JP4861835B2 - イミドエーテル化合物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、イミドエーテル化合物の製造方法に関し、より詳細には、混合器と流通反応器とを含む流通反応装置を使用することで、短時間に高収率のイミドエーテル化合物を製造する方法に関する。
イミドエーテル化合物は、医薬、農薬、工業用分野で広く使用されるオルソエステル化合物などの原料として有用な化合物である。脂肪族ニトリルあるいは芳香族ニトリル、アルコールおよび塩化水素を原料として反応させると、常温で固体のイミドエーテル塩酸塩を生成することができる。
イミドエーテル化合物の製造方法もいくつか知られ、例えば、アセトニトリル1モルに対してアルコールを0.3〜0.6モル及び塩化水素を1.0〜1.5モルの割合で反応させる第一工程を行い、次いで得られた反応液にアルコール0.4〜0.8モルを追加し、分散媒の共存下にアセトイミドエーテル化反応を継続して第二工程を行い、アセトイミドエーテル塩酸塩を生成させる方法が開示されている(特公昭61−28663号公報)。アセトイミドエーテル化の進行に伴って目的物が結晶として析出するが、スラリー状反応液が濃厚になると理論量の塩化水素ガスを導入することが困難となるため、予め0.3〜0.6モルのアルコールを使用して結晶の析出を抑制しつつ第一工程を行い、ついで得られた反応液に更にアルコールを追加して第二工程を行ってアセトイミドエーテル化反応を完成させている。なお、第二工程では流動性を確保するため、分散剤を添加している。
また、塩化水素を溶解させたアルコール溶液に、ニトリル化合物を加えてアルキルイミドエーテル塩酸塩を生成させる方法も開示されている(特開2000−191618号公報)。脂肪族ニトリルのアルコール溶液に塩化水素ガスを吹き込む方法では、塩化水素の溶媒への溶解熱と反応熱が同時に発生するため発熱量が大きく反応温度の制御が困難という問題に鑑みてなされたものである。予め塩化水素をアルコールに溶解することで、反応時の塩化水素の溶解熱を抑制して反応温度を制御し、作業性を向上させる、というものである。
一方、化合物の製造工程において、各種の反応装置が使用されている。例えば、グリシノニトリルとアルカリ金属水酸化物とを水溶媒の存在下に反応させてグリシンのアルカリ金属塩を製造する方法であって、アンモニアの分圧が少なくとも0.2MPa以上になる様に加圧された攪拌槽流通型反応器で反応を行い、得られた反応液の反応を液封方式管型流通反応器で完結させる方法がある(特開2003−192650号公報)。アンモニアの分圧を少なくとも0.2MPa以上に加圧して攪拌槽流通型反応器に導入することで、副生するアンモニアガスを気化させることなく液封状態で反応を完結させることができ、系中のアンモニア濃度を任意に設定して、反応液の着色を抑制することができる、というものである。
また、マイクロミキサーなどのマイクロ構造ユニットを有した装置によって、皮膚化粧用成分を含有した調合物等を誘導する手順工程により、皮膚化粧用成分を含有した調合物を製造する方法がある(特開2003−3212325号公報)。エマルジョン調合品は、均質化の程度によって最終製品の品質等に影響を与えるが、従来は乳化した粒子が不均一であるため充分な効果を発揮しなかったことに鑑みて、マイクロミキサーなどを使用し、均質化するというものである。
また、芳香族化合物とアルキル化剤とをマイクロ反応器で反応させて、高い選択率でフリーデル・クラフツ型モノアルキル化反応物質を製造する方法もある(特開2004−99443号公報)。混ざり合う二つの液体をマイクロミキサーで混合すると、比較的大きな流体の集合体が反応容器全体に粗く広がった後に、渦によって乱流拡散し、次第に細かくなって混合した後、マイクロ空間で迅速に反応が進行するため、高い選択性が得られるとしている。
なお、マイクロ反応器は、数〜数百μmのマイクロ流路を有する微小反応器の総称であり、
(1) 加熱・冷却速度が速い、
(2) 流れが層流である、
(3) 単位体積あたりの表面積が大きい、
(4) 物質の拡散長が短いので反応が迅速に進行する、等の特徴を有している。
しかしながら、前記特公昭61−28663号公報に記載方法は、アセトニトリルに塩化水素ガスを吹き込む際に、塩化水素の溶解熱と反応熱が同時に発生するため反応温度の制御が困難となる。反応温度を制御するために塩化水素ガスを長時間かけて吹き込むと、生産効率が低下するため、工業的な実施には不適当である。
また、特開平2000−191618号公報に記載の方法では、例えば、温度0℃のときのアルコール1モルに溶解する塩化水素の溶解度は0.48モルであるため、反応に必要な量の塩化水素を溶解させようとすると大過剰の量のアルコールが必要となる。また、塩化水素を溶解させるには冷却が必要となり、工業的生産には不利である。
また、イミドエーテル塩酸塩は水に対して安定性が悪いため、反応系は無水にする必要があり、ガス状の塩化水素が使用される。このため反応容積が大きくなり、生産効率低下の一因となっていた。このように、従来の方法では、生産効率を向上させるためには過度の冷却が必要となったり、生産性が低いなどの問題があった。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的はイミドエーテル化合物を安全に、効率的にかつ工業的に製造することができる方法を提供することにある。
本発明者は、イミドエーテル化合物の製造工程を詳細に検討した結果、混合器と流通反応器とからなる流通反応装置を使用すると、ハロゲン化水素が効率的にアルコールやアルコールとニトリル化合物の混合液に溶解するため反応容積を低減することができること、しかも反応が迅速に進行するため反応時間を短縮することができること、原料仕込み量を調整すると、仕込量モル比の化合物を連続的に生産できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、常温で固体のイミドエーテル化合物を連続的に製造することができる。しかも、混合器と流通反応器とからなる流通反応装置を使用するため反応が理論量に従って進行するため、副生成物の発生を抑制し、かつ短時間で反応物を得ることができる。
本発明の上記および他の目的、態様および他の利点は、下記好ましい態様の説明および添付図面から明らかになるであろう。
本発明の第一は、一般式(1)で示されるニトリル化合物と、一般式(2)で示されるアルコールと、一般式(3)で示されるハロゲン化水素とを混合器と流通反応器とからなる流通反応装置に連続的に導入して反応させることを特徴とする、一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物の製造方法である。
Figure 0004861835
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(1)原料化合物
前記一般式(1)において、Rは水素原子、置換基を有していてもよく、構造中に炭素以外の原子を含んでいてもよい炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜8の炭化水素基またはアリール基である。このような炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、等の直鎖、分岐のアルキル基又はシクロペンチル基、シクロヘキシル基、等の環状アルキル基がある。また、アリール基としては、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基、o−,m−若しくはp−トリル基、2,3−若しくは2,4−キシリル基、メシチル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基、ビフェニリル基、ベンズヒドリル基、トリチル基及びピレニル基がある。該炭化水素やアリール基には置換基を有していてもよく、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルシリル基、カルボニル基、エステル基、アミド基、ニトロ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン基などがある。また、構造中に含んでいてもよい炭素以外の原子としては、ホウ素原子、窒素原子、酸素原子、イオウ原子などがある。これらの置換基には、更に他の原子や置換基を有していてもよい。具体的には、置換基として、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、トリフルオロメチル基、メチルチオ基、トリメチルシリル基、メトキシカルボニル基、アミド基、シアン化水素基、アセトニトリル基、プロピオニトリル基、ブチロニトリル基、イソブチロニトリル基、バレロニトリル基、イソバレロニトリル基、ピバロニトリル基、シクロヘキサンカルボニトリル基、シアノ酢酸メチル基、シアノ酢酸エチル基、シアノマロン酸メチル基、シアノマロン酸エチル基、ベンゾニトリル基等を含んでいてもよい。なお、反応によって生成するイミドエーテル化合物は水に対して不安定であるため、系はできる限り無水であることが好ましい。使用するニトリル化合物は工業製品を通常そのまま使用することができる。もし、水分を多く含む場合は、予め蒸留したり、五酸化リン、モレキュラーシーブ、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化カルシウム、などで脱水しておくことが好ましい。
一般式(2)で示されるアルコールにおいて、Rは前記Rのなかでも炭素数1〜12の炭化水素基のものを好ましく使用することができる。このようなアルコールとしては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i―プロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、n―ヘプタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコールなどがある。本発明では、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i―プロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、シクロヘキサノールなどを好適に使用することができる。なお、ニトリル化合物と同様に、使用するアルコールは工業製品を通常そのまま使用することができる。もし、水分を多く含む場合は、予め蒸留したり、五酸化リン、モレキュラーシーブ、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化カルシウム、などで脱水しておくことが好ましい。
一般式(3)で示されるハロゲン化水素としては、塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素がある。ハロゲン化水素は通常、常温、常圧系では、ガス状で使用するが、背圧装置を取り付け加圧系で液体としてあるいは液体とガスの混合物として使用してもよい。
一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物は、前記原料化合物に対応する化合物である。医薬品などの中間体として利用度の高く、メチルホルムイミデート、エチルホルムイミデート、n−プロピルホルムイミデート、i−プロピルホルムイミデート、n−ブチルホルムイミデート、i−ブチルホルムイミデート、n−ヘキシルホルムイミデート、メチルアセトイミデート、エチルアセトイミデート、n−プロピルアセトイミデート、i−プロピルアセトイミデート、n−ブチルアセトイミデート、i−ブチルアセトイミデート、n−ヘキシルアセトイミデート、メチルエチルイミデート、エチルエチルイミデート、n−プロピルエチルイミデート、i−プロピルエチルイミデート、n−ブチルエチルイミデート、i−ブチルエチルイミデート、n−ヘキシルエチルイミデート、メチルn−プロピルイミデート、エチルn−プロピルイミデート、n−プロピル−n−プロピルイミデート、i−プロピル−n−プロピルイミデート、n−ブチル−n−プロピルイミデート、i−ブチル−n−プロピルイミデート、n−ヘキシル−n−プロピルイミデート、メチル−i−プロピルイミデート、エチル−i−プロピルイミデート、n−プロピル−i−プロピルイミデート、i−プロピル−i−プロピルイミデート、n−ブチル−i−プロピルイミデート、i−ブチル−i−プロピルイミデート、n−ヘキシル−i−プロピルイミデート、メチル−n−ブチルイミデート、エチル−n−ブチルイミデート、n−プロピル−n−ブチルイミデート、i−プロピル−n−ブチルイミデート、n−ブチル−n−ブチルイミデート、i−ブチル−n−ブチルイミデート、n−ヘキシル−n−ブチルイミデート、メチル−s−ブチルイミデート、エチル−s−ブチルイミデート、n−プロピル−s−ブチルイミデート、i−プロピル−s−ブチルイミデート、n−ブチル−s−ブチルイミデート、i−ブチル−s−ブチルイミデート、n−ヘキシル−s−ブチルイミデート、メチルシクロヘキシルイミデート、エチルシクロヘキシルイミデート、n−プロピルシクロヘキシルイミデート、i−プロピルシクロヘキシルイミデート、n−ブチルシクロヘキシルイミデート、i−ブチルシクロヘキシルイミデート、n−ヘキシルシクロヘキシルイミデート、メチル−メトキシカルボニルメチルイミデート、エチル−メトキシカルボニルメチルイミデート、n−プロピル−メトキシカルボニルメチルイミデート、i−プロピル−メトキシカルボニルメチルイミデート、n−ブチル−メトキシカルボニルメチルイミデート、i−ブチル−メトキシカルボニルメチルイミデート、n−ヘキシル−メトキシカルボニルメチルイミデート、メチル−メトキシカルボニルエチルイミデート、エチル−メトキシカルボニルエチルイミデート、n−プロピル−メトキシカルボニルエチルイミデート、i−プロピル−メトキシカルボニルエチルイミデート、n−ブチル−メトキシカルボニルエチルイミデート、i−ブチル−メトキシカルボニルエチルイミデート、n−ヘキシル−メトキシカルボニルエチルイミデート、メチル−メチルマロニルイミデート、エチル−メトキシカルボニルエチルイミデート、n−プロピル−メチルマロニルイミデート、i−プロピル−メチルマロニルイミデート、n−ブチル−メチルマロニルイミデート、i−ブチル−メチルマロニルイミデート、n−ヘキシル−メチルマロニルイミデート、メチル−エチルマロニルイミデート、エチル−エチルマロニルイミデート、n−プロピル−エチルマロニルイミデート、i−プロピル−エチルマロニルイミデート、n−ブチル−エチルマロニルイミデート、i−ブチル−エチルマロニルイミデート、n−ヘキシル−エチルマロニルイミデート、メチルフェニルイミデート、エチルフェニルイミデート、n−プロピルフェニルイミデート、i−プロピルフェニルイミデート、n−ブチルフェニルイミデート、i−ブチルフェニルイミデート、n−ヘキシルフェニルイミデート、などの塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩を製造することができる。
(2)流通反応装置
本発明で使用する流通反応装置は、混合器と流通反応器とを含み、流体が連続的に流入して反応し系外に流出するタイプの反応装置であればその構造は問わない。
本発明において流通反応装置に使用できる流通反応器としては、導入口、反応部(以下、流通反応器反応部と称する場合がある。)、流出口を有するものを広く使用することができる。また、流通反応器反応部としては、上記混合器により混合された原料液であって、前記導入口から導入される混合液を連続的に流通し反応できる形状を有していればよく、例えば、円管状、角管状、楕円管状などであってもよい。さらに、前記反応部は、気体と液体または液体と液体など2種以上の流体を連続的に混合できる機能を有する混合部(以下、流通反応器混合部と称する場合がある。)を内包していてもよい。このような流通反応器としては、例えば静止型混合機能を内包するY字型反応器、T字型反応器、十字型反応器、パイプライン型反応器、また、駆動型混合機能を内包するスクリューフィーダー型反応器、さらに上記特開2004−99443号公報などに開示のマイクロ反応器などを好適に使用することができる。さらに好ましくは温度制御手段が設けられている流通反応装置を使用すると、反応装置内の温度制御が容易になりより安全に反応を行うことができる。このような流通反応装置として、スパイラル型、コアアンドシェル型、プレート熱交換型などの反応装置を使用することができる。本発明で使用する流通反応器反応部の等価直径は、反応系や使用する原料化合物の種類などによって適宜選択できるが、10〜300,000μm、より好ましくは50〜200,000μmである。10μmを下回ると反応液の移動に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると偏流が起こるので好ましくない。反応器内の流量は、反応速度に関係するので、反応速度に応じて適宜設定すればよく、上記反応に使用される反応器内の流量は、好ましくは10,000秒以下であり、より好ましくは5,000秒以下であり、特に好ましくは1,000秒以下の滞留時間(反応時間)が達成されるように設定すればよい。また、上記反応器の材質は、原料物質に侵されないものが好ましく、例えば、金属(チタン、ニッケル、ハステロイCなどの各種合金)、樹脂(フッ素樹脂)、ガラス、磁器(コージェライト、セラミックス)などが挙げられる。
一方、前記流通反応装置に使用できる混合器としては、導入口、混合部(以下、混合器混合部と称する場合がある。)、流出口を有するものを広く使用することができる。
このような混合器混合部としては、気体と液体または液体と液体など2種以上の流体を連続的に混合できる機能を有していればよい。例えば、静止型混合機能を有する混合器として、Y字型混合器、T字型混合器、十字型混合器、パイプライン型混合器、また、駆動型混合機能を有する混合器として、スクリューフィーダー型混合器、さらに上記特開2004−99443号公報などに開示のマイクロミキサーなども上記混合器として好適に使用することができる。本発明では、混合器混合部の等価直径は、反応系や使用する原料化合物の種類などによって適宜選択できるが、10〜300,000μm、より好ましくは50〜200,000μmである。10μmを下回ると混合液の移動に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると混合効率が低下するので好ましくない。
本来、イミドエーテル化合物の反応は、以下の式に示すようにニトリル化合物1モルに対して、アルコール1モル、ハロゲン化水素1モルとによって、1モルのイミドエーテル化合物が合成される。
Figure 0004861835
しかしながら、従来の方法では目的物のRC(OR)=NH・HXに加えて、イミドエーテル化合物が系内に共在する水により加水分解されたエステル化合物(RCOOR)、イミドエーテル化合物の分解副生物であるアミド化合物(RCONH)、ハロゲン化アルキル(RX)およびニトリル化合物の環化副生物であるトリアジン化合物、ヘキサヒドロトリアジン化合物などの副生成物を発生する。また、イミドエーテル化を安全に行うためには、ハロゲン化水素のアルコールへの溶解熱、さらにイミドエーテル化の反応熱を除去することが必要である。従来のバッチ式反応器では除熱効率が悪く、反応温度を制御するために、予めアルコールにハロゲン化水素を溶解する工程を行った後に、バッチ式に更にニトリル化合物を長時間かけて添加して反応させ(特開2000−191618号公報)、あるいはニトリル化合物とアルコールを反応器に一括に仕込んだ後に、ハロゲン化水素を長時間かけて導入して反応させている(特公報61−28663号公報)。このように、長時間にわたり反応を行うために、生成したイミドエーテル化合物が分解したり、ニトリル化合物の環状化合物が副生する。しかしながら、適度な等価直径を有する混合器混合部と適度な等価直径を有する流通反応器反応部、更に好ましくは温度制御手段が設けられている流通反応装置を使用すると、上記の副生成物の発生を抑制することができる。これは適度な等価直径を有する混合器混合部や流通反応器反応部の内部では拡散距離が短いため、原料の混合が容易にでき、反応が速やかに進行するからである。このような流通反応装置を使用することで、原料を連続的に供給しても、流通反応装置の除熱効率が高く、安全に反応を行うことができる。気液混合型の混合器および流通反応器の出口に背圧装置を取り付け、加圧状態で反応を行う場合は、導入するハロゲン化水素のアルコールあるいはアルコールとニトリル化合物との混合液への溶解度が向上するため、反応をさらに速やかに進行することができるため、特に好ましい。
(3)反応形態A
本発明では、前記流通反応装置に導入する割合を、前記ニトリル化合物1モルに対して、前記アルコールを0.5〜3.0モル、より好ましくは0.7〜2.0モル、特に好ましくは0.9〜1.5モルに調整してイミドエーテル化化合物を製造することができる。ニトリル化合物1モルに対して、アルコールが0.5モル未満の場合、ニトリルの転化率が低く不利である。一方、アルコールが3.0モルを越えると反応が遅くなり生産性が低下するので不利である。また、前記ニトリル化合物1モルに対して、前記ハロゲン化水素を0.5〜3.0モル、より好ましくは0.7〜2.0モル、特に好ましくは0.9〜1.5モルに調整してイミドエーテル化合物を製造することができる。ハロゲン化水素が0.5モル未満の場合、ニトリルの転化率が低く不利である。一方、ハロゲン化水素が3.0モルを超えると製造コストが高くなり経済的に不利である。上記したように、イミドエーテル化合物は、化合量論的には、ニトリル化合物1モルに対して、アルコール1モル、ハロゲン化水素1モルによって、1モルのイミドエーテル化合物が合成されるが、本発明では、流通反応装置を使用するため、上記のような割合で原料を連続的に導入しても、1.反応速度が速い、2.反応温度の制御ができる、3.反応液の流通反応器内の滞留時間を任意に調節できるなどの理由で副生成物の発生を抑制することができる。
本発明では、前記ニトリル化合物とアルコールとハロゲン化水素の導入順序は、例えば図1に示すように、流通反応装置の第二混合器(21)に2種類の流体の導入口しか有しない場合には、1.予め前記アルコールとハロゲン化水素とを第一混合器(20)に供給して混合し、得られた混合物とニトリル化合物とを第二混合器(21)に連続的に供給して混合し、次いで流通反応器(23)に連続して導入して、該流通反応器反応部で反応させる方法、図1とは異なるが、2.予め前記ニトリル化合物とアルコールとを第一混合器に供給して混合し、得られた混合物とハロゲン化水素とを第二混合器に連続的に供給して混合し、次いで流通反応器に連続的に導入し、流通反応器反応部で反応させる方法を採用すればよい。例えば流通反応装置の混合器に3種類の流体の導入口を有する場合には、前記ニトリル化合物とアルコールとハロゲン化水素を同時に混合器に供給して混合し、次いで連続的に流通反応器に導入して反応させる方法を採用すればよい。本発明では、ニトリル化合物の転化率が75%を超えると、イミドエーテル化合物が固体となって沈殿し反応液はスラリーとなるため、前記流通反応器反応部におけるスラリーによる閉塞が問題となる。閉塞を防止する方法として、1.流通反応器反応部の等価直径を固体となって沈殿するイミドエーテル化合物の直径よりも大きくする。2.流通反応器反応部の流路幅を一定の大きさにするなどして閉塞しにくい形状にする。3.前記ニトリル化合物の転化率が75%を超えるまでに、反応液を流通反応器反応部から排出させ、該反応液と反応に影響を与えない溶媒とを、後記する第二の流通反応器に連続的に導入する。4.前記ニトリル化合物の転化率が75%を超えるまでに、反応液を前記流通反応器反応部から排出させ、該反応液と反応に影響を与えない溶媒とをバッチ式反応器を使用して反応させるなどの方法を採用すればよい。なお、上記した反応液と反応に影響を与えない溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ノルマルパラフィンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、デュレン、ナフタレンなどの芳香族炭化水素などがある。
反応形態Aにおいては、混合器混合部の等価直径は10〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。10μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると混合効率が低下するので好ましくない。
また、本発明で使用する流通反応器反応部の等価直径は50〜300,000μm、好ましくは100〜300,000μm、特に好ましくは500〜200,000μmである。50μmを下回るとイミドエーテル化合物のスラリーが該反応器の閉塞を招いたり、原料液を導入する際に高圧が必要であったり、イミドエーテル化合物のスラリーが該流通反応器の流路を閉塞する場合があり不利であり、一方、300,000μmを超えると偏流が起こるので好ましくない。
また、該混合器や該流通反応器の出口に背圧装置を取り付け、加圧状態で反応を行う場合は、導入するハロゲン化水素のアルコールへの溶解度が向上するため、反応をさらに速やかに進行することができる。本発明では、アルコールとニトリル化合物とハロゲン化水素とによる流通反応器内での反応は、一般に反応液の温度が−10〜150℃、好ましくは0〜120℃、特に好ましくは10〜100℃となるように制御することが好ましい。−10℃を下回る場合は反応速度が極端に遅くなり不利である。一方、150℃を越える場合は、副生成物の発生が抑制できなくなり不利となる。流通反応装置、少なくとも流通反応器反応部におけるアルコールとニトリル化合物とハロゲン化水素との反応圧力は0.05〜100MPa、好ましくは0.1〜10MPa、特に好ましくは0.2〜5MPaとなるように背圧を調整すればよい。また、反応時間すなわち流通反応器内における滞留時間に制限はないが、一般には0.1〜10000秒、好ましくは1〜5000秒、特に好ましくは5〜1000秒であるが、反応速度にあわせて適宜設定すればよい。
(4)反応形態B
本発明では、前記ニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、前記アルコール0.3〜0.7モル、前記ハロゲン化水素を0.8〜3.0モルの割合で混合器と流通反応器とからなる第一流通反応装置に連続的に導入し、次いで得られたイミドエーテル化合物を含む反応液と前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを、第二流通反応器に連続的に導入して反応させてもイミドエーテル化合物を製造することができる。このように反応に必要なアルコールを分割して添加することで、反応時に発生する反応熱の除熱を分割して行い、より安全な反応方法とすることができる。例えば、ニトリル化合物1モルに対して、アルコールを0.3〜0.7モル、好ましくは0.4〜0.6モル、ハロゲン化水素を0.8〜3.0モル、好ましくは0.9〜2.0モル、特には1.0〜1.5モルを第一流通反応装置で反応させ、次いで得られたイミドエーテル化合物を含む反応液に、前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モル、好ましくは1.05〜2.0モル、特に好ましくは1.1〜1.5モルの割合となる前記アルコールとを、第二流通反応器に連続的に導入して反応を完結させる。ニトリル化合物1モルに対して、アルコールが1.0モル未満の場合、未反応のニトリルが残り不利である。一方、アルコールが3.0モルを越えると反応が遅くなり生産性が低下するので不利である。第一段目でもイミドエーテル化合物が製造されるが、上記範囲ではイミドエーテル化合物が反応液中に沈殿することはない。次いで第二段目において、反応液に含まれる未反応原料にアルコールを添加することで、ニトリル化合物の転化率を向上させ、効率的にイミドエーテル化合物を製造することができる。その際、アルコールの添加に従って、イミドエーテル化合物が固定となって沈殿し反応液がスラリー状となるため、第二流通反応器のスラリーの閉塞が問題となる。閉塞を防止する方法として、1.アルコールを添加する際に反応に影響を与えない溶媒を導入する、2.第二流通反応器反応部の等価直径を第一流通反応装置の流通反応器反応部より大きくするなどの方法を採用すればよい。なお、本発明で使用する第二流通反応器は、更に混合器を含む第二流通反応装置であってもよい。
本発明では、前記ニトリル化合物とアルコールとハロゲン化水素の導入順序は、何ら制限されるものでない。例えば図2に示すように、第一流通反応装置の第二混合器(21)に2種類の流体の導入口しか有しない場合は、1.予め前記アルコールとハロゲン化水素とを第一流通反応装置の第一混合器(20)に供給して混合し、得られた混合物とニトリル化合物とを第二混合器(21)に供給して混合し、次いで第一流通反応器(29)で連続的に導入して、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液と溶媒とを混合器(図示せず)に供給して混合し、得られた混合物とアルコールとを第二流通反応装置の混合器(31)に供給して混合し、次いで第二流通反応器(32)に連続的に導入し、第二流通反応器反応部で反応させる方法がある。図2とは異なるが、第一流通反応器および第二流通反応器が2種類の流体を混合する機能を内包する場合には、2.予め前記アルコールとハロゲン化水素とを第一流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合液とニトリル化合物とを第一流通反応器に連続的に導入し、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液と反応に影響を与えない溶媒とを第二流通反応装置の混合器に供給して混合し、次いで得られた混合物とアルコールとを第二流通反応器に連続的に導入して、第二流通反応器反応部で反応させる方法、3.予め前記アルコールとハロゲン化水素とを第一流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合液とニトリル化合物とを第一流通反応器に連続的に導入し、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液とアルコールとを第二流通反応装置の混合器に供給し混合し、次いで得られた混合液と反応に影響を与えない溶媒とを第二流通反応器に連続的に導入して第二流通反応器反応部で反応させる方法がある。更に、4、予め前記ニトリル化合物とアルコールとを第一流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合物とハロゲン化水素とを第一流通反応器に連続的に導入し、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液とアルコールとを第二流通反応器に連続的に導入して、第二流通反応器反応部で反応させる方法、5.予め前記ニトリル化合物とアルコールとを第一流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合物とハロゲン化水素とを第一流通反応器に連続的に導入し、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液と反応に影響を与えない溶媒とを第二流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合液とアルコールとを第二流通反応器に連続的に導入して、第二流通反応器反応部で反応させる方法、6.予め前記ニトリル化合物とアルコールとを第一流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合液とハロゲン化水素とを第一流通反応器に連続的に導入し、第一流通反応器反応部で反応させた後、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物を含む反応液とアルコールとを第二流通反応装置の混合器に供給して混合し、得られた混合液と反応に影響を与えない溶媒とを第二流通反応器に連続的に導入して、第二流通反応器反応部で反応させる方法がある。
なお、例えば第一混合器が3種類の流体の導入口を有する場合には、前記ニトリル化合物とアルコールとハロゲン化水素を同時に連続的に第一流通反応装置に導入して反応させ、第一流通反応装置から排出されたイミドエーテル化合物とアルコールと反応に影響を与えない溶媒を第二流通反応器に導入して反応させる方法などを採用してもよい。
本発明で使用する第一流通反応装置の混合器混合部の等価直径は10〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。10μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると混合効率が低下するので好ましくない。また、本発明で使用する第一流通反応装置の流通反応器反応部は10〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。10μmを下回ると反応液の移動に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると偏流が起こるので好ましくない。また、本発明で使用する第二流通反応器反応部の等価直径は、固体として沈殿するイミドエーテル化合物の直径よりも大きく設計すればよく、50〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。50μmを下回るとイミドエーテル化合物のスラリーが第二流通反応装置の閉塞を招いたり、原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを超えると偏流が起こるので好ましくない。
また、第一流通反応装置の出口に背圧装置を取り付け、加圧状態で反応を行う場合は、導入するハロゲン化水素のアルコールへの溶解度が向上するため、反応をさらに速やかに進行することができる。一方、予め前記ニトリル化合物とハロゲン化水素とを混合器に供給する方法、あるいは、流通反応器混合部に直接導入する方法を採用する場合は、ニトリル化合物とハロゲン化水素との反応生成物が固体であるため、これらの混合器や流通反応器の閉塞を起こす恐れがある。
第一段目の反応は、−10〜150℃、好ましくは0〜120℃、特に好ましくは10〜100℃となるように制御することが好ましいが、アルコールの導入量が少ないため反応熱が小さく、前記温度範囲に制御することは容易である。また、アルコール量が少ないため常温での固体のイミドエーテル化合物の生成量も少なく、第一段目ではスラリーが発生しないように調整することが容易である。反応温度が−10℃を下回る場合は反応速度が極端に遅くなり不利である。一方、150℃を越える場合は、副生成物の発生が抑制できなくなり不利である。第一段目の反応圧力は0.05〜100MPa、好ましくは0.1〜10MPa、特に好ましくは0.2〜5MPaとなるように背圧を調整すればよい。第二段目の反応は、−10〜150℃、好ましくは0〜120℃、特に好ましくは10〜100℃となるように制御することが好ましいが、しかしながら、第二段目では新たにハロゲン化水素を反応器に導入しないために発熱量は少なく、前記の温度範囲を制御することは容易である。反応温度が−10℃を下回る場合は反応速度が極端に遅くなり不利である。一方、150℃を越える場合は、副生成物の発生が抑制できなくなり不利となる。第二流通反応装置における反応圧力は制限はないが、常圧で行うのが望ましい。また、反応時間すなわち第一、第二流通反応装置内における滞留時間に制限はないが、一般には0.1〜10,000秒、好ましくは1〜5,000秒、特に好ましくは5〜1,000秒であるが、反応速度にあわせて適宜設定すればよい。
(5)反応形態C
本発明では、前記ニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、前記アルコール0.3〜0.7モル、前記ハロゲン化水素0.8〜3.0モルの割合で流通反応装置に連続的に導入して反応させイミドエーテル化合物を含む反応液を得た後、該反応液と前記ニトリル化合物1モルに対して、使用するアルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを反応させてもよい。例えば、図3に示すように、ニトリル化合物1モルに対して、アルコールを0.3〜0.7モル、好ましくは0.4〜0.6モル、ハロゲン化水素を0.8〜3.0モル、好ましくは0.9〜2.0モル、特には1.0〜1.5モルの割合で流通反応装置に連続的に導入して反応させイミドエーテル化合物を含む反応液を得た後、該反応液と前記アルコールを、前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モル、好ましくは1.05〜2.0モル、特に好ましくは1.1〜1.5モルの割合となる前記アルコールとを従来のバッチ式反応器に導入して反応を完結させ、効率的にイミドエーテル化合物を製造することができる。ニトリル化合物1モルに対して、アルコールが1.0モル未満の場合、未反応のニトリル化合物が残り不利である。一方、アルコールが3.0モルを越える場合と反応が遅くなり生産性が低下するので不利である。この方法によると、第一段目の反応の際に、イミドエーテル化合物が生成されるが、上記の範囲ではイミドエーテル化合物が固体となって沈殿することはないので、混合器および流通反応器内での閉塞の問題はない。
本発明で使用する混合器混合部の等価直径は10〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。10μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、300,000μmを越えると混合効率が低下するので好ましくない。一方、流通反応器の反応部の等価直径は10〜300,000μm、好ましくは100〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmであ・BR>驕B10μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを越えると偏流が起こるので好ましくない。
流通反応器の反応温度は、−10〜150℃、好ましくは0〜120℃、特に好ましくは10〜100℃となるように制御することが好ましい。反応温度が−10℃を下回る場合は反応速度が極端に遅くなり不利である。一方、150℃を越える場合は、副生成物の発生が抑制できなくなり不利となる。流通反応器における反応圧力に0制限はないが、0.05〜100MPa、好ましくは0.1〜10MPa、特には0.2〜5MPaとなるように背圧を調整することが好ましい。また、反応時間すなわち流通反応器内における滞留時間に制限はないが、一般には0.1〜10,000秒、好ましくは1〜5,000秒、特に好ましくは5〜1,000秒であるが、反応速度にあわせて適宜設定すればよい。
(6)反応形態D
本発明では、前記ニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、前記アルコール0.3〜0.7モル、前記ハロゲン化水素0.8〜3.0モルの割合で反応させイミドエーテル化合物を含む反応液を得た後、該反応液と前記ニトリル化合物1モルに対して、使用するアルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを混合器と流通反応器とからなる流通反応器に連続的に導入して反応させてもよい。例えば、図4に示すように従来公知の方法に従って、ニトリル化合物1モルに対して、アルコールを0.3〜0.7モル、好ましくは0.4〜0.6モルに低減し、ハロゲン化水素を0.8〜3.0モル、好ましくは0.9〜2.0モル、特には1.0〜1.5モルの割合で反応させて、イミドエーテル化合物を含む反応液を得た後、該反応液と前記アルコールを、前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モル、好ましくは1.05〜2.0モル、特に好ましくは1.1〜1.5モルの割合となる前記アルコールとを、流通反応器64に連続的に導入して反応を完結させ、効率的にイミドエーテル化合物を製造することができる。ニトリル化合物1モルに対して、アルコールが1.0モル未満の場合、未反応のニトリルが残り不利である。一方、アルコールが3モルを越える場合と反応が遅くなり生産性が低下するので不利である。その際、アルコールの添加に従って、イミドエーテル化合物が沈殿しスラリー状となるが、流通反応器へのスラリーの閉塞を防止するために反応形態Bに記載した防止方法を採用すればよい。この方法によれば、気液混合しなくてよく、液液混合型の流通反応器のみを使用してイミドエーテル化合物を製造することができるため有利である。
本発明で使用する混合器混合部の等価直径は50〜300,000μm、好ましくは200〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。50μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要であったり、イミドエーテル化合物のスラリーが該流通反応器の流路を閉塞する場合があり不利であり、一方、300,000μmを超えると混合効率が低下するため好ましくない。
本発明で使用する流通反応器反応部の等価直径は50〜300,000μm、好ましくは200〜200,000μm、特に好ましくは500〜100,000μmである。50μmを下回ると原料液を導入する際に高圧が必要となり不利であり、一方、300,000μmを越えると偏流が起るので好ましくない。
流通反応器の反応温度は、−10〜150℃、好ましくは0〜120℃、特に好ましくは10〜100℃となるように制御することが好ましいが、しかしながら、新たにハロゲン化水素を流通反応装置に導入しないために発熱量は少なく、前記の温度範囲を制御することは容易である。反応温度が−10℃を下回る場合は反応速度が極端に遅くなり不利である。一方、150℃を越える場合は、副生成物の発生が抑制できなくなり不利となる。流通反応器における反応圧力は制限はないが、常圧で行うのが望ましい。また、反応時間すなわち流通反応器内における滞留時間に制限はないが、一般には0.1〜10,000秒、好ましくは1〜5,000秒、特に好ましくは5〜1,000秒であるが、反応速度にあわせて適宜設定すればよい。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は何ら本発明を制限するものではない。
(実施例1〜11)
図1に記載する装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
第一混合器(Swagelok社製、3方ユニオン)20の導入口に、塩化水素ガスを導入するテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)17と、メタノールを供給する送液ポンプ(島津製作所製)10と接続させたテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)18、流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)22を接続した。第二混合器(Swagelok社製、3方ユニオン)21の導入口に、前記テフロン(登録商標)チューブ22、アセトニトリルを供給する送液ポンプ(島津製作所製)11と接続させたテフロン(登録商標)チューブ19を接続し、流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)33を接続し、このチューブを流通反応器23の導入口と接続した。また、流通反応器23(テフロン(登録商標)チューブ、設定した滞留時間により内径、外径を調整)の流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)24を接続した。なお流通反応器23はテフロン(登録商標)チューブ24を介して背圧弁26と接続させた。
原料および塩化水素混合液の導入管であるテフロン(登録商標)チューブ(17、18、19)、混合器20、21、流通反応器23を表1に示す温度に調温した水槽(図示せず)に浸した。また、流路24と背圧弁26との接続箇所は、保冷部25によって15℃に調温した。背圧弁26からの排出ライン27は、排気ガスライン63を備え、水を入れた反応液捕集部28としてフラスコへ接続した。
上記装置を用いて、送液ポンプ10でモレキュラーシーブス3A 1/8(和光製)上で脱水したメタノールを12.37mmol/分の流速、送液ポンプ11でモレキュラーシーブス3A 1/8(和光製)上で脱水したアセトニトリルを24.29mol/分の流速で送液した。また、塩化水素ガスを減圧器13にて0.4MPa(圧力計16にて確認)に減圧した後に面積式流量計14で流量を確認しながら精密ニードルバルブ15にて流量を0.8〜1.0g/分に調整した。反応液組成をモル比でアセトニトリル:メタノール:塩化水素=1.0:0.5:1.1となるように送液ポンプ流量、および塩化水素ガス流量を調整して300秒間供給し、かつ流通反応器23の平均滞留時間を表1に示す時間となるようにアセトニトリル、メタノール、塩化水素の流量、および流通反応器反応部の内径、長さを調整して制御し、反応させ、メチルアセトイミデートを含む溶液を得た。
水を入れた反応液捕集部28にてクエンチされた反応液を25℃で10分間攪拌し、完全に加水分解させた。その後、20質量%の水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH3〜9に調整し、テトラヒドロフランを内部標準として用いてガスクロマトグラフにてアセトニトリルの転化率を分析した。メタノールを基準とした転化率を表1に示す。
(実施例12〜20)
反応液組成がモル比でアセトニトリル:メタノール:塩化水素=1.0:1.1:1.1となるように送液ポンプ、および塩化水素ガス流量を調整して300秒間供給し、実施例1と同様に操作してアセトニトリルの転化率を分析した。メタノールを基準とした転化率を表2に示す。
(実施例21)
図3に記載する装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
図3の背圧弁26からの排出ライン27を攪拌機、温度計を備えた500mLのガラス製4ツ口フラスコ(反応液捕集部52)に導入した。更に、上記フラスコにメタノールとキシレンの混合物を供給する送液ポンプ(島津製作所製)12と接続させたテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)30を接続した。
送液ポンプ10を用いて脱水メタノールを12.37mmol/分の流速、送液ポンプ11を用いて脱水アセトニトリルを24.29mmol/分の流速、精密ニードルバルブを用いて塩化水素ガスを26.71mmol/分の流速に調整して、流通反応器23の平均滞留時間が200秒、反応温度30℃で反応を行い、メチルアセトイミデート塩酸塩を含む溶液を得た。フラスコ(反応液捕集部52)をウォーターバス(温度調節装置51)を用いて30℃に調温した。上記溶液を攪拌下、捕集すると同時に、送液ポンプ12を用いて脱水メタノールとキシレンの混合溶液(メタノール14.58mmol/分、キシレン2.47g/分)を供給した。1時間後、原料の供給を止め、反応混合液を同じ温度で300分間反応させ、メチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリルの転化率を分析したところ、メタノールを基準としたアセトニトリルの転化率は100%であった。メチルアセトイミデート塩酸塩の収率は、メチルアセトイミデート塩酸塩が不安定な化合物であるため、以下の方法でオルソ酢酸メチルに誘導した後、ガスクロマトグラフで決定した。
上記のメチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーに18.9質量%のアンモニア/メタノールを加えて中和し、pHを4.0に調整した後、攪拌下、40℃で3時間反応した。反応終了後、副生した塩化アンモニウムを加圧ろ過器を用いてろ過した後、ろ液中に含まれるオルソ酢酸メチルの収率をオルトジクロロベンゼンを内部標準として用いて分析した。その結果、アセトイミデート塩酸塩の収率は93%であった。
更に、ろ液中に含まれるメチルアセトイミデート塩酸塩の分解副生物であるアミド化合物としてのアセトアミド、ハロゲン化アルキルとしてのメチルクロリド、アセトニトリルの環化副生物であるトリアジン化合物としてのトリメチルトリアジンの生成量をガスクロマトグラフを用いて分析したところ、アセトニトリルを基準として、アセトアミドは1.46%、メチルクロリドは1.46%、トリメチルトリアジンは0.18%であった。
(実施例22)
図4に記載する装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
10℃に調温されたウォーターバス(温度調節装置51)に容量200mLのガラス製四つ口フラスコ(反応液捕集部52)、およびタイゴンチューブ(内径1.0mm、外径3.0mm)53を四つ口フラスコ内に差し込んだ。タイゴンチューブ53はチューブポンプ54を経由して、テフロン(登録商標)チューブ(内径1.0mm、外径1/16インチ)58と接続管55で接続している。流通反応装置の混合器59(Swagelok社製、3方ユニオン)の導入口に、反応液を導入するテフロン(登録商標)チューブ58とメタノールを供給する送液ポンプ(島津製作所製)56と接続したテフロン(登録商標)チューブ(内径1.0mm、外径1/16インチ)57とを接続し、流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径1.0mm、外径1/16インチ)62を接続した。次いで、該チューブを流通反応器64の導入口に接続し、流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径1.0mm、外径1/16インチ)を接続した。
流通反応装置の混合器59とテフロン(登録商標)チューブ(57、58)および流通反応器64および流出部60は10℃に調温した水槽に浸した。
流通反応器64からの流出部60は20%水酸化ナトリウム水溶液(AK)を入れた反応液捕集部61に連結しており、該反応液捕集部61には排気ガスライン63を備えている。
この装置を用いて、四つ口フラスコ52に、別途合成したアセトイミドエーテル(AI、転化率35%、組成アセトイミドエーテル塩酸塩18.6モル%、アセトニトリル34.6モル%、メタノール7.0モル%、塩化水素39.8モル%)反応液150gを仕込んだ。また、モレキュラーシーブ3Aで十分に乾燥させたメタノールをHPLCポンプ供給部(図示せず)に仕込んだ。
テフロン(登録商標)チューブ58内の流速を、0.55mL/sとなるようにポンプ54の流速を調整し、同時にチューブ57内の流速が0.11mL/sとなるようにHPLCポンプ56を設定した(反応流通器反応部内の流速は0.66mL/s・滞留時間71s)。
反応液捕集部61で捕集した溶液をガスクロマトグラフにて分析することにより、アセトニトリルの転化率を求めた。その結果、アセトイミドエーテル反応液におけるアセトニトリルの転化率は45%であった。
Figure 0004861835
Figure 0004861835
(比較例1)
温度計、還流冷却管、塩化水素ガス導入管、撹拌機を備えた容量200mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換した後、該反応容器に、アセトニトリル36.8g(0.896モル)、メタノール14.4g(0.449モル)を仕込み10℃に冷却した。該反応容器内の温度を8〜12℃に保ちながら、塩化水素ガス導入管より0.60g/分の速度で塩化水素ガスを30分間吹き込んだ。塩化水素ガスの吹込み量は18.0g(0.494モル)であった。ガスクロマトグラフにて分析した結果、アセトニトリルの転化率はメタノールを基準として10.0%であった。
(比較例2)
温度計、還流冷却管、塩化水素ガス導入管、撹拌機を備えた容量300mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換した後、該反応容器に、アセトニトリル36.8g(0.896モル)、メタノール28.8g(0.899モル)、キシレン92.5g(0.871モル)を仕込み10℃に冷却した。該反応容器内の温度を8〜12℃に保ちながら、塩化水素ガス導入管より0.60g/分の速度で塩化水素ガスを30分間吹きこんだ。塩化水素ガスの吹込み量は18.4g(0.499モル)であった。ガスクロマトグラフにて分析した結果、アセトニトリルの転化率はメタノールを基準として5.0%であった。
(比較例3)
温度計、還流冷却管、塩化水素ガス導入管、滴下ロート、攪拌機を備えた容量500mlの4つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換した後、該反応容器に、アセトニトリル36.8g(0.896モル)、メタノール14.4g(0.449モル)を仕込み、攪拌下、10℃に冷却した。該反応容器内の温度を8〜12℃に保ちながら、塩化水素ガス導入管より塩化水素36.0g(0.986モル)を10時間で吹き込んだ後、反応溶液を同温度で12時間反応させた。該反応容器を20℃に調温した。該反応溶液の温度を18〜22℃に保ちながら、滴下ロートよりキシレン92.5gを投入し、次いでメタノール17.2g(0.537モル)を10時間で滴下した後、反応溶液を同温度で12時間反応させ、メチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。実施例1と同様に操作して分析したところ、アセトニトリルの転化率は100%であった。メチルアセトイミデート塩酸塩の収率は、メチルアセトイミデート塩酸塩が不安定な化合物であるため、以下の方法でオルソ酢酸メチルに誘導した後、ガスクロマトグラフで決定した。
上記のメチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを18.9質量%のアンモニア/メタノール溶液で中和し、pHを4.0に調整した後、攪拌下、40℃で4時間反応した。反応終了後、副生した塩化アンモニウムを加圧ろ過した。ろ液中に含まれるオルソ酢酸メチルの収率をオルトジクロロベンゼンを内部標準として用いて分析した。その結果、メチルアセトイミデート塩酸塩の収率は89.8%であった。更に、ろ液中に含まれるメチルアセトイミデート塩酸塩の分解副生物であるアミド化合物としてのアセトアミド、ハロゲン化アルキルとしてのメチルクロリド、アセトニトリルの環化副生物であるトリアジン化合物としてのトリメチルトリアジンの生成量をガスクロマトグラフを用いて分析したところ、アセトニトリル基準として、アセトアミドは3.74%、メチルクロリドは3.74%、トリメチルトリアジンは1.84%であった。
(実施例23)
図2に記載する装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
第一流通反応器29(テフロン(登録商標)チューブ、内径1.59mm、外径1/8インチ)の流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)34を接続し、このチューブを混合器混合部31(Swagelok社製、3方ユニオン)の導入口に接続した。混合器混合部31の流出口にテフロン(登録商標)チューブ(内径0.5mm、外径1/16インチ)35を接続し、このチューブを第二流通反応器32(テフロン(登録商標)チューブ、内径2.40mm、外径1/8インチ)の導入口に接続した。
送液ポンプ11を用いて脱水メタノールと脱水アセトニトリルの混合液(メタノール12.15mmol/分、アセトニトリル24.29mmol/分)、精密ニードルバルブを用いて塩化水素ガスを26.72mmol/分の流速に調整して、第一流通反応装置29では平均滞留時間200秒、反応温度30℃で反応を行い、メチルアセトイミデート塩酸塩を含む溶液を得た。
送液ポンプ12を用いて脱水メタノールを6.07mmol/分の流速に調整し、第一流通反応装置29から吐出される反応液に混合器混合部31を介して混合し、第二流通反応装置32にて反応させた。第二流通反応器では平均滞留時間400秒、反応温度30℃で反応を行った。実施例1と同様に操作して第二流通反応装置32吐出液のアセトニトリル転化率を分析したところメタノールを基準としたアセトニトリルの転化率は70%であった。
132gのキシレンを仕込んだフラスコ(図示せず)をウォーターバス(図示せず)を用いて30℃に調温した。上記第二流通反応吐出液を攪拌下、捕集すると同時に、送液ポンプ(図示せず)を用いて脱水メタノールとキシレンの混合液(メタノール8.67mmol/分、キシレン0.28g/分)を供給した。60分後原料の供給を止め、反応混合液を同温度で300分反応させ、メチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリル転化率を分析したところスラリー中にアセトニトリルは検出できなかった。
得られた反応液を実施例21と同じ方法でオルソ酢酸メチルに誘導したところ収率は94%であった。
(実施例24)
図3と同等の装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
混合器および流通反応装置の接続にはテフロン(登録商標)チューブ(内径4.35mm、外径1/4インチ)を使用し、流通反応器23はスパイラル反応装置(株式会社クロセ製 伝熱部内容量0.61L、伝熱面積0.3m)を使用し、反応液捕集部52には反応釜(グラスライニング 容量200L)を使用した。
送液ポンプ10を用いて脱水メタノールを784mmol/分、送液ポンプ11を用いて脱水アセトニトリルを1567mmol/分、精密ニードルバルブを用いて塩化水素ガスを1724mmol/分の流速に調整して、平均滞留時間200秒、反応液導入温度75〜80℃、反応液吐出温度30℃で反応を行い、メチルアセトイミデート塩酸塩を含む溶液を得た。反応捕集部52である反応釜に仕込んだキシレン(38.8kg)をジャケットに冷媒を流通することにより20℃に調温した。上記溶液を攪拌下、捕集すると同時に、送液ポンプ12を用いて脱水メタノールとキシレンの混合液(メタノール940mmol/分、キシレン30.1g/分)を供給した。20℃に調温した反応捕集部52である反応釜に5時間原料の供給を行い、反応混合液を同温度で300分反応させてメチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリル転化率を分析したところスラリー中にアセトニトリルは検出できなかった。
得られた反応液を実施例21と同じ方法でオルソ酢酸メチルに誘導したところその収率は90%であった。
(実施例25)
実施例24と同様の操作で、反応釜の温度を30℃に調温してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
反応混合液を同温度で300分反応させてメチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリル転化率を分析したところスラリー中にアセトニトリルは検出できなかった。
得られた反応液を実施例21と同じ方法でオルソ酢酸メチルに誘導したところその収率は89%であった。
(実施例26)
図2と同等の装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
混合器および流通反応装置の接続にはテフロン(登録商標)チューブ(内径4.35mm、外径1/4インチ)を使用、第一流通反応器29はコアアンドシェル反応器(伝熱部内容量0.30L、伝熱面積0.15m)、第二流通反応器32はスパイラル反応器(株式会社クロセ製 伝熱部内容量0.61L、伝熱面積0.3m)、反応液捕集部28には反応釜(グラスライニング 容量200L)を使用した。
送液ポンプ10を用いて脱水メタノールを392mmol/分、送液ポンプ11を用いて脱水アセトニトリルを784mmol/分、精密ニードルバルブを用いて塩化水素ガスを862mmol/分の流速に調整して、第一流通反応器での平均滞留時間が200秒、反応液導入温度75〜80℃、反応液吐出温度30℃で反応を行い、メチルアセトイミデート塩酸塩を含む溶液を得た。
送液ポンプ12を用いて脱水メタノールを196mmol/分の流速に調整し、第一流通反応装置29から吐出される反応液に混合器混合部31を介して混合し、第二流通反応装置32にて反応させた。第二流通反応器での平均滞留時間は400秒、反応温度30℃で反応を行った。実施例1と同様に操作して第二流通反応装置32吐出液のアセトニトリル転化率を分析したところメタノールを基準としたアセトニトリルの転化率は60%であった。
42.5kgのキシレンを仕込んだ反応釜のジャケットに冷媒を流通させて20℃に調温した。上記第二流通反応吐出液を攪拌下、捕集すると同時に、送液ポンプ(図示せず)を用いて脱水メタノールとキシレンの混合液(メタノール274mmol/分、キシレン8.8g/分)を供給した。10時間後原料の供給を止め、反応混合液を同温度で300分反応させ、メチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリル転化率を分析したところスラリー中にアセトニトリルは検出できなかった。
得られた反応液を実施例21と同じ方法でオルソ酢酸メチルに誘導したところ収率は89%であった。
(実施例27)
図3と同等の装置を使用してメチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
混合器および流通反応装置の接続にはテフロン(登録商標)チューブ(内径4.35mm、外径1/4インチ)を使用、流通反応器23はスパイラル反応装置(株式会社クロセ製 伝熱部内容量0.61L、伝熱面積0.3m)、反応液捕集部52には反応釜(グラスライニング 容量200L)を使用した。
送液ポンプ10を用いて脱水メタノールを392mmol/分、送液ポンプ11を用いて脱水アセトニトリルを784mmmol/分、精密ニードルバルブを用いて塩化水素ガスを862mmol/分の流速に調整して、流通反応器での平均滞留時間が200秒、反応液導入温度75〜80℃、反応液吐出温度30℃で反応を行い、メチルアセトイミデート塩酸塩を含む溶液を得た。反応液捕集部52である反応釜に仕込んだキシレン(38.8kg)をジャケットに冷媒を流通することにより20℃に調温した。上記溶液を攪拌下、捕集すると同時に、送液ポンプ12を用いて脱水メタノールとキシレンの混合液(メタノール940mmol/分、キシレン30.1g/分)を供給した。20℃に調温した反応液捕集部52である反応釜に5時間原料の供給を行い、反応混合液を同温度で300分反応させてメチルアセトイミデート塩酸塩の結晶を含むスラリーを得た。ガスクロマトグラフにてアセトニトリル転化率を分析したところスラリー中にアセトニトリルは検出できなかった。得られた反応液を実施例21と同じ方法でオルソ酢酸メチルに誘導したところその収率は90%であった。
(実施例28)
実施例1〜11と同様の方法で、エチルアセトイミデート塩酸塩を製造した。
反応液組成がモル比でアセトニトリル:エタノール:塩化水素=1.0:0.5:1.1となるように送液ポンプ、および塩化水素ガス流量を調整して30℃、反応流通器反応部での平均滞留時間が200秒となるように反応させ、エチルアセトイミデートを含む溶液を得た。実施例1〜11と同様の方法で分析したところ、エタノールを基準としたアセトニトリルの転化率は93.2%であった。
本発明は、イミドエーテル化合物を短時間で簡便に製造することができ、有用である。
本出願は、2005年1月18日に出願された日本国特許出願第2005−010947号に基づいており、その開示内容は、参照により全体として引用されている。
実施例1〜20の製造方法で使用した装置を示す図である。
本発明の実施態様を示す図である。
実施例21の製造方法で使用した装置を示す図である。
実施例22の製造方法で使用した装置を示す図である。

Claims (11)

  1. 一般式(1)で示されるニトリル化合物と、一般式(2)で示されるアルコールと、一般式(3)で示されるハロゲン化水素とを混合器と流通反応器とからなる流通反応装置に連続的に導入して反応させることを特徴とする、一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物の製造方法。
    Figure 0004861835
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  2. 前記流通反応器に導入する割合が、前記ニトリル化合物1モルに対して、前記アルコール0.5〜3.0モル、前記ハロゲン化水素0.5〜3.0モルであることを特徴とする、請求項1に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  3. 前記ニトリル化合物と前記アルコールを前記混合器で混合した後、該混合液と前記ハロゲン化水素を前記流通反応器に連続的に導入して反応させることを特徴とする請求項1または2に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  4. 前記アルコールと前記ハロゲン化水素を前記混合器で混合した後、該混合液と前記ニトリル化合物を前記流通反応器に連続的に導入して反応させることを特徴とする請求項1または2に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  5. 前記流通反応装置は、前記混合器が等価直径10〜300,000μmの混合部を有し、前記流通反応器が等価直径50〜300,000μmの反応部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  6. 一般式(1)で示されるニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、一般式(2)で示されるアルコール0.3〜0.7モル、一般式(3)で示されるハロゲン化水素を0.8〜3.0モルの割合で混合器と流通反応器とからなる第一流通反応装置に連続的に導入し、次いで得られたイミドエーテル化合物を含む反応液と前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを、第二流通反応器に連続的に導入して反応させることを特徴とする、一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物の製造方法。
    Figure 0004861835
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  7. 前記第一流通反応装置は、前記混合器が等価直径10〜300,000μmの混合部を有し、前記第一流通反応器が等価直径10〜300,000μmの反応部を有し、前記第二流通反応器は、等価直径50〜300,000μmの反応部を有することを特徴とする請求項6に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  8. 一般式(1)で示されるニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、一般式(2)で示されるアルコール0.3〜0.7モル、一般式(3)で示されるハロゲン化水素を0.8〜3.0モルの割合で混合器と流通反応器とからなる流通反応装置に連続的に導入し、次いで得られたイミドエーテル化合物を含む反応液と前記ニトリル化合物1モルに対して、使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを反応させることを特徴とする、一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物の製造方法。
    Figure 0004861835
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  9. 前記流通反応装置は、前記混合器が等価直径10〜300,000μmの混合部を有し、前記流通反応器は等価直径10〜300,000μmの反応部を有することを特徴とする請求項8に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
  10. 一般式(1)で示されるニトリル化合物と、ニトリル化合物1モルに対して、一般式(2)で示されるアルコール0.3〜0.7モル、一般式(3)で示されるハロゲン化水素0.8〜3.0モルを反応させてイミドエーテル化合物を含む反応液を得た後、該反応液と、前記ニトリル化合物1モルに対して使用する前記アルコールの総量が1.0〜3.0モルの割合となる前記アルコールとを混合器と流通反応器とからなる流通反応装置に連続的に導入して反応させることを特徴とする、一般式(4)で示されるイミドエーテル化合物の製造方法。
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  11. 前記流通反応装置は、前記混合器が等価直径50〜300,000μmの混合部を有し、前記流通反応器が等価直径50〜300,000μmの反応部を有することを特徴とする請求項10に記載のイミドエーテル化合物の製造方法。
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