JP4858082B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液晶表示装置などの電気光学装置及びこれを備える電子機器に関する。
従来から、明るい場所では外光を利用し、暗い場所ではバックライトなどの内部の光源を利用して表示を視認可能とした半透過反射型の液晶表示装置が利用されている。この半透過反射型の液晶表示装置では、反射型と透過型とを兼ね備えた表示方式を採用しており、周囲の明るさに応じて反射モードまたは透過モードのいずれかの表示方式に切り替えることにより、消費電力を低減しつつ周囲が暗い場合でも明瞭な表示が行えるようにしたものである。
ところで、このような半透過反射型の液晶表示装置では、1つの画素領域内に透過表示を行う透過表示領域と反射表示を行う反射表示領域とが設けられている。そして、液晶表示装置のうち反射表示領域と対応する領域には、液晶層に入射した外光を入射面に向けて反射する反射膜が設けられている。この反射膜の表面には、反射表示において良好な表示特性を得ることを目的として、光を散乱させながら反射するための凹凸が形成されている。
また、液晶表示装置の広視野角化を図る一手段として、液晶層に対して基板方向の電界を発生させて液晶分子の配向制御を行う方式(以下、横電界方式と称する)を用いることが知られており、このような横電界方式としてIPS(In-Plane Switching)方式やFFS(Fringe-Field Switching)方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような横電界方式を用いた液晶表示装置では、液晶層を挟持する一対の基板の一方に液晶分子を駆動するための一対の電極である画素電極及び共通電極が設けられている。例えば、FFS方式の液晶表示装置における画素電極は、共通電極との間で電界を発生させるために間隔をあけて設けられた複数の帯状電極を備えている。
特開2005−338256号公報
しかしながら、上記従来の液晶表示装置においても、以下の課題が残されている。すなわち、半透過反射型のFFS方式を用いた液晶表示装置では、反射表示領域における画素電極が反射表示領域と対応する凹凸面上に設けられることがある。そして、凹凸面上に帯状電極を形成することから、帯状電極の微細加工が困難となり、帯状電極の断線や隣接する他の帯状電極との短絡が発生する場合があるという問題が発生する。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、反射表示領域と対応する領域に形成された帯状電極の断線や短絡を防止できる電気光学装置及びこれを備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかかる電気光学装置は、第1及び第2基板に電気光学層が挟持され、各画素領域に反射表示領域が設けられた電気光学装置であって、前記第1基板の前記反射表示領域に設けられた反射膜と、前記反射膜上に設けられた帯状電極とを備え、前記帯状電極が、前記反射膜よりも前記電気光学層側に配置され、少なくとも一部が前記反射表示領域で平坦面上に形成され、前記反射膜が、平面視で前記帯状電極の非形成領域と重なる領域に設けられた凹凸部と、平面視で前記帯状電極と重なる領域に形成された平坦部とを有し、前記第2基板の前記反射表示領域のうち前記帯状電極と重なる領域に、前記反射膜で反射した光を散乱させる散乱領域が形成されていることを特徴とする。
この発明では、帯状電極の形成面を平坦面とすることで帯状電極の断線や隣接する他の帯状電極との短絡などの発生を抑制できると共に、平坦面である帯状電極と対応する領域に形成された反射膜において反射した光を散乱して第2基板から出射させることができる。
すなわち、反射膜の表面のうち帯状電極の非形成領域に向けて進行する光は、反射膜の表面が凹凸面となっているので、反射膜において第2基板に向けて散乱しながら反射する。また、反射膜の表面のうち帯状電極の形成領域に向けて進行する光は、帯状電極の形成面が平坦面となっているので、反射膜において第2基板に向けて鏡面反射する。そして、第2基板に入射した鏡面反射光は、反射表示領域に対応して設けられた散乱領域に入射する。その後、鏡面反射光は、散乱領域において散乱して第2基板から出射する。このため、帯状電極の形成面が平坦面であっても、鏡面反射によって反射表示領域における画像の表示特性が低下することを防止できる。ここで、反射膜の表面のうち帯状電極の非形成領域において凹凸部が形成されているため、反射膜の表面をすべて平坦面とすることと比較して、反射膜に入射した光をより確実に散乱させることができ、反射表示領域における画像の表示特性の向上が図れる。
また、反射膜のうち帯状電極の形成領域と重なる領域に平坦部を設けることで、帯状電極の形成面が平坦面になる。これにより、複数の帯状電極のパターニングを精度よく行うことができるので、帯状電極の断線や隣接する他の帯状電極などとの短絡が防止できる。そして、帯状電極を平坦面上に形成することで、電気光学層内に発生する電界が乱れることを抑制できる。
また、本発明における電気光学装置は、前記散乱領域が、前記帯状電極と重なる領域にのみ形成されていることが好ましい。
この発明では、第2基板において帯状電極と対応する領域にのみ散乱領域を形成することで、反射表示領域による画像の表示の明るさを確保できる。すなわち、反射膜のうち平坦部において反射した鏡面反射光は、主に第2基板のうちこの電極の形成領域と対応する領域に向けて進行する。このため、反射膜のうち凹凸部において反射した散乱反射光が、第2基板において散乱領域に入射することにより、過度に散乱して反射表示領域による画像の明るさが低下することを防止できる。
また、本発明における電気光学装置は、前記第2基板が、基体となる基板本体を有し、前記基板本体の表面の前記散乱領域には、散乱凹凸部が形成されていることとしてもよい。
この発明では、反射膜で反射した光が反射表示領域と対応する領域に形成された散乱凹凸部で散乱した後に第2基板から出射する。このようにして、反射膜において鏡面反射しても、画像の表示特性が低下することを防止する。
また、本発明における電気光学装置は、前記散乱凹凸部が、前記基板本体の前記電気光学層側の表面に形成されていることが好ましい。
この発明では、散乱凹凸部を基板本体のうち電気光学層と近接する一方の表面に形成することで、基板本体の一方の表面に他の光学部材を形成したとき、散乱凹凸部と同一面に加工を施すため、第2基板の製造が容易になる。
また、本発明における電気光学装置は、前記散乱凹凸部に、前記電気光学層と屈折率の異なる充填材が充填されていることが好ましい。
この発明では、散乱凹凸部内に充填材を充填することで散乱凹凸部内と電気光学層との屈折率を互いに異ならせ、散乱凹凸部による光の散乱を確実に行うことができる。
また、本発明における電気光学装置は、前記第2基板の前記散乱領域に散乱板が設けられていることとしてもよい。
この発明では、反射膜で反射した光が反射表示領域と対応する領域に設けられた散乱板から出射する。このようにして、反射膜において鏡面反射しても、画像の表示特性が低下することを防止する。
また、本発明における電子機器は、上記記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする。
この発明では、反射表示領域における画像の表示特性の低下を防止すると共に、平面視で反射膜と重なる領域に形成された帯状電極の断線や隣接する他の帯状電極との短絡などの発生を抑制できる。
[第1の実施形態]
以下、本発明における液晶表示装置(電気光学装置)の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。ここで、図1は液晶表示装置を示す等価回路図、図2はサブ画素領域の平面構成図、図3は図2のA−A矢視断面図である。
〔液晶表示装置〕
本実施形態における液晶表示装置(電気光学装置)1は、カラー液晶表示装置であって、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素領域で1個の画素を構成する液晶表示装置である。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域」と称する。
まず、液晶表示装置1の概略構成について説明する。液晶表示装置1は、図1に示すように、画像表示領域を構成する複数のサブ画素領域がマトリックス状に配置されている。この複数のサブ画素領域には、それぞれ画素電極11と、画素電極11をスイッチング制御するためのTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)素子(駆動素子)12とが形成されている。このTFT素子12は、ソースが液晶表示装置1に設けられたデータ線駆動回路13から延在するデータ線14に接続され、ゲートが液晶表示装置1に設けられた走査線駆動回路15から延在する走査線16に接続され、ドレインが画素電極11に接続されている。
データ線駆動回路13は、データ線14を介して画像信号S1、S2、…、Snを各サブ画素領域に供給する構成となっている。ここで、データ線駆動回路13は、画像信号S1〜Snをこの順で線順次で供給してもよく、互いに隣接する複数のデータ線14同士に対してグループごとに供給してもよい。
走査線駆動回路15は、走査線16を介して走査信号G1、G2、…、Gmを各サブ画素領域に供給する構成となっている。ここで、走査線駆動回路15は、走査信号G1〜Gmを所定のタイミングでパルス的に線順次で供給する。
また、液晶表示装置1は、スイッチング素子であるTFT素子12が走査信号G1〜Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、データ線14から供給される画像信号S1〜Snが所定のタイミングで画素電極11に書き込まれる構成となっている。そして、画素電極11を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1〜Snは、画素電極11と後述する共通電極45との間で一定期間保持される。
次に、液晶表示装置1の詳細な構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2では、対向基板の図示を省略している。また、図2において、平面視でほぼ矩形状のサブ画素領域の長軸方向をX軸方向、短軸方向をY軸方向とする。さらに、図3において、帯状部(帯状電極)11bの図示を適宜省略している。
液晶表示装置1は、各サブ画素領域において、図2及び図3に示すように、サブ画素領域の長軸方向(X軸方向)の一端部(サブ画素領域のうち長軸方向で二分割した領域のうち当該サブ画素領域と対応して設けられた走査線16から離間する側)と対応する領域を反射表示領域Rとし、他の領域を透過表示領域Tとした2つの表示領域を有している。
液晶表示装置1は、図3に示すように、素子基板(第1基板)21と、素子基板21と対向配置された対向基板(第2基板)22と、素子基板21及び対向基板22の間に挟持された液晶層(電気光学層)23と、素子基板21の外面側(液晶層23と反対側)に設けられた偏光板24と、対向基板22の外面側に設けられた偏光板25とを備えている。そして、液晶表示装置1は、素子基板21の外面側から照明光が照射される構成となっている。
また、液晶表示装置1には、素子基板21と対向基板22とが対向する領域の縁端に沿ってシール材(図示略)が設けられており、このシール材、素子基板21及び対向基板22によって液晶層23が封止されている。
素子基板21は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる基板本体31と、基板本体31の内側(液晶層23側)の表面に順次積層されたゲート絶縁膜32、第1層間絶縁膜33、液晶層厚調整層34、第2層間絶縁膜35及び配向膜36とを備えている。
また、素子基板21は、基板本体31の内側の表面に配置された走査線16と、ゲート絶縁膜32の内側の表面に配置されたデータ線(図2に示す)14、半導体層41、ソース電極42及びドレイン電極43と、液晶層厚調整層34の内側の表面に配置された反射膜44と、第1層間絶縁膜33及び反射膜44の内側の表面に配置された共通電極45と、第2層間絶縁膜35の内側の表面に配置された画素電極11とを備えている。
ゲート絶縁膜32は、例えばSiO(酸化シリコン)などの透光性材料で構成されており、基板本体31上に形成された走査線16を覆うように設けられている。
第1層間絶縁膜33は、ゲート絶縁膜32と同様に、例えばSiN(窒化シリコン)などの透光性材料で構成されており、ゲート絶縁膜32上に形成されたデータ線14、半導体層41、ソース電極42及びドレイン電極43を覆うように設けられている。
液晶層厚調整層34は、第1層間絶縁膜33の表面のうち反射表示領域Rと対応する部分に設けられており、例えばアクリルなどの樹脂材料をパターニングすることによって形成されている。また、液晶層厚調整層34は、内側の表面のうち平面視で反射膜44、共通電極45及び第2層間絶縁膜35を介して画素電極11の非形成領域と重なる領域が凹凸面であると共に、画素電極11と重なる領域が平坦面となっている。この凹凸面は、液晶層厚調整層34を部分的にパターニングすることにより形成されている。そして、この液晶層厚調整層34は、反射表示領域Rにおける液晶層23の層厚と透過表示領域Tにおける液晶層23の層厚とを異なる厚さとし、液晶層23を透過する光に付与される位相差を反射表示領域Rと透過表示領域Tとのそれぞれで最適化する機能を有する。
第2層間絶縁膜35は、第1層間絶縁膜33と同様に、例えばSiN(窒化シリコン)などの透光性材料で構成されており、第1層間絶縁膜33及び反射膜44上に形成された共通電極45を覆うように設けられている。また、第1及び第2層間絶縁膜33、35には、平面視でドレイン電極43と重なる領域に第1及び第2層間絶縁膜33、35を貫通するコンタクトホールHが形成されている。ここで、第2層間絶縁膜35の内側の表面のうち平面視で画素電極11の非形成領域と重なる領域は、液晶層厚調整層34の凹凸面と対応していることから、凹凸面である凹凸部35aとなっている。同様に、第2層間絶縁膜35は、内側の表面のうち平面視で画素電極11と重なる領域が、液晶層厚調整層34の平坦面と重なることから平坦面である平坦部35bとなっている。
配向膜36は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、第2層間絶縁膜35上に形成された画素電極11を覆うように設けられている。また、配向膜36の表面には、図2に示すサブ画素領域の短軸方向(Y軸方向)を配向方向とする配向処理が施されている。
データ線14は、図2に示すように、平面視で矩形状のサブ画素領域の長軸方向(X軸方向)に沿って配置されている。また、走査線16は、サブ画素領域の短軸方向(Y軸方向)に沿って配置されている。したがって、データ線14及び走査線16は、平面視でほぼ格子状に配線されている。
半導体層41は、図2及び図3に示すように、平面視でゲート絶縁膜32を介して走査線16と重なる領域に部分的に形成され、アモルファスシリコンやポリシリコンなどの半導体で構成されている。また、ソース電極42は、データ線14から分岐しており、一部が半導体層41の一部を覆うように形成されている。そして、ドレイン電極43は、一部が半導体層41の一部を覆うように形成されており、第1及び第2層間絶縁膜33、35を貫通するコンタクトホールHを介して画素電極11と導通している。これら半導体層41、ソース電極42及びドレイン電極43によって、TFT素子12が構成されている。また、TFT素子12は、データ線14及び走査線16の交差部近傍に設けられている。
反射膜44は、アルミニウムや銀などの光反射性を有する金属膜をパターン形成したものであって、液晶層厚調整層34の内側の表面に形成されている。ここで、反射膜44の内側の表面のうち平面視で共通電極45及び第2層間絶縁膜35を介して画素電極11の非形成領域と重なる領域は、液晶層厚調整層34が凹凸面となっていることから凹凸面である凹凸部44aとなっている。同様に、反射膜44の内側の表面のうち平面視で共通電極45及び第2層間絶縁膜35を介して画素電極11と重なる領域は、平坦面である平坦部44bとなっている。そして、反射膜44は、凹凸部44aにおいて散乱反射が可能となっており、平坦部44bにおいて鏡面反射が可能となっている。
共通電極45は、第1層間絶縁膜33及び反射膜44を覆うように形成されており、例えばITO(酸化インジウムスズ)などの透光性導電材料で構成されている。そして、共通電極45には、例えば液晶層23の駆動に用いられる所定の一定の電圧あるいは0V、または所定の一定の電位とこれと異なる他の所定の一定の電位とが周期的(フレーム期間ごとまたはフィールド期間ごと)に切り替わる信号が印加される。ここで、共通電極45の内側の表面のうち平面視で第2層間絶縁膜35を介して画素電極11の非形成領域と重なる領域は、液晶層厚調整層34の凹凸面と対応していることから、凹凸面となっている。同様に、共通電極45の内側の表面のうち平面視で第2層間絶縁膜35を介して画素電極11と重なる領域は、平坦面と対応していることから、平坦面となっている。
画素電極11は、第2層間絶縁膜35上に形成されており、図2に示すように、平面視でほぼ梯子形状であって、共通電極45と同様に、例えばITOなどの透光性導電材料で構成されている。そして、画素電極11は、平面視で矩形の枠状の枠部(帯状電極)11aと、ほぼサブ画素領域の短軸方向(Y軸方向)に延在すると共にサブ画素領域の長軸方向(X軸方向)で間隔をあけて複数(15本)配置された帯状部11bとを備えている。
枠部11aは、2対の帯状電極を平面視でほぼ矩形の枠状となるように接続した構成となっており、互いに対向する2対の辺がそれぞれX軸方向及びY軸方向に沿って延在している。
帯状部11bは、互いが平行となるように形成されており、その両端がそれぞれ枠部11aのうちY軸方向に沿って延在する部分と接続されている。また、帯状部11bは、その延在方向がY軸方向と非平行となるように設けられている。すなわち、帯状部11bは、その延在方向が平面視においてデータ線14から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがって走査線16に近接するように形成されている。ここで、枠部11a及び帯状部11bのうち、反射表示領域Rと対応する領域における第2層間絶縁膜35上に形成された一部は、第2層間絶縁膜35の平坦部35b上に形成されている。
以上より、液晶表示装置1は、帯状部11bと共通電極45との間に電圧を印加し、これによって生じる基板平面方向の電界(横電界)によって液晶を駆動する構成となっている。これにより、画素電極11及び共通電極45は、FFS方式の電極構造を構成している。
一方、対向基板22は、図3に示すように、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料で構成された基板本体51と、基板本体51の内側(液晶層23側)の表面に順次積層された遮光膜52、カラーフィルタ層53及び配向膜54とを備えている。
基板本体51の内側の表面のうち平面視で反射表示領域Rと重なる領域であって平面視で液晶層23を介して画素電極11と重なる領域には、基板本体51を透過する光を散乱させる散乱凹部51aが形成されている。この散乱凹部51aは、基板本体51がガラスで構成されている場合は基板本体51の表面に対して部分的にHF(フッ酸)を用いたエッチング処理を施すことによって形成されている。また、散乱凹部51aの内部には、透光性材料で構成されて液晶層23と屈折率の異なる充填材51bが充填されている。この基板本体51のうち散乱凹部51aが形成された領域によって散乱領域が構成されている。
遮光膜52は、基板本体51の表面のうち平面視でサブ画素領域の縁部と重なる領域に形成されており、サブ画素領域を縁取っている。
また、カラーフィルタ層53は、各サブ画素領域に対応して配置されており、例えばアクリルなどで構成されて各サブ画素領域で表示する色に対応する色材を含有している。
配向膜54は、例えばポリイミドなどの透光性の樹脂材料で構成されており、カラーフィルタ層53を覆うように設けられている。そして、配向膜54の内側の表面には、配向膜36の配向方向と同方向のラビング処理が施されている。
液晶層23を構成する液晶分子は、配向膜36、54にサブ画素領域の短軸方向(Y軸方向)を配向方向とする配向処理が施されているため、画素電極11及び共通電極45の間に電圧を印加しない状態(オフ状態)において、Y軸方向に沿って水平に配向している。また、液晶分子は、画素電極11及び共通電極45の間に電圧を印加した状態(オン状態)において、帯状部11bの延在方向と直交する方向に沿って配向する。したがって、液晶層23では、オフ状態とオン状態とにおける液晶分子の配向状態の差異に基づく複屈折性を利用して液晶層23を透過する光に対して位相差を付与している。
ここで、液晶層23の層厚は、反射表示領域Rにおいて液晶層23を透過する光に付与される位相差が1/4波長分となるような値となり、透過表示領域Tにおいて液晶層23を透過する光に付与される位相差が1/2波長分となるような値となっている。
偏光板24は、その透過軸がサブ画素領域の長軸方向(図2に示すX軸方向)に沿うように設けられており、偏光板25は、その透過軸がサブ画素領域の短軸方向(図2に示すY軸方向)に沿うように設けられている。したがって、偏光板24、25は、その透過軸が互いにほぼ直交するように設けられている。
ここで、偏光板24、25の一方または双方の内側には、光学補償フィルム(図示略)を配置してもよい。光学補償フィルムを配置することで、液晶表示装置1を斜視した場合の液晶層23の位相差を補償することができ、光漏れを減少させてコントラストを増加させることができる。光学補償フィルムとしては、負の一軸性媒体と正の一軸性媒体とを組み合わせたものや、各方向の屈折率がnx>nz>nyである二軸性媒体が用いられる。
〔液晶表示装置の動作〕
次に、このような構成の液晶表示装置1の動作について説明する。
まず、透過表示(透過モード)について説明する。素子基板21の外面側から透過表示領域Tに入射した光は、偏光板24によってサブ画素領域の長軸方向(図2に示すX軸方向)に平行な直線偏光に変換されて液晶層23に入射する。
ここで、オフ状態の場合であれば、液晶層23に入射した直線偏光は、液晶層23により入射時と同一の偏光状態で液晶層23から出射する。そして、この直線偏光は、その偏光方向が偏光板25の透過軸と直交するため、偏光板25で遮断され、サブ画素領域が暗表示となる。
一方、オン状態の場合であれば、液晶層23に入射した直線偏光は、液晶層23により所定の位相差(1/2波長分)が付与され、入射時の偏光方向と直交する直線偏光に変換されて液晶層23から出射する。そして、この直線偏光は、その偏光方向が偏光板25の透過軸と平行であるため、偏光板25を透過して表示光として視認され、サブ画素領域が明表示となる。
続いて、反射表示(反射モード)について説明する。対向基板22の外面側から入射した光は、偏光板25によってサブ画素領域の短軸方向(図2に示すY軸方向)に平行な直線偏光に変換されて液晶層23に入射する。
ここで、オフ状態の場合であれば、液晶層23に入射した直線偏光は、液晶層23により所定の位相差(1/4波長分)が付与され、円偏光に変換されて反射膜44に達する。この円偏光が反射膜44で反射すると、回転方向が反転する。その後、円偏光は、液晶層23によりさらに所定の位相差(1/4波長分)が付与され、入射時の偏光方向と直交する直線偏光に変換されて液晶層23から出射する。そして、この直線偏光は、その偏光方向が偏光板25の透過軸と直交するため、偏光板25で遮断され、サブ画素領域が暗表示となる。
一方、オン状態の場合であれば、液晶層23に入射した直線偏光は、液晶層23により入射時と同一の偏光状態で反射膜44に達する。そして、反射膜44で反射した直線偏光は、入射時と同一の偏光方向で液晶層23から出射する。その後、この直線偏光は、その偏光方向が偏光板25の透過軸と平行であるため、偏光板25を透過して表示光として視認され、サブ画素領域が明表示となる。
ここで、反射膜44のうち凹凸部44aに入射した光は、凹凸部44aが凹凸面であることから、散乱反射されて液晶層23に再度入射する。
また、反射膜44のうち平坦部44bに入射した光は、平坦部44bが平坦面であることから、鏡面反射されて液晶層23に再度入射する。このとき、鏡面反射光は、基板本体51の内側の表面のうち反射表示領域Rにおける枠部11a及び帯状部11bと対応する領域に向けて主に進行する。そして、鏡面反射光は、基板本体51のうちのこの領域に散乱凹部51aが形成されていることから、散乱凹部51aによって散乱される。ここで、散乱凹部51aを基板本体51の内側の表面のうち反射表示領域Rにおける枠部11a及び帯状部11bと対応する領域にのみ形成しているため、凹凸部44aによる散乱反射光が散乱凹部51aによって過度に散乱されることが抑制される。
これにより、オン状態における外光の正反射を防止して視認性に優れた反射表示となる。また、散乱凹部51a内に液晶層23と屈折率の異なる充填材51bが充填されていることによっても、散乱凹部51aによる光の散乱が確実に行われる。
〔電子機器〕
以上のような構成の液晶表示装置1は、例えば図4に示すような携帯電話機100の表示部101として適用される。この携帯電話機100は、複数の操作ボタン102、受話口103、送話口104及び上記表示部101を有する本体部105を備えている。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置1及び携帯電話機100によれば、基板本体51に反射表示領域Rと対応して形成された散乱凹部51aによって反射膜44で反射した光を散乱させて対向基板22から出射させることができるので、反射膜44の表面のうち枠部11a及び帯状部11bが形成される領域に平坦部44bを形成し、第2層間絶縁膜35の内側の表面のうちこれら枠部11a及び帯状部11bが形成される領域を平坦部35bにすることができる。これにより、帯状部11bの断線や隣接する他の帯状部11bとの短絡などの発生を抑制できる。また、帯状部11bをより確実に設計どおりにパターニングできるので、画素電極11及び共通電極45の間に発生する電界の乱れが生じることを防止し、液晶分子の駆動をより安定して行うことができる。
したがって、反射表示(反射モード)における画像の表示特性をより良好にできる。
ここで、反射膜44のうち凹凸部44aにおいて反射した散乱反射光が、基板本体51において散乱凹部51aによって過度に散乱されることを防止し、反射表示領域Rによる画像の明るさが低下することを抑制できる。
また、散乱凹部51aを基板本体51のうち遮光膜52やカラーフィルタ層53などの形成面と同じ内側の表面に形成することで、対向基板22の製造が容易となる。
そして、散乱凹部51a内が液晶層23と屈折率の異なる充填材51bによって充填されているため、散乱凹部51aにおける光の散乱を確実に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図5は、サブ画素領域を示す断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とサブ画素領域の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における液晶表示装置110では、図5に示すように、液晶層厚調整層34が素子基板111ではなく対向基板112に設けられている。
液晶層厚調整層34は、カラーフィルタ層53の内側の表面のうち反射表示領域Rと対応する領域に形成されている。また、液晶層厚調整層34は、透光性の樹脂材料によって構成されている。そして、配向膜54は、カラーフィルタ層53及び液晶層厚調整層34を覆うように形成されている。
また、反射膜44は、第1層間絶縁膜33の内側の表面のうち反射表示領域Rと対応する領域に形成されている。
第1層間絶縁膜33の反射表示領域Rと対応する内側の表面のうち平面視で反射膜44、共通電極45及び第2層間絶縁膜35を介して画素電極11の非形成領域と重なる領域には、凸部113が形成されている。この凸部113は、例えば第1層間絶縁膜33上に設けられたアクリルなどの樹脂材料をパターニングすることによって形成されている。これにより、反射膜44に凹凸部44a及び平坦部44bが形成される。ここで、凹凸面は、第1層間絶縁膜33の反射表示領域Rと対応する内側の表面のうち平面視で反射膜44、共通電極45及び第2層間絶縁膜35を介して画素電極11の非形成領域と重なる領域をパターニングすることによって形成してもよい。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置110においても、上述と同様の作用、効果を奏する。
[第3の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第3の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図6は、サブ画素領域を示す断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とサブ画素領域の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における液晶表示装置120では、図6に示すように、対向基板121を構成する基板本体122の外側の表面に散乱凹部122aが形成されている。この散乱凹部122aは、内部が空気層となっており、内部に充填材が充填されていない。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置120においても、上述と同様の作用、効果を奏する。
[第4の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第4の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図7は、サブ画素領域を示す断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とサブ画素領域の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における液晶表示装置130では、図7に示すように、対向基板131が基板本体132の外側の表面のうち反射表示領域Rと対応する領域に設けられた散乱板133を備えている。この散乱板133は、入射した光を散乱して出射させる構成となっている。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置130においても、上述と同様の作用、効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、液晶表示装置は、上記第1の実施形態において第3の実施形態と同様に、対向基板における基板本体の外側の表面にも散乱凹部を形成した構成としてもよく、第4の実施形態と同様に、対向基板の外側の表面に散乱板を設けた構成としてもよい。すなわち、液晶表示装置は、上述した第1、3及び4の実施形態における構成を適宜組み合わせたり、第2から第4の実施形態における構成を適宜組み合わせたりした構成としてもよい。
また、液晶表示装置は、第1から第3の実施形態において、散乱凹部が対向基板における基板本体のうち平面視で反射表示領域における枠部及び帯状電極と対応する領域にのみ形成されているが、反射表示領域によって表示される画像の明るさを確保できれば、反射表示領域において枠部及び帯状電極と対応する領域を含む他の領域に形成されてもよい。同様に、第4の実施形態において、散乱板を散乱凹部が対向基板における基板本体のうち平面視で反射表示領域における枠部及び帯状電極と対応する領域にのみに設けてもよい。
そして、液晶表示装置は、第1から第3の実施形態において、散乱凹部に充填材が充填されているが、反射表示(反射モード)において光を確実に散乱させることができれば、充填材を散乱凹部に充填しなくてもよい。
また、TFT素子に接続される画素電極が第2層間絶縁膜を介して共通電極よりも液晶層側に形成されているが、共通電極が第2層間絶縁膜を介して画素電極よりも液晶層側に形成した構成としてもよい。このとき、共通電極が上記実施形態における画素電極と同様に帯状電極を有することとなる。
そして、画素電極及び共通電極によってFFS方式の電極構造を形成しているが、IPS方式の電極構造を形成してもよい。この場合、画素電極及び共通電極が平面視でそれぞれ櫛歯形状を有しており、それぞれが互いに帯状部(帯状電極)を有している。ここで、画素電極を構成する帯状部と共通電極を構成する帯状部とは、それぞれが互いに噛み合うように配置されている。
さらに、画素電極が帯状電極を有していれば、FFS方式やIPS方式のようないわゆる横電界方式の液晶表示装置に限らず、液晶層を挟持する素子基板及び対向基板の間で発生する電界によって駆動するTN(Twisted Nematic)モードや負の誘電率異方性を有するVAN(Vertically Aligned Nematic)モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード、OCB(Optical Compensated Bend)モードなど、他のモードで動作する液晶を用いた液晶表示装置であってもよい。
さらに、液晶層厚調整層によって反射表示領域において液晶層によって付与される位相差と透過表示領域において液晶層によって付与される位相差との調整を行って反射表示領域と透過表示領域とをノーマリブラックモードでそろえているが、液晶層厚調整層を設けずに、素子基板の外側に波長板を設けることで両表示領域をノーマリブラックモードでそろえてもよい。
ここで、液晶表示装置は、ノーマリブラックモードを採用しているが、ノーマリホワイトモードを採用してもよい。
また、液晶表示装置は、反射表示領域と透過表示領域とを有する半透過反射型の液晶表示装置としているが、反射表示領域のみを有する反射側の液晶表示装置であってもよい。
また、液晶表示装置は、画素電極をスイッチング制御する駆動素子としてTFT素子を用いているが、TFT素子に限らず、TFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)素子など、他の駆動素子を用いてもよい。
そして、液晶表示装置は、R、G、Bの3色の色表示を行うカラー液晶表示装置としているが、他の色表示を行うサブ画素領域を備える構成としてもよく、単色の色表示を行う構成としてもよい。ここで、対向基板にカラーフィルタ層を設けずに、素子基板にカラーフィルタ層を設けてもよい。
また、液晶表示装置を備える電子機器としては、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末機)やパーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、カーナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、デジタルビデオカメラ、テレビジョン受像機、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電卓、電子ブックやプロジェクタ、ワードプロセッサ、テレビ電話機、POS端末、タッチパネルを備える機器、照明装置などのような他の電子機器であってもよい。
そして、電気光学装置としては、一対の電極の間に電界を発生させることにより電気光学層の光学特性を変化させるものであって反射表示領域を有するものであれば、液晶表示装置に限らず、有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置など他の装置であってもよい。
第1の実施形態における液晶表示装置を示す等価回路図である。 サブ画素領域を示す平面構成図である。 図2のA−A矢視断面図である。 液晶表示装置を備える携帯電話機を示す概略斜視図である。 第2の実施形態におけるサブ画素領域を示す概略断面図である。 第3の実施形態におけるサブ画素領域の概略断面図である。 第4の実施形態におけるサブ画素領域の概略断面図である。
符号の説明
1,110,120,130 液晶表示装置(電気光学装置)、11a 枠部(帯状電極)、11b 帯状部(帯状電極)、21,111 素子基板(第1基板)、22,112,121,131 対向基板(第2基板)、23 液晶層(電気光学層)、44 反射膜、44a 凹凸部、44b 平坦部、51,122,132 基板本体、51a,122a 散乱凹部、51b 充填材、100 携帯電話機(電子機器)、133 散乱板

Claims (7)

  1. 第1及び第2基板に電気光学層が挟持され、各画素領域に反射表示領域が設けられた電気光学装置であって、
    前記第1基板の前記反射表示領域に設けられた反射膜と、
    前記反射膜上に設けられた帯状電極とを備え、
    前記帯状電極が、前記反射膜よりも前記電気光学層側に配置され、少なくとも一部が前記反射表示領域で平坦面上に形成され、
    前記反射膜が、平面視で前記帯状電極の非形成領域と重なる領域に設けられた凹凸部と、平面視で前記帯状電極と重なる領域に形成された平坦部とを有し、
    前記第2基板の前記反射表示領域のうち前記帯状電極と重なる領域に、前記反射膜で反射した光を散乱させる散乱領域が形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記散乱領域が、前記帯状電極と重なる領域にのみ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第2基板が、基体となる基板本体を有し、
    前記基板本体の表面の前記散乱領域には、散乱凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記散乱凹凸部が、前記基板本体の前記電気光学層側の表面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記散乱凹凸部に、前記電気光学層と屈折率の異なる充填材が充填されていることを特徴とする請求項3または4に記載の電気光学装置。
  6. 前記第2基板の前記散乱領域に散乱板が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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