JP4862336B2 - 回転角度センサ - Google Patents

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本発明は、回転体の1回転に対する磁気検出素子の出力信号の周期の回数を多くでき、高精度で回転角度を検出できる回転角度センサに関する。
回転体の回転角度を検出する回転角度センサの従来技術としては、特許文献1,2に記載のものが知られている。
これら従来技術の回転角度センサは、図6に示されるように、回転角度の検出対象である回転体61の外周に取り付けられた回転磁気ヨーク66と、その回転磁気ヨーク66の外周に取り付けられ、N極とS極が1個ずつあって、これら磁極がそれぞれ全周の1/2の大きさである円環状磁石62と、その外周を4等分で分割して囲む4つの固定磁気ヨーク64と、固定磁気ヨーク64,64同士間に形成された4箇所のギャップ63の1箇所又は2箇所に挿入した1個又は2個の磁気検出素子65とを備える。
この構成によると、ある1個の磁気検出素子65の出力信号は、回転体61が1回転する回転角度360度を1周期とする周期信号となる。2個の磁気検出素子65の出力信号は1周期の大きさが同じ周期信号であるが、これらの出力信号が互いに周期の1/4ずれを有するように、2個の磁気検出素子65が配置されている。この配置は、2個の磁気検出素子65が隣接するギャップに挿入されることで実現されている。
図7は、回転体61が図6のように時計方向に1回転、すなわち360度回転したときに磁束密度(磁気検出素子65a,65bの出力信号として得られる)の変化を示したものである。横軸は回転体1の回転角度、縦軸は磁束密度である。点線aは磁気検出素子65aにおける磁束密度、破線bは磁気検出素子65bにおける磁束密度を示す。
特開2002−148015号公報 特開2002−206912号公報
従来技術によると、回転体61が1回転したとき得られる磁気検出素子65の出力信号は、回転体61の1回転=360度を1周期とする周期信号となる。これは回転体61の1回転の間に、同じ場所にN極とS極が1回ずつ来るからである。また、回転角度の検出対象である回転体61に円環状磁石62を取り付けているため、回転体61が1回転するとき、円環状磁石62も1回転する(回転比が1:1である)からである。この回転角度センサの回転角度検出分解能や精度は、上記構成に応分のものであって、それ以上に向上させることは難しい。
これに対して、図示はしないが回転体と円環状磁石との間に増速ギヤを介在させ、回転体が1回転するとき、円環状磁石が多回転するように構成すると、回転体の1回転に対する磁気検出素子の出力信号の周期の回数が増えて、見かけ上の分解能は向上する。しかし、増速ギヤのギア機構が有するメカ的なヒステリシス等による誤差が増えてしまい、精度の向上は難しい。
回転体に円環状磁石を取り付けて、回転体と円環状磁石が一体回転する構成を維持しつつ回転体の1回転に対する磁気検出素子の出力信号の周期の回数を多く(一周期の長さを短く)できることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、回転体の1回転に対する磁気検出素子の出力信号の周期の回数を多くでき、高精度で回転角度を検出できる回転角度センサを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、回転角度の検出対象である回転体にその回転軸と同軸に取り付けられ、互いに同じ円周角サイズのN極の磁極とS極の磁極が交互に個ずつ以上周方向に等間隔で配置された円環状磁石と、その円環状磁石に臨ませてそれぞれの間にギャップを形成するように固定配置される少なくとも5個並んだ固定磁気ヨークと、のギャップに挿入され、該ギャップを挟む固定磁気ヨーク間に現れる上記N極S極間の磁気を検出する少なくとも2個の磁気検出素子とを備え、隣接する上記固定磁気ヨークとその間のギャップは、上記磁極の円周角サイズと同じ円周角範囲内にあり、上記2個の磁気検出素子は、一番端以外の上記固定磁気ヨークが形成したギャップに挿入されているものである。
上記2個の上記磁気検出素子の出力信号のうち、絶対値の小さい方の出力信号を回転角度検出信号としてもよい。
上記回転体の外周に回転磁気ヨークを設け、その回転磁気ヨークと一体的に上記円環状磁石を形成してもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)回転体の1回転に対する磁気検出素子の出力信号の周期の回数を多くできる。
(2)高精度で回転角度を検出できる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る回転角度センサは、回転角度の検出対象である回転体1にその回転軸と同軸に取り付けられ、互いに同じ円周角サイズのN極とS極が交互に2個ずつ以上周方向に等間隔で配置された円環状磁石2と、その円環状磁石2に臨ませて固定配置され、上記磁極の円周角サイズと同じ円周角範囲θmを占め、周方向に挟まれるギャップ3を形成して2個並んだ固定磁気ヨーク4,4と、このギャップ3に挿入され、該ギャップ3を挟む固定磁気ヨーク4,4間に現れる上記N極S極間の磁気を検出する磁気検出素子5とを備えたものである。
円環状磁石2は、硬磁性体からなる。
図1の実施形態では、円環状磁石2は、N極とS極がそれぞれ4個、すなわち磁極が合計8極有り、各磁極の円周角サイズは45度で、隣接する磁極間の隙間のない円環状磁石2である。図示のように軸方向に向いた磁極(つまり、端面に現れた磁極)を形成してもよいし、図示しないが径方向に向いた磁極(つまり内周と外周に現れた磁極)を形成してもよい。また、磁極の総数は8個に限らず、必要とする分解能に応じてN極とS極が2個ずつ以上となる適宜な個数とすればよい。
図1の実施形態では、回転体1の外周に回転磁気ヨーク6を設け、その回転磁気ヨーク6と一体的に円環状磁石2を形成してある。回転磁気ヨーク6は軟磁性体からなる。回転体1自体が軟磁性体である場合は回転磁気ヨーク6は不要であるが、回転体1が軟磁性体でない場合は回転磁気ヨーク6を設けるのが好ましい。また、回転磁気ヨーク6は、円環状である必要はなく、磁気検出素子5の出力信号の波形の歪みが小さくなるように、透磁率と形状を決定するのがよい。回転磁気ヨーク6は、円環状磁石2と一体的に形成するのがよい。
固定磁気ヨーク4は、円環状磁石2の径方向外方に配置され、非回転体(図示せず)に固定される。固定磁気ヨーク4は、円環状磁石2と同軸の円の一部をなすような円弧状に形成される。固定磁気ヨーク4は、周方向に間を離して2個並べて設けられ、その2個の固定磁気ヨーク4,4間にギャップ3が形成される。そして、その2個の固定磁気ヨーク4,4が磁極の円周角サイズと同じ円周角範囲θmを占める。つまり、1個の固定磁気ヨーク4の円周角サイズ×2+ギャップ3の円周角サイズ=磁極の円周角サイズである(詳しくは図3を使い後述する)。
磁気検出素子5は、ギャップ3に挿入して設けられる。磁気検出素子5は、一方の固定磁気ヨーク4から出て他方の固定磁気ヨーク4に入る磁束を検出するべく、感応軸を円環状磁石2と同軸の円の接線方向に向ける。
図1の実施形態では、ギャップ3を2箇所形成するべく2箇所において固定磁気ヨーク4を2個ずつ並べてある。さらに、それぞれのギャップ3に磁気検出素子5を挿入してある。ギャップ3を3箇所以上形成してもよく、磁気検出素子5も3個以上設置してよい。2個並んだ固定磁気ヨーク4,4とその間のギャップ3に挿入された磁気検出素子5を1組の磁気検出セット7と呼ぶことにする。図1の実施形態は2組の磁気検出セット7A,7Bを設けたものである。
図1の実施形態では、図の横軸右方向(便宜上、これを円周角0度の基準線Θとする)に第1組の磁気検出セット7のギャップ3及び磁気検出素子5が配置されている。第2組の磁気検出セット7は一方の固定磁気ヨークの端が円周角90度(円周角は右回りを正で表すものとする)にくるよう配置されている。この2組の磁気検出セット7A,7Bの配置は、2個の磁気検出素子5の配置間隔が出力信号同士においてこれら出力信号の周期の1/4ずれが生じる配置間隔となる複数ある配置のうちの一つである。
以下、図2を用いて回転角度センサの動作を説明する。図2(a)、図2(b)の横軸は回転体1の回転角度であり、縦軸はギャップ3に生じる磁束密度である。図2(a)は横軸全長が回転角度0度から360度であるのに対し図2(b)は横軸全長が回転角度0度から90度までであり、図2(a)の回転角度0度から90度までの区間に対応して図2(b)のような波形が得られる。
回転体1の回転方向は図1のように時計回りとし、図2で基準となる回転体1の回転角度0度は、図1の状態より回転体1が円周角−22.5度戻った状態(N極の中央が基準線Θ上にある状態)を表すものとする。図2(a)の破線Aは磁気検出セット7Aのギャップ3に生じる磁束密度、点線Bは磁気検出セット7Bのギャップ3に生じる磁束密度、図2(b)の破線Aは磁気検出セット7Aのギャップ3に生じる磁束密度、点線Bは磁気検出セット7Bのギャップ3に生じる磁束密度である。
図2(a)に示されるように、回転角度0度のとき、回転体1は図1より−22.5度回転したところに位置し、このとき磁気検出セット7Aの2個の固定磁気ヨーク4,4は共に全体がN極に臨む。このためギャップ3に生じる磁束密度はゼロである。回転角度22.5度のとき、つまり図1の状態のとき、一方の固定磁気ヨーク4はS極の端から中央まで位置し、他方の固定磁気ヨーク4はN極の中央から端までに位置する。従って、ギャップ3に生じる磁束密度は正の最大となる。回転体1が時計方向に回転して回転角度がなおも大きくなると、他方の固定磁気ヨーク4の一部がS極にかかり始め、磁束密度は減少していく。2個の固定磁気ヨーク全体がS極に重なると磁束密度は0となり、一方の固定磁気ヨーク4がN極、他方の固定磁気ヨーク4がS極に重なると磁束密度は負の最大となり、さらに回転角度が増すと、磁束密度は増加に転ずる。このようにして回転体1が1回転する間に、同じ繰り返しが4回生じる。つまり、回転体1の1回転に対する磁束密度の増減が起きる周期の回数は4回、1周期の長さは90度である。従来技術では、N極とS極が1個ずつ、磁極総数が2個であったため、回転体1の1回転に対する磁束密度の増減が起きる周期の回数は1回、1周期の長さは360度であったために分解能は低かったが、本発明はそのぶん分解能を大きくすることができる。
磁気検出セット7Bの磁気検出素子5を設置したギャップ3に関しても、回転体1は回転角度0度のとき図1より−22.5度回転した位置にあるため、ギャップ3に生じる磁束密度は負の最大を示す。回転体1が回転すると、磁気検出セット7Aの場合と同様に磁束密度は周期的変化をするが、ズレが生じる(位相が異なる、あるいは位相差があるとも言う)。すなわち、図2(a)のように、破線Aの磁束密度は、点線Bの磁束密度より22.5度だけ先行して増減する。
図2(b)に示されるように、横軸を大きくとってみると、磁束密度はピーク付近では理想的なV字状の波形とはならず、丸くなまっている。このように磁束密度の波形がなまっているため、磁束密度に対して忠実な磁気検出素子の出力信号の波形も同様になまることになる。よって、回転角度に対する出力信号の直線性が悪くなり、出力信号の大きさから回転角度を検出しようとすると、回転角度の検出誤差が大きくなる。
一方、磁束密度はゼロクロス付近では理想的な直線の波形となっている。磁気検出素子の出力信号もこれに従う。以下、図2(b)の波形を出力信号と見なして説明する。このとき、回転角度に対する磁気検出素子の出力信号の直線性が良く、高い検出精度が得られる。そこで、2組の磁気検出素子5から互いにズレのある2つの出力信号が得られることを利用し、いずれかの出力信号がピーク付近のときにはその出力信号は不採用とし、ゼロクロス付近のときにはその出力信号を採用とする。つまり、図2(b)の特性曲線を太実線で示した部分を採用し、これらを繋いで回転角度検出信号とする。具体的方法としては、絶対値の小さい方の出力信号を回転角度検出信号とすれば、各々の磁気検出素子5の出力信号からピーク付近の出力信号を排除できる。
次に、固定磁気ヨーク4の円周角サイズについて、図3を参照しつつ説明する。ここでは、円環状磁石2と固定磁気ヨーク4のみ示してある。図3(a)に示されるように、円環状磁石の中心点Oとある磁極(ここでは円周角0度の基準線Θに一端が接しているS極)の円周角サイズの中点とを結ぶ線分を延長してなるS極中線SSを想定する。固定磁気ヨーク4の円周角サイズθyは、基本的には基準線ΘからS極中線SSまでとする。ここでは磁極の総数が8個であり、どの磁極も円周角サイズが同じであるから、磁極の円周角サイズは45度である。これは、図3(a)のように円環状磁石2の中心点OとS極の他端とを結ぶ線分を引いて、その線分が基準線Θとなす角度(扇形の中心角)が45度になるという作図からも求めることができる。その半分の22.5度を中心角とする扇形を描き、その弧の円周角サイズ22.5度を固定磁気ヨーク4の基本的な円周角サイズとする。
上記のように固定磁気ヨーク4の円周角サイズθyは磁極の総数に応じて違ってくる。また、円周角サイズは円周角で表したサイズなので、サイズを長さで表そうとすると、固定磁気ヨーク4の長さは固定磁気ヨーク4の半径によって違ってくる。その固定磁気ヨーク4の半径は、円環状磁石2の半径と、円環状磁石2と固定磁気ヨーク4間のクリアランスとにより決まる。
また、固定磁気ヨーク4の円周角サイズθyは、ギャップ3を形成するかしないかにより違い、ギャップ3の大きさにより違う。すなわち、磁気検出素子5が挿入可能なギャップ3を形成するためには、固定磁気ヨーク4を前述の基本的な円周角サイズから少し小さくする必要がある。同じ組を組む相手の固定磁気ヨーク4も円周角サイズを削ることを考慮すると、前述の基本的な円周角サイズθyから磁気検出素子3の厚みの半分を差し引けばよい。これを作図から求めるには、図3(b)に示されるように、図3(a)に加えて円環状磁石の中心点とN極の円周角サイズの中点とを結ぶ線分を延長してなるN極中線SNを想定する。そのN極中線に相手の固定磁気ヨーク4の端部が接するようにする。基準線Θ上にギャップ3を確保するべく、両固定磁気ヨーク4,4をそれぞれ前述の基本的な円周角サイズθyから少し小さくする。
次に、図4に固定磁気ヨーク4の円周角サイズとギャップに生じる磁束密度及び回転角度検出誤差との関係を示す。横軸は角度換算した固定磁気ヨーク長、すなわち円周角サイズである。ピーク磁束密度特性線41のための左縦軸は22.5度を1とした磁束密度比、精度特性線42のための右縦軸は回転角度検出誤差である。
図示のように固定磁気ヨークは、22.5度より小さくすることも大きくすることもできる。しかし、22.5度より小さくするとピーク磁束密度が小さくなる。22.5度より大きくすると、ピーク磁束密度はある程度まで大きくなる。ここで、ピーク磁束密度とは、図2(a)で説明したピークにおける磁束密度のことである。ピークにおける磁束密度が大きいと言うことは、円環状磁石2の磁力を効率よくギャップ3に導いているということである。既に説明したようにピーク近傍は直線性が悪く回転角度検出に向かないが、ピークにおける磁束密度が大きければ、ゼロクロス付近の勾配が急峻になるので、出力信号の大きさから回転角度を求める分解能がよくなる。
一方、回転角度検出誤差の方は、固定磁気ヨーク4の円周角サイズが22.5度のとき最小となっている。
次に、図5に示した形態は、ギャップ3を2箇所形成するべく3個並ぶ固定磁気ヨーク4を設け、これら3個並んだ固定磁気ヨーク4間にできた2箇所のギャップ3にそれぞれ磁気検出素子5を挿入したものである。この場合、中央に置かれる固定磁気ヨークは2組の磁気検出セットに兼用される。この2組の磁気検出セットの配置は、2個の磁気検出素子5の配置間隔が出力信号同士がこれら出力信号の周期の1/4ずれる配置間隔となる複数の配置のうちの一つである。
図5には、さらに多くの固定磁気ヨーク4が示されている。このように、固定磁気ヨーク4は磁気検出素子5と組み合わされないものをも同じ円周上に並べて固定磁気ヨーク4の個数を多くしても良い。また、このとき、磁気検出素子5を挿入しない固定磁気ヨーク4間にもギャップ3を形成すると、磁気抵抗のバランスが取れるので好ましい。また、一番端にある固定磁気ヨーク4から円環状磁石2に向かう磁束とギャップ3から円環状磁石2に向かう磁束とは異なるので、磁気検出素子5と組み合わされた固定磁気ヨーク4が一番端にならないようにして磁気検出素子5を通る磁束に誤差が生じないようにするのが好ましい。
また、磁気検出素子5の設置個数も2個に限らず、1個、3個、それ以上としてよい。3個以上設置するとき、出力信号のズレは出力信号の周期の1/4に限らない。
本発明の一実施形態を示す回転角度センサの断面図である。 (a)は本発明による回転角度磁束密度特性図、(b)は本発明による回転角度出力信号特性図である。 (a)、(b)は、本発明における固定磁気ヨークの円周角サイズを説明するための円環状磁石及び固定磁気ヨークの断面図である。 本発明における固定磁気ヨークの円周角サイズとギャップに生じる磁束密度及び回転角度検出誤差との関係を示す特性図である。 本発明の他の実施形態による円環状磁石及び固定磁気ヨークの断面図である。 従来の回転角度センサの断面図である。 従来の回転角度センサによる回転角度出力信号特性図である。
符号の説明
1 回転体
2 円環状磁石
3 ギャップ
4 固定磁気ヨーク
5 磁気検出素子
6 回転磁気ヨーク
7 磁気検出セット

Claims (3)

  1. 回転角度の検出対象である回転体にその回転軸と同軸に取り付けられ、互いに同じ円周角サイズのN極の磁極とS極の磁極が交互に個ずつ以上周方向に等間隔で配置された円環状磁石と、
    その円環状磁石に臨ませてそれぞれの間にギャップを形成するように固定配置される少なくとも5個並んだ固定磁気ヨークと、
    のギャップに挿入され、該ギャップを挟む固定磁気ヨーク間に現れる上記N極S極間の磁気を検出する少なくとも2個の磁気検出素子と
    を備え
    隣接する上記固定磁気ヨークとその間のギャップは、上記磁極の円周角サイズと同じ円周角範囲内にあり、
    上記2個の磁気検出素子は、一番端以外の上記固定磁気ヨークが形成したギャップに挿入されていることを特徴とする回転角度センサ。
  2. 上記2個の上記磁気検出素子の出力信号のうち、絶対値の小さい方の出力信号を回転角度検出信号とすることを特徴とする請求項記載の回転角度センサ。
  3. 上記回転体の外周に回転磁気ヨークを設け、その回転磁気ヨークと一体的に上記円環状磁石を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の回転角度センサ。
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