JP2007171231A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液晶装置100は、垂直配向モードの液晶層50のTFTアレイ基板10側に、第1位相差板16と第1偏光板14とが設けられ、前記液晶層50の対向基板20側には第2位相差板26と第2偏光板24とが設けられており、前記第1位相差板16と第2位相差板26とが、互いの遅相軸を直交させて配置されており、式(1)で表される前記第1位相差板16のNz値(Nz1)と、前記第2位相差板26のNz値(Nz2)との和(Nz1+Nz2)が、2未満の値であることを特徴としている。
Nz=(nx−nz)/|nx−ny| (1)
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。)
【選択図】図3
Description
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。)
また本発明の液晶装置では、前記Nz1+Nz2の値がほぼ1であることがより好ましい。本発明者が検討したところ、前記Nz1+Nz2が1であるときに視角特性の改善効果が最大になることが確認されている。ただし、視角特性は0<Nz1+Nz2<2の範囲でほぼ連続的に変化することが確認されており、上記Nz1+Nz2が0.8以上1.2以下となる範囲に制御されていれば、Nz1+Nz2が1である液晶装置とほぼ同等の特性が得られるものと考えられる。
まず、本発明の第1の実施形態である液晶装置100について、図1から図4を参照して説明する。
本実施形態の液晶装置100は、画素スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下「TFT」という。)を採用したアクティブマトリクス方式の透過型液晶装置である。
図1に示すように、本実施形態の液晶装置100では、TFTアレイ基板(第1基板)10と対向基板(第2基板)20とがシール材52を介して貼り合わされ、このシール材52によって区画された領域内に液晶層50が封入されている。シール材52の外側の周辺回路領域には、データ信号駆動回路101および外部回路実装端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿って走査信号駆動回路104が形成されている。液晶層50を挟んで対向するようにして、TFTアレイ基板10の内面側に複数の画素電極9が形成され、対向基板20の内面側に共通電極21が形成されている。対向基板20の角部においては、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための基板間導通材106が配設されている。
図3(a)に示す画素全体で見ると、Y軸方向に隣接するサブ画素間で誘電体突起21aが連続して第1の方向D1に沿って延び、誘電体突起21bも連続して第2の方向D2に沿って延びている。さらに、開口部9a、9bに関しても、1つのサブ画素の開口部9a、9bの延長上に、Y軸方向に隣接するサブ画素の開口部9a、9bが形成されている。
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9(a)は本実施形態の液晶装置200の1画素の平面構成を示す図、図9(b)は図9(a)のE−E’線に沿う断面構成図である。
なお、本実施形態において第1の実施形態と同様の部材又は部位については同一の符号を付し、詳細な説明は省略することとする。
なお、透明電極39tと反射電極39rとを連結している連結部39cについてもITO等の透明導電膜からなるものであるから、この連結部39cも透過表示に寄与する。透明電極39t及び反射電極39rのそれぞれの略中央部には、液晶の配向を規制するための配向規制手段である誘電体突起55t、55rが配置されている。本実施形態では透明電極39t及び反射電極39rは略八角形状であるが、各角部が丸められた曲線形状であってもよい。
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図15(a)は本実施形態の液晶装置300の1画素の平面構成を示す図、図15(b)は図15(a)のG−G’線に沿う断面構成図である。なお、本実施形態の液晶装置300は、第2実施形態に係る液晶装置200とその基本構成において共通しており、第2の実施形態と同様の部材又は部位については同一の符号を付し、詳細な説明は省略することとする。
また本実施形態においても、第1位相差板36の内側に第1光学補償板17が設けられ、第2位相差板46の内側に第2光学補償板27が設けられていることで、視角特性の最適化が成された高画質の表示が得られるようになっている。
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。)
図20は、本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。この図に示す携帯電話1300は、本発明の液晶装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。
上記各実施の形態の表示装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、明るい表示が可能である。
Claims (12)
- 互いに対向して配置された第1基板と第2基板との間に、負の誘電率異方性を有する液晶からなる液晶層を挟持してなり、該液晶層と前記第1基板の間および前記液晶層と前記第2基板との間には液晶を垂直方向に規制する配向膜が設けられ、前記液晶層の前記第1基板側に、第1位相差板と第1偏光板が設けられ、前記液晶層の前記第2基板側には第2位相差板と第2偏光板とを設けた液晶装置において、
前記第1位相差板と第2位相差板とが、互いの遅相軸を直交させて配置されており、
式(1)で表される前記第1位相差板のNz値(Nz1)と、前記第2位相差板のNz値(Nz2)との和(Nz1+Nz2)が、2未満の値であることを特徴とする液晶装置。
Nz=(nx−nz)/|nx−ny| (1)
(式中、nx、ny、nzは位相差板の三次元屈折率であり、nxは遅相軸方向の屈折率、nyは板面に平行で遅相軸と直交する方向の屈折率、nzは板厚方向の屈折率である。) - 前記Nz1+Nz2の値が、0<Nz1+Nz2<2の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 前記Nz1+Nz2の値がほぼ1であることを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板と第2位相差板のうち少なくとも一方の前記Nz値が1未満であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板と第2位相差板の前記Nz値が0.5であることを特徴とする請求項4に記載の液晶装置。
- 前記第1偏光板と前記液晶層との間、第2偏光板と前記液晶層との間の少なくとも一方に、光学補償板が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記光学補償板が、厚さ方向に光軸を有する位相差板であることを特徴とする請求項6に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板及び第2位相差板は、λ/4位相差板であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記第1位相差板及び第2位相差板が、λ/4位相差板とλ/2位相差板とを積層してなる位相差板であることを特徴とする請求項8に記載の液晶装置。
- 前記λ/4位相差板が、逆波長分散型の位相差板であることを特徴とする請求項8に記載の液晶装置。
- 画素内に、前記第1基板又は第2基板側から入射する光の少なくとも一部を反射させる半透過反射型の光反射手段が設けられていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 請求項1から11のいずれか1項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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