JPS62269881A - 低走行抵抗ハンドレ−ル - Google Patents

低走行抵抗ハンドレ−ル

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Publication number
JPS62269881A
JPS62269881A JP11290086A JP11290086A JPS62269881A JP S62269881 A JPS62269881 A JP S62269881A JP 11290086 A JP11290086 A JP 11290086A JP 11290086 A JP11290086 A JP 11290086A JP S62269881 A JPS62269881 A JP S62269881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
present
running resistance
drive
drive roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP11290086A
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 渡辺
椎名 守
大内 興次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP11290086A priority Critical patent/JPS62269881A/ja
Publication of JPS62269881A publication Critical patent/JPS62269881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は低走行性ハンドレールに関するものである。更
に詳しく述べれば本発明は走行抵抗が極めて小さい新規
な形状のハンドレールに関するものである。
[従来の技術] エスカレータや電動道路はデパート、スーパーマンケラ
ト、駅ビル、空港ビル、ホテル、博覧会場等に設置され
、優美で安全な乗客輸送装置として利用されている。こ
のエスカレータや電動道路の欄干外周には乗客の移動手
段としてハンドレールが利用されている。このハンドレ
ールは欄干外周の案内レールに摺接案内されながら欄干
下部内に設けられている駆動ローラの回転摩擦力により
駆動されて移動する無端帯状体である。このハンドレー
ルは駆動によりくり返しの引張り、屈曲、順曲げ、逆曲
げ、摩耗等の機械的ストレスを受ける。
さて、ハンドレールは所定形状の芯体上に化粧ゴムを設
けて成るものである。ハンドレールの内面部は案内レー
ルに平行に摺接するため平面となっている。この従来の
ハンドレールの表面部は優美性と乗客の手ざわりを良く
するため、第2図に示すように、円弧状となっている。
しかしながら、表面部が円弧状のハンドレールでは次の
ような不具合が生じる。
(1)逆曲げ時の走行抵抗 いま、第3図に示すような表面が円弧状のハンドレール
1を第4図のように逆曲げしたとき、ハンドレール表面
部のほぼ周辺部に小判状の凹み4が生じる。この凹み4
は第5図のようにハンドレールの内幅を広げ、ハンドレ
ールの案内レールからの離脱やハンドレール各部と他部
材との接触による摩耗や外傷の原因となる。そしてこれ
らのトラブルはハンドレールの走行抵抗性を著しく増大
させるものである。
(2)挟圧駆動時の走行抵抗 ハンドレールの駆動方式には、プーリー駆動方式と挟圧
駆動方式とがある。
挟圧駆動方式において、ハンドレールを回転させるため
には、第6図、第7図に示すように、上下複数の圧縮駆
動ローラでハンドレールを圧縮し、駆動ローラを回転さ
せ、ハンドレールを送り出しハンドレールを回転する。
この場合ハンドレール表面が円弧状で、内面が平面であ
るとき、ハンドレールと駆動ローラの接触は内面が線接
触に対し、表面は点接触となる。一方、ハンドレールと
、駆動ローラ間には、駆動ローラ幅の45〜98%の接
触面が必要である。この接触面を得るためにハンドレー
ルに駆動ローラで圧力を加え圧縮する。
さらに、ハンドレールを回転するための圧力が必要とな
る。以上のことから従来の表面円弧状のハンドレールに
おいては、第8図に示す通り、ハンドレール表面に歪が
生じ、表面光沢の低下、芯体と化粧層等の層間剥離、表
面摩耗、表面キレツ等の不具合が発生しやすく、ハンド
レールの寿命を短縮すると同時に表面円弧状のために駆
動力不足によるハンドレールのスリップあるいは、駆動
ローラにある圧力過多によりハンドレール内幅広がり、
走行抵抗増大等の不具合が発生する。
以上のように従来のハンドレールでは次のような種々な
難点がある。
(1)ハンドレールの内幅法がり、座屈(2)ハンドレ
ールの機械的損傷 (3)ハンドレールの使用寿命の短縮 (4)挟圧駆動時における駆動ローラとの接触面不足、
スリップの増大、圧縮力の増大 これらの要因はハンドレールの走行抵抗を増大させ、そ
の結果消費電力の増大と運転トラブルの多発を招くもの
である。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明はかかる点に立って為されたものであって、その
目的とするところは、前記した従来技術の欠点を解消し
、走行抵抗が小さい低走行抵抗性ハンドレールを提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、断面形状が略C字型をし
ており、該C字型の内側中間部分が直線状の平坦部分と
なっている芯体上に化粧ゴムを加硫、積層して成るハン
ドレールにおいて、前記化粧ゴムの表面層に前記芯体の
平坦部分にほぼ平行する平坦部を設けて成ることを特徴
とする低走行抵抗ハンドレールにある。
本発明において、断面形状が略C字型をしており、該C
字型の内側中間部分が直線状の平坦部分となっている芯
体としては、帆布をゴム接着剤等を介して積層したもの
であって、必要に応じて抗張体を組合せたものである。
ここにおいて、C字型の内側中間部分が直線状の平坦部
分となっているのは、ハンドレールの案内レールに的確
に摺接させるためである。本発明において、化粧ゴムと
しては、利用客に好感をもたれるような色彩に着色され
、しかもハンドレールとして運転したとき優れた耐屈曲
性、耐摩耗性、耐汚染劣化性を兼備したものである。
本発明において、化粧ゴムの表面層に前記芯体の平坦部
分にほぼ平行する平坦部は特に制限されないが、望まし
くは伝達力を確保するため挟圧する駆動ロールの幅の4
5〜98%がよい。これは45%以下では伝達効率が悪
く、また98%以上では挟圧駆動ロールのエツジ部に当
って損傷するためである。
[作 用] 本発明において、化粧ゴムの表面層に前記芯体の平坦部
分にほぼ平行する平坦部を設けるのは、駆動ロールをハ
ンドレールの平坦部に確実に挟圧させて伝達損失を最小
限にすると共にハンドレールの耐逆曲げ性及び剛性を顕
著に改善するためである。
即ち、従来のハンドレールの設計においては、優美性、
手ざわり性、長年の使用実績等の点からハンドレールの
表面形状を変更することは全く思いもよらなかったこと
であった。本発明者はハンドレールの低走行抵抗性につ
いて鋭意検討した結果従来全く思いもよらなかったハン
ドレールの表面部を平坦部とすることにより低走行性、
耐久性が顕著に改善することを見出し、本発明に至った
ものである。
C実施例コ 次に本発明の低走行抵抗ハンドレールの一実施例を図面
により説明する。
第1図は本発明の低走行抵抗ハンドレールの一実施例を
示した横断面図である。第1図において、表面部3は内
面部2の平坦部とはほぼ平行となっている。このため本
発明品は、第7図に示すように十分な接触面積を得るこ
とができるため、走行抵抗を格段に低減することができ
る。即ち、挟圧駆動方式のエスカレータあるいは電動道
路において、ハンドレールの駆動は上下の駆動ローラと
ハンドレール間の摩擦力によるものである。この摩擦力
は駆動ローラとハンドレール間の摩擦係数接触面積およ
び両者に垂直に作用する圧力に関係する。従来の表面円
弧状のハンドレールにおいて、摩擦力を得るには、まず
ハンドレール表面の円弧部が、駆動ローラ表面に駆動ロ
ーラ幅に対して45〜98%が接触するまで圧縮し、し
かる後にハンドレールを駆動するに必要な摩擦力を発生
せしめる圧力をかける必要があった。
従って、表面円弧部を圧縮する分だけハンドレールに余
分な圧力を加えていたことになる。これに対し、本発明
品は第7図に示すようにハンドレール表面を圧縮するこ
となく十分な接触面積を得ることができるため、従来の
ような余分な圧力は不要である。
表1は以上の内容を実験的に求めたものである。
表  1 し 〕 表かられかるようにハンドレールを駆動するに必要な摩
擦力を得るために駆動ローラとハンドレール間にかける
圧力は従来品が40〜50 kg fであるに対し、本
発明は15〜20 kgfであった。
また、この圧力によってハンドレール表面が受ける歪と
して駆動ローラによるハンドレールの凹み量を測定した
結果、従来品が0.4mmであるのに対し、本発明品は
0.18+nmであった。さらに、駆動ローラによりハ
ンドレールが圧縮された時生ずる内幅法がり量は、従来
品が2.6■に対し、本発明品は0.6a+a+であっ
た。
次に第11図の従来品と第12図の本発明品について第
9図に示すような試験方法で逆曲げ剛性をnJ定した結
果、従来品が、12kgfに対し本発明品は4 kg 
fであった。
第10図は同じく第11図の従来品と第12図の本発明
品とについて走行抵抗を比較したものである。第10図
かられかるように本発明品は走行抵抗が大幅に低いこと
がわかる。
[発明の効果] 本発明低走行抵抗ハンドレールは表面部と内面部とが平
行であるので、駆動ローうで圧縮されても、従来品のよ
うにハンドレール内幅が広がることはなく、走行中にハ
ンドレールが外れるような恐れはない。また、本発明の
低走行抵抗ハンドレールは表面部と内面部が平行である
ので、従来品のような逆曲げ時の表面凹み、座屈等は発
生しにくい。更に、本発明品は駆動ローラとハンドレー
ルの接触面が線接触となり、従来の表面円弧状のハンド
レールにくらべ、小さい圧力で駆動に必要な接触面を得
ることができ、従来品のように/XンドレールがスIJ
ツブすることはない。
以上のように本発明の低走行抵抗品は駆動部におけるハ
ンドレールの負荷低減、曲げ剛性低減等によりハンドレ
ールの走行抵抗、屈曲性の向上および寿命延長をはかる
ことができるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低走行抵抗ノ1ンドレールの−実施例
品を示した横断面図、第2図は従来の/1ンドレールの
横断面図、第3図はその斜視図、第4図は同じくその逆
曲げしたときの説明図、第5図は同じくその広がった内
幅を示した説明図、第6図は従来のハンドレールを挟圧
駆動方式で駆動しているときの駆動ローラ部を示した説
明図、第7図は本発明の低走行抵抗ノ1ンドレールを挟
圧駆動方式で駆動しているときの駆動ローラ部を示した
説明図、第8図は従来のノーントレールを挟圧駆動方式
で駆動している状態を示した説明図、第9図はハンドレ
ール試験片9を用いて曲げ剛性を試験している状態を示
した説明図、第10図はハンドレールの走行抵抗試験結
果、第11図は試験に用いた従来のハンドレールの断面
図、第12図は同じく試験に用いた本発明の低走行抵抗
ハンドレールの一実施例品の断面図である。 1:従来のハンドレール、 (1) −(1)  :芯体、 1−(2):化粧ゴム、 2:内面部、 3:表面部側駆動ローラ、 4:小判状凹み、 5:上側駆動ローラ、 6:下側駆動ローラ、 7:荷重、 8;支点、 9:ハンドレール試験片、 20:本発明のハンドレール。 代理人  弁理士  薄 1)利 幸 第1図 第2図 第6図 第7図 第8図 ハンドレール回転方向 第9図 9ハンドレ一ル試験片 第10図 り   9   /σ0  150  2刀脹力(へf
少 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 断面形状が略C字型をしており、該C字型の内側中間部
    分が直線状の平坦部分となっている芯体上に化粧ゴムを
    加硫、積層して成るハンドレールにおいて、前記化粧ゴ
    ムの表面層に前記芯体の平坦部分にほぼ平行する平坦部
    を設けて成ることを特徴とする低走行抵抗ハンドレール
JP11290086A 1986-05-16 1986-05-16 低走行抵抗ハンドレ−ル Pending JPS62269881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11290086A JPS62269881A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 低走行抵抗ハンドレ−ル

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JP11290086A JPS62269881A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 低走行抵抗ハンドレ−ル

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JPS62269881A true JPS62269881A (ja) 1987-11-24

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ID=14598308

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JP11290086A Pending JPS62269881A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 低走行抵抗ハンドレ−ル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153569A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 手摺駆動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550074B2 (ja) * 1977-12-31 1980-12-16

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550074B2 (ja) * 1977-12-31 1980-12-16

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JP2007153569A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 手摺駆動装置

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