JP4855500B2 - テキスト・プロセッサ - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ援用テキスト提示に関する。更に特定すれば、本発明は、内容特定属性を用いてリーディングの経験を改善するエンハンス(強化)・テキスト提示に関する。
リーディングの目的は、読者の心に影響を及ぼすことである。これは、読まれるテキストが小説から成るものであっても、航空機のヘッドアップ表示装置から成るものであっても当てはまる。非テキスト媒体で提示された素材は、対応する1次元テキスト以上に、人が吸収するのに充分に適した情報を伝達する。静止画像は、色、相対的な大きさ、相対的な位置、パターン、グループ化、階層等のオブジェクトの属性を提示する。オブジェクトは、コンテキストで見られる。例えば、他のものと共に角で配置された小さいオブジェクトの画像は、拡大され、単独で中央にある同じオブジェクトとは異なる情報を伝達する。最初の文章およびパラグラフは、それらの位置のみによってコンテキストの情報を加える。動画像は、追加の属性として動きおよび時間的な変化を有する。多くの情報は、視覚的に、およびパターン認識によって、脳に入来する。他の情報は、音声情報、トーンによる伝達情報、抑揚の変化、および音量レベルの変化として入来する。
人が読むためのコンピュータのテキスト提示は、人の脳の多くを利用してはいない。結果として、可能な帯域幅の一部のみが利用され、コンピュータのテキスト提示は親しみにくく、変化がなく、機械的で、ある意味で全体的に欠陥があると考えられることが多い。選択肢を与えられると、ほとんどの人々は、コンピュータ画面上で本を読むよりも印刷された本を読むことを好む。現在のコンピュータのテキスト提示は、本に比べて劣っており、更にその潜在性に比べても劣っている。
コンピュータによるテキスト提示において、いくつかの研究が行われている。
Huanng(米国特許番号第4,880,385号(特許文献1))は、1度に1行ずつ、自動的に行を進めて、ビューイング・ウィンドウを介して紙に印刷されたテキストを見ることを可能にする、光機械の速読装置を開示する。
コンピュータによる自然言語の品詞への構文解析のための方法において、進展が見られる。Schabes等(米国特許番号第5,475,588号(特許文献2))は、構文解析ツリーを生成するための改良された構文解析システムを開示する。Black,Jr.等(米国特許番号第5,331,556号(特許文献3))は、オリジナルのテキストと共に品詞の情報をファイルに格納し、その後のテキストの探索を改良するための方法を開示する。Okamoto等(米国特許番号第4,461,924号(特許文献4))およびChurch(米国特許番号第5,146,405号(特許文献5))は、多数の品詞の曖昧さを取り除くための方法を開示する。Zamora等(米国特許番号第4,887,212号(特許文献6))、van Vliembergen(米国特許番号第5,068,789号(特許文献7))、Hemphill等(米国特許番号第5,083,268号(特許文献8))は、自然言語テキストを構文解析するための方法を開示する。上述の特許は全て、参照によりここに援用される。
リーディングは複雑なプロセスであり、複数の読者の間、更には同一の読者でも場合によって異なるリーディング処理能力における差を判定する多くの要素がある。これらは、失読症のような生得的な神経生理学的条件だけでなく、年齢、行動的および動機的要素、教育レベルおよび以前のリーディングの習慣、ならびに知覚的制約も含む。また、読者は、彼/彼女がリーディングの素材にどのように接近するかに影響を及ぼす、異なるリーディングの目的を有し得る。上述の全てのことにもかかわらず、テキストはコンピュータによって、最悪の場合は1次元の「糸の上のビーズ」として提示され、最良の場合でも、本によって提示される2次元テキストと同様である。実際、テキスト提示は本質的に同一であるので、テキストが印刷されて提示されるか電子表示装置に提示されるかは、あまり重要ではない。
テキストの一定不変の提示の例は数多い。主題文は、パラグラフ中の他の文と同一に提示される。専門語は、非専門語と相違なく提示される。形容詞は名詞と同一に現れる。教育的に難しい用語は、単純な用語と同一に提示される。章の最後のパラグラフは、最初のパラグラフと同一に提示される。テキストは、左に位置調整された一定の幅の破線で提示されており、規則的な間隔ではるか右方からはるか左方まで目を急激に動かすことを必要とする。昔の植字ルールを適用すると、テキストは、文章の途中、フレーズの途中、および思考の途中で切られる。かかるテキストでは、タイプライターの往復台をまねて、長い距離にわたって目を後ろおよび前に移動せざるを得ない。テキストは、手動で進ませ、画面上に何行を適合することが可能かによって決まる固まりへと分けられる。
本の1ページ当たり1つのみのエンハンス文を配置しないことには、いくつかの充分な理由がある。これらの理由が、コンピュータのテキスト表示にまで不適切に適用された恐れがある。デジタル操作の能力を利用することによって、テキストを読む読者の能力を高めるようにテキスト提示を変更する可能性は、コンピュータに精通した人々に見過ごされているようである。
米国特許第4880385号明細書 米国特許第5475588号明細書 米国特許第5331556号明細書 米国特許第4461924号明細書 米国特許第5146405号明細書 米国特許第4887212号明細書 米国特許第5068789号明細書 米国特許第5083268号明細書
本発明は、人のリーディングを改善するためのテキストの提示のためのテキスト・エンハンスメントの方法および装置を対象とする。本発明は、機械が読み取り可能なテキストからテキスト特定属性を抽出すること、属性にしたがってテキスト提示を変更すること、および、リーディングの経験を改善するために3次元(時間およびリーディング面)の視覚的な結果を生成することを含む。本発明の好適な実施形態は、入力文章から品詞のような属性を抽出し、当該文章を、画面を下ると共に横切るカスケード状のテキスト・セグメントで表示する。セグメント化および水平方向変位は、品詞、句読点、および読者の好みを利用するルールを適用することによって決定する。テキストおよび背景の色も、品詞ならびに、パラグラフ内の文章の位置および章内のパラグラフの位置に応じて、変化させることができる。
本発明は、現在のシステムの一定かつ機械的なテキストの表示以上に、コンピュータ表示テキストの提示をエンハンスするために、有意味の視覚的属性を加える。新たなフレーズの内容およびその以前のフレーズとの関係に関連する有意味の視覚的な手がかりを生成する。この手がかりは、テキストを読む前に利用可能であり、テキストにコンテキストを与える。文章の構文解析処理は、文章の句読点および内容を用いて、フレーズ内の単語および単語の意味の素早い認識を促す、別個のフレーズを含む有意味の視覚的な手がかりのシステムを生成する。エンハンス文は、テキスト内容および読者の好みによって決定される有意味のフレーズのパターンで、ページをカスケード状に下り、フレーズ間の目の動きの距離は短い。
文章は完全な思考を表し、パラグラフは別個の主題または論点を表す。1つの文章が一度に現れる場合、および、1つのパラグラフから別のパラグラフへの移行が視覚的に知らされると共にテキストのこれらの要素の出現のための合間を含む場合、リーディングによる理解は改善する。本発明は、これらの視覚的信号を与えるために、適切な視覚的属性を生成する。視覚的属性は、テキストのセグメント化、1つの行の他の行に対する水平方向変位、テキストおよび背景の色、テキストの輝度、および動画を含むことができる。動画は、明滅およびスワイピング、すなわちテキストの要素を時間依存で一時的かつ漸進的に光らせること、および標準からカスケード状の提示へのテキストの移動を含むことができる。
例示のリーディング・セッションでは、読者は読む対象のテキストを選択し、リーディング・システムに、例えば小説のようなテキストの種類を知らせる。リーディング・システムは、その選択されたテキストの種類を読んでいる読者のために以前に格納した適切な環境を検索する。読者は、リーディング・ルールおよび単語セットを編集する機会を有するが断る。読者が終えた章の最初から始めて、テキストを一度に1文ずつ、画面を下ると共に横切るカスケード状に提示する。表示される行は、80字で任意に終了するのではなく、有意味のテキスト・セグメントに分かれており、セグメント全体を一度に読んで理解することが可能であり、結果として目の動きは、テキスト・セグメントの中央からテキスト・セグメントの中央まで、画面を下ると共に横切る。文章の背景の色は、パラグラフ内の文章の位置および章内のパラグラフの位置の関数である。パラグラフ内の各文章は同一の色相を有し得るが、文章間で、色の彩度または暗さは増分的であるが認識可能な変化を有し、パラグラフ間で、色相は増分的であるが認識可能な変化を有する。このため、背景の色は、非文字の位置情報を与え、パラグラフの開始および終了、ならびに章の開始および終了を知らせる。
文章は、読者承認ルールにしたがってセグメント化される。各前置詞は、フレーズを予測可能な方法で折りたたみ、結果として、各々が新たな行にある2つのテキスト・セグメントが得られる。上の行の内容は、下の行の水平方向変位を生じさせる。同一の前置詞は、可能な場合はいつでも同じようにテキストを折りたたむと共に水平方向に変位させる。結果として、同一の前置詞は同様のパターンを生じ、読者に長く親しまれる。品詞は、読者承認ルールにしたがってテキストの色を生じさせる。結果として、テキストの単語を認識する前でさえも、パターンおよび色認識から、文章構造および品詞の双方を直接に認識可能であり、読者に対して視覚的かつ非文字による手がかりを与える。
文章は、読者が以前に選択したルールを用いて、あるレートで前進する。式は、テキストの種類、数または単語、教育レベル、および行内に存在する音節数の関数である。前進レートは、理解を増すため、読者の快適なレートよりもわずかに速い。文章の提示間の長い合間は、新たなパラグラフをその到着前に知らせる。読者はリーディング・システムと容易に対話することができ、難しい文章を画面に長く保持し、提示を高速化または減速させる。
上に説明した例示のリーディング・セッションは例示的なものであり、本発明の範囲内の可能な実施形態を限定も排除もするものではない。
エンハンスメント・プロセスは、テキストの要素が、一層意味ある時間的および空間的なテキスト提示製品を作成するために用いられ得る非文字の性質を有しているという事実を利用し、そしてコンピュータまたは紙上の既存のフォーマットよりも一層大幅にテキストの文字の意味を理解する読者の能力を高める。画面を下ると共に横切るフレーズのカスケードは、テキストを生のリーディングで聞いた場合にテキストをどのように感じるかに関する視覚的な付随物を、読者がテキストを黙読する必要なしで添える。かかるエンハンス・テキストを読むことは、ほとんど、目によって聞くようなものであり、ほぼ同時に全視覚的パケットとして経験されている。
本発明の実施形態で利用される方法の高レベルのフロー・チャートである。 1文中の要素の様々な属性を示す表である。 カスケードおよび右降下角を含むエンハンス・テキストの一例を含む。 図3の文を、カスケードならびに右および左降下角を含むエンハンス・テキストとして提示する。 ステップ110を詳細に示す。 二次折り返し点の階層を確立する単語セットを示す。 文章中の折り返し点の位置を示す。 ステップ136を詳細に示す。 エンハンス・テキストとして提示された図7の文を示す。 提示間隔サンプリング履歴マップを示し、これにおいて、読むために必要な時間は、文章の難しさおよび複雑さの関数である。 強調された音節の視覚的発音を示す図7の文を図示する。
図1は、本発明の実施形態で利用される方法の高レベルのフロー・チャートを示す。図1および全てのかかる図におけるステップは、むろん、追加のステップに分割するか、より少ないステップに合体させても良く、それでもなお同一の実施形態を記載する。
ステップ102では、リーディング装置を始動させ、読者の識別(ID)および読む対象のテキスト・ファイルの識別を渡す。好適な実施形態では、読者のIDはオペレーティング・システムから得られる。別の実施形態では、識別のため読者を促す。一実施形態では、装置の仮定される読者は1人のみである。読者IDが与えられると、ステップ104では、読者指定パラメータを検索する。パラメータについては、以下で詳細に論じる。テキストIDが与えられると、ステップ104では、テキスト・ファイルおよびテキスト特定パラメータを検索する。好適な実施形態では、パラメータはデフォルト値を有し、読者の入力を必要としない。最も好適な実施形態では、読者が好む特定パラメータの入力が可能であり、ステップ108におけるように、値を受け入れ、パラメータ値を格納する。一実施形態では、ユーザは、ダイアログ・ボックスを含むメニューを引き下げ、デフォルト・パラメータを見て、数字入力、テキスト入力、スライド・バー、およびボタンを含む標準ユーザ・インタフェースを用いてそれらを変更することが可能である。好適な実施形態では、適切なアクセス許可が与えられると、テキストの全読者に適用するグローバル・パラメータの変更も可能である。読者は、現テキストのみか、現テキストと同じ種類の全テキストか、またはこの読者によって読まれる全テキストのために設定されたパラメータを有することができる。
読者特定パラメータは、ビューイング・フィールド寸法、背景およびテキストのための色パレット、ルールのための単語セット入力、最小フレーズ長さ、最大行長さ、最小および最大テキスト・セグメント重み、降下角、水平方向変位ルール入力、水平方向位置調整の好み、フレーズ間ギャップ長さ、前進レート、文章間およびパラグラフ間間隔比率、タグ付け定義、動画の明細事項、内容依存提示間隔を得るためのパラメータの定義、フレーズ/テキスト事項、重み、密度、複雑さ、および内容を得るためのパラメータおよび重み付けの定義、および特別イベント・スクリプトの識別を含む。
ビューイング・フィールド寸法
ビューイング・フィールド寸法は、XおよびYの2つの次元および第3の次元すなわち時間において、ビューイング・テキストのためのウィンドウの大きさを指定することができる。このフィールドは、画面全体または画面の小さい部分を含むことができる。時間次元は、明滅のような時間依存動画が発生する時間を含むことができる。
色パレット
背景およびテキストのための色パレットは、テキストと共に変化する好ましい背景およびテキストの色の特定を可能にする。好適な実施形態では、背景色の色相および輝度は、パラグラフ中の文章の位置および章中のパラグラフの位置の双方と共に変化する。最も好適な実施形態では、輝度は、パラグラフの第1の文章では1つのレベルに設定され、パラグラフの最後の文章では第2のレベルであり、その間の各文章の輝度は第1レベルから第2レベルまで漸進する。好適な実施形態では、背景の色相は、章の第1のパラグラフでは第1の値に設定され、章の最後のパラグラフでは第2の値であり、各パラグラフの色相は第1の値から第2の値まで漸進する。最も好適な実施形態では、第1の色相は緑であり、第2の色相は紫である。
好適な実施形態では、テキストの色は、単語のカテゴリ属性および連続属性によって変化する。カテゴリ属性は、単語が適合するカテゴリの関数である。最も好適な実施形態では、カテゴリは、品詞、例えば動詞および専門語を含む。連続属性は、教育レベル、例えば12学年、音節の数、および単語の長さのような測定可能なものを含む。好適な実施形態では、異なる品詞は異なるテキストの色を有する。最も好適な実施形態では、テキストの色は背景色と共に変化して、最適な、読者が好むコントラストを与える。
いくつかの品詞を指定するために、単語セットを使用可能である。例えば、「I」は代名詞、「had」は動詞、「a」は冠詞、および「farm」は名詞、動詞または形容詞である可能性がある。品詞は、名詞、動詞または形容詞である可能性がある単語「農場」に関して、可能性の高い品詞であれば良い。単一の文章における品詞の例を図2に示す。多数の予想品詞の列150を、曖昧さを取り除いた品詞の列152であるとして示す。
好適な実施形態では、2つの方法を利用して単語セットを入力する。第1の方法は、汎用マークアップ言語規約(SGML)のような構造化テキスト・フォーマットを利用し、種々のソースからの大きい単語セットおよび辞書のインポートおよびエクスポートを考慮する。次いで、標準SGMLパーザを利用して、単語セットを適切なデータベースに格納する。第2の方法は、プル・メニュー階層およびダイアログ・ボックスを用いて、単語セットのインタラクティブな編集を可能にする。好適な実施形態では、読者が指定した単語セットを、辞書または用語集の単語セットから別個のデータベースに格納し、個別の格納、編集および高速の検索を考慮する。
最小テキスト・セグメント長さおよび最大行長さ
好適な実施形態は、読者指定の最小テキスト・セグメント長さを含む。テキスト・セグメントは、表示装置上の1行に提示されるテキストの一部分である。最小テキスト・セグメント長さは、単語の単位とすることができ、読者が個別の行で見ることを望む最小量である。最大行長さは、読者が1行で見ることを望む最大長さである。長さは、文字数、単語、音節、教育レベル、またはこれらの結果のいずれかの和で測定可能である。一実施形態では、最小行長さは10文字であり、最大行長さは35文字である。
フレーズ重み
フレーズ重みは、フレーズ(テキスト・セグメントまたは潜在的なテキスト・セグメント)の導出された属性であり、フレーズ中の素材量のある尺度を与える。一実施形態では、フレーズ重みは、単にフレーズ中の単語数である。好適な実施形態では、フレーズ重みは、フレーズ密度およびフレーズ複雑さを含む。フレーズ密度は、専門語の数または、ある等級レベルを超えた単語数を含むことができる。フレーズ複雑さは、フレーズ中の単語間のスペル類似点の数、曖昧な単語の数、および読者の重み指定単語の全重みを含むことができる。
最小および最大テキスト・セグメント重み
好適な実施形態は、読者指定の最小および最大テキスト・セグメント重みを含む。テキスト・セグメント重みは、読者が個別の行で見ることを望むテキストの量である。好適な実施形態では、テキスト・セグメント重みは、テキスト・セグメント内のフレーズ重みの和である。
水平方向位置調整ルール
水平方向位置調整ルールは、テキストの行の、上の行に対する水平方向位置調整を指定する。位置調整は、位置付ける行またはフレーズの位置調整の種類、すなわち、右、左または中央位置調整を含むことができる。また、位置調整は、位置調整を測定する上の行のテキスト部分、すなわち、テキストの行全体対または1フレーズ、使用する当該部分の地点、例えば最も左、最も右または中央を含むことができる。一実施形態における水平方向位置調整は、上の行に対してでなく、単に位置付ける行内で測定を行う。
好適な実施形態では、行の最初のフレーズは中央に位置調整され、直上の行の最後のフレーズの中央から測定される。別の実施形態では、テキストの行全体が、テキストの上の行の中央の下で、中央に位置調整される。更に別の実施形態では、位置調整の目的のために、各単語の難しさを用いて計算されたテキスト・セグメントの「重心」を、テキスト・セグメントの中央として用いる。
降下角
降下角は、新しい行の各々の水平方向変位の量であり、水平方向位置調整ルールのみによって要求される水平方向位置を変更する。当然、各テキスト・セグメントは新しい行に提示される。好適な実施形態では、降下角は文字の単位で指定される。好適な実施例において、降下角および水平方向位置調整は、少なくとも部分的に、画面を下ると共に横切る「テキスト・カスケード」を決定する。カスケード状テキストの一例を図3および図4に示す。降下角はゼロである場合があり、それ以上のものなしで、テキスト・セグメントの水平方向位置が水平方向位置調整ルールのみによって決定されることを意味する。降下角は左とすることができ、その場合、下の行は上の行に対して左にずれることになり、または右であり、その場合テキストは右にずれる。図3は右の降下角のみを示す。
一実施形態では、各々の新しい行について降下角は一定である。好適な実施形態では、降下角は、上の行のテキスト・セグメント重みの関数である。別の好適な実施形態では、水平方向位置調整ルールは、直上の各行の中央の下で中央位置調整を必要とし、テキストの全行が提示されると、表示面上で左上から右下まで、行の中央から行の中央へと、ほぼ直線的な経路を表すように降下角を計算する。
好適な実施形態では、降下角ルールに対する入力は、上の行のテキストの属性を含む。1つの好適な実施形態では、入力は、上の行を折り返す理由、すなわち一次折り返し点、二次折り返し点、または折りたたみルールを含む。好適な実施形態では、二次折り返し点よりも一次折り返し点のために直上の行が折り返される場合、一層プラスの降下角が必要とされる。別の好適な実施形態では、入力は、当該行および上の行のテキスト・セグメント重みを含む。
水平方向位置調整ルールは、左位置調整および左マージンからの水平方向変位の測定のみならず、ゼロ降下角も必要とし、これらが組み合わされた結果として、各行で左に位置調整されたテキストを生じることができることが認識されている。また、水平方向のテキスト位置付けは、上記の例と同等の多数の方法で達成可能であることも認識されている。特に、テキスト位置の計算は、最初に位置調整し次いでシフトさせることによって、または最初にシフトさせ次いで位置調整することによって達成可能であり、同等の結果が得られる。
ギャップ長さ
一実施形態では、ギャップは、位置が決定しているが他のルールのために同一行に残って折り返しを生じない折り返し点に関連付けられる。折り返し点が新たな行の生成を生じていない場合、当該折り返し点の後に、ゼロまたはそれ以上の空間のギャップを加える。好適な実施形態では、ギャップ長さは読者が決定するパラメータであり、その場合、ゼロのギャップ長さはギャップを生成しない結果となる。ギャップは、フレーズが新しい行の形成を生じていない場合でも、当該フレーズの存在についての視覚的な手がかりを可能とする。
前進レート
前進レートは、表示持続時間および、テキストの1つのグループの提示とその次との間の時間間隔を指定する。好適な実施形態では、1つの画面上に1つの文章を提示する。好適な実施形態では、表示持続レートは、テキストの適切に重み付けされた単語数、教育レベル、発音時間、フレーズ数、音節数、またはフレーズ重みの関数とすることができる。時間間隔は、文章間およびパラグラフ間の間隔を含む。好適な実施形態では、文章間およびパラグラフ間の時間間隔は異なる。このように、現システムにおける一定のテキスト到着レートを、テキストがどこに存するか、およびテキストの内容が何かに応じたレートで置換することができる。
ステーション
ステーションは、テキストが表示される表示面の位置である。ステーションは、中にテキストを提示する識別されたウィンドウ、または、テキスト提示が開始する点とし得る。好適な実施形態はアクティブ・テキスト・ステーションを含み、ここに、読まれるテキストを提示する。別の好適な実施形態は、まさに読まれようとしているテキストを表示するプレリーディング・ステーションおよび、すでに読まれたテキストを表示するポストリーディング・ステーションを含む。一実施形態では、表示面の全ステーションに提示される全テキストは、予想リーディング時間または発音時間によって制御される。一実施形態では、いかなる一時点でも画面上には約1分のみの素材が許可される。
動画
動画は、時間依存のテキスト提示である。動画の例は、明滅、画面のディゾルブ、およびスワイピング、すなわち指定されたレートで連続したテキスト部分を光らせることを含む。好適な実施形態では、画面の上部でプレリーディング・ステーションに、まさに読まれようとしているテキストを平坦な行に重ね、画面の下部でポストリーディング・ステーションに、すでに読まれた行を重ね、更に、画面の中間部でアクティブ・ステーションに、アクティブな文章をカスケード状とすることによって、変更スクロール効果を達成する。一実施形態では、プレリーディングおよびポストリーディング・テキストおよび/または背景の色は、現在読まれているテキストのものとは異なる。
タグ付け
タグ付けは、文章を、単語に関する定義によってタグ付けするか、または図によってタグ付けするかを示すことを含む。好適な実施形態では、単語セットは、どの単語を定義によってタグ付けするかを指定する。タグ付けされた単語が読者によって選択されると、単語の定義、図またはその他の電子的な図示を表示することができる。好適な実施形態では、タグ付けされた単語は、選択されると、定義または図を含むポップアップ・ウィンドウを表示する。好適な選択方法は、マウスおよび右シフト・ボタンの使用を含む。
リーディング・イベント
リーディング・イベントは、文章の出現および消滅ならびに次の文章が出現する前のあらゆる追加時間を含む。リーディング・イベントは、一連のリーディング・モーメントを含む。リーディング・モーメントは、テキストを理解しようとする読者の目に対する、テキストの静止フレームの出現である。多くの読者では、リーディング・モーメントにおいて、目はフレーズの中央にあり、そのフレーズのみが行にあり、読者はその単一フレーズを理解する。
リーディング・レート
提示間隔は、画面上での文章提示の持続時間である。提示間隔は、読者によって制御されるか、または自動的に決定し得る。一実施形態における読者制御は、マウスのクリックを介したものとし得る。別の実施形態では、読者制御は、目の動きの検出または脳波の変化の検出を介したものとし得る。リーディング活動に対応した脳波が、文章を読み終えたことに関連した脳波に変化するときに、新たな文章の要求を発生することによって、脳波の検出が機能する。
リーディング・レートを、時間単位当たりのテキスト内容で測定する。かかるテキスト内容単位は、単語数、音節、発音時間、または先に論じたフレーズ長さもしくは重みの測定基準のいずれか、またはこれらの結果のいずれかの和のような長さ単位で測定し得る。また、テキスト内容単位は、フレーズ複雑さもしくは重みに関して先に論じたもの、またはこれらの結果のいずれかの和のような複雑さ単位でも測定し得る。好適な実施形態におけるテキスト内容単位は、提示された文章について計算され、これを用いて、時間当たりのテキスト内容単位での実際のリーディング・レートを読者制御の提示間隔と比較し、自動的に制御されるテキスト提示間隔のためにテキスト提示間隔を設定する。このように、提示間隔を内容依存とすると共に、読者が好みそうな提示レートを追跡するようにすることができる。
特別イベント
特別イベントは、リーディング・イベントの間に発生する時間依存イベントである。特別イベントは、残り時間信号を与える視覚的または聴覚的な手がかりを含む。例えば、内容依存提示間隔の75%が経過すると、画面上に視覚的な手がかりが現れる。特別イベントは、特別イベント・スクリプトによって構成し得る。複雑な特別イベントは、一連の特別イベントを含む。
視覚的発音
視覚的発音は、個々のフレーズ、単語、および音節について、必ずしもこれらの全てではないが、これらの色または輝度の変化を時間的にずらすことを伴う。
一実施形態は、ハイライトを用いることによって、発音に長くを要する長く難しい単語に強調を示す。可視発音は、複雑な特別イベントの一例である。
カスケードの引き下げ
一実施形態では、内容依存提示間隔のある割合だけ、テキストをプレリーディングステーションに表示し、次いで、一度に1つのテキスト・セグメントまたは1行ずつ、文章のカスケードで提示する。カスケードの引き下げは、複雑な特別イベントの一例である。
非線形テキスト
線形テキストは、最初から最後まで提示されると共に読まれるテキストである。最初から最後まで読まれるように計画された本は、線形テキストの一般的な例である。非線形テキストは、線形以外の順序でのテキストの提示およびリーディングを含む。非線形テキストの一例はハイパーテキストであり、この場合、ある単語は、リンケージを示すような方法で提示される。例えばテキストは、角カッコか、または青い色が付けられる。非線形テキスト提示は、読者の指示によるものおよび自動の双方とすることができる。これの一例は、最初のハイパーテキスト・リンクの後に、サイクルを無視して、深さ第1の順序で、ハイパーテキストを自動提示することである。別の例は、幅第1の提示であり、第1のテキスト・レベルを提示し、次いで主レベルからあらゆるハイパーテキスト・リンク、次いで第1レベルからあらゆるハイパーテキスト・リンクを提示し、最低の深さに達するか読者が介入するまで続ける。更に別の例は、深さまたは幅第1の提示のいずれかを除去して、ある対象のキーワードを有する部分のみを含む。
魔法のリーディング眼鏡
一実施形態では、共通のフォーマット化されていないテキストを提示することで、テキスト提示を開始し得る。エンハンス・テキストとして提示されたテキストを読者が見ることを望む場合、読者は、文章のある部分の上に「魔法のリーディング眼鏡アイコン」等のアイコンを置くことによって、テキストの一部をエンハンスメントのために指定する。当該文章およびそれ以降の文章は、エンハンス・テキストとして提示される。このエンハンス・テキスト提示は、読者が魔法のリーディング眼鏡を非活性化するまで続く。この魔法のリーディング眼鏡は、エンハンス・テキスト・プロセッサへの代替的な入力点として機能することができる。
方法
図1のステップ110で、テキストを前処理する。ステップ110を図5に詳細に示す。テキストを構文解析して、パラグラフ、文章、単語、および句読点を識別する。パラグラフは、空白行、パラグラフ・マーカ、識別文字、タブ文字、またはテキストにおける他のいずれかの適切な特徴によって識別し得る。文章は、ピリオド、間隔、最初の単語の大文字使用を含む文法ルール、およびその短縮または不足を用いて識別し得る。好適な実施形態の行儀の良いテキストのリーディングでは、ピリオド、クエスチョン・マーク、または感嘆符、それ自体またはその後にピリオドがあること、後に2つスペースがあるかまたはパラグラフが終了することが、文章の終了を知らせる。
ステップ124では、文章を単語および句読点にトークン化する。好適な実施形態では、元来の著者指定の強調、例えばイタリック体または下線は保持される。一実施形態では、Lex(商標)等の標準語彙スキャナを用い、この場合、単語の最後は、白いスペースまたは句読点による文法的なルールで示される。別の実施形態は、手書き語彙アナライザを利用する。一実施形態は、タブおよびインデント等の定様式文字を句読点として格納する。単語の位置は、好ましくは単語の属性として格納して、オリジナルの著作へのリンクおよびオリジナルの著作内の探索を与える。
また、好適な実施形態は、単語群を共に「クランプする」と共に、単語群として認識することを可能にする。一実施形態では、かかる単語群を語彙スキャナによって認識する。別の実施形態では、かかる単語を、語彙スキャナに先立ってプリプロセッサによって認識し、単に個々の単語としてでなくフレーズとしての認識を保証する。クランプされた単語、例えば「プリンス・オブ・ウェールズ」は、単一フレーズとして認識され、予備位置調整によって2つのフレーズに分割されて2行で表示されないことが好ましい。
ステップ126では、辞書、用語集、および表で単語を探して、単語属性を決定する。テキストを更に処理して、カテゴリ属性および連続属性を決定する。好適な実施形態では、重要なカテゴリ属性は、単語の位置、教育レベル、発音時間、および音節の数、位置、音、および音声強調レベルを含む。100%の精度で品詞を識別するには、テキストの実世界のコンテキストを決定する広範囲なプログラミングが必要である。かかる精度は、本発明を実施するには必要ではない。読者が人であり機械ではないために、誤差はあまり重要ではないからである。予想品詞は、辞書または用語集で単語を調べることによって、最初に決定する。この辞書または用語集は、単語について可能性の高い品詞を有するだけで良く、定義は必要ない。例えば、単語「farm」は、名詞、動詞または形容詞である可能性がある。好適な実施形態は、ビットマップを用いて品詞の属性を格納して、多数の予想品詞を保持する。一実施形態は、曖昧さ属性を明白に格納し、単語がなお多数の予想品詞を有するか否かを示す。別の実施形態は、予想品詞が単一よりも多く存在することを、曖昧さの指示として用いる。
好適な実施形態では、デフォルトの品詞が辞書に存在しており、探し得る。最も好適な実施形態では、単語セットを加えて、デフォルト設定をオーバーライドまたは補助し得る。別の実施形態では、ユーザが入力した単語セットによって専門語を指定する。
図6は、階層に配置された品詞を指定する9個の単語セットを示す。かかる単語セットおよび階層は、後に説明する折り返しルールに対する入力としても用いられる。好適な実施形態は、図6に示された単語セットをチェックし、クラス1、サブクラス1から開始して、クラス3、サブクラス1で終了する。一旦、単語またはフレーズを見出すと、探索を終了する。図6の単語セットの限定された語彙および静的な性質が与えられると、最も好適な実施形態は、図6の単語およびフレーズを探索するために、高速の手書きパーザを利用する。好適な実施形態は、C、C++、パール、コンパイルされたAWK、AWKおよびAWKないしC、正規表現機能を備えたC、またはいずれかの適切な言語で書かれたパーザを含む。パーザの実施形態の1つは、YACCを利用する。
一実施形態では、辞書は、CD−ROM等の電子媒体で商業的に入手可能な辞書である。標準的な辞書は、品詞および音節数のような単語の属性について、構文解析される。多くの実施形態では単語の定義は必要ないので、関連付けられた音節数および品詞と共に多数の単語の格納が可能である。最も好適な実施形態では、最も一般的に用いられ、かつ最も最近用いられた単語は、固体ランダム・アクセス・メモリ(RAM)のような高速アクセス・メモリに格納される。辞書が手作りである実施形態では、ハッシング、衝突検出およびバケットを利用する高速の方法が好ましい。リーディングの前に単語セットを固定する実施形態では、バケットなしの完璧なハッシングが好ましい。
更に別の実施形態では、発音強調のレベルを、部分的に品詞に応じた属性として導出する。最も好適な実施形態では、発音強調は、一次、二次および無しにカテゴライズされる。一実施形態では、発音時間および実際の音、例えば音ファイルにおいて見出されるようなものも、辞書または用語集から検索されて、単語の属性として格納される。
ステップ128では、読者およびテキスト特定単語セットを探索する。好適な実施形態では、読者指定単語セットは、辞書または用語集の単語セットとは別個のデータベースに格納して、別個の格納および高速の検索を可能とする。一実施形態では、辞書の前に読者指定の単語セットをチェックし、読者指定の単語セットで必要な単語および属性が見出されない場合にのみ、辞書をチェックする。好適な実施形態は、データベース階層を利用して単語を探す。
ステップ130では、多数の品詞の曖昧さを取り除く。一実施形態では、マイクログラマーを用いて可能性の高い品詞を決定する。マイクログラマーは、単語の最も可能性の高い品詞を決定するため、隣接するまたは近くの単語を利用する。例えば、フレーズ「a farm in」中の単語「farm」は、冠詞が先行すると共に前置詞が後続するので、名詞である可能性が高い。他の例として、ある単語が名詞または動詞のいずれかである可能性があり、当該単語に「could」、「will」、「shall」または「to」が先行する場合は、当該単語は動詞である可能性が高い。単語「farm」に「will」が先行する場合、その単語は動詞である可能性が高い。別の例では、曖昧さの除去は全て、単に統計的に最も可能性の高い単語の使用を選択することによって行われる。更に別の実施形態では、自動的な曖昧さの除去は無く、人による編集を用いた手作業による曖昧さの除去のみがある。好適な実施形態では、各単語ごとに曖昧さの属性を格納し、曖昧さの除去の後になお多数の予想品詞が存在するか否かを示す。更に別の実施形態では、曖昧さ属性は、格納せずに、1つの単語について格納された多数の予想品詞の存在から導出する。一実施形態では、曖昧さは、各品詞に関連したストライプすなわち交互のテキストの色の視覚的な表示から推定する。例えば、動詞がオレンジ色であり、形容詞が黄色である場合、予想動詞または形容詞は、黄色およびオレンジ色が交互になったストライプすなわちテキスト文字を有することができる。
本発明の一実施形態では、形態素(ルート単語)を探索し、語尾、例えば-ly、-ingに基づいて品詞の属性を割り当てることによって、品詞を部分的に決定する。
ステップ132では、単語およびフレーズについて決定された属性を格納し、読者間で不変である可能性がある「エンリッチ(強化)文」を生成する。例えば、異なる読者が異なるテキスト・セグメント長さおよび提示レートを望み得る場合でも、教育レベルおよび単語の品詞は、それらの読者について不変である。一実施形態では、エンリッチ文を持続性の記憶装置にファイルとして格納する。別の実施形態では、エンリッチ文をCD−ROMに格納する。好適な実施形態では、エンリッチ文を、リンクされたノード・リストとして履行し、各ノードが、オリジナルのテキストでの単語の位置を含む上述の単語およびフレーズ属性を有する。図5のステップ134では、一次折り返し点ルールを適用することによって、一次折り返し点を決定する。折り返し点は、文字間に位置するテキスト分割点である。好適な実施形態では、折り返し点を一次および二次に分類する。句読点に基づいて一次折り返し点の位置を決定する一次折り返しルールを用いて、一次折り返し点を決定する。図7は、「Africa」に続くカンマの後の一次折り返し点を図示する。一次折り返し点は、テキストを「スーパー・フレーズ」に分割する。好適な実施形態では、一次折り返し点は、全てのカンマ、コロン、セミコロン、および左カッコ、大カッコ、および中カッコに位置する。折り返し点の位置は、エンリッチ文を形成するリンクされたノード・リスト中のノードに、属性として格納可能である。
二次折り返し点は、二次折り返し点ルールを適用して決定される。好適な実施形態では、二次折り返し点およびルールは階層に並べられ、二次折り返しルールは、入力として品詞を受け入れる。最も好適な実施形態では、二次折り返しルールは、ルール入力として、処理しているテキスト・セグメントおよびフレーズのテキスト内容の属性を含む。例えば、最大テキスト・セグメント長さに達していない場合でも、読者が好む最大テキスト・セグメント重みを超えるテキストのセグメントは、二次折り返し点を必要とし得る。
フレーズの難しさ、密度、複雑さ、パワーおよび発音時間のような連続属性を、図6のもののような表によって確立されたランキングを変更するルールに対する入力として用い、二次折り返し部のランキングを決定するためには品詞のみを用い得る。例えば、テキスト平均よりも35パーセント大きい重みを有するテキストのセグメントは、その他の場合には図6の表によって要求されるランクには無関係に、1のクラス・ランクを割り当てられる。好適な実施形態の1つでは、品詞のみでなく、フレーズ重みまたはパワーのみを、二次折り返し点ランキングを決定するために用いる。
代替的な実施形態では、折り返しルールは、行の文字数に基づいた折り返しを必要とし、単語の品詞に対応する色を用いて品詞を表示する。後者の実施形態は、カスケード状の利点を提供しない場合があるが、テキストの内容に基づいた視覚的な表示の手がかりを提供する。
図6は、二次折り返し点を決定するために好適な実施形態で用いられる表を示す。例えば、前置詞は、クラス3、サブクラス1、二次折り返し点を決定する。
図7では、前置詞「in」および「of」の前にクラス3の二次折り返し点がある。
図7に示すように、二次折り返し点は、スーパーフレーズを「ミニフレーズ」に分割する。ミニフレーズが多くの場合テキスト・セグメントと同一であり、各々新しい行に表示されることが多いという点で、ミニフレーズはテキスト・セグメントに関連する。しかしながら、一旦ミニフレーズが識別されたなら、ルールは、1つよりも多いか少ないミニフレーズがテキスト・セグメントとして行に現れることを命令し得る。
最初に一次折り返しルールを適用し、次いで二次折り返しルールを、折り返しルールのランクの順序で適用する。図6に、二次折り返し点を生じる単語セットのランキングによって確立された、二次折り返しルールのランキングの例を示す。いくつかの好適な実施形態は、品詞を用いるのみでなく、フレーズ重みまたはパワーのいずれかを用いて、二次折り返し点ランクを決定する。最も好適な実施形態は、二次折り返し点ランキングの品詞またはフレーズ重み/パワーによる決定について、読者の好みを入力可能とする。構造に基づいたテキストのセグメント化を好む読者もいれば、複雑さまたはテキスト・セグメントを読むための推定時間に基づいたテキストのセグメント化を好む読者もいる。
好適な実施形態では、二次折り返しルールは、限界に達するまでのみ適用する。この限界は、最小行長さであることが多い。図5のステップ136に、二次折り返し点の位置を決定する1つの方法を示し、図8のステップ136に詳しく示す。スーパーフレーズに対する二次折り返しルールの適用の結果、ミニフレーズ長さが最小指定行長さよりも短くなる一実施形態では、折り返しルールを適用せず、当該スーパーフレーズにそれ以上折り返しルールを適用しない。逆に、その他の場合に最大行長さを超える行に折り返し点が存在しない場合、折りたたみルールを適用し、テキストの折り返しを強制して2行にする。全てのスーパーフレーズがそれ以上折り返しルールを適用しない場合、折り返しプロセスは完了する。
図1のステップ111では、パラメータ、属性、および折り返しルールを、水平方向変位ルールに対する入力として用いることができる。水平方向変位ルールは、テキスト・セグメントの水平方向位置を決定する。好適な実施形態では、水平方向変位ルールは、水平方向位置調整ルールおよび降下角ルールの双方を含む。この実施形態における水平方向変位は、水平方向位置調整ルールおよび降下角ルールによる結果の和である。実施形態の履行を容易にするには、水平方向変位ルールは、単に、中央に位置調整されたテキスト・セグメントに適用されるような降下角である。かかる実施形態は、先行するテキスト・セグメントを終了させる折り返しルールを入力として利用せず、文のカスケードを読んでいる間の目の動きを最小にする。別の実施形態は、クラス1折り返し点に先行するための左降下、およびクラス3折り返し点に先行するための右降下を追加する。好適な実施形態は、一次折り返し点に対する読者が入力した値、および二次折り返し点の各クラスおよびサブクラスを含む、折り返し点に対する読者指定の追加の右または左変位を可能とする。一実施形態は、追加された変位を、文字単位で表に格納する。決定された水平方向変位によって、テキスト提示は維持される。
図9の例では、スーパーフレーズ1「I had a farm in Africa」を、カンマの後の一次折り返し点によって、スーパーフレーズ2「at the foot of the Ngong Hills」から分離する。スーパーフレーズ2を、前置詞「of」の前の二次折り返し点によって、2つのミニフレーズに分割する。図9の実施形態では、ミニフレーズ「in Africa」が、読者によって指定された3つの単語の最小長さ未満であるので、2つのミニフレーズは同一テキスト・セグメントとして提示される。新しい行の第1のミニフレーズ「at the foot」は、上のテキスト・セグメントの下で中央に位置調整されると共に、右降下角だけ右にシフトしている。最後のミニフレーズの「of the Ngong hills」は、先行する行が、一次折り返し点でなく二次によって終了する場合、水平方向変位ルールが左シフトを要求するので、左にシフトしている。したがって、図9の例では、降下角および行の位置調整の組み合わせによって、全水平方向変位が決定する。
カッコ、大カッコ、中カッコおよび引用符を含む、対になった句読点は、好適な実施形態において、一次折り返し点の位置を決定する句読点として機能する。一実施形態では、かかる対になった句読点は、水平位置調整および降下角ルールを含む、水平方向変位ルールに対する入力として含まれる。例えば、カッコ内に含まれた長い多フレーズのテキスト・セグメントは、水平方向シフトを減少させると共に垂直方向変位を減少させる、すなわち、表示面のアクティブ表示領域内の他のテキストよりも、行間の間隔が少ない場合がある。
ステップ112では、エンハンス・テキストを生成する。このステップでは、適正に表示されたテキスト・セグメントを生成するために必要なコードを生成する。例えば、読者の特定が専門語に赤い色を付けることを要求しており、ある単語が専門語であることをエンリッチ・テキストが示す場合、表示ステップによって赤いテキストが必要であると解釈されるエスケープ・シーケンスを生成し得る。動画について、同様のコーディングが必要であり得る。この時点で、エンハンス・テキストを後の表示のために格納し得る。
ステップ113では、エンハンス・テキストを、新たに形成された行当たり1つのテキスト・セグメントで、表示装置上に提示する。また、エンハンス・テキストは、上述の動画、背景の色、テキストの色、タグ付け、および提示レートも含むことができる。好適な実施形態では、背景の色を、文章およびパラグラフの位置の関数として提示する。
別の実施形態では、図11に示すように、あるキストを最初にある時間期間、1つの色または輝度で提示して、その後に第2の色または輝度で提示する。図11では、矢印200、202、および203で示される3つの新たに形成された行に、文章を提示する。それらの行内でテキストは全て同一の行に提示され、図11の単語は異なる行に示されて最初のテキストの色/ハイライト206からテキストの色/ハイライト207へ、および最初のテキストの色/ハイライト208から209への時間的な変化を図示している。206の「Af」テキストは「Africa」の強調された音節であり、この理由のために最初に色/ハイライト206で示される。「gong」テキストも、「Ngong」の強調された音節であり、最初に色/ハイライト208を有し、その後に色/ハイライト209が続く。
図1に示した好適な実施形態は、ステップ132からのエンリッチ・テキストおよびステップ113からのエンハンス・テキストを編集可能とする。好適な実施形態では、マウス等の単語のポインティング・デバイスを用いて、編集対象のテキストの部分を選択する。エンハンス・テキストの当該部分に対応するエンリッチ文を内部で選択し、編集のために属性を利用可能とする。これは、エンリッチ・テキストおよびエンハンス・テキストの各属性を編集可能とするプル・ダウン・メニューを用いて履行し得る。エンリッチ・テキストに対する編集が提示を実施することができる場合、再度ステップ110によってテキストを前処理する。ステップ114の編集セッションでは、隠れているか直接見えるかのいずれかの読者の注釈を受け入れ、エンリッチかつエンハンスの文章に格納可能である。かかる注釈は、本における手書きのメモと同一の機能を行う。編集可能な特徴は、品詞、定義、色、テキスト、折り返し点、および水平方向変位を含む。
ステップ116では、この実施形態の編集された属性および表示も格納して、変更を保持し得る。一実施形態では、エンハンス文のみを格納する。好適な実施形態では、エンリッチかつエンハンスのテキストを格納する。好適な実施形態では、いくつかの編集を、読者特定として、またはテキストの全読者に対する提示のためのグローバルとしてのいずれかで記録する。電子ブックによるように、同一のテキストを他の人々が繰り返し見る場合、エンハンス・テキストの手作業による編集が特に有用である。
図1の実施形態の変形では、ステップ113、114、および116を省略し、人による介入および直接の表示はない。この実施形態では、エンリッチかつエンハンスのテキストを生成すると共に以降の表示のため格納する。エンハンス・テキストは、Microsoft Word(商標)またはCorel Word Perfect(商標)バイナリのような標準的なワード処理フォーマットで格納可能である。この実施形態では、単語を探しテキストを分析するのに必要なソフトウエアに対して、提示ソフトウエアは単純で、小さく、高速にすることができる。かかる提示は、「電子ブック」のような、リーディング用エンハンス・テキストの大量流通のための好適な実施形態である。
図1の実施形態の関連した変形では、ステップ106においてエンハンス・テキスト自体を検索し、前処理は必要でなく、編集は可能でない。かかる提示も、「電子ブック」のような、リーディング用エンハンス・テキストの大量流通のための好適な実施形態である。
図1のステップ113を参照すると、エンハンス・テキストの各画面の提示は、マウスのクリックによるように、手作業でトリガされ得る。好適な実施形態では、提示レートは、テキストの表示時間、文章間およびパラグラフ間の到着時間を含む読者指定パラメータによって制御される。最も好適な実施形態では、テキスト内容を測定し、テキスト提示間隔は、このテキスト内容に依存する。好適な実施形態では、テキストの発音時間をテキスト内容の測定基準として用いて、提示間隔を決定する。別の実施形態では、フレーズ重みを用いて、テキスト内容を測定すると共に提示間隔を決定する。
好適な実施形態では、読者は、文章の提示時間を延長することのみならず、提示レートを高速化および減速することができる。このレートは、特定の提示間隔に対応する文章の長さおよび文章の難しさを記録可能であるのと同様、記録可能である。図10は、3−Dプロットの一例である「提示間隔サンプリング履歴マップ」を図示し、文章を読むために必要な時間を、2つの属性すなわち文章の難しさおよび文章の長さの関数として示す。読むために必要な時間は、読者の好みによって、または先に述べた目の動きの追跡または脳波の活動によって測定可能である。次いで、その時間を、図10におけるような2つの属性またはいずれかの数の属性に対して相関させることができる。好適な実施形態における提示間隔は、予測された必要なリーディング時間に合致するように、連続的に調節する。
更に別の実施形態では、リーディング・レートを厳密に測定する場合に最も適切には、折り返しルールに対する入力を変更すると共に、結果として得られるリーディング・レートを追跡する。最適な大量販売のリーディング製品を生成するのに適切な実施形態では、折り返しルールに対する入力を変更すると共に、サンプル集団についてのリーディング・レートを記録する。最適なリーディング速度および理解のために、入力を変更する。例えば、二次折り返しルールによって調整される、フレーズ重みに対する品詞の重要性を、最適リーディング速度のために変更する。
別の実施形態では、読者の手作業による最初の文章の表示の編集を、文章の構造、品詞、長さ、および複雑さの相対的な関与について分析する。かかる最初の「チューニング」または「訓練」期間の後、自動的なテキスト・エンハンスメントのため、折り返しルールに同様の重み付けを用いる。続けて編集を用いて、折り返しルールを更に改善し得る。
ステップ118では、もはやテキストがない場合または、ユーザの停止要求がある場合、テキスト提示は停止する。ステップ120は、最終的なエンリッチかつエンハンスのテキスト格納のみならず、リーディング・セッションに関する履歴の格納を含むクリーンアップを与える。
前述の説明で、この文書によって包含される本発明の多数の特徴および利点を述べてきた。しかしながら、この開示は、多くの点で例示的なものに過ぎないことは理解されよう。詳細において、特にステップを組み合わせ、分離し、および構成する事態において、本発明の範囲を超えることなく、変更を行い得る。本発明の範囲は、むろん、添付の特許請求の範囲が述べられる用語において規定される。

Claims (12)

  1. 機械が読取り可能な自然言語テキストからのテキスト提示を拡張するための方法であって、
    a. 前記機械が読取り可能な自然言語テキストを句読点及び品詞に構文解析するステップと、
    b. 前記構文解析された機械が読取り可能な自然言語テキストのテキスト特定属性を抽出するステップと、
    c. 前記抽出された前記テキスト特定属性に基づいてエンリッチ・テキストを生成するステップと、
    d. 折り返しルールのランクの順序で、一次折り返しルール、続いて二次折り返しルールを前記エンリッチ・テキストに適用して、前記エンリッチ・テキストをエンリッチ・テキスト・セグメントに分割するステップであって、前記一次及び二次折り返しルールは、少なくとも前記句読点及び前記品詞に基づいて折り返しポイントを決定し、前記二次折り返しルールは、限界に達するまで適用され、前記限界は最少エンリッチ・テキスト行の長さを含む、前記分割するステップと、
    e. 前記エンリッチ・テキスト・セグメントに水平方向変位ルールを適用して各エンリッチ・テキスト・セグメントに対する水平方向変位を決定して拡張テキストを生成するステップであって、前記水平方向変位ルールは、入力としての前記品詞に基づいて前記エンリッチ・テキスト・セグメントの水平方向の位置を決定する、前記拡張テキストを生成するステップと、
    f. 行が下方に下がるように前記テキスト・セグメントを表示装置の表示画面全体に亘ってカスケード状にすることにより前記拡張テキストを提示するステップと
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記拡張テキストは、前記エンリッチ・テキストの少なくとも一つの選択的な視覚的属性の変更を含む、方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、前記少なくとも一つの選択した視覚的属性は、テキストの分割、テキストの色、テキストの背景色、テキストの輝度、又はテキストの動画を含む、方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、前記機械が読み取り可能な自然言語テキストの品詞の前記抽出されたテキスト特定属性は、位置、ユーザが特定した教育レベル、発音時間、音節数、音、又は音声強調レベルを含む、方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、複数の品詞の曖昧さを取り除くためのステップであって、複数の品詞は前記機械が読取り可能な自然言語テキストの単語に対して示される、前記曖昧さを取り除くためのステップを備える方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、品詞間の曖昧さを取り除いて、好適な品詞の選択を確立するためにマイクログラマーが用いられる方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、前記エンリッチ・テキストは、前記構文解析された機械が読取り可能な自然言語テキストのユーザが選択した区分、又は前記構文解析された機械が読取り可能な自然言語テキストのユーザが選択した提示レートを含む、方法。
  8. 請求項1に記載の方法は更に、前記生成したエンリッチ・テキスト又は前記拡張テキストのユーザの編集を選択することを備える方法。
  9. 請求項8に記載の方法は更に、前記生成したエンリッチ・テキスト又は前記拡張テキストのユーザの編集の受け入れられた選択を格納することを備える方法。
  10. 請求項1に記載の方法は、ソフトウェアで実行可能である、方法。
  11. 請求項1に記載の方法は、ハードウェアで実行可能である、方法。
  12. 請求項1に記載の方法は、テキスト・プロセッサと組み合わせて実行される、方法。
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