JP4861099B2 - 画像形成装置、画像処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記憶領域のいずれかの記憶領域に投入される情報に実行すべき特定処理を各記憶領域毎に設定可能な画像形成装置あるいはこれらの画像形成装置を含む画像形成システムの情報処理に関するものである。
一般に、ディジタル複合機では、スキャナから読み取った画像データや、ネットワークを介して受信したPDLデータを展開することによって得られた画像データを、ハードディスクなどの記憶装置に記憶する。その記憶装置から任意の画像データを読み出して、印刷や送信を行うことのできるボックス機能が設けられているものがある。ここで、ボックスとは、本実施形態では、データを保存するための特定の記憶領域をいう。例えば、RAM、HDD、補助記憶装置などにより構成される。
さらに、ハードディスクの記憶領域をユーザの目的ごとに個別に分けたパーソナルボックス(Box)に一旦記憶することができる。
現在そのBoxに文書が投入されたら印刷して他のBoxに移動するなどの処理を自動的に行う、ホットフォルダ化されたBoxが考えられている。
情報処理装置に関するホットフォルダ機能処理例として、例えば特許文献1が公開されている。この特許文献1では、フォルダに格納される印刷ファイルに対する印刷設定ファイルを予め保存しておき、印刷ファイルが保存されると、保存されていた印刷設定ファイルを付加して送信することにより、ホットフォルダを実現していた。
特開2005―242781号公報
しかしながら、上述した従来技術では、「印刷や送信を行い、その画像データを他のホットフォルダに移動する」という設定をしたときに発生する、設定の間違いによる処理のループを検知できない。これにより、紙が何度も印刷されてしまう、送信されてしまうという課題があった。
例えば画像形成装置に確保されているBox1では印刷してBox2に移動するという設定と、Box2では印刷してBox1へ移動するといった設定を行ってしまうと、同じ文書がBox1とBox2との間を行きしながら何度も印刷してしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、各記憶領域に投入される情報の処理の実行時に、各記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ処理を制限できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
複数の記憶領域のいずれかの記憶領域に投入される情報に対して実行すべき移動処理を含む特定処理を各記憶領域毎に設定可能な画像形成装置であって、いずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知する検知手段と、前記情報の属性情報に前記特定処理の実行に伴う処理の履歴情報を、追加的に設定する設定手段と、前記検知手段によりいずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知した場合、投入される情報の属性情報に設定された前記履歴情報の各々を解析することにより、記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ状態の設定がなされていることを判別するループ判別手段と、前記ループ判別手段、前記ループ状態の設定がなされていないと判別した場合に、前記特定処理を実行する第1の処理実行し、前記ループ情報状態の設定がなされていると判別した場合に、前記第1の処理と異なる第2の処理を実行する処理実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、いずれかの記憶領域に投入される情報の処理の実行時に、各記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ処理を制限して、同一処理の実行に伴う無駄な処理を制限できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態では、画像形成装置として、MFP(Multi Function Peripheral)の例を示す。
図1では、コントローラユニット(Controller Unit(CU))100は画像入力デバイスであるスキャナ170や画像出力デバイスであるプリンタ195とをデバイスI/F120を介して接続する。また、Controller Unit 100は、LAN111や公衆回線(WAN)151に接続することで、外部機器と画像情報やデバイス情報の入出力を行う。なお、外部機器とは、他のMFP、ファクシミ装置、クライアントPC、サーバ装置等が含まれる。
CU100において、CPU101はシステム全体を制御するコントローラである。RAM102はCPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM103はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
104はハードディスクドライブ(HDD)で、画像データを格納する。操作部I/F106は操作部(UI)112とインタフェース部で、操作部112に表示する画像データを操作部112に対して出力する。Network110はLAN111に接続し、情報の入出力を行う。
Modem150は公衆回線151に接続し、外部のMFP、ファクシミリ装置と画像情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス107上に配置される。
Image Bus I/F105はシステムバス107と画像データを高速で転送する画像バス108を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス108は、例えばPCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス108上には以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)160はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部120は、画像入出力デバイスであるスキャナ170やプリンタ195とコントローラ100を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部180は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。また、入力された画像がカラー原稿か白黒原稿かを画像の彩度信号から判断しその結果を保持する機能を有する。
プリンタ画像処理部190は、出力画像データに対し補正、加工、編集を行う。画像回転部130は、スキャナ画像処理と連携して、スキャナからの画像読み込みと同時に画像を回転しRAM102上に格納したり、RAM102上にある画像を回転し、RAM102上に格納する。また、画像回転部130はRAM102上にある画像データをプリンタ画像処理部190と連携して回転しながら印字出力することもできる。
解像度変換部131はメモリ上にある画像を解像度変換処理し、メモリ上に格納する。色空間変換部132はマトリクス演算により、例えばRAM102上にあるYUV画像をLab画像に変換し、RAM102上に格納する。
階調変換部133は、例えばRAM102上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、RAM102上に格納する。画像圧縮部140は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸張処理を行う。
画像回転部130、解像度変換部131、色空間変換部132、階調変換部133、画像圧縮部140はそれぞれ連結して動作することが可能である。このため、例えばRAM102上の画像を画像回転、解像度変換する場合は、両処理をRAM102を介さずに行うことができる。
HDD104の記憶領域は、図2Aに示すように、テンポラリ領域201とボックス領域202とに論理的に分けられる。
図2Aは、図1に示したHDD104の記憶領域を説明する模式図である。
図2Aにおいて、テンポラリ領域201は、画像データの出力順序を変えたり、複数部数出力において1回のスキャンで出力を可能にするために、PDLの展開データやスキャナ170からの画像データを一時的に記憶する領域である。
ボックス領域202は、ボックス機能に使用される領域であり、予め決められている数の記憶領域に分割されている。
本実施例の形態では、ボックス領域202が各記憶領域203〜206に分割されているものとする。
各記憶領域203〜206には対応するBox番号、Box名のそれぞれが割り付けられている。さらに、各記憶領域203〜206には、その領域に画像データが投入されたときに自動的に印刷や送信、移動、またはそれらを組み合わせた処理などが行われるような第1の設定がそれぞれにされており、ホットフォルダ化されている。また、第2の設定としてユーザへの通知が各記憶領域203〜206にされている。つまり、各記憶領域203〜206には、操作部112や、図示しないクライアントPCのプリンタドライバの機能により、各記憶領域203〜206に保管される情報に対して実行させるべき特定機能が設定可能に構成されている。なお、図示しないクライアントPCの管理ユーティリティの機能で実現されるものであってもよい。さらに、以下の説明において、このようにして特定機能が設定されたボックスをホットフォルダと呼ぶ場合がある。
また、操作部112から設定する特定機能として、あらかじめ汎用性の高い機能をファイル化して登録しておき、そのファイルを選択し、あるいは選択したファイルの機能を一部変更する形式で設定するような構成でもよい。汎用性の高い機能をファイルの一例として、保管された情報を印刷した後、指定されたアドレスに従い情報を添付して電子メールする等がある。
なお、このような特定機能処理は、アイコンされた情報を操作部112上でユーザが選択することで、1つのボックスに対してユーザが意図する複合的な設定を行えるように構成してもよい。
さらに、各記憶領域203〜206に設定された特定機能は、図示しないUI画面を介して一覧表示して、特定機能が設定されたボックスと特定機能が設定されていないボックスとを識別可能に表示する制御を実行してもよい。
図2Bは、図1に示した画像形成装置で実行されるボックス処理ソフトウエアの構成を説明するブロック図である。
なお、以下に説明する各種のソフトウエアは、図1に示したHDD104に格納されており、RAM102に展開されてCPU101によって実行されることで各種のボックス処理機能を実行する。
本例では、Box処理のソフトウエアは大きく、データ処理モジュール250と、情報格納部260から構成される。
図2Bにおいて、データ処理モジュール250は、データ登録部251、データ取得部252、データ監視部253、データ解析部254、処理実行部255、データ追加部256から構成される。
データ登録部251では、情報格納部260にデータの登録処理を行う。データ取得部252では、情報格納部260からデータを取得し、データ監視部253では、情報格納部260内のデータを監視する。
データ解析部254では、データの解析を行い、処理実行部255では、通知処理や移動・削除処理などのデータ処理を行う。データ追加部256では、データに新たな情報を追加する処理を行う。
情報格納部260には、BoxやBox内の文書の情報であるBox情報261と、Box文書の処理設定であるBox文書処理設定情報262と、ユーザの情報であるユーザ情報263が管理されている。ここで、ユーザ情報とは、図2Aに示した各領域203〜206に保管される情報であって、いわゆるオーナ情報として、オーナID、文書ID、文書名、ユーザのメールアドレス等が図示しない管理テーブルとして、テンポラリ領域201で管理されている。
本実施形態では、図1に示す画像形成装置が複数の記憶領域203〜206のいずれかの記憶領域に投入される情報に実行すべき特定処理を各記憶領域203〜206毎に設定可能に構成されている。なお、各記憶領域203〜206には、管理者権限やユーザ権限で、特定処理を設定可能に構成されている。いわゆるホットフォルダ機能であって、例えば記憶領域203では印刷して記憶領域204に移動するという設定と、記憶領域204では印刷して記憶領域203へ移動するといった設定等がある。これにより、ユーザが意図する機能処理の組み合わせを特定処理として登録可能に構成されている。
このようにして、ユーザが操作部112上の操作でいずれかの記憶領域に対する情報の投入をデータ監視部253が検知する。これに応じて、データ解析部254が投入される情報の属性情報に設定された履歴情報中に、いずれかの記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ状態となるループ情報が設定されているかを判別する。
そして、データ解析部254が履歴情報中に、ループ情報が設定されていないと判別した場合に、処理実行部255が特定処理を実行する第1の処理を実行する。また、ループ情報が設定されていると判別した場合に、処理実行部255が第1の処理と異なる第2の処理を実行する。
ここで、第2の処理は、前記ループ状態であることをユーザに通知する通知処理、あるいは、第1の処理を停止する処理である。さらには、情報が投入される記憶領域に記憶されているいずれかの情報を削除する処理である。
また、本実施形態において、ループ情報は、記憶領域203〜206を識別する情報である。以下、具体的な実施形態を詳述する。
図3は、本実施形態を示す画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2Bに示したデータ監視部253が、画像データが入力されたことを検知してから、データ処理部が、ボックス領域に設定された処理例である。なお、S301〜S305は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
また、画像データには、ジョブ履歴を示す情報として、画像データが登録されたBOX番号を属性の処理履歴に追加され、ジョブ処理でBOX間を移動したことが追加されたBOX番号を参照することで判別できる構成となっている。
S301で、データ登録部251がホットフォルダ化されたいずれかのボックス領域に画像データを投入する。投入される手段は、スキャナ110での紙文書のスキャン、LAN111を利用しての送信、ボックス領域間の移動などであるが、これに限定されるものではない。
次に、S302で、データ取得部252が画像データが投入されるBox内に登録されている画像データの属性情報を取得し、データ解析部254が属性情報を解析する。なお、属性情報には、上述したジョブ履歴を示す情報として、画像データが登録されたBOX番号を属性の処理履歴に追加されているので、その履歴情報としてBOX番号を解析する。
つまり、データ解析部254が現在画像データが記憶されているボックス領域に同じBox番号がない場かどうかを判断する。ここで、導入される画像データの属性情報に、解析したBox番号と同じBox番号がないと判断した場合は、S303に遷移し、同じBox番号があると判断した場合はS305に遷移する。ここで、解析したBox番号と同じBox番号がないと判断した場合は、以前に導入されるBox内に導入すべき画像データが登録されていた履歴がないということである。したがって、このような画像データをBox内に登録しても、課題で指摘しているような同じような処理を繰り返されてしまうことがなくなる。
そして、S303において、データ追加部256が、現在画像データが記憶されているボックス領域のBox番号を画像データの属性情報に追加する。
次に、S304において、処理実行部255が現在記憶されているボックス領域に設定されている第1の設定の処理を実行し、本処理を終了する。ここで、第1の設定の処理とは、図4において後述する。
一方、S305では、同じBox番号があると判断された場合であるので、処理実行部255がループしているので、第1の設定の処理を行わないことを操作部112に表示して、終了する。この場合、第1の設定の処理を行わない理由とともに、操作部112に表示する制御を加えることが望ましい。
なお、操作部112に表示するのではなく、他の通知処理を実行していもよい。例えば予め画像データの属性情報にメールアドレスをいれておいたり、情報格納部260に格納されているユーザ情報263のメールアドレスを用いてLAN111を通じて、メールでユーザ通知する等の制御を実行する構成でもよい。
図4は、本実施形態を示す画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2Aに示したボックス領域203に画像データが入力されたときに処理実行部255が実行するBox文書処理設定情報262である第1の設定処理例である。なお、S401、S402は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
S401において、ボックス領域203に入力された画像データをプリンタ195を制御して印刷する。そして、S402において、画像データをボックス領域204に移動して、本処理終了する。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2Aに示したボックス領域204に画像データが入力されたときに処理実行部255が実行するBox文書処理設定情報262である第2の設定処理例である。
なお、S501、S502は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
まず、S501において、ボックス領域204に入力された画像データをプリンタ195を制御して印刷する。そして、S502において、画像データをボックス領域203に移動して終了する。
図4に示した第1の設定処理と、図5に示した第2の設定処理とを行うと、印刷された画像データは、記憶領域203→記憶領域204→記憶領域203という具合に順次サイクリックに印刷を実行しながら、延々と印刷処理を実行することとなる。つまり、図3に示したような処理を実行しないと、課題で指摘しているようなループ処理を実行してしまうこととなる。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置における第1の特定処理実行例を示す概念図である。本例は、記憶領域203と記憶領域204において画像データが移動する時の属性情報の変化を示す例である。
図6において、601は、最初に記憶領域203に文書が投入されたときの画像データの属性情報である。つまり、属性情報601にはBox番号が追加されていないので、図3に示したS303で、画像データの属性情報に記憶領域203のボックス番号を追加する。そして、S304で、図4で示した記憶領域203の第1の設定である印刷と記憶領域204への移動を行う。
602は、記憶領域203から記憶領域204に移動されてきたときの画像データの属性情報である。ここでは、上記S303で、画像データの属性情報には記憶領域203のボックス番号だけしかないので、さらに、S303で、当該画像データの属性情報に記憶領域204のボックス番号を追加される。そして、S304で、図5で示した記憶領域204の第2の設定である印刷と記憶領域203への移動を行う。
603は、記憶領域204から記憶領域203に移動されてきたときの画像データの属性情報である。
ここでは、画像データの属性情報には、記憶領域203のボックス番号がすでに追加されているため、S302で、同一特定処理のループを検知することなる。そして、S305で、当該画像データを記憶領域203のボックス番号に登録しないことをユーザに通知する。
本実施形態では予めボックス領域に処理の設定がされているとしたが、もちろんボックス領域に第1の設定と第2の設定を行ったときに、画像データを入力して、ループが発生していないかの設定の確認として行っても良い。
以上の第1実施形態によれば、MFPのHDD104に確保されるボックス領域に「印刷を行った後、その画像データを別のボックス領域に移動する」という設定をした場合に、設定の間違いによって発生する処理のループを検知することが可能となる。そのため無駄な印刷や送信を防ぐことができるという効果がある。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、同一のMFP内におけるボックス領域に移動する処理等に本発明を適用する場合について説明した。しかしながら、MFPは、LANに接続されてシステム化されることもある。そこで、複数のMFPがLAN等を介して相互に通信可能なシステムにおいて、各MFPのHDD内に確保されるボックス領域間の特定処理に本発明を適用する場合について説明する。
本実施形態では、図7に示すように各画像形成装置が複数の記憶領域203〜206のいずれかの記憶領域に投入される情報に実行すべき特定処理を各記憶領域203〜206毎に設定可能に構成されている。なお、各記憶領域203〜206には、管理者権限やユーザ権限で、特定処理を設定可能に構成されている。いわゆるホットフォルダ機能であって、例えば記憶領域203では印刷して記憶領域204に移動するという設定と、記憶領域204では印刷して記憶領域203へ移動するといった設定である。これにより、ユーザが意図する機能処理の組み合わせを特定処理として登録可能に構成されている。
このようにして各画像形成装置は、ユーザが操作部112上の操作でいずれかの画像形成装置からいずれかの記憶領域に対する情報の投入をデータ監視部253が検知する。これに応じて、データ解析部254が投入される情報の属性情報に設定された履歴情報中に、いずれかの画像形成装置のいずれかの記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ状態となるループ情報が設定されているかを判別する。
そして、データ解析部254が履歴情報中に、ループ情報が設定されていないと判別した場合に、処理実行部255が特定処理を実行する第1の処理を実行する。また、ループ情報が設定されていると判別した場合に、処理実行部255が第1の処理と異なる第2の処理を実行する。
ここで、第2の処理は、前記ループ状態であることをユーザに通知する通知処理、あるいは、第1の処理を停止する処理である。さらには、情報が投入される記憶領域に記憶されているいずれかの情報を削除する処理である。
また、本実施形態において、ループ情報は、ループ情報は、いずれかの画像形成装置のいずれかの記憶領域203〜206を識別する情報と、いずれかの画像形成装置を特定するIPアドレス情報との組み合わせである。以下、具体的な実施形態を詳述する。
図7は、本発明の第2実施形態を示す画像形成装置を適用する画像形成システムの一例を示す図である。なお、本例は、図1に示すハードウエアと、図2Aに示すHDD104を備え、さらに、図2Bに示すソフトウエアとデータファイルを備えた画像形成装置である。ここで、画像形成装置は、第1実施形態と同様のMFPである。
図7において、701〜705はMFPで、Network110を介してLAN111に接続され、各MFP701〜705間でそれぞれデータの送受信ができるよう構成されている。
なお、MFP701〜705はIPアドレスがあらかじめ設定されており、それぞれ順にIPアドレス1、IPアドレス2、IPアドレス3、IPアドレス4、IPアドレス5である。
また、本実施形態では、LAN111にMFP701〜705に接続される場合を示すが、いずれかのMFPがゲートウエイを介して、他のLAN等に接続されていてもよい。
図8は、本実施形態を示す画像形成装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像データがHDD104に入力されたことを検知してから、ボックス領域に設定された処理例である。
なお、S801〜S805は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
また、画像データには、ジョブ履歴を示す情報として、画像データが登録されたBOX番号とIPアドレスを属性の処理履歴に追加される。これにより、ジョブ処理でBOX間を移動したことが追加されたBOX番号とIPアドレスとを参照することで判別できる構成となっている。
まず、S801において、データ登録部251がホットフォルダ化されたボックス領域に画像データを投入する。投入される手段は、スキャナ110での紙文書のスキャン、LAN111を利用しての送信、ボックス領域間の移動などである。
次に、S802において、データ解析部254が画像データの属性情報に現在画像データを記憶しているMFPのIPアドレスとそのボックス領域のBox番号との組み合わせがあるかどうかを判断する。ここで、MFPのIPアドレスとそのボックス領域のBox番号との組み合わせがないと判断した場合は、S803に遷移し、MFPのIPアドレスとそのボックス領域のBox番号との組み合わせあると判断した場合はS805に遷移する。ここでは、判別すべき属性情報として、IPアドレスの例を示すが、もちろんMACアドレスなど、MFPを特定できる識別子であればこれらの情報に限定されるものではない。
そして、S803において、データ追加部256が現在画像データを記憶しているMFPのIPアドレスとボックス領域のBox番号を導入する画像データの属性情報に追加する。そして、S804において、処理実行部255が現在記憶されているボックス領域に設定されている第3の設定の処理を実行して、本処理を終了する。ここで、第3の設定の処理とは、図9において後述する。
一方、S802で、MFPのIPアドレスとそのボックス領域のBox番号との組み合わせあると判断した場合は、処理実行部255がループしていると判断する。そして、導入指示されている画像データに登録した第3の設定の処理を行わずに、操作部112にその旨を表示してユーザに通知して、本処理を終了する。
なお、操作部112に表示するのではなく、予め、画像データの属性情報にメールアドレスをいれておくことで、メールでユーザ通知するの構成であってもよい。具体的には、情報格納部260に格納されているユーザ情報263のメールアドレスを用いてLAN111を通じて、メールでユーザ通知するの構成であってもよい。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、IPアドレス1のMFP701の記憶領域203に画像データが入力されたときに動作する第3の設定処理例である。
なお、S901,S902は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
まず、S901において、記憶領域203に入力された画像データをプリンタ195を制御して印刷する。そして、S902において、画像データをIPアドレス2のMFP702の記憶領域203に移動して、本処理を終了する。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置における第6のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、IIPアドレス2のMFP702の記憶領域203に画像データが入力されたときに動作する第4の設定処理例である。
まず、S1001において、MFP702の記憶領域203に入力された画像データをプリンタ195を制御して印刷する。そして、S1002において、画像データをIPアドレス1のMFP701の記憶領域203に移動して、本処理を終了する。
図11は、本実施形態を示す画像形成装置における第2の特定処理実行例を示す概念図である。本例は、MFP701の記憶領域203に画像データが投入されてからの画像データの移動に伴う属性情報の変化を示す例である。
図11において、1101は、最初にMFP701の記憶領域203に文書が投入されたときの画像データの属性情報である。属性情報1101にはIPアドレス1とBox番号の組み合わせがないので、S802の判断がYESとなり、S803で、データ追加部256が属性情報にIPアドレス1と記憶領域203のボックス番号の組み合わせを追加する。そして、S804で、図9で示したMFP701における記憶領域203の第3の設定である印刷とMFP702の記憶領域203への移動を行う。
1102は、MFP701における記憶領域203からMFP702における記憶領域204に移動されてきたときの画像データの属性情報である。属性情報1102にはIPアドレス1と記憶領域203のボックス番号組み合わせだけしかないので、S802の判断がYESとなり、S803で、属性情報にIPアドレス1と記憶領域204のボックス番号の組み合わせを追加する。そして、S804で、図10で示したMFP702における記憶領域203の第3の設定である印刷と、MFP701における記憶領域203への移動を行う。
1103は、MFP702における記憶領域203からMFP701における記憶領域203に移動されてきたときの画像データの属性情報である。属性情報1103には、S802で、IPアドレス1と記憶領域203のボックス番号の組み合わせが既にあるためループを検知することなる。そして、S802の判断がNOとなり、S805で、ユーザに図10に示す第4の設定である印刷と、MFP701における記憶領域203への移動を処理を行わないことを通知して、本処理を終了する。
本実施形態では予めボックス領域に処理の設定がされているとしたが、もちろんボックス領域に第3の設定と第4の設定を行ったときに、画像データを入力して、ループが発生していないかの設定の確認として行っても良い。
以上の第2実施形態によれば、MFPのボックス領域に「印刷を行ったあと、その画像データを他の画MFPのボックス領域に移動する」という設定をした場合に、設定の間違いによって発生する処理のループを検知することが可能となる。そのため、無駄な印刷や送信を防ぐことができるという効果がある。
〔第3実施形態〕
上記第1、第2実施形態では、ループを検知した場合に、画像データが導入されるボックス領域に設定されている特定処理を停止する制御を行う場合について説明した。これに代えて、ループを検知した場合に、導入される画像データと属性が一致するすでに登録されている画像データを選択して削除する制御を実行してもよい。
これにより、第1、第2実施形態でユーザに通知される内容に基づいて、ユーザが操作部112から指示すべき削除に基づく画像データの削除処理を自動化して、ユーザの利便性を向上させてもよい。
〔第4実施形態〕
上記第2実施形態では、ネットワークを介して複数のMFPのHDDに確保されるボックス領域に対する特定処理がループしている場合に、そのループする特定処理を制限する場合について説明した。
しかしながら、ネットワークシステムには、MFPのみが接続されているものではなく、データ処理を行うクライアントPC、スキャナ装置単体、プリンタ装置単体がネットワークに接続される場合もある。
そして、クライアントPC、スキャナ装置単体、プリンタ装置単体をネットワークデバイスとして利用する特定処理もあり得る。
つまり、ボックス領域に設定された特定処理が、MFP間のみならず、上記ネットワークデバイスを経由して、最終的にMFPのボックス領域に移動させるような特定処理もあり得る。
そこで、第3実施形態の応用系として、上記ネットワークデバイスを経由する特定処理も含めてループを検知することで、ネットワークデバイスを利用するような無駄なジョブが実行されてしまうことを回避させてもよい。
〔第5実施形態〕
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図12は、本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3、図4、図5、図8、図9、図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
〔第6実施形態〕
上記第1〜4の実施形態では、実際に処理を実行し、その処理履歴からループを検知して、処理の停止や画像データの削除を行った。本実施形態では記憶領域に投入される情報に実行すべき特定処理の設定の登録を行ったときにループを検知する例を示す。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に図1のように構成されているMFPの例を示す。また、HDD104の記憶領域は第1の実施形態と同様に図2Aに示すように論理的に分けられている。そして、記憶領域203〜206には、管理者権限やユーザ権限で特定処理を設定可能である。図2Bは、図1で示した画像形成装置で実行されるBOX処理ソフトウエアの構成を示すブロック図である。本実施形態では、情報格納部260には、さらに一時的に情報を記憶する一時記憶情報(図示しない)が存在する。一時記憶情報は、データ追加部256により、一時的に情報が追加され、ループ検知処理が終了した場合に削除される情報である。
ボックス領域203には、図4のフローチャートのように処理実行部255が実行する設定がされている。そして、その設定情報であるBox文書処理設定情報262が情報格納部260に記憶されている。
新たにユーザがボックス領域204に、図5のフローチャートのように処理実行部255が実行する設定し、その特定処理を登録する。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置における第7のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、登録処理が行われるときの本実施形態におけるデータ処理手順である。なお、S1301〜S1306は各ステップを示す。各ステップは、ROM103、HDD104に記憶される制御プログラムをRAM102にロードしてCPU101が実行することで実現される。
まず、S1301では、データ監視部が、特定処理の登録設定処理の実行がなされたかどうかを監視する。登録処理の実行がなされたときは、S1302に遷移する。
S1302ではデータ解析部252が設定されている特定処理を解析する。そして、S1303で解析結果から、次の移動先があるかを判断する判定結果が「移動先がない」である場合は、S1304に遷移する。
S1304では、データ登録部251が、設定されている特定処理をボックス領域204(保存部)の特定処理として、情報格納部260のBox文書処理設定情報262に登録する。
判定結果が「移動先がない」である場合は、データ追加部がボックス番号など、ボックス領域の場所を表す情報を情報格納部260の一時記憶情報に追加し、S1305に遷移する。
S1305では、データ解析部252が一時記憶情報を解析し、同じボックス番号があるかを判断する。
S1305で同じボックス番号がある場合はループが存在すると判断し、S1306に遷移する。そして、ユーザにループが存在することをユーザに対して通知する。例えば、「ループ発生」などの警告情報を操作部に対して表示する。あるいは、管理者PCに対してメール通知を行う。そして、特定処理として登録せずに終了する。つまり、S1301で設定される特定処理の設定を解除する。本実施例では登録せずに終了したが、もちろんユーザに登録するかを判断させてもよい。
S1305で同じボックス番号が存在しないと判断した場合は、データ取得部252が次の移動先のボックス領域のBox文書処理設定情報262を取得する。そして、S1302に遷移する。
なお、本実施形態では、同じ画像形成装置内のボックス(保存部)のループの発生を検出した。さらに、画像形成装置と通信可能な外部情報処理装置内のボックス(保存部)と、画像形成装置内のボックスとの間にループが発生していないかを検出してもよい。
以上の第6実施形態によれば、設定を行ったときにループの検知を行うことができ、無駄な印刷や送信を防ぐことができるという効果がある。つまり、ジョブの実行を待たずに、管理者による設定時にジョブの送信のループを防ぐことができる。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示したHDD104の記憶領域を説明する模式図である。 図1に示した画像形成装置で実行されるボックス処理ソフトウエアの構成を説明するブロック図である。 本実施形態を示す画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第1の特定処理実行例を示す概念図である。 本発明の第2実施形態を示す画像形成装置を適用する画像形成システムの一例を示す図である。 本実施形態を示す画像形成装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第6のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置における第2の特定処理実行例を示す概念図である。 本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 本実施形態を示す画像形成装置における第7のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 HDD
112 操作部
170 スキャナ
195 プリンタ

Claims (11)

  1. 複数の記憶領域のいずれかの記憶領域に投入される情報に対して実行すべき移動処理を含む特定処理を各記憶領域毎に設定可能な画像形成装置であって、
    いずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知する検知手段と、
    前記情報の属性情報に前記特定処理の実行に伴う処理の履歴情報を、追加的に設定する設定手段と、
    前記検知手段によりいずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知した場合、投入される情報の属性情報に設定された前記履歴情報の各々を解析することにより、記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ状態の設定がなされていることを判別するループ判別手段と、
    前記ループ判別手段、前記ループ状態の設定がなされていないと判別した場合に、前記特定処理を実行する第1の処理を実行し、前記ループ情報状態の設定がなされていると判別した場合に、前記第1の処理と異なる第2の処理を実行する処理実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の処理は、前記ループ状態の設定がなされていることをユーザに通知する通知処理であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の処理は、前記第1の処理を停止する処理であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の処理は、前記情報が投入される記憶領域に記憶されているいずれかの情報を削除する処理であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記ループ情報は、記憶領域を識別する情報であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 複数の記憶領域のいずれかの記憶領域に投入される情報に対して実行すべき移動処理を含む特定処理を各記憶領域毎に設定可能な画像形成装置における画像処理方法であって、
    いずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知する検知工程と、
    前記情報の属性情報に前記特定処理の実行に伴う処理の履歴情報を、追加的に設定する設定工程と、
    前記検知工程によりいずれかの記憶領域に対する情報の投入を検知した場合、投入される情報の属性情報に設定された前記履歴情報の各々を解析することにより、記憶領域間を移動しながら同一の特定処理を繰り返すループ状態の設定がなされていることを判別するループ判別工程と、
    前記ループ判別工程、前記ループ状態の設定がなされていないと判別した場合に、前記特定処理を実行する第1の処理を実行し、前記ループ情報状態の設定がなされていると判別した場合に、前記第1の処理と異なる第2の処理を実行する処理実行工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記第2の処理は、前記ループ状態の設定がなされていることをユーザに通知する通知処理であることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記第2の処理は、前記第1の処理を停止する処理であることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  9. 前記第2の処理は、前記情報が投入される記憶領域に記憶されているいずれかの情報を削除する処理であることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法
  10. 前記ループ情報は、記憶領域を識別する情報であることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の画像処理方法。
  11. 請求項6から9のいずれかに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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