JP4862377B2 - 手摺駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレーターの手摺を駆動する手摺駆動装置に係わり、特に、手摺をローラで挟持することにより生じる手摺の圧痕を軽減、あるいは、なくすことのできる手摺駆動装置に関するものである。
近年、多くのエスカレーターでは、ローラ駆動方式の手摺駆動装置を採用している。これは、駆動ローラと加圧ローラ(従動ローラ)で手摺を挟みつけ、駆動ローラを回転させることにより手摺を送り出す駆動方式である。このような従来の手摺駆動装置では、手摺耳部と駆動ローラ側面が接触して接触音を発生することを防止するため、加圧ローラのゴムタイヤの断面肉厚を中央部が厚く、両端部が薄くなるように、太鼓状に外側に凸の丸みをつけていた(例えば特許文献1)。
実公昭57−57105号公報(第1頁、第5図)
一般にエスカレーターの手摺は、握り易さを考慮して、表面(加圧ローラと接触する側)が外側に凸の丸みをもたせてある。このため、従来の手摺駆動装置のように加圧ローラの表面が凸状であると、手摺との間の面圧が高くなり、エスカレーターを停止している夜間の間に、手摺表面に深い(大きな)圧痕が残り、見栄えが悪くなるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、手摺の圧痕発生を抑え、見栄えを損なわすことのない手摺駆動装置を提供することを目的とする。
この発明に係る手摺駆動装置は、このような問題を解決するためになされたものであり、断面の表面側が凸状に丸みをもった手摺と、前記手摺の裏面側に圧接する駆動ローラと、前記手摺を挟んで前記駆動ローラと対向する側に配置され、前記手摺の表面に圧接される加圧ローラと、前記駆動ローラを回転させることにより手摺を駆動する駆動手段とを備えた手摺駆動装置において、前記加圧ローラの表面形状を手摺の表面の曲率と同様の曲率とすることにより幅方向の外周面である稜線の一部あるいは全範囲が手摺表面形状に倣う形状とし、かつ当該加圧ローラの外径を、該加圧ローラの幅方向の中央から両端部へ向かうに従い、連続的に大きくしたものである。
この発明によれば、手摺と加圧ローラの間の接触面圧が下がり、手摺が停止している間に発生する手摺表面の圧痕を軽減、あるいはなくすことができ、手摺の見栄えを損なわないという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を説明するエスカレーター全体のモデルを示す側面図である。本体枠1は隣接する階床間に掛け渡されており、欄干2は前記本体枠1の長手方向の両側に配置されている。複数の踏段3(図では踏段の一部分を代表的に示している)は、紙面に垂直な方向に対向する前記欄干2の間を、無端状に連結されて走行する。上部踏段スプロケット4、下部踏段スプロケット5は、それぞれ、前記本体枠1の上下部に設置され、踏段チェーン6は前記上部踏段スプロケット4と前記下部踏段スプロケット5の間に巻き掛けられている。駆動スプロケット7は前記上部踏段スプロケット4と同軸上に設けられている。駆動機8は前期本体枠1の上端部に固定されており、前記駆動機8と駆動スプロケット7の間には駆動チェーン9が巻き掛けられている。前記踏段3は、踏段チェーン6により無端状に連結されており、駆動チェーン9、駆動スプロケット7、上部踏段スプロケット4を介して駆動機8により踏段チェーン6が駆動されて、循環移動する。手摺10は前記欄干2の周縁部(平面板状の欄干の端面部)に循環移動可能に取り付けられており、手摺駆動装置11は前記手摺10を駆動する。手摺駆動装置11は、上部踏段スプロケット4と同軸上に設けられた手摺駆動スプロケット12に巻き掛けられた手摺第1チェーン13により駆動される。
図2は手摺駆動装置11部分を拡大した正面図および側面図である。この図を用いて手摺駆動装置11の構造を説明する。背板14は本体枠1に固定されており(図示せず)、当該背板14には、駆動ローラ15が軸支されている。前記駆動ローラ15の同軸上には駆動ローラスプロケット16が設けられている。手摺10を挟んで駆動ローラ15と対向する側(手摺の表面側)には、加圧ローラ17が手摺を圧接すべく配置されている。すなわち、加圧ローラ17は、ばね等(図示せず)により、駆動ローラ15との間に手摺を挟みつける挟持力が発生するよう付勢されている。中央よりの2個の加圧ローラ17の間には、アイドラスプロケット18が背板14に軸支されている。また、背板14の下部には同軸上に2連スプロケット(a)20、2連スプロケット(b)21が軸支されている。そして、駆動ローラスプロケット16、アイドラスプロケット18、2連スプロケット(a)20には、手摺第2チェーン19が巻き掛けられている。
次に動作について説明する。駆動機8の動力が、駆動チェーン9、駆動スプロケット7、手摺駆動スプロケット12、手摺第1チェーン13を介して2連スプロケット(b)21に伝達される。この動力により、2連スプロケット(b)21が回転すると、同軸上に設けられた2連スプロケット(a)20が回転する。これにより、手摺第2チェーン19が駆動され、駆動ローラスプロケット16が回転する。駆動ローラスプロケット16が回転すると、同軸上の駆動ローラ15が回転する。この駆動ローラ15の回転により、駆動ローラ15と加圧ローラ17に挟まれた手摺10が駆動される。
このような構成、動作の手摺駆動装置において、本実施の形態1では、加圧ローラ17を図3に示すような構成とした。図3において、図2と同一符号は同一または相当部分を示している。ゴムタイヤ23はボス22の外周に巻装され、加圧ローラ17の外装部を形成する。ボス22はベアリング24を介して加圧ローラ軸25に回転自在に支持されている。加圧ローラ軸25の長手方向(回転軸方向)を加圧ローラ17の幅方向とした場合に、加圧ローラ軸25の軸心を含む軸方向の断面において、ゴムタイヤ23の肉厚は、加圧ローラ17の幅の中央部が最も薄く、両端部が中央部にくらべ厚く形成され、当該ゴムタイヤ23の肉厚は、加圧ローラ17の一方の端部から中央へ徐々に小さくなり、中央から他方の端部へと徐々に大きくなるように連続的に変化する。すなわち、加圧ローラ17の外径は、前記幅方向の中央から両端部へ向かうに従い連続的に大きくなっている。一般に、手摺10の表面は、握り易さを考慮して、凸形に丸みをもって形成されているが、本実施例では、手摺10の表面の曲率と同様の曲率となるように、ゴムタイヤ23の表面形状が形成されている。
以上のように構成された手摺駆動装置では、手摺10と加圧ローラ17の間の接触面圧が従来に比較して小さくなるため、エスカレーター停止時に発生する手摺10表面の圧痕が軽減、あるいはなくなり、手摺10の見栄えを損なわない。
なお、本実施の形態1では、加圧ローラ17の幅方向の外周面(表面)に相当する部分である稜線全体が手摺表面形状に倣う形状(ここでは、図3の断面図に示す加圧ローラの幅方向において手摺表面形状に倣う形状の意味)となっているとして説明したが、これは当該稜線が部分的に倣う形状であっても構わない。例えば図4に示すように、加圧ローラの中央部よりの領域が接触し、端部よりの領域が非接触の状態にあっても同様な効果がある。また、加圧ローラ17の外装部をゴムタイヤ23としたが、材質はこれ以外のどのようなものであっても良い(例えば、樹脂成形品や鉄)。さらに、その際、当該外装部とボスが図5に示すような一体になっているものであってもよく、また同一材質であっても一向に構わない。
本発明の実施の形態1を説明するエスカレーター全体のモデルを示す側面図である 。 本発明の実施の形態1を説明する手摺駆動装置の正面図と側面図である 。 本発明の実施の形態1を説明する手摺と加圧ローラの当接状態の一例を示す断面図である 。 本発明の実施の形態1を説明する加圧ローラの当接状態のもう一つの例を示す断面図である 。 本発明の実施の形態1を説明する加圧ローラの外装部とボスが一体となっている場合を示す断面図である。
符号の説明
10 手摺、 15 駆動ローラ、 17 加圧ローラ、 22 ボス、 23 ゴムタイヤ、 24 ベアリング、 25 加圧ローラ軸。


Claims (2)

  1. 断面の表面側が凸状に丸みをもった手摺と、前記手摺の裏面側に圧接する駆動ローラと、前記手摺を挟んで前記駆動ローラと対向する側に配置され、前記手摺の表面に圧接される加圧ローラと、前記駆動ローラを回転させることにより手摺を駆動する駆動手段とを備えた手摺駆動装置において、前記加圧ローラの表面形状を手摺の表面の曲率と同様の曲率とすることにより幅方向の外周面である稜線の一部あるいは全範囲が手摺表面形状に倣う形状とし、かつ当該加圧ローラの外径を、該加圧ローラの幅方向の中央から両端部へ向かうに従い、連続的に大きくしたことを特徴とする手摺駆動装置。
  2. 加圧ローラの外装部が樹脂成形品であることを特徴とする請求項1記載の手摺駆動装置。
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