JP4454990B2 - 乗客コンベヤーの移動手摺装置 - Google Patents

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この発明は、エスカレーター、移動歩道などの欄干に設けられて欄干の長手に沿って移動する乗客コンベヤーの移動手摺装置に関する。
従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、無端状をなし乗客コンベヤーの欄干の外周を循環移動する移動手摺が乗客コンベヤーの主枠の長手に沿って配置される。また、定置ローラが主枠の固定部に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて、主枠の長手に沿って互いに離れて配置され移動手摺の横断面における一側に接して装備される。そして、可動取付体が主枠に装備されて移動手摺の長手に交差する方向に移動自在に配置される。また、変位ローラが可動取付体に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて移動手摺の横断面における他側に接して装備され、かつ移動手摺を介して定置ローラと対向して配置される。
そして、変位ローラの回転軸に係合されて変位ローラと共に回転する巻掛伝動車が可動取付体に設けられ、また巻掛駆動車が可動取付体に枢着されて主枠に設けられた乗客コンベヤーの駆動源によって駆動される。さらに、遊び伝動車が主枠の固定部に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて変位ローラの相互間に配置され、移動手摺の横断面における他側に空隙を形成して対向して装備される。また、無端状をなす伝動条体が巻掛駆動車、一側の巻掛伝動車、遊び伝動車、他側の巻掛伝動車に順次巻掛けられる。
従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置は上記のように構成され、移動手摺が横断面において定置ローラ及び変位ローラによって挟圧される。そして、乗客コンベヤーの駆動源が動作すると巻掛駆動車が回転し伝動条体が動作する。これによって、一側の巻掛伝動車、遊び伝動車、他側の巻掛伝動車が回転し、また巻掛伝動車を介して変位ローラが回転することによって定置ローラ及び変位ローラによって挟圧された移動手摺が駆動されて循環移動するようになっている。
すなわち、巻掛駆動車の駆動による伝動条体の張力と、可動取付体及び可動取付体に装着された巻掛伝動車等の自重によって変位ローラが移動手摺に押し付けられ、また移動手摺が定置ローラによって支持されていることによって、移動手摺と変位ローラの間の摩擦によって移動手摺が駆動される。
このような伝動機構において、移動手摺の移動抵抗が増すことによって伝動条体の張力が増大して、定置ローラ及び変位ローラによる移動手摺の挟圧力が増し移動手摺の所要の駆動能力を得ることができる。また、乗客コンベヤーの停止中は伝動条体の張力が減少するので、定置ローラと変位ローラによる移動手摺の挟圧力が少なくなって乗客コンベヤーの長時間停止時に、定置ローラ等によって移動手摺に生じる圧痕を少なくすることができる。(例えば、特許文献1参照)。
特公昭63−13910号公報(第2頁、第2図)
従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置では、移動手摺の移動抵抗が異常に増大した場合に、移動手摺の移動抵抗が増大するに従って伝動条体の張力が増す。このため、伝動条体の許容張力を超えた張力が伝動条体に作用する恐れがあるので、これを未然に防ぐ必要があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、移動手摺に過大移動抵抗が発生したときに、移動手摺を駆動する伝動機構の伝動条体に作用する張力が制限される乗客コンベヤーの移動手摺装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、無端状をなし主枠の長手に沿って配置されて循環移動する移動手摺と、主枠の固定部に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて主枠の長手に沿って互いに離れて配置され、移動手摺の横断面における一側に接して装備された定置ローラと、主枠に装備されて移動手摺の長手に交差する方向に移動自在に配置された可動取付体と、この可動取付体に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて移動手摺の横断面における他側に接して装備され、かつ移動手摺を介して定置ローラと対向して配置された変位ローラと、可動取付体に設けられて変位ローラの回転軸に係合されて変位ローラと共に回転する巻掛伝動車と、可動取付体に枢着されて主枠に設けられた駆動源によって駆動される巻掛駆動車と、主枠の固定部に主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて変位ローラの相互間に配置され、移動手摺の横断面における他側に空隙を形成して対向して装備された遊び伝動車と、無端状をなし巻掛駆動車、一側の巻掛伝動車、遊び伝動車及び他側の巻掛伝動車に順次巻掛けられた伝動条体と、変位ローラ及び巻掛伝動車の両者に係合されて上記両者間に伝達されるトルクを制限するトルク伝動制限機構とが設けられる。
この発明による乗客コンベヤーの移動手摺装置は、巻掛駆動車の駆動による伝動条体の張力と、可動取付体及び可動取付体に装着された巻掛伝動車等の自重とによって変位ローラが移動手摺に押し付けられ、また移動手摺が定置ローラによって支持されていることによって、移動手摺と変位ローラの間の摩擦により移動手摺が駆動される。そして、移動手摺の移動抵抗が増すことによって伝動条体の張力が増大して、定置ローラ及び変位ローラによる移動手摺の挟圧力が増し移動手摺の所要の駆動能力を得ることができる。
また、乗客コンベヤーの停止中は伝動条体の張力が減少するので、定置ローラと変位ローラによる移動手摺の挟圧力が少なくなって乗客コンベヤーの長時間停止時に、定置ローラ等により移動手摺に生じる圧痕を少なくすることができる。また、移動手摺の移動抵抗が異常に増大した場合に、移動手摺の移動抵抗が増大するに従って伝動条体の張力が増し、伝動条体の許容張力を超えた張力が伝動条体に作用する恐れがある。しかし、トルク伝動制限機構が変位ローラ及び巻掛伝動車の両者に係合されて上記両者間に伝達されるトルクが制限される。
このため、移動手摺に異常に大きい移動抵抗が発生した場合に、伝動条体の張力増加がトルク伝動制限機構の機能による所定範囲に制限される。したがって、移動手摺に過大な移動抵抗が発生した場合に、伝動条体の許容張力を超えた張力が伝動条体に作用することを未然に防ぐことができる。これにより、伝動条体の破断、巻掛伝動車等の関連部材の変形、移動手摺の損傷等の不具合の発生を未然に防止する効果がある。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態を示す図で、図1は移動手摺の駆動機構を概念的に示す正面図、図2は図1の斜視図である。図において、乗客コンベヤーの主枠1に取付板が設けられて固定部2が形成される。また、無端状をなす移動手摺3が主枠1の長手に沿って配置されて循環移動する。そして定置ローラ4が固定部2に、主枠1の長手に直交した軸線を介して枢着されて主枠1の長手に沿って互いに離れて配置され、移動手摺3の横断面における一側に接して配置される。
また、板体からなる可動取付体5が主枠1に設けられて移動手摺3の長手に交差する方向に移動自在に装備される。そして、変位ローラ6が可動取付体5に、主枠1の長手に直交した回転軸7を介して枢着されて移動手摺3の横断面における他側に接して装備され、かつ移動手摺3を介して定置ローラ4と対向して配置される。また、鎖歯車からなる巻掛伝動車8が可動取付体5に設けられて変位ローラ6の回転軸7に係合されて変位ローラ6と共に回転する。
そして、鎖歯車からなる巻掛駆動車9が可動取付体5に枢着されて主枠1に設けられた駆動源(図示しない)によって駆動チェーン10を介して駆動される。また、鎖歯車からなる遊び伝動車11が主枠1の固定部2に主枠1の長手に直交した軸線を介して枢着されて変位ローラ6の相互間に配置され、移動手摺3の横断面における他側に空隙を形成して対向して装備される。
そして、ローラチェーンからなり無端状をなす伝動条体12が巻掛駆動車9、一側の巻掛伝動車8、遊び伝動車11及び他側の巻掛伝動車8に順次巻掛けられる。また、トルク伝動制限機構13が変位ローラ6及び巻掛伝動車8の両者に係合されて上記両者間に伝達されるトルクが制限される。
上記のように構成された乗客コンベヤーの移動手摺装置において、移動手摺3が横断面において定置ローラ4及び変位ローラ6によって挟圧され、乗客コンベヤーの駆動源が動作すると巻掛駆動車9が回転し伝動条体12が動作する。これによって、一側の巻掛伝動車8、遊び伝動車11、他側の巻掛伝動車8が回転し、また巻掛伝動車8を介して変位ローラ6が回転することによって定置ローラ4及び変位ローラ6によって挟圧された移動手摺3が駆動されて循環移動する。
すなわち、巻掛駆動車9の駆動による伝動条体12の張力と、可動取付体5及び可動取付体5に装着された巻掛伝動車8等の自重とによって変位ローラ6が移動手摺3に押し付けられ、また移動手摺3が定置ローラによって支持されていることによって、移動手摺3と変位ローラ6の間の摩擦によって移動手摺3が駆動される。
このような伝動機構において、移動手摺3の移動抵抗が増すことによって伝動条体12の張力が増大して、定置ローラ4及び変位ローラ6による移動手摺3の挟圧力が増し移動手摺3の所要の駆動能力を得ることができる。また、乗客コンベヤーの停止中は伝動条体12の張力が減少するので、定置ローラ4と変位ローラ6による移動手摺3の挟圧力が少なくなって乗客コンベヤーの長時間停止時に、定置ローラ4等により移動手摺3に生じる圧痕を少なくすることができる。
また、移動手摺3の移動抵抗が異常に増大した場合に、移動手摺3の移動抵抗が増大するに従って伝動条体12の張力が増し、伝動条体12の許容張力を超えた張力が伝動条体12に作用する恐れがある。しかし、トルク伝動制限機構13が変位ローラ6及び巻掛伝動車8の両者に係合されて上記両者間に伝達されるトルクが制限される。このため、移動手摺3に過大な移動抵抗が発生した場合に、伝動条体12の張力増加がトルク伝動制限機構13の機能による所定範囲に制限される。
したがって、移動手摺3に異常に大きい移動抵抗が発生した場合に、伝動条体12の許容張力を超えた張力が伝動条体12に作用することを未然に防ぐことができる。これにより、伝動条体12の破断、巻掛伝動車8等の関連部材の変形、移動手摺3の損傷等の不具合の発生を未然に防止することができる。
この発明の実施の形態1を示す図で、移動手摺の駆動機構を概念的に示す正面図。 図1の斜視図。
符号の説明
1 主枠、2 固定部、3 移動手摺、4 定置ローラ、5 可動取付体、6 変位ローラ、7 回転軸、8 巻掛伝動車、9 巻掛駆動車、11 遊び伝動車、12 伝動条体、13 トルク伝動制限機構。

Claims (1)

  1. 無端状をなし主枠の長手に沿って配置されて循環移動する移動手摺と、上記主枠の固定部に上記主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて上記主枠の長手に沿って互いに離れて配置され、上記移動手摺の横断面における一側に接して装備された定置ローラと、上記主枠に装備されて上記移動手摺の長手に交差する方向に移動自在に配置された可動取付体と、この可動取付体に上記主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて上記移動手摺の横断面における他側に接して装備され、かつ上記移動手摺を介して上記定置ローラと対向して配置された変位ローラと、上記可動取付体に設けられて上記変位ローラの回転軸に係合されて上記変位ローラと共に回転する巻掛伝動車と、上記可動取付体に枢着されて上記主枠に設けられた駆動源によって駆動される巻掛駆動車と、上記主枠の固定部に上記主枠の長手に直交した軸線を介して枢着されて上記変位ローラの相互間に配置され、上記移動手摺の横断面における他側に空隙を形成して対向して装備された遊び伝動車と、無端状をなし上記巻掛駆動車、一側の巻掛伝動車、遊び伝動車及び他側の巻掛伝動車に順次巻掛けられた伝動条体と、上記変位ローラ及び巻掛伝動車の両者に係合されて上記両者間に伝達されるトルクを制限するトルク伝動制限機構とを備えた乗客コンベヤーの移動手摺装置。
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