JP4857772B2 - ディスクパブリッシャ - Google Patents
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Description
準備されており、ユーザの命令に応じてこの未記録ディスクを情報書込み用ドライブへ挿
入して当該未記録ディスクの情報記録面へディジタル情報を書き込む。当該書込み処理が
終了したディスクはドライブから取出されてストックされる。以上の一連の動作は自動的
に行なわれる。
またこのディスクパブリッシャにはディスクのレーベル面へ印刷を施す機能を有するも
のもある。
このように、要求されるディスク処理のスループットに応じてディスクパブリッシャに
は複数の情報書込み用ドライブが設置されている。
以上、ディスクパブリッシャの従来例として特許文献1を参照されたい。
密にすべきものがある。従って、ディスクパブリッシャを停止させて未記録ディスクへの
情報書込み作業を終了する前には、ディスクパブリッシャから出力済み(処理済み)のデ
ィスクを取出しておく必要がある。
しかしながら、ディスクパブリッシャの利用者によっては、作業終了してディスクパブ
リッシャから離れる前に出力済みのディスクの取出しを忘れてしまうおそれがある。
他方、かかるディスクパブリッシャはコンピュータネットワークにおいて複数の利用者
(クライアント)によって共有されることが多い。従って、一人の利用者がディスクパブ
リッシャを停止したとき、他の利用者の出力済みディスクがストック部に残されたままに
されるおそれがある。
即ち、この発明は、ディスクパブリッシャを停止するときにそのストック部に出力済み
のディスクが滞留しないようにすることを解決すべき一つの課題とする。特に、複数の利
用者でディスクパブリッシャを共有するとき、全ての利用者の作成済みディスクがストッ
ク部に不用意に取り残されることを防止することを他の解決すべき課題とする。
セキュリティの関係上、停止状態のディスクパブリッシャからは出力済みのディスクの
取出しが禁止されている。従って、ストック部に残されたままのディスクの作成者はディ
スクパブリッシャを再起動させなければならないので、作業効率が低下する。
よって、この発明の他の解決すべき課題は、出力済みのディスクを不用意に残存させる
ことを防止することにより、ディスクパブリッシャの作業効率を向上させることにある。
複数のクライアントに連結可能なディスクパブリッシャであって、ストック部における出力済みディスクの有無を検出する検出装置と、
停止信号が入力されたとき、該検出装置の検出結果を確認し、前記ストック部に出力済みディスクが存在するときは利用者に通知を行ない、その後に停止動作を行なう制御装置と、を備えることを特徴とするディスクパブリッシャ。
本発明のディスクパブリッシャは、
複数のクライアントに接続可能なディスクパブリッシャであって、
未記録ディスクを収納する供給部と、
前記未記録ディスクに記録を行う記録部と、
前記記録部で記録を行った出力済みディスクを収納するストック部と、
前記未記録ディスクまたは前記出力済みディスクを、前記供給部と前記記録部、前記ストック部の間で移動するトランスファー装置と、
前記クライアントの利用者を特定する特定情報を取得する取得部と、
記憶部と、
前記ディスクパブリッシャを停止させるための停止コマンドの入力を検知する検知部と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記クライアントから前記特定情報と共に処理要求を受信すると、前記トランスファー装置を駆動して、前記供給部から前記未記録ディスクを取り出させ、前記記録部に記録を行わせた後、前記出力済みディスクを前記ストック部に収納させ、前記出力済みディスクと前記特定情報と前記ストック部における積層位置情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記取得部から前記特定情報を取得すると、前記記憶部を参照して前記積層位置情報に基づき前記トランスファー装置を駆動して、前記特定情報に関連する前記出力済みディスクを前記ストック部から取り出させ、前記出力済みディスクを取り出した旨の情報を前記特定情報に関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記検知部が前記停止コマンドの入力を検知したとき、前記記憶部を参照し、前記ストック部に前記出力済みディスクが存在するときは、接続されている前記クライアントに停止動作を行う旨の通知の送信を行ない、その後に前記停止動作を行なうことを特徴とする。
ック部に出力済みのディスクが存在すると、先ずはその旨を利用者に通知する。即ち、停
止したディスクパブリッシャに出力済みのディスクが放置されることの警告を行なう。そ
してその後に、ディスクパブリッシャを停止させる。
このように通知が行なわれることにより、重要な情報を含むディスクの作成者は、ディ
スクパブリッシャが停止する前にそのディスクを取出すことができる。また、ディスク作
成の作業を続行する利用者はディスクパブリッシャの停止をキャンセルすることができる
。
第1の局面のディスクパブリッシャにおいて、前記制御装置は通知から所定時間経過後に停止動作を行なう。
前記制御装置は、前記通知を行ってから所定時間経過後に前記停止動作を行い、
前記所定時間内に前記クライアントのいずれかから前記停止動作を許可しない旨の通知を受信すると、前記停止動作を行わないことを特徴とする。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、停止するに際しストック部に出力済みディスクが残存することの通知と、ディスクパブリッシャのOFFとの間に所定の待ち時間が設定される。これにより、ストック部に残存したディスクを取出す時間的余裕が生じる。また、他の利用者はこの待ち時間を利用して自身の作業を続行するか否か、即ち、ディスクパブリッシャを停止させるか否か、を判断することができる。
第1又は第2の局面のディスクパブリッシャにおいて、前記制御装置はサーバを備え、前記ストック部に出力済みディスクが存在するときは該サーバに接続されるクライアントに第1のメッセージを送信する。
前記制御装置は、前記ストック部に所定数以上の前記出力済みディスクが積層したことを検知したときは、接続されている前記クライアントに、前記ストック部に収納されている前記出力済みディスクの取出しを要求する第1の通知を送信する、ことを特徴とする。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、メッセージ形式で通知がなされるので、通知の内容をより具体的かつ正確に利用者へ伝えることができる。
なお、メッセージを送信するには例えばメールをクライアントへ送信する。メール以外にも、クライアントのコンピュータの画面にポップアップ形式で当該メッセージを表示させることができる。
第1又は第2の局面のディスクパブリッシャにおいて、前記制御装置はサーバを備え、前記ストック部に出力済みディスクが存在するときは該サーバに接続されるクライアントに第1のメッセージを送信する。
前記制御装置は、前記ストック部に所定数以上の前記出力済みディスクが積層したことを検知したときは、接続されている前記クライアントに、前記ストック部に収納されている前記出力済みディスクの取出しを要求する第1の通知を送信する、ことを特徴とする。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、メッセージ形式で通知がなされるので、通知の内容をより具体的かつ正確に利用者へ伝えることができる。
なお、メッセージを送信するには例えばメールをクライアントへ送信する。メール以外にも、クライアントのコンピュータの画面にポップアップ形式で当該メッセージを表示させることができる。
第3又は第4の局面のディスクパブリッシャにおいて、前記ストック部に存在する出力済みディスクとその作成者を特定する情報を保存する保存装置が更に備えられ、前記サーバは該保存装置に保存された情報を参照し、該出力済みディスクの作成者のクライアントへ第2のメッセージを送信する。
前記制御装置は、前記ストック部に所定数以上の前記出力済みディスクが積層したことを検知したときは、前記記憶部を参照し、前記ストック部に積層されている前記出力済みディスクに対応する特定情報を送信していた前記クライアントを特定し、特定した当該クライアントに対して前記ストック部に収納されている前記出力済みディスクの取出しを要求する第2の通知を送信する、ことを特徴とする。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、ストック部に存在するディスクの作成者が特定され、当該作成者のクライアントコンピュータへのみストック部にディスクが残されたまま停止される旨の第2のメッセージが送信される。従って、ディスクがストックされていないユーザには当該第2のメッセージが送信されない。これにより、不要な情報発信を省きつつ、ディスクパブリッシャの状態をより正確に利用者へ知らせることができる。
第3〜第5のいずれかの局面のディスクパブリッシャにおいて、前記サーバはデータ受
送信中のクライアントに対して第3のメッセージを送信する。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、サーバに連結されてデータの送
受信が可能なクライアント、即ちこのときに稼働中のクライアントに対して第3のメッセ
ージを送信する。この第3のメッセージは緊急にディスク取出しを要求するものであり、
この場合は稼働中のクライアントへ送信することにより効果があるからである。停止中の
クライアントへメッセージを送っても、そこにはディスク作成者(または利用者)がいな
いので、緊急事態に対応できないからである。
第3から第6のいずれかの局面のディスクパブリッシャにおいて、前記サーバは管理者のクライアントに対して第4のメッセージを送信する。
前記複数のクライアントのうちの一は管理者としての特定情報を有するクライアントであり、前記第2の通知の送信するとき、前記制御装置は、前記管理者のクライアントに対し、前記ストック部に積層されている前記出力済みディスクに対応する特定情報を含む第4のメッセージを送信する、ことを特徴とする。
このように構成されたディスクパブリッシャによれば、管理者に特定の第4のメッセージを送信することにより、ストック部の状態を管理者へ確実に通知することができる。第4のメッセージの内容として、ストック部に滞留しているディスクの作成者のリスト及び枚数などが挙げられる。
本発明のディスクパブリッシャは、
前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出する検出装置を備え、
前記検出装置は、前記停止動作のとき、前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出して前記記憶部に記憶し、前記停止動作後、前記ディスクパブリッシャが起動したとき前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出し、
前記制御装置は、前記記録部に記憶した前記出力済みディスクの枚数と、起動時に検出した前記出力済みディスクの枚数とを比較し、異なる場合は、前記クライアントへ警告の旨の通知を送信することを特徴とする。
ディスクパブリッシャは、未記録ディスク(CD−RやDVD−Rなど)を保持するデ
ィスク供給部、未記録ディスクの情報記録面へディジタル情報を記録するドライブ、記録
されたディスクを保存するストック部及びディスクの搬送機構を備えてなる。更には、デ
ィスクのレーベル面へ印刷を施すレーベル印刷部を備えることもできる。
ストック部に存在するディスクの枚数は、ストック部に対するディスクの入量とストッ
ク部からのディスクの出量をモニタリングして両者の差分をとることにより、検知するこ
とが出来る。
ストック部に出力済みのディスクが残存したときに利用者に対してなされる通知の方法
はメール、ポップアップ画面の表示など電子情報の送受信に限定されるものではなく、パ
トランプ等のランプを点滅させたり、警報音を発生したりするなど物理的な方法を採用す
ることもできる。
また、ストック部に光学センサなどをセットして、ストック部におけるディスクの存在
を物理的に検知することもできる。
しの履歴を記録することにより、ストック部に存在する出力済みのディスクとその作成者
を特定することができる。これにより、ストック部に滞留しているディスクの作成者のみ
に第2のメッセージを送信して、その取出し要求を行なうことができる。
緊急を要するときは、ディスクパブリッシャに接続されてデータの受送信が可能なクラ
イアント(オン状態のクライアント)を選択し、当該クライアントへのみ取出し要求のメ
ッセージ(第3のメッセージ)を送信することができる。
管理者にも、ストック部に存在する出力済みのディスクとその作成者を第4のメッセー
ジとして送信することができる。
(第1実施例)
図1は第1の実施例のディスクパブリッシャ1の概略構成図である。
このディスクパブリッシャ1は書込み処理の施されたディスクのストック部3を備え、
ストック部3に存在するディスクの枚数は枚数検知装置5により検知されて第1の制御信
号が形成される。この第1の制御信号はディスクパブリッシャに組み込まれたサーバ7へ
送られる。サーバ7は第1の制御信号に応じてディスクパブリッシャ1の利用者9A〜9
Cに所定の通知を行なう。
図2はディスクパブリッシャの本体20を示す。未記録ディスクCDはディスク供給部
21に積層保持されており、この未記録ディスクCDはトランスファー装置23により取
出される。トランスファー装置23はクランパ24により未記録ディスクCDを着脱可能
とする。未記録ディスクCDは書込みドライブ25−1〜25−3のいずれかへ挿入され
、その情報記録面へディジタル情報が書込まれる。書込み処理の終了したディスクは書込
みドライブから取出されて、レーベルプリンタ27へ挿入され、そのレーベル面へ印刷が
施される。
レーベル印刷が終了したディスクはストック部29へ積層される。ストック部29には
蓋部31が付設されており、書込み処理終了後のディスクの不正取出しを防止している。
制御部40はCPUを備え、プログラム保存部51に保存されている制御プログラムに
従い各要素を制御する。
カードリーダ41へ利用者のIDカードが通される。カードリーダ41よりIDカード
に保存されている情報が読み出されてその利用者が特定される。特定された利用者が作成
したディスクがストック部29に存在する場合、当該ディスクがストック部29より取出
される。
ランプ45は第1の制御信号に応じて点灯(若しくは点滅)する。これにより、ストッ
ク部29における作成済みディスクの枚数が第1のしきい値を超えたとき、ランプ45が
点灯して、作成済みディスクの滞留量が多くなった旨を利用者全員に知らせる。
ト10、ディスク作成用のクライアント9A〜9Nが接続されている。
保存部50はプログラム保存部51を備え、このプログラム保存部51には制御部40
のCPUを動作させる制御プログラムが保存されている。
しきい値保存部52には第1のしきい値と第2のしきい値が保存されている。この実施
例では第1のしきい値として、ストック部29にストック可能な最大枚数の60%の枚数
を採用している。第2のしきい値として1枚を採用している。
メッセージ保存部54にはクライアントへ送信する各種のメッセージが保存されている
。
。
ステップ1では、ストック部29に滞留している作成済みディスクの枚数を特定する。
この実施例では、表1のようにディスクの作成及びその取出し履歴が記録されて処理履歴
保存部53に保存されている。
的にストック部29からディスクを取出したか否か及び管理者が取出したときにはその日
時も記録される。
そして、処理ディスクの通算枚数(=処理ディスクNo.)より当該処理ディスクNo
.までの作成者取出枚数(ΣY)及び管理者取出枚数(ΣY)を減算すると、ストック部
29に残存するディスクの枚数が特定される。表1の右端欄を参照されたい。
MT1とを比較する。この実施例ではストック部29のディスク容量が50枚であるので
、ストック部29における作成済みディスクの残存枚数がその80%(=40枚)となっ
たとき、第1の制御信号が生成される。しきい値の値は入力部43を介して任意に設定可
能である。
この第1の制御信号により、ランプ45が点灯する(ステップ5)。更には、第1の制
御信号に応じた第1のメッセージがメッセージ保存部54から読み出されて、利用者用の
クライアント9A〜9Nへメールとして発信される(ステップ7)。第1のメッセージは
利用者全員に作成済みディスクの取出しを要求するものである。
のIDを特定できるカードをカードリーダ41に読取らせる。例えば、表1において作成
者AがそのIDカードをカードリーダ41へ通すと、制御部40は処理履歴保存部53に
保存されている表1の関係を参照し、作成者がAであり、作成者取出及び管理者取出がい
ずれも「N」であるディスクNo.を抽出する。当該ディスクは、ストック部29に存在
するディスクの上から数えて、該当するディスクの残存枚数の値「m」番目に存在する。
この状態で、入力部43を介して取出確認コマンドが入力されたとき、蓋部31を開放
して、トランスファー装置23により当該上からm番目のディスクを取出すこととなる。
図5に他の実施例のディスクパブリッシャの概略構成を示す。図5において図1と同一
の要素には同一の要素を付してその説明を省略する。
この実施例では情報保存装置8を備えており、当該情報保存装置8には例えば既述の表
1の関係が保存されている。当該表1の関係から、ストック部に残存する作成済みディス
クの作成者が特定される。特定された作成者に対して第2のメッセージが送信される。他
方、管理者には特定された作成者とその枚数が第4のメッセージとして送信される。管理
者には表1のデータを提供するようにしてもよい。
詳細に説明する。図6において、図4と同一の動作を行なう部分には説明の便宜上同一の
符号が付してある。
ステップ11では、処理履歴保存部53に保存されている表1の関係を参照して、ストッ
ク部29に残存するディスクの作成者を特定し、また、作成者毎の残存枚数もカウントす
る。そして、ステップ13において特定された作成者のみに第2のメッセージをメール形
式で発信し、作成済みディスクの取出し要求を行なう。表1の例において、作成者Cはス
トック部29から自身で作成したディスクの全てを取出しているので、当該作成者Cには
第2のメッセージは送信されない。
なお、図6において、第1のメッセージの送信(ステップ7)はこれを省略可能である
。
とにより、その緊急性を利用者に知らしめることができる。ポップアップ表示を採用する
場合には、ディスクパブリッシャとデータの受送信が可能であるクライアント(即ち、オ
ン状態のクライアント)のみに当該第3のメッセージが送信されることとなる。
信する(ステップ15)。第4のメッセージには、ストック部29に滞留しているディス
クの作成者及びその作成枚数が含まれている。これにより、管理者は作成者に対して個別
に指示を出すことができることとなる。
他の実施例におけるディスクパブリッシャの動作を図7のフローチャートを参照して説
明する。なお、ディスクパブリッシャの構成は図2及び図3に示したものと同一である。
また、図7において図6と同一の動作を示すステップには同一の符号を付してその説明を
省略する。
図7において、ディスクパブリッシャが起動されると(ステップ20)、ストック部2
9に存在する作成済みディスクの枚数mが検知される(ステップ1)。この枚数mが前回
終了時のストック部29のディスク枚数と比較され、両者が異なるときは管理者へアラー
ムのメッセージが送信される(ステップ23)。両者が一致するときはステップ25へ進
む。ステップ25では、図6のフローチャートに示される処理が実行される。
入力されると(ステップ27)、ステップ29においてストック部29に出力済みのディ
スクが存在するか否かが確認される。ディスクがストック部29に存在するときは、当該
残存するディスクの枚数を処理履歴保存部53に保存する。その後、ストック部29に残
存するディスク、即ち未取出しのディスクの存在を通知するメッセージを全てのクライア
ント9A〜9N及び10へ発信する(ステップ31)。
当該メッセージを発信した後、Tw時間(例えば5分)経過する間も停止コマンドが維
持されていれば、ディスクパブリッシャの電源をオフとする(ステップ60)。当該待ち
時間Twの間に停止コマンドが解消されたときには、ステップ25へ戻り、ディスクパブ
リッシャを通常モードで運転可能とする。以上、ステップ41、43,45を参照された
い。
待ち時間Twを設定することにより、ストック部からディスクを取出すための余裕時間
が得られることとなる。また、待ち時間Tw中に取出すことができないときは、ディスク
パブリッシャの停止動作自体をキャンセルすることができる。不意の停止を防止すること
により、一旦ディスクパブリッシャを停止させた後に再度起動することに比べて、作業効
率が大幅に向上する。
図8に他の実施例のディスクパブリッシャの動作を示す。なお、図7のフローチャート
と同一の動作を行なうステップには同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施例では、ステップ47において、クライアントから停止不許可のメッセージが
返信されたとき、ディスクパブリッシャの停止を強制的に終了して通常モード(ステップ
25)に戻すこととしている。なお、当該停止不許可のメッセージが有効に機能するのは
待ち時間Twの間だけであり、この待ち時間Twが経過したときには、ステップ45で停
止コマンド自体がキャンセルされない限り、ディスクパブリッシャの電源が停止されるこ
ととなる。
に、表1を参照して当該ディスクとその作成者を特定し、そのリストを管理者のクライア
ントへ送信することが好ましい(ステップ50)。これにより、ディスクパブリッシャの
停止中にそのストック部29に滞留するディスクを管理することができる。
特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこ
の発明に含まれる。
、 9A,9B,9C 利用者用クライアント、 10 管理者用クライアント、 20
ディスクパブリッシャ本体、 21 ディスク供給部、 23 トランスファー装置、
29 ストック部、 40 制御部
Claims (6)
- 複数のクライアントに接続可能なディスクパブリッシャであって、
未記録ディスクを収納する供給部と、
前記未記録ディスクに記録を行う記録部と、
前記記録部で記録を行った出力済みディスクを収納するストック部と、
前記未記録ディスクまたは前記出力済みディスクを、前記供給部と前記記録部、前記ストック部の間で移動するトランスファー装置と、
前記クライアントの利用者を特定する特定情報を取得する取得部と、
記憶部と、
前記ディスクパブリッシャを停止させるための停止コマンドの入力を検知する検知部と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記クライアントから前記特定情報と共に処理要求を受信すると、前記トランスファー装置を駆動して、前記供給部から前記未記録ディスクを取り出させて、前記記録部に記録を行わせた後、前記出力済みディスクを前記ストック部に収納させ、前記出力済みディスクと前記特定情報と前記ストック部における積層位置情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記取得部から前記特定情報を取得すると、前記記憶部を参照して前記積層位置情報に基づき前記トランスファー装置を駆動して、前記特定情報に関連する前記出力済みディスクを前記ストック部から取り出させ、前記出力済みディスクを取り出した旨の情報を前記特定情報に関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記検知部が前記停止コマンドの入力を検知したとき、前記記憶部を参照し、前記ストック部に前記出力済みディスクが存在するときは、接続されている前記クライアントに停止動作を行う旨の通知の送信を行ない、その後に前記停止動作を行なうことを特徴とするディスクパブリッシャ。 - 前記制御装置は、前記通知を行ってから所定時間経過後に前記停止動作を行い、
前記所定時間内に前記クライアントのいずれかから前記停止動作を許可しない旨の通知を受信すると、前記停止動作を行わないことを特徴とする請求項1に記載のディスクパブリッシャ。 - 前記制御装置は、前記ストック部に所定数以上の前記出力済みディスクが積層したことを検知したときは、接続されている前記クライアントに、前記ストック部に収納されている前記出力済みディスクの取出しを要求する第1の通知を送信する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクパブリッシャ。
- 前記制御装置は、前記ストック部に所定数以上の前記出力済みディスクが積層したことを検知したときは、前記記憶部を参照し、前記ストック部に積層されている前記出力済みディスクに対応する特定情報を送信していた前記クライアントを特定し、特定した当該クライアントに対して前記ストック部に収納されている前記出力済みディスクの取出しを要求する第2の通知を送信する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクパブリッシャ。
- 前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出する検出装置を備え、
前記検出装置は、前記停止動作のとき、前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出して前記記憶部に記憶し、前記停止動作後、前記ディスクパブリッシャが起動したとき前記ストック部に収納された前記出力済みディスクの枚数を検出し、
前記制御装置は、前記記録部に記憶した前記出力済みディスクの枚数と、起動時に検出した前記出力済みディスクの枚数とを比較し、異なる場合は、前記クライアントへ警告の旨の通知を送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスクパブリッシャ。 - 前記複数のクライアントのうちの一は管理者としての特定情報を有するクライアントであり、前記制御装置は、前記第2の通知の送信するとき、前記管理者のクライアントに対し、前記ストック部に積層されている前記出力済みディスクに対応する特定情報を含む第4のメッセージを送信する、ことを特徴とする請求項4〜5のいずれかに記載のディスクパブリッシャ。
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