JP2005303593A - Lanシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】標準規格IEEE802.3afを適用した場合に、給電機器から接続される所定機器への給電をその所定機器の運用状況に応じて開始または停止することができるようにする。
【解決手段】無線基地局(CS)121,122、131,132,141,142は標準規格IEEE802.3afに準拠した給電機能を備えた給電機能付きハブ106からその接続ケーブル(LANケーブル)を利用して電力の供給を受ける。スケジュールメモリ114には、上記の無線基地局(CS)121,122、無線基地局(CS)131,132、無線基地局(CS)141,142毎の運用スケジュールが予め登録されている。給電制御装置113は、その運用スケジュールに基づき給電機能付きハブ106に対して給電の開始または停止を指示するコマンドを送信し、無線基地局(CS)への給電を個別に制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、標準規格IEEE802.3afを適用したLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)システムに関する。
LANシステムは、例えば、特許文献1に開示されているように、事業所内等で音声通話サービスやデータ通信サービスを提供する通信システムとして用いられる。以下、図8を参照してその概要を説明する。
図8において、LANケーブル801には、無線基地局(セル・ステーション、以降「CS」と記す)802や、回線接続装置である(PSTN(プライベート・スイッチ・テレフォン・ネットワーク)アダプタ803、回線コントローラ804などが接続されている。
無線基地局(CS)802には、PHS(パーソナル・ハンディーホン・システム)等の移動無線端末805,806が無線接続される。PSTNアダプタ803には、公衆回線807が接続される。回線コントローラ804は、無線基地局(CS)802やPSTNアダプタ803を制御するソフトウェアを実装するパソコンである。
ここで、図8に示す無線基地局(CS)802は、従来では、ACアダプタが必要であり、設置場所に設けたコンセントまでAC電源コードを配線する必要があったが、近年標準規格IEEE802.3afが制定され、無線基地局(CS)802に対して、当該LANケーブルを利用して電力を供給することができるようになった。
即ち、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムでは、LANケーブルとしてカテゴリ5の撚り対線を用い、そのLANケーブルに接続される無線基地局(CS)などの所定機器に対して標準規格IEEE802.3afに準拠した給電機能を備えた給電機器から同一のLANケーブルを利用して電力を供給するようになっている。
具体的には、LANシステムでは、ハブを利用して複数の機器をLANケーブルに接続するが、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムでは、無線基地局(CS)などの所定機器が接続されるハブに給電機能を付加し、その給電機能付きハブから接続される無線基地局(CS)などの所定機器に対して一律に給電するようになっている。なお、所定機器とは、無線基地局(CS)のようにACアダプタを必要とする機器であり、これには、その他例えば、IP(インターネット・プロトコル)電話機やネットワークカメラ、無線LANアクセスポイントなどを挙げることができる。
これによれば、データと電力を一本のケーブルで送ることが可能となるので、施設工事やACアダプタが不要になり、無線基地局(CS)などの所定機器を所望の任意個所に簡単に配置できるようになる。
特開平10−308966号公報
ところで、図8に示す通信システムの例で言えば、無線基地局(CS)802は、移動無線端末805,806に対して定期的に電波を出している。また、無線基地局(CS)802は、回線コントローラ804と状態確認のための通信を定期的に行っている。つまり、無線基地局(CS)802は、移動無線端末805,806が通話を行っていない待機状態であっても電力を消費しているので、例えば通話が減少する深夜等の時間帯においては省電力を図る方策が必要になる。
この場合、従来の設置方法では、無線基地局(CS)802のACアダプタをコンセントから引き抜くか、無線基地局(CS)802への電源ケーブルに設けたスイッチをオフにすれば、目的を達成することができた。しかし、標準規格IEEE802.3afを適用した場合には、対応する措置は、無線基地局(CS)802をLANケーブルから切り離すか、給電機能付きハブの電源をオフにすることであるので、次のような問題がある。
即ち、無線基地局(CS)802をLANケーブルから切り離す場合には、人為的な工数が生ずるので、無線基地局(CS)の台数が多いシステムでは多大な時間を要してしまう。また、給電機能付きハブの電源をオフにする場合には,接続されている全無線基地局(CS)等の電源がオフになるので、必要な通話や通信もできなくなってしまうことが起こる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、標準規格IEEE802.3afを適用した場合に、給電機器から接続される所定機器への給電をその所定機器の運用状況に応じて開始または停止することができるLANシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のLANシステムは、標準規格IEEE802.3afに準拠した給電機能を備えた給電機器からLANケーブルに接続される所定機器に対して、当該LANケーブルを利用して電力を供給するLANシステムにおいて、前記給電機器から電力の供給を受ける所定機器毎に定めた運用スケジュールに基づき、または、前記給電機器から電力の供給を受ける所定機器が配置される場所への電力供給を制御する配電盤の出力状況に基づき、前記給電機器に対して給電の開始または停止を指示するコマンドを送信する給電制御端末を設け、前記給電機器は、前記コマンドを受けて対応する所定機器への給電を開始または停止する機能を備えることを特徴とする。
この構成によれば、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムにおいて、給電機器は、所定機器毎の運用状況に応じて、または、所定機器が配置される場所への電力供給を制御する配電盤の出力状況に応じて、電力の供給を開始するか停止するかを制御することができるので、省電力を効率よく実施することができる。
本発明によれば、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムにおいて、LANケーブルを抜き差しすることなく、所定機器に対する給電を自動的に制御することができるので、省電力を効率よく実施することができる。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態であるLANシステムの構成を示すブロック図である。図1において、事業所100には、例えば、サーバ室101と警備室102と事務室103と実験室104とが設けられ、各室に設けられる機器はLANケーブル105を介して接続されている。
即ち、警備室102には、例えば無線基地局(CS)121,122が設けられている。事務室103には、例えば無線基地局(CS)131,132が設けられている。実験室104には、例えば無線基地局(CS)141,142が設けられている。これらの無線基地局(CS)は、標準規格IEEE802.3afに準拠した給電機能を備えた給電機能付きハブ106の所定ポートにカテゴリ5の撚り対線からなるLANケーブルを用いて接続され、給電機能付きハブ106は、LANケーブル105に接続されている。
また、サーバ室101には、公衆回線150との局線インタフェースであるPSTNアダプタ111と、上記の無線基地局(CS)121,122、無線基地局(CS)131,132、無線基地局(CS)141,142とPSTNアダプタ111とを制御する回線コントローラ112と、第1の実施形態に係る給電制御端末である給電制御装置113とが設けられている。これらPSTNアダプタ111と回線コントローラ112と給電制御装置113とは、通常のハブ107の所定ポートに接続され、ハブ107は、LANケーブル105に接続されている。
給電制御装置113が備えるスケジュールメモリ114には、上記の無線基地局(CS)121,122、無線基地局(CS)131,132、無線基地局(CS)141,142毎の運用スケジュールが予め登録されている。給電制御装置113は、その運用スケジュールに基づき給電機能付きハブ106に対して給電の開始または停止を指示するコマンドを送信するようになっている。図2を参照して具体的に説明する。
図2は、図1に示す給電制御装置113が備えるスケジュールメモリ114に登録される運用スケジュールの一例を示す図である。図2では、上記の無線基地局(CS)121,122、無線基地局(CS)131,132、無線基地局(CS)141,142毎の1週間における運用スケジュールが示されている。図2において、「ポート番号」は、上記の無線基地局(CS)121,122、無線基地局(CS)131,132、無線基地局(CS)141,142が接続される給電機能付きハブ106の給電対応ポートの番号である。「終日」は、24時間運用することを意味する。「停止」は、24時間運用を停止することを意味する。「8:00〜17:00」や「8:00〜22:00」は、その時間内運用することを意味する。
図2では、警備室102に配置される無線基地局(CS)121,122は、1週間を通して終日稼働する。事務室103では、無線基地局(CS)131は、月曜日から金曜日までは終日稼働するが、土曜日と日曜日は8:00〜17:00の時間内稼働する。それに対し無線基地局(CS)132は、月曜日から金曜日までは8:00〜17:00の時間内稼働するが、土曜日と日曜日は終日停止する。また、実験室104では、無線基地局(CS)141は、月曜日から金曜日までは8:00〜22:00の時間内稼働するが、土曜日と日曜日は終日停止する。それに対し無線基地局(CS)142は、月曜日から金曜日までは8:00〜17:00の時間内稼働するが、土曜日と日曜日は終日停止することが示されている。
例えば、月曜日の事務室103では、無線基地局(CS)131は終日稼働し、無線基地局(CS)132は8:00〜17:00の時間内稼働するようになっているので、無線基地局(CS)132は8:00に給電が開始され、17:00に給電が停止されることが示されている。
即ち、給電制御装置113は、この運用スケジュールを参照し、月曜日において無線基地局(CS)132の稼働開始時間8:00が到来すると、そのポート番号5を添えた給電開始を促す開始コマンドを給電機能付きハブ106に対して送信する。そして、無線基地局(CS)132の稼働終了時間17:00が到来すると、そのポート番号5を添えた給電停止を促す停止コマンドを給電機能付きハブ106に対して送信するようになっている。
次に、図3〜図5を参照して、給電機能付きハブ106の構成と給電の開始動作及び停止動作について説明する。なお、図3は、図1に示す給電機能付きハブ106の1つのポートにおける給電機能部の構成例を示すブロック図である。図4は、標準規格IEEE802.3afが定める電力クラスの一覧を示す図である。図5は、図1に示す給電機能付きハブの給電動作を説明するフローチャートである。なお、各図において、受電機器とは、給電機能付きハブ106から給電される無線基地局(CS)121,122、131,132、141,142を指している。
図3において、給電機能付きハブ106には、コマンド処理部301が設けられるとともに、給電機能部302が給電対応ポート毎に設けられている。コマンド処理部301は、給電制御装置113から送られてくるポート番号付きのコマンドを解読し、該当する給電対応ポートの給電機能部302に対し給電の開始または停止を示す制御信号を出力するようになっている。
給電機能部302には、データ伝送を司る物理レイヤ機能部321に加えて、受電機器検出部322と給電制御部323とが設けられている。また、「−48V」の電源ラインには、供給電圧の制御を行うMOSトランジスタ324が介挿されている。
物理レイヤ機能部321には、カテゴリ5の撚り対線からなるLANケーブル303を介して受電機器304が接続されるが、このLANケーブル303に「−48V」の電源が乗せられる。ピン番号1,2,3,6はデータ伝送に使用するピンであり、ピン番号4,5,7,8は未使用のピンである。図示例では、ピン番号1,2のピンに接続されるLANケーブルで接地(GND)電位を送り、ピン番号3,4のピンに接続されるLANケーブルで「−48V」までの電圧を送る場合が示されている。なお、ピン番号4,5,7,8の未使用ピンを用いる場合もある。
受電機器検出部322は、「−48V」の電源供給路であるLANケーブル303を利用して、接続される受電機器304が標準規格IEEE802.3afに準拠した給電を受け得る機器であるか否かを検出し、その検出結果を給電制御部323に与える。また、標準規格IEEE802.3afに準拠した機器である場合はどの程度の電力を必要とするかの電力クラスを図4に示す一覧から決定し、それを給電制御部323に与えるようになっている。
給電制御部323は、コマンド処理部301からの制御信号を受けて受電機器検出部322とMOSトランジスタ324を制御し、受電機器検出部322から通知された電力クラスに応じて標準規格IEEE802.3afに基づいた給電を実現する。以下、図5を参照して具体的に説明する。
図5において、給電制御部323は、コマンド処理部301から制御信号の入力有無を監視し(ステップST1)、給電開始を指示する制御信号が入力されると(ステップST1:Yes)、10V以下の電圧が受電機器に304に供給されるように、MOSトランジスタ324のゲート電圧を制御するともに、受電機器検出部322を起動する(ステップST2)。これは、接続される受電機器304が標準規格IEEE802.3afに準拠した給電を受け得る機器であるか否か調べるためである。
標準規格IEEE802.3afでは、給電を受け得る機器は、25kΩの認証抵抗器を実装すべきことが規定されているので、受電機器検出部322は、供給電圧と流れる電流とから接続される受電機器304が25kΩの認証抵抗器を実装しているか否かを検出する(ステップST3)。
その結果、接続される受電機器304が25kΩの認証抵抗器を実装していない場合は(ステップST3:No)、受電機器検出部322は、給電拒否を給電制御部323に送信する(ステップST4)。給電制御部323は、通知を受けてMOSトランジスタ324をオフにする制御を行い、接続される受電機器304への給電を拒否し(ステップST5)、処理を終了する。
一方、受電機器検出部322は、接続される受電機器304が25kΩの認証抵抗器を実装している場合は(ステップST3:Yes)、実装抵抗値から図4に示す一覧を参照して電力クラスを決定し、その決定した電力クラスを給電制御部323に送信する(ステップST6)。
図4に示すように、電力クラスは、0〜4の5段階に分類され、それぞれにおいて受電機器が必要とする電力(W)、受電機器が示す抵抗値(Ω)などが規定されている。なお、電力クラス4は、予備になっている。
給電制御部323は、送られてきた電力クラスに応じてMOSトランジスタ324のゲート電圧を制御し、給電を開始する(ステップST6)。そして、その後、コマンド処理部301から停止を示す制御信号の入力有無を監視し(ステップST8)、停止を示す制御信号が入力すると(ステップST8:Yes)、MOSトランジスタ324をオフ制御して給電を停止する(ステップST9)。
このように、第1の実施形態によれば、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムにおいて、LANケーブル105を抜き差しすることなく、点在する受電機器に対する給電をサーバ室から一括して制御することができるので、少ない工数で省電力を実施することができる。
また、運用スケジュールに合わせて自動的に受電機器に対する給電を制御することができるので、利用者の手を煩わすことなく省電力を実施することができる。
《第2の実施形態》
図6は、本発明の第2の実施形態に係るLANシステムが備える給電制御端末としての配電盤に設けた給電制御部の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態では説明を省略したが、図1においてLANケーブル105には、事務室103の照明器具や事務機などへの電力系統を制御する2台の配電盤171,172が接続されている。第2の実施形態では、配電盤171,172が給電機能付きハブ106に対して給電を開始または停止させるコマンドを送信する例が示されている。
図1において、配電盤171は、無線基地局(CS)131が配置される西側エリアの電力系統を制御し、配電盤172は、無線基地局(CS)132が配置される東側エリアの電力系統を制御するようになっている。2台の配電盤171,172には、それぞれ、図6に示す構成の給電制御部が設けられている。
図6に示す給電制御部600は、LANケーブル105が接続されるLANインタフェース部601と、給電を開始または停止する無線基地局(CS)のポート番号が予め登録されるメモリ602と、当該配電盤の出力電圧を検出する電圧検出部603と、これらの各部を制御してコマンドを生成し送信する制御部(CPU)604とを備えている。
次に、図7を参照して、配電盤に設けた給電制御部の動作について説明する。なお、図7は、図6に示す配電盤に設けた給電制御部のコマンド送信動作を説明するフローチャートである。
図7では、停止コマンドを送信する場合の動作が示されている。図7において、配電盤が投入されたオン(ON)状態において、電圧検出部603は、配電盤の出力電圧をチェックし(ステップST11)、配電盤が遮断されたオフ(OFF)状態であるか否かを判定する(ステップST12)。
電圧検出部603は、配電盤が投入されたオン状態である間(ステップST12:No)、例えば30分など所定時間経過後にステップST11に戻り、再び出力電圧をチェックすることを繰り返す。
電圧検出部603は、その結果、配電盤が遮断されたオフ状態であることを検出すると(ステップST12:Yes)、CPU604に対して配電盤がオフ状態であることを送信する(ステップST13)。ここでは、例えば、事務室103の西側エリアでは、最終帰宅者が配電盤171を遮断し、誰も無線基地局(CS)131を使用する者がいなくなったと考えられる場合を想定する。
CPU604は、配電盤171がオフ状態にある旨の通知を受けて、メモリ602に登録された給電を停止する無線基地局(CS)のポート番号を参照する(ステップST14)。例えば、上記の例で言えば、無線基地局(CS)131の接続先である給電機能付きハブ106のポート番号4が参照される。
そして、CPU604は、ポート番号4を添えた停止コマンドをLANインタフェース部600を介して給電機能付きハブ106に送信する(ステップST15)。給電機能付きハブ106では、図5に示した手順(ステップST8,ST9)で該当した無線基地局(CS)への給電を停止することになる。
なお、無線基地局(CS)への給電を開始する場合は、フローチャートの図示は省略するが、配電盤が遮断されたオフ状態からスタートし、配電盤が投入されてオン状態になっていることを検出すると(ステップST11、ステップST12:Yes、ステップST13に相当)、メモリ602に登録された給電を開始する無線基地局(CS)のポート番号を参照し(ステップST13、ステップST14に相当)、そのポート番号付きの開始コマンドを給電機能付きハブ106に送信する(ステップST15に相当)。給電機能付きハブ106では、図5に示した手順(ステップST1〜ST7)で該当した無線基地局(CS)への給電を開始することになる。
このように、第2の実施形態によれば、配電盤の出力状態と連動して自動的に受電機器への給電を制御することができるので、受電機器が使用される状況に応じて、より効率的な省電力を実施することできるようになる。
なお、上述した各実施形態では、所定の機器である受電機器として、無線基地局(CS)を例に挙げたが、その他、例えば、IP電話機やネットワークカメラ、無線アクセスポイントなど、ACアダプタが必要とされた機器も同様に対象となることは言うまでもない。
本発明は、標準規格IEEE802.3afを適用したLANシステムにおいて、LANケーブルを抜き差しすることなく、所定の機器に対する給電を自動的に制御することができるので、省電力を効率よく実施するのに好適である。
本発明の第1の実施形態であるLANシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示す給電制御装置が備えるスケジュールメモリに登録される運用スケジュールの一例を示す説明図である。 図1に示す給電機能付きハブの1つのポートにおける給電機能部の構成例を示すブロック図である。 図3に示す給電機能部が保持する標準規格IEEE802.3afが定める電力クラスの一覧を示す説明図である。 図1に示す給電機能付きハブの給電動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るLANシステムが備える給電制御端末としての配電盤に設けた給電制御部の構成例を示すブロック図である。 図6に示す配電盤に設けた給電制御部のコマンド送信動作を説明するフローチャートである。 LANを用いた通信システムの構成例を示す説明図である。
符号の説明
100:事務所、101:サーバ室、102:警備室、103:事務室、104:実験室、105:LANケーブル、106:給電機能付きハブ、107:ハブ、111:PSTNアダプタ、112:回線コントローラ、113:給電制御装置、114:スケジュールメモリ、121,122,131,132,142,143:無線基地局(CS)、150:公衆回線、171,172:配電盤、301:コマンド処理部、302:給電機能部、303:LANケーブル、304:受電機器、321:物理レイヤ機能部、322:受電機器検出部、323:給電制御部、324:MOSトランジスタ、600:給電制御部、601:LANインタフェース部、602:メモリ、603:電圧検出部、604:制御部(CPU)。

Claims (1)

  1. 標準規格IEEE802.3afに準拠した給電機能を備えた給電機器からLANケーブルに接続される所定機器に対して、当該LANケーブルを利用して電力を供給するLANシステムにおいて、
    前記給電機器から電力の供給を受ける所定機器毎に定めた運用スケジュールに基づき、または、前記給電機器から電力の供給を受ける所定機器が配置される場所への電力供給を制御する配電盤の出力状況に基づき、前記給電機器に対して給電の開始または停止を指示するコマンドを送信する給電制御端末を設け、
    前記給電機器は、前記コマンドを受けて対応する所定機器への給電を開始または停止する機能を備える
    ことを特徴とするLANシステム。
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