JP4857823B2 - 情報処理装置及び画像処理装置 - Google Patents

情報処理装置及び画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4857823B2
JP4857823B2 JP2006060139A JP2006060139A JP4857823B2 JP 4857823 B2 JP4857823 B2 JP 4857823B2 JP 2006060139 A JP2006060139 A JP 2006060139A JP 2006060139 A JP2006060139 A JP 2006060139A JP 4857823 B2 JP4857823 B2 JP 4857823B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
predetermined
storage
data
predetermined process
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006060139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007241463A (ja
Inventor
哲 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006060139A priority Critical patent/JP4857823B2/ja
Publication of JP2007241463A publication Critical patent/JP2007241463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4857823B2 publication Critical patent/JP4857823B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及び画像処理装置に係り、特に、所定処理の実行の際に用いられる処理データが磁性体によって磁気的に記憶される磁気記憶手段を備えた情報処理装置及び画像処理装置に関する。
近年、オフィス等で用いられているデジタル複合機等の画像処理装置では、画像形成処理等の画像処理の実行の際に用いられる画像データを記憶する記憶装置を備え、当該画像データの機密性を維持するための機能を備えたものが増えている。
ところで、上記記憶装置のうち、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)に代表される磁気記憶装置では、画像データが磁性体によって磁気的に記憶されるため、磁気記憶装置の画像データの記憶領域に対する所定データの上書き記憶を1回のみ実行しただけでは、当該画像データを完全には読み取ることができないようにすることはできない。
このため、従来から磁気記憶装置により記憶されている画像データの機密性を如何に高いレベルで維持するかが検討されており、例えば、特許文献1には、HDDに記憶されている画像データを用いた画像処理の実行が完了した直後に、当該画像データの記憶領域に対する、乱数を用いて生成したランダムパターン画像データの上書き記憶を複数回連続して実行する技術が開示されている。この技術を予め定められた優先順位に従って処理を実行する形態に適用し、画像処理を行う画像処理タスクの実行が完了した直後に複数回連続して実行する、上記上書き記憶を行う上書き記憶タスクの優先順位を他に実行が予定されている画像処理タスクの優先順位より高くすることにより、一例として、図9(A)に示されるように、画像処理タスクの実行が完了した直後に当該画像処理タスクに用いられた画像データに対する上書き記憶タスクを複数回連続して実行することができる結果、画像データの機密性を高いレベルで維持することができる。
これに対し、複数回の上記上書き記憶を、上記画像データを用いた画像処理の後に実行が予定されている他の画像処理の実行直後に実行する技術が考えられている。この技術を予め定められた優先順位に従って処理を実行する形態に適用し、画像処理を行う画像処理タスクの実行が完了した直後に複数回連続して実行する、上記上書き記憶を行う上書き記憶タスクの優先順位を、上記他の画像処理タスクの優先順位より低くすることにより、一例として、図9(B)に示されるように、画像処理タスクの実行が完了した直後に他の画像処理タスクを実行することができる結果、画像処理速度の低下を抑制することができる。
特開2004−153517号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、画像処理の実行が完了した直後から複数回の上書き記憶の実行が完了するまでの間に上記ランダムパターン画像データを上書き記憶の実行回数に応じたデータ量だけHDDに転送しなければならないため、画像処理装置が本来実行すべき画像処理の全体的な処理速度が低下してしまう場合がある、という問題点があった。
これに対し、前記複数回の上書き記憶を、画像データを用いた画像処理の後に実行が予定されている他の画像処理の実行直後に実行する技術では、画像データに対する上書き記憶を実行する前に当該画像データが解読される危険性があるため、当該画像データの機密性を高いレベルで維持できない場合がある、という問題点があった。
なお、以上の問題点は、画像処理装置のみならず、各種情報処理の実行の際に用いられる処理データが記憶される磁気記憶装置を備えた情報処理装置にも生じ得る問題点である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、データの機密性を高いレベルで維持することができる情報処理装置及び画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、請求項1記載の情報処理装置は、処理データが記憶される記憶領域を有する磁性体を備え、所定処理の実行の際に用いられる処理データが所定処理の実行の前に前記磁性体の前記記憶領域に磁気的に予め記憶される磁気記憶手段と、前記記憶領域に記憶された処理データを用いた所定処理が複数回実行される場合に、先の所定処理の実行が終了した後で、かつ該先の所定処理に続いて実行される次の所定処理の実行前に、前記記憶領域に所定データの上書き記憶を1回実行すると共に、前記次の所定処理が最後の所定処理の場合に、前記次の所定処理の実行後、前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行する上書き実行手段と、を備えている。
請求項1に記載の情報処理装置には、所定処理の実行の際に用いられる処理データが当該所定処理の実行に際して磁性体により磁気的に予め記憶される磁気記憶手段が備えられている。なお、上記磁気記憶手段には、ハードディスク、フレキシブルディスク、磁気テープ、光磁気ディスク等の、データを磁性体によって磁気的に記憶するあらゆる磁気記憶媒体が含まれる。
ここで、本発明では、前記処理データを用いた前記所定処理の実行が完了した直後に、上書き実行手段により、前記磁気記憶手段の当該処理データの記憶領域に所定データの上書き記憶が1実行し、最後の所定処理の実行後は、前記上書き記憶が複数回実行される。
すなわち、本発明では、処理データを用いた所定処理の実行が完了した直後に当該処理データに対する上書き記憶を1実行し、最後の所定処理の実行後は、前記上書き記憶を複数回実行することにより、目的とする処理における処理速度の低下の抑制と、データの機密性の高いレベルでの維持を両立することができるようにしている。
このように、請求項1に記載の情報処理装置によれば、磁気記憶手段により所定処理の実行の際に用いられる処理データが磁性体によって磁気的に予め記憶されているとき、前記処理データを用いた前記所定処理の実行が完了した直後に、前記磁気記憶手段の当該処理データの記憶領域に所定データの上書き記憶を1実行し、最後の所定処理の実行後は、前記上書き記憶を複数回実行しているので、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、データの機密性を高いレベルで維持することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、装置駆動用の電源の投入及び切断を切り替えるための切替手段を更に備え、前記上書き実行手段は、更に、前記切替手段により電源が投入されたタイミング、前記切替手段により電源が切断されるタイミング、及び消費電力を抑えるモードである省電力モードに移行するタイミングの少なくとも1つで前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行するものとしてもよい。
特に、請求項2に記載の発明は、請求項3に記載の発明のように、前記複数回実行される所定処理は、各々同一種類の処理であるものとしてもよい。
また、請求項2または請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、1回目の所定処理、1回目の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶、2回目以降の所定処理、2回目以降の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶の順に低くなるように優先順位が予め定められており、前記上書き実行手段は、前記優先順位に従った順序で、先の所定処理の実行が終了した後で、かつ該先の所定処理に続いて実行される次の所定処理の実行前に、前記記憶領域に所定データの上書き記憶を1回実行すると共に、前記次の所定処理が最後の所定処理の場合に、前記次の所定処理の実行後、前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行するものとしてもよい。
このように、請求項4に記載の情報処理装置によれば、予め定められた優先順位に従って、1回目の所定処理、1回目の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶、2回目以降の所定処理、2回目以降の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶を行い、最後の所定処理を実行後、前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行するので、優先順位に従って完了した所定処理の後に、データの機密性を高いレベルで維持することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項記載の画像処理装置は、請求項1乃至請求項何れか1項記載の情報処理装置と、前記処理データを画像データとして用い、前記所定処理として画像処理を実行する画像処理手段と、を備えている。
このように、請求項記載の画像処理装置は、本発明の情報処理装置を備えているので、当該情報処理装置と同様に、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、データの機密性を高いレベルで維持することができる。
本発明によれば、磁気記憶手段により所定処理の実行の際に用いられる処理データが磁性体によって磁気的に予め記憶されているとき、前記処理データを用いた前記所定処理の実行が完了した直後に、前記磁気記憶手段の当該処理データの記憶領域に所定データの上書き記憶を1回のみ実行した後、当該上書き記憶の実行直後のタイミングを除く予め定められたタイミングで、前記上書き記憶を少なくとも1回実行しているので、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、データの機密性を高いレベルで維持することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明をデジタル複合機に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタル複合機10の全体的な構成について説明する。
同図に示されるように、本実施の形態に係るデジタル複合機10は、ネットワーク90を介してパーソナル・コンピュータ(以下、「PC」という。)70等の外部装置と通信可能に接続されている。なお、本実施の形態では、ネットワーク90としてLAN(Local Area Network)が適用されている。
また、デジタル複合機10には、所定の読取位置に載置された原稿から画像を読み取って当該画像を示す画像データを取得するスキャナ部58と、スキャナ部58によって取得された画像データや、後述するファックス部38(図2参照。)によって取得された画像データ、上記外部装置から入力された画像データを用いて画像形成処理を行う装置本体60と、装置本体60に記録用紙(図示省略。)を供給する給紙装置62と、メニュー画面やメッセージ等の各種情報を表示すると共に表示面に透過型のタッチパネルが一体的に設けられたタッチパネル・ディスプレイ(以下、「ディスプレイ」という。)64と、画像が形成されて装置本体60から排出された記録用紙を保持する排出トレイ66と、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るデジタル複合機10は、電子写真方式にて記録用紙への画像形成処理を行う画像形成エンジン部50(図2参照。図1では図示省略。)が装置本体60に設けられている。また、デジタル複合機10では、上記タッチパネルとして感圧方式のものを採用しており、ユーザがディスプレイ64の表示面に指先にて接触する(タッチ操作する)ことによりデジタル複合機10に対して各種の動作を指示することができる。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタル複合機10の電気系の要部構成について説明する。
同図に示されるように、本実施の形態に係るデジタル複合機10には、デジタル複合機10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)22と、CPU22による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM24と、各種パラメータや各種プログラム等が予め記憶されたROM26と、各種情報を磁性体によって磁気的に記憶するHDD28と、ディスプレイ64に対する各種情報の表示のための制御を行うディスプレイドライバ30と、ディスプレイ64に対するタッチ操作を検出する操作入力検出部32と、が備えられている。
また、デジタル複合機10には、スキャナ部58による光学的な画像の読み取り動作を制御するスキャナドライバ34と、画像形成エンジン部50の各部を制御する画像形成エンジン制御部36と、電話回線を介して他の装置との間で各種情報の送受信を行うファックス部38と、ネットワーク90に接続された上記外部装置との間で各種情報の送受信を行うネットワーク・インタフェース部40と、が備えられている。
以上のCPU22、RAM24、ROM26、HDD28、ディスプレイドライバ30、操作入力検出部32、スキャナドライバ34、画像形成エンジン制御部36、ファックス部38、及びネットワーク・インタフェース部40は、システムバスBUSを介して相互かつ電気的に接続されている。
従って、CPU22は、RAM24、ROM26、HDD28へのアクセス、ディスプレイドライバ30を介したディスプレイ64への各種情報の表示、操作入力検出部32を介したディスプレイ64に対するユーザのタッチ操作の操作内容の把握、スキャナドライバ34を介したスキャナ部58の作動の制御、画像形成エンジン制御部36を介した画像形成エンジン部50の作動の制御、ファックス部38の作動の制御、及びネットワーク・インタフェース部40を介した上記外部装置との間の各種情報の授受を各々行うことができる。
また、デジタル複合機10には、CPU22に接続された電源スイッチ42が備えられており、CPU22は電源スイッチ42のオン/オフ状態を常時把握できる。
なお、本実施の形態に係るデジタル複合機10により実行される画像処理には、画像形成エンジン部50による画像形成処理の他、スキャナ部58により取得された画像データを上記外部装置に出力する画像読取処理、スキャナ部58により取得された画像データや上記外部装置から入力された画像データを他の装置にファックス部38によって送信するファックス送信処理、ファックス部38により他の装置から受信した画像データを上記外部装置に転送するファックス受信転送処理が含まれている。
そして、本実施の形態に係るデジタル複合機10では、これらの画像処理の実行の際に用いられる画像データが当該画像処理の実行に際してHDD28に記憶されるものとされている。
なお、本実施の形態に係るデジタル複合機10では、上記画像処理に用いられた画像データに対して後述する上書き記憶が実行される。
また、本実施の形態に係るデジタル複合機10では、上記画像処理及び上書き記憶が各々予め定められたタスク(以下、「画像処理タスク」及び「上書き記憶タスク」という。)により実行されるものとされおり、デジタル複合機10は、画像処理タスクを実行することにより画像データを用いた画像処理を行う一方、上書き記憶タスクを実行することにより画像データに対する上書き記憶を行う。
ところで、本実施の形態に係るデジタル複合機10では、上記画像処理タスク及び上書き記憶タスクを実行するときの優先順位が優先順位管理テーブルにより予め定められている。
図3(A)には、本実施の形態に係る優先順位管理テーブルの一例が模式的に示されており、当該テーブルはROM26に予め記憶されている。
同図に示されるように、本実施の形態に係る優先順位管理テーブルには、上記優先順位を示す情報が、対応する画像処理タスク及び上書き記憶タスクの別を示すタスク名を示す情報に関連付けられて記憶されている。なお、同図に示されるように、本実施の形態に係る優先順位管理テーブルでは、1回目の上書き記憶タスク、予め定められた第2画像処理タスク、2回目以降の上書き記憶タスクの順に低くなるように優先順位が予め定められている。
なお、画像処理タスク及び第2画像処理タスクを実行することにより行われる各画像処理は、互いに異なる種類の処理であってもよいし、同一種類の処理であってもよい。
ところで、本実施の形態に係るデジタル複合機10では、ディスプレイ64に表示されたメニュー画面に従って当該ディスプレイ64の表示面がタッチ操作されることにより、同一の画像データに対して実行する上書き記憶の回数が設定されるものとされる。
次に、図4を参照して、同一の画像データに対して上書き記憶を実行する回数を設定する際のデジタル複合機10の作用を説明する。なお、図4は、ユーザによるディスプレイ64のタッチ操作によって実行が指示された際にCPU22により実行される上書き回数設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM26に予め記憶されている。
まず、ステップ100では、予め定められた上書き回数設定画面(図示省略。)をディスプレイ64に表示するようにディスプレイドライバ30を制御し、次のステップ102にて所定情報の入力待ちを行う。
ユーザは、上記上書き回数設定画面に表示されている表示内容に従いディスプレイ64の表示面をタッチ操作することにより上書き記憶を実行する回数(以下、「上書き回数」ともいう。)を入力し、当該上書き回数設定画面に表示されている不図示の決定スイッチをタッチ操作する。これによって上記ステップ102が肯定判定となり、ステップ104に移行する。
ステップ104では、上記ステップ102において入力された上書き回数を示す情報をRAM24に記憶し、その後に本上書き回数設定処理プログラムを終了する。
次に、図5を参照して、優先順位管理テーブル(図3(A)も参照。)により示される優先順位に従い、画像処理タスクの実行が完了した直後に当該画像処理タスクの実行により行われる画像処理に用いられた画像データに対して1回目の上書き記憶を実行する際のデジタル複合機10の作用を説明する。なお、図5は、この際にCPU22により実行される第1上書き記憶実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもROM26に予め記憶されている。
まず、ステップ200では、本第1上書き記憶実行処理プログラムの実行直前に行われた画像処理に用いられた画像データ(以下、「消去対象画像データ」という。)の記憶領域に対して所定データの上書き記憶を行う上書き記憶タスクを1回のみ実行し、その後にステップ202に移行する。なお、本実施の形態では、所定データとして乱数を用いて生成したランダムパターン画像データを適用している。
ステップ202では、上記上書き回数設定処理プログラムによりRAM24に記憶された情報により示される上書き回数を1だけデクリメントし、次のステップ204にて、上記ステップ202の処理によるデクリメント後の回数(以下、「残り上書き回数」という。)を示す情報(以下、「残り回数情報」という。)をHDD28の消去対象画像データの記憶領域を示す情報(以下、「記憶領域情報」という。)と関連付けてHDD28の所定領域で、これまで上記残り回数情報及び記憶領域情報が記憶されていない領域に記憶するようにHDD28を制御し、その後に本第1上書き記憶実行処理プログラムを終了する。
次に、図6を参照して、優先順位管理テーブル(図3(A)も参照。)により示される優先順位に従い、上記第1上書き記憶実行処理プログラムにより上書き記憶が実行された消去対象画像データに対して2回目以降の上書き記憶を実行する際のデジタル複合機10の作用を説明する。なお、図6は、この際にCPU22により実行される第2上書き記憶実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもROM26に予め記憶されている。
まず、ステップ300では、上記第1上書き記憶実行処理プログラムによりHDD28に記憶された残り回数情報及び記憶領域情報を1組分読み出し、次のステップ302にて、当該記憶領域情報により示される記憶領域に記憶されている消去対象画像データに対して上述した上書き記憶タスクを実行し、その後にステップ304に移行する。
ステップ304では、上記ステップ300の処理により読み出した残り回数情報により示される残り上書き回数を1だけデクリメントし、次のステップ306にて、上記ステップ304の処理によるデクリメント後の残り回数情報が‘0’となったか否かについて判定し、否定判定なった場合は上記ステップ302に戻る一方、肯定判定となった場合はステップ308に移行する。
ステップ308では、HDD28の所定領域に記憶された残り回数情報及び記憶領域情報の全ての組に対して上述した上書き記憶が上書き回数だけ実行されたか否かについて判定し、否定判定となった場合は上記ステップ300に戻る。なお、上記ステップ300〜ステップ306を繰り返す際には、これまでに読み出していない残り回数情報及び記憶領域情報を1組分だけ読み出すようにする。
一方、上記ステップ308の処理において肯定判定となった場合は本第2上書き記憶実行処理プログラムを終了する。
上記第1上書き記憶実行処理プログラム及び第2上書き記憶実行処理プログラムの実行により、一例として、図7(A)に示されるように、画像データを用いた画像処理タスクの実行が完了した直後に、1回目の上書き記憶タスク、第2画像処理タスク、及び2回目以降の上書き記憶タスクを実行することにより、目的とする画像処理における処理速度の低下の抑制と、画像データの機密性の高いレベルでの維持を両立することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、磁気記憶手段(ここでは、HDD28。)により所定処理(ここでは、画像処理タスク。)の実行の際に用いられる処理データ(ここでは、画像データ。)が磁性体によって磁気的に予め記憶されているとき、前記処理データを用いた前記所定処理の実行が完了した直後に、前記磁気記憶手段の当該処理データの記憶領域に所定データの上書き記憶を1回のみ実行した後、当該上書き記憶の実行直後のタイミングを除く予め定められたタイミングで、前記上書き記憶を少なくとも1回実行しているので、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、データの機密性を高いレベルで維持することができる。
また、本実施の形態では、上書き実行手段(ここでは、CPU22。)により同一の処理データに対して実行する上書き記憶の回数を示す情報を入力するための回数入力手段(ここでは、ディスプレイ64。)を更に備え、前記上書き実行手段は、前記回数入力手段によって入力された情報により示される回数だけ前記同一の処理データに対して前記上書き記憶を実行しているので、処理速度及びデータの機密性の度合いをユーザの所望するものとすることができる。
また、本実施の形態では、画像処理及び上書き記憶の優先順位を予め定めておき、当該優先順位に従った順序で上書き記憶を実行するようにしているので、前記上書き実行手段の処理を簡易化することができる。
なお、本実施の形態では、優先順位管理テーブルの一例として図3(A)に示されるテーブルを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、優先順位管理テーブルの一例として図3(B)に示されるテーブルを適用する形態とすることもできる。
同図に示される優先順位管理テーブルでは、2回目以降の上書き記憶タスクの優先順位が同順位であることに代えて、2回目の上書き記憶タスク、予め定められた第3画像処理タスク、3回目以降の上書き記憶タスクの順に低くなるように優先順位が予め定められている点のみが、図3(A)に示される優先順位管理テーブルと異なっている。
なお、画像処理タスク、第2画像処理タスク及び第3画像処理タスクを実行することにより行われる各画像処理は、互いに異なる種類の処理であってもよいし、同一種類の処理であってもよい。
同図に示される優先順位管理テーブルにより示される優先順位に従って画像処理に用いられた画像データに対して複数回の上書き記憶を実行する場合、画像データを用いた画像処理タスクの実行が完了した直後に、第1上書き記憶実行処理プログラム(図5参照。)を実行し、その後で、かつ第2画像処理タスクの実行が完了した後に第2上書き記憶実行処理プログラム(図6参照。)のステップ300及びステップ302の処理を2回目の上書き記憶として実行した後、当該ステップ300の処理により読み出した記憶領域情報に関連付けて記憶されている残り回数情報を、当該残り回数情報により示される残り上書き回数が1だけデクリメントされるように更新し、その後で、かつ第3画像処理タスクの実行が完了した後に第2上書き記憶実行処理プログラムを3回目以降の上書き記憶として実行することになる。
これにより、一例として、図7(B)に示されるように、画像データを用いた画像処理タスクの実行が完了した直後に1回目の上書き記憶タスクが実行され、その後に第2画像処理タスク、2回目の上書き記憶タスク、第3画像処理タスク、及び3回目以降の上書き記憶タスクが順次実行されることになる。
この形態でも、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、上書き記憶を割り込み処理として実行する場合の形態例について説明したが、本第2の実施の形態では、複数回の上書き記憶を単一の画像形成処理プログラムの処理により実行する場合の形態例について説明する。なお、本第2の実施の形態に係るデジタル複合機10の構成は、上記第1の実施の形態に係るデジタル複合機10と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以下、図8を参照して、上記画像形成処理プログラムを実行する際の本第2の実施の形態に係るデジタル複合機10の作用を説明する。なお、図8は、外部装置により画像データと共に当該画像データを用いた画像形成処理を実行する実行指示が入力された際にCPU22により実行される上記画像形成処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM26に予め記憶されている。
まず、ステップ400では、入力された画像データをHDD28に記憶するようにHDD28を制御し、次のステップ402にて、上記ステップ400の処理により記憶された画像データ(以下、「消去対象画像データ」という。)を用いた画像形成処理タスクを実行する。
次のステップ404では、消去対象画像データの記憶領域に対して所定データの上書き記憶を行う1回目の上書き記憶タスクを実行し、その後にステップ406に移行する。なお、本第2の実施の形態でも、所定データとして上記ランダムパターン画像データを適用している。
ステップ406では、消去対象画像データの記憶領域を示す情報(以下、「記憶領域情報」という。)をHDD28の所定領域で、これまでに上記記憶領域情報が記憶されていない領域に記憶するようにHDD28を制御し、次のステップ408にて、次に実行する画像形成処理タスクがあるか否かを判定して、肯定判定となった場合は上記ステップ400に戻る一方、否定判定となった場合はステップ410に移行する。
ステップ410では、HDD28の所定領域に記憶されている記憶領域情報の1つを読み出し、次のステップ412にて、上記上書き回数設定処理プログラムにより記憶された情報により示される上書き回数を1だけデクリメントした後、ステップ414に移行する。
ステップ414では、上記ステップ410の処理により読み出した記憶領域情報により示される記憶領域に記憶されている画像データに対する2回目以降の上書き記憶タスクを、上記ステップ412の処理によるデクリメント後の回数(以下、「残り上書き回数」という。)だけ実行した後、ステップ416に移行する。
ステップ416では、上記ステップ410の処理により読み出した記憶領域情報をHDD28から消去し、次のステップ418にて、HDD28の上記所定領域に記憶領域情報が残っているか否かを判定して、肯定判定となった場合には上記ステップ410に戻る一方、否定判定となった場合は本画像形成処理プログラムを終了する。
このように、本第2の実施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様に作用するので、上記第1の実施の形態と同様に、目的とする処理の処理速度の低下を抑制しつつ、画像データの機密性を高いレベルで維持することができる。
なお、上記各実施の形態では、上書き記憶を実行する際にランダムパターン画像データを記憶する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上記ランダムパターン画像データに代えて、‘0'〜‘9'の数字やアルファベットの何れか1つを用いて生成したパターン画像データ等の他の固定的な画像データを適用することもできる。この場合、ランダムパターン画像データを作成する必要がないため、簡易に上書き記憶を実行することができる。
また、上記第1の実施の形態では、本発明の予め定められたタイミングとして、画像データを用いた画像処理タスクの後に他の画像処理タスクが実行されていないタイミングを適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電源スイッチ42がオン状態とされたタイミング、電源スイッチ42がオフ状態とされるタイミング、及びデジタル複合機10が消費電力を抑えるモードである省電力モードに移行するタイミングの何れか1つのタイミングや、これらのタスクに上記他の画像処理タスクが実行されていないタイミングも含めたものの組み合わせを適用する形態とすることもできる。この場合も、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、上記各実施の形態で示したデジタル複合機のハードウェア構成(図1及び図2参照。)は一例であり、必要に応じて新たな構成要素を追加したり、不要な構成要素を削除したりすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で示した各種処理プログラムの処理の流れ(図4〜図6,図8参照。)も一例であり、必要に応じて処理手順を変更したり、処理内容を変更したり、不要な処理を削除したりすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で示した優先順位管理テーブル(図3参照。)のデータ構造も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
更に、上記各実施の形態では、本発明をデジタル複合機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本発明をパーソナル・コンピュータや、ファクシミリ装置、携帯情報端末、携帯電話機等の、情報が磁性体により磁気的に記憶される磁気記憶装置が備えられた装置であれば、如何なるものにも適用することができることはいうまでもない。
実施の形態に係るデジタル複合機の全体的な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタル複合機の電気系の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る優先順位管理テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 実施の形態に係る上書き回数設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る第1上書き記憶実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る第2上書き記憶実行処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るデジタル複合機で実行される上書き記憶タスク及び画像処理タスクの実行タイミングの一例を示す模式図である。 第2の実施の形態に係る画像形成処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 従来技術の問題点の説明に供する図であり、従来の上書き記憶タスク及び画像処理タスクの実行タイミングの一例を示す模式図である。
符号の説明
10 デジタル複合機
22 CPU(上書き実行手段)
28 HDD(磁気記憶手段)
38 ファックス部(画像処理手段)
42 電源スイッチ(切替手段)
50 画像形成エンジン部(画像処理手段)
58 スキャナ部(画像処理手段)
64 ディスプレイ(回数入力手段)

Claims (5)

  1. 処理データが記憶される記憶領域を有する磁性体を備え、所定処理の実行の際に用いられる処理データが該所定処理の実行の前に前記磁性体の前記記憶領域に磁気的に予め記憶される磁気記憶手段と、
    前記記憶領域に記憶された処理データを用いた所定処理が複数回実行される場合に、先の所定処理の実行が終了した後で、かつ該先の所定処理に続いて実行される次の所定処理の実行前に、前記記憶領域に所定データの上書き記憶を1回実行すると共に、前記次の所定処理が最後の所定処理の場合に、前記次の所定処理の実行後、前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行する上書き実行手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 装置駆動用の電源の投入及び切断を切り替えるための切替手段を更に備え、
    前記上書き実行手段は、更に、前記切替手段により電源が投入されたタイミング、前記切替手段により電源が切断されるタイミング、及び消費電力を抑えるモードである省電力モードに移行するタイミングの少なくとも1つで前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記複数回実行される所定処理は、各々同一種類の処理である、
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 1回目の所定処理、1回目の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶、2回目以降の所定処理、2回目以降の前記記憶領域に対する前記所定データの上書き記憶の順に低くなるように優先順位が予め定められており、
    前記上書き実行手段は、前記優先順位に従った順序で、先の所定処理の実行が終了した後で、かつ該先の所定処理に続いて実行される次の所定処理の実行前に、前記記憶領域に所定データの上書き記憶を1回実行すると共に、前記次の所定処理が最後の所定処理の場合に、前記次の所定処理の実行後、前記記憶領域に前記所定データの上書き記憶を複数回実行する、
    請求項2または請求項3記載の情報処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項何れか1項記載の情報処理装置と、
    前記処理データを画像データとして用い、前記所定処理として画像処理を実行する画像処理手段と、
    を備えた画像処理装置。
JP2006060139A 2006-03-06 2006-03-06 情報処理装置及び画像処理装置 Expired - Fee Related JP4857823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006060139A JP4857823B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 情報処理装置及び画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006060139A JP4857823B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 情報処理装置及び画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007241463A JP2007241463A (ja) 2007-09-20
JP4857823B2 true JP4857823B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=38586974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006060139A Expired - Fee Related JP4857823B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 情報処理装置及び画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4857823B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4656139B2 (ja) * 2007-12-21 2011-03-23 富士ゼロックス株式会社 記録制御装置、画像処理装置及びプログラム
JP2011014103A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理装置におけるデータ消去方法
JP6642337B2 (ja) 2016-08-29 2020-02-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6724766B2 (ja) 2016-12-22 2020-07-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004288140A (ja) * 2003-01-31 2004-10-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラムおよびその記録媒体
JP2004343157A (ja) * 2003-05-12 2004-12-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
TWI343531B (en) * 2003-12-19 2011-06-11 Oce Tech Bv Erasing a stored information pattern on a storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007241463A (ja) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4959825B2 (ja) 指示入力装置、指示入力方法、プログラムおよびその記録媒体
US20140145991A1 (en) Information processing apparatus installed with touch panel as user interface
JP5573814B2 (ja) 画面を表示する表示部を備えた装置、ユーザーインターフェースの制御方法、およびユーザーインターフェースの制御プログラム
JP5822749B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP4857823B2 (ja) 情報処理装置及び画像処理装置
JP5581986B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP2013049153A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
US20040027603A1 (en) Image processing device
JP2005102001A (ja) 画像処理装置
JP4367512B2 (ja) 画像処理装置、画像データの転送制御方法及び転送制御プログラム
JP2007232846A (ja) 情報処理装置および制御方法
JP3769839B2 (ja) 多機能並行処理型電子装置
JPH113004A (ja) 複合装置、複合装置の中止方法、および記憶媒体
JP2009177526A (ja) 画像処理装置
US20210055903A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP3707509B2 (ja) 多機能並行処理型電子装置
JP2010097334A (ja) 描画装置
US8964224B2 (en) Computer readable recording medium storing image processing program and image processing method transmitting function execution command for making a preset setting screen
JP5035487B1 (ja) 印刷制御装置、印刷システムおよびプログラム
JP2000075981A (ja) ジョブ状態表示装置
JP6719732B2 (ja) 電子機器およびシステム
JP2004260482A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2004153517A (ja) 画像処理装置
JP2003061029A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体、プログラム及び画像処理システム
JP2003345190A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees