JPH0870146A - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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JPH0870146A
JPH0870146A JP6184322A JP18432294A JPH0870146A JP H0870146 A JPH0870146 A JP H0870146A JP 6184322 A JP6184322 A JP 6184322A JP 18432294 A JP18432294 A JP 18432294A JP H0870146 A JPH0870146 A JP H0870146A
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magnetic sensor
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sige
mixed crystal
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JP6184322A
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English (en)
Inventor
Hideaki Imai
秀秋 今井
Takashi Yoshida
孝志 吉田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度でかつ信頼性に優れた磁気センサを提
供することを目的とする。 【構成】 Si/SiGeのヘテロ構造からなる積層薄
膜からなるホール素子および該ヘテロ構造からなるトラ
ンジスタを磁気センサからの信号を処理するIC回路に
利用した構造の複合磁気センサである。 【効果】 高感度でかつ高信頼性の磁気センサに関し、
信号処理回路も一体になっているので、広い分野で使用
することができるセンサである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界の大きさを検出す
るためのセンサであり、とくに位置センサ、回転角セン
サ、加速度センサや近接センサなどに応用できる磁気セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気センサは、各種産業の広い分野で利
用されている重要なセンサである。産業用のセンサとし
ては、磁気センサの代わりに光を利用したセンサも多く
用いられている。とくに、発光素子と受光素子を一体型
にした構造のフォト・インタラプタが使い易いという点
で使用される例が多い。しかし、発光素子や受光素子を
使用する場合には、消費電力が多いとか、発光素子の出
力が時間とともに減少していくという点、あるいは汚れ
により光の検出感度が低下したり、検知できなくなった
りするという問題がある。
【0003】従来、磁気のセンシング技術としては、コ
イルを用いて対象物体の位置が変化した時に発生する誘
導電流を検出する方法が主に用いられている。(例え
ば、USP 4651241号)しかし、この方法では
対象物体の位置が変化した場合にしか信号を検出するこ
とができないとか、変化の速度が小さい時には感度が低
くなるという問題がある。磁気センシング用のホール素
子としては、InSb、GaAs、InAs、InGa
Asのような化合物半導体、あるいはSiやGeなどが
ある。化合物半導体は移動度が大きく、高感度のホール
素子を得ることができるが、その特性が不純物の影響を
受けやすくプロセス中の特性変動が大きいこと、基板が
高価であり低価格のホール素子を得ることが難しいなど
という問題点がある。
【0004】一方、ホール素子や磁気抵抗素子のような
磁気センサおよび増幅回路と電圧しきい値検出回路から
なる信号処理回路とを組み合わせた構造の複合磁気セン
サは公知であり、産業界で広く使用されている。その場
合、信号処理回路はSi材料による集積回路を用いるの
が一般的である。Siホール素子とSi材料からなる信
号処理回路を同じ一つの基板上に形成した構造の複合磁
気センサも知られている。(例えば、USP 3816
766号)また、高感度の磁気センサとして、InSb
ホール素子と信号処理回路のIC部を別々に作製し、ハ
イブリッドした構造の複合磁気センサも知られている。
(例えば、旭化成電子(株)で製造)最近、Si/Si
Geのヘテロ構造がSiに比べて高特性のデバイスが実
現できると考えられそれを形成した例が報告されてい
る。(例えば、Appl.Phys.Lett.,
,64(1992),Appl.Phys.Let
t.,63,2263(1993))しかし、それらの
積層膜を用いてデバイスを作製した例はほとんどなく、
ホール素子や複合磁気センサについての報告はまだな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホール素子にSi薄膜
を用いる場合には、その半導体特性、とくに移動度が小
さいために高いホール起電力を得ることができず、感度
の低い磁気センサとなってしまうという問題点があっ
た。また、GaAs薄膜をホール素子および信号処理回
路を用いる場合には、移動度が大きいため高感度にはな
るが、GaAs基板が高価であるとか、信号処理回路を
同じ基板上に形成しようとすると収率が極めて小さくな
るとか、磁気センサとした場合の信頼性が不十分である
という問題があった。さらに、従来のSi材料による信
号処理回路では応答速度を速くするのに限界があるとい
う問題点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前期課題を解決するため
に鋭意検討を重ねた結果、Si/SiGeのヘテロ構造
からなるホール素子を用いることにより高感度のホール
素子を、あるいはホール素子や磁性薄膜磁気抵抗素子の
ような磁気センサとSi/SiGeのヘテロ構造からな
るトランジスタの信号処理回路と組み合わせた構造の複
合磁気センサを得ることが可能となり、本発明を完成す
るにいたった。
【0007】すなわち、本発明の磁気センサは、感磁部
がSiGe混晶層にサンドイッチされたSi超薄膜層、
および該SiGe混晶層に隣接して電子供給層を設けた
Si/SiGeのヘテロ構造からなることを特徴とする
ホール素子、磁気センサと該磁気センサからの出力信号
を処理する回路からなる複合磁気センサにおいて、該磁
気センサがSiGe混晶層にサンドイッチされたSi超
薄膜層、および該SiGe混晶層に隣接して電子供給層
を設けたSi/SiGeのヘテロ構造からなるホール素
子、および化合物半導体からなるホール素子や磁気抵抗
素子のような磁気センサと該磁気センサの出力信号を処
理する回路のトランジスタがSi/SiGeのヘテロ構
造からなる複合磁気センサである。
【0008】以下、本発明の磁気センサについて詳細に
説明する。本発明のホール素子は、SiGe混晶層にサ
ンドイッチされたSi超薄膜層をチャネル層とし、さら
に該SiGe混晶層の少なくとも一方の側に隣接して電
子供給層を設けたSi/SiGeのヘテロ構造からなる
ものである。このホール素子は、ノンドープのSi超薄
膜層をSiGeの混晶からなる層によりサンドイッチし
てチャネル層とした構造で、このチャネル層を導電層と
するものである。このような構造とすることにより、2
次元電子ガスをSi超薄膜層のチャネル層中に閉じこめ
ることができ、高感度の磁気センサとすることができる
ものである。
【0009】該ノンドープのSi超薄膜層の厚みは20
オングストロームから500オングストロームであるこ
とが好ましい。20オングストローム以下の厚みでは電
気抵抗が大きくなりすぎるし、500オングストローム
以上の厚みではSiGe混晶層でサンドイッチしてチャ
ネル層とした効果がほとんどなく大きな移動度が得られ
なくなる。Si超薄膜層をサンドイッチするSiGe混
晶層は、組成比としてSiが0.5から0.9であること
が必要である。組成比がこの範囲外の場合には、2次元
電子ガスの閉じこめ効果が不十分となり大きな移動度が
得られないため好ましくない。
【0010】該SiGe混晶層の厚みは、電子供給層を
形成する側では20オングストロームから2000オン
グストロームであることが好ましい。20オングストロ
ーム以下ではSiGe混晶層がバリア層としての役割を
果たすことができず、2000オングストローム以上で
は電子供給層からの電子供給ができなくなり、電気抵抗
が極めて大きくなってしまう。該SiGe混晶層はノン
ドープ、あるいはp型ドーピングしてもよい。p型ドー
パントとしては、B、Al、GaやInなどがある。電
子供給層は、該SiGe混晶層の少なくとも一方の側に
隣接して形成すれば良く、必要に応じて片側にあるいは
両側に設けることにより選択すればよい。電子供給層は
n型ドーピングすることが必要で、ドーパントとして
は、As、P、Sbなどを用いることができ、ドーピン
グ濃度はドーパントの種類や必要とする電気抵抗の値に
よって変えればよく、5×1017cm-3から8×1018
cm -3の範囲であれば好ましい。電子供給層の厚みは、
とくに限定されないが、20オングストロームから50
00オングストロームであることが好ましい。
【0011】上記のようなSi/SiGeヘテロ構造は
Si基板上に形成するが、その場合チャネル層のSi超
薄膜層の特性を向上する方法として次のような方法があ
る。Si基板上に直接SiGe混晶をバッファー層とし
て設けその上にSi超薄膜層を形成した構造、SiとS
iGe混晶の超格子構造を設けその上にSi超薄膜層を
形成した構造、あるいはSiGe混晶で組成を基板側か
ら順次変える組成傾斜構造層を設けその上にSi超薄膜
層を形成した構造などがある。また、Si/SiGeヘ
テロ構造を形成した最上部にSiのキャップ層を設ける
こともセンサの信頼性を高めるうえでは好ましいもので
ある。積層構造の例を図1に示す。
【0012】上記のような構造の積層膜の室温での移動
度は1500cm2/Vs以上とすることが容易にで
き、3000cm2/Vsのものを作製することも可能
であり、高感度のホール素子を得ることができる。該積
層膜を用いてホール素子を作製するためには、所定のセ
ンサパターンを形成すればよく、たとえば、十字型、卍
型、長方形などがある。十字型パターンの例を図2に示
す。さらに、本発明においては、ホール素子としての信
頼性、とくに不平衡電圧特性、応力依存特性、温度特性
を向上せしめるために、ホール素子のセンサパターンを
2つ以上形成することも好ましいものである。たとえ
ば、センサパターンを基板上に互いに対称に配置し、か
つ電流を流す方向を互いに垂直にすることにより、セン
サパターンにかかる応力の影響をキャンセルすることが
できる。
【0013】本発明の複合磁気センサは、ホール素子や
磁気抵抗素子のような磁気センサと該磁気センサが出力
する信号を処理する回路からなるものである。磁気セン
サと信号処理回路を同一基板上に形成するモノリシック
構造としては、ホール素子がSi/SiGeのヘテロ構
造からなる場合、強磁性金属薄膜や金属超格子薄膜から
なる磁気抵抗素子のように磁気センサ作製プロセスをS
iプロセス中に容易に取り入れることができるようなも
のが好ましい。強磁性金属薄膜としては、Ni、Fe、
NiFe合金、NiCo合金やFe、Cr、NiやCo
の磁性金属を用いた金属超格子構造を用いることができ
る。InSb、GaAs、InAsやInGaAsのよ
うな化合物半導体を、信号処理回路と同じシリコン基板
上に形成して、モノリシック構造の複合磁気センサとす
ることも可能である。さらに、上記のような化合物半導
体からなるホール素子や磁気抵抗素子のような磁気セン
サを別途作製して、信号処理回路を形成した基板と組み
合わせたハイブリッド構造とすることもできる。どちら
の構造にするのかは、必要とされる用途、感度特性、コ
ストなどを考慮して選択することができる。
【0014】複合磁気センサにおいて、信号を処理する
回路は、たとえば図3に示すように定電圧電源回路、カ
レントミラー回路、シュミットトリガ回路、出力増幅回
路からなるものである。また、必要に応じて温度補償回
路、メモリーなどの回路を組み込むこともできる。これ
らの回路は、磁気センサと同じ基板上に形成したモノリ
シック構造にしてもよいし、磁気センサと信号処理回路
を別の基板上に形成してハイブリッド構造にすることが
できる。本発明の複合磁気センサは、センサと信号処理
回路を一体に封止した構造であるため、装置への組み込
みが容易になるという特徴を有する。一方、ディスクリ
ートの磁気センサを組み合わせて電気回路を構成する場
合には、配線長が長くなり外部からの電気的、磁気的ノ
イズによる影響を受けやすく、誤動作や動作しなくなる
などの不良が発生する。一体に封止した構造のセンサで
は、電気的、磁気的ノイズの影響を受けにくくなるため
信頼性の高いセンサとすることができる。
【0015】また、本発明の複合磁気センサにおいて
は、端子数が入力、出力およびアースの3本、あるいは
入力と出力の2本とすることもできる。このような信号
処理回路の動作としては、たとえば、周囲磁界が高くな
る時には出力電流や出力電圧が小さくなり、周囲磁界が
低くなる時には出力電流や出力電圧が大きくなるような
もので、磁気センサからのアナログ信号をディジタル信
号に変換するものである。また、これとは逆の動作のセ
ンサとすることもできる。この場合には、ヒステリシス
幅はホール素子の特性や磁気センサの用途に応じて決め
ることができる。信号処理回路は、目的に応じて作製す
れば良く、リニア出力のものも作製可能である。
【0016】さらに、本発明においては、複合磁気セン
サとしての信頼性、とくに不平衡電圧値、応力依存性、
温度特性を改良するために、ホール素子を同じ基板上に
2つ以上形成して、センサ出力の安定性を向上せしめる
こともできる。本発明の信号処理回路は、Si材料によ
り形成する回路を用いることができる。該信号処理回路
は、通常のSiのバイポーラプロセスやCMOSプロセ
スにより作製することができる。
【0017】本発明では、該信号処理回路を従来のSi
プロセスを応用するSiGeプロセス技術により作製す
ることも、複合磁気センサの高速動作を可能にするとい
うことで好ましいものである。信号処理回路を、Si/
SiGeヘテロ構造からなる電界効果トランジスタ(F
ET)あるいはバイポーラトランジスタから構成するこ
とにより、磁気センサとしての応答速度を大きくするこ
とができるものである。
【0018】信号処理回路に用いるFETの作製方法を
簡単に説明する。前述のセンサエレメントと同様のSi
Ge混晶層にサンドイッチされたSi超薄膜層をチャネ
ル層とし、さらに該SiGe混晶層の片側に隣接して電
子供給層を設けたSi/SiGeのヘテロ構造を利用
し、該積層構造上に、たとえば酸化シリコンおよび/あ
るいは窒化シリコン、SiONからなる絶縁層を形成
し、その上にゲート電極を設ける。さらに、Si超薄膜
層のチャネル層上の膜をエッチング除去し、該Si超薄
膜層に直接に接するようにソース電極とドレイン電極を
形成することにより、FETを作製する。信号処理回路
は、該FETを適宜組み合わせることによって通常のS
iプロセスをベースとして用いることより作製すること
ができる。さらに、本発明では、該信号処理回路の一部
をSiGeプロセスで作製し、他の回路は従来のSiプ
ロセスで作製することもできる。バイポーラトランジス
タについては、従来のバイポーラプロセスを用いること
ができる。ベース層としてSiGe混晶層を形成し、た
とえばp型のベース層とする場合にはBなどをドーピン
グすれば良く、n型のベース層とする場合にはPやAs
をドーピングすれば良い。SiGe混晶層はSiとGe
の混晶組成は膜厚方向に一定でもよいし、膜厚方向に組
成を傾斜させることも良好なトランジスタ特性を得るた
めに好ましいことである。
【0019】本発明の磁気センサの製造方法に関して、
とくにホール素子について簡単に説明する。基板として
は、n型あるいはp型Si基板を用いることができる。
SiやSiGe混晶薄膜は、SiやGeの金属を蒸着源
とする分子線エピタキシ法、シランやジシランおよびゲ
ルマンのようなガスを用いるガスソース分子線エピタキ
シ法やシランやジシランおよびゲルマンのようなガスを
用いる常圧あるいは減圧化学気相成長法(CVD法)に
より作製することができる。積層構造を作製する方法と
しては、分子線エピタキシ法では、アトミック レイヤ
ー エピタキシ法、マイグレーション エンハンスド
エピタキシ法や成長中断エピタキシ法などを用いること
ができる。CVD法では、アトミック レイヤー エピ
タキシ法を用いることもできる。該積層構造を微細加工
して所望のセンサパターンとするためには、通常のSi
プロセスを利用することができる。エッチング法として
は、たとえばフッ化水素酸あるいは水酸化カリウムを主
としたエッチング剤による方法、ガスを使用する反応性
イオンエッチング法、レーザ ビーム エッチング法や
イオンミリング法がある。ホール素子やFETのパッシ
ベーションは、CVD法などにより酸化シリコンおよび
/あるいは窒化シリコンやSiONなどを形成する。F
ETやバイポーラトランジスタにおいて、ソース電極や
ドレイン電極は、CVD法やスパッタ法によりオーミッ
ク性を有する材料、たとえばAu,Al,W,Mo,T
iW,あるいはPtSiなどを形成することができる。
【0020】本発明のホール素子を用いた複合磁気セン
サは、シリコンプロセスをベースに用いて、同じシリコ
ン基板上にホール素子および信号処理回路を形成するこ
とができるため、センサの特性分布を揃えることが容易
で、かつ低コスト、高感度で高信頼性の磁気センサを得
ることが可能である。本発明の磁気センサは、位置、回
転、角度、加速度、圧力、電流、電力、電圧、のセンサ
などとして使用することができる。たとえば、種々の物
体の近接センサや位置センサ、ファンなどのモーターの
回転制御、テープレコーダ、ビデオカメラ、フロッピー
ディスク、ハードディスク、およびコンパクトディスク
などの位置やモーターの回転数制御、流量計センサなど
に用いることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例によりさらに詳細に説明する。
【0022】
【実施例1】4インチφのp型(100)シリコン基板
上に、シランとゲルマンのガスセル、ホウ素とアンチモ
ンのクヌードセンセルを有する分子線エピタキシ装置を
用いて、膜厚が5000オングストロームで、シリコン
基板側の組成がシリコン100%から始まり徐々にゲル
マニウムが多くなり最終的にSi0.72Ge0.28からなる
ノンドープの組成傾斜構造のSi1ーXGeX層を形成す
る。ついで、該層上にノンドープのSi0.72Ge0.28
成の層を1000オングストロームの厚さに形成し、続
いて150オングストロームのノンドープのシリコン層
からなるチャネル層を形成する。さらに、該チャネル層
上にノンドープのSi0.72Ge0.28組成の層を500オ
ングストローム、アンチモンをドーピングしたn型Si
0.72Ge0.28組成の電子供給層を500オングストロー
ム、ノンドープのSi0.72Ge0.28組成のキャップ層を
2000オングストローム、ノンドープのシリコンを2
000オングストロームの厚さで形成する。この積層膜
の移動度は、室温で2500cm2/Vsであった。つ
いで、フォトリソグラフィ工程により、該積層膜の十字
型パターンからなる感磁部を作製する。感磁部膜の断面
構造を図1に示す。また、感磁部の十字パターン上にポ
リシリコン層とアルミニウム配線を形成した場合の平面
図を図2に示す。
【0023】つぎに、感磁部膜の所定の部分をフッ化水
素酸のウエットエッチングおよびCF4の反応性イオン
エッチングによるエッチングを行うことにより、Si超
薄膜層からなるチャネル層を表面に出す。該チャネル層
上および電極部にポリシリコン層を形成する。酸化シリ
コン膜を基板全面に形成し、該ホール素子のパッシベー
ション膜とする。電極部を形成するために、パッシベー
ション膜の所定部分をフッ化水素酸によるエッチングを
行うことにより、ポリシリコン層の表面を出す。つい
で、リフトオフを用いてアルミニウム層/金層からなる
積層膜をポリシリコン層上に形成して、ホール素子の電
極とする。
【0024】上記の方法により得られたウエハをダイシ
ングソーにより素子チップとし、ついでリードフレーム
上に固定し、所定の電極部とリードフレームを金線でワ
イヤーボンディングし、エポキシ樹脂でモールドするこ
とによりホール素子を作製した。該ホール素子の特性を
測定した結果は、室温、磁界強度50mT、5Vの駆動
電圧における出力電圧値は40mV、不平衡電圧値は5
mV、出力電圧値の温度係数は0.1%/℃以下であっ
た。ここで、不平衡電圧値とは磁界強度がゼロの場合で
の、5Vの駆動電圧での出力電圧値のことである。ま
た、5V定電圧駆動時のホール素子の出力電圧値の温度
依存性は図4に示すように、比較例1のホール素子に比
べて温度依存性が小さいことがわかる。このホール素子
の磁界強度の変化による出力の応答特性は図5に示す。
【0025】
【実施例2】4インチφのp型(100)シリコン基板
上に、シランとゲルマンのガスセル、ホウ素とアンチモ
ンのクヌードセンセルを有する分子線エピタキシ装置を
用いて、、膜厚が8000オングストロームのSi0.72
Ge0.28からなるノンドープのバッファー層を形成す
る。ついで、該層上にノンドープのSi0.72Ge0.28
成の層を1000オングストロームの厚さに形成し、続
いて120オングストロームのノンドープのシリコン層
からなるチャネル層を形成する。さらに、該層上にノン
ドープのSi0.72Ge0.28組成の層を500オングスト
ローム、アンチモンをドーピングしたn型Si0.72Ge
0.28組成の電子供給層を500オングストローム、ノン
ドープのSi0.72Ge0.28組成のキャップ層を2000
オングストローム、ノンドープのシリコンを2000オ
ングストロームの厚さで形成する。この積層膜の移動度
は、室温で2000cm2/Vsであった。ついで、実
施例1と同様の方法でホール素子を作製する。
【0026】上記の方法により得られたウエハをダイシ
ングソーにより素子チップとし、ついでリードフレーム
上に固定し、所定の電極部とリードフレームを金線でワ
イヤーボンディングし、エポキシ樹脂でモールドするこ
とによりホール素子を作製した。該ホール素子の特性を
測定した結果は、室温、磁界強度50mT、5Vの駆動
電圧における出力電圧値は34mV、不平衡電圧値は4
mV、出力電圧値の温度係数は0.1%/℃以下であっ
た。
【0027】
【実施例3】4インチφのp型(100)シリコン基板
上に、シランとゲルマンのガスセル、ホウ素とアンチモ
ンのクヌードセンセルを有する分子線エピタキシ装置を
用いて、、膜厚が20オングストロームのSi層と膜厚
が20オングストロームのSi0.72Ge0.28層を交互に
積層することからなる全膜厚が4000オングストロー
ムのノンドープのバッファー層を形成する。ついで、該
層上にノンドープのSi0.72Ge0.28組成の層を100
0オングストロームの厚さに形成し、続いて120オン
グストロームのノンドープのシリコン層からなるチャネ
ル層を形成する。さらに、該層上にノンドープのSi
0.72Ge0.28組成の層を500オングストローム、アン
チモンをドーピングしたn型Si0.72Ge0.28組成の電
子供給層を500オングストローム、ノンドープのSi
0.72Ge0.28組成のキャップ層を2000オングストロ
ーム、ノンドープのシリコンを2000オングストロー
ムの厚さで形成する。この積層膜の移動度は、室温で2
600cm2/Vsであった。ついで、実施例1と同様
の方法でホール素子を作製する。
【0028】上記の方法により得られたウエハをダイシ
ングソーにより素子チップとし、ついでリードフレーム
上に固定し、所定の電極部とリードフレームを金線でワ
イヤーボンディングし、エポキシ樹脂でモールドするこ
とによりホール素子を作製した。該ホール素子の特性を
測定した結果は、室温、磁界強度50mT、5Vの駆動
電圧における出力電圧値は42mV、不平衡電圧値は5
mV、出力電圧値の温度係数は0.1%/℃以下であっ
た。
【0029】
【実施例4】4インチφのp型(100)シリコン基板
上のセンサエレメントを形成する部分以外に酸化シリコ
ン膜を形成した基板を作製する。シランとゲルマンのガ
スセル、ホウ素とアンチモンのクヌードセンセルを有す
る分子線エピタキシ装置を用いて、酸化シリコン膜が形
成されていない部分に、膜厚が5000オングストロー
ムで、シリコン基板側の組成がシリコン100%から始
まり徐々にゲルマニウムが多くなり最終的にSi0.72
0.28からなるノンドープの組成傾斜構造のSi1ーX
X層を形成する。ついで、該層上にノンドープのSi
0.72Ge0.28組成の層を1000オングストロームの厚
さに形成し、続いて150オングストロームのノンドー
プのシリコン層からなるチャネル層を形成する。さら
に、該層上にノンドープのSi0.72Ge0.28組成の層を
500オングストローム、アンチモンをドーピングした
n型Si0.72Ge0.28組成の電子供給層を500オング
ストローム、ノンドープのSi0.72Ge0.28組成のキャ
ップ層を2000オングストローム、ノンドープのシリ
コンを2000オングストロームの厚さで形成する。そ
の積層構造を図1に示す。この積層膜の移動度は、室温
で2500cm2/Vsであった。
【0030】ついで、CF4による反応性イオンエッチ
ングを用いるフォトリソグラフィ工程により、該積層構
造をエッチングしてホール素子パターンを形成する。つ
ぎに、酸化シリコン膜を全面に形成し、該ホール素子パ
ターンのパッシベーション膜とする。ホール素子の電極
部とするために、パッシベーション膜の所定の部分をフ
ッ化水素酸、およびCF4の反応性イオンエッチングに
よるエッチングを行う。センサエレメントを形成した部
分以外の酸化シリコン膜をエッチング除去して、シリコ
ン基板面を出す。該基板面上に、通常のバイポーラプロ
セスを用いて図3に示すような定電圧電源回路、増幅回
路、シュミットトリガ回路、および出力回路からなるシ
リコン材料の信号処理回路を形成する。該信号処理回路
は、周囲磁界が低い範囲では大きな出力電流となり、周
囲磁界が高い範囲では小さな出力電流となり、かつヒス
テリシスを有する回路を形成する。
【0031】つぎに、センサエレメントおよび信号処理
回路を電気的に結合するため、所定のパッドを形成する
ための窓開け、およびポリシリコンとアルミニウムによ
る配線を行い、素子チップとする。該素子パターンにお
いて、電極を形成する部分は、シリコンのチャネル層と
直接にコンタクトできるようにエッチング除去する。上
記の方法により得られたウエハをダイシングソーにより
素子チップとし、ついでリードフレーム上に固定し、所
定の電極部とリードフレームをワイヤーボンディング
し、樹脂モールドすることにより複合磁気センサを作製
した。
【0032】該複合磁気センサの動作特性の測定を、室
温、5Vの駆動電圧の場合では、図6に示すように、1
0mT以上では出力電流が小さくなり、5mT以下では
出力電流が大きくなるというスイッチング動作となっ
た。出力電流の温度特性は、−40℃から125℃の範
囲で±5%の変位であった。また、図7には磁界強度変
化による出力の応答特性を示し、この場合の出力のスイ
ッチング時間は0.5μ秒であった。図8には、スイッ
チング動作点の温度依存性を示すが、本発明の磁気セン
サはセンサエレメントがシリコンのもの(比較例2)よ
り高感度でかつ温度依存性が小さいことがわかる。ここ
で、Bopとは出力が低レベルとなる動作点であり、B
rpとは出力が大きくなる動作点である。
【0033】
【実施例5】実施例1において、シリコンからなる信号
処理回路を周囲磁界が高くなると出力電流が小さくな
り、周囲磁界が反転すると出力電流が大きくなるるよう
な回路とする以外は同様にして複合磁気センサを作製し
た。該複合磁気センサの動作特性の測定を、室温、5V
の駆動電圧の場合では、図9に示すように、N極が10
mT以上では出力電流が高くなり、S極が10mT以上
では出力電流が小さくなるというスイッチング動作とな
った。出力電流の温度特性は、−40℃から125℃の
範囲で±5%の変位であった。また、出力のスイッチン
グ時間は0.5μ秒であった。
【0034】
【実施例6】実施例1と同様の方法によって、Si/S
iGeのヘテロ構造からなる積層膜をp型シリコン基板
の全面に形成する。ウエハの所定の部分に実施例1と同
様の方法によりセンサパターンを、かつ信号処理回路と
しては、Si/SiGeのヘテロ構造からなるトランジ
スタを用いた回路を構成した。トランジスタは該Si/
SiGeヘテロ構造の積層膜の酸化シリコンをエッチン
グ除去して、ノンドープSi層上にゲート電極を形成
し、Siチャネル層に直接コンタクトするようソースお
よびドレイン電極を形成する。信号処理回路は、基本的
にSi系の回路と同じとして作製した。
【0035】該複合磁気センサの動作特性の測定を、室
温、5Vの駆動電圧の場合では、10mT以上では出力
電流が小さくなり、5mT以下では出力電流が大きくな
るというスイッチング動作となった。出力電圧の温度特
性は、−40℃から125℃の範囲で±5%の変位であ
った。また、出力のスイッチング時間は0.15μ秒で
あった。
【0036】
【実施例7】Si基板上の信号処理回路を形成しない部
分に2000オングストロームの酸化シリコン膜を形成
し、その上に82%Niー18%Feの組成からなるタ
ーゲットを用いマグネトロンスパッタ法により500オ
ングストロームの強磁性金属薄膜を作製する。ついで、
リソグラフィー法によりマスクパターンを形成し、イオ
ンミリング法によって、感磁部エレメントが4つありか
つ相互のエレメントの長手方向が直交しており、感磁部
パターンの幅が10μmであるような磁気抵抗素子感磁
部パターンを作製する。信号処理回路は実施例6と同様
にSi/SiGeのヘテロ構造からなるトランジスタを
用いた回路を同一Si基板上に作製し複合磁気センサと
した。
【0037】該複合磁気センサの動作特性の測定を、室
温、5Vの駆動電圧の場合では、2mT以上では出力電
流が小さくなり、0.8mT以下では出力電流が大きく
なるというスイッチング動作となった。出力電圧の温度
特性は、−40℃から125℃の範囲で±3%の変位で
あった。また、磁界強度の変化による出力の応答特性を
測定した結果を図10に示す。出力のスイッチング時間
は0.12μ秒であった。
【0038】
【実施例8】ホール素子としては、従来から用いられて
いる移動度が30000cm2/Vsでフェライトの磁
気集束チップを備えたInSbホール素子を用い、実施
例6で作製したSi/SiGeのヘテロ構造からなるト
ランジスタで構成される信号処理回路を別途作製し、同
じリードフレーム上にダイボンディング、続いてワイヤ
ーボンディングを行い、ハイブリッド構造の複合磁気セ
ンサを作製した。
【0039】該複合磁気センサの動作特性の測定を、室
温、5Vの駆動電圧の場合では、3mT以上では出力電
流が小さくなり、1mT以下では出力電流が大きくなる
というスイッチング動作となった。出力電圧の温度特性
は、−40℃から125℃の範囲で±4%の変位であっ
た。また、磁界強度の変化による出力の応答特性を測定
した結果を図10に示す。出力のスイッチング時間は
0.14μ秒であった。
【0040】
【比較例1】実施例1においてSi薄膜でホール素子パ
ターンを形成し、実施例1と同様の補法によりホール素
子を作製した。このSi薄膜の室温での移動度は600
cm 2/Vsであった。該ホール素子の特性を測定した
結果は、室温、磁界強度50mT、5Vの駆動電圧にお
ける出力電圧値は9mV、不平衡電圧値は12mV、出
力電圧値の温度係数は0.3%/℃であった。
【0041】
【比較例2】実施例1においてセンサエレメントをSi
で形成し、信号処理回路もシリコンバイポーラプロセス
により作製し、磁気センサとした。このSi薄膜の室温
での移動度は、600cm2/Vsであった。該磁気セ
ンサの動作特性の測定を、室温、5Vの駆動電圧の場合
では、28mT以上では出力電流が小さくなり、10m
T以下では出力電流が大きくなるというスイッチング動
作となった。出力電圧の温度特性は、−40℃から12
5℃の範囲で±10%の変位であった。また、出力のス
イッチング時間は0.5μ秒であった。
【0042】
【発明の効果】本発明の磁気センサは、Si/SiGe
のヘテロ構造を有する積層薄膜をホール素子および/あ
るいは信号処理回路を形成するトランジスタとして使用
しているため、微弱磁界の検知が可能であり、温度特性
も優れている磁気センサを得ることが可能となる。ま
た,センサからの信号を処理する回路を同じパッケージ
中に設けた構造の場合には、外部からの電気的、磁気的
ノイズによる影響を受けにくく高信頼性で高感度の磁気
センサとすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のホール素子の感磁部の積層構造の断
面図。
【図2】実施例1ホール素子の十字型パターンの平面
図。
【図3】本発明の信号処理回路の概念図。
【図4】実施例1および比較例1のホール素子の出力電
圧値の温度依存性を示す図面。
【図5】実施例1のホール素子の印加磁界強度の変化に
よる出力の応答特性を示す図面。
【図6】実施例4の複合磁気センサの動作特性を測定し
た例を示す図面。
【図7】実施例4の複合磁気センサの印加磁界強度の変
化による出力の応答特性を示す図面。
【図8】実施例4および比較例2の複合磁気センサのス
イッチング動作点の温度依存性を示す図面。
【図9】実施例5の複合磁気センサの動作特性を測定し
た例を示す図面。
【図10】実施例7の複合磁気センサの印加磁界強度の
変化による出力の応答特性を示す図面。
【符号の説明】
1 p型(100)シリコン基板 2 ノンドープSi1-XGeX組成傾斜構造層 3 ノンドープSi0.72Ge0.28 4 ノンドープSi超薄膜層 5 アンチモンドープSi0.72Ge0.28層 6 ノンドープSi層 7 Si/SiGeヘテロ構造感磁膜 8 引き回し電極 9 入力電圧端子 10 出力電圧端子 11 アース端子 12 定電圧電源回路 13 センサエレメント(ホール素子) 14 増幅回路 15 シュミットトリガ回路 16 出力回路 17 ヒステリシス幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感磁部がSiGe混晶層にサンドイッチ
    されたSi超薄膜層、および該SiGe混晶層に隣接し
    て電子供給層を設けたSi/SiGeのヘテロ構造から
    なることを特徴とするホール素子。
  2. 【請求項2】 ホール素子と該ホール素子の出力信号を
    処理する回路からなる複合磁気センサにおいて、該ホー
    ル素子がSiGe混晶層にサンドイッチされたSi超薄
    膜層、および該SiGe混晶層の片側に隣接して電子供
    給層を設けたSi/SiGeのヘテロ構造からなること
    を特徴とする複合磁気センサ。
  3. 【請求項3】 ホール素子と該ホール素子の出力信号を
    処理する回路からなる複合磁気センサにおいて、出力信
    号を処理する回路のトランジスタがSi/SiGeのヘ
    テロ構造からなる請求項2記載の複合磁気センサ。
  4. 【請求項4】 ホール素子と該ホール素子の出力信号を
    処理する回路からなる複合磁気センサにおいて、出力信
    号を処理する回路のトランジスタがSiGe混晶層をベ
    ース層とするからなる請求項2記載の複合磁気センサ。
  5. 【請求項5】 ホール素子と該ホール素子の出力信号を
    処理する回路のトランジスタがSi/SiGeのヘテロ
    構造からなる複合磁気センサにおいて、磁気センサが化
    合物半導体からなることを特徴とする複合磁気センサ。
  6. 【請求項6】 化合物半導体からなるホール素子が、I
    nSb、GaAs、InAs、あるいはInGaAsか
    らなることを特徴とする請求項5記載の複合磁気セン
    サ。
  7. 【請求項7】 磁気センサと該磁気センサの出力信号を
    処理する回路のトランジスタがSi/SiGeのヘテロ
    構造からなる複合磁気センサにおいて、磁気センサが磁
    性薄膜磁気抵抗素子からなることを特徴とする複合磁気
    センサ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299599A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Asahi Kasei Corp 集積化磁気センサ及びその製造方法
JP2007024518A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Yamaha Corp 磁気センサモジュールの検査方法
JP2012199524A (ja) * 2011-03-07 2012-10-18 Sumitomo Chemical Co Ltd 半導体基板、半導体装置および半導体基板の製造方法
JP5243606B2 (ja) * 2009-06-30 2013-07-24 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁気センサ
JP2015064243A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 旭化成エレクトロニクス株式会社 電流センサ

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