JP4855189B2 - InAsホール素子 - Google Patents

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本発明は、InAsホール素子に関し、より詳細には、活性層がInAsであるInAsホール素子に関する。
磁気センサは、ホール効果や磁気抵抗効果など物性の変化を利用して磁界の強さを測定する装置であり、DVD−ROMやVTRの駆動に用いられるブラシレスモータの磁極の位置検出をはじめとして、携帯電話、自動車用途など幅広い分野で使用されてきている。
ホール効果を用いた磁気センサであるホール素子用の材料としては、InSb、GaAs、InAsが主であるが、その中でもInAsは、電子移動度が大きく高感度であり、また温度特性も良好であるため、有望な材料である。通常、InAsを用いたホール素子を形成する場合、InAsのバルク単結晶成長は困難であるため、GaAs基板の上にInAs薄膜を形成して使用する。InAs薄膜を用いたこのようなホール素子は、車載用途を中心としてマーケットを広げてきている。
こうした利用の広まる状況の中で、ホール素子に対する要求事項が近年厳しさを増してきている。例えば、回転角センサ用途等で、1つのデバイスに2つ以上のホール素子を用いる場合、各素子の特性が極めて近いことが求められる。回転角センサにおいて最も重要視される、印加電流を一定にしたときのホール電圧である定電流感度を例として挙げると、素子間の差が数%以内であることが要求される。この要求を満たし、工業的に量産を行うためには、ウエハ上に作製される多数の素子間の定電流感度のばらつきが少なくとも±3%以下でなければ困難と考えられ、その達成もまた困難である。
特許文献1に、InAs薄膜を用いたホール素子の作製において、InAs薄膜の上部にGaAs層を形成すると、従来InAs薄膜の上に直接形成されていたSiNなどのパッシべーション層に起因する、ホール素子の電気的特性の劣化を防止できることが報告されている。特性の劣化が防止されるので、ウエハ上に作製された多数の素子の電気的特性が全体的に安定する。特許文献1に記載の実施例では、2インチのGaAs基板に0.4μmのInAs薄膜を形成し、さらにその上に0.1μmのGaAs膜を形成してホール素子を形成しているが、「定電圧感度」のばらつきが±1.4%、素子抵抗のばらつきが±3.7%と、GaAs層を備えないホール素子と比較して良好な結果が得られている。
特開平03-288482号公報
しかしながら、活性層がInAsであるホール素子の工業的供給のためには、さらなるばらつきの低減が望まれる。実際、上記特許文献1記載の実施例では、GaAs層を備えないホール素子と比較しては改善されているものの、素子抵抗のばらつきが±3.7%と良い値ではない。以下に説明するように、定電圧感度のばらつきが小さく素子抵抗のばらつきが大きいということは、定電流感度のばらつきが大きいことを意味する。このことは、定電流感度が重要視される回転角センサ用途等のためにInAsホール素子を工業的に供給する上で問題である。
定電圧感度および素子抵抗のばらつきと、定電流感度のばらつきとの関係について説明する。ここで、InAs薄膜の幅をW、長さをL、移動度をμ、シート抵抗をR、シートキャリア濃度をNとする。また、電子の電荷をeとし、印加磁場をB、印加電圧をV、印加電流をIとする。
定電圧感度Vhvは、
hv=μ・B・V・W/L (1)
である。定電圧感度Vhvのばらつきが小さいということは、移動度μのばらつきが小さいということである。また、数式(2)で表される素子抵抗Rinのばらつきが大きいということは、シート抵抗Rのばらつきが大きいことを意味する。
in=R・L/W (2)
定電流感度Vhiは、
hi=(I・B)/(e・N) (3)
と表すことができる。シートキャリア濃度Nが数式(4)の関係を満たすことに注意すると、移動度μのばらつきが小さくシート抵抗Rのばらつきが大きいということはシートキャリア濃度Nがばらついていることを意味するため、定電流感度Vhiのばらつきが大きいことが分かる。
=1/(μ・e・R) (4)
したがって、特許文献1記載のホール素子により、定電圧感度の面で素子の電気的特性の改善がなされているが、定電流感度という点ではさらなる改善がなされなければならない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、素子の定電流感度の劣化が、工業的量産のために必要な程度に防止されている、活性層がInAsであるInAsホール素子を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので請求項1に記載のInAsホール素子は、GaAs基板と、前記GaAs基板の上に形成され、膜厚が0.45μm以上0.6μm以下の範囲に限定されたInAs層と、前記InAs層の上に形成され、膜厚がnm以上50nm未満の範囲に限定された電気的に不活性なGaAsからなる表面層と、前記表面層の上に形成されたパッシベーション層と、前記InAs層とオーミック接触する電極とを備え、前記InAs層に対する前記表面層の膜厚比は、0.005以上0.2未満の範囲に限定されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記InAs層にN型ドーパントがドープされ、室温での電子濃度が5×10 16 〜5×10 17 /cm の範囲であることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のInAsホール素子を備えた回転角センサである。
本発明によれば、InAs層および表面層の膜厚および膜厚比を限定することで、InAs層の結晶構造に対する機械的損傷を低減することができる。それによって、定電流感度などのInAs層の電気的特性の劣化が防止され、工業的量産に適したInAsホール素子を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るInAsホール素子の構造を示している。GaAs基板101と、GaAs基板101の上に形成されたInAs層102と、InAs層102の上に形成された表面層103と、表面層103の上に形成されたパッシべーション層104と、InAs層102とオーミック接触する電極105とを備える。
InAs層102は、膜厚が0.45μm以上0.6μm以下である。InAs層202は、N型ドーパントがドープされており、室温での電子濃度が5×1016〜5×1017/cmの範囲が通常であり、好ましくは、7×1016〜2×1017/cmである。ドーパントとしては、Si、S、SnまたはGeが好ましいが、これらのドーパントに限定されない。
表面層103は、膜厚が3nm以上100nm未満の半導体層であり、好ましくは、4nm以上〜50nm以下である。この半導体層は、電気的に不活性であり、例えば、不純物をドープしないAl1−zGaAs(0.3≦z≦1)やIn1−xGaAs(0.3≦x≦1)が好ましい例であり、特にGaAsが好ましい。
パッシべーション層104は、例えば、SiN、SiON、SiOなどが好ましい。
電極105は、Au/Pt/Tiなどの公知の多層電極でも良いし、単層の金属でも良い。
本発明に係るInAsホール素子は、InAs層102および表面層103の膜厚の範囲を上記のように限定するとともに、InAs層102に対する表面層103の膜厚比を一定の範囲に限定することを特徴とする。具体的には、InAs層102に対する表面層103の膜厚比が、0.005以上0.2未満となるように、InAs層102および表面層103を構成している。以下、本発明の特徴を詳細に説明する。
表面層103の存在は、上述したように、パッシべーション層104の形成に起因するホール素子の電気的特性の劣化を防止する。パッシべーション層104は、スパッタリングやプラズマCVD等の方法により形成されるが、InAs層102の上に直接堆積すると、堆積条件によりその界面において結晶構造が変化し、InAs層102の電気的特性に変化をもたらす。特に、高感度のホール素子を作製しようとすると、活性層であるInAs層102の膜厚を小さくする必要があり、そのような場合、パッシべーション層104による結晶構造の変化は大きくInAs層102の特性劣化が著しい。電気的に不活性である表面層103を設けると、パッシべーション層104の形成により損傷を受けるのは、InAs層102ではなく表面層103である。表面層103は、電気的に不活性であるので、損傷を受けてもInAs層102の電気的特性に影響を与えない。したがって、ホール素子の電気的特性の劣化が防止される。
表面層103はこのように有益な機能を果たすが、表面層103の膜厚が、例えば特許文献1に記載の実施例のように100nm以上等であると、熱膨張係数等の物性の差による歪みが発生し、その歪みがInAs層102に悪影響を与えて欠陥等の機械的損傷をもたらす可能性がある。機械的損傷がウエハ上で部分的に生じると、それに応じてキャリア濃度が部分的に変化し、結果として、定電流感度がウエハ上でばらつくようになると考えられる。本発明に係るInAsホール素子では、表面層103の膜厚を3nm以上100nm未満に限定することで、歪みの発生量を低減している。
さらに、本発明に係るInAsホール素子においては、InAs層102に対する表面層103の膜厚の比を小さくするように制御し、InAs層102内に発生する歪みを、表面層103との界面付近の薄い領域に集中させる。このことによって、InAs層102の大部分は歪みの悪影響を受けずに済む。例えば、特許文献1に記載の実施例ではこの比が0.25であるが、本発明に係るInAsホール素子では0.005以上0.2未満に限定している。
次に、本発明に係るInAsホール素子の具体的な実施例を2つ示す。先に触れた、膜厚および膜厚比に関する数値は、以下に示すような多くの実施例を通じて見出されたものである。
(実施例1)
直径4インチのGaAs基板上に分子線エピタキシー(MBE)法により、520nmのInAs層、続いてその上に、20nmのGaAs層を順次形成した。InAs層にはSiを9.5×1016/cmドープし、GaAs層には何もドープしていない。
次に、この膜上に、フォトリソグラフィー法を用いて、図1と同様なホール素子を約30000個作製した。電極は、真空蒸着法によりTi層100nm、Au層900nmを連続蒸着して用いた。パッシべーション膜には、300nmのSiNをプラズマCVD法で形成した。素子作製後、すべてのホール素子の定電流感度と素子抵抗を測定した。その結果、素子抵抗Rinのばらつきを表す標準偏差σは、0.51%、定電流感度Vhiの標準偏差σは、0.51%であった。通常±3σで生産を考えることが多いが、±1.53%程度のきわめて分布の小さいInAsホール素子が作製できていることを確認した。
(実施例2)
直径4インチのGaAs基板上に分子線エピタキシー(MBE)法により、520nmのInAs層、続いてその上に、50nmのGaAs膜を順次形成した。InAs層にはSiを9.6×1016/cmドープし、GaAs層には何もドープしていない。
次に、この膜上に、実施例1と同じ方法で、ホール素子を作製後、すべてのホール素子の定電流感度と素子抵抗を測定した。その結果、Rinのばらつきを表す標準偏差σは、0.54%、定電流感度Vhiの標準偏差σは、0.78%であった。通常±3σで生産を考えることが多いが、±2.3%程度のきわめて分布の小さいInAsホール素子が形成できていることを確認した。ただし、表面層であるGaAs層の厚さが厚くなり、GaAs層とInAsとの膜厚比が、実施例1では0.038であったが、実施例2では0.096まで上がっている。ばらつきの悪化は、この膜厚比の増加に起因したものと考えられる。
以上説明してきたように、本発明に係るInAsホール素子は、GaAs基板と、GaAs基板の上に形成され、膜厚が0.45μm以上0.6μm以下の範囲に限定されたInAs層と、InAs層の上に形成され、膜厚がnm以上50nm未満の範囲に限定された電気的に不活性なGaAsからなる表面層と、表面層の上に形成されたパッシベーション層と、InAs層とオーミック接触する電極とを備え、InAs層に対する表面層の膜厚比は、0.005以上0.2未満の範囲に限定されていることを特徴とする。
InAs層および表面層の膜厚および膜厚比を制御することで、InAs層の結晶構造に対する機械的損傷を低減することができる。それによって、定電流感度などのInAs層の電気的特性の劣化が防止され、工業的量産に適したInAsホール素子を提供することができる。
本発明に係るホール素子の断面図である。
符号の説明
101 GaAs基板
102 InAs層
103 表面層
104 パッシべーション層
105 電極

Claims (3)

  1. GaAs基板と、
    前記GaAs基板の上に形成され、膜厚が0.45μm以上0.6μm以下の範囲に限定されたInAs層と、
    前記InAs層の上に形成され、膜厚がnm以上50nm未満の範囲に限定された電気的に不活性なGaAsからなる表面層と、
    前記表面層の上に形成されたパッシベーション層と、
    前記InAs層とオーミック接触する電極とを備え、
    前記InAs層に対する前記表面層の膜厚比は、0.005以上0.2未満の範囲に限定されていることを特徴とするInAsホール素子。
  2. 前記InAs層にN型ドーパントがドープされ、室温での電子濃度が5×1016〜5×1017/cmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のInAsホール素子。
  3. 請求項1又は2に記載のInAsホール素子を備えた回転角センサ。
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