JP4859881B2 - 広告配信装置、方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、広告配信装置に関する。特に、アバターに関連付けたアイテムによる広告に関する。
従来より、広告は、世間に広く知らせるために、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどのいわゆるマスコミを媒体として利用している。近年、多くの人がコンピュータネットワーク(例えば、インターネット)を使用し、情報の取得や交換などを行うようになるにつれて、コンピュータネットワーク(例えば、インターネット)を媒体として利用する広告が急速に普及している。
インターネットを媒体として利用する広告には、例えば、インターネットのウェブページに表示されるバナー広告、電子メールによって配信される電子メール広告、ユーザが入力したキーワードに対応した広告を表示する検索連動型広告などがある。このような広告の他に、アバターを利用した広告が考えられている。
アバターは、ネットワーク上でユーザ自身を表すシンボルであり、ユーザの「分身」を意味する。具体的には、アバターは、画像データ、動画データ、音声データなどで表現されたいわゆるキャラクタであるが、現実の社会とは別に存在するネットワークコミュニティにおいてユーザ自身を表現し、他のユーザと対話し、共感し、議論し、同好の友人関係を広げる、といった様々な活動において、擬似的な行動主体としてその存在意義を高めている。
このようなアバターを利用し、Webページに表示されたキャラクタ(アバター)に応じた広告情報を提供するシステムとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1では、個別に最適な広告情報の提供をすることを目的として、ユーザごとの趣味嗜好情報を各ユーザのアバターに対する反応や操作によって把握し、把握した趣味嗜好情報に基づいて広告情報を提供している。
特開2006−30482号公報
しかしながら、上述の特許文献1においては、ユーザごとの趣味嗜好情報を、例えば、アバターに関するアイテムから把握し、把握した趣味嗜好情報に基づいて広告情報を提供するだけなので、提供する広告情報は限られている。一方、広告提供者は、アバターがユーザ自身を表現し、他のユーザと対話などの様々な活動において擬似的な行動をすることに着目し、アバターを利用して更に自己の広告を広める方法を求めている。そこで、アバターを利用し、互いに差別化することができるためのアバターの新たな態様が求められている。
本発明は、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる装置を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信装置であって、前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付ける広告用アイテム受付手段と、前記アバターの動きを表す情報を受け付ける動作定義受付手段と、前記広告用アイテム受付手段が受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記動作定義受付手段が受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するアイテム動作対応付手段と、前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記アバターと、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムとを関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するアバター関連付手段と、を含む広告配信装置。
(1)の構成によれば、本願発明に係る広告配信装置は、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付け、アバターの動きを表す情報を受け付け、受け付けた広告用アイテムの情報と、受け付けたアバターの動きを表す情報とを対応付けて記憶する。そして、ユーザから広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けて記憶し、通信ネットワークを介してユーザに配信する。
(1)すなわち、本願発明に係る広告配信装置は、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けてユーザに配信する。そうすると、ユーザが用いるアバターは、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムによって動く。そして、その動きに興味を抱いた他のユーザは、自己のアバターにその動きをさせるために、アバターの動きを表す情報が対応付けられたその広告用アイテムと自己のアバターとを関連付けて本願発明に係る広告配信装置に配信してもらう。このようにして、本願発明に係る広告配信装置によってアバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。したがって、本願発明に係る広告配信装置は、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる。
(2) 前記アバターの動きを表す情報は、前記アバターの骨格であるボーンを表す線のみで前記アバターの動きを表現するモデルによるデータで構成されていることを特徴とする(1)に記載の広告配信装置。
(2)の構成によれば、(1)に記載の広告配信装置において、アバターの動きを表す情報は、アバターのボーンを表す線のみでアバターの動きを表現するデータで構成されているので、本願発明に係る広告配信装置は、複数の広告用アイテムに関連付けられた複数の動きを矛盾なく合成できる。
(3) 前記アバター関連付手段は、受信した前記選択データに応じて、前記広告用アイテムが関連付けられた前記アバターに、更に前記広告用アイテムを関連付けることを特徴とする(1)又は(2)に記載の広告配信装置。
(3)の構成によれば、(1)又は(2)に記載の広告配信装置は、複数の広告用アイテムに関連付けられた複数の動きを矛盾なく合成できるので、選択データに応じて、広告用アイテムが関連付けられたアバターに、更に広告用アイテムを関連付けることができる。
(4) 前記アバターが動き出す条件を受け付け、記憶する動作条件受付手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3に記載の広告配信装置。
(4)の構成によれば、(1)乃至(3)に記載の広告配信装置は、アバターが動き出す条件を受け付け、記憶するので、動き出す条件によって、アバターに関連付けられた広告用アイテムを更に印象付けることができる。
(5) 前記広告アバター記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを配信すると共に、前記アバターが動き出す条件に基づいて前記アバターの動きを制御するアバター制御プログラムを配信する広告用アイテム配信手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の広告配信装置。
(5)の構成によれば、(4)に記載の広告配信装置は、広告用アイテムを配信すると共に、アバター制御プログラムを配信するので、アバターを表示する時に、アバターが動き出す条件に基づいてアバターの動きを制御することができる。
(6) 前記アバター制御プログラムは、前記ユーザの特定の入力を検知して、前記アバターの動きを制御することを特徴とする請求項5に記載の広告配信装置。
(6)の構成によれば、(5)に記載の広告配信装置は、アバター制御プログラムは、ユーザの特定の入力を検知して、アバターの動きを制御するので、ユーザの特定の入力によりアバターが動き出すことでアバターの動きに関連付けられた広告を更に目立たせることができる。
(7) アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信方法であって、前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付けるステップと、前記アバターの動きを表す情報を受け付けるステップと、前記受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するステップと、前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記アバターと、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムとを関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するステップと、を含む広告配信方法。
(7)の構成によれば、本願発明に係る広告配信方法は、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付け、アバターの動きを表す情報を受け付け、受け付けた広告用アイテムの情報と、受け付けたアバターの動きを表す情報とを対応付けて記憶し、ユーザから広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けて記憶し、通信ネットワークを介してユーザに配信する。したがって、本願発明に係る広告配信方法は、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる。すなわち、本願発明に係る広告配信方法は、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けてユーザに配信する。そうすると、ユーザが用いるアバターは、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムによって動く。そして、その動きに興味を抱いた他のユーザは、自己のアバターにその動きをさせるために、アバターの動きを表す情報が対応付けられたその広告用アイテムと自己のアバターとを関連付けて本願発明に係る広告配信方法によって配信してもらう。このようにして、本願発明に係る広告配信方法によってアバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。したがって、本願発明に係る広告配信方法によって、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる。
(8) アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信装置と、端末装置とを備える広告配信システムであって、前記端末装置は、前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を送信する広告用アイテム送信手段と、前記アバターの動きを表す情報を送信する動作情報送信手段と、前記広告用アイテムを選択する選択データを送信する選択データ送信手段と、を含み、前記広告配信装置は、前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付ける広告用アイテム受付手段と、前記アバターの動きを表す情報を受け付ける動作定義受付手段と、前記広告用アイテム受付手段が受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記動作定義受付手段が受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するアイテム動作対応付手段と、前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記アバターと、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムとを関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するアバター関連付手段と、を含む、広告配信システム。
(8)の構成によれば、本願発明に係る広告配信システムは、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信装置と、端末装置とを備え、端末装置は、広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を送信し、アバターの動きを表す情報を送信し、広告用アイテムを選択する選択データを送信する。そして、広告配信装置は、端末装置から広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付け、端末装置からアバターの動きを表す情報を受け付け、受け付けた広告用アイテムの情報と、受け付けたアバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶する。そして、端末装置から広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、アバターと、広告用アイテム記憶手段に記憶した広告用アイテムとを関連付けて広告アバター記憶手段に記憶する。すなわち、本願発明に係る広告配信システムは、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けてユーザに配信する。そうすると、ユーザが用いるアバターは、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムによって動く。そして、その動きに興味を抱いた他のユーザは、自己のアバターにその動きをさせるために、アバターの動きを表す情報が対応付けられたその広告用アイテムと自己のアバターとを関連付けて本願発明に係る広告配信システムに配信してもらう。このようにして、本願発明に係る広告配信システムによってアバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。したがって、本願発明に係る広告配信システムは、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる。
本発明によれば、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる装置を提供することができる。更に、本発明によれば、ロゴが付加されたアイテムをアバターに関連付ける場合に比べ、アバターの動きにより広告の注目度が上がり、広告の効果が高められる装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の機能を示す機能ブロック図である。本発明の実施例1に係る広告配信装置10と、ユーザの端末60a及び広告提供者の端末60cとの動作を示している。
広告配信装置10は、コンピュータネットワーク70を介して複数のユーザの端末と接続可能であり、広告用アイテム受付手段として広告用アイテム受付部11と、動作定義受付手段として動作定義受付部12と、アイテム動作対応付手段としてアイテム動作対応付部13と、アバター関連付手段としてアバター関連付部14と、広告用アイテム記憶手段として広告用アイテムDB31(データベース)と、広告アバター記憶手段として広告アバターDB32(データベース)と、を備えている。端末60a、60cは、それぞれ表示装置61a、61cを備え、広告配信装置10の下で、データの送受信を行う。
広告用アイテム受付部11は、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付ける。広告用アイテムは、ある宣伝をするために、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて広告提供者によって作成される。広告用アイテム受付部11は、作成された広告用アイテムのデータを広告提供者の端末60cからコンピュータネットワーク70を介して受信する。
ここで、アバターは、例えば、ユーザが参加する通信ネットワーク上のイベントに、ユーザの分身として参加し、ユーザの仮の姿として表示される。アバターに関連付けることが可能なアイテムには、例えば、アバターが着る衣服や、アバターが身につける装飾品などがある。広告が関連付けられた広告用アイテムには、アバターが着る衣服や、アバターが身につける装飾品などと共に広告スペースが関連付けられている。例えば、衣服などのアイテムが表示される場合に、衣服などと共に広告が表示されるように関連付けられている。
動作定義受付部12は、アバターの動きを表す情報を受け付ける。アバターの動きを表す情報は、アバターを静止画としてではなく動画として動作させるためのデータである。アバターを構成する部分を定義し、定義した部分の時間ごとの変化を定義することによりアバターの動きを表すデータとすることができる。例えば、アバターの骨格を関節とボーン(骨)により定義し、定義した関節の時間ごとの変化を定義することによりアバターの動きを表すデータとする。動作定義受付部12は、広告用アイテムを作成した広告主から、アバターの動きを表すデータを通信ネットワークを介して受け付ける。
アイテム動作対応付部13は、広告用アイテム受付部11が受け付けた広告用アイテムのデータと、動作定義受付部12が受け付けたアバターの動きを表すデータとを対応付けて広告用アイテムDB31に記憶する。
広告用アイテムDB31は、広告用アイテムのデータに対応付けてアバターの動きを表すデータを記憶している。広告用アイテムのデータは、広告用アイテムを識別する広告用アイテムIDと、アイテムを表すデータ及び広告データからなる広告用アイテムデータとなどから構成される。アバターの動きを表すデータは、アバターの動きを識別するアバター動作IDと、アバターを構成する部分の時間変化を表したアバター動作データなどから構成される。
アバター関連付部14は、ユーザから広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、アバターと、広告用アイテムDB31に記憶した広告用アイテムとを関連付けて広告アバターDB32に記憶する。
広告アバターDB32は、ユーザを識別するユーザIDに対応付けて、アバターを識別するアバターIDと、広告用アイテムIDと、を記憶している。ユーザIDは、ユーザを登録するシステムで作成され、選択データと共に受信される。アバターIDは、アバターを登録するシステムで作成され、選択データと共に受信される。
図2は、本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の動作環境を示す図である。本発明の一実施例である広告配信装置10が、コンピュータネットワーク70(インターネット、LAN、WANなど)を介してユーザの端末60a、60b及び広告提供者の端末60cと互いに接続されている例を示している。
広告配信装置10は、広告提供者が入力した広告用アイテムデータをコンピュータネットワーク70を介して端末60cから受信する。また、広告提供者が入力したアバターの動きを表すデータをコンピュータネットワーク70を介して端末60cから受信する。そして、広告配信装置10は、アバターを使用するユーザが入力した選択データをコンピュータネットワーク70を介してユーザの端末60a、60bから受信し、受信した選択データに応じて、アバターに関連付けられ、アバターの動きを表すデータが対応付けられた広告用アイテムのデータをコンピュータネットワーク70を介してユーザの端末60b、60aへ送信する。
図3は、本発明の一実施形態に係る広告配信装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。広告配信装置10は、CPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU_A1012など複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、コンピュータネットワーク用通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、ハードディスク1070、通信I/F1080並びにキーボード及びマウス1100などの入力手段や表示装置1022を備える。
BIOS1060は、広告配信装置10の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、ハードウェアに依存するプログラムなどを格納する。
ハードディスク1070は、広告配信装置10が機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、更に、広告用アイテムDB31、広告アバターDB32などの各種データベースを構成可能である。
表示装置1022は、データの入力を受け付ける画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)などのディスプレイ装置を含む。
ここで、入力手段は、入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス1100などにより構成する。
また、コンピュータネットワーク用通信I/F1040は、広告配信装置10を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して広告提供者の端末60c、ユーザの端末60a、60bなどと接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1080は、コンピュータネットワーク70を介さないでデータを送受信するためのインターフェース装置である。
図4は、本発明の一実施形態に係るアバターの動きを表す情報を示す図である。
図4(1)は、アバターの動きを表す情報である動作情報テーブルを示す図である。アバターの動作情報を識別する動作IDに対応付けて、時間と、アバターの関節におけるボーン(骨)の配置である関節データとを記憶している。時間は、アバターを表示し始めた時間からの相対時間である。アバターの関節におけるボーン(骨)の配置は、関節を中心とした直交座標のY軸を0度とし、反時計回りの角度で表している。
図4(2)は、アバターの骨格を骨と関節とで表した場合の模式図である。動作情報テーブルを作成する際に、動作情報テーブルが前提とするアバターの骨格を表している。図4(2)のK1からK10は関節の番号を示し、動作情報テーブルのK1〜K10に対応している。なお、図4では、アバターの骨格を10関節として表しているが、アバターの動きを表す関節の数を増やし、アバターが変化する時間の間隔を細かくすれば更に詳細なアバターの動きを表すことができる。また、アバターの関節におけるボーン(骨)の配置の例として平面の角度で表しているが、立体の角度などで表してもよい。より詳細なアバターの動きを表すことができる。このように、アバターの動作と、広告用アイテムの動作とをアバターの骨格を基にした動作で定義しているので、例えば、上着やジーンズなどの部分的なアイテムであっても、上着とジーンズとを組合せて同じアバターに着用させ、動作させることができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るアバターの動きを示す図である。図4の動作情報テーブルに基づいてアバターの動作を具体的に表している。例えば、動作IDがMV001に対応付けられた時間と関節データとに基づいてアバターを表示した場合について、表示されるアバターの動作を具体的に表している。
図5(1)は、動作IDがMV001の時間0.0秒(開始)における関節データに基づいてアバターを表示した場合を示す図である。動作情報テーブルの開始時点(時間0.0秒)では、関節K1は0度、90度、180度及び270度のデータを記憶しているので、それぞれ首、右肩、胴体及び左肩の配置を決めることができる。関節K2は150度及び210度のデータを記憶しているので、それぞれ右腿及び左腿の配置を決めることができる。同様にして、関節K3から関節K10が記憶するデータに基づいて、右脛、右足首、左脛、左足首、右二の腕、右腕、左二の腕及び左腕の配置を決めることができる。
図5(2)から図5(5)は、動作IDがMV001の時間1.0秒後から時間4.0秒後における関節データに基づいてアバターを表示した場合を示す図である。すなわち、図5(2)は1.0秒後に関節K9及び関節K10、図5(3)は2.0秒後に関節K7〜K10、図5(4)は3.0秒後に関節K1〜K10、図5(5)は4.0秒後に関節K2〜関節K8を中心にボーン(骨)が動いていることを示す図である。
図6は、本発明の一実施形態に係る広告用アイテムDB31を示す図である。
広告用アイテムDB31は、広告用アイテムを識別する広告用アイテムIDに対応付けて、広告用アイテムの画像データと、アイテムの分類と、動作情報とを記憶している。広告用アイテムIDは、広告用アイテムのデータを受け付けるごとに、受け付けた広告用アイテムのデータを識別するために作成する。広告用アイテムの画像データは、アイテムの画像データ(例えば、衣服などの画像データ)及び広告の画像データ(例えば、広告「靴のGg」の画像データなど)から構成される。アイテムの分類は、広告用アイテムを分類するためのデータである。広告用アイテムをユーザに選択させる場合などに参照される。動作情報は広告用アイテムをアバターに関連付けた場合にアバターの動作を決定するためのデータで、動作情報テーブルの動作IDを記憶している。広告用アイテムDB31は、広告用アイテムのデータと、アバターの動作情報とを受け付けたときに、対応付けて記憶する。
図7は、本発明の一実施形態に係る広告アバターDB32を示す図である。
広告アバターDB32は、ユーザIDに対応付けて、アバターIDと広告用アイテムIDとを記憶している。ユーザIDは、ユーザの識別子であり、広告用アイテムを選択したユーザのIDを記憶している。アバターIDは、アバターの識別子であり、広告用アイテムを選択するユーザが既に保有しているアバターのIDである。広告用アイテムIDは広告用アイテムの識別子であり、広告用アイテムDB31の広告用アイテムに対応する。広告アバターDB32は、ユーザが広告用アイテムを選択したときに、対応付けて記憶する。
図8は、本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の処理内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、例えば、プログラム開始指令を受け付けて開始し、処理の終了により終了する。
ステップS101において、CPU1010は、広告用アイテムを受信か否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS102に移し、NOの場合は処理をステップS103に移す。
ステップS102において、CPU1010は、受信した広告用アイテムのデータに基づいて広告用アイテムDB31を作成する。より具体的には、CPU1010は、受信した広告用アイテム用の広告用アイテムIDを作成し、受け付けた広告用アイテムの画像と、分類データとを対応付けて記憶することにより広告用アイテムDB31を作成する。その後、CPU1010は、処理を終了する。広告提供者の端末60cは、広告を配信する広告提供者が別途作成した、アイテム及び広告の画像データである広告用アイテムの画像データを受け付けコンピュータネットワーク70を介して広告配信装置10に送信する。広告提供者の端末60cは、広告配信装置10によって作成された広告用アイテムIDを受信し、後述するステップS104において動作定義データを送信するために記憶する。
ステップS103において、CPU1010は、動作定義データを受信したか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS104に移し、NOの場合は処理を終了する。
ステップS104において、CPU1010は、広告用アイテムとアバターの動作とを対応付けて記憶する。より具体的には、CPU1010は、アバターの動きを表すアバターの動作定義データ用の動作IDを作成し、時間と関節データとから構成されるアバターの動作を表すデータを対応付けてアバター動作テーブルに記憶する。そして、広告用アイテムとアバターの動作とを対応付けるために動作IDを、ステップS103で記憶した広告用アイテムIDに基づいて広告用アイテムDB31に記憶する。その後、CPU1010は、処理を終了する。広告提供者の端末60cは、広告を配信する広告提供者が別途作成した、アバターの動きを表すデータを受け付け、広告用アイテムを送信したときに記憶した広告用アイテムIDと共にコンピュータネットワーク70を介して広告配信装置10に送信する。
ステップS105において、CPU1010は、広告用アイテムの選択データを受信したか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS106に移し、NOの場合は処理を終了する。
ステップS106において、CPU1010は、アバターと広告用アイテムとを関連付ける。より具体的には、CPU1010は、受信した広告用アイテムの選択データに基づいて、ユーザが選択した広告用アイテムの広告用アイテムIDと、選択したユーザのユーザID及びアバターIDとを対応付けて広告アバターDB32に記憶する。その後、CPU1010は、処理を終了する。広告用アイテムの選択データは、ユーザからの選択に基づいてユーザの端末60a,60bが送信したデータである。すなわち、広告配信装置10は、ユーザの端末60a,60bからの要求により、広告用アイテムのデータを送信し、広告用アイテムのデータを受信したユーザの端末60a,60bは、受信した広告用アイテムを表示してユーザからの選択を受け付け、受け付けたユーザからの選択に基づいて広告用アイテムの選択データを広告配信装置10にコンピュータネットワーク70を介して送信する。
図9は、本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す図である。図9の例は、広告用アイテムが対応付けられたアバター201を有するユーザA(Aという)が他のユーザB(Bという)と対話を行い、Aの端末60aの表示装置61aに表示されるAのアバター201が動作をしていることを示す例である。Bの端末60bの表示装置61bにも同様に表示される。
対話データ表示欄101には、ユーザが入力した対話データが表示されている。対話データ表示欄101のA側からの吹き出し表示は、Aが入力し、送信した対話データを表わしている。対話データ表示欄101のB側からの吹き出し表示は、相手側のBが入力し、Aが受信した対話データを表している。A側の欄102には、Aのアバター201が表示され、B側の欄103には、Bのアバター202が表示されている。そして、Aのアバター201は、広告用アイテムDB31(図6)において、動作情報(例えば、動作IDがMV001)が対応付けられている広告用アイテム(広告用アイテムIDがC0124で、アイテムがカットソー、広告413が「靴のGg」)に関連付けられている。よって、Aのアバター201は動作IDがMV001の動作をする。図9はAのアバター201がその動作をしていることを示し、一方、Bのアバター202は、広告用アイテムが関連付けられていないので、動作をしていないことを示している。そして、Aのアバター201の動作に興味を抱いたBは、自己のアバター202をAと同じ動きをさせるためにAと同じ広告用アイテムを自己のアバター202に関連付ける。このようにして、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通する。
上述のように、実施例1に係る広告配信装置10は、アイテムに広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付け、アバターの動きを表す情報を受け付け、受け付けた広告用アイテムの情報と、受け付けたアバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテムDB31に記憶する。そして、ユーザの端末60a、60bから広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、アバターと、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムとを関連付けて広告アバターDB32に記憶し、コンピュータネットワーク70を介してユーザの端末60a、60bに配信する。
したがって、ユーザが用いるアバターは、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムによって動く。そして、その動きに興味を抱いた他のユーザは、自己のアバターにその動きをさせるために、アバターの動きを表す情報が対応付けられたその広告用アイテムと自己のアバターとを関連付けて広告配信装置10に配信してもらう。このようにして、広告配信装置10によってアバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。
[実施例2]
図10は、本発明の別の一実施形態に係る広告配信装置10の機能を示す機能ブロック図である。本発明の実施例2に係る広告配信装置10と、ユーザの端末60a及び広告提供者の端末60cとの動作を示している。
広告配信装置10は、実施例1の構成に加え、動作条件受付手段として動作条件受付部21と、広告用アイテム配信手段として広告用アイテム配信部22と、を更に備え、次のような機能を備えている。
動作条件受付部21は、アバターが動き出す条件を受け付ける。受け付けたアバターが動き出す条件は、広告用アイテムIDに対応付けて広告用アイテムDB31に記憶される。広告用アイテムDB31は、例えば、後述する図11の広告用アイテムDB31の動作条件にアバターが動き出す条件を記憶する。アバターが動き出す条件は、例えば、対話中にユーザが入力したキーワードによって動き出す場合や、掲示板にアバターと共に掲載した掲示文に対するアクションによって動き出す場合などがある。アバターが動き出す条件は、広告提供者の端末60c、ユーザの端末60a、60bなどから送信することができる。アバターが動き出す条件があることにより、アバターの動きが印象的になり、アバターの動きが対応付けられた広告用アイテムが流通する契機になる。
アバター関連付部14は、受信した選択データに応じて、広告用アイテムが関連付けられたアバターに、更に広告用アイテムを関連付けて広告アバターDB32(図13)に記憶する。すなわち、ユーザは複数の広告用アイテムを選択することができる。選択された複数の広告用アイテムは、アバターの骨格を介して動作情報テーブル(図4)において動作が定義されているので、選択した広告用アイテムを組合せてアバターを動作させることができる。
広告用アイテム配信部22は、アバターの動作が関連付けられた広告用アイテムを配信すると共に、アバターが動き出す条件に基づいてアバターの動きを制御するアバター制御プログラムを配信する。配信するアバター制御プログラムは、ユーザの特定の入力を検知して、アバターの動きを制御する。
図11は、本発明の別の一実施形態に係る広告用アイテムDB31を示す図である。
広告用アイテムDB31は、図6に加え、動作条件を記憶している。動作条件は、アバターが動き出す条件であり、本実施例では、対話中にユーザが入力したキーワードによって動き出すキーワードを記憶している。ユーザの特定の入力を検知するアバター制御プログラムは、広告用アイテムに対応付けられた動作条件(例えば、キーワードなど)及び動作情報などと共に配信されるので、ユーザがキーボードなどから入力したデータを動作条件と比較し(例えば、キーワードを検知し)、動作情報に基づいてアバターの動きを制御する。
図12は、本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例として広告用アイテムの選択を示す図である。図12の例は、ユーザに広告用アイテムを選択させるために、ユーザAの端末60aの表示装置61aに、ユーザAのアバター201を表示し、広告411、413が関連付けられた広告用アイテム211〜216を表示していることを示している例である。矢印311〜316は、広告用アイテム211〜216の表示が動いていることを示している。
アバター201を有するユーザAは、このような表示を介してアバター201のための広告用アイテムを選択し、ユーザAが選択した広告用アイテムの選択データは広告配信装置10に送信される。ユーザAによって選択された複数の広告用アイテムは、アバターの骨格を介して動作情報テーブル(図4)において動作が定義されているので、組合せてユーザAのアバター201を動作させることができる。
図13は、本発明の別の一実施形態に係る広告アバターDB32を示す図である。
広告アバターDB32は、図7に加え、更に広告用アイテムを記憶する。すなわち、ユーザIDに対応付けて、アバターIDと共に広告用アイテムID1と広告用アイテムID2とを記憶している。本実施例では、広告用アイテムIDを2つ記憶するとしたが、3つ以上の広告用アイテムを記憶することができるとしてもよい。広告用アイテムに伴うアバターの動きを組合せることで、他のユーザに興味を抱かせるアバターの動きを作ることができる。
図14は、本発明の別の一実施形態に係るアバター制御プログラムの処理内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、広告配信装置10によりユーザの端末60aに配信され、ユーザの端末60aにおいて、アバター処理をするプログラムが開始すると共に動作する。
ステップS201において、ユーザの端末60aのCPUは、ユーザの入力を取得する。より具体的には、ユーザの端末60aのCPUは、ユーザがユーザの端末60aのキーボードなどを介して入力するデータを取得する。その後、ユーザの端末60aのCPUは、処理をステップS202に移す。
ステップS202において、ユーザの端末60aのCPUは、特定の入力か否かを判断する。より具体的には、ユーザの端末60aのCPUは、取得したデータにアバターを動かす条件であるキーワードがあるか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS203に移し、NOの場合は処理を終了する。
ステップS203において、ユーザの端末60aのCPUは、アバターを表示動作させるデータに基づいてアバターの表示を制御する。より具体的には、ユーザの端末60aのCPUは、アバターを構成する骨格の配置を定義するデータを、定義された時間ごとに取得し、取得したデータに基づいてアバターを表示することによってアバターの表示を動作させる。その後、処理を終了する。
図15は、本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例としてアバターの動きを示す図である。図15の例は、広告用アイテムが対応付けられたアバターを有するユーザA(Aという)が他のユーザB(Bという)と対話を行い、Aの端末60aの表示装置61aに表示されるAのアバター201がキーワードの入力に対応して動作をしていることを示す例である。Bの端末60bの表示装置61bにも同様に表示される。
対話データ表示欄101には、ユーザが入力した対話データが表示されている。対話データ表示欄101のA側からの吹き出し表示は、Aが入力し、送信した対話データを表わしている。対話データ表示欄101のB側からの吹き出し表示は、相手側のBが入力し、Aが受信した対話データを表している。A側の欄102には、Aのアバターが表示され、B側の欄103には、Bのアバターが表示されている。そして、Aのアバター201は、広告用アイテムDB31(図11)において、動作情報(例えば、動作IDがMV101及びMV203)が対応付けられている広告用アイテム(広告用アイテムIDがC1125及びD6582で、広告413)に関連付けられている。よって、Aのアバター201は、動作条件のキーワード「関係ない」が入力されるまでは動かないが、ユーザが「関係ない」を入力すると、キーワードである「関係ない」に対応して動作IDがMV001とMV203とを組合せた動作をする。図15は、Aのアバター201がその動作をしていることを示し、一方、Bのアバター202は広告用アイテムが関連付けられていないので動作をしていないことを示している。そして、Aのアバター201の動作に興味を抱いたBは、自己のアバター202をAと同じ動きをさせるためにAと同じ広告用アイテムを自己のアバター202に関連付ける。
図16は、本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例としてアバターの別の動きを示す図である。図16の例は、広告用アイテムが対応付けられたアバターを有するユーザA(Aという)と、別の広告用アイテムが対応付けられたアバターを有する他のユーザB(Bという)とが対話を行い、Aの端末60aの表示装置61aに表示されるAのアバター及びBのアバターがキーワードの入力に対応して動作をしていることを示す例である。Bの端末60bの表示装置61bにも同様に表示される。
Aのアバター201は、広告用アイテムDB31(図11)において、動作情報(例えば、動作IDがMV101及びMV201)が対応付けられている広告用アイテム(広告用アイテムIDがC1125及びD6580で、広告413)に関連付けられている。同様に、Bのアバター202は、広告用アイテムDB31(図11)において、動作情報(例えば、動作IDがMV102及びMV202)が対応付けられている広告用アイテム(広告用アイテムIDがD1127及びD6581で、広告411及び広告413)に関連付けられている。よって、Aのアバター201は、動作条件のキーワード「関係ない」又は「ホームラン」が入力されるまでは動かないが、ユーザが「ホームラン」を入力すると、下半身が動作IDがMV201の動作をする。一方、Bのアバター202は、動作条件のキーワード「ホームラン」が入力されるまでは動かないが、ユーザが「ホームラン」を入力すると、上半身は動作IDがMV102の動作と、下半身は動作IDがMV202の動作とを組合せた動作をする。図16は、Aのアバター201及びBのアバター202がその動作をしていることを矢印316、矢印312及び矢印315で示している。このように、アバターの動作に興味を抱いたBは、自己のアバター202を動作させるために広告用アイテムを自己のアバター202に関連付ける。そして、動作条件を他のユーザが用いている広告用アイテムの動作条件と合わせることにより、自己のアバター202を他のユーザのアバターと同じ条件で動作させる。このようにして、アバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。
上述のように、実施例2に係る広告配信装置10は、広告用アイテムのデータと、アバターの動きを表すデータとを受け付け、更にアバターが動き出す条件を受け付け、広告用アイテムに対応付けて広告用アイテムDB31(図11)に記憶する。また、ユーザから広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、広告用アイテムが関連付けられたアバターに、更に広告用アイテムを関連付けて、広告アバターDB32(図12)に記憶する。そして、広告配信装置10は、アバターの動きを表すデータが対応付けられた広告用アイテムをアバター制御プログラムと共にコンピュータネットワーク70を介してユーザの端末60a、60bに配信する。配信されたアバター制御プログラムは、ユーザの特定の入力を検知して、アバターの動きを制御する。
したがって、ユーザが用いるアバターは、アバターの動きを表す情報が対応付けられた複数の広告用アイテムの組合せによって動く。更に、ユーザの特定の入力により動きだす。そして、その動きに興味を抱いた他のユーザは、自己のアバターにその動きをさせるために、アバターの動きを表す情報が対応付けられたその広告用アイテムと自己のアバターとを関連付けて広告配信装置10に配信してもらう。このようにして、広告配信装置10によってアバターの動きを表す情報が対応付けられた広告用アイテムは、アバターの動きに関連付けられて流通し、流通することにより広告としての機能を発揮するに至る。よって、広告を目立たせるためのアバターの動きを表す情報を、広告スペースを含むアイテムに関連付けることにより、広告の効果を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の動作環境を示す図である。 本発明の一実施形態に係る広告配信装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るアバターの動きを表す情報を示す図である。 本発明の一実施形態に係るアバターの動きを示す図である。 本発明の一実施形態に係る広告用アイテムDB31を示す図である。 本発明の一実施形態に係る広告アバターDB32を示す図である。 本発明の一実施形態に係る広告配信装置10の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る広告配信装置10の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の別の一実施形態に係る広告用アイテムDB31を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例として広告用アイテムの選択を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る広告アバターDB32を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係るアバター制御プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例としてアバターの動きを示す図である。 本発明の別の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例としてアバターの別の動きを示す図である。
符号の説明
10 広告配信装置
11 広告用アイテム受付部
12 動作定義受付部
13 アイテム動作対応付部
14 アバター関連付部
21 動作条件受付部
22 広告用アイテム配信部
31 広告用アイテムDB
32 広告アバターDB

Claims (8)

  1. アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信装置であって、
    前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付ける広告用アイテム受付手段と、
    前記アバターの動きを表す情報を受け付ける動作定義受付手段と、
    前記広告用アイテム受付手段が受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記動作定義受付手段が受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するアイテム動作対応付手段と、
    前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを複数組合せて、前記アバターに関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するアバター関連付手段と、
    備えた
    広告配信装置。
  2. 前記アバターの動きを表す情報は、前記アバターの骨格であるボーンを表す線のみで前記アバターの動きを表現するモデルによるデータで構成されている請求項1に記載の広告配信装置。
  3. 前記アバターが動き出す条件を受け付け、記憶する動作条件受付手段を更に備える請求項1又は請求項2に記載の広告配信装置。
  4. 前記広告アバター記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを配信すると共に、前記アバターが動き出す条件に基づいて前記アバターの動きを制御するアバター制御プログラムを配信する広告用アイテム配信手段を更に備える請求項3に記載の広告配信装置。
  5. 前記アバター制御プログラムは、前記ユーザの特定の入力を検知して、前記アバターの動きを制御する請求項4に記載の広告配信装置。
  6. コンピュータが、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信方法であって、
    前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付けるステップと、
    前記アバターの動きを表す情報を受け付けるステップと、
    前記受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するステップと、
    前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを複数組合せて、前記アバターに関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するステップと、
    を含む広告配信方法。
  7. アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信する広告配信装置と、ユーザ端末装置と、広告提供者端末装置とを備える広告配信システムであって、
    前記広告提供者端末装置は、
    前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を送信する広告用アイテム送信手段と、
    前記アバターの動きを表す情報を送信する動作情報送信手段と、
    を備え、
    前記ユーザ端末装置は、前記広告用アイテムを選択する選択データを送信する選択データ送信手段を備え
    前記広告配信装置は、
    前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付ける広告用アイテム受付手段と、
    前記アバターの動きを表す情報を受け付ける動作定義受付手段と、
    前記広告用アイテム受付手段が受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記動作定義受付手段が受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するアイテム動作対応付手段と、
    前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを複数組合せて、前記アバターに関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するアバター関連付手段と、
    備えた
    広告配信システム。
  8. コンピュータに、アバターに関連付けることが可能なアイテムに広告を関連付けて、通信ネットワークを介してユーザに配信させるプログラムであって、
    前記広告が関連付けられた広告用アイテムの情報を受け付けるステップと、
    前記アバターの動きを表す情報を受け付けるステップと、
    前記受け付けた前記広告用アイテムの情報と、前記受け付けた前記アバターの動きを表す情報とを対応付けて広告用アイテム記憶手段に記憶するステップと、
    前記ユーザから前記広告用アイテムを選択する選択データを受信し、受信した選択データに応じて、前記広告用アイテム記憶手段に記憶した前記広告用アイテムを複数組合せて、前記アバターに関連付けて広告アバター記憶手段に記憶するステップと、
    を含むプログラム。
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