JP4854409B2 - 軒天板継部材、軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法、軒天板継部材を用いた建物 - Google Patents

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本発明は軒天板の継部に用いられる継部材に関する。
従来から、軒天板の継部に用いられる軒天板継部材が知られている。
図1は本従来例に係る建物の部分斜視図であり、図2は本従来例の軒天板継部材の施工方法を説明する図1のA1矢視の斜視図、図3は軒天板継部材の部分斜視図、図4は組み付け状態にある軒天板継部材を長手方向軒先側から見た側面図である。
図1において、Hは建物であり、Bは建物Hの躯体、W1,W2は互いに隣接している外壁、R1,R2はそれぞれ外壁W1,W2の上部に接合されている屋根である。
図2に示すように、外壁W1の上部には屋根R1を構成している屋根パネルRP1が接合され、外壁W2の上部には屋根R2を構成している屋根パネルRP2が接合されており、屋根パネルRP1と屋根パネルRP2とは入隅部Cの上部で接合されている。
屋根パネルRP1は、屋根R1の傾斜方向に伸びる複数の縦桟材Lと、これらの縦桟材Lと直交する横桟材H1とを有しており、縦桟材Lと横桟材H1等とによって枠体が組まれており、この枠体の上側に屋根面材RB1が貼設されてパネル状に形成されている。また、屋根パネルRP2も同様に構成されている。
屋根パネルRP1の軒裏側には、軒天板CP1,P,P…が外壁W1に沿って並べて貼設され、屋根パネルRP2の軒裏側には、軒天板CP2,P,P…が外壁W2に沿って並べて貼設されている。
軒天板CP1,CP2,P,P…は、縦桟材Lなどに固定されており、各軒天板CP1,CP2,P…の間には隙間Sが生じている。
これらの隙間Sを軒下側から見えないように覆って化粧するために、図3に示すような軒天板継部材PJが用いられる。
図4に示すように、軒天板継部材PJには、隙間Sに沿って介装される平板状のウエブ部Wと、ウエブ部Wの上端縁と下端縁とから、それぞれ軒天板CP1の上面と下面とに沿って互いに平行に延びる一対のフランジ部UF1,LF1と、それぞれ軒天板CP2の上面と下面とに沿って互いに平行に延びる一対のフランジ部UF2,LF2とによって構成されている。
軒天板継部材PJの取付け施工は、図2に示すように、例えば、軒天板CP1と軒天板CP2との間に形成された隙間Sに軒天板継部材PJを軒先側から矢印A2の方向に向かって挿入する。
このように、軒天板継部材PJが挿入されると、図4に示すように、フランジ部LF1,LF2によって隙間Sが下側から覆われるために、軒下から見た際の見栄えがよくなる。
この他に、屋根パネルの桟材と軒天板との間に、軒天板継部材を挿入し易くするための隙間を予め形成して、この隙間に軒天板継部材を挿入する軒天構造および軒天施工方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−88731号公報
しかしながら、従来例の軒天板継部材PJでは、軒裏に複数の軒天板CP1,CP2,P,P…が予め取り付けられており、軒天板CP1,CP2,P,P…の取付け具合によっては、軒天板継部材PJを挿入するのに隙間Sが十分ではなかったり、隙間が十分であったとしても、軒天板CP1,CP2,P,P…が僅かに曲がって取り付けられていたりすると、隙間Sに軒天板継部材PJを挿入するのが困難であった。
また、軒天板継部材PJの取付け位置に、例えば、桟材などが接近して設けられる場合があり、このような場合には、軒天板継部材PJを隙間に挿入しようとしても、軒天板継部材PJと桟材とが干渉して挿入できないおそれがあった。
また、特許文献1に開示の発明のように、屋根パネルの桟材と軒天板との間に、軒天板継部材を挿入するための隙間を形成すると、別途、隙間を設けるための調整材を必要とするだけでなく、この調整材を取り付けるために施工工数が増大してしまうという問題があった。
そこで、軒天板同士の隙間への取付けが容易で、取付け時に周囲の部材と干渉することがなく、しかも、取付けの施工性がよい軒天板継部材、軒天板継部材の施工方法、軒天板継部材を用いた建物を提供することを目的にしている。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、軒裏に並設されて軒天井を構成する複数の軒天板のうち、互いに隣接する一方の軒天板と他方の軒天板との間に生じる隙間に介装されて該隙間を覆う軒天板継部材であって、
前記隙間に沿って介装される平板状のウエブ部と、該ウエブ部の上下両端縁から前記一方の軒天板に沿う方向に向かって互いに平行に延びる一対のフランジ部と、
前記ウエブ部の下端縁から該ウエブ部に対して前記一対のフランジ部とは反対側に前記他方の軒天板の下面に沿う方向に延びるカバーフランジ部とが設けられ、
前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板の前記隙間側の端部に取り付けられ、前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を隣接させて貼設し、前記カバーフランジ部によって前記一方の軒天板と前記他方の軒天板との隙間を覆う軒天板継部材を特徴としている。
そして、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法であって、
前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板に取り付け、予め前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記隙間側の端部を隣接させて前記一方の軒天板を貼設することにより、前記カバーフランジ部によって前記隙間を覆う軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法を特徴としている。
また、請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法であって、
前記ウエブ部の両面にシール性を有する防水部材を貼設し、前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を前記一対のフランジ部の間に挿入し前記防水部材に当接させて、前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板に取り付け、予め前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記隙間側の端部を隣接させて前記一方の軒天板を貼設することにより、前記両方の軒天板と前記ウエブ部との隙間を防水すると共に、前記カバーフランジ部によって前記隙間を覆う軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法を特徴としている。
更に、請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された軒天板継部材が軒天井の施工に用いられる軒天板継部材を用いた建物を特徴としている。
このように構成された本発明の請求項1乃至請求項4記載のものは、一対のフランジ部により一方の軒天板の端部を挟持することによって、一方の軒天板に軒天板継部材が取り付けられるので、この軒天板継部材が取り付けられている一方の軒天板を、予め貼設されている他方の軒天板に隣接させて取り付けるだけで、両方の軒天板の間に生じる隙間を覆うことができ、施工性がよい。
しかも、貼設された後は、この隙間がカバーフランジ部によって覆われるので見栄えがよい。
そして、請求項3記載のものは、ウエブ部の両面にシール性を有する防水部材を貼設し、一方の軒天板の端部を一対のフランジ部の間に挿入し防水部材に当接させて隙間を塞ぐため、一方の軒天板の端部と一対のフランジ部との隙間を通して水が浸入するのを防ぐことができると共に、
軒天板継部材が取り付けられている端部を予め軒裏に貼設されている他方の軒天板に隣接させて貼設するので、他方の軒天板の端部にウエブ部に貼設された防水部材が当接して隙間を塞ぐため、他方の軒天板の端部とウエブ部との隙間を通して水が浸入するのを防ぐことができる。
以下、本発明に係る実施の形態の実施例に基づいて本発明を説明する。
本発明に係る実施の形態の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一乃至均等な部分については、従来例と同一の符号を付すものとする。
〈構成〉
図1は本実施例に係る建物の部分斜視図であり、図5〜図7は軒天板継部材の施工方法を説明する図1のA1矢視の斜視図である。
図5は軒天板継部材の一対のフランジ部に軒天板を挿入する様子を表し、図6は軒天板継部材が取り付けられた軒天板を隣の軒天板に隣接させて取り付ける様子を表し、図7は軒天板継部材の組み付け状態を表している。
図8は軒天板継部材の施工方法を説明する軒天板継部材を長手方向軒先側から見た側面図であり、(a)は軒天板継部材の一対のフランジ部に軒天板を挿入する様子を表し、(b)は軒天板継部材が取り付けられた軒天板を隣の軒天板に隣接させて取り付ける様子を表し、(c)は軒天板継部材の組み付け状態を表している。
図9は本実施例の軒天板継部材の部分斜視図であり、図10は軒天板継部材の変形例の長手方向から見た側面図である。
図10の(a)は外壁が出隅部を形成している場所の上部に用いられる軒天板継部材であり、図10の(b)は平らな外壁の上部に用いられる軒天板継部材である。
図1において、Hは建物であり、Bは建物Hの躯体、W1,W2は互いに隣接している外壁、R1,R2はそれぞれ外壁W1,W2の上部に接合されている屋根である。
外壁W1と外壁W2とは入隅を形成しており、屋根R1と屋根R2とは谷を形成している。
図5〜図7に示すように、外壁W1の上部には屋根R1を構成している屋根パネルRP1が接合され、外壁W2の上部には屋根R2を構成している屋根パネルRP2が接合されており、屋根パネルRP1と屋根パネルRP2とは入隅部Cの上部で接合されている。
屋根パネルRP1は、屋根R1の傾斜方向に伸びる複数の縦桟材Lと、これらの縦桟材Lと直交する横桟材H1とを有しており、縦桟材Lと横桟材H1等とによって枠体が組まれており、この枠体の上側に屋根面材RB1が貼設されてパネル状に形成されている。
また、屋根パネルRP2も同様に構成されている。
屋根パネルRP1の軒裏側には、軒天板CP1,P,P…が外壁W1に沿って並べて貼設され、屋根パネルRP2の軒裏側には、軒天板CP2,P,P…が外壁W2に沿って並べて貼設されている。
軒天板CP1,CP2,P,P…には硬質木片セメント板などが用いられ、軒天板Pは長方形状を呈しており、入隅部Cの上部に位置している軒天板CP1と軒天板CP2とは、それぞれ屋根パネルRP1と屋根パネルRP2との形状に合わせて端部が斜めに切断された台形形状を呈している。
軒天板CP1,CP2,P,P…は、縦桟材Lなどに固定されており、各軒天板CP1,CP2,P…の間には隙間Sが生じている。
これらの隙間Sを軒下側から見えないように覆って化粧するために、図9または図10に示すような鋼板製の軒天板継部材CJ,CJ’,FJが用いられる。
図8(c)または図9に示すように、軒天板継部材CJには、軒天板CP1と軒天板CP1との隙間に沿って介装される平板状のウエブ部Wと、ウエブ部Wの下端縁から軒天板CP1の下面に沿って延びるカバーフランジ部MFと、ウエブ部Wの上端縁と下端縁とからそれぞれ軒天板CP2の上面と下面とに沿って互いに平行に延びる一対のフランジ部UF,LFとによって構成されている。
軒天板継部材CJの変形例としては、例えば、図10(a)に示すように、隣接する外壁同士が出隅部を形成している場所の上部で用いられる軒天板継部材CJ’や、図10(b)に示すように、真っすぐな外壁の上部で用いられる軒天板継部材FJなどがある。
〈施工方法〉
軒天板継部材CJを用いて軒天井を施工する際には、まず、図8(a)に示すように、軒天板継部材CJのウエブ部Wの両面にシール性を有する防水部材WPを予め貼設し、
次に、軒天板CP2の端部を一対のフランジ部UF,LFの間に挿入して、図8(b)に示すように、軒天板CP2の挿入側端縁を防水部材WPに当接させた状態で軒天板CP2の端部を一対のフランジ部UF,LFによって挟持させて、軒天板CP2に軒天板継部材CJを取付け、
図8(c)に示すように、この軒天板CP2を屋根パネルRB1に予め貼設してある軒天板CP1に隣接させて取り付けることにより、フランジ部LFとカバーフランジ部MFとによって、軒天板CP1と軒天板CP2との間の隙間を覆う。
本実施例では、図5〜図7に示すように、軒天板CP1と軒天板CP2との隙間以外には、図10(b)に示すような軒天板継部材FJが取り付けられている。
軒天板CP2を取り付ける際には、軒天板CP2の右側に隣接している軒天板Pには軒天板継部材FJが予め取り付けられているので、この軒天板継部材FJのカバーフランジ部MFと、この軒天板継部材FJの上部の縦桟材Lとの隙間に、軒天板CP2の端部を差し込んでから取り付ける。
〈作用効果〉
一対のフランジ部UF,LFにより軒天板CP2の端部を挟持することによって、軒天板CP2に軒天板継部材CJが取り付けられるので、この軒天板継部材CJが取り付けられている軒天板CP2を、予め貼設されている軒天板CP1に隣接させて取り付けるだけで、軒天板CP1,CP2の間に生じる隙間を覆うことができ、施工性がよい。
しかも、貼設された後は、この隙間がカバーフランジ部MFによって覆われるので見栄えがよい。
そして、ウエブ部Wの両面にシール性を有する防水部材WPを貼設し、軒天板CP2の端部を一対のフランジ部UF,LFの間に挿入し防水部材WPに当接させて隙間を塞ぐため、軒天板CP2の端部と一対のフランジ部UF,LFとの隙間を通して水が浸入するのを防ぐことができると共に、
軒天板継部材CJが取り付けられている端部を予め軒裏に貼設されている軒天板CP1に隣接させて貼設するので、軒天板CP1の端部にウエブ部Wに貼設された防水部材WPが当接して隙間を塞ぐため、軒天板CP1の端部とウエブ部Wとの隙間を通して水が浸入するのを防ぐことができる。
しかも、従来例の軒天板継部材PJでは、予め取り付けられた軒天板CP1,CP2の隙間Sに、軒天板継部材PJを軒側から挿入するので、予め軒天板継部材PJに防水部材WPを貼設しておくと、挿入時に防水部材WPが剥がれてしまうおそれがあったが、
本発明の軒天板継部材CJ,CJ’FJでは、予め防水部材WPを貼設しておいても、防水部材WPが剥がれることなく軒天板の貼設施工が行えるので、防水部材WPの防水性を損なうことがない。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
なお、本実施例では、軒天板継部材に鋼板製のものを用いたが、他の材質のものであってもよい。例えば、樹脂製のものであってもよい。
また、本実施例では、外壁同士の入隅部上部の軒天井に軒天板継部材CJを用いる場合について説明したが、必ずしも、入隅部上部の軒天井に用いられるものではない。
例えば、出隅部上部の軒天井に、図10(a)に示す変形例の軒天板継部材CJ’を用いてもよいし、平らな外壁の上部の軒天井に、図10(b)に示す変形例の軒天板継部材FJを用いてもよい。
更に、本実施例では、軒天板継部材CJ,CJ’FJに、予め防水部材WPを貼設してから取付けを行ったが、防水部材WPを貼設せずに軒天板継部材CJ,CJ’FJを取付けてもよい。
なお、軒天板継部材の形状は、軒天板継部材CJ,CJ’FJの形状に限られるものではなく、平板状のウエブ部の上下両端縁から一方の軒天板に沿う方向に向かって互いに平行に延びる一対のフランジ部と、ウエブ部の下端縁からウエブ部に対して一対のフランジ部とは反対側に他方の軒天板に沿う方向に延びるカバーフランジ部とが設けられているものであればよい。
従来例と実施例とに共通の建物の部分斜視図である。 従来例の軒天板継部材の施工方法を説明する図であり、図1のA1矢視の斜視図である。 従来例の軒天板継部材の部分斜視図である。 従来例の軒天板継部材の組み付け状態を表す図であり、軒天板継部材を長手方向軒先側から見た側面図である。 実施例の軒天板継部材の施工方法を説明する図であり、図1のA1矢視の斜視図である。軒天板継部材の一対のフランジ部に軒天板を挿入する様子を表している。 実施例の軒天板継部材の施工方法を説明する図であり、図1のA1矢視の斜視図である。軒天板継部材が取り付けられた軒天板を隣の軒天板に隣接させて取り付ける様子を表している。 実施例の軒天板継部材の施工方法を説明する図であり、図1のA1矢視の斜視図である。軒天板継部材の組み付け状態を表している。 実施例の軒天板継部材の施工方法を説明する図であり、軒天板継部材を長手方向軒先側から見た側面図である。(a)は軒天板継部材の一対のフランジ部に軒天板を挿入する様子を表し、(b)は軒天板継部材が取り付けられた軒天板を隣の軒天板に隣接させて取り付ける様子を表し、(c)は軒天板継部材の組み付け状態を表している。 実施例の軒天板継部材の部分斜視図である。 本発明に係る軒天板継部材の変形例の長手方向から見た側面図である。(a)は外壁が出隅部を形成している場所の上部に用いられる軒天板継部材であり、(b)は平らな外壁の上部に用いられる軒天板継部材である。
符号の説明
H 建物(軒天板継部材を用いた建物)
CP1,CP2,P 複数の軒天板
CP1 他方の軒天板
CP2 一方の軒天板
CJ,CJ’,FJ 軒天板継部材
UF,LF 一対のフランジ部
W ウエブ部
MF カバーフランジ部
WP 防水部材

Claims (4)

  1. 軒裏に並設されて軒天井を構成する複数の軒天板のうち、互いに隣接する一方の軒天板と他方の軒天板との間に生じる隙間に介装されて該隙間を覆う軒天板継部材であって、
    前記隙間に沿って介装される平板状のウエブ部と、該ウエブ部の上下両端縁から前記一方の軒天板に沿う方向に向かって互いに平行に延びる一対のフランジ部と、
    前記ウエブ部の下端縁から該ウエブ部に対して前記一対のフランジ部とは反対側に前記他方の軒天板の下面に沿う方向に延びるカバーフランジ部とが設けられ、
    前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板の前記隙間側の端部に取り付けられ、前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を隣接させて貼設し、前記カバーフランジ部によって前記一方の軒天板と前記他方の軒天板との隙間を覆うことを特徴とする軒天板継部材。
  2. 請求項1に記載された軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法であって、
    前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板に取り付け、予め前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記隙間側の端部を隣接させて前記一方の軒天板を貼設することにより、前記カバーフランジ部によって前記隙間を覆うことを特徴とする軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法。
  3. 請求項1に記載された軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法であって、
    前記ウエブ部の両面にシール性を有する防水部材を貼設し、前記一方の軒天板の前記隙間側の端部を前記一対のフランジ部の間に挿入し前記防水部材に当接させて、前記一対のフランジ部により挟持することによって前記一方の軒天板に取り付け、予め前記軒裏に貼設されている前記他方の軒天板に前記隙間側の端部を隣接させて前記一方の軒天板を貼設することにより、前記両方の軒天板と前記ウエブ部との隙間を防水すると共に、前記カバーフランジ部によって前記隙間を覆うことを特徴とする軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法。
  4. 請求項1に記載された軒天板継部材が軒天井の施工に用いられることを特徴とする軒天板継部材を用いた建物。
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