JP4859345B2 - 多層複合材中において層の向きを変更する方法および装置 - Google Patents

多層複合材中において層の向きを変更する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、多層複合構造体の同時押出成形に関する。
ホイートリ他への米国特許第5,122,905号明細書およびボンク他への米国特許第6,982,025号明細書により例示されているように、例えば、流動学的に相違するAおよびBの層をABABと繰り返す構成に組み合わされた流れを生成することが知られている。これらの複合材のいくつかは、有利な光学的性質を提供するものとして開示されている。ボンク他の特許では、他の複合材が、ガスバリヤーの使用、クッション材、および屈曲疲労に対する抵抗に役立つものとして開示されている。これらの複合材は、マイクロレイヤを含んでおり、これらの複合材が、同時押出成形により製造可能であることが開示されている。
ディンター他への米国特許第4,426,344号明細書は、積層複合材の流れの形成を含む同時押出成形プロセスを対象としており、その積層複合材の流れは、合流する流れの接触面を形成することによって、連続的だが非平面状の界面を有する。そのプロセスによれば、ディンター他では、異なる平面において積層複合材の流れを形成し、その後、その流れを横方向に合流させる前に、幅を狭めながら、積み重ねられた向きから、へり同士を合わせた同一平面の関係へ、流れの位置を変更する。その後に、そのプロセスにしたがって、生じる流体のかたまりは、多層製品として、下流のダイから押し出される。ディンター他についての図2は、一点鎖線で示すように、接合される2つの半分からなる多層化製品を示している。
シュレンク他への米国特許第5,094,788号明細書、シュレンク他への米国特許第5,094,793号明細書、および米国特許第5,269,995号明細書は、異なる熱可塑性材料からなる流れを別個の層および連続した層に積層成形して、溶融した高分子材料のかたまり内に複数の界面を生成する技術を開示している。この種の先行技術では、被積層成形流れは、x−y−z座標系のzで示される方向に流れるとともに、x−z平面にある概ね平面状の界面を含んでおり、複数の支流に分割される。流れの支流への分割は、x軸に沿っており、z軸と概ね平行である。x軸は、界面の横断寸法を定める。したがって、複数の支流は、被積層成形流れの界面の分割により作り出され、また、本技術において使用される「支流」という用語は、層状の原料流れを分割することによって得られる、被積層流れを意味する。
その後、支流の向きは、x軸およびy軸に対して変更されて、その結果、支流が、y方向に積み重ねられた向きになる。向きが変更された支流は、複数の界面を含んで組み合わされた流れが生成されるように、部分的に重なった関係に組み合わされる。
’788、’793および’995号のタイプの先行技術もまた、支流の流量を別々に調節し、x方向およびy方向に流れの寸法を変更することを開示している。さらに、’995号特許明細書は、マイクロレイヤ同時押出成形時に、界面における層の不安定さおよび分解を回避し、それにより望ましい光学および/または機械的性質に対する悪影響を回避するための保護境界層の使用を開示している。
’788および’793号のタイプの先行技術の欠点は、流動学的特性が異なる、隣接した層を有する、積層流れの場合、界面の歪み、よって層の変形または歪みが、例えば時間に左右される移行により生じる場合がある。この種の先行技術の別の欠点は、層の界面の不安定さであって、’995号のタイプにおけるような保護境界層の使用では、意図された使用に望ましくないかまたは必ずしも好ましくない別の層が加えられることである。
さらに、’788、’793、および’995号のタイプの先行技術では、生成される複合構造体が、層状に組み合わされた構造体に限定される。さらに、層の歪みは、被積層成形流れに相対的により機械的な操作をすることで、相対的にさらに大きくなると予想される。
したがって、界面の歪みを低減させ、それにより、層の変形および歪みを低減させて、複合構造体を成形することが、異なる熱可塑性材料を処理する場合には特に必要である。さらに、層界面の不安定さが現れないようにするかまたは最小限にする必要があり、また、保護境界層に依存せずにそのような結果を達成することが望ましい。被積層成形流れを機械的に操作することを最小限にするだけでなく、マイクロレイヤ同時押出成形を改良することもまた望ましい。
さらに、性能が改善された、例えば、バリヤー層性能が改善された、または応力亀裂が低減された層を含む多層複合製品、および層の組成をさらに変更した多層複合製品もまた、必要とされる。複合構造体は、バリヤーとして、例えば、ガス、湿気あるいは香りのバリヤーとして、有用な場合がある。改善されたバリヤーの性能は、例えば、履物類用の加圧ブラダーに有利であり、また様々なタイプのパッケージ類において有利である。
本発明によれば、流れを溶融積層させることにより定められる界面を有する被積層成形複合材を製造する、改良された方法が提供される。本発明の方法によれば、界面は、概ねx−y−z座標系のx−z平面にあり、x軸は、界面の横断方向の寸法を定め、またy軸は、界面を通って概ね垂直に延びる。
本発明の方法によれば、第1の被成形流れと、相互に間隔を置いて配置される第2の被成形流れとの相対的な方向が、変更され、流れの方向が変更された流れが、結合される。第1の被形成流れは、第1の複数の流れを合流させることにより生成される少なくとも1つの界面を含む層状の流れにすることができ、また、第2の被形成流れは、第2の複数の流れを合流させることにより生成される少なくとも1つの界面を含む層状の流れにすることができる。「複数」という用語は、2つまたはそれ以上の、マイクロレイヤ同時押出成形に必要とされる数まで含めて、本発明のこの特徴を示すために使用されている。本発明の方法によれば、層状の流れを形成する場合、望ましい場合、層の相対的な体積または質量を調節するために、合流される流れの少なくとも2つの体積または質量の流量を実質的に相違させることができる。
あるいは、いずれかまたは両方の流れは、単一層の流れにしてもよい。本発明の方法によれば、方向を変更される流れが、層状の流れまたは単一層の流れのいずれであっても、流れは、溶融積層に適切な形状に成形される。
本方法によれば、第1の被成形流れおよび第2の被成形流れが、それぞれ、概ねx−y−z座標系のzを示す方向の主な流れの方向を有することで、流れは、第1の相対的な方向から第2の相対的な方向へ変更される。好ましい実施形態では、流れは、概ねx軸に沿って横に並んだ向きから、第1の被成形流れが第1の平面を画定するとともに、第2の被成形流れがy軸に沿って第2の平面を画定する、概ね積み重ねられた向きへ、向きを変更される。概ね横に並んだ向きにおいて、流れは、同じ平面または異なる平面にすることができる。当然ながら、流れは、追加可能である。
その後、被積層成形複合材は、第1の被成形流れおよび第2の被成形流れを溶融積層することにより形成され、それによって、前述の界面が生成される。先行技術の’788号のタイプとは異なる本発明に係る方法によれば、被積層複合材は、層状の原料流れを分割することに依存せずに成形される。したがって、第1の被成形流れおよび第2の被成形流れは、層の体積および厚さにおいてのみならず、それらが層状の流れである場合は、層の配列などの層の構成を含むがそれに限定されない他の構成においても、相互に異なり得ることが好ましい。ここに示すように、被積層複合材の追加の界面を作り出すために、追加の流れを溶融積層させることができる。本発明の方法によれば、溶融積層される流れの体積または質量流量を実質的に相違させることができる。
その後、本発明の方法によれば、被積層成形複合材のこの界面は、厚さより幅が大きい多層複合製品を形成するように、x軸に沿って寸法を大きくされ、この界面は、幅に概ね平行である。例示的な製品は、多層シート製品である。本発明の目的のために、「多層の」という用語は、少なくとも2つの層を有する製品を含み、「シート状の」という用語は、一般に該技術ではフィルムと認識される製品を含み、したがってそれを除外するものと解釈すべきではない。
さらに、本発明によって、多層複合製品を製造する装置も提供される。本装置は、好ましい実施形態では、分割部材によって、第1の同時押出成形部分構造体と、第2の同時押出成形部分構造体とに分割される同時押出成形構造体を含む。第1の同時押出成形部分構造体は、第1の合流チャネルと流体連通する第1の流れ形成チャネルを含み、分割部材は、第1の流れ形成チャネルの壁部分を形成することが好ましい。第2の同時押出成形部分構造体は、第2の合流チャネルと流体連通する第2の流れ形成チャネルおよび第3の流れ形成チャネルを含み、また、分割部材は、さらに第2の流れ形成チャネルの壁部分を形成可能である。望ましい場合、分割部材は、1つまたはそれ以上の流れを分割する壁を有し得る。
第2の好ましい実施形態では、本発明の装置は、第1の流れ形成構造体と、合流チャネルと流体連通する第1の流れ形成チャネルと、分割部材とを含み、また、第1の流れ形成構造体は、合流チャネルと流体連通する第2の流れ形成チャネルと、第3の流れ形成チャネルとを含むように分割部材により分割される。この実施形態では、同時押出成形構造体は、第1の流れ形成チャネル、第2の流れ形成チャネル、および合流チャネルにより形成され、また、分割部材は、第1の流れ形成チャネルの壁部分を形成可能である。
いずれにしても、本発明の装置は、流れを溶融積層させる前に相対的な流れの向きを変更するための、取り外し可能に配置されたフローシーケンサーをさらに含むことが好ましい。本発明によれば、本発明の装置において有用なフローシーケンサーの入口は、概ね横に並べて配置される。
同時押出成形構造体は、取り外し可能な1つまたはそれ以上の流れ形成インサートを含むことが好ましく、分割部材は、取り外し可能な分割プレートにすることができる。本発明に係る装置は、さらに、追加の1つの分割部材または複数の分割部材を含み得る。
本発明の追加の利点および有利な特徴は、図面および詳細な説明に説明されており、部分的には、当業者には、図面および詳細な説明を検討すると明らかになるか、あるいは本発明を実施することによって分かり得る。図面および詳細な説明において、本発明の好ましい実施形態は、本発明の実施について検討されたベストモードを例示することにより、示され説明されている。理解されるように、本発明では、他の異なった実施形態が可能であり、またそれのいくつかの詳細は、本発明から全く逸脱することなく、種々の態様で変更可能である。したがって、図面および詳細な説明は、事実上例示的なものとみなされ、限定的なものとはみなされない。
ここで、本発明に係る明細書の一部分を形成する添付の図面を参照する。
本発明によれば、界面の歪み、よって層の変形および歪みが、低減される。さらに、層界面の不安定さの発現は、最小限にされるか、または妨げることもでき、また、この結果は、保護境界層に依存せずに得られる。被積層成形流れの機械的な操作が、減少する。さらに、本発明は、マイクロレイヤ同時押出成形に役立つ。
本発明の結果として、性能が改善された層を含む多層複合製品を入手可能である。さらには、さらに変化させた層を有する多層複合製品を入手可能である。
図1および図2を参照すると、本発明によれば、幅wを有する界面14を含む第1の層状の流れ12は、原料流れA、Bから生成される。同様に、幅w’を有する界面24を含む第2の層状の流れ22は、原料流れC、Dから生成される。ここに述べるように、マイクロレイヤの同時押出成形に必要とされる流れまで複数の追加の流れを用いることができる。さらに、望ましい場合、追加の層状の流れを生成可能である。
ここで特に図2を参照すると、装置10は、同時押出成形部分構造体26a、26bを含み、これら構造体は、原料流れを、同時押出成形に適切な形状にし、幾何学的に輪郭が定められる層状の流れ12、22を形成する。給送チャネル15aは、原料流れA用の押出機(図示せず)と、同時押出成形部分構造体26aとの間を接続すると都合がよい。流れAは、マニホールド30a内へ流れ、合流準備チャネル34a内にある矢印が示す、流れAの流れの主な方向に対して概ね横断方向にマニホールド内を広がる。流れ形成用のチャネルマニホールドから、流れAは、流れ形成チャネルの合流準備チャネル34aに入る。
同様に、給送チャネル16aは、原料流れB用の押出機(図示せず)と、同時押出成形部分構造体26aの、流れ形成用のインサート2aとの間を接続すると、都合がよい。流れBは、好ましくは、流れAとは、特性が流動学的に異なり、マニホールド40a内へ流入し、合流準備チャネル44a内にある矢印により示した流れBの流れの主な方向に概ね横断方向に、マニホールド内を広がる。マニホールドから、流れBは、同時押出成形部分構造体26aの合流準備チャネル44aに入る。
流れAおよび流れBが、合流準備チャネル34a、44aを出て、同時押出成形部分構造体26aの合流チャネル46a内において合流すると、被成形流れは、チャネル34aの幅wと、チャネル44aの幅wとそれぞれ一致する幅をそれぞれ有し、合流すると、溶融成形物12(図1に図示)を形成することが好ましく、この溶融成形物12は、流れの層同士の間に(同様に幅wを有する)界面14を含む。
引き続き特に図2を参照すると、給送チャネル15b、16bは、原料流れCおよびD用の押出機(図示せず)と、同時押出成形部分構造体26bとの間を接続すると都合がよい。流れCおよびDは、一般に、相互に流動学的特性が異なり、それぞれ、流れ形成インサート2bのマニホールド30bとマニホールド40bとに入る。マニホールド内では、流れC、Dは、各合流準備チャネル34b、44b内にある矢印により示した流れの主な方向に概ね横断方向に広がる。マニホールド30b、40bから、流れC、Dは、各合流準備チャネル34b、44bに入る。その後、流れC、Dは、合流準備チャネル34b、44bを出て、同時押出成形部分構造体26bの合流チャネル46b内において合流し、被成形流れは、それぞれ、チャネル34bの幅w’とチャネル44bの幅w’とそれぞれ一致する幅を有し、合流すると、溶融成形物22(図1に図示)を形成すると都合がよく、この溶融成形物22は、流れの層同士の間に(同様に幅w’を有する)界面24を含む。
図2から理解できるように、同時押出成形部分構造体26aのマニホールド30a、40aは、幅wを有して合流準備チャネル34a、44aから出る流れを提供するとともに、同時押出成形部分構造体26bのマニホールド30b、40bは、幅w’を有して合流準備チャネル34b、44bから出る流れを提供すると有利である。しかしながら、当業者が理解するように、幅wまたはw’は、例えば、その代わりに、マニホールドの下流に、各合流準備チャネル内において流れの幅を広げるかまたは狭めることにより、提供可能である。さらに、層状の流れ12、22が形成される場合、幅wおよび幅w’が相互に実質的に一致することは好ましいが、層状の流れ12、22が形成される場合、幅wは、幅w’よりも広げるかまたは狭めることが可能であることを、当業者は理解するだろう。
各層状の流れ12、22における層の相対的な体積は、相対的な体積スループットにより調節可能である。ルイスへの米国特許第5,389,324号明細書により説明されているように、相対的な体積流量を調節する一般的な技術には、相対的な流れ粘度に影響を与える温度差を利用すること、流路の外形を利用すること、例えば、各流路の長さ、高さおよび/または幅を実質的に相違させることがあり、それにより、層の厚みに勾配がつけられた多層構造体を形成可能である。本発明によれば、各押出機の出力を実質的に相違させることもできる。
流れAよりも流れBに対する押出機の出力を相対的に大きくし、その結果として、流れA、Bが、層状の流れ12を形成する際、流れA、Bの流量は、実質的に異なると都合がよく、したがって、これによって、図1により示したように、A層よりもB層の方が、相対的に体積が大きくなる特徴を有する。望ましい場合、相対的な体積または質量流量を利用して、溶融積層物12内におけるB層に比較してA層の体積または質量を多くすることができるが、あるいは層状の流れ22について示したように、層の質量は、実質的に等しくすることもできる。
さらに図1に示すように、幾何学的に定められる流れ12、22は、それぞれ厚さtを有し、それは、各界面14、24に概ね垂直である。流れ12、22は、(図示するように)幅の方が厚さより大きい場合があり、正方形の場合があり、あるいは厚さの方が幅より大きい場合がある。いずれにしても、本発明によれば、流れ12、22は、後の溶融積層に適切な形状にされる。溶融積層に適切な形状にされ、または同時押出成形に適切な形状にされることによって、溶融積層成形されるかまたは同時押出成形される流れが、少なくとも1つの平面を含むことは、本発明の目的のためである。同様に、流れ形成用チャネルまたは流れ形成用インサートなど、特徴を説明するために、この説明において用いている「流れを形成する」ことは、チャネルまたはインサートが、少なくとも1つの平面を有する流れを作り出すことを意味している。
したがって、前述のことから、本発明の好ましい実施形態によって、幅wを有し連続した概ね平坦な界面を含んで積層成形される流れが、同様に幅wを有して成形される流れを合流させることにより、形成され、かつ幅w’を有し連続した概ね平坦な界面を含み積層成形される流れが、同様に幅w’を有して成形される流れを合流させることにより、形成されることが、理解できる。したがって、シュレンク他の先行技術とは異なって、溶融積層により積層成形される複合材を生成するために積層成形される流れは、相互に別々に形成される。したがって、本発明の方法によって、層状の流れ12、22に共通の層状の原料流れがないので、その結果、層状の流れ12、22は、層状の原料流れを分割することに依存せずに形成され、よって支流ではない。したがって、積層流の流れの操作は、減少する。利点としては、界面の歪みが減り、層の変形および歪みが減るということがある。
図2を再度参照すると、同時押出成形部分構造体26aおよび同時押出成形部分構造体26bは、ともに同時押出成形構造体を構成し、該同時押出成形構造体は、本発明によれば、分割部材28により部分構造体26a、26bに分割される。この点において、分割部材28の細長い部分28aは、分割することによりマニホールド30a、30bを画定し、分割することにより合流準備チャネル34a、34bを画定し、分割することにより合流チャネル46a、46bを画定する。さらに、分割プレートの細長い部分28aは、マニホールド30a、合流準備チャネル34a、および合流チャネル46aの側壁32aと、マニホールド30b、合流準備チャネル34b、および合流チャネル46bの側壁(図示せず)を提供する。
さらに、分割部材は、アーム28bを含み、それは、成形インサート2a、2bの間を延び、それらに隣接して配置される。このように、アーム28は、細長い部分28aに概ね垂直に向けられて示されており、マニホールド40a、40bを隔て、成形インサート2a、2bの合流準備チャネル44a、44bを隔て、マニホールド40aおよび合流準備チャネル44aの側壁32bと、マニホールド40bおよび合流準備チャネル44bの側壁(図示せず)とを提供する。
分割部材は、取り外し可能な分割プレートであることが好ましい。同様に、流れ形成インサート2a、2bは、装置10の本体から取り外し可能であることが好ましい。しかしながら、取り外し可能であることは、有用な分割部材または有用な流れ形成構造体に必要な特徴ではない。
分割部材は、横断方向の流れの方向に対して、同時押出成形構造体内の概ね中央に配置されると有利である。その結果、分割することによって、横断方向の流れの方向に相互に概ね等しい同時押出成形部分構造体26a、26bが作り出され、例えば、横断方向の流れの方向に相互に概ね等しいマニホールド30a、30bと、同様に横断方向の流れの方向に相互に概ね等しいチャネル46a、46bを含む。
引き続き図2を参照し、さらに図3を参照すると、横に並んだチャネル46a、46bは、フローシーケンサー50と、さらに詳細には、図示したように、入口52a、52bから、フローシーケンサー50のフローシーケンスチャネル54a、54bに流体連通している。フローシーケンスチャネル54a、54bは、入口52a、52bにおける同一平面で横に並んだ向きから、相対的な方向を相互に変化させて、界面生成チャネル53を形成するように相互に近づき、積み重ねられた向きになる。後述するように、フローシーケンサーは、分割プレート28およびインサート2a、2bのように、装置10の本体内のキャビティ内に取り外し可能に挿入可能であることが好ましい。
さらに図1と、x、yおよびzが相互に概ね垂直に向けられて図示されたx−y−z座標系とを参照すると、シーケンサー50の入口52a、52bにおいて、概ね長方形に成形された層状の流れ12、22は、x軸に沿って横に並べて配置されると都合がよい。フローシーケンサー内では、被成形流れ12、22は、それぞれ、概ね主な流れのまたはz方向に流れ、界面14、24は、x軸、したがって概ねy軸に垂直に配列される。本発明によれば、被成形流れは、概ねz方向に流れながら、フローシーケンスチャネル54a、54bによりシーケンサー50内において、x軸に沿った横並びの向きから、’788特許の図1の支流のように、被成形流れ12が第1の平面を画定し、かつ被成形流れ22がy軸に沿って第2の平面を画定する積み重ねられた向きへ、向きが変更され連続して流される。お気づきのように、主な流れの方向は、z方向、と定義され、したがってz方向、ならびにx軸およびy軸は、主な流れの方向が変更されることで変更される。x軸およびy軸に沿って、流れ12、22の両方を新しい方向に向けることが示されているが、唯一の流れをx軸およびy軸に沿って新しい方向に向けることで十分足り得ることを、当業者は理解するだろう。
引き続き図1から図3を参照すると、シーケンサー50の界面生成チャネル53内において、新しい方向に向けられ溶融積層に適切な形状にされる流れ12、22は、x−y−z座標系のx−z平面により画定される主な面に沿って結合されて、積層成形複合材62に、連続し概ね平坦な界面64が生成され、この複合材62は、y方向に積み重ねられて成形された層からなる。シュレンク他の先行技術とは異なり、層状の流れ12、22に共通の層状の原料流れがないので、積層成形複合材62は、層状の原料流れを分割することに依存せずに形成される。
図1に示すように、流れ22は、被積層成形複合材62の体積または質量のうち、流れ12が占める体積または質量よりも相対的により多くの割合を占めると都合がよい。前述したように、相対的な体積または質量のスループットにより、相対的な体積または質量を調節可能である。都合がよいことに、押出成形機の出力が、流れA、Bに対するよりも流れC、Dに対して相対的に多く用いられて、その結果、界面生成チャネル53内において溶融積層により積層成形される複合材62が成形される、被積層流れ12、22の流量は、実質的に異なる。望ましい場合、相対的な体積または質量の流量を用いて、被積層成形複合材62において、被成形流れ22の体積または質量よりも、被成形流れ12の体積または質量を相対的により大きくするか、またはその逆にするか、あるいは複合材62における割合を実質的に等しくすることができる。被成形流れ12、22は、実質的に相互に幅が一致し、流れ12の縁と流れ22の縁とは、界面64を形成するときに一直線に並べることができると都合がよい。
図2を再度参照すると、その後、被積層成形複合材62は、フローシーケンサーから寸法変更チャネル55を通って流されて、この寸法変更チャネル55は、接続チャネル56に通じ、この接続チャネル56は、装置10の出口スロット57で終わる。さらに詳細には、図3をさらに参照すると、界面生成チャネル53は、フローシーケンサーの出口スロット58から、次にチャネル55内へ通じ、このチャネル55は、適宜流れの幅を広げるように相互に対向して配置された壁59を含み、被積層成形複合材62は、装置10から出る前に幅を広げられる。複合材62の幅が相対的に広げられることによって、下流のダイに対する複合材62の幅の比が小さくなる。
その後、本発明によれば、被積層成形複合材62は、装置10から直接または迂回して適切な通常の下流押出ダイ内へ流され、そこから、図1に示した多層シート製品69が出てくる。望ましい場合、複合材62は、下流の押出ダイへ入る前に、同様に成形された1つまたはそれ以上の同様の流れと合流させることができる。引き続き図1を参照すると、シート69は、厚さTより幅が大きく、シートの幅は、一般に、押出ダイ内において処理することにより広げられ、また、フローシーケンサー50内において生成される界面64は、シート幅のWと概ね平行である。有用な押出ダイに関して、ディンター他への米国特許第4,426,344号明細書の図1に注目し、図1は、全体として下流の押出ダイを示し、ディンター他のこの態様は、参照によってこの説明に組み込まれる。しかしながら、新たに形成される界面とその前に形成された界面とが概ね相互に垂直であるディンター他の図2に示した製品とは異なって、流れを新しい方向に向けた後に生成される界面64は、その前に形成された界面14、24と概ね平行である。
したがって、本発明によれば、変形または歪みが減少した、よって性能が改善された層を含む多層複合製品が、本発明により得られる。さらに、本発明では支流を使用する必要がないので、さらに層構成が変更された複合製品が得られる。シュレンク他の先行技術では、A/B/A/Bの層構成を有し組み合わされた構造が、結果として生じるのに対して、例えば、シート製品69の4つの層は、相互に特性が異なり、したがって、A/B/C/Dとして表わすことができる。さらには、装置310の実施形態により示すように、界面の生成には、少なくとも、層の総数を二倍にする必要はない。さらに、本発明が、マイクロレイヤ同時押出成形に適用された場合、改善された好結果を得られる。
合流チャネル46aおよび接続チャネル56内にある矢印は、流れ12、22が形成され、被積層成形複合材62が装置10から出ていくまでの流体の流れの主な方向を示す。サイドプレート(図示せず)が、同時押出成形構造体26、ならびにフローシーケンサー50および下流のチャネル56を含む、装置10の残りの露出された構造体を囲む。
一般的に言って、層状の原料流れを分割しないことと合わせて(分割は、シュレンク他による先行技術により教示されている)、被積層成形流れの寸法または形状のどんな変更も、最小限にすることが好ましい。しかしながら、特定のプロセスまたは製品要件を満たすのに適切に、被積層成形流れの寸法を変更可能であることを、当業者は理解するだろう。したがって、被積層成形流れ12、22の一方または両方の寸法の操作は、界面64を形成する前に行うことができる。さらに、被積層成形複合材62の形状は、特定のプロセスまたは製品の要件を満たすように変更可能である。一般には、被積層成形流れが装置10から出た後に、前に示したように、厚さおよび/または幅の変更が行われることになる。したがって、要件によって異なるが、フローチャネルの外形の変更により、被積層成形流れの操作を最小限にすることができる。
図3および図4を参照すると、フローシーケンサー50は、プレート面85、86、87、88にそれぞれ示すように、表面チャネル80、81、82、83を有する複数のプレート76、77、78のアセンブリであることが好ましく、それらは、フローシーケンスチャネル54a、54b、およびチャネル54a、54bの入口52a、52bを形成するように結合する。したがって、入口52aおよびチャネル54aは、プレート77の面87に入口チャネル部90と合流促進チャネル部91とを含む表面チャネル82と、プレート78の対向した面88の対向した表面チャネル83とによって、提供される。同様に、入口52bおよびチャネル54bは、プレート76の面85の表面チャネル80と、プレート77の対向した面86に、入口チャネル部92と合流促進チャネル(または出口チャネル)部93とを含む対向した表面チャネル81とによって、提供される。
引き続き図3および図4を参照すると、フローシーケンサーの界面生成チャネル53および出口スロット58は、プレート77の対向した側壁94(図4に図示)により部分的に形成される。プレート76、77、78とその表面チャネルとを相互に配列させるための配列ピンおよび対応する孔(図示せず)が設けられることが好ましい。
図5を参照すると、本発明によって、幅wを有する界面114を含む第1の5つの層の溶融積層成形品112が、原料流れから成形される。同様に、幅w”を有する界面124を含む第2の5つの層の溶融積層成形品122が、原料流れから成形される。
図6に関して、装置110は、主として図2の装置10とは、以下の点において異なるものとして示されている。すなわち、まず、同時押出成形部分構造体126a、および同時押出成形部分構造体126bが、ともに5つの層の溶融積層品112、122を形成するための同時押出成形構造体を構成し、この目的のために、成形インサートの3つの追加のセット(これらのうち、成形インサート103a、103b、104a、104b、105aのみを示す)を含む点と、流れが同時押出成形構造体に入ると、分割部材128が複数の原料流れを分割する点とにおいて異なる。成形インサート102a、102bなどのこれらのインサート、およびフローシーケンサー150は、装置110から取り外し可能であることが好ましい。前述したように、分割部材は、横断方向の流れの方向に対して、同時押出成形構造体内の概ね中央に配置されることが好ましい。
図6では、成形インサート103a、103b、105aのほとんどの特徴は、これらのインサートが、他の成形インサートと同様に、装置110の本体内のキャビティー内に配置されていることを強調するために、点線で示している。図2に関して、前に出てきた特徴および他の態様のいくつかは、すでに説明した。したがって、同様の部分は、同様の番号で指定し、装置110の説明を短縮しているので、装置10に対する前の説明を参照するとよい。
給送チャネル115、116、117、118、119は、押出機(図示せず)と、装置110の同時押出成形構造体との間を接続すると都合がよく、それによって、原料流れA、B、C、DおよびEが、ここに示すように、それぞれ同時押出成形構造体に入る。原料流れは、相互に流動学的に異なり得ることが好ましい。しかしながら、いずれにしても、流れBおよびCは、流れAとは異なることが好ましく、また、流れDおよびEは、それぞれ流れBおよびCとは異なることが好ましい。
原料流れAが、給送チャネル115から押出成形構造体内へ流れると、流れAは、分割部材128の細長い部分128aの分割壁136aで分割される。さらに、図7も参照すると、概ねT字状の分割部材128および細長い部分128aが、さらにはっきりと示されている。その後、流れAは、分割され、合流準備チャネル134a内にある矢印により示した、流れAの流れる主な方向に対して概ね横断方向にマニホールド130a、130b内を広がり、合流準備チャネル134a、134bに入る。
引き続き図6および図7を参照すると、原料流れBが、給送チャネル116から同時押出成形構造体内へ流れると、流れBは、分割部材の第1のクロスバー143aのアーム128bの分割壁136bにより分割される。その後、分割された流れBは、成形インサート102a、102bのマニホールド140a、140b内を、合流準備チャネル144a、144b内にある矢印により示した流れBの流れの主な方向に対して概ね横断方向に広がり、合流準備チャネル144a、144bに入る。
アーム128bは、成形インサート102aと102bとの間を延び、それらに隣接して配置されている。このように、アーム128bは、マニホールド140a、140bを隔て、成形インサートの合流準備チャネル144a、144bを隔て、さらにマニホールド140aおよび合流準備チャネル144aの側壁132b、ならびにマニホールド140bおよび合流チャネル144bの側壁(図示せず)を提供する。マニホールド140a、140bの側壁は、分割壁136bを提供するように合わさる。
同様に、原料流れCが同時押出成形構造体内へ給送チャネル117から流れると、流れCは、分割部材のクロスバー143aの対向したアーム128cの分割壁136cにより分割される。その後、分割された流れCは、成形インサート103a、103bのマニホールド142a、142b内を、合流準備チャネル144a、144b内にある矢印により示した流れの方向に対して概ね横断方向に広がり、合流準備チャネル138a、138bに入る。
アーム128Cは、成形インサート103a、103bの間を延び、それらに隣接して配置されている。このように、アーム128Cは、マニホールド142a、142bを隔て、成形インサートの合流準備チャネル138a、138bを隔て、またさらに、マニホールド142aおよび合流準備チャネル138aの側壁132cと、マニホールド142bおよび合流準備チャネル138bの側壁(図示せず)を提供する。マニホールド142a、142bの側壁は、分割壁136cを提供するようにくぼんでいる。
同様に、原料流れDおよびEは、給送チャネル118、119を通って装置110の同時押出成形構造体に入り、これらの給送チャネルは、入口チャネルを介して各流れ成形インサートの各マニホールドと連通している。図6には、成形インサート104a、104b、105aと、入口チャネル127a、127bと、マニホールド131a、131b、135aとのみを示し、成形インサート104bに関連して示されているような成形インサート、入口チャネル、およびマニホールドは示していない。
図6および図7を再び参照すると、原料流れDが、給送チャネル118から同時押出成形構造体内へ流れると、流れDは、分割部材の第2のクロスバー143bのアーム128dの分割壁136Dにより分割される。その後、分割された流れDは、入口チャネル127a、127bを通って、成形インサート104a、104bのマニホールド131a、131b内を、合流準備チャネル144a、144b内にある矢印により示した流れの方向に対して概ね横断方向に広がり、次いで、各合流準備チャネルに入る(合流準備チャネル145aは一部分のみを示す)。
アーム128dは、成形インサートの間を延び、それらに隣接して配置される。結果として、アーム128dは、成形インサートの、入口チャネル127a、127bを隔て、マニホールド131a、131bを隔て、合流準備チャネルを隔てる。さらに、アーム128dは、入口チャネル127aの側壁133dと、マニホールド131aおよび合流準備チャネル145aの側壁132dと、入口チャネル127bの側壁(図示せず)と、マニホールド131bおよびその合流準備チャネル(図示せず)の側壁(図示せず)とを提供する。入口チャネルの側壁は、分割壁136dを提供するようにくぼんでいる。第1のクロスバーのように、クロスバー143bは、分割部材の細長い部分128aに対して概ね垂直を向くように示している。
同様に、原料流れEは、給送チャネル119から、同時押出成形構造体の各成形インサート(インサート105aの一部分のみ図示)へ流れ、分割部材の対向するアーム128eの分割壁136eにより分割される。その後、分割された流れEは、各入口チャネルを通って、その後に、各マニホールド(マニホールド135aの一部分のみ図示)内を、合流準備チャネル144a、144b内にある矢印により示された流れの方向に対して概ね横断方向に広がり、各合流準備チャネル(合流準備チャネル141aの一部分のみを図示)に入る。
分割された流れA、BおよびCが、同時押出成形部分構造体126aの合流準備チャネル134a、144a、138aを出て、合流チャネル146a内で合流すると、形成された流れは、各々、チャネル134aの幅wに一致する幅を有することが好ましく、合流すると、幅wに一致する幅の層界面を含む、3層に成形される溶融積層物を形成する。それの下流において、分割された流れDおよびEは、同時押出成形部分構造体126aの合流準備チャネル145a、141aを出て、共通のチャネル146a内において、予め形成された3層の溶融積層物と合流すると、形成された流れD、Eもまた、それぞれ、チャネル134aの幅wに一致する幅を有し、合流すると、5層の溶融積層物112(図5に示す)を形成し、この溶融積層物112は、同様に幅wを有する界面114を含んでいる。
同様に、分割された流れA、BおよびCは、同時押出成形部分構造体126bの合流準備チャネル134b、144b、138bを出て、合流チャネル146b内において合流し、形成された流れは、各々、チャネル134bの幅w’に一致する幅を有することが好ましく、合流すると、幅w’に一致する幅の界面を含み、3層に成形される溶融積層物を形成する。それの下流において、分割された流れDおよびEは、同時押出成形部分構造体126bの各合流準備チャネル(図示せず)を出て、共通のチャネル146b内において、予め成形された3層の溶融積層物と合流し、この溶融積層物は、幅w’に一致する幅を有する界面を含み、形成された流れDおよびEもまた、各々、チャネル134bの幅w’に一致する幅を有し、合流すると、5層の溶融積層物122(図5に示す)を形成し、それは、同様に幅w’を有する界面124を含んでいる。
図6から理解可能であるように、同時押出成形部分構造体126aのマニホールドは、幅wを有する同時押出成形部分構造体126aの合流準備チャネルから出る流れを提供することが好ましい。同様に、同時押出成形部分構造体126bのマニホールドは、幅w’を有する各合流準備チャネルから出る流れを提供することが好ましい。しかしながら、幅wまたはw’は、例えば、その代わりに、マニホールドの下流において、各合流準備チャネルの流れの幅を広くするか狭くすることにより提供される。
図5を再度参照すると、形状が定められた5層の流れ112、122は、各々、厚さtを有し、その厚さtは、各界面114、124に概ね垂直である。望ましい場合には、被成形流れ112、122は、(示すように)厚さよりも幅の方を大きくするか、正方形にするか、幅よりも厚さの方を大きくすることができる。望ましい場合、流れ112、122の層の相対的な体積または質量は、相対的な体積または質量の流量を変更することにより変更可能である。いずれにしても、本発明によれば、流れ112、122は、後の溶融積層に適切な形状にされる。
したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、幅wを有して連続し概ね平坦な界面114を含む、5層に成形される流れ112は、同様に幅wを有する、被成形流れを合流させることにより形成され、また、幅w’を有して連続し概ね平坦な界面124を含む、5層に成形される流れ122は、同様に幅w’を有する、被成形流れを合流させることにより形成される。本実施形態では複数の原料流れが分割されているので、流れ112、122は、同一の層順序を有する。望ましい場合、原料流れの入力について、図2に示したのと同様の実施形態に装置110を変更することによって、流れ112、122の層順序を相違させることが可能となり、この場合、層状の流れ112を形成するように合流される流れは、層状の流れ122を形成するように合流される流れと同じ構成、または異なる構成にすることができる。さらにそのような場合、押出機の出力における相違を利用して、成形される、次に形成される10層の複合材中において、5層に成形される流れの相対的な体積または質量を変更可能である。
図5およびそこに示したx−y−z座標系と、図6との両方を参照すると、フローシーケンサー150の入口152a、152bにおいて、溶融積層に適切な形状にされた層状の流れ112、122は、x軸に沿って並べて配置されると都合がよい。フローシーケンサー内において、界面114、124を概x軸と整列させて、被成形流れを、それぞれ、概ね、主な流れの方向またはz方向に流す。本発明によれば、流れ12、22に関して上に述べたように、被成形流れは、フローシーケンサー150内において、被成形流れがy軸に沿って間隔を置いて配置される異なる面を画定する、積み重ねられた向きに、向きを変更され、溶融積層されて、y方向に積み重ねられた成形層からなる10層に成形される複合材162に、連続し、概ね平坦な界面164が生成される。その後、被積層成形複合材162は、幅または厚さを変更せずに、フローシーケンサーから、装置110の出口スロット157で終わる接続チャネル156を通って流すと都合がよい。接続チャネル156内にある矢印は、流れ112、122の形成により、流体が、装置110から、被積層成形複合材162の出口へ流れる主な方向を示す。
図5に示すように、被成形流れ112、122は、被積層成形複合材162の体積と実質的に等しい体積を占める。しかしながら、成形インサートを取り外し可能であることによって、例えば、合流準備チャネル用流路の長さがそれぞれ長いかまたは短い1つまたはそれ以上の代わりの成形インサートを使用することにより、相対的な流量を変更可能であることが好ましい。したがって、例えば、成形インサート102a、103a、104a、105aは、合流準備チャネル路の長さが相対的に短い成形インサートと交換可能であり、その結果、被成形流れ112は、被積層成形複合材162の体積または質量に対して、被成形流れ122よりも相対的に大きな体積を占めることになる。この利点は、同様に、層状の流れ112、122のいずれかまたは両方における流れA、B、C、DおよびEの相対的な流れ体積を調節するために利用可能であり、それによって、望ましい場合、いずれかまたは両方の層状の流れは、層の厚さを相違させて、また一層の厚みに勾配を持たせて生成可能である。
本発明によれば、また図1および図2の実施形態に関して説明したように、被積層成形複合材162は、装置110から直接または迂回して適切な通常の下流の押出ダイ内へ流されて、そこから多層シート製品が出てくる。シート製品69と同様に、この多層シート製品は、厚さより幅が大きく、また、流れを変更した結果生成される界面は、シートの幅と概ね平行である。
図8に関して、図6の装置110と異なる装置210が示されており、その相違点は、主に、同時押出成形部分構造体226aと、同時押出成形部分構造体226bとが、ともに、7層の流れを形成するための同時押出成形構造体を構成し、この目的のために、成形インサートの追加の2つのセットを含んでいる点と、分割部材228が、第3のクロスバー243cを含んでいる点と、装置210が、薄膜層成形インサート208、209をさらに含んでいるという点とである。他のインサートと同様のこれらのインサート、およびフローシーケンサー250は、装置210の本体のキャビティ内に取り外し可能に挿入されることが好ましい。図面では、これらのインサート、およびフローシーケンサー250は、これらの特徴に関する図を分かりやすくするために実線で示しており、装置210のフローキャビティは、省略しているか、または点線で示している。前と同様に、分割部材228は、横断方向の流れの向きに対して、同時押出成形構造体内の概ね中央に配置されることが好ましく、その結果、同時押出成形部分構造体226a、226bが、横断方向の流れの向きに相互に概ね等しくなる。
装置10および110に関して、これらおよび他の態様のいくつかは、すでに説明した。したがって、同様の部分は、同様の番号で指定し、装置210の説明は、省略して記載し、装置10および110に関する前の説明を参照可能である。
給送チャネル215、216、217、218、219、220、221は、押出機(図示せず)と、装置210の同時押出成形構造体との間を接続すると都合がよく、それによって、原料流れA、B、C、D、E、FおよびGは、図示したように、それぞれ同時押出成形構造体に入る。原料流れは、相互に流動学特性が異なることが好ましいが、いずれにしても、流れBおよびCは、流れAと異なり、流れDおよびEは、流れBおよびCとそれぞれ異なり、流れFおよびGは、流れDおよびEとそれぞれ異なることが好ましい。
装置110と同様に、チャネル244aの幅wと一致する幅を有し5層に外形が定められる溶融積層物は、合流チャネル246a内において、同時押出成形部分構造体226aの適切な合流準備チャネルを出て幅wに一致する幅を有する被成形流れから、成形され、また、チャネル244bの幅w’に一致する幅を有し5層に外形が定められる溶融積層物は、合流チャネル(図示せず)内において、同時押出成形部分構造体226bの適切な合流準備チャネルを出て幅w’に一致する幅を有する被成形流れから、成形される。しかしながら、後述するように、他の層を追加する。
原料流れFおよびGは、給送チャネル220、221を通って装置210の同時押出成形構造体に入り、これらの給送チャネルは、入口チャネル211を介して各流れ成形インサートの各マニホールドと連通している。流れ成形インサート206a、206b、207aと、入口チャネル211a、211bと、マニホールド225a、229aとのみを、全体または部分的に示す。入口チャネル211aのような入口チャネル(図示せず)は、インサート207aのマニホールド229aに通じており、入口チャネル211bは、マニホールド225aのようなマニホールド(図示せず)に通じており、入口チャネル211aのような入口チャネル(図示せず)は、インサート(図示せず)のマニホールド225aのようなマニホールド(図示せず)に通じている。
原料流れFが、給送チャネル220から同時押出成形構造体内へ流れると、流れFは、分割部材228の第3のクロスバー243cのアーム228fの分割壁236fにより分割される。その後、分割された流れFは、入口チャネル211a、211bを通って流れ、成形インサート206a、206bの各マニホールド(マニホールド225aの一部分のみを示す)内を横断方向に広がり、各合流準備チャネル(合流準備チャネル239aの一部分のみを示す)に入る。
アーム228fが、成形インサート206a、206bの間を延びそれらに隣接して配置される。このように、アーム228fは、成形インサートの、入口チャネル211a、211bを隔て、マニホールドを隔て、合流準備チャネルを隔てる。さらに、アーム228fは、入口チャネル211aの側壁233f、および入口チャネル211bの側壁(図示せず)を提供する。入口チャネルの側壁は、分割壁236fを提供するようにくぼんでいる。
同様に、原料流れGは、分割部材のクロスバー243cの対向したアーム(図示せず)の各分割部により分割される。その後、分割された流れGは、各入口チャネルと通り、各成形インサート(成形インサート207aの一部分のみを示す)の各マニホールド(マニホールド229aの一部分のみを示す)内を横断方向に広がり、各合流準備チャネル(合流準備チャネル237aの一部分のみを示す)に入る。
分割された流れFおよびGが、同時押出成形部分構造体226aの合流準備チャネル239a、237aから出て、共通のチャネル246a内において、予め成形された5層の溶融積層物と合流すると、被成形流れF、Gは、各々、合流準備チャネル244aの幅wに一致する幅を有し、合流すると、7層の溶融積層物を形成し、それは、同様に幅が幅wに一致する界面を含んでいる。分割された流れFおよびGが、同時押出成形部分構造体226bの対応の合流準備チャネルから出て、各共通のチャネル内において、合流準備チャネル244bの幅w’に幅が一致する、予め成形された5層の溶融積層物と合流すると、被成形流れF、Gは、各々、チャネル244bの幅w’と一致する幅を有し、合流すると、同様に幅が幅w’に一致する界面を含む7層の溶融積層物を形成する。
したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、幅wを有し連続し概ね平坦な界面を含む、外形が定められる7層の溶融積層物が、同様に幅wを有して成形される流れを合流させることによって成形され、また、幅w’を有し連続し概ね平坦な界面を含む外形が定められる7層の溶融積層物は、同様に幅w’を有して成形される流れを合流させることによって成形される。本実施形態では原料流れが分割されているので、7層の溶融積層物は、同一の層順序を有する。望ましい場合、原料流れの入力に関して図2に示した実施形態と類似するように装置210を変更することによって、7層の溶融積層物の層順序を相違させることができ、また、そのような場合、7層の溶融積層物の1つを成形するように合流される複数の流れは、複数の流れの構成を、他の7層の溶融積層物を成形するように合流される流れと同じにするかまたは相違させることができる。さらにそのような場合、押出機の出力を相違させると、結果として14層に積層成形される複合材中における7層の溶融積層物の相対的な体積または質量を変更することができる。望ましい場合、7層の溶融積層物中の層の相対的な体積または質量は、相対的な体積または質量流量を変更することにより変更可能である。
引き続き図8を参照し、かつ図1と類似することにより、フローシーケンサー250の入口(入口252a(のみを示す)では、概ね長方形に形成された2つの7層の流れは、x軸に沿って横に並べて配置されると都合がよい。シーケンサー250内では、各流れが概ねz方向であり、界面がx軸と概ね平行であり、本発明に係る7層の流れは、流れ12、22に関して前述したように向きを変更されるとともに、連続し概ね平坦な界面の境界がy方向に被成形層を積み重ねて成形される14層の複合材内に生成されるように溶融積層される。その後、被積層成形複合材の幅は、装置10の場合のように、寸法変更チャネル255内において広げられる。
給送チャネル260、261は、装置210の押出機(図示せず)とマニホールド263、265との間を接続し、それによって、流れSおよびTが、それぞれ装置210に入り、図示したように、14層に成形され接続チャネル256を出る複合材に薄膜層が加えられると都合がよい。薄膜層は、一般に、プロセスおよび/または製品の機能性に役立つように選択される。各マニホールド内では、流れSおよびTが、各下流合流準備チャネル266、267の主な流れの方向に概ね横断方向に広がる。合流準備チャネル267の主な流れの方向を矢印で示す。流れSおよびTは、マニホールドから、各合流準備チャネル266、267に入る。14層の複合材が、接続チャネル256から流れるとともに、被成形流れSおよびTが、合流準備チャネル266、267から流れて結合チャネル268内で合流すると、被成形流れは、複合材と幅が一致するとともに、合流すると同様の幅で16層に成形される複合材を形成すると好都合である。
その後、本発明によれば、結果として生じた複合材は、装置210から、出口スロット257を通って流れ、前の実施形態におけるように、適切な通常の下流押出ダイ内へ直接または迂回して流され、そこから、多層シート製品が出てくる。シート製品69と同様に、このシート製品は、厚さより幅の方が大きく、また、フローシーケンサー内に生成された界面は、シート幅と概ね平行である。接続チャネル256および結合チャネル268内にある矢印は、第1の層状の流れが形成されてから、装置210から16層の複合材が出るまでの主な流れの方向を示す。
図9を参照すると、被成形溶融積層流れ312は、概ね正方形または長方形の断面を有し、かつ寸法wを有する界面314を含んで、原料流れから成形される。さらに成形されるのは、それぞれ寸法w’、w”を有する被成形流れ313、323である。これらの寸法は、以後幅と呼ぶと好都合である。さらに図9に示したのは、被成形流れが、それぞれ、寸法tを有し、それは、厚さと呼ぶと好都合である。
図10を参照すると、かなりの点で、図2の装置10とは異なる装置310を示しており、すなわち、第2の分割部材328’を含む点と、フローシーケンサー350が、3つのフローシーケンスチャネル354a、354b、354cと、フローシーケンサー350の下流に位置し、流れを方向付け順番を整えて結合する界面生成チャネル360とを含む点とにおいて異なっている。さらに、装置310には、第2の流れ成形インサートがない。
装置10と同様に、分割部材328は、細長い部分328aと、細長い部分に概ね垂直に向けられたものとして示すアーム328cとを含んでいる。分割部材328’は、アームがないが、分割部材328の細長い部分と概ね平行に配置されることが好ましい。有利なことに、分割部材328’、および分割部材328の細長い部分は、概ね横断方向の流れの方向に間隔を置いて配置されて、その結果、装置310の流れ形成構造体327が、横断方向の流れの方向に、概ね等しい3つの部分に分割される。このように、合流準備チャネル334と、流れ形成構造体327の接続チャネル370、370’とを出る流れは、実質的に同じ幅となり得、フローシーケンサー350に入る流れは、同様に実質的に相互に幅が一致し得る。
フローシーケンサー350の入口352a、352b、352cは、合流チャネル346および接続チャネル370、370’からの流れを受け入れ、それらの中を、成形される単層の流れ313、323が流れる。したがって、シーケンサー350は、チャネル360内において被積層成形複合材を形成する準備のために、被溶融積層成形流れと、一対の被成形単層の流れとを方向づけ順番を整える。
図2に関して既に、これらおよび他の態様のいくつかを説明した。したがって、同様の部分は、同様の番号で示して、装置310の説明を短縮しているので、装置10に関する前の説明箇所を参照するとよい。装置310は、追加の流れ形成インサートを含めてそれと適合するように変更可能であり、また、分割部材328、328’は、1つまたはそれ以上のクロスバーまたはアームを追加することにより適切に変更可能である。
成形構造体327は、幅w、w’、w”を有する被成形流れを形成する。給送チャネル315、316、317、318は、押出機(図示せず)と、成形構造体327および流れ形成インサート303とを接続すると都合がよい。原料流れA、B、CおよびDは、これらの給送チャネルを通って成形構造体327およびインサート303に入る。インサート303は、幅が幅wと一致する被成形流れを形成することが好ましい。一般には、原料流れは、異なった流れが製品内において相互に隣り合うように、相違することになる。
流れAは、給送チャネル315から成形構造体327のマニホールド330a内へ流れ、接続チャネル370内の矢印により示した流れAの流れの主な方向に概ね横断方向にマニホールド内を広がり、その後合流準備チャネル334に入る。同様に、流れBおよびCは、給送チャネル316、317から成形構造体327のマニホールド330b、330c内へ流れ、接続チャネル370内にある矢印により示した流れの方向に概ね横断方向にマニホールド内を広がり、接続チャネル370、370’に入る。
同様に、流れDは、給送チャネル318から成形インサート303内へ流れる。特に、流れDは、マニホールド342に入り、流れDの流れの主な方向に概ね横断方向にマニホールド内を広がり、その後インサートの合流準備チャネル338に入る。分割部材328のアーム328cは、好ましくは流れ形成インサートの内側に隣接して配置され、このように、インサートのマニホールドおよび合流準備チャネルの側壁332cを提供する。
同時押出成形構造体326は、流れAおよびDの成形および合流の準備をし、形成構造体327のマニホールド330aおよび合流準備チャネル334と、流れ成形インサートにより提供される流れ形成チャネルと、合流チャネル346とを含んでいる。流れAおよびDが、合流準備チャネル334、338から出て、合流チャネル346内において合流すると、形成された流れは、各々、チャネル334の幅wに一致する幅を有することが好ましく、合流すると、被成形溶融積層流れ312を形成し、この流れは、同様に幅wを有する層界面314を含んでいる。流れDよりも流れAの押出機の出力を相対的に大きくし、その結果、流れA、Dが溶融積層物312を形成する時の流量は、実質的に相違し、したがって、図9に示すように、D層よりA層の量の方が相対的に多いことを特徴とする。
さらに図9および図9に示したx−y−z座標系を参照すると、フローシーケンサー350の入口352a、352b、352cにおいて、溶融積層のために適切な形状にされる流れ312、313、323は、x軸に沿って横に並べて配置されると都合がよい。フローシーケンサー内において、被成形流れは、それぞれ、概ね主な流れの方向またはz方向に流れ、x軸は、概ね幅w、w’、w”と整列している。本発明によれば、被成形流れは、シーケンサー350内において方向付けられ順番を整えられて、その結果、溶融積層の前に、選択された、y軸に沿って積み重ねられた向きになる。流れ312、323の方向のみが変更されて、方向の変更は、x軸とy軸の両方に沿って行われると好都合である。流れが、フローシーケンサー350からチャネル360内へ流れると、被成形流れは、x−z面により定められる主な面に沿って、チャネル360内に溶融積層されて、y方向に積み重ねられて成形される層から、積層成形される複合材362内に、連続し概ね平坦な界面364が生成される。
図9に示すように、被積層成形流れ312は、被積層成形複合材362の体積の最も多くを占め、流れ313は、その体積より少ない割合を占め、流れ323は、その体積の最も少ない割合を占め、それにより、層の厚みに勾配が生じる。前と同様に、相対的な体積または質量は、流れの相対的な体積または質量のスループットにより調節可能である。流れB、Cよりも流れA、Dに対する押出機の出力を相対的により大きくし、かつ流れCよりも流れBの押出機の出力を相対的に大きくすると都合がよい。
フローシーケンサー350は、フローシーケンスチャネルを形成するように結合する表面チャネル(図示せず)を備えた、複数のプレート375、376、377、378のアセンブリであることが好ましい。当業者は、図4の詳細と比較することにより、シーケンサー350のフローシーケンスチャネルの構成に適切な、表面チャネルの形状、位置および向きを、容易に理解するだろう。
その後、本発明によれば、積層成形された複合材362は、出口スロット357から装置310を出ていき、前の実施形態におけるように、適切な通常の下流の押出ダイ内へ直接または迂回して流され、そこから、図9に示した、幅が広げられた多層シート製品369が出てくる。シート製品69と同様に、シート製品369は、厚さTより幅Wが大きく、また、流れの向きが変更された後に生成される界面は、シート幅および予め形成された界面314と概ね平行である。チャネル360および370内にある矢印は、被積層成形複合材362が、装置310を出るまでの流体の流れの主な方向を示す。
すでに示したように、被積層成形複合材は、下流の押出ダイに入る前に他の流れと合流させることができる。そのような場合、フローシーケンサーを取り外し可能であることが特に好ましい場合がある。例えば、C/B/D/Aの層順序を有する同様の複合材を有する複合材362を合流させる代わりに、フローシーケンサー350を取り外し、フローシーケンサーを180度回転させてフローシーケンサーを再挿入することによって、C/B/D/A/D/A/B/Cの層順序を有する整合のとれた塊を製造可能である。
図11を参照すると、かなりの点で図10の装置310と異なる装置410を示し、それは、マニホールド430a、430bと位置がずらされたマニホールド431と、チャネル446、470と位置がずらされた接続チャネル471と、入口452a、452bと位置がずらされた入口452cとを含んでいる点で異なる。したがって、フローシーケンサー450の入口452a、452b、452cは、もはや横に並んではいないが、本発明の目的のために、概ね横に並べている。さらに、チャネル454a、454b、454cの流れの順序を相違させた構成を示す。さらに、装置410は、第2の分割部材がなく、したがって、装置410の流れ形成構造体427は、取り外し可能な分割プレートにより、横断方向の流れの方向に、概ね等しい、3つではなく2つの部分へ分割されることが好ましい。
しかしながら、他の態様は、フローシーケンサー450内において流れの向きを変更した後、界面生成チャネル460内において溶融積層することを含めて、類似している。これらおよび他の態様のいくつかは、既に説明した。したがって、同様の部分は、同様の番号で示しており、装置10および310に関する前の関連説明を参照するとよい。
望ましい場合、図11の実施形態は、さらに、入口452aが、入口452bと位置がずらされ入口452cと対向した向きになるように変更可能である。そのような場合、本発明の目的のために、フローシーケンサーの入口452a、452b、452cは、入口452a、452b、452cの位置を相互に3つの平行な面にずらしたとしても、相互に概ね横に並べられていることになる。したがって、本発明の目的のための「概ね横に並ぶ」ということは、フローシーケンサー入口が、同一平面になくても、ずらされた各面が整列していれば、横に並んだ構成になるということを意味する。
本発明を詳細にかつ好ましい実施形態を参照して説明してきたが、添付の特許請求の範囲に定められた本発明の範囲を逸脱せずに他の変更および変形を行うことができることは明らかだろう。
本発明によって、被積層成形流れの相対的な向きを変更し、被成形積層複合材を生成するようにそれらの流れを溶融積層させ、その後多層複合製品を生成することを示す図である。 本発明に係る好ましい装置であって、図を簡略化するために実線で示した流体の流れ用の殆どの構造体を有し、図1に示した方法に関して有用である装置の斜視図である。 簡略化のために実線で示したフローキャビティを有する、図2の装置のフローシーケンサーの詳細な図である。 図3のフローシーケンサーの構成要素を示す拡大図である。 本発明の第2の好ましい実施形態に関連する図である。 本発明の第2の好ましい実施形態に関連する図である。 本発明の第2の好ましい実施形態に関連する図である。 別の好ましい実施形態の斜視図である。 さらに別の好ましい実施形態に関連する図である。 さらに別の好ましい実施形態に関連する図である。 さらに他の好ましい実施形態の斜視図である。

Claims (7)

  1. 層状の原料流れの分割とは無関係である多層複合製品の製造装置(10)であって、
    同時押出成形構造体と、
    分割部材(28)と、
    を備え、
    前記同時押出成形構造体は、前記分割部材(28)により、第1の同時押出成形部分構造体(26a)と、第2の同時押出成形部分構造体(26b)とに分割され、
    前記第1の同時押出成形部分構造体(26a)は、第1の合流チャネル(46a)と流体連通して横断方向の流れを提供する第1のマニホールド(40a)を含む、第1の流れ形成チャネルを備え、前記分割部材(28)が前記第1の流れ形成チャネルの壁部分(32b)を形成し、
    前記第2の同時押出成形部分構造体(26b)は、第2の合流チャネル(46b)と流体連通して横断方向の流れを提供する第2のマニホールド(30b)を含む、第2の流れ形成チャネルを備え、
    前記装置(10)は、さらに、
    前記同時押出成形構造体の第1の合流チャネル(46a)および第2の合流チャネル(46b)の下流にそれらと流体連通して、相互に第1の流れの向きと第2の流れの向きとを相対的に変更するための手段(50)であって、界面生成チャネル(53)と流体連通した、第1のフローシーケンスチャネルへの第1の入口(52a)、および第2のフローシーケンスチャネル(54b)への第2の入口(52b)を含む手段(50)を備える多層複合製品製造装置。
  2. 層状の原料流れの分割とは無関係である多層複合製品の製造装置(310)であって、
    第1の流れ形成構造体(327)と、
    合流チャネル(346)と流体連通して横断方向の流れを提供する第1のマニホールド(342)を含む第1の流れ形成チャネルと、
    分割部材(328)と、
    を備え、
    前記分割部材(328)は前記第1の流れ形成チャネルの壁部分(332c)を形成し、
    前記第1の流れ形成構造体(327)は、第2の流れ形成チャネルおよび第3の流れ形成チャネルを備えるように、前記分割部材(328)により分割され、
    前記第2の流れ形成チャネルは、前記合流チャネル(346)と流体連通して横断方向の流れを提供する第2のマニホールド(330a)を含み、
    前記第3の流れ形成チャネルは、接続チャネル(370)と流体連通し、
    同時押出成形構造体(326)が、前記第1の流れ形成チャネル、前記第2の流れ形成チャネル、および前記合流チャネル(346)により形成されており、
    前記装置(310)は、さらに、
    前記合流チャネル(346)、および前記第3の流れ形成チャネルの前記接続チャネル(370)の下流にそれらと流体連通して、第1の流れと第2の流れとを相互に相対的に向きを変更するための手段(350)であって、界面生成チャネル(360)と流体連通し、概ね横に並べて配置されている、第1のフローシーケンスチャネル(354a)への第1の入口(352a)、および第2のフローシーケンスチャネル(354b)への第2の入口(352b)を有する手段(350)を備える多層複合製品製造装置。
  3. 前記分割部材(28、328)は、プレートである、請求項1または2に記載の装置。
  4. 第1の流れ成形インサート(2a、303)は、横断方向の流れを提供する第1のマニホールド(40a、342)を備え、前記横断方向の流れは、幅方向を画定し、第1の入口(52a、352a)および第2の入口(52b、352b)は、前記幅方向に概ね並べて配置されている請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記入口(52a、52b、352a、352b)は、相互に同一平面に配置される請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記分割部材(28、328)は、プレートであり、前記プレート、第1の流れ成形インサート(2a、303)、および相対的な流れの方向を変更する手段(50、350)は、前記装置内に別々に取り外し可能に配置される請求項4に記載の装置。
  7. 追加の分割部材(328’)をさらに備え、前記第1の流れ形成構造体(327)は、第4の流れ形成チャネルを備えるように前記追加の分割部材(328’)によりさらに分割され、前記追加の分割部材(328’)は、前記第3の流れ形成チャネルと前記第4の流れ形成チャネルとの間に配置される請求項2に記載の装置。
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