JP4855076B2 - 光学系 - Google Patents

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    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces

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Description

本発明は、光学系に関し、特に、全方位からの映像を例えば円筒、円錐状の立体形状の撮像面に撮像したり、立体形状の表示面、例えば円筒、円錐状の表示面を遠方の全方位に投影する光学系に関するものである。
従来、360°のスクリーンに映像を投影する場合には、複数台のプロジェクターからの映像をスクリーン上で繋ぎ合わせるか、魚眼レンズ等の広角な光学系により投影していた。そのような従来技術としては、特許文献1〜7に記載のものがある。
米国特許出願公開第2004/8423号明細書 特公平6−85019号公報 米国特許第5473474号明細書 米国特許第3283653号明細書 米国特許第3552820号明細書 米国特許第6611282号明細書 米国特許第6597520号明細書
しかしながら、従来の360°全方位へ投影する場合あるはその逆の場合、単数又は複数の平面から円筒面あるいは球面上に投影したりその逆の結像を行わせるものであり、例えば円筒、球、円錐状の面から円筒面あるいは球面上に投影したりその逆の結像を行わせるものはなかった。
ところで、有機EL表示素子を取り上げると明らかなように、今後の表示素子や撮像素子は、円筒面、球面、円錐面等の回転対称な曲面を表示面としたり撮像面とする表示素子、撮像素子が十分可能である。
本発明は従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、全方位からの映像を例えば円筒、円錐状の立体撮像面に撮像したり、そのような立体形状の表示面を遠方の全方位に投影するための良好に収差補正された光学系を提供することである。
上記目的を達成する本発明の光学系は、360°全方位方向からの映像を円筒状又は円錐状の像面に結像させる光学系であって、前記像面の回転中心軸を回転対称軸とする円環状の屈折光学素子と、少なくとも1つの前記回転中心軸を回転対称軸とする反射面と、を有し、前記円環状の屈折光学素子は、サジタル断面のパワーとメリジオナル断面のパワーが異なり、前記屈折光学素子の少なくとも1つの面のメリジオナル断面とサジタル断面のパワーの比をPmsとするとき、
1.1<|Pms|又は|Pms|<0.9 ・・・(1)
なる条件を満足し、前記反射面は、回転対称軸を含む断面内の対称面を持たない任意形状の線分を回転対称軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とするものである。
また、前記屈折光学素子は、前記反射面の入射側であって、光路上、回転中心軸を挟んで前記反射面と反対側に配置されているか、前記反射面と前記像面との間に配置されていることが望ましい。
また、前記光学系は、前記回転対称軸上又はその近傍に入射瞳と射出瞳を有し、前記屈折光学素子、前記反射面、前記像面は前記回転対称軸の軸外に配置されており、360°全方位方向からの映像の光は、屈折光学素子、入射瞳、反射面、像面、射出瞳の順、又は、入射瞳、反射面、屈折光学素子、像面、射出瞳の順に進む偏心光路をとることが望ましい。
また、回転対称軸を含む断面内の奇数次項を含む任意形状の線分を回転対称軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
また、前記光学系の物体面と像面を逆にして投影光学系に用いることもできる。
以上の本発明によると、全方位からの映像を例えば円筒、円錐状の立体撮像面に撮像したり、そのような立体形状の表示面を遠方の全方位に投影する光学系において、メリジオナル断面とサジタル断面の像面の湾曲と傾きを独立に補正することが可能で、小型で収差が良好に補正されて解像力の良い撮像光学系、投影光学系を得ることができる。
以下、実施例に基づいて本発明の光学系について説明する。原則として、撮像系の場合は順光線追跡での説明であり、投影系の場合は逆光線追跡の順番で説明する。
遠方の360°全方位方向からの映像を円筒状又は円錐状の像面に結像させるようにすることにより、全周の映像を撮像する光学系をシンプルで小型にすることが可能となる。従来の透過レンズで構成する場合には、円筒状の撮像面の周囲に複数の透過レンズ系を放射上に配置し、全周からの映像を撮影する方法が考えられるが、この方法では、各透過レンズ系同士の位置調整を厳密に行わないと、撮像された映像が繋がらない。
投影系の場合は、円筒状又は円錐状の表示面を持つ表示素子に表示された映像を、その周りの遠方の360°全周に投影するようにすることにより投影系をシンプルで小型にすることが可能となる。従来の透過レンズで構成する場合には、円筒状の表示面の周囲に複数の透過レンズ系を放射上に配置し、全周に投影する方法が考えられるが、この方法では、各透過レンズ系同士の位置調整を厳密に行わないと、投影された映像が繋がらない。
また、各光学系(撮像系の場合は撮影レンズ系、投影系の場合は投影レンズ系)の像面は一方向についてのみ湾曲するシリンドリカル面になるので、これを補正するためには回転非対称な光学面を用いる必要があり、製作が難しくなる。
また、先行技術のような光学系では、360°の全方位の映像は平面上の円環状の映像として結像される(投影系の場合はそのような表示像を形成する)ために、観察するときにはそのように歪んだ映像を電子的に正しい像に変換することが必要である。また、投影系の場合は正しい像をそのように円環状に歪んだ映像に電子的に変換する必要がある。
そこで、本発明では、以上のような回転対称な立体形状の像面に360°全周からの映像を結像させるために、像面の中心軸を回転対称軸とする曲面からなる円環状の屈折光学素子を有するように構成したものである。
図1は、後記の実施例1の光学系の回転中心軸(回転対称軸)1を含む断面図であり、遠方の360°全方位方向からの映像を回転中心軸1の周りで回転対称な立体形状、この実施例では円筒面の像面3に結像する光学系であり、少なくとも1つの回転中心軸1の周りで回転対称なる光学系であって、回転中心軸1を回転対称軸とし、屈折面21と22からなり、屈折率が1より大きな透明媒質からなる円環状の屈折光学素子2を有するものである。
従来の光学系では、限られた自由度しかないために、メリジオナル断面(回転中心軸1を含む断面)とサジタル断面(メリジオナル断面における軸上主光線10を含み、メリジオナル断面に垂直な断面)の像面の湾曲、傾きを同時に良好に補正することができず、収差が残存していた。
そこで、本発明においては、サジタル断面では略ノンパワーでありながら、メリジオナル断面では各画角により強い像面の湾曲又は傾きを補正する効果のある回転対称な屈折光学素子2を用いることにより、メリジオナル断面の像面の湾曲又は傾きを補正することができるものである。
さらに、その光学系は、少なくとも1つの回転中心軸1を回転対称軸とする反射面4を有することが好ましい。
さらに好ましくは、反射面4は回転中心軸1を含む断面内で任意形状の線分を回転対称軸1の周りで回転させて形成される回転対称な形状にすることが好ましい。この形状により、反射面4のメリジオナル断面とサジタル断面での曲率半径を異ならせることが可能となり、偏心のコマ収差を補正することが可能となり、円環状の屈折光学素子2と共に用いると効果的である。
さらに好ましくは、透過面21のメリジオナル断面とサジタル断面のパワーの比をPmsとするとき、
1.1<|Pms|又は|Pms|<0.9 ・・・(1)
なる条件を満足することが好ましい。
この条件式(1)は反射面4のメリジオナル断面とサジタル断面のパワー比を表し、通常の球面レンズでは1になるが、本発明の光学系のように、メリジオナル断面とサジタル断面の像面の湾曲、傾きを独立に補正するためには、上記条件式を満足することが重要である。
さらに好ましくは、屈折光学素子2は、反射面4の入射側であって、光路上、回転中心軸1を挟んで反射面4と反対側に配置されていることが望ましい。この配置は、特に画角を広くしたい場合に好ましい配置であり、メリジオナル断面の負のパワーにすることにより広画角にすることが可能である。
また、屈折光学素子2は、光路上、反射面4と像面3との間に配置する場合は、特にメリジオナル断面の像面の傾きを補正できるように楔形状にすることが望ましい。さらに、メリジオナル断面で屈折光学素子2に正のパワーを持たせることにより、メリジオナル断面の像面湾曲を補正することも可能となる。
さらに、像面3自体で遠方から反射面に入射する光線を遮断しないように、回転対称軸1方向に入射瞳5、射出瞳6の順に配置し、屈折光学素子2と反射面4と像面3は回転対称軸1の軸外に配置する偏心配置をとることが重要であり、この場合、光は、屈折光学素子2、入射瞳5、反射面4、像面3、射出瞳6の順(図1)、又は、入射瞳5、反射面4、屈折光学素子2、像面3、射出瞳6の順に進むような偏心光路に配置することが好ましい。
以上の配置をとると、光束は屈曲した偏心光路をとるために、偏心収差が発生する。特に画面上下方向の中心でも、非対称な非点収差が発生する。これを補正するために、反射面4は、少なくとも球面ではなく回転対称軸1に沿う方向とこれと直交する方向では曲率が異なるトリック面を用いることが好ましい。
さらに好ましくは、反射面4は、回転対称軸1を含む断面内の対称面を持たない任意形状の線分を回転対称軸1の周りで回転させて形成される回転対称な形状、あるいは、回転対称軸1を含む断面内の奇数次項を含む任意形状の線分を回転対称軸1の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが好ましい。
以上説明したように、本発明は、遠方の360°全方位方向からの映像を円筒状又は円錐状の像面に結像させる撮影光学系、又は、円筒状又は円錐状の表示面を持つ表示素子に表示された映像をその周りの遠方の360°全周に投影する投影光学系において、像面の傾きや湾曲のない高解像な映像を撮影又は投影することが可能な光学系に関するものである。さらに、本発明の光学系は、中心軸に対して回転対称な形状の面で構成されているために、一般的な回転対称非球面の試作と同様な加工法で加工できるので、安価に製作することが可能である。
以下に説明する実施例1〜3各々における屈折面21のパワーの比Pmsの値は次の通りである。
実施例 1 2 3
Pms 3.157 0.351 0.669 。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜3を説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。これら実施例の構成パラメータは、例えば図1に示すように、遠方の物体面(像面3と共役な遠方の物点を意味する。)から回転中心軸1を含むように設定された基準面(座標(X,Y,Z)の原点)を通り、入射瞳5に向かい、屈折光学素子2と反射面4を経て像面3に至る順光線追跡の結果に基づくものである。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、入射瞳5を回転中心軸1に投影した基準面位置を偏心光学系の偏心光学面の原点とし、回転中心軸1の像面3から離れる方向をY軸正方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の紙面内のいま考えている像面の側と反対側の方向をZ軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系の原点の中心からの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系の原点に定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
なお、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 1 /2
+aY4 +bY6 +cY8 +dY10+・・・
・・・(a)
ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光線)とし、Yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、…はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
また、トーリック面にはXトーリック面とYトーリック面があり、それぞれ以下の式により定義する。なお、面形状の原点を通り、光学面に垂直な直線がトーリック面の軸となる。面形状の原点に対してXYZ直交座標系をとると、
Xトーリック面は、
F(X)=Cx・X2 /[1+{1−(1+k)Cx2 ・X2 1/2 ] +aX4 +bX6 +cX8 +dX10・・・
Z=F(X)+(1/2)Cy{Y2 +Z2 −F(X)2 } ・・・(b)
Z軸方向のY軸方向曲率Cyの中心を通ってX軸に平行な軸の周りで曲線F(X)を回転する。その結果、その面はX−Z面内で非球面になり、Y−Z面内で円になる。
Yトーリック面は、
F(Y)=Cy・Y2 /[1+{1−(1+k)Cy2 ・Y2 1/2 ] +aY4 +bY6 +cY8 +dY10・・・
Z=F(Y)+(1/2)Cx{X2 +Z2 −F(Y)2 } ・・・(c)
Z軸方向のX軸方向曲率Cxの中心を通ってY軸に平行な軸の周りで曲線F(Y)を回転する。その結果、その面はY−Z面内で非球面になり、X−Z面内で円になる。
ただし、Zは面形状の原点に対する接平面からのズレ量、CxはX軸方向曲率、CyはY軸方向曲率、kは円錐係数、a、b、c、dは非球面係数である。なお、X軸方向曲率半径Rx、Y軸方向曲率半径Ryと曲率Cx、Cyとの間には、
Rx=1/Cx,Ry=1/Cy
の関係にある。
また、拡張回転自由曲面は、以下の定義で与えられる回転対称面である。
まず、Y−Z座標面上で原点を通る下記の曲線(d)が定められる。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(C1 +1)Y2 /RY2 1 /2
2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
・・・(d)
次いで、この曲線(d)をX軸正方向を向いて左回りを正として角度θ(°)回転した曲線F(Y)が定められる。この曲線F(Y)もY−Z座標面上で原点を通る。
その曲線F(Y)をZ正方向に距離R(負のときはZ負方向)だけ平行移動し、その後にY軸の周りでその平行移動した曲線を回転させてできる回転対称面を拡張回転自由曲面とする。
その結果、拡張回転自由曲面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Z面内で半径|R|の円になる。
この定義からY軸が拡張回転自由曲面の軸(回転対称軸)となる。
ここで、RYはY−Z断面での球面項の曲率半径、C1 は円錐定数、C2 、C3 、C4 、C5 …はそれぞれ1次、2次、3次、4次…の非球面係数である。
なお、Y軸に平行な軸を中心軸に持つ円筒面(Yシリンドリカル面)は、Yトーリック面の1つとして与えられ、Ry=∞,k,a,b,c,d,…=0とし、Rx=(円筒面の半径)のYトーリック面として与えられる。
また、Y軸に平行な軸を中心軸に持つ円錐面は拡張回転自由曲面の1つとして与えられ、RY=∞,C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 ,…=0とし、θ=(円錐面の傾き角)、R=(X−Z面内での底面の半径)として与えられる。
また、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、基準面からの偏心量で表わす。
実施例1の光学系の回転中心軸1に沿ってとった断面図を図1に、その光学系内の光路を示す回転中心軸1に沿う方向に見た平面図を図2に示す。また、この実施例の光学系全体の横収差図を図3に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、垂直方向の画角を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、回転中心軸1の周りで回転対称な円環状の屈折光学素子2と1面の反射面4とで構成されている撮像光学系であり、反射面4の入射側に回転中心軸1を挟んで反射面4とは反対側に円環状の屈折光学素子2を配置したものである。屈折光学素子2は、何れも拡張回転自由曲面からなる入射側の面21と射出側の面22とからなり、反射面4はメリジオナル断面、サジタル断面共に正パワーを持つ拡張回転自由曲面で構成されており、像面3は円筒面で構成されている。そして、回転対称軸(回転中心軸)1のY軸上に入射瞳5と射出瞳6が距離をおいて配置されている。
順光線追跡で、無限遠の物点(逆光線追跡では投影面)からの光束は、入射瞳5に向かいながら屈折光学素子2に入射して屈折され、偏心配置の反射面4にY軸に対して斜めに偏心光路で入射し、そこで反射されてY軸上の入射瞳5から離れた射出瞳6に向かって進み、その間の像面(逆光線追跡では表示面)3に入射して物点の像を結像する。
このような偏心配置であるので、360°全方位方向からの光は、屈折光学素子2を経て反射面4で反射され、像面3と干渉せずに、上下画角10°〜30°の20°の範囲で、結像することができる。
この実施例1の仕様は、
水平画角 360°
垂直画角 20°
入射瞳径 1.47mm
像の大きさ φ19.61mm、高さ2.80mmの円筒面
である。
実施例2の光学系の回転中心軸1に沿ってとった断面図を図4に、その光学系内の光路を示す回転中心軸1に沿う方向に見た平面図を図5に示す。また、この実施例の光学系全体の横収差図を図6に示す。
本実施例は、回転中心軸1の周りで回転対称な円環状の屈折光学素子2と1面の反射面4とで構成されている撮像光学系であり、反射面4と像面3との間に円環状の屈折光学素子2を配置したものである。反射面4はメリジオナル断面、サジタル断面共に正パワーを持つ拡張回転自由曲面で構成されており、屈折光学素子2は、拡張回転自由曲面からなる入射側の面21とトーリック面からなる射出側の面22とからなり、像面3は円筒面で構成されている。そして、回転対称軸(回転中心軸)1のY軸上に入射瞳5と射出瞳6が距離をおいて配置されている。
順光線追跡で、無限遠の物点(逆光線追跡では投影面)からの光束は、入射瞳5を経てに偏心配置の反射面4にY軸に対して斜めに偏心光路で入射し、そこで反射された光束は屈折光学素子2に入射して屈折され、Y軸上の入射瞳5から離れた射出瞳6に向かって進み、その間の像面(逆光線追跡では表示面)3に入射して物点の像を結像する。
このような偏心配置であるので、360°全方位方向からの光は、反射面4で反射され、屈折光学素子2を経て像面3と干渉せずに、上下画角10°〜30°の20°の範囲で、結像することができる。
この実施例2の仕様は、
水平画角 360°
垂直画角 20°
入射瞳径 2.43mm
像の大きさ φ18.04mm、高さ3.64mmの円筒面
である。
本実施例は、反射面4と像面3の間に円環状の屈折光学素子2を配置したものであり、メリジオナル断面の像面の傾きを補正するために、屈折光学素子2中の光路長を入射瞳5側で長く、射出瞳6側で短い楔形状にすることが重要である。さらに、メリジオナル断面の像面湾曲を補正するために、メリジオナル断面では正のパワーを有する凸レンズ形状にすることが重要である。
実施例3の光学系の回転中心軸1に沿ってとった断面図を図7に、その光学系内の光路を示す回転中心軸1に沿う方向に見た平面図を図8に示す。また、この実施例の光学系全体の横収差図を図9に示す。
本実施例は、回転中心軸1の周りで回転対称な円環状の屈折光学素子2と1面の反射面4とで構成されている撮像光学系であり、反射面4の入射側に回転中心軸1を挟んで反射面4とは反対側に円環状の屈折光学素子2を配置したものである。屈折光学素子2は、何れも拡張回転自由曲面からなる入射側の面21と射出側の面22とからなり、反射面4はメリジオナル断面、サジタル断面共に正パワーを持つ拡張回転自由曲面で構成されており、像面3は円筒面で構成されている。そして、回転対称軸(回転中心軸)1のY軸上に入射瞳5と射出瞳6が距離をおいて配置されている。
順光線追跡で、無限遠の物点(逆光線追跡では投影面)からの光束は、入射瞳5に向かいながら屈折光学素子2に入射して屈折され、偏心配置の反射面4にY軸に対して斜めに偏心光路で入射し、そこで反射されてY軸上の入射瞳5から離れた射出瞳6に向かって進み、その間の像面(逆光線追跡では表示面)3に入射して物点の像を結像する。
このような偏心配置であるので、360°全方位方向からの光は、屈折光学素子2を経て反射面4で反射され、像面3と干渉せずに、上下画角10°〜30°の20°の範囲で、結像することができる。
この実施例1の仕様は、
水平画角 360°
垂直画角 20°
入射瞳径 1.60mm
像の大きさ φ19.61mm、高さ2.89mmの円筒面
である。
本実施例は、遠方全方位における物体と反射面4の間に円環状の屈折光学素子2を配置したものであり、メリジオナル断面において、本実施例のように物体に凹面を向けたメニスカス形状にすることにより、特にサジタル断面の像面の傾きの補正に良い結果を得ることができる。
以下に、上記実施例1〜3の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“YTR”はYトーリック面、“ERFS”は拡張回転自由曲面を示す。また、“RE”は反射面をそれぞれ示す。

面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(入射瞳)
2 ERFS[1] 偏心(1) 1.5163 64.1
3 ERFS[2] 偏心(2)
4 ERFS[3] (RE) 偏心(3)
5 ∞(射出瞳) 偏心(4)
像 面 YTR[1] 偏心(5)
ERFS[1]
RY 16.09
θ 14.45
R -23.49
4 7.2361 ×10-4
ERFS[2]
RY 8.42
θ 6.91
R -16.95
4 3.7170 ×10-3
ERFS[3]
RY -20.55
θ 0.00
R 20.53
4 1.8569 ×10-4
5 1.5017 ×10-6
YTR[1]
Rx -9.81
Ry ∞
偏心(1)
X 0.00 Y 8.55 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 7.70 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -2.47 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -8.08 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -5.37 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例2
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(入射瞳)
2 ERFS[1] (RE) 偏心(1)
3 ERFS[2] 偏心(2) 1.5163 64.1
4 ERFS[3] 偏心(3)
5 ∞(射出瞳) 偏心(4)
像 面 YTR[1] 偏心(5)
ERFS[1]
RY -21.16
θ 0.00
R 19.11
4 8.2640 ×10-5
5 -4.4538 ×10-6
ERFS[2]
RY -7.16
θ -18.54
R 11.09
4 -2.3794 ×10-4
5 -2.0476 ×10-4
ERFS[3]
RY -5.38
θ 13.30
R 9.72
YTR[1]
Rx -9.02
Ry ∞
偏心(1)
X 0.00 Y -6.95 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y -9.87 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -10.01 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -10.30 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -10.03 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例3
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(入射瞳)
2 ERFS[1] 偏心(1) 1.5163 64.1
3 ERFS[2] 偏心(2)
4 ERFS[3] (RE) 偏心(3)
5 ∞(射出瞳) 偏心(4)
像 面 YTR[1] 偏心(5)
ERFS[1]
RY -4.96
θ 14.42
R -8.41
4 6.5811 ×10-3
ERFS[2]
RY -5.34
θ 6.12
R -6.22
4 3.6493 ×10-3
ERFS[3]
RY -24.25
θ 0.00
R 21.95
4 2.0406 ×10-4
5 -7.9282 ×10-6
YTR[1]
Rx -9.81
Ry ∞
偏心(1)
X 0.00 Y 3.06 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 2.77 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -4.63 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -10.45 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -7.82 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
以上、実施例1〜3に基づいて本発明の光学系を説明してきたが、以上の実施例の光学系で、入射瞳5から離れて物体側に回転中心軸1と同心にYトーリックレンズを付加し、このYトーリックレンズもY軸(回転中心軸1)に対して回転対称な面で構成されたレンズにし、このトーリックレンズはX方向にはパワーを持たせないで、一方、Y方向(図1の断面内等)には負のパワーを持たせることにより、回転対称軸1を含む断面方向の画角をより大きくとることが可能となる。さらに好ましくは、このトーリックレンズはY−Z断面内では物体側に凸面を向け負のメニスカスレンズ形状に構成することにより、像歪の発生を最小にすることが可能となり、良好な収差補正が可能となる。
さらに、入射瞳5の物体側には、断面が負メニスカスレンズ形状の1つのYトーリックレンズに限らず、2枚又は3枚のメニスカス形状のレンズで構成することにより、より像歪の発生を小さくすることが可能である。また、レンズに限らず、回転中心軸1に対して回転対称な反射面やプリズムにより光線を反射屈折させて任意の方向を投影あるいは撮像させることも容易である。
また、本発明の光学系の回転中心軸1の周りで回転対称な屈折光学素子2及び反射面4はそのまま用いることにより、360°全方位の画角を有する映像を撮影したり投影できるが、その屈折光学素子2及び反射面4を回転中心軸1を含む断面で切断して2分の1、3分の1、3分の2等にすることにより、中心軸1の周りの画角が180°、120°、240°等の映像を撮影したり投影するようにしてもよい。
以上、本発明の光学系を回転中心軸(回転対称軸)1を垂直方向に向けて360°全方位(全周)遠方からの映像を円筒状の像面に結像させる撮像光学系として説明してきたが、光路を逆にとって、回転中心軸(回転対称軸)1を垂直方向に向けて360°全方位(全周)の遠方の円筒状あるいは半球状のスクリーン等の上に、円筒状、円錐状等の立体形状の表示面の像を投影する投影光学系としても使用可能である。
さらに、像面3は円筒面に限らず、円錐面等の回転対称な曲面形状でもよい。
また、トーリック面、拡張回転自由曲面をフレネル面で構成することもできる。また、本発明の光学系は、内視鏡等の管内観察装置の全周観察光学系として用いることもできる。また、反射面は、円周方向に溝を切ったリニアフレネル反射面を筒状にしても構成可能である。
図10に本発明の光学系をパノラマ撮影光学系として使用する場合の概略の光路(a)と、パノラマ投影光学系として使用する場合の概略の光路(b)を示す。パノラマ撮影光学系として使用する場合、図10(a)に示すように、本発明の光学系10の回転対称軸1と同心に円筒面、円錐面等の回転対称な立体形状の撮像面3を持つ撮像素子11を配置し、その光学系10に360°全方位物体からの光13を入射させることで、撮像面3にそのパノラマ像を結像させることができ、撮像することができる。
パノラマ投影光学系として使用する場合、図10(b)に示すように、本発明の光学系10の回転対称軸1と同心に円筒面、円錐面等の回転対称な立体形状の表示面3を持つ表示素子15を配置し、その表示面3に投影すべき全方位画像を表示させ、表示素子15の表示面3の背後に配置した照明光源16を点灯すると、その表示面3からの投影光17は光学系10を経て遠方の円筒状あるいは半球状のスクリーン等の上に全方位画像を投影することができる。
本発明の実施例1の光学系の回転中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例1の光学系内の光路を示す回転中心軸に沿う方向に見た平面図である。 実施例1の光学系全体の横収差図である。 本発明の実施例2の光学系の回転中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の光学系内の光路を示す回転中心軸に沿う方向に見た平面図である。 実施例2の光学系全体の横収差図である。 本発明の実施例3の光学系の回転中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3の光学系内の光路を示す回転中心軸に沿う方向に見た平面図である。 実施例3の光学系全体の横収差図である。 本発明の光学系をパノラマ撮影光学系として使用する場合の概略の光路(a)とパノラマ投影光学系として使用する場合の概略の光路(b)を示す図である。
符号の説明
1…回転中心軸(回転対称軸)
2…円環状の屈折光学素子
3…像面
4…反射面
5…入射瞳
6…射出瞳
10…光学系(本発明)
11…撮像素子
13…物体からの光
15…表示素子
16…照明光源
17…投影光
21…屈折光学素子の入射側の面
22…屈折光学素子の射出側の面

Claims (7)

  1. 360°全方位方向からの映像を円筒状又は円錐状の像面に結像させる光学系であって、
    前記像面の回転中心軸を回転対称軸とする円環状の屈折光学素子と、
    少なくとも1つの前記回転中心軸を回転対称軸とする反射面と、
    を有し、
    前記円環状の屈折光学素子は、サジタル断面のパワーとメリジオナル断面のパワーが異なり、
    前記屈折光学素子の少なくとも1つの面のメリジオナル断面とサジタル断面のパワーの比をPmsとするとき、
    1.1<|Pms|又は|Pms|<0.9 ・・・(1)
    なる条件を満足し、
    前記反射面は、回転対称軸を含む断面内の対称面を持たない任意形状の線分を回転対称軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする光学系。
  2. 前記屈折光学素子は、前記反射面の入射側であって、光路上、回転中心軸を挟んで前記反射面と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学系。
  3. 前記屈折光学素子は、光路上、前記反射面と前記像面との間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学系。
  4. 前記光学系は、前記回転対称軸上又はその近傍に入射瞳と射出瞳を有し、前記屈折光学素子、前記反射面、前記像面は前記回転対称軸の軸外に配置されており、360°全方位方向からの映像の光は、屈折光学素子、入射瞳、反射面、像面、射出瞳の順、又は、入射瞳、反射面、屈折光学素子、像面、射出瞳の順に進む偏心光路をとることを特徴とする請求項からの何れか1項記載の光学系。
  5. 前記反射面は回転対称軸を含む断面内の奇数次項を含む任意形状の線分を回転対称軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項からの何れか1項記載の光学系。
  6. 前記光学系の物体面と像面を逆にして投影光学系に用いることを特徴とする請求項1からの何れか1項記載の光学系。
  7. 前記屈折光学素子は、楔形状であることを特徴とする請求項3記載の光学系。
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