JP6155828B2 - ネットワークの給電制御装置、給電制御方法、および給電制御プログラム - Google Patents

ネットワークの給電制御装置、給電制御方法、および給電制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、ネットワーク、特にLAN(Local Area Network)の各ノードへの給電制御のための技術に関する。
周知の通り、PoE(Power over Ethernet(登録商標))は、イーサネット(登録商標)においてLANケーブルを介して電力を供給する技術であり、電力供給の困難な場所に設置された無線アクセスポイント装置等への給電に利用されている。最近、オフィスなどで、PoE給電を利用したLAN環境が急増してきている。従って、PoE給電を利用したネットワーク内の各機器により消費される電力をネットワーク全体として低減することは、今後の省エネ化に大きく貢献すると考えられる。
特許文献1および2は、ネットワークの給電制御に関する技術を開示している。特許文献1の技術は、サーバに格納された給電側装置および受電側装置の稼働スケジュールに従って給電および給電の停止を制御するものである。特許文献2の技術は、給電側装置と受電側装置との間の通信を所定時間行わなかった受電側装置に対して給電を停止し、所定時間経過の後に給電を再開させるものである。
特開2007−281628号公報 特開2009−170983号公報
しかし、特許文献1の技術は、給電および給電の停止を制御するためのスケジュールを作成する必要がありネットワークの導入時に手間がかかる、という問題がある。また、スケジュールに従った給電制御では、作成したスケジュールと異なるスケジュールでネットワーク内の各機器が利用された場合などに無駄のない給電制御を行うことができない、という問題がある。
また、特許文献2の技術は、受電側装置である複数の無線アクセスポイント装置に各々1台でも通信中の無線端末装置が無線接続されている場合、いずれの無線アクセスポイント装置に対しても給電の停止をすることができず、ネットワーク全体としての電力損失を低減することができない、という問題がある。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、PoEを利用したLAN等のネットワークにおいてネットワーク全体としての電力損失を低減する技術的手段を提供することを目的としている。
この発明は、給電手段を有する1または複数の給電装置と前記給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置とをネットワークの配下に従える給電制御装置において、前記複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段と、前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段と、を具備することを特徴とするネットワークの給電制御装置を提供する。
この発明によれば、無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、給電装置から給電先の無線中継装置へ給電を行わせることにより、無線中継装置の利用状況に応じて無線中継装置の起動およびシャットダウンを動的に行うことができ、ネットワーク全体として電力損失を低減することができる。
好ましい態様において、前記制御手段は、給電先である前記無線中継装置の中に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が2以上ある場合に、それらのうち前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に最も近い1の無線中継装置を無線端末装置の無線接続の切り替え先の無線中継装置とし、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない他の前記無線中継装置に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置の無線接続の相手を前記切り替え先の無線中継装置に切り替えるための制御を行う。
この態様によれば、無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線中継装置間で無線端末装置の無線接続先を切り替えることにより、シャットダウンすることができる無線中継装置の数を増やすことができ、ネットワーク全体として電力損失をより低減することができる。
この発明の一実施形態による給電制御装置10を含むLAN1の構成を示す図である。 同LAN1の無線アクセスポイント装置30の構成を示す図である。 同LAN1のスイッチングハブ20の構成を示す図である。 同LAN1の給電制御装置10の構成を示す図である。 同LAN1の給電制御装置10の管理テーブル144bの例を示す図である。 給電制御プログラム144aを実行することにより行われる給電制御動作を説明するためのLAN1の接続例を示す図である。 無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続された時に給電制御装置10の制御部110が実行する給電制御プログラム144aの内容を示すフローチャートである。 給電制御プログラム144aを実行することにより行われる給電制御動作を説明するためのLAN1の接続例を示す図である。 無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40の無線接続が切断された時に給電制御装置10の制御部110が実行する給電制御プログラム144aの内容を示すフローチャートである。 無線端末装置40の無線接続先を切り替える場合に実行される処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<実施形態>
(ネットワークの構成)
図1は、この発明の一実施形態による給電制御装置10を含むLAN1の構成を示す図である。図1に示すLAN1は、給電制御装置10と、スイッチングハブ20−i(iは1以上の数、図1ではi=1のみを表示)と、給電制御装置10とスイッチングハブ20−1を接続するLANケーブル50−i(i=1、2、〜)と、無線アクセスポイント機能を有する無線中継装置(本実施形態では無線アクセスポイント装置30−j(jは1以上の数、図1ではj=1〜3を表示))と、スイッチングハブ20−1と無線アクセスポイント装置30−jを接続するLANケーブル60−j(j=1、2、〜)と、無線アクセスポイント装置30−jと無線接続される無線端末装置40−k(kは1以上の数、図1ではk=1〜5を表示)とから構成されている。なお、スイッチングハブ20−i、無線アクセスポイント30−j、無線端末装置40−k、LANケーブル50−iおよびLANケーブル60−jを各々区別する必要がない場合には、スイッチングハブ20、無線アクセスポイント装置30、無線端末装置40、LANケーブル50、LANケーブル60と各々表記する。なお、本実施形態における無線中継装置は、本実施形態において例に挙げる無線アクセスポイント装置30に限られず、無線アクセスポイント機能を有していれば良く、例えば無線LANルータなどであっても良い。
本実施形態におけるLAN1には、PoE技術が適用されている。LAN1において、スイッチングハブ20は、PoEにおける給電装置(PSE(Power Sourcing Equipment))として機能し、スイッチングハブ20の下流の無線アクセスポイント装置30は、PoEにおける受電装置(PD(Power Device))として機能する。そして、スイッチングハブ20および無線アクセスポイント装置30を配下に従える給電制御装置10は、PoEによる給電の制御を行う主装置として機能する。本実施形態では、外部ネットワーク70とLAN1との間のデータの授受を行うルータが給電制御装置10としての役割を担う。そして、給電制御装置10は、無線アクセスポイント装置30において無線接続することができる無線端末装置40の最大数(以下、最大無線接続可能数という)と、無線アクセスポイント装置30と無線接続している現在の無線端末装置40の数(以下、現在の無線接続数という)とに基づいて、スイッチングハブ20における無線アクセスポイント装置30との間のポートと給電手段との間に介挿されたポートスイッチのオン/オフ(短絡/開放)を切り替えることにより、スイッチングハブ20から無線アクセスポイント装置30への給電を制御する。具体的には、給電制御装置10は、無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線アクセスポイント装置30を決定し、さらに具体的には、給電先の無線アクセスポイント装置30の中に無線接続数が最大無線接続可能数に達しない無線アクセスポイント装置30が少なくとも1台含まれるように給電先の無線アクセスポイント装置30を決定する。そして、この給電先の無線アクセスポイント装置30への給電が行われるように、各ポートスイッチのオン/オフの制御を行う。
(無線端末装置40の構成)
無線端末装置40は、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話などであり、LAN1(より正確には無線アクセスポイント装置30)に無線接続することができる機能を有する装置である。無線端末装置40は、一般的なパーソナルコンピュータ等と同様な構成であるため説明を省略する。
(無線アクセスポイント装置30の構成)
図2は、無線アクセスポイント装置30の構成を示す図である。無線アクセスポイント装置30は、制御部310、通信インターフェース(以下、通信I/Fという)320、通信I/F330、受電部370、ポート350を有している。ポート350には、受電部370および通信I/F320が接続されている。また、ポート350には、スイッチングハブ20に接続されたLANケーブル60が接続されている。
通信I/F330は、無線端末装置40と無線通信するためのアンテナや変復調回路などを含む装置である。通信I/F320は、LANケーブル60を介してポート350に接続されたスイッチングハブ20と制御部310とで行われるMAC(Media Access Control)フレームの授受を中継する回路である。受電部370は、LANケーブル60を介してポート350に接続されたスイッチングハブ20から供給される電力を受電し、当該無線アクセスポイント装置30の各部に受電した電力を供給する装置である。
制御部310は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)であり、無線アクセスポイント装置30内の各部を制御する制御中枢である。また、制御部310は、給電制御装置10から給電制御に関する指示を受けとると、その指示に従った制御を行う。より詳細に説明すると、制御部310は、給電制御装置10からの指示に従い、以下の情報を含むMACフレームをスイッチングハブ20を介して給電制御装置10に向けて送信する制御を行う。
(A)当該無線アクセスポイント装置30における最大無線接続可能数を示す情報。
(B)当該無線アクセスポイント装置30と無線接続されている無線端末装置40のMACアドレス。
(C)当該無線アクセスポイント装置30に無線接続されている無線端末装置40が現在通信中であるか否かを示す情報。
また、制御部310は、給電制御装置10からの指示に従い、現在無線接続している無線端末装置40との間の無線接続を切断する制御を行う。また、制御部310は、給電制御装置10から指示された無線端末装置40のMACアドレスをMACアドレスフィルタリング機能のリストに追加し、あるいは指示されたMACアドレスをMACアドレスフィルタリング機能のリストから削除する制御を行う。本発明におけるMACアドレスフィルタリング機能とは、無線アクセスポイント装置30が無線端末装置40から無線接続を要求された場合にリストに登録されたMACアドレスを有する無線端末装置40との無線接続を受け容れないようにする機能である。
(スイッチングハブ20の構成)
図3は、スイッチングハブ20の構成を示す図である。スイッチングハブ20は、制御部210、通信I/F220、通信I/F230、給電部270、ポート250、ポート260−h(hは1以上の数、図3ではh=1〜3を表示)、ポートスイッチ280−h(h=1、2、〜)を有している。なお、ポート260−hおよびポートスイッチ280−hを各々区別する必要のない場合には、ポート260およびポートスイッチ280と表記する。ポート260には、ポートスイッチ280を介して給電部270および通信I/F230が各々接続されている。また、ポート260には、無線アクセスポイント装置30に接続されたLANケーブル60が接続されている。一方、ポート250には、通信I/F220が接続されており、給電制御装置10に接続されたLANケーブル50が接続されている。
通信I/F230は、LANケーブル60を介してポート260に接続された無線アクセスポイント装置30と制御部210とで行われるMACフレームの授受を中継する回路である。通信I/F220は、LANケーブル50を介してポート250に接続された給電制御装置10と制御部210とで行われるMACフレームの授受を中継する回路である。制御部210は、例えばCPUであり、スイッチングハブ20内の各部を制御する制御中枢である。また、制御部210は、給電制御装置10からの指示に従い、ポートスイッチ280のうち指示されたもののオン/オフを制御する。給電部270は、安定化電源(図示略)から供給された電力をポートスイッチ280、ポート260およびLANケーブル60を介して無線アクセスポイント装置30に供給する装置である。ポート260と給電部270との間にポートスイッチ280が介挿されているため、ポートスイッチ280がオン(短絡)しているポート260に接続されている無線アクセスポイント装置30にのみ給電される。
(給電制御装置10の構成)
図4は、給電制御装置10の構成を示す図である。給電制御装置10は、制御部110、通信I/F120、通信I/F130、記憶部140、ポート150、ポート160−g(gは1以上の数、図4ではg=1〜3を表示)、を有している。なお、ポート160−gを区別する必要のない場合にはポート160と表記する。ポート160には、通信I/F130が接続されている。また、ポート160には、スイッチングハブ20に接続されたLANケーブル50が接続されている。一方、ポート150には、通信I/F120が接続されており、外部ネットワーク70に接続されたケーブルが接続されている。
通信I/F130は、LANケーブル50を介してポート160に接続されたスイッチングハブ20と制御部110とで行われるMACフレームの授受を中継する回路である。通信I/F120は、ケーブルを介してポート150に接続された外部ネットワーク70内の機器と制御部110とで行われるパケットの授受を中継する回路である。記憶部140は、揮発性記憶部142および不揮発性記憶部144を有している。揮発性記憶部142は例えばRAMである。揮発性記憶部142は、制御部110によりワークエリアとして利用される。不揮発性記憶部144は、ハードディスク装置等のデータ書き換えが可能な不揮発性記憶装置である。不揮発性記憶部144には、本実施形態に特有なものとして給電制御プログラム144aおよび管理テーブル144bが格納されている。給電制御プログラム144aは、スイッチングハブ20と無線アクセスポイント装置30との間の給電制御を行うプログラムである。管理テーブル144bは、給電制御に関する情報を管理するテーブルである。制御部110は、例えばCPUであり、当該給電制御装置10の各部を制御するとともに、給電制御プログラム144aを実行することによりスイッチングハブ20および無線アクセスポイント装置30に対して給電に関する制御を行う制御中枢である。より詳細には、制御部110は、給電制御プログラム144aを実行することにより、無線アクセスポイント装置30と無線接続している無線端末装置40の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段および前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段として機能する。
図5は、管理テーブル144bの例を示す図である。図5に示すように、管理テーブル144bでは、給電制御装置10の配下にある各スイッチングハブ20について、当該スイッチングハブ20が有する各ポート260と、それらのポート260に対応するポートスイッチ280のオン/オフ(短絡/開放)の状態と、それらのポート260に接続された無線アクセスポイント装置30を示す情報と、それらの無線アクセスポイント装置30に無線接続された無線端末装置40を示す情報(MACアドレス)とが関連付けられている。また、管理テーブル144bには、各無線アクセスポイント装置30における最大無線接続可能数および現在の無線接続数が記憶されている。なお、最大無線接続可能数は、例えば無線アクセスポイント装置30がスイッチングハブ20に接続されたときなどに、給電制御装置10からの指示により取得される。また、管理テーブル144bには、無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録した無線端末装置40のMACアドレスを示す情報が無線アクセスポイント装置30毎に記憶されている(図5では、この項目をMACアドレスフィルタリング機能と略記している)。
以上が、給電制御装置10を含むLAN1の構成である。
(動作例1)
次に、給電制御プログラム144aを実行することにより行われる給電制御動作について説明する。給電制御プログラム144aは、無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続された時および無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40との間の無線接続が切断された時(すなわち、無線アクセスポイント装置30に無線接続される無線端末装置40の数に変化がある時)に実行される。
まず、図6を参照して、LAN1の無線アクセスポイント装置30−2に無線端末装置40−6が新たに無線接続される場合について説明する。図6に示す例では、スイッチングハブ20−1に接続されている無線アクセスポイント装置30−1〜30−nにおける無線端末装置40の最大無線接続可能数は全て3台である。また、無線アクセスポイント装置30−1には無線端末装置40−1〜40−3が無線接続されており、当該無線アクセスポイント装置30−1は最大無線接続可能数に達している。また、無線アクセスポイント装置30−2には無線端末装置40−4および40−5が接続されており、さらに無線端末装置40−6が無線接続されようとしている。一方、無線アクセスポイント装置30−3〜30−nには無線端末装置40が接続されていない。また、スイッチングハブ20−1のポートスイッチ260−1および260−2はオン(短絡)しており、無線アクセスポイント装置30−1および30−2はスイッチングハブ20−1の給電部270から電力の供給を受けて稼働している。一方、スイッチングハブ20−1のポートスイッチ260−3〜260−nはオフ(開放)しており、無線アクセスポイント装置30−3〜30nはスイッチングハブ20−1の給電部270から電力の供給がされておらずシャットダウンしている。
図7は、給電制御プログラム144aの全処理内容のうち無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続された時に給電制御装置10の制御部110によって実行される処理内容を示すフローチャートである。新たに無線端末装置40−6が無線アクセスポイント装置30−2に無線接続されると、無線アクセスポイント装置30−2は、無線接続された無線端末装置40−6のMACアドレスをペイロード部に含み、送信先アドレスを給電制御装置10とするMACフレームをポート350から送信する。このMACフレームは、スイッチングハブ20−1を介して給電制御装置10に引き渡される。これにより給電制御装置10の制御部110は、給電制御プログラム144aの実行を開始し、無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続されたことを検知する(ステップSA110)。そして、制御部110は、管理テーブル144bにおいて無線アクセスポイント装置30−2の現在の無線接続数を1だけ増加させ(ステップSA120)、新たに無線接続された無線端末装置40−6のMACアドレスを無線アクセスポイント装置30−2に関連付けて管理テーブル144bに追加する(ステップSA130)。
次に、制御部110は、無線アクセスポイント装置30におけるMACアドレスフィルタリング機能のリストから無線端末装置40のMACアドレスの削除が必要か否かの判定を行う(ステップSA140)。より詳細には、新たに無線接続された無線端末装置40のMACアドレスが、管理テーブル144bに記録されている無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録した無線端末装置40のMACアドレスと一致するか否かを判定する。一致した場合は判定結果をYESとし、その他の場合は判定結果をNOとする。この判定結果が「YES」の場合、そのリストから当該MACアドレスを削除(ステップSA150)してから次のステップSA160に進み、判定結果が「NO」の場合、そのまま次のステップSA160に進む。これは、無線端末装置40が無線接続する無線アクセスポイント装置30が切り替えられた場合に必要となる処理である。無線アクセスポイント装置30の切り替えについては後に詳述する。
次に、給電制御装置10の制御部110は、管理テーブル144bを参照し、稼働しているすべての無線アクセスポイント装置30において現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達したか否かの判定を行う(ステップSA160)。この判定結果が「YES」の場合、制御部110は、予め設定されている優先順位に従って無線アクセスポイント装置30を新規に起動させる(ステップSA170)。図6の例では、無線アクセスポイント装置30−2に無線端末装置40−6が無線接続されたことにより、無線アクセスポイント装置30−2における現在の無線接続数が3となって無線アクセスポイント装置30−2における最大無線接続可能数に達し、稼働している無線アクセスポイント装置30−1および30−2がすべて最大無線接続可能数に達した。稼働している無線アクセスポイント装置30−1および30−2にさらに新たな無線端末装置40を無線接続することができない状態となったため、制御部110は、予め設定されている優先順位に従ってシャットダウンしている無線アクセスポイント装置30−3が接続されているポートスイッチ280−3をオン(短絡)させ、当該無線アクセスポイント装置30−3を起動させる。これにより、無線アクセスポイント装置30−3にさらに新たな無線端末装置40を無線接続することができるようになる。なお、無線アクセスポイント装置30に1台も無線端末装置40が無線接続されていない状態のときには、稼働優先順位が最も高い無線アクセスポイント装置30−1が稼働している。
このように、無線アクセスポイント装置30に新たに無線端末装置40が無線接続された場合、制御部110は、給電先となっている(稼働している)無線アクセスポイント装置30のすべてにおいて無線接続数が最大無線接続可能数に達した場合、給電先となっていない(稼働していない)無線アクセスポイント装置30を給電先とする(稼働させる)制御を行う。
以上が、無線アクセスポイント装置30に新たに無線端末装置40が無線接続された場合の給電制御動作である。
(動作例2)
次に、図8を参照して、無線アクセスポイント装置30−2と無線端末装置40−6との間の無線接続が切断された場合の給電制御動作について説明する。図8に示す例では、以下の点において図6と異なる。図8では、無線アクセスポイント装置30−2には、無線端末装置40−4〜40−6が無線接続されており、当該無線アクセスポイント装置30−2は最大無線接続可能数に達している。この状態から、無線アクセスポイント装置30−2と無線端末装置40−6との間の無線接続が切断されるとする。また、スイッチングハブ20−1のポートスイッチ280−1および280−2に加えポートスイッチ280−3がオン(短絡)しており、無線アクセスポイント装置30−1および30−2に加え無線アクセスポイント装置30−3が稼働している。
図9は、給電制御プログラム144aの全処理のうち無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40の無線接続が切断された時に給電制御装置10の制御部110によって実行される処理内容を示すフローチャートである。無線アクセスポイント装置30−2と無線端末装置40−6との間の無線接続が切断されると、無線アクセスポイント装置30−2は、無線端末装置40−6が切断された旨を示す情報をペイロード部に含み、送信先アドレスを給電制御装置10とするMACフレームをポート350から送信する。このMACフレームは、スイッチングハブ20−1を介して給電制御装置10に引き渡される。これにより給電制御装置10の制御部110は、給電制御プログラム144aの実行を開始し、無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40の無線接続が切断されたことを検知する(ステップSB110)。そして、制御部110は、管理テーブル144bにおいて無線アクセスポイント装置30−2の現在の無線接続数数を1だけ減少させ(ステップSB120)、無線接続が切断された無線端末装置40−6のMACアドレスを管理テーブル144bから削除する(ステップSB130)。
次に、給電制御装置10の制御部110は、管理テーブル144bを参照し、シャットダウンして良い無線アクセスポイント装置30があるか否かの判定を行う(ステップSB140)。具体的には、現在の無線接続数がゼロである稼働中の無線アクセスポイント装置30があり、かつ、この無線アクセスポイント装置30以外に現在の無線接続数が最大接続可能数に達していない稼働中の無線アクセスポイント装置30があるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、制御部110は、現在の無線接続数がゼロである稼働中の無線アクセスポイント装置30をシャットダウン(ステップSB150)させて終了し(ステップSB180)、判定結果が「NO」の場合、ステップSB160に進む。より詳細に説明すると、例えば図8において、無線アクセスポイント装置30−2と無線端末装置40−6との間の無線接続が切断された時点において、無線端末装置40が1台も接続されていない稼働中の無線アクセスポイント装置30−3があり、かつ、この無線アクセスポイント装置30−3以外に稼働中の無線アクセスポイント装置30−1および30−2があり、それらのうち無線アクセスポイント装置30−2の現在の無線接続数が2となって最大無線接続可能数に達しなくなった。この場合、その後、新規な無線端末装置40がLAN1への無線接続を行おうとする場合に、無線アクセスポイント装置30−2を利用すれば良く、無線アクセスポイント装置30−3は不要である。そこで、制御部110は、無線アクセスポイント装置30−3に接続されるポートスイッチ280−3をオフ(開放)させて無線端末装置40が接続されていない無線アクセスポイント装置30−3をシャットダウンさせる。これにより、無駄に稼働している無線アクセスポイント装置30−3による電力損失を低減することができる。なお、すべての無線アクセスポイント装置30において現在の無線接続数がゼロとなった場合は、稼働優先順位の最も高い無線アクセスポイント装置30−1のみを稼働させ、他の無線アクセスポイント装置30をシャットダウンする。
ステップSB140の判定結果が「NO」の場合、給電制御装置10の制御部110は、無線端末装置40の無線接続先を切り替えるか否かを判定する(ステップSB160)。ステップSB160の判定結果が「YES」の場合、無線端末装置40を切り替える処理(ステップSB170)を行った後に終了し(ステップSB180)、ステップSB160の判定結果が「NO」の場合、そのまま終了する(ステップSB180)。無線端末装置40の無線接続先の切り替えについては後に詳述する。
このように、無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40との間の無線接続が切断された場合、制御部110は、給電先である(稼働している)無線アクセスポイント装置30の中に無線接続数がゼロである無線アクセスポイント装置30があり、かつ、当該無線アクセスポイント装置30の他に、無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線アクセスポイント装置30が1以上ある場合、当該無線アクセスポイント装置を給電先から除外する制御を行う。
以上が、無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40との間の無線接続が切断されたときの給電制御動作である。
(動作例3)
図10は、無線端末装置40の無線接続先を切り替える場合に実行される処理を示すフローチャートである。図10に示す一連の処理は、図9に示すフローチャートにおけるステップSB160〜SB170の詳細を示したものである。
図10に示すように、給電制御装置10の制御部110は、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない稼働中の無線アクセスポイント装置30が2以上あるか否かを判定する(ステップSC110)。判定結果が「YES」の場合、無線端末装置40の無線接続の切り替え先の無線アクセスポイント装置30を決定するステップSC120へ進む。判定結果が「NO」の場合、無線端末装置40の無線接続先の切り替えは行わずに終了する(ステップSC190)。
切り替え先の無線アクセスポイント装置30を決定する処理(ステップSC120)では、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線アクセスポイント装置30の中から現在の無線接続数が最大無線接続可能数に最も近い無線アクセスポイント装置30を切り替え先の無線アクセスポイント装置30として決定する。このとき、最大無線接続可能数に最も近い無線アクセスポイント装置30として複数の無線アクセスポイント装置30が該当した場合、その該当した無線アクセスポイント装置30の中で稼働優先順位の最も高い無線アクセスポイント装置30から順に切り替え先の無線アクセスポイント装置30として決定する。
次に、無線接続先を切り替えることができる無線端末装置40があるか否かを判定する(ステップSC130)。より詳細に説明すると、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない稼働中の2以上の無線アクセスポイント装置30のうちステップSC120で決定した切り替え先の無線アクセスポイント装置30でない無線アクセスポイント装置30に無線接続された無線端末装置40があるか否かを判定し、該当する無線端末装置40があれば、その無線端末装置40を無線接続先の切り替えを行う無線端末装置40の候補にする(以上、ステップSC130)。この候補が1台のみの場合は、その1台を無線接続先の切り替えを行う無線端末装置40とする。また、候補が2台以上ある場合は、それらのうち通信のセッションがなくなってからの経過時間の最も長いものを無線接続先の切り替えを行う無線端末装置40とする(以上、ステップSC140)。また、ステップSC130の条件に該当する無線端末装置40が1つもない場合、別の切り替え先の無線アクセスポイント装置30があるか否かを判定する処理(ステップSC150)に進む。そして、ステップSC150の判定結果が「YES」の場合、稼働優先順位が次に高い無線アクセスポイント装置30を切り替え先の無線アクセスポイント装置30として決定し(ステップSC120)、無線接続先を切り替えることができる無線端末装置40があるか否かを再度判定する(ステップSC130)。一方、ステップSC150の判定結果が「NO」の場合、終了する(ステップSC190)。
無線接続先を切り替える無線端末装置40が決定すると(ステップSC140)、当該無線端末装置40が現在通信中であるか否かを判定する(ステップSC160)。より詳細には、まず、給電制御装置10の制御部110は、切り替え先以外の無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに当該無線端末装置40のMACアドレスを登録させる。次に、給電制御装置10の制御部110は、当該無線端末装置40と現在無線接続されている無線アクセスポイント装置30に対して当該無線端末装置40との間の無線接続を切断するよう要求する内容のMACフレームを送信する。この要求を受けた無線アクセスポイント装置30は、ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)テーブルに当該無線端末装置40のMACアドレスが記録されているか否かの確認を行う。当該無線端末装置40と現在無線接続されている無線アクセスポイント装置30のARPテーブルに当該無線端末装置40のMACアドレスが記録されていない場合、当該無線端末装置40は現在通信中ではない。このため、当該無線端末装置40と現在無線接続されている無線アクセスポイント装置30は、当該無線端末装置40との間の無線接続を切断し(ステップSC170)、給電制御装置10に対して当該無線端末装置40との間の無線接続を切断した旨を示すMACフレームを送信する。給電制御装置10の制御部110は、この無線接続を切断した旨のMACフレームを受信すると、切り替え先以外の無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録した当該無線端末装置40のMACアドレスを切り替え先以外の無線アクセスポイント装置30に関連付けて管理テーブル144bに記録する。そして、無線端末装置40の無線接続先の切り替えのための無線端末装置40の切断が終了する(ステップSC190)。
一方、無線接続先を切り替える無線端末装置40と現在無線接続されている無線アクセスポイント装置30のARPテーブルに無線接続先を切り替える無線端末装置40のMACアドレスが記録されている場合、当該無線端末装置40は現在通信中である。このため、当該無線端末装置40と現在無線接続されている無線アクセスポイント装置30は、給電制御装置10に対して、当該無線端末装置40が現在通信中である旨を示すMACフレームを送信する。給電制御装置10の制御部110は、当該無線端末装置40が現在通信中である旨を示すMACフレームを受信すると、切り替え先以外の無線アクセスポイント装置30に対してそのMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録させた当該無線端末装置40のMACアドレスを削除させる。そして、無線接続を切り替えることができる別の無線端末装置40があるか否かの判定を行う(ステップSC180)。この判定の結果が「YES」の場合、ステップSC140に戻り、セッションがなくなってから次に長い時間経過している無線端末装置40を無線接続先を切り替える無線端末装置40として決定する。判定結果が「NO」の場合、切り替えを行わずに終了する(ステップSC190)。
無線接続先の切り替えのために無線接続の切断が行われた無線端末装置40は、切断された無線アクセスポイント装置30以外の無線アクセスポイント装置30と無線接続をするためにアソシエーションを開始する。このとき、切り替え先に決定された無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに当該無線端末装置40のMACアドレスが登録されておらず、切り替え先に決定された無線アクセスポイント装置30以外の無線アクセスポイント装置30(切り替え元の無線アクセスポイント装置30を含む)にはMACアドレスフィルタリング機能のリストに当該無線端末装置40のMACアドレスが登録されているため、切り替え先に決定された無線アクセスポイント装置30とのみアソシエーションが成功する。すなわち、本発明においてMACアドレスフィルタリング機能をそのリストに登録されたMACアドレスを有する無線端末装置40との無線接続を受け容れないように機能させたのは、切り替え元の無線アクセスポイント装置30に再度無線接続させないようにするためでもある。そして、当該無線端末装置40は、切り替え先に決定された無線アクセスポイント装置30と無線接続される。この無線接続がなされたときにおいても、図7に示す一連の処理が行われる。そして、ステップSA110〜ステップSA130により無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40とが無線接続されたことを認識した給電制御装置10の制御部110は、無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストから無線端末装置40のMACアドレスの削除が必要か否かを判定する(ステップSA140)。無線接続先の切り替えに伴う無線接続の場合、管理テーブル144bにおける無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録した無線端末装置40のMACアドレスを記録する項目には、当該無線端末装置40のMACアドレスが記録されている。このため、ステップSA140の判定結果は「YES」となる。従って、制御部110は、切り替え先以外の無線アクセスポイント装置30に対してそのMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録させた当該無線端末装置40のMACアドレスを削除させる(ステップSA150)。それとともに、制御部110は、管理テーブル144bにおける無線アクセスポイント装置30のMACアドレスフィルタリング機能のリストに登録した無線端末装置40のMACアドレスを記録する項目に記録されている当該無線端末装置40のMACアドレスを削除する。
このように、無線端末装置40の無線接続先の切り替えが行われた場合、制御部110は、給電先である無線アクセスポイント装置30の中に、無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線アクセスポイント装置30が2以上ある場合に、それらのうち無線接続数が最大無線接続可能数に最も近い1の無線アクセスポイント30を無線端末装置40の無線接続の切り替え先の無線アクセスポイント装置30とし、無線接続数が最大無線接続可能数に達していない他の無線アクセスポイント装置30に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置の無線接続の相手を切り替え先の無線アクセスポイント装置に切り替えるための制御を行う。
(効果)
このように、本実施形態による給電制御装置10を含むLAN1において、給電制御装置10は、無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続された時および無線アクセスポイント装置30と無線端末装置40との間の無線接続が切断された時(すなわち、無線アクセスポイント装置30に無線接続される無線端末装置40の数に変化がある時)に、給電先となっている無線アクセスポイント装置30のすべてにおいて現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達した場合、給電先となっていない無線アクセスポイント装置30を起動させる一方、給電先である無線アクセスポイント装置30の中に現在の無線接続数がゼロである無線アクセスポイント装置30があり、かつ、当該無線アクセスポイント装置30の他に、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線アクセスポイント装置30が1以上ある場合、当該無線アクセスポイント装置30をシャットダウンさせる。すなわち、給電制御装置10は、給電先の無線アクセスポイント装置30の中に現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達しない無線アクセスポイント装置30が少なくとも1台含まれるように給電先の無線アクセスポイント装置30を決定し、スイッチングハブ20から給電先の無線アクセスポイント装置30の各々へ給電を行わせる。このようにして、無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線アクセスポイント装置30を決定し、スイッチングハブ20から給電先の無線アクセスポイント装置30へ給電を行わせることにより、無線アクセスポイント装置30の利用状況に応じて無線アクセスポイント装置30の起動およびシャットダウンを動的に行うことができ、ネットワーク全体として電力損失を低減することができる。また、給電先の無線アクセスポイント装置30の中に現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達しない無線アクセスポイント装置30が少なくとも1台含まれるように給電先の無線アクセスポイント装置30を決定することで、新たな無線端末装置20の無線接続を可能としつつ、ネットワーク全体として電力損失を低減することができる。
また、本実施形態による給電制御装置10は、給電先である無線アクセスポイント装置30の中に、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない無線アクセスポイント装置30が2以上ある場合に、それらのうち現在の無線接続数が最大無線接続可能数に最も近い1の無線アクセスポイント装置30を無線端末装置40の無線接続の切り替え先の無線アクセスポイント装置30とし、現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達していない他の無線アクセスポイント装置30に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置40の無線接続の相手を切り替え先の無線アクセスポイント装置30に切り替える制御を行う。これにより、無線アクセスポイント装置30の現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達するように無線端末装置40を集約させることができる。従って、稼働している無線アクセスポイント装置30の数を最小にすることができ(換言すると、シャットダウンすることができる無線アクセスポイント装置30の数を増やすことができ)、ネットワーク全体として電力損失をより低減することができる。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)上記実施形態では、全ての無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40が無線接続されていない場合、稼働優先順位の最も高い無線アクセスポイント装置30を常時稼働していた。しかし、さらに無線アクセスポイント装置30により消費される電力を抑えるために、稼働優先順位が最も高い無線アクセスポイント装置30の稼働態様を次のようにしても良い。この変形例の第1の態様として、全ての無線アクセスポイント装置30において現在の無線接続数がゼロとなった時、給電制御装置10は、ポートスイッチ280をオフ(開放)させて、全ての無線アクセスポイント装置30をシャットダウンさせる。そして、給電制御装置10は、ユーザからの起動開始要求を示す情報を検知した際に、稼働優先順位の最も高い1台目の無線端末装置40を起動させる。このとき、例えば、給電制御装置10が外部ネットワーク70等から無線アクセスポイント装置30を利用する端末からのパケットを受信したことを契機として起動開始しても良いし、telnetおよびsshから給電制御装置10にログイン後、特定のコマンドが実行されたことを契機として起動開始しても良い。第2の態様として、給電制御装置10に無線アクセスポイント装置30の稼働履歴を記録する機能を持たせて、給電制御装置10がその稼働履歴を元に、1台目の無線アクセスポイント装置30が普段稼働される時間帯に自動で起動させるようにしても良い。また、これら第1の態様と第2の態様を併用しても良い。
(2)上記実施形態では、稼働優先順位の最も高い1台目の無線アクセスポイント装置30における現在の無線接続数が最大無線接続可能数に達している場合、稼働優先順位が次に高い2台目の無線アクセスポイント装置30を稼働させていた。しかし、さらに無線アクセスポイント装置30により消費される電力を抑えるために、稼働優先順位が2番目以降の無線アクセスポイント装置30の稼働態様を次のようにしても良い。この変形例の第1の態様として、無線アクセスポイント装置30に無線端末装置40とのアソシエーションが失敗した際に給電制御装置10に対してアソシエーションが失敗した旨を示すMACフレームを送信する機能を持たせて、稼働している無線アクセスポイント装置30における現在の無線接続数がすべて最大無線接続可能数に達しても稼働優先順位が次に高い無線アクセスポイント装置30を起動させないようにし、給電制御装置10の制御部110がアソシエーションが失敗した旨を示すMACフレームを受信した際に、給電制御装置10は、稼働優先順位が次に高い無線アクセスポイント装置30を起動させるようにしても良い。また、この変形例の第2の態様として、給電制御装置10に無線アクセスポイント装置30の稼働履歴を記録する機能を持たせて、給電制御装置10がその稼働履歴を元に、2台目以降の無線アクセスポイント装置30が普段稼働される時間帯に順次自動で起動させるようにしても良い。また、これら第1の態様と第2の態様を併用しても良い。
(3)上記実施形態では、無線アクセスポイント装置30における現在の無線接続数と最大無線接続可能数によりシャットダウンしても良い無線アクセスポイント装置30があるか否かを決定していた。しかし、スイッチングハブ20のMACアドレスエージング機能を利用して無線アクセスポイント装置30をシャットダウンさせても良い。より詳細に説明すると、MACアドレスエージング機能を有するスイッチングハブ20は、各ポートに接続された無線アクセスポイント装置30のMACアドレスを自動学習してエージングテーブルに記録する一方、一定時間が経過しても当該スイッチングハブ20にアクセスがない無線アクセスポイント装置30のMACアドレスをエージングテーブルから削除する。そこで、給電制御装置10は、スイッチングハブ20のMACアドレスエージング機能によりエージングテーブルから無線アクセスポイント装置30のMACアドレスが削除されたことを検知したときに当該無線アクセスポイント装置30をシャットダウンさせる。すなわち、エージングテーブルからMACアドレスが削除された無線アクセスポイント装置30には、無線端末装置40が無線接続されていないと判断するのである。
(4)また、無線アクセスポイント装置30のMACアドレスエージング機能を利用して無線端末装置40の無線接続先を切り替えても良い。無線アクセスポイント装置30のMACアドレスエージング機能は、上述したスイッチングハブ20のMACアドレスエージング機能と同様な機能である。無線アクセスポイント装置30のエージングテーブルからMACアドレスが削除された無線端末装置40は、通信のセッションがなくなってから所定時間経過している。そこで、給電制御装置10は、無線アクセスポイント装置30のエージングテーブルから無線端末装置40のMACアドレスが削除されたことを検知したときに当該無線端末装置40を無線接続先を切り替える無線端末装置40として決定し、当該無線端末装置40の無線接続先を切り替える制御を行う。
(5)給電制御装置10に無線アクセスポイント装置30の稼働履歴および無線端末装置40の通信履歴を記録する機能を持たせて、稼働中の無線アクセスポイント装置30の数が普段変動しない時間帯には、無線アクセスポイント装置30毎の無線接続中の無線端末装置40の数が均等になるように切り替え先の無線アクセスポイント装置30を決定しても良い。また、普段長時間に亙り無線アクセスポイント装置30に無線接続する無線端末装置40を同一の無線アクセスポイント装置30に無線接続するように切り替え先の無線アクセスポイント装置30を決定しても良い。
(6)DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバに対してリース期間の延長パケット(dhcp request)を送信した無線端末装置40を無線接続先を切り替える無線端末装置40として決定しても良い。また、各無線端末装置40の通信のセッションの履歴にセッションの種類を含めて記録するようにし、セッションがある無線端末装置40であっても、無線接続先の無線アクセスポイント装置30を切り替えても通信に影響を及ぼさないセッションの種類により通信している無線端末装置40であれば切り替える無線端末装置40として決定しても良い。
(7)給電制御装置10は、無線接続の切り替え先の無線アクセスポイント装置30以外の無線アクセスポイント装置30からのビーコンの送信を停止させることにより、切り替える無線端末装置40と切り替え先の無線アクセスポイント装置30との間の無線接続を行うようにしても良い。
(8)上記実施形態では、スイッチングハブ20の給電先である無線アクセスポイント装置30に無線接続される無線端末装置40の無線接続数に基づいて給電制御を行っていた。しかし、ネットワークにおける給電先の装置への接続は無線に限られない。例えば、赤外線通信を行うことができる機能を有する装置を給電先の装置とし、その給電先の装置と赤外線通信により接続される端末装置の接続数に基づいて給電制御を行っても良いし、通信ケーブルを接続するポートを有する装置を給電先の装置とし、その給電先の装置と有線通信により接続される端末装置の接続数に基づいて給電制御を行っても良い。
1…LAN、10…給電制御装置、20…スイッチングハブ、30…無線アクセスポイント装置、40…無線端末装置、50,60…LANケーブル、70…外部ネットワーク、110,210,310…制御部、120,130、220,230,320,330…通信I/F、140…記憶部、142…揮発性記憶部、144…不揮発性記憶部、144a…給電制御プログラム、144b…管理テーブル、150,160,250,260,350…ポート、280…ポートスイッチ、270…給電部、370…受電部。

Claims (8)

  1. 給電手段を有する1または複数の給電装置と前記給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置とをネットワークの配下に従える給電制御装置において、
    前記複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段と、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    給電先である前記無線中継装置の中に前記無線接続数がゼロである前記無線中継装置があり、かつ、当該無線中継装置の他に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が1以上ある場合、当該無線中継装置を給電先から除外する
    ことを特徴とするネットワークの給電制御装置。
  2. 給電手段を有する1または複数の給電装置と前記給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置とをネットワークの配下に従える給電制御装置において、
    前記複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段と、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    給電先である前記無線中継装置の中に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が2以上ある場合に、それらのうち前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に最も近い1の無線中継装置を無線端末装置の無線接続の切り替え先の無線中継装置とし、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない他の前記無線中継装置に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置の無線接続の相手を前記切り替え先の無線中継装置に切り替えるための制御を行う
    ことを特徴とするネットワークの給電制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記給電先の無線中継装置の中に前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達しない無線中継装置が少なくとも1台含まれるように前記給電先の無線中継装置を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークの給電制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    給電先となっている前記無線中継装置のすべてにおいて前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達した場合、給電先となっていない無線中継装置を給電先とすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のネットワークの給電制御装置。
  5. 給電手段を有する1または複数の給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得ステップと、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップでは、
    給電先である前記無線中継装置の中に前記無線接続数がゼロである前記無線中継装置があり、かつ、当該無線中継装置の他に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が1以上ある場合、当該無線中継装置を給電先から除外する
    ことを特徴とするネットワークの給電制御方法。
  6. 給電手段を有する1または複数の給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得ステップと、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップでは、
    給電先である前記無線中継装置の中に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が2以上ある場合に、それらのうち前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に最も近い1の無線中継装置を無線端末装置の無線接続の切り替え先の無線中継装置とし、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない他の前記無線中継装置に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置の無線接続の相手を前記切り替え先の無線中継装置に切り替える制御を行う
    ことを特徴とするネットワークの給電制御方法。
  7. コンピュータを、
    給電手段を有する1または複数の給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段と、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段であって、給電先である前記無線中継装置の中に前記無線接続数がゼロである前記無線中継装置があり、かつ、当該無線中継装置の他に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が1以上ある場合、当該無線中継装置を給電先から除外する制御手段、
    として機能させることを特徴とするネットワークの給電制御プログラム。
  8. コンピュータを、
    給電手段を有する1または複数の給電装置から給電を受ける複数の無線中継装置の各々について、当該無線中継装置と無線接続している無線端末装置の数である無線接続数を取得する無線接続数取得手段と、
    前記無線接続数が最大無線接続可能数に達するように給電先の無線中継装置を決定し、前記給電装置から前記給電先の無線中継装置へ給電を行わせる制御手段であって、給電先である前記無線中継装置の中に、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない前記無線中継装置が2以上ある場合に、それらのうち前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に最も近い1の無線中継装置を無線端末装置の無線接続の切り替え先の無線中継装置とし、前記無線接続数が前記最大無線接続可能数に達していない他の前記無線中継装置に無線接続されている少なくとも1の無線端末装置の無線接続の相手を前記切り替え先の無線中継装置に切り替えるための制御を行う制御手段、
    として機能させることを特徴とするネットワークの給電制御プログラム。
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