JP4859654B2 - ヘッドライトテスタの測定方法およびヘッドライトテスタ - Google Patents

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Description

本発明は、高精度な水平面の測定用床面やレールの精密な敷設を要することなく、合理的で安価な測定用床面を容易に得られ、しかも太陽等の外部光の影響を心配することなく、屋外での測定を実現するとともに、構成を簡潔にし容易かつ安価に製作でき、また容易かつ正確に測定できる、ヘッドライトテスタの測定方法およびヘッドライトテスタに関する。
自動車等の車両のヘッドライトテスタは、一般に車検場や自動車整備工場等の屋内に装備され、車両のヘッドライトの光度や、走行ビーム、すれ違いビームの光軸の振れを検出するようにしており、これは例えば車検場の床面に敷設したレ−ルに走行可能に設けたベースと、該ベースに立設した支柱に上下動かつ左右に回動可能に設けた筐体状の受光部を備えている。
前記受光部の内部に、ヘッドライトからの照射光を集光するフレネルレンズと、該レンズの背部に設けたレーザ発振器と、集光された照射光の一部を反射するハーフミラーと、反射した照射光を投影する配光投影スクリーンと、ハーフミラーの後方に設けた正対レンズと、光学ミラーおよびヘッドライト正対用ファイダとを備えていた(例えば、特許文献1参照)。
前記ヘッドライトテスタによる測定は、被検車両を検査床面に移動し、該被検車両にヘッドライトテスタを正対させ、この正対後に通常の作業環境の下でヘッドライトテスタ内の光学系を駆使し、その中心軸をヘッドライトの発光中心に一致させて、ヘッドライトの配光特性を測定するようにしていた。
このうち、前記被検車両にヘッドライトテスタを正対させる方法として、受光部内に車両正対用とヘッドライト正対用を兼用するレーザ発振器を設け、これをフレネルレンズの光軸上に配置し、前記レ−ザ発振器のレーザビーム光を被検車両へ照射し、一方、前記受光部をレールに沿って移動し、これを左右に回動するとともに、上下に揺動して、ヘッドライトテスタの受光面に直角な鉛直面を、被検車両の軸心に平行に位置付け、これを目視で確認して正対させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の正対方法として、水準器を備えたヘッドライトテスタの上部にレーザ発振器を設け、また被検車両の前部にレーザ光を拡散可能な拡散部材を取り付け、正対時には水準器を用いてヘッドライトテスタを水平調整し、また被検車両の前部をヘッドライトテスタに向けて移動し、レーザ発振器からレーザ光を照射し、該レーザ光が拡散部材に入射するようにヘッドライトテスタを移動調節するものがある。(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記の測定方法は何れも、レーザビームを床面と平行に照射する構造上、検査床面に高精度の水平精度を要し、その床面の施工やスペースの確保、並びに該床面に敷設するレールの精密施工を要し、そのような検査床面の確保や施工に膨大な費用が掛かるとともに、前記検査場に被検車両をいちいち移動させる面倒があった。
しかも、前記検査場はレーザビーム光を使用するため、レーザビームの減衰や測定精度の低下を招く太陽光等の外部光の侵入を嫌う結果、前記検査場の設置は屋内に限られ、その測定方法も屋内の使用に限られ、一方、レーザビームの光度の増強は人の目の負担が大きくなって、限界がある等の問題があった。
特許第3503771号公報 特開2001−13038号公報
本発明はこのような問題を解決し、高精度な水平面の測定用床面やレールの精密な敷設を要することなく、合理的で安価な測定用床面を容易に得られ、しかも太陽等の外部光の影響を心配することなく、屋外での測定を実現するとともに、構成を簡潔にし容易かつ安価に製作でき、また容易かつ正確に測定できる、ヘッドライトテスタの測定方法およびヘッドライトテスタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、測定用床面を自在に移動可能な走行車輪を有する機台と、被検車両のヘッドライトの照射光を受光可能な受光部とを備え、該受光部を上下動かつ左右に移動可能に設け、該受光部に正対基準計測手段を直線状に送出可能な送出手段を設けた無軌道型のヘッドライトテスタと、前記正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を有する車体平行指標部材とを設け、前記受光部を測定用床面に停車した被検車両に向き合わせ、該被検車両の前後方向に沿う側方位置に前記車体平行指標部材を立設し、前記送出手段から車体平行指標部材の透孔に向けて正対基準計測手段を送出し、かつその送出方向に前記受光部を上下動かつ左右方向に移動し、前記ヘッドライトテスタを前記被検車両に正対させるヘッドライトテスタの測定方法において、送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置し、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置するとともに、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪の高さよりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を配置し、これら正対基準計測手段と複数の車体平行指標部材との全域に亘って正対基準計測手段を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に送出し、該正対基準計測手段の送出状況ないし直線状況を目視確認し、前記送出状況ないし直線状況に応じて前記ヘッドライトテスタを上下または左右に移動調整するようにして、ヘッドライトテスタの構成を簡潔にし、また測定用床面にレ−ルの敷設を要することなく平坦面または傾斜面として、測定用床面の施工を容易かつ安価に行なえるとともに、前記正対基準計測手段を基に目視確認によって正対操作を容易に行なえるようにしている。
請求項2の発明は、定用床面を自在に移動可能な走行車輪を有する機台と、被検車両のヘッドライトの照射光を受光可能な受光部とを備え、該受光部を上下動かつ左右方向に移動可能に設け、前記受光部に正対基準計測手段を直線状に送出可能な送出手段を設けるとともに、正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を有する車体平行指標部材を立設し、該車体平行指標部材を被検車両の前後方向に沿う側方位置に配置し、前記送出手段から車体平行指標部材の透孔に向けて正対基準計測手段を送出し、かつその送出方向に前記受光部を移動し検車両に正対可能にした無軌道型のヘッドライトテスタにおいて、糸状の張設部材を送出可能な送出手段を設け、該送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設けるとともに、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設け、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪よりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を設け、従来のレ−ザ光を利用した正対操作法のヘッドライトテスタに比べ、該テスタの構成を簡潔にし、これを容易かつ安価に製作し得るようにしている。
請求項の発明は、前記二つの車体平行指標部材を実質的に同一に構成し、構成の合理化と簡潔化、並びに製作の低廉化を図るようにしている。
請求項の発明は、前記受光部の受光面に外部光の入射を遮断する外部光遮断部材を装
着し、ヘッドライトテスタによるヘッドライトの配光特性等の測定を正確かつ精度良く
なえるようにしている。
請求項の発明は、前記外部光遮断部材は、遮光フ−ドまたは複数のマイクロル−バを
配置した視野角制御フィルムであり、太陽光等の外部光の入射を遮断し、受光部へのノイ
ズの混入を防止し、ヘッドライトテスタの配光特性を正確に測定するようにしている。
請求項1の発明は、送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置し、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置するとともに、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪の高さよりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を配置し、これら正対基準計測手段と複数の車体平行指標部材との全域に亘って正対基準計測手段を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に送出し、該正対基準計測手段の送出状況ないし直線状況を目視確認し、前記送出状況ないし直線状況に応じて前記ヘッドライトテスタを上下または左右に移動調整するから、ヘッドライトテスタの構成を簡潔にし、また測定用床面にレ−ルの敷設を要することなく平坦面または傾斜面として、測定用床面の施工を容易かつ安価に行なえるとともに、前記正対基準計測手段を基に目視確認によって正対操作を容易に行なうことができる。
請求項2の発明は、糸状の張設部材を送出可能な送出手段を設け、該送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設けるとともに、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設けるとともに、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪よりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を設けたから、従来のレ−ザ光を利用した正対操作法のヘッドライトテスタに比べ、該テスタの構成を簡潔にし、これを容易かつ安価に製作することができる
請求項の発明は、前記二つの車体平行指標部材を実質的に同一に構成したから、構成の合理化と簡潔化、並びに製作の低廉化を図ることができる。
請求項の発明は、前記受光部の受光面に外部光の入射を遮断する外部光遮断部材を装
着したから、ヘッドライトテスタによるヘッドライトの配光特性等の測定を正確かつ精度
良く行なうことができる。
請求項の発明は、前記外部光遮断部材は、遮光フ−ドまたは複数のマイクロル−バを
配置した視野角制御フィルムであり、太陽光等の外部光の入射を遮断し、受光部へのノイ
ズの混入を防止し、ヘッドライトテスタの配光特性を正確に測定することができる。
以下、本発明を図示の実施形態について説明すると、図1および図2において1は会社または店舗若しくは住宅の敷地、またはそれらの駐車場、道路、空き地等に設けた本設または仮設の測定用床面で、コンクリートまたはアスファルト製の平坦面または緩斜面に形成され、その水平度ないし平坦度は特別精度良く形成されていない。
この場合、前記測定用床面1は、後述する車両の停止面とヘッドライトテスタの移動面と必ずしも同一面である必要はなく、平坦面と緩斜面との複合面または斜度を異にする複数の緩斜面からなる複合面であっても良く、該測定用床面1の一区画に、ヘッドライトテスタ2が移動可能に配置されている。
前記ヘッドライトテスタ2は無軌道型で、少なくとも被検車両11との正対操作の計測媒体として、レーザー光の使用を廃して構成され、これは矩形盤状の機台3と、機台3の一端部に立設した支柱4,5と、該支柱4,5に沿って上下動可能に設けた略筐体状の受光部6とを備えている。
このうち、機台3の両側に各一対のゴム製の車輪7,8が回転自在に設けられ、該車輪7,8が測定用床面1を自在に転動可能にされている。
前記支柱4,5にガイドブロック9が摺動可能に設けられ、該ガイドブロック9に昇降ハンドル10が回動可能に設けられ、そのハンドル操作を介して、ガイドブロック9と一体的に構成した受光部6を上下動可能にしている。
前記受光部6の前面に、被検車両11の被検ランプであるヘッドライト12のランプ配光画像を、遂次表示可能な配光投影スクリ−ン13が設けられ、該受光部6の内部に、前記ヘッドライト12の照射光を集光可能なフルネルレンズと、前記集光された照射光の一部を反射するハーフミラーと、ハーフミラーの光軸後方に設けた正対レンズおよび光学ミラーと、光学ミラーの反射像を視認可能なスコ−プガラス(共に図示略)とを備えている
前記フルネルレンズ、ハーフミラー、正対レンズおよび光学ミラーは共に公知のものが使用され、それらは従来と同様に配置されている。図中、14は受光部6の上面に設けた正対用ファインダである。
前記受光部6の前面直下に、上下位置調整具である調整ネジ15が設けられ、その螺軸端部を受光部6の下面に係合して押し上げ、その後端部に設けた支軸(図示略)を中心に受光部6を上下方向へ回動可能にしている。すなわち、前記支軸はガイドブロック9の内側に突設され、該突設部に受光部6が回動可能に支持されている。
前記受光部6の側面に後述する正対基準計測手段の送出手段である筒状の正対基準軸16が前後方向に取り付けられ、該基準軸16は受光部6の受光面に対し平面上、直角(θ=90°)に配置され、その高さは測定用床面1からhに配置されている。
前記正対基準軸16の内部に貫通孔17が設けられ、該貫通孔17に直線状に張設可能な糸ないし紐状の正対基準計測手段である張設部材18を配置可能にしている。
この場合、正対基準軸16を管材で構成し、その中空孔を貫通孔17にすれば、貫通孔17の製作を省略できる。
前記正対基準軸16の後端部に箱形の捲回装置18が設けられ、該装置18の内部に巻取ドラム19が回動可能に設けられ、該ドラム19に前記張設部材18を捲回可能にしている。図中、20は正対基準軸16の後端部と巻取ドラム19との間に配置したガイドローラである。
この場合、巻取ドラム19に適宜なリコイルバネを装着し、張設部材18の引き出しないし張設時に適宜な緊張力を付与し、その直線状の張設を促すことが望ましい。
前記ヘッドライトテスタ2と離間する測定用床面1に被検車両11が受光部6と対向して静止し、その前後輪21,22の各中心の外側位置に、被検車両11の車体平行指標部材である二つの指標板23,24が立設されている。
この場合、指標板23,24は前後輪21,22付近での設置が不可欠ではなく、前記車体の前後方向における他の特定位置であっても良いが、設置位置の目安としては前後輪21,22が至便である利点がある。
前記指標板23,24は実質的に同一に構成され、これは正対基準軸16と略同高の縦長の板体からなり、その下端部に接地板25,26が設けられ、その上部に前記張設部材18を差し込み可能な切欠溝27,28が形成されている。
前記指標板23,24の正対基準軸16と略同高位置に、貫通孔17と略同径の透孔29,30が形成され、これらが前記切欠溝27,28に連通している。
図中、31はヘッドライトテスタ2から最も離間位置に配置した指標板24の透孔29に掛け止めた係止片で、該係止片31に張設部材18の一端が緊縛して固定されている。
この場合、実施形態では指標板23,24の上端部に切欠溝27,28を開口しているが、側端部に開口しても良い。
このように構成した本発明のヘッドライトテスタの測定方法は、ヘッドライトテスタ2を収容し、かつ被検車両11が進入する測定用床面1に、従来のような特別な水平精度やヘッドライトテスタ2を移動させるレールの精密な敷設を要しないから、それだけ測定
用床面1の施工が容易で、その工期の短縮と工費の低減を図れる。
しかも、ヘッドライトテスタ2は、少なくとも被検車両11との正対操作の計測媒体に、レ−ザ−光の使用を廃しているから、レーザー光の伝搬を妨害し、信号の精度や信頼性の低下を招く太陽光や外部光の影響を心配する必要がなく、したがって測定用床面1を従来のように屋内に設ける必要から解放され、これを屋外に設けることが実現可能になる。
したがって、測定用床面1を所定の車検場や自動車整備工場に確保する必要から解放され、これを例えば会社または店舗若しくは住宅の敷地、またはそれらの駐車場、道路、空き地等に本設または仮設用に施工して、容易かつ安価に確保でき、その床面自体もコンクリ−トまたはアスファルト製の平坦面または緩斜面に形成し、その水平度ないし平坦度に高精度の施工を要しない。
この場合、前記測定用床面1は、被検車両11の停止域とヘッドライトテスタ2の移動域とを同一面に構成する必要はなく、平坦面と緩斜面との複合面または斜度を異にした複数の緩斜面からなる複合面に構成しても良い。
また、前記測定方法に使用するヘッドライトテスタ2は、被検車両11との正対操作に正対基準計測手段としてレーザー光を使用していないから、高価なレーザー発振器とその受信設備を省略し、このレーザー発振器の代わりに、糸等の張設部材18を使用しているから、これを容易かつ安価に製作できる。
しかも、レールに沿って走行する精密かつ高価な車輪を省略し、その代わりに測定用床面1を自在に移動できるゴム製の車輪7,8を用いているから、これを容易かつ安価に製作できる。
また、前記ヘッドライトテスタ2は、受光部6を上下方向に回動する調整ネジ15と、前記正対操作の基準となる正対基準軸16と、張設部材18と、張設部材18の巻き取り用の捲回装置18と、張設部材18を差し込む指標板23,24を要するが、これらは構成が簡単であるから、これを安価に製作でき、その使用も容易かつ簡単である。
前記ヘッドライトテスタ2は、常時は屋内の所定位置に保管され、その捲回装置18の巻取ドラム19に張設部材18が巻き取られ、その他端部が係止片31に緊縛され、該係止片31が貫通孔17の前端部に係合している。
このようなヘッドライトテスタ2を用いて被検車両11のヘッドライト12を検査する場合は、先ずヘッドライトテスタ2を指定の測定用床面1に搬送して配置する。
前記測定用床面1は予め検査地の適否と、被検車両11の搬送の利便とを考慮して指定され、その指定された屋外または屋内の測定用床面1の一区画に、ヘッドライトテスタ2を移動する。
次に、被検車両11を測定用床面1に移動し、そのヘッドライト12をヘッドライトテスタ2の受光部6に向き合わせて停止し、該被検車両11にヘッドライトテスタ2を正対操作する。
前記正対操作は、先ず被検車両11の前後輪21,22の略中心位置の外側に指標板23,24を立設し、それらの透孔29,30を正対基準軸16に向き合わせる。
この後、係止片31を保持し、これを前方へ引いて張設部材18をリコイルバネ(図示略)の弾性に抗して巻取ドラム19から繰り出し、該張設部材18を指標板23,24の切欠溝27,28に差し込み、係止片31を透孔30の開口縁に掛け止める。
このようにすると、張設部材18がリコイルバネ(図示略)の弾性によって緊張し、正
対基準軸16と、指標板23,24との間に直線状に張り渡される。
そこで、張設部材18の前記張り渡し状況を目視観察し、張設部材18の貫通孔17または透孔29若しくは透孔30での接触の有無を確認する。
このうち、張設部材18が貫通孔17の内面または口縁部と接触している場合は、正対基準軸16が指標板23,24と真正に対向配置されていない惧れがある。
この場合は、車輪7,8を介しヘッドライトテスタ2を左右へ微動し、または調整ネジ15を右または左方向へ回動操作し、その螺軸端部を上動または下動して、後端部の支軸(図示略)を支点に受光部6を上向き若しくは下向きに回動し、張設部材18と貫通孔17の内面または口縁部との接触を解除し修正する。
一方、張設部材18が指標板23,24の透孔29または透孔30と接触している場合
は、透孔29,30が正対基準軸16と真正に対向配置されていない惧れがある。
この場合は、指標板23,24の立設姿勢を左右に微動し、またそれらを一列に正確に配置し、更には前述のようにヘッドライトテスタ2を左右へ微動する。
更に、必要に応じて調整ネジ15を右または左方向へ回動操作し、後端部の支軸(図示略)を支点に受光部6を上向き若しくは下向きに回動して、張設部材18と指標板23,24の透孔29または透孔30との接触を解除し修正する。
こうして張設部材18が正対基準軸16と透孔29,30との接触を解除され、それら
の間に一直線状に張設されると、ヘッドライトテスタ2が被検車両11に正対する。この状況は図1,2のようである。
このような状況の下では、図1のような正対操作の正面ないし側面状況においては、ヘッドライトテスタ2の正対基準軸16と指標板23の透孔29との間と、指標板23,24の透孔29,30間の張設部材18による、被検車両11の車体の側面視における平行線とが一致し、張設部材18が正対基準軸16と同軸上に位置する。
一方、図2のような正対操作の平面状況においては、ヘッドライトテスタ2の受光部6と直角に配置された正対基準軸16と、指標板23の透孔29との間と、指標板23,24の透孔29,30間の張設部材18による、被検車両11の車体中心と平行な平行線とが一致し、張設部材18が正対基準軸16と同軸上に位置する。
このように前記正対操作は、水平精度を格別要せずレ−ルの敷設も要しない、屋外の簡易な測定用床面1を使用して行なえ、ヘッドライトテスタ2も正対操作にレーザ光を使用しないから、人の目の負担がなく安全に行なえる。
しかも、その操作は、測定用床面1にヘッドライトテスタ2と被検車両11を移動し、被検車両11の前後輪21,22の外側に指標板23,24を立設し、その切欠溝27,28にヘッドライトテスタ2から繰り出した糸状の張設部材18を差し込み、その張設状況を目視観察し、ヘッドライトテスタ2の受光部6を上下方向に回動し、また左右に微動して行なう簡単なものであるから、これを容易かつ速やかに行なえる。
こうして被検車両11をヘッドライトテスタ2に正対後、片側のヘッドライト12を点灯し、その配光特性をヘッドライトテスタ2を用いて公知の方法で測定する。
前記測定後、指標板23,24の切欠溝27,28から張設部材18を引き抜き、これを一旦巻取ドラム(図示略)に捲回する。
そして、前記指標板23,24を他側の前後輪21,22の中心位置の外側に立設し、その切欠溝27,28に巻取ドラムから繰り出した張設部材18を差し込み、その張設状態を目視確認し、ヘッドライトテスタ2を適宜調整して、被検車両11に正対させ、この正対後に他方のヘッドライト12を点灯し、その配光特性を測定する。
図3乃至図7は本発明の他の実施形態を示し、前述の構成と対応すると構成部分に同一の符号を用いている。
このうち、図3および図4は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は前述の正対基準軸16の代わりに、レーザー発振器32を使用している。
前記レーザー発振器32は測定用床面1よりhの高さに設置され、その正対基準計測手段として張設部材18の代わりにレーザー光33を用い、該レーザー光33を受光部2の受光面に対し平面上、直角(θ=90°)に照射可能にしていて、該レーザー光33の光軸上に、車体平行指標部材である二つの指標板34,35を配置している。
このうち、前輪21の側方に配置する指標板34に、レーザー光33を貫通可能な透孔29が上部に形成され、後輪23の側方に配置する指標板35に、レーザー光33を反射可能な反射板36を上部の一側面に取り付けている。
前記実施形態において、ヘッドライトテスタ2を被検車両11に正対させる場合は、被検車両11の前後輪21,22の略中心位置の外側に指標板34,35を立設し、それらの透孔29と反射板36を、レーザー発振器32のレーザー発光部に向き合わせる。
この後、レーザー発振器32を作動し、レーザー光33を指標板34,35に向けて照
射し、該レーザー光33の照射状況を目視観察する。
すなわち、レーザー光33の透孔29の透過の有無と、反射板36における反射の有無と、該反射光の透孔29の透過の有無を確認し、その非透過時にヘッドライトテスタ2を左右へ微動し、または調整ネジ15を右または左方向へ回動操作し、その螺軸端部を上動または下動して、後端部の支軸(図示略)を支点に受光部6を上向き若しくは下向きに回動し、レーザー光33を透孔29に透過させ、またレーザー光33を反射板36に反射させ、その反射光が透孔29を透過するように修正する。
こうしてレーザー光33がレーザー発振器32と透孔29と反射板36との間に一直線状に照射されると、ヘッドライトテスタ2が被検車両11に正対する。この状況は図3,4のようである。
このように前記正対操作は、水平精度を格別要せずレールの敷設も要しない屋外の簡易な測定用床面1を使用して行なえ、また前述の張設部材18の張設やその繰り出し操作を要せず、レーザー光33を用いて正確かつ簡便に行なえる。
しかも、ヘッドライトテスタ2は前述の張設部材18やその繰り出し装置を要せず、その分構成が簡単になる。
図5および図6は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態はヘッドライトテスタ2の受光部6の前面に外部光遮断部材である略ラッパ形の遮光フード37を取り付け、前記正対操作後、ヘッドライトテスタ2によってヘッドライト12の配光特性を測定する際、受光部6に対する太陽光等の外部光38の入射を遮断し、受光部6に入射するヘッドライト12の照射光38へのノイズの混入を防止し、ヘッドライト12の配光特性を正確に測定し、その信頼性を向上するようにしている。
図7は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態は前記外部光遮断部材の別の形態である視野角制御フィルム40を示している。
前記視野角制御フィルム40は柔軟かつ薄厚の合成樹脂板で構成され、その内部に複数のマイクロル−バ41を互いに平行に配置し、かつそれらのル−バ41を板厚方向に対し所定のル−バ角度に配置していて、そのル−バ角度に対応する視野範囲にヘッドライト12の照射光39の入射を許容し、その視野範囲以外からの外部光38の侵入を遮断するようにしている。
そして、前記視野角制御フィルム40を受光部6の前面に接着等で取り付け、外部光38の侵入を簡便に遮断し得るようにしている。
本発明のヘッドライトテスタの測定方法およびヘッドライトテスタは、高精度な水平面
の測定用床面やレ−ルの精密な敷設を要することなく、合理的で安価な測定用床面を容易に得られ、しかも太陽等の外部光の影響を心配することなく、屋外での測定を実現するとともに、構成を簡潔にし容易かつ安価に製作でき、また容易かつ正確に測定できる利点がある。
本発明によるヘッドライトテスタの正対操作状況の一形態を示す正面図で、正対基準毛即手段として糸状の張設部材を用いている。 図1の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明によるヘッドライトテスタの正対操作状況の他の形態を示す正面図で、正対基準毛即手段としてレーザー光等の照射光を用いている。 図3の要部を拡大して示す斜視図である。
本発明によるヘッドライトテスタの測定方法を示す正面図で、ヘッドライトテスタの受光部に外部光遮断用フードを取り付け、正対操作後にヘッドライトの配光特性を測定している。 図5に使用した外部光遮断用フードを拡大して示す斜視図である。 外部光遮断部材の他の形態を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 測定用床面
2 ヘッドライトテスタ
3 機台
6 受光部
11 被検車両
12 ヘッドライト
13 受光面
18 正対基準計測手段(張設部材)
23,24 車体平行指標部材(指標板)
29,30 透孔
33 正対基準計測手段(レーザー光)
34,35 車体平行指標部材(指標板)
36 反射板
37 外部光遮断部材(フード)
40 外部光遮断部材(視野角制御フィルム)

Claims (5)

  1. 測定用床面を自在に移動可能な走行車輪を有する機台と、被検車両のヘッドライトの照射光を受光可能な受光部とを備え、該受光部を上下動かつ左右に移動可能に設け、該受光部に正対基準計測手段を直線状に送出可能な送出手段を設けた無軌道型のヘッドライトテスタと、前記正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を有する車体平行指標部材とを設け、前記受光部を測定用床面に停車した被検車両に向き合わせ、該被検車両の前後方向に沿う側方位置に前記車体平行指標部材を立設し、前記送出手段から車体平行指標部材の透孔に向けて正対基準計測手段を送出し、かつその送出方向に前記受光部を上下動かつ左右方向に移動し、前記ヘッドライトテスタを前記被検車両に正対させるヘッドライトテスタの測定方法において、送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置し、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に配置するとともに、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪の高さよりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を配置し、これら正対基準計測手段と複数の車体平行指標部材との全域に亘って正対基準計測手段を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に送出し、該正対基準計測手段の送出状況ないし直線状況を目視確認し、前記送出状況ないし直線状況に応じて前記ヘッドライトテスタを上下または左右に移動調整することを特徴とするヘッドライトテスタの測定方法
  2. 測定用床面を自在に移動可能な走行車輪を有する機台と、被検車両のヘッドライトの照射光を受光可能な受光部とを備え、該受光部を上下動かつ左右方向に移動可能に設け、前記受光部に正対基準計測手段を直線状に送出可能な送出手段を設けるとともに、正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を有する車体平行指標部材を立設し、該車体平行指標部材を被検車両の前後方向に沿う側方位置に配置し、前記送出手段から車体平行指標部材の透孔に向けて正対基準計測手段を送出し、かつその送出方向に前記受光部を移動し被検車両に正対可能にした無軌道型のヘッドライトテスタにおいて、糸状の張設部材を送出可能な送出手段を設け、該送出手段を前記受光部において被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設けるとともに、前記透孔を被検車両の前後輪の高さよりも高位置に設け、前記車体平行指標部材より後方位置に車体平行指標部材を被検車両の側方に離間して立設し、該車体平行指標部材の前後輪よりも高位置に正対基準計測手段を受入れ可能な透孔を設けたことを特徴とするヘッドライトテスタ。
  3. 前記二つの車体平行指標部材を実質的に同一に構成した請求項記載のヘッドライトテスタ。
  4. 前記受光部の受光面に外部光の入射を遮断する外部光遮断部材を装着した請求項記載のヘッドライトテスタ。
  5. 前記外部光遮断部材は、遮光フ−ドまたは複数のマイクロル−バを配置した視野角制御フィルムである請求項記載のヘッドライトテスタ。
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