JP4859721B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御技術に関し、特に複数の無線装置を接続する制御装置に関する。
第二世代コードレス電話システムのような無線通信システムは、基地局装置と端末装置によって構成される。このような無線通信システムでは、サービスエリアの拡大と、周波数の有効利用が望まれる。そのため、ひとつの基地局装置によるサービスエリアがある程度小さくされ、かつ周波数を繰り返し利用した基地局装置が複数配置される(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−163432号公報
第二世代コードレス電話システムの基地局装置は、端末装置に対してデータを送受信する機能(以下、「送受信機能」という)を有する。さらに、基地局装置は、通信網とも接続しており、端末装置に割り当てるスロットと、通信網でのチャネルとを接続する機能(以下、「呼制御機能」という)も有する。すなわち、基地局装置は、複数のスロットによって構成されるフレームを規定しており、端末装置に所定のスロットを割り当てることによって、端末装置との通信を実現する。また、端末装置と通信網との間においてデータを中継する。なお、呼制御の機能には、秘匿鍵の設定等も含まれる。近年、基地局装置の構成の簡易化等を目的として、このような基地局装置の機能を複数の装置に分離することが提案されている。
すなわち、基地局装置が、無線装置と制御装置に分離される。ここで、基地局装置の送受信機能が無線装置に搭載され、基地局装置の呼制御機能が制御装置に搭載される。なお、無線装置と制御装置は、LANケーブルのような有線ケーブルにて接続されるが、ひとつの制御装置に複数の無線装置を接続することによって、システム全体の構成も簡易化できる。その際、制御装置は、複数の無線装置に対する呼制御を実行する。一方、Ethernet(登録商標)の配線に使用されるケーブルを利用して電力を供給する技術として、PoE(Power over Ethernet)がある。このようなPoEは、前述の無線装置と制御装置に対して適用可能である。つまり、給電ハブの一端が、ケーブルを介して制御装置に接続され、かつ給電ハブの他端が、ケーブルを介して無線装置に接続される。このような構成において、給電ハブは、無線装置に対して電力を供給する。
給電ハブの最大供給電力は、所定の値に規定されている。無線装置の消費電力は、スロットの割当状況によって異なる。通信システムを安全に運用するためには、無線装置の最大消費電力をもとに、給電ハブに接続される無線装置の数が決定されるべきである。しかしながら、そのように決定された場合、無線装置の数が少なくなる傾向にある。無線装置の数よりも多くの接続端子が給電ハブに備えられている場合、接続端子の中には、無線装置に接続されないものもあり、接続端子に無駄が生じる。また、低コストでありながらもサービスエリアを拡大するためには、なるべく多くの無線装置が給電ハブに接続される方が望ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信システムの安全な運用を維持しながらも、給電ハブに多くの無線装置を接続する制御技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制御装置は、無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置を給電ハブ経由で一端に接続し、通信網を他端に接続しつつ、かつ複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続する通信部と、通信部を介して、複数の無線装置におけるチャネルの割当状況をもとにした複数の無線装置での消費電力を取得する手段と、取得した消費電力と、給電ハブから複数の無線装置へ供給可能な電力に応じたしきい値とを比較することによって、複数の無線装置の動作を制御する手段とを含む制御部と、を備える。
「チャネル」とは、一般的に、ふたつの無線装置の間において通信を行うために設定される無線通信路のことを示す。具体的に、FDMA(Frequency Division Multiple Access)の場合は特定の周波数帯域を指し、TDMA(Time Division Multiple Access)の場合は特定のタイムスロットまたはスロットを指し、CDMA(Code Division Multiple Access)の場合は特定の符号系列を指す。ここでは、これらのうちのいずれであってもよいものとする。
この態様によると、消費電力としきい値との比較結果に応じて、複数の無線装置の動作を制御するので、消費電力が供給可能な電力よりも大きくならないように通信システムの安全な運用を維持しながらも、給電ハブに多くの無線装置を接続できる。
制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対する動作を制限してもよい。この場合、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対する動作を制限するので、消費電力を抑制できる。
通信部に給電ハブを介して接続された複数の無線装置のそれぞれは、複数種類の変調方式に対応しており、制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対して、変調多値数の小さい変調方式の使用を指示してもよい。この場合、取得した消費電力が増加すると、変調多値数の小さい変調方式を使用させるので、消費電力を抑制できる。
通信部に給電ハブを介して接続された複数の無線装置のそれぞれは、送信電力制御を実行可能であり、制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対して、送信電力を低下するように指示してもよい。この場合、取得した消費電力が増加すると、送信電力を低下させるので、消費電力を抑制できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、通信システムの安全な運用を維持しながらも、給電ハブに多くの無線装置を接続できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、基地局装置の機能を無線装置と制御装置に分離させた通信システムに関する。前述のごとく、無線装置は、無線ネットワークを介して端末装置と通信する。また、制御装置は、一端において、有線ネットワークを介して無線装置と通信しつつ、他端において、通信網を接続し、無線ネットワークのチャネルと通信網のチャネルとの接続を実行する。さらに、制御装置と複数の無線装置との間には、給電ハブが接続されており、給電ハブは、複数の無線装置に電力を供給する。なお、無線装置の消費電力は、無線装置でのチャネルの割当状況に応じて異なる。
実施例において、給電ハブに接続される無線装置の数は、各無線装置が最大の消費電力を必要とする場合に、給電ハブによって電力を供給できないほどの数であるとする。つまり、多くの無線装置を接続することによって、全体のサービスエリアが拡大される。一方、各無線装置は、定期的にチャネルの割当状況を制御装置に報告する。制御装置は、チャネルの割当状況をもとに、複数の無線装置での消費電力を推定し、推定した消費電力が大きくなると、複数の無線装置での動作を制限する。例えば、無線装置が複数種類の変調方式に対応している場合、制御装置は、変調多値数の少ない変調方式の使用を指示したり、新規の発呼、着呼を受けつけないように指示する。このような制限によって、複数の無線装置での消費電力が抑制され、通信システムの安定性が維持される。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、端末装置10、基地局システム20、ネットワーク14を含む。また、基地局システム20は、無線装置22と総称される第1無線装置22a、第2無線装置22b、第3無線装置22c、第4無線装置22d、単独LANケーブル26と総称される第1単独LANケーブル26a、第2単独LANケーブル26b、第3単独LANケーブル26c、第4単独LANケーブル26d、給電ハブ16、共通LANケーブル28、制御装置24を含む。
無線装置22は、無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置10との通信を実行する。つまり、無線装置22は、端末装置10に対してデータを送受信するための送受信機能を有する。そのため、無線装置22は、増幅機能、周波数変換機能、変復調機能、誤り訂正機能、再送機能等を有する。なお、第二世代コードレス電話システムの場合、チャネルがスロットであってもよい。無線装置22は、複数のチャネルから構成されるフレームを規定している。ここで、フレームの構成は、第二世代コードレス電話システムにおけるフレームの構成と同一であるとする。しかしながら、無線装置22は、呼制御機能を有していない。ここで、呼制御機能は、端末装置10に割り当てたチャネルと、ネットワーク14でのチャネルとを接続することに相当する。なお、図面を明瞭にするために、図1には、4つの無線装置22が示されている。しかしながら、4つ以上の無線装置22が含まれてもよく、例えば、16台の無線装置22が含まれる。
給電ハブ16は、一端に、単独LANケーブル26を介して無線装置22を接続し、他端に、共通LANケーブル28を介して制御装置24を接続する。給電ハブ16は、無線装置22と制御装置24との間においてデータを中継する。また、給電ハブ16は、無線装置22に対して電力を供給する。例えば、給電ハブ16は、IEEE802.3af規格に準拠のPoE給電に対応する。ここで、無線装置22は、複数種類の変調方式に対応しており、無線装置22での消費電力は、無線装置22でのチャネルの割当状況および使用している変調方式に依存して変動する。なお、給電ハブ16によって供給可能な最大電力は、各無線装置22での最大消費電力の和よりも小さいものとする。例えば、給電ハブ16によって給電可能な最大電力は、100Wであるとする。また、各無線装置22での最大消費電力の和については、後述する。
制御装置24は、一端に、共通LANケーブル28を介して給電ハブ16経由で無線装置22と接続し、他端に、ネットワーク14と接続する。このような構成によって、制御装置24は、複数の無線装置22と通信する。また、制御装置24は、呼制御機能によって、無線装置22でのチャネルとネットワーク14でのチャネルとを接続する。また、複数の無線装置22のそれぞれにおける消費電力の合計値が、給電ハブ16が供給可能な電力よりも小さくなるように、複数の無線装置22に対する制御を実行する。制御の内容の詳細は、後述するが、制御を実行するために、制御装置24は、複数の無線装置22からチャネルの割当状況および変調方式についての情報を受けつける。
ネットワーク14は、制御装置24を接続する。また、ネットワーク14は、図示しない交換機を備えており、通信経路を制御する。また、ネットワーク14は、別の通信システム100と接続してもよい。また、ネットワーク14でのチャネルは、Dチャネル、Bチャネルを含む。
図2は、通信システム100による通話開始の手順を示すシーケンス図である。第1無線装置22aは、端末装置10に対して制御信号を送信する(S200)。端末装置10は、制御信号をもとに、第1無線装置22aとのタイミング同期を確立する(S202)。端末装置10は、第1無線装置22aにリンクチャネル確立要求を送信する(S204)。第1無線装置22aは、端末装置10にリンクチャネル割当を送信する(S206)。第1無線装置22aは、制御装置24にTCH起動完了を送信する(S207)。端末装置10は、第1無線装置22aにCC呼設定を送信する(S208)。第1無線装置22aは、制御装置24に呼設定を送信する(S209)。また、制御装置24は、第1無線装置22aに呼設定受付を送信する(S211)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC呼設定受付を送信する(S212)。端末装置10は、第1無線装置22aにRT定義情報要求を送信する(S213)。第1無線装置22aは、端末装置10にRT定義情報応答を送信する(S214)。
端末装置10は、第1無線装置22aにRT機能要求を送信する(S216)。第1無線装置22aは、端末装置10にRT機能要求応答を送信する(S218)。端末装置10は、第1無線装置22aにRT秘匿鍵設定を送信する(S220)。端末装置10は、第1無線装置22aにMM機能要求を送信する(S222)。第1無線装置22aは、端末装置10にMM機能要求応答を送信する(S224)。第1無線装置22aは、制御装置24に認証開始を送信する(S226)。制御装置24は、第1無線装置22aに認証要求を送信する(S228)。第1無線装置22aは、端末装置10に認証要求を送信する(S230)。端末装置10は、第1無線装置22aに認証応答を送信する(S232)。第1無線装置22aは、制御装置24に認証応答を送信する(S234)。
制御装置24は、ネットワーク14に呼設定を送信する(S236)。ネットワーク14は、制御装置24に呼設定受付を送信する(S238)。以上の処理によって、第1無線装置22aでのチャネルとネットワーク14でのチャネルとが、接続される。ネットワーク14は、制御装置24に呼出を送信する(S240)。制御装置24は、第1無線装置22aに呼出を送信する(S242)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC呼出を送信する(S244)。ネットワーク14は、制御装置24に応答を送信する(S246)。制御装置24は、第1無線装置22aに応答を送信する(S248)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC応答を送信する(S250)。制御装置24は、ネットワーク14に応答確認を送信する(S252)。端末装置10とネットワーク14とは、通話を実行する(S254)。
なお、一般的な通信システムでは、図示しない基地局装置が送受信機能と呼制御機能を両方とも有している。そのため、図2のうち、第1無線装置22aと制御装置24との間の処理、例えば、ステップ226等が、基地局装置の内部にてなされる。一方、図1の通信システム100では、無線装置22が送受信機能を有し、制御装置24が呼制御機能を有する。このような構成によって、無線装置22は、基地局装置よりも簡易な構成を有する。また、複数の無線装置22と制御装置24を接続することによって、基地局システム20は、複数の基地局装置よりも容易な構成を有する。
図3は、第1無線装置22aの構成を示す。第1無線装置22aは、RF部30、変調部32、復調部34、処理部36、LAN−IF部38、制御部44を含む。第1無線装置22a以外の無線装置22も、同様の機能を有する。
送受信機能のうちの受信に対する機能として、RF部30は、無線ネットワークを介して、図示しない端末装置10からの信号を受信し、受信した信号に対して周波数変換を実行する。復調部34は、周波数変換された信号を復調する。処理部36は、復調された信号をLAN−IF部38に出力する。一方、送受信機能のうちの送信に対する機能として、処理部36は、LAN−IF部38から信号を受けつける。変調部32は、受けつけた信号を変調する。RF部30は、変調した信号に対して周波数変換を実行する。RF部30は、無線ネットワークを介して、周波数変換された信号を図示しない端末装置10に送信する。
前述のごとく、第1無線装置22aは、複数の端末装置10と通信可能である。複数の端末装置10に対するチャネルの割当は、処理部36によってなされる。ここで、チャネルは、無線ネットワークでのチャネルに相当する。また、変調部32および復調部34は、複数種類の変調方式に対応している。ここで、複数種類の変調方式は、QPSK、16QAM、64QAMであるとする。なお、変調方式の選択は、処理部36によってなされるが、公知の技術を使用すればよいので、ここでは説明を省略する。
また、第1無線装置22aの消費電力は、変調方式、チャネルの割当状況に応じて変動する。例えば、QPSKを使用しながら、ひとつの端末装置10にチャネルを割り当てる場合の消費電力は「0.4W」であるが、変調方式を16QAM、64QAMにすると、消費電力は、「0.6W」、「0.8W」になる。一方、16台の端末装置10にチャネルを割り当てる場合、変調方式がQPSK、16QAM、64QAMであるときの消費電力は、「6.4W」、「9.6W」、「12.8W」になる。図1では、4台の無線装置22が示されているが、16台の無線装置22が給電ハブ16に接続されていると、消費電力は、上記の値の約16倍になる。その結果、給電ハブ16によって供給可能な最大電力「100W」よりも大きくなる場合が発生する。
処理部36は、LAN−IF部38を介して、チャネルの割当状況、つまり何台の端末装置10にチャネルを割り当てているかと、変調方式に関する情報を制御装置24へ定期的に送信する。例えば、処理部36は、これらの情報を100msec間隔で送信する。LAN−IF部38は、第1単独LANケーブル26aを介して、図示しない制御装置24と接続する。制御部44は、装置全体のタイミング等を制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図4は、制御装置24の構成を示す。制御装置24は、LAN−IF部50、処理部52、ネットワークIF部54、記憶部56、制御部60を含む。LAN−IF部50は、共通LANケーブル28を介して、図示しない給電ハブ16経由で、図示しない無線装置22と接続する。ネットワークIF部54は、ネットワーク14と接続する。
処理部52は、図示しない端末装置10に対するチャネルと、図示しないネットワーク14でのチャネルとを接続する。このような接続によって、処理部52は、通信対象の切替の制御を実行する。すなわち、ネットワークIF部54がネットワーク14から信号を受けつけたときに、信号に含まれた宛先にしたがって、処理部52は、所定の無線装置22に信号を出力する。記憶部56は、処理部52でのチャネルの割当の結果を記録する。以上の処理を実行する際に、処理部52は、LAN−IF部50を介して、無線装置22と通信する。
処理部52は、LAN−IF部50を介して、複数の無線装置22のそれぞれから、チャネルの割当状況および変調方式に関する情報を定期的に受けつける。前述のごとく、例えば、情報は、100msec間隔で受けつけられる。処理部52は、受けつけた情報をもとに、複数の無線装置22での消費電力を推定する。例えば、記憶部56には、情報の内容と消費電力とを対応づけたテーブルが予め記憶されており、処理部52は、当該テーブルを参照しながら、受けつけた情報のそれぞれに対応した消費電力を取得する。なお、テーブルは、実験結果やシミュレーション結果をもとに作成されているものとする。また、処理部52は、複数の無線装置22のそれぞれに対応した消費電力を積算することによって、複数の無線装置22における消費電力を導出する。
また、記憶部56には、給電ハブ16から複数の無線装置22へ供給可能な電力に応じたしきい値が記憶されている。前述のごとく、給電ハブ16から複数の無線装置22へ供給可能な電力は、100Wとされるので、これに応じたしきい値1としきい値2とが記憶されている。また、しきい値1は、「80W」に相当し、しきい値2は、「95W」に相当する。処理部52は、導出した消費電力と、記憶部56に記憶したしきい値1および2とを比較することによって、複数の無線装置22の動作を制御する。処理部52は、消費電力がしきい値1よりも大きくなると、複数の無線装置22に対して、変調多値数の小さい変調方式の使用を指示する。
ここで、変調多値数の小さい変調方式は、QPSKに相当する。また、処理部52は、消費電力がしきい値2よりも大きくなると、複数の無線装置22に対して新規の発呼および着呼を受けつけないように指示する。ここで、指示は、LAN−IF部50を介して無線装置22へ出力される。制御部60は、装置全体のタイミング等を制御する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図5は、制御装置24による無線装置22の制御手順を示すフローチャートである。処理部52は、LAN−IF部50を介して、無線装置22でのチャネルの割当状況および変調方式を取得し(S10)、消費電力を推定する(S12)。消費電力がしきい値1よりも大きければ(S14のY)、処理部52は、変調方式をQPSKに制限する(S16)。また、消費電力がしきい値2よりも大きければ(S18のY)、処理部52は、発呼、着呼を制限する(S20)。一方、消費電力がしきい値1よりも大きくなければ(S14のN)、処理部52は、無線装置22に対する制限を行わない(S24)。また、消費電力がしきい値2よりも大きくなければ(S18のN)、処理部52は、発呼、着呼の制限を行わない(S22)。
本発明の実施例によれば、消費電力としきい値との比較結果に応じて、複数の無線装置の動作を制御するので、供給可能な電力よりも消費電力を小さくできる。また、供給可能な電力よりも消費電力が小さくなるので、通信システムの安全な運用を維持できる。また、供給可能な電力よりも消費電力が小さくなるので、給電ハブに多くの無線装置を接続できる。また、給電ハブに多くの無線装置を接続できるので、サービスエリアを拡大できる。また、給電ハブに多くの無線装置を接続できるので、コストの増加を抑制できる。また、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置における発呼、着呼を制限するので、消費電力を抑制できる。また、取得した消費電力が増加すると、変調多値数の小さい変調方式を使用させるので、消費電力を抑制できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、無線装置22は、チャネルの割当状況および変調方式に関する情報を制御装置24へ送信し、制御装置24は、これらの情報から消費電力を導出している。しかしながらこれに限らず例えば、無線装置22は、チャネルの割当状況および変調方式から消費電力を導出し、導出した消費電力を制御装置24へ送信してもよい。その際、制御装置24は、複数の無線装置22のそれぞれからの消費電力を積算することによって、複数の無線装置22における消費電力を導出する。本変形例によれば、制御装置24の処理を簡略化できる。
本発明の実施例において、無線装置22は、チャネルの割当状況および変調方式に関する情報を制御装置24へ送信し、制御装置24は、これらの情報から消費電力を導出している。しかしながらこれに限らず例えば、制御装置24は、処理部52での接続の状況から消費電力を推定してもよい。本変形例によれば、無線装置22と制御装置24との間のトラヒックを低減できる。
本発明の実施例において、処理部52は、複数の無線装置22に対する制御として、変調方式の制限、発呼および着呼の制限を実行している。しかしながらこれに限らず例えば、処理部52は、これらのいずれか一方のみを実行してもよい。また、これら以外の制限を実行してもよい。本変形例によれば、基地局システム20の構成の自由度を向上できる。
本発明の実施例において、制御装置24は、消費電力が増加すると、複数の無線装置22に対して、変調方式の変更を指示している。しかしながらこれに限らず例えば、LAN−IF部50に共通LANケーブル28を介して接続された複数の無線装置22のそれぞれは、送信電力制御を実行可能であり、制御装置24は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置22に対して、送信電力を低下するように指示してもよい。本変形例によれば、取得した消費電力が増加すると、送信電力を低下させるので、消費電力を抑制できる。
本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の通信システムによる通話開始の手順を示すシーケンス図である。 図1の第1無線装置の構成を示す図である。 図1の制御装置の構成を示す図である。 図4の制御装置による無線装置の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置、 14 ネットワーク、 16 給電ハブ、 20 基地局システム、 22 無線装置、 24 制御装置、 26 単独LANケーブル、 28 共通LANケーブル、 30 RF部、 32 変調部、 34 復調部、 36 処理部、 38 LAN−IF部、 44 制御部、 50 LAN−IF部、 52 処理部、 54 ネットワークIF部、 56 記憶部、 60 制御部、 100 通信システム。

Claims (4)

  1. 無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置を給電ハブ経由で一端に接続し、通信網を他端に接続しつつ、かつ複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続する通信部と、
    前記通信部を介して、複数の無線装置におけるチャネルの割当状況をもとにした複数の無線装置での消費電力を取得する手段と、取得した消費電力と、給電ハブから複数の無線装置へ供給可能な電力に応じたしきい値とを比較することによって、複数の無線装置の動作を制御する手段とを含む制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対する動作を制限することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記通信部に給電ハブを介して接続された複数の無線装置のそれぞれは、複数種類の変調方式に対応しており、
    前記制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対して、変調多値数の小さい変調方式の使用を指示することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記通信部に給電ハブを介して接続された複数の無線装置のそれぞれは、送信電力制御を実行可能であり、
    前記制御部は、取得した消費電力が増加すると、複数の無線装置に対して、送信電力を低下するように指示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の制御装置。
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