壁、27…第1ブラケット、28…第2ブラケット、33,34…ゴムマウント、41,42…管路である油圧ホース、52…仕切板である着脱カバー、121,122…接続口。

Claims (4)

  1. 荷役用電動モータと、この荷役用電動モータに駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプおよび荷役用電動モータを収容する車体本体と、前記油圧ポンプにより加圧される作動流体によって作動する可動部と、を備えて構成される作業車両であって、
    前記車体本体は、当該車体本体の走行方向の前方に設けられた前面壁と前記走行方向に直交する車幅方向の少なくとも片側に設けられた側面壁とを有して構成され、
    前記前面壁には、第1ブラケットが設けられ、前記側面壁は、前記走行方向に延設され、前記走行方向の後方側の端部が当該側面壁から離れる方向に湾曲した第2ブラケットが設けられ、前記荷役用電動モータは、前記第1ブラケットと第2ブラケットの前記湾曲した端部とに支持され、
    前記車体本体の車幅方向において前記荷役用電動モータの反対側には、運転者が搭乗する運転部が設けられ、この運転部と前記荷役用電動モータとの間には仕切板が設けられていることを特徴とする作業車両。
  2. 荷役用電動モータと、この荷役用電動モータに駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプおよび荷役用電動モータを収容する車体本体と、前記油圧ポンプにより加圧される作動流体によって作動する可動部と、を備えて構成される作業車両であって、
    前記車体本体は、当該車体本体の走行方向の前方に設けられた前面壁と、前記走行方向の後方に設けられた背面壁と、前記走行方向に直交する車幅方向の少なくとも片側に設けられた側面壁とを有して構成され、
    前記油圧ポンプは、前記荷役用電動モータの出力軸に直結され、かつ、上方および下方から作動流体の管路を接続可能な接続口を有し、
    前記前面壁と背面壁と側面壁とのうちの少なくともいずれか一つには、前記荷役用電動モータを支持するブラケットが設けられ、前記荷役用電動モータの油圧ポンプ側は、当該油圧ポンプを挟んで、車幅方向の両側位置において、前記ブラケットに固定され、
    前記車体本体の車幅方向において前記荷役用電動モータの反対側には、運転者が搭乗する運転部が設けられ、この運転部と前記荷役用電動モータとの間には仕切板が設けられていることを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作業車両において、
    前記仕切板は、前記車体本体に着脱可能に設けられていることを特徴とする作業車両。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の作業車両において、
    前記ブラケットと荷役用電動モータとは、ゴムマウントを介して締結されていることを特徴とする作業車両。
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