JP4858885B2 - 原稿読取装置および原稿セット情報設定方法 - Google Patents

原稿読取装置および原稿セット情報設定方法 Download PDF

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本発明は、スキャナや複写機等に使用される原稿読取装置とその原稿セット情報設定方法に関する。
オペレータがスキャナ、複合機等を使用する際に、ADF(Auto Document Feeder)や原稿台等に原稿をセットする仕方が判りにくく、どのようにセットすればよいか確認することに手間が掛かる場合がある。具体的には、
・原稿の上下の間違い
・原稿をセットする位置の間違い(ADFや原稿台のコーナ揃え/中央揃えの間違い等)
・原稿の縦置き/横置きの間違い
・原稿の表/裏の間違い
などにより、読み取りした画像が正しく出力されない場合がある。
図6を用いて、一般的な複合機の動作手順を説明する。オペレータは、複合機でスキャン、コピー等を使用する際に、パソコンや操作パネルからスキャン設定、コピー設定を行い、その設定を確認する(ステップS61)。次に、オペレータは、原稿のセット方法を考え理解し(ステップS62)、原稿をセットし(ステップS63)、スキャン/コピー等のスタート操作を行い(ステップS64)、スキャン、コピー等の結果を確認する(ステップS65)。確認の結果NGの場合は、ステップS62に戻り、やり直しすることになる。
一般的なスキャナ、複合機等のADFや原稿台には、原稿の上下や位置、表裏などセット方法を示した表示が記されているが、その表示をオペレータが探して、見て、考えて、迷って、理解したうえでセットする、という手間や煩わしさがある。また、表示を理解してセットしたつもりでもセット方法が違っている場合があり、スキャンやコピーをした後にその間違いに気付きスキャンやコピーのやり直しが発生するという更なる手間や無駄が発生する場合がある。
さらにスキャナの場合、原稿のセット方法に関してスキャナの操作パネルやパソコンなどでスキャン設定の確認を行う必要があるため手間が掛かる。また、原稿の上下を逆にセットしたり、セットする位置を誤ってしまったりして再度スキャンをやり直さなければならない場合がある。
また複合機の場合、スキャナの場合と同様に原稿のセット方法に関して操作パネルからコピー設定の確認をする必要があるため手間が掛かる。また、原稿を誤ってセットすると画像が欠けてコピーされたり、裏面をコピーしてしまったり、ステーブル(ホチキス)の位置が期待していた位置と異なっていたり、パンチ穴の位置が期待した位置と異なっていたりしてコピーのやり直しによる手間やコピー用紙の無駄な消費が発生する。
このような使いにくさを解消するために、原稿の大きさや置かれた位置等を自動検出する技術があるが、原稿の上下までは検出できず上下が逆さまに出力されてしまう場合がある。スキャンの場合、原稿の上下の置き間違いは影響が大きく、スキャンの出力ファイル形式によってはソフトウェアで上下の修正ができない場合があるため、前述の通りスキャンのやり直しが発生する場合がある。また、コピーの場合、原稿の上下の置き間違いは影響がない場合も存在するが、ステーブル(ホチキス)機能やパンチ穴機能を併用した際の間違いの影響は大きく、ホチキスやパンチ穴が期待した位置と異なった箇所についてしまった場合や両面コピーで表裏の上下が逆にコピーされた状態でホチキスやパンチ穴がついてしまった場合にはコピーのやり直しによる手間や用紙の無駄な消費が発生する。また、原稿が黒色の場合等においては原稿の自動検出が正常に動作しない場合がある。
特許文献1では、原稿の縦横の方向について検知し、原稿のセット状態が正しいか否かをオペレータに伝える複合機の原稿セット向き指示装置が開示されている。用紙トレイ上に設置されたセンサを用いて、複合機の操作盤に用紙トレイにセットされた用紙の向きを表示できるようにし、オペレータがトレイ選択ボタンを操作すると、選択されたトレイ内の用紙の向きを操作盤上に表示するようにしている。
特開昭57−148737号公報
しかしながら、特許文献1では、原稿の縦横の方向についてのみしか検知することができないため、原稿の置かれた位置(コーナ揃えなのか、中央揃えなのか等)、上下方向、表裏等の間違いにより、ミスコピーが発生し得るという問題がある。
そこで、本発明の目的は、原稿セットミスに起因するミススキャンやミスコピー等を防止する原稿読取装置および原稿セット情報設定方法を提供することにある。
本発明による原稿読取装置は、少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有する原稿読取装置であって、原稿セット領域とは別個に設けられ、前記原稿セット領域にセットする実原稿を模擬した擬似原稿をセットする擬似原稿セット手段と、前記擬似原稿セット手段にセットされた擬似原稿の載置位置、上下方向および/または表裏の情報を含む疑似原稿セット情報を取得する擬似原稿セット情報取得手段と、前記疑似原稿セット情報に基づいて前記スキャン機能の設定を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による原稿セット情報設定方法は、少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有する原稿読取装置における原稿セット情報設定方法であって、原稿セット領域にセットする実原稿を模擬した擬似原稿が前記原稿セット領域とは別個に設けられた擬似原稿セット手段にセットされると、前記擬似原稿から当該疑似原稿の載置位置、上下方向および/または表裏の情報を含む疑似原稿セット情報を取得し、前記疑似原稿セット情報に基づいて前記スキャン機能を設定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、原稿台に原稿をセットするときの確認作業を軽減し、原稿のセットミスに起因するミススキャンやミスコピー等を防止する効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る原稿読取装置の機能的構成を示す概略的ブロック図である。 (A)は縦使いの疑似原稿の模式図、(B)は横使いの疑似原稿の模式図である。 (A)は擬似原稿の表面を上にして擬似原稿セット領域のコーナに揃えてセットした場合を示した模式図、(B)は擬似原稿の裏面を上にして擬似原稿セット領域のコーナに揃えてセットした場合を示した模式図、(C)は擬似原稿の表面を上にして擬似原稿セット領域の左隅中央に揃えてセットした場合を示した模式図である。 本発明の第一実施例による原稿セット情報設定方法を示したフローチャートである。 本発明の第二実施例による原稿セット情報設定方法を示したフローチャートである。 一般的な複合機の動作手順を示したフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下に述べる実施形態により限定されるものではない。なお、本実施形態による原稿読取装置は、スキャナ、複写機あるいはそれらを含む複合機などの入力装置として使用することができるが、ここでは一例として複合機の入力装置として説明する。
1.一実施形態
図1に示すように、本実施形態による原稿読取装置は、少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有し、さらに、後述する原稿セット方法明示装置2が設けられている。複合機の原稿台1には、原稿3を載置する原稿セット領域4と、疑似原稿5を載置する疑似原稿セット領域6とが設けられている。疑似原稿セット領域6は、ユーザが原稿台1に原稿3を載置するときに参照しやすい位置に設けられることが望ましく、たとえば原稿台1内あるいは原稿台1と同一方向に向いた平面上に設けることができる。ただし、疑似原稿セット領域6は必ずしも原稿台1内に設ける必要はなく、複合機の操作パネル上やADF上などに設置されていてもよい。また、複合機には、原稿3をスキャン/コピーする際の条件を設定するスキャン/コピー設定部101が設けられている。スキャン/コピー設定部101としては、複合機に通常設けられているキー操作部や複合機に接続されたパソコンなどを用いることができる。
原稿セット方法明示装置2は、ICチップ、センサ等の技術を用いて疑似原稿セット領域6に載置された疑似原稿5のサイズ、載置位置、裏表および上下方向などのセット情報を取得する疑似原稿セット情報取得部102と、セット情報照合部103と、を有する。
疑似原稿5としては、原稿サイズの異なるものとして、例えばA4原稿用の擬似原稿、A3原稿用の擬似原稿など、あるいは縦使い/横使いの疑似原稿などがある。疑似原稿5のセット情報記録方式には種々のタイプが考えられるが、たとえば無線ICチップを所定位置に埋め込んだシートを用いることができる。この無線ICチップに、原稿のサイズ、上下方向および/または裏表を示す情報を記録しておく。疑似原稿セット情報取得部102は、たとえば無線リーダとして機能し、疑似原稿セット領域6に載置された疑似原稿5の無線ICチップから当該疑似原稿5の載置位置、サイズ、裏表および上下方向などのセット情報を読み取る。
なお、原稿セット方法明示装置2の疑似原稿セット情報取得手段は 疑似原稿5と疑似原稿セット情報取得部102とからなる構成に限定されるものではない。複合機のモニタに疑似原稿セット領域6に相当する領域を設け、そこにサイズごとの疑似原稿5を示す画像を方向や裏表を自在に変更可能に表示することで、同等の機能を実現することも可能である。
セット情報照合部103は、オペレータがスキャン/コピー設定部101により事前に設定したセット情報と、疑似原稿セット情報取得部102により取得されたセット情報とを照合し、その照合結果を制御部104へ出力する。
制御部104は、照合結果が一致を示していれば、疑似原稿5と同様に原稿3を原稿セット領域4に載置してスキャン/コピーを実行する旨を表示部105に表示する。照合結果が不一致であれば、制御部104は疑似原稿5のセットをやり直す旨を表示部105に表示させ、再度のセット情報の照合を実行する。このようにして、原稿セット方法明示装置2により、オペレータは原稿3を原稿セット領域4に正しくセットする方法を直観的に容易に知ることができる。
なお、疑似原稿セット情報取得部102、セット情報照合部103および制御部104は、CPU(Central processing Unit)等のプログラム制御プロセッサ上でプログラムを実行することにより同等の機能を実現することも可能である。
図2(A)には縦使いの疑似原稿5を、図2(B)には横使いの疑似原稿7をそれぞれ示す。擬似原稿の表と裏は、例えば「表」、「裏」の文字をそれぞれ記しておくこと識別可能である。また「表」、「裏」の文字は擬似原稿5の表裏の意味を示すのみでなく、擬似原稿5の上下の意味も含んでいる。「表」の文字の上方向が擬似原稿の上であり、「裏」の文字についても同様である。なお、必ずしも「表」、「裏」の表記である必要はなく、英語を使用するなどオペレータが容易に識別可能であれば表記方法は問わない。このような表記と一致する情報およびサイズ情報などを無線ICチップにセット情報として記録しておけばよい。
図3に縦使いの原稿のセット方法を示す。図3(A)には、擬似原稿5の表を上にして擬似原稿セット領域6のコーナに揃えてセットする方法を示す。図3(B)には、擬似原稿5の裏を上にして擬似原稿セット領域6のコーナに揃えてセットする方法を示す。図3(C)には、擬似原稿5の表を上にして擬似原稿セット領域6の左隅中央に揃えてセットする方法を示す。横使いの場合も同様のセット方法がある。
このように、縦使いの場合には疑似原稿5を、横使いの原稿である場合には擬似原稿7を用いてそれぞれセットする。オペレータは実際にスキャンやコピーをする原稿によって擬似原稿5と擬似原稿7とを使い分ける。
2.第一実施例
2.1)原稿セット情報設定動作
次に、本発明の第一実施例に係る原稿セット情報設定方法の動作手順をフローチャートに基づいて説明する。
図4において、オペレータは、複合機で原稿3のスキャンあるいはコピー操作を行う際、スキャン/コピー設定部101からスキャンあるいはコピーのための実原稿セット情報を入力し、あるいは原稿セット情報を表示部105で確認する(ステップS41)。
次に、オペレータは、縦使い原稿であれば擬似原稿5を、横使い原稿であれば擬似原稿7を擬似原稿セット領域6にセットし、原稿セット方法明示動作を開始する(ステップS42)。
まず、疑似原稿セット情報取得部102が、擬似原稿セット領域6にセットされた擬似原稿5または擬似原稿7から載置位置、表裏および上下方向等の疑似原稿セット情報を取得し、セット情報照合部103が、この疑似原稿セット情報とステップS41で設定した実原稿セット情報とが一致しているかを照合する(ステップS43)。
疑似原稿セット情報と実原稿セット情報とが一致していれば(ステップS43:OK)、制御部104は、「セットOK」のサインを表示部105あるいは操作パネル、またはオペレータが視認できる他の場所に表示する(ステップS44)。サインの表示の仕方はオペレータが容易に識別可能であればどのようなサインでもよい。表示でなく音によるサインでも、表示と音の両方によるサインでも、あるいは表示でも音でもなく他の方法(振動など)によるサインでもよく、サインの方法は問わない。
疑似原稿セット情報と実原稿セット情報とが不一致であれば(ステップS43:NG)、制御部104は、「セットNG」のサインを表示部105や操作パネルまたはオペレータが視認できる他の場所に表示し(ステップS47)、オペレータによる疑似原稿の再セットを待つ(ステップS42)。サインの表示の仕方は、上述したように、オペレータが容易に識別可能であればどのようなサインでもよい。その際、NGの理由も同時に表示すればより大きな効果となる。
こうして、「セットOK」のサインが出ると(ステップS44)、オペレータは、擬似原稿5または擬似原稿7のセット状態と同じ載置位置、表裏および上下方向等で、複合機の原稿セット領域4に原稿3をセットし(ステップS45)、スキャンあるいはコピーのスタート操作を行う(ステップS46)。
2.2)効果
一般的な複合機の動作手順を示した図6のフローチャートでは、「原稿のセット方法を考え、理解する」→「原稿をセットする」の段階でオペレータは時間を要するのと同時に原稿をセットした後も最後の段階の「スキャン、コピー等の結果を確認する」でOKの結果が確認できるまで不安な状態である。更に、「スキャン、コピー等の結果を確認する」でNGの場合はスキャンやコピーのやり直しが発生するという大きな問題がある。
それに対して、図4では「擬似原稿5または7を擬似原稿セット領域6にセットする」の後、装置が「擬似原稿5または7のセット状態、スキャン、コピーの設定を照合する」→「OKのサインを出す」の流れになっており、実際にスキャンやコピーをする前に装置が原稿のセット状態の正否を判定してくれるためオペレータの不安はほとんど存在しない。更に、オペレータが「擬似原稿5または7を擬似原稿セット領域6にセットする」の作業は、セット方法が多種多様に存在するものでもなく、またオペレータのスキルによってはセット方法を推定可能であることから容易な作業である。
更に、図6では最後の「スキャン、コピー等の結果を確認する」まで不安な状態が続くのに対して、図4の擬似原稿をセットする段階では間違ってセットしても直ぐにやり直しが可能なため安心して作業が行える。装置が「OKのサインを出す」の段階が終わった後は更に容易な作業であり、オペレータは最後まで安心して作業を行える。
上述したように、本実施例によれば、オペレータは原稿3を原稿セット領域4にセットする際のセットの仕方を容易に知ることができる。オペレータがスキャンやコピー等を行うために原稿3を原稿台1にセットする際に、操作パネルやパソコン等から原稿の縦横や上下の向き、用紙サイズなどの設定を確認する作業が軽減され簡素化される。さらに、原稿のセット方法が示された表示を「探して、見て、考えて、迷って、理解したうえでセットする」という手間が省けるため、スキャンやコピー等の作業の効率化を図ることが可能になる。
また、一般的なスキャナや複合機等で原稿をセットする際、セット方法に関する表示を理解してセットしたつもりでも間違えることが多いのが現状であるが、本実施例で説明した原稿セット方法明示装置2を使用することによって、原稿セットミスに起因するミススキャンやミスコピー等を防止できる。オペレータは、スキャン、コピー等のスタート操作を行う前に、原稿のセットミスを知ることができ、ミススキャンやミスコピー等の防止を図ることが可能になる。
また、本実施例で説明した原稿セット方法明示装置2を使用することによって、オペレータに与える精神的な負担を改善する効果がある。すなわち、一般的な複合機等のADFや原稿台に表示されている原稿の上下や位置、表裏などセット方法の表示を「探して、見て、考えて、迷って、理解したうえでセットする」という中で「迷って」の部分を払拭できることである。「迷って」とは、オペレータが原稿のセットの方法で戸惑ったり、ミススキャンやミスコピーの心配をしたりすることをいう。すなわち、オペレータが擬似原稿5または7を擬似原稿セット領域6にセットした際に、原稿セット方法明示装置2が「OK」または「NG」のサインを示すことにより、実際にスキャンやコピーを行う前に結果を知ることができるため、オペレータの迷いや不安が解消され、オペレータの精神的な負担が改善される効果がある。
3.第二実施例
次に、本発明の第二実施例に係る原稿セット情報設定方法の動作手順をフローチャートに基づいて説明する。本実施例によれば、オペレータがセットした擬似原稿5または擬似原稿7のセット情報を基にスキャンやコピーの用紙設定を自動で行うことができる。
図5において、オペレータは、擬似原稿5または擬似原稿7を擬似原稿セット領域6にセットすると、疑似原稿セット情報取得部102が擬似原稿セット領域6にセットされた擬似原稿5または擬似原稿7から載置位置、表裏および上下方向等の疑似原稿セット情報を取得する(ステップS51)。
セット情報照合部103は、この取得した疑似原稿セット情報とスキャン/コピー設定部101に設定されている実原稿セット情報とを照合し、照合結果を制御部104へ出力する。照合結果が不一致であれば、制御部104は、疑似原稿セット情報に従って、スキャン/コピー設定部101に対してスキャン機能やコピー機能等の用紙設定を含む必要な設定を自動で行う(ステップS52)。ただし、セット情報照合部103を削除してもよい。
続いて、オペレータは、擬似原稿5または擬似原稿7のセット状態と同じ載置位置、表裏および上下方向等で、複合機の原稿セット領域4に原稿3をセットし(ステップS53)、必要に応じて、スキャン、コピー等の追加設定(コピー部数など)を行い(ステップS54)、スキャン、コピー等のスタート操作を行う(ステップS55)。こうして、複合機は、スキャン、コピー等を開始する(ステップS56)。
図5に示すように、本実施例では擬似原稿の置き直しが発生しない。更に、スキャンやコピーの設定を装置が自動で行ってくれるため、オペレータの作業が軽減される。
なお、スキャナや複合機を例に説明を行ってきたが、FAX等、原稿を原稿台またはADF等にセットすることが必要な機器であれば本発明を利用できる。更に、擬似原稿5または擬似原稿7として、異なるサイズの擬似原稿を複数準備して、A4原稿用の擬似原稿、A3原稿用の擬似原稿等として使い分けることにより更なる効果が得られる。更に、セットする対象である原稿は、用紙ではなく写真や葉書、本、その他である場合にも本発明を利用可能である。
本発明は、原稿台やADF等に、原稿をセットすることが必要なスキャナ、複合機、FAX等の機器に適用可能である。
1 原稿台
2 原稿セット方法明示装置
3 原稿
4 原稿セット領域
5 擬似原稿
6 擬似原稿セット領域
7 擬似原稿
101 スキャン/コピー設定部
102 疑似原稿セット情報取得部
103 セット情報照合部
104 制御部
105 表示部

Claims (9)

  1. 少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有する原稿読取装置であって、
    原稿セット領域とは別個に設けられ、前記原稿セット領域にセットする実原稿を模擬した擬似原稿をセットする擬似原稿セット手段と、
    前記擬似原稿セット手段にセットされた擬似原稿の載置位置、上下方向および/または表裏の情報を含む疑似原稿セット情報を取得する擬似原稿セット情報取得手段と、
    前記疑似原稿セット情報に基づいて前記スキャン機能の設定を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする原稿像読取装置。
  2. 前記疑似原稿セット情報と、前記実原稿をスキャンするために予め操作者によって設定された実原稿セット情報とが一致しているかを照合し、その照合結果を前記制御手段へ出力する照合手段を更に有し、前記制御手段は照合結果が不一致であれば、その旨を表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記擬似原稿は、前記疑似原稿セット情報を特定するための情報を記録した無線ICチップを含み、前記擬似原稿セット情報取得手段は前記無線ICチップから前記情報を読み取り前記疑似原稿セット情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記擬似原稿セット手段は、前記原稿セット領域と同一方向に向いた平面上に設けられていることを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  5. 少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有する原稿読取装置における原稿セット情報設定方法であって、
    原稿セット領域にセットする実原稿を模擬した擬似原稿が前記原稿セット領域とは別個に設けられた擬似原稿セット手段にセットされると、前記擬似原稿から当該疑似原稿の載置位置、上下方向および/または表裏の情報を含む疑似原稿セット情報を取得し、
    前記疑似原稿セット情報に基づいて前記スキャン機能を設定する、
    ことを特徴とする原稿セット情報設定方法。
  6. 前記疑似原稿セット情報と、前記実原稿をスキャンするために予め操作者によって設定された実原稿セット情報とが一致しているかを照合し、その照合結果が不一致であれば、その旨を表示部に表示することを特徴とする請求項5に記載の原稿セット情報設定方法。
  7. 少なくとも画像データ取得あるいはコピーのためのスキャン機能を有する原稿読取装置におけるプログラム制御プロセッサ上で原稿セット情報設定機能を実現するプログラムであって、
    原稿セット領域にセットする実原稿を模擬した擬似原稿が前記原稿セット領域とは別個に設けられた擬似原稿セット手段にセットされると、前記擬似原稿から当該疑似原稿の載置位置、上下方向および/または表裏の情報を含む疑似原稿セット情報を取得する機能と、
    前記疑似原稿セット情報に基づいて前記スキャン機能を設定する機能と、
    を前記プログラム制御プロセッサ上で実現することを特徴とするプログラム。
  8. 前記疑似原稿セット情報と、前記実原稿をスキャンするために予め操作者によって設定された実原稿セット情報とが一致しているかを照合し、その照合結果が不一致であれば、その旨を表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 請求項1−4のいずれか1項に記載の原稿読取装置を備えた複合機。
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