JP2002330095A - 基地局、基地局の制御方法及び移動通信システム - Google Patents

基地局、基地局の制御方法及び移動通信システム

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JP2002330095A
JP2002330095A JP2001130018A JP2001130018A JP2002330095A JP 2002330095 A JP2002330095 A JP 2002330095A JP 2001130018 A JP2001130018 A JP 2001130018A JP 2001130018 A JP2001130018 A JP 2001130018A JP 2002330095 A JP2002330095 A JP 2002330095A
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Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有線設備が整備されていない地域においても
設置でき、かつ低コストで、霧等の影響を受けることが
ない基地局を提供する。 【解決手段】 自然エネルギーを電力に変換するソーラ
パネル14と、該ソーラパネルにより発電された電気エ
ネルギーを蓄電する蓄電池を有し、ソーラパネル14及
び蓄電池のうちいずれかの電源電圧を出力するように切
り替えると共に、ソーラパネル14の発電状態及び前記
蓄電池の電池残量を検出し、該検出情報を通知する電源
装置15と、電源装置15から受け取った前記発電装置
の発電状態及び前記電池残量の検出情報に基づいて前記
電源装置の出力をソーラパネル14側、または蓄電池側
に切り替えると共に、ソーラパネル14の出力が閾値以
下である場合にはトラフィックの状態に応じて消費電力
を低減するように制御する送信出力制御部18とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電機能を有する基
地局と、この基地局を用い、複数の移動局と、移動局間
または移動局と他の回線網に接続された端末との接続を
行う基地局とを含んで構成される移動通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムのPHS(登録商標)
基地局に停電時の駆動用電源装置として無停電電源装置
(UPS)を使用している例がある。また、特開平10
−336094号公報に記載されているように、電源や
回線等の有線設備が設置されていない場所において設置
されるPHS(登録商標)基地局で使用される、回線延
長装置(レピーター)などが既に国内において設置され
ている。この回線延長装置は、衛星回線通信手段や、マ
イクロウェーブを使用した回線通信手段、さらにはレー
ザ回線通信機能により実現可能であることが開示されて
いる。また、レーザによる通信では、見通しが良いとこ
ろに基地局を設置しても霧等の影響を受け易いという問
題が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無停電
電源装置は装置内部に蓄電池を搭載して、駆動用電力と
しているが、蓄電池を充電するために電力が必要にな
る。つまり、商用電源が敷設されている地域でしか設置
できないという問題が有った。また、特開平10−33
6094号公報に記載された技術では、上述したように
回線延長手段は、衛星回線通信手段や、マイクロウェー
ブを使用した回線通信手段、さらにはレーザ回線通信機
能により衛星通信やマイクロウェーブを使用して通信す
ることにより実現している。
【0004】このシステムでは、衛星との通信を行うた
めの通信手段がコスト高になり、また、レーザによる通
信では、見通しが良いところに基地局を設置しても霧等
の影響を受け易いという問題が有った。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、見通しさえ良け
れば、有線設備が整備されていない地域においても設置
でき、かつ低コストで、霧等の影響を受けることがない
基地局、基地局の制御方法及び移動通信システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の移動局と、移動局間
または移動局と他の回線網に接続された端末との接続を
行う基地局とを含んで構成される移動通信システムにお
ける基地局の制御方法において、前記基地局は、自然エ
ネルギーを電力に変換する発電装置と、該発電装置によ
り発電された電気エネルギーを蓄電する蓄電池を有し、
前記発電装置の発電状態及び/または前記蓄電池の電池
残量に基づいて前記基地局の駆動電源を発電装置側、ま
たは蓄電池側に切り替えると共に、駆動中の電源出力が
閾値以下である場合には送信電力またはスロット数を変
更するように制御することを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、複数の移
動局と、移動局間または移動局と他の回線網に接続され
た端末との接続を行う基地局とを含んで構成される移動
通信システムにおける基地局であって、自然エネルギー
を電力に変換する発電装置と、該発電装置により発電さ
れた電気エネルギーを蓄電する蓄電池を有し、前記発電
装置及び前記蓄電池のうちいずれかの電源電圧を出力す
ると共に、前記発電装置の発電状態及び前記電池残量を
検出し、該検出情報として通知する電源装置と、該検出
情報に基づいて前記電源装置の出力を発電装置側、また
は蓄電池側に切り替えると共に、前記発電装置または蓄
電池の出力が閾値以下である場合には消費電力を低減す
るように制御する制御装置とを有することを特徴とす
る。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の基地局において、前記制御装置は、前記発電装
置または蓄電池の出力が閾値以下である場合には消費電
力を低減するために送信電力またはスロット数を変更す
るように制御することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
また3のいずれかに記載の基地局において、他の基地局
との間の無線接続を行う回線延長装置を有することを特
徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至4のいずれかに記載の基地局において、前記発電装
置は、太陽光を電気エネルギーに変換するソーラパネル
であり、該ソーラパネルは、アンテナを除く基地局を構
成する装置部が直射日光を受けないように該装置部を覆
うように配設されることを特徴とする。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、複数の移
動局と、移動局間または移動局と他の回線網との接続を
行う複数の基地局とを含んで構成される移動通信システ
ムにおいて、前記複数の基地局は、請求項4または5の
いずれかに記載の基地局であり、前記回線延長装置によ
り相互に無線接続可能に設置されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係
る基地局の構成を図1に示す。同図において、基地局1
は、移動局としての携帯電話装置2または他の基地局と
信号電波の送受信を行うアンテナ11と、他の基地局と
無線接続し、回線の延長機能を有する回線延長装置12
と、基地局1における通信制御を行う基地局制御装置1
3と、太陽光を電気エネルギーに変換するソーラパネル
14と、基地局の各部に電源を供給する電源装置15と
を有している。これらアンテナ11、回線延長装置1
2、基地局制御装置13、ソーラパネル14及び電源装
置15は基地局設置用ポール16に固定され、地上に設
置されている。ソーラパネル14は、アンテナ11を除
く基地局1を構成する装置部が直射日光を受けないよう
に該装置部を覆うように配設されている。
【0012】次に、図1に示した基地局1の本発明に係
る要部についての電気的構成を図2に示す。したがっ
て、移動局、基地局、及び制御局との通信制御を行う通
信制御部については本発明の要旨とは関係ないので示し
ていない。図2において、基地局1は、太陽光を電気エ
ネルギーに変換する発電装置としてのソーラパネル14
と、電源装置15と、電源インターフェース17と、送
信電力増幅器19の出力を制御する送信出力制御部18
と、送信データを所定のレベルに増幅してアンテナ11
に対して出力する送信電力増幅器19とを有している。
【0013】電源装置15は、ソーラパネル14から得
られた電気エネルギーを蓄電する蓄電池または、ソーラ
パネル14から得られた電気エネルギーから電源電圧を
各部に供給すると共に、電源インターフェース17を介
して送信出力制御部18に電源出力並びに、ソーラパネ
ル14の発電状態及び蓄電池の電池残量を示す検出情報
を出力する。
【0014】送信出力制御部18は、電源装置15から
受け取ったソーラパネル14の発電状態(発電量)及び
蓄電池の電池残量の検出情報に基づいて電源装置15の
出力をソーラパネル14側、または蓄電池側に切り替え
ると共に、ソーラパネル14が基地局15の消費電力に
対応可能な閾値以下である場合にはトラフィックの状態
に応じて消費電力を低減するように制御する。送信出力
制御部18は、ソーラパネル14の発電状態(発電量)
及び蓄電池の電池残量の検出情報に基づいて電源装置1
5の出力をソーラパネル14側、または蓄電池側に切り
替える切替信号SCを電源装置15に出力する。送信出
力制御部18は本発明の制御装置に相当する。
【0015】次に、図2における電源装置15の具体的
構成を図3に示す。同図において、電源装置15は、ソ
ーラパネル14により発電された電気エネルギーを蓄電
池151に充電する充電装置150と、蓄電池151
と、発電状態モニタ152と、基地局駆動電源装置15
3と、電池残量検出装置154とを有している。
【0016】発電状態モニタ152は、ソーラパネル1
4の発電状態をモニタし、発電状態信号GSを電源イン
ターフェース17(図2)に出力する。基地局駆動電源
装置153は、ソーラパネル14の発電出力と蓄電池1
51の出力とが入力され、送信出力制御部18から出力
される切替信号SCに基づいてソーラパネル14の発電
出力と蓄電池151の出力のいずれかを基地局電源とし
て出力する。電池残量検出装置154は、蓄電池151
の電池残量を検出し、電池残量信号BSを電源インター
フェース17(図2)に出力する。
【0017】次に、本発明の実施の形態に係る基地局の
制御動作を図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。本発明の実施の形態に係る基地局は、複数の移動局
と、移動局間または移動局と他の回線網に接続された端
末との接続を行う基地局とを含んで構成される移動通信
システムにおいて、発電装置としてのソーラパネル14
の発電状態及び/または蓄電池151の電池残量に基づ
いて電源装置15の出力を発電装置側、または蓄電池側
に切り替えると共に、ソーラパネル14の出力が基地局
の消費電力に対応可能な閾値以下である場合にはトラフ
ィックの状態に応じて消費電力を低減するために送信電
力またはスロット数を変更するように制御する。この制
御は、送信出力制御部18により行われる。なお、図4
に示す制御処理を行うプログラムは、タイマ割り込みに
より一定周期で駆動されるものとする。
【0018】図4において、送信出力制御部18は、電
源インターフェース17を介して電源装置15から受け
取った発電状態信号GSに基づいてソーラパネル14の
発電量が、基地局1の消費電力に対応可能な閾値以上で
あるか否かが判定される(ステップ300)。ステップ
300の判定が肯定された場合には、基地局1の通常対
応し得る通信能力に初期設定され(ステップ306)、
ソーラパネル14での発電電力により、直接、基地局1
の各部に電源が供給される(ステップ307)。
【0019】一方、ステップ300の判定が否定された
場合、すなわちソーラパネル14のの発電量が基地局1
の消費電力に対応可能な値である閾値以下であると判定
された場合には、現在、基地局1が蓄電池151の出力
により駆動されているか否かが判定される(ステップ3
01)。現在、基地局1が蓄電池151の出力により駆
動されている場合には、ステップ303に移行する。ま
た、ステップ301で現在、基地局1が蓄電池151の
出力により駆動されていないと判定された場合には、蓄
電池151に切り替えられる(ステップ302)。
【0020】次いで、ステップ303で蓄電池151の
電池電圧が、基地局1の消費電力に対応可能な閾値以上
であるか否かが判定される。ステップ303の判定が肯
定された場合には、この処理を終了する。また、ステッ
プ303の判定が否定された場合には、現在のトラフィ
ックは輻輳状態であるか否かが判定される(ステップ3
04)。ステップ304で現在のトラフィックが輻輳状
態であると判定された場合には、送信出力制御部18
は、送信電力増幅器19における送信電力を減少させ、
通話エリアを縮小するように送信電力増幅器19のゲイ
ンを制御し(ステップ305)、ステップ304に戻
る。
【0021】一方、ステップ304でトラフィックが輻
輳状態でないと判定された場合には、送信電力増幅器1
9のゲインを初期値(デフォルト値)に設定し(ステッ
プ308)、次のステップ309でトラフィックが有る
か否かが判定される。ステップ309でトラフィックが
有ると判定された場合には、スロット数を減少させ、現
在使用中のスロットのみを使用可能状態に設定し、(ス
テップ310)、ステップ309に戻る。ステップ30
9でトラフィックが無いと判定された場合には、所定数
のみスロットを使用可能状態に設定し、この処理を終了
する。
【0022】次に、上述した本実施の形態に係る基地局
1を使用した移動通信システムの構成を図5に示す。図
5に示すように、本実施の形態に係る移動通信システム
は、複数の移動局(携帯電話装置2)と、移動局間また
は移動局と他の回線網との接続を行う、例えば、有線設
備が敷設されていない地域に設定された複数の基地局1
−1〜1−3とを含んで構成されており、各基地局間
は、各基地局に設けられた回線延長装置12−1〜12
−3により相互に無線接続可能に設置されている。
【0023】上記構成において、回線接続時に音声デー
タは、例えば、移動局としての携帯電話装置2より出力
される音声データは、基地局1−1、1−2、1−3の
回線延長装置12−1〜12−3を介して制御局(図示
せず)に有線回線で接続される基地局3を介して他の移
動局、あるいは制御局を介して他の回線網に接続される
固定電話に送出されるようになっている。
【0024】なお、本実施の形態では、基地局の発電装
置としてソーラパネルを例にとり、説明したが、発電装
置は、これに限定されず、例えば、風力、水力、地熱等
を利用した発電装置であってもよい。
【0025】本実施の形態に係る基地局によれば、複数
の移動局と、移動局間または移動局と他の回線網に接続
された端末との接続を行う基地局とを含んで構成される
移動通信システムにおける基地局において、前記基地局
は、自然エネルギーを電力に変換する発電装置と、該発
電装置により発電された電気エネルギーを蓄電する蓄電
池を有し、前記発電装置の発電状態及び前記電池残量に
基づいて前記電源装置の出力を発電装置側、または蓄電
池側に切り替えると共に、前記発電装置の出力が基地局
の消費電力に対応可能な値に設定される閾値以下である
場合にはトラフィックの状態に応じて消費電力を低減す
るために送信電力またはスロット数を変更するように制
御するので、見通しさえ良ければ、有線設備が整備され
ていない地域においても設置でき、霧等の影響を受ける
ことがない基地局を実現することができる。
【0026】すなわち、本実施の形態に係る基地局によ
れば、電源の供給が得られない場所でも設置できる。ま
た、本実施の形態に係る基地局によれば、回線延長装置
は、有線設備が整備されていない地域で使用することが
多いが、そのような地域では電源の供給を得ることが困
難である。したがって、回線延長装置と組み合わせれ
ば、いままで設置が困難であった地域においても基地局
を設置することができる。
【0027】また、本実施の形態に係る基地局によれ
ば、日中はソーラパネルで発電された電力により基地局
を稼動させるとともに、充電池に電力を蓄電し、夜間は
この充電池で稼動することによって24時間稼動するこ
とが可能になる。また、本実施の形態に係る基地局によ
れば、仮に、天候が悪くなったり、電池の電力が下がっ
た場合でも、送信電力またはスロット数を制御すること
により稼動時間を少しでも延ばすことができる。さら
に、本実施の形態に係る基地局によれば、送信電力また
はスロット数を制御する際、トラフィックの状態に応じ
て段階的に制御することにより、強制的に移動局を切断
することを防止することができる。
【0028】本実施の形態に係る基地局によれば、他の
基地局との間の無線接続を行う回線延長装置を有し、こ
の回線延長装置は、小型で、かつ低コストで実現するこ
とができるので、低コストの基地局を実現することがで
きる。
【0029】本実施の形態に係る基地局によれば、発電
装置は、太陽光を電気エネルギーに変換するソーラパネ
ルであり、該ソーラパネルは、アンテナを除く基地局を
構成する装置部が直射日光を受けないように該装置部を
覆うように配設したので、太陽光が基地局に直射される
ことがない。したがって、高温地域において、基地局内
の温度上昇を抑制することができるので、基地局の寿命
を長くすることができる。
【0030】本発明に係る移動通信システムによれば、
基地局間を無線接続するので、制御局と有線で接続され
る基地局までは複数の基地局を設置することにより任意
に延長することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る基
地局によれば、複数の移動局と、移動局間または移動局
と他の回線網に接続された端末との接続を行う基地局と
を含んで構成される移動通信システムにおける基地局に
おいて、前記基地局は、自然エネルギーを電力に変換す
る発電装置と、該発電装置により発電された電気エネル
ギーを蓄電する蓄電池を有し、前記発電装置の発電状態
及び/または前記蓄電池の電池残量に基づいて前記基地
局の駆動電源を発電装置側、または蓄電池側に切り替え
ると共に、駆動中の電源出力が閾値以下である場合には
送信電力またはスロット数を変更するように制御するの
で、見通しさえ良ければ、有線設備が整備されていない
地域においても設置でき、霧等の影響を受けることがな
い基地局を実現することができる。
【0032】すなわち、本実施の形態に係る基地局によ
れば、電源の供給が得られない場所でも設置できる。ま
た、本実施の形態に係る基地局によれば、回線延長装置
は、有線設備が整備されていない地域で使用することが
多いが、そのような地域では電源の供給を得ることが困
難である。したがって、回線延長装置と組み合わせれ
ば、いままで設置が困難であった地域においても基地局
を設置することができる。
【0033】また、本実施の形態に係る基地局によれ
ば、日中はソーラパネルで発電された電力により基地局
を稼動させるとともに、充電池に電力を蓄電し、夜間は
この充電池で稼動することによって24時間稼動するこ
とが可能になる。また、本実施の形態に係る基地局によ
れば、仮に、天候が悪化した場合、あるいは電池の電力
が下がった場合でも、送信電力またはスロット数を制御
することにより稼動時間を少しでも延ばすことができ
る。さらに、本実施の形態に係る基地局によれば、送信
電力またはスロット数を制御する際、トラフィックの状
態に応じて段階的に制御することにより、強制的に移動
局を切断することを防止することができる。
【0034】また、本発明に係る基地局によれば、他の
基地局との間の無線接続を行う回線延長装置を有し、こ
の回線延長装置は、小型で、かつ低コストで実現するこ
とができるので、低コストの基地局を実現することがで
きる。
【0035】また、本発明に係る基地局よれば、発電装
置は、太陽光を電気エネルギーに変換するソーラパネル
であり、該ソーラパネルは、アンテナを除く基地局を構
成する装置部が直射日光を受けないように該装置部を覆
うように配設したので、太陽光が基地局に直射されるこ
とがない。したがって、高温地域において、基地局内の
温度上昇を抑制することができるので、基地局の寿命を
長くすることができる。
【0036】また、本発明に係る移動通信システムによ
れば、基地局間を無線接続するので、制御局と有線で接
続される基地局までは複数の基地局を設置することによ
り任意に延長することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る基地局全体の外観
構成を示す構成図。
【図2】 図1に示した基地局の要部の電気的構成を示
すブロック図。
【図3】 図1における電源装置の具体的構成を示すブ
ロック図。
【図4】 図2における送信出力制御部の制御内容を示
すフローチャート。
【図5】 図1に示した基地局を使用した移動通信シス
テムの構成を示す説明図。
【符号の説明】
1、3 基地局 2 携帯電話装置(移動局) 11 アンテナ 12 回線延長装置 13 基地局制御装置 14 ソーラパネル 15 電源装置 16 基地局設置用ポール 17 電源インターフェース 18 送信出力制御部 19 送信電力増幅器 150 充電装置 151 蓄電池 152 発電状態モニタ 153 基地局駆動電源装置 154 電池残量検出装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動局と、移動局間または移動局
    と他の回線網に接続された端末との接続を行う基地局と
    を含んで構成される移動通信システムにおける基地局の
    制御方法において、 前記基地局は、自然エネルギーを電力に変換する発電装
    置と、該発電装置により発電された電気エネルギーを蓄
    電する蓄電池を有し、前記発電装置の発電状態及び/ま
    たは前記蓄電池の電池残量に基づいて前記基地局の駆動
    電源を発電装置側、または蓄電池側に切り替えると共
    に、駆動中の電源出力が閾値以下である場合には送信電
    力またはスロット数を変更するように制御することを特
    徴とする基地局の制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の移動局と、移動局間または移動局
    と他の回線網に接続された端末との接続を行う基地局と
    を含んで構成される移動通信システムにおける基地局で
    あって、 自然エネルギーを電力に変換する発電装置と、 該発電装置により発電された電気エネルギーを蓄電する
    蓄電池を有し、前記発電装置及び前記蓄電池のうちいず
    れかの電源電圧を出力すると共に、前記発電装置の発電
    状態及び前記蓄電池の電池残量を検出し、該検出情報と
    して通知する電源装置と、 該検出情報に基づいて前記電源装置の出力を発電装置
    側、または蓄電池側に切り替えると共に、前記発電装置
    または蓄電池の出力が閾値以下である場合には消費電力
    を低減するように制御する制御装置とを有することを特
    徴とする基地局。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記発電装置または蓄
    電池の出力が閾値以下である場合には消費電力を低減す
    るために送信電力またはスロット数を変更するように制
    御することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 【請求項4】 他の基地局との間の無線接続を行う回線
    延長装置を有することを特徴とする請求項2また3のい
    ずれかに記載の基地局。
  5. 【請求項5】 前記発電装置は、太陽光を電気エネルギ
    ーに変換するソーラパネルであり、該ソーラパネルは、
    アンテナを除く基地局を構成する装置部が直射日光を受
    けないように該装置部を覆うように配設されることを特
    徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の基地局。
  6. 【請求項6】 複数の移動局と、移動局間または移動局
    と他の回線網との接続を行う複数の基地局とを含んで構
    成される移動通信システムにおいて、 前記複数の基地局は、請求項4または5のいずれかに記
    載の基地局であり、前記回線延長装置により相互に無線
    接続可能に設置されることを特徴とする移動通信システ
    ム。
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Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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