JP4853404B2 - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

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本発明は、車両の乗員保護技術に関するものである。
一般道路を走行する車両は、車幅を法律によって定められた範囲内に設定する必要があるため、特に、小型車においては、乗員間の距離をできるだけ接近させてシートを配置せざるを得ない。例えば、特許文献1のように、車幅方向に3名が並んで着座する場合には、乗員間の距離は著しく狭くなり、乗員同士の肩が接触した状態で着座している場合もある。このような場合には、車幅方向の全域に渡って、乗員が着座している状態となるため、乗員の生存空間を確保することが問題となる。係る問題を解決するために、従来より次のような技術が提案されている。
例えば、特許文献2では、衝突側シートのシートバックと、衝突側シートに隣り合うシートのシートバックと、の間にエアバッグを展開することによって、衝突側シートが側壁から受けた衝撃荷重を隣り合うシートのシートバックへ伝達する技術が開示されている。また、特許文献3では、通常時はロックされているが、そのロックを解除することによって、車幅方向に移動可能となるシートを有し、側面衝突時にシートのロックを解除し、シートとドアとの間に衝突荷重を吸収するために充分な容量のエアバッグを展開させることによって、その展開時の膨張圧でシートを室内側に移動させる技術が開示されている。
特開平07−156807号公報 特開2004−217109号公報 特開平07−323802号公報
しかしながら、特許文献2で開示されている技術では、隣り合うシート間にエアバッグを展開するスペースが必要であるため、限られた車幅の範囲内で可能な限り多くのシートを車幅方向に並べて配設することが要求される車両には適さない。
また、特許文献3で開示されている技術では、衝突側のドアに隣り合うシートが移動する構成が開示されているに過ぎず、その他のシートが移動する態様については開示されていない。そもそも、この技術は、衝突側のシートと衝突側のドアとの間に大容量のサイドエアバッグを展開させるために、衝突側のシートを移動可能に支持するものであり、限られた車幅内に可能な限り多くのシートを配設することが要求される車両において、シートを非衝突側に移動させることによって乗員の生存空間を確保しようとすると、衝突側のシートが非衝突側のシートと干渉してしまうため、不十分であった。
従って、本発明の目的は、限られた車幅の範囲内で可能な限り多くのシートを車幅方向に並べて配設することが要求される車両において、側面衝突時における乗員の生存空間を確保することにある。
本発明においては、車幅方向に複数のシートが配設された車両の乗員保護装置において、前記車両の側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する判定手段と、前記シートを車幅方向に移動させる移動手段と、前記移動手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、互いに隣り合う2以上の前記シートを移動対象シートとし、前記移動対象シートが前記車両の非衝突側面側へ変位し、かつ、前記移動対象シート間の間隔が狭まるように、前記移動対象シートを前記非衝突側面側へ移動させることを特徴とする乗員保護装置が提供される。
本発明によれば、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記移動対象シートが前記車両の非衝突側面側へ変移し、かつ、前記移動対象シート間の間隔が狭まるように、前記移動対象シートを前記非衝突側面側へ移動させるため、乗員の生存空間を広く確保することができる。
本発明においては、各々の前記シートに乗員が着座しているか否かを検出する着座検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートと、前記着座検出手段が乗員の着座を検出せず、かつ、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートに隣り合う非衝突側の前記シートと、を少なくとも前記移動対象シートとし、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シートは前記移動対象シートとしない構成でもよい。この構成によれば、前記制御手段は、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートと、前記着座検出手段が乗員の着座を検出せず、かつ、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートに隣り合う非衝突側の前記シートと、を少なくとも前記移動対象シートとするため、前記移動対象シートに着座する乗員同士の二次衝突を回避可能である際には、乗員の生存空間を確保することができる。また、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シートは前記移動対象シートとしないため、互いに隣り合う乗員同士の二次衝突を回避することができる。
また、本発明においては、前記制御手段により動作が制御され、前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シート間に前記エアバッグを展開させる構成でもよい。この構成によれば、前記制御手段は、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シート間に前記エアバッグを展開させるため、隣り合う前記シートに着座する乗員間の二次衝突を回避することができる。
また、本発明においては、前記制御手段により動作が制御され、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートと、前記着座検出手段が着座を検出せず、かつ、前記シートに隣り合う非衝突側の前記シートと、の間に前記エアバッグを展開させない構成としてもよい。この構成によれば、前記着座検出手段が着座を検出した前記シートに着座する乗員の生存空間が、前記エアバッグを展開することによって、狭くなることを回避することができる。
また、本発明においては、前記複数のシートが3席のシートであり、前記複数のシートのうち、中間に位置する中間シートに乗員が着座しているか否かを検出する着座検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、前記中間シートと前記車両の衝突側面側の前記シートとを前記移動対象シートとする構成としてもよい。この構成によれば、前記制御手段は、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合には、前記中間シートと前記車両の衝突側面側の前記シートとを前記移動対象シートとするため、前記制御手段による前記移動手段の制御を簡略化することができる。
また、本発明においては、前記制御手段により動作が制御され、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、前記エアバッグを展開させない構成としてもよい。この構成によれば、前記制御手段は、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合には、前記エアバッグを展開させないため、前記制御手段による前記エアバッグ展開手段の制御を簡略化することができる。
また、本発明においては、前記制御手段により動作が制御され、前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、前記制御手段は、前記移動対象シートを移動させる場合は、前記エアバッグを展開させない構成としてもよい。この構成によれば、前記制御手段は、前記移動対象シートを移動させる場合には、前記エアバッグを展開させないため、前記エアバッグを展開することによって、前記移動対象シートに着座する乗員の生存空間を狭くすることを回避することができる。
また、本発明においては、前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を検出する衝突検出手段により、当該側面衝突の発生が検出された場合に前記保護動作を実行すると判定する構成としてもよい。この構成によれば、前記保護動作を実行するか否かを容易に判定することができる。
また、本発明においては、前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を予知する衝突予知手段により、当該側面衝突の発生が予知された場合に前記保護動作を実行すると判定する構成としてもよい。この構成によれば、前記保護動作を実行するか否かを容易に判定することができる。
以上述べた通り、本発明によれば、限られた車幅内に可能な限り多くのシートを車幅方向に並べて配設することが要求される車両において、側面衝突時における乗員の生存空間を確保することができる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の平面図であり、図2は、一実施形態に係る乗員保護装置100の全体構成図である。車両Aには、車幅方向に3席のシート1、2、3が近接して配設される。シート1、2、3は、いわゆるベンチシートではなく、それぞれが分離された、独立して移動、傾倒可能なシートである。シート1、2、3は、通常時に乗員Bの操作によって、車両Aの前後方向に延びるレール1a、2a、3aに沿って、自由に移動することができる。シート1は、ドライバが着座する運転席であり、シート2及びシート3は、その助手席である。
車両Aは、これらのシートに着座する乗員Bを保護する乗員保護装置100を備える。乗員保護装置100は、乗員保護動作を制御するECU4と、ECU4に接続された種々のセンサと、ECU4によって制御されるシート移動部60と、を備える。
ECU4は、側面衝突の発生を検出する側面衝突検出部10と、側面衝突の発生を予知する側面衝突予知部20と、車両の側面衝突に対する乗員Bの保護動作を実行するか否かを判定する判定部40と、判定部40の判定結果に基づいて、シート移動部60の動作を制御する制御部50と、を備える。
側面衝突検出部10には、車両Aの側面からの衝突荷重を検出する衝突荷重センサ11が接続され、衝突荷重センサ11によって検出された衝突荷重が閾値よりも大きい場合には、側面衝突が発生したことを検出する。
側面衝突予知部20には、車両Aの側方を走行する他車両、又は側壁等の固定物からの距離を検出する側方距離検出センサ21が接続され、側方距離検出センサ21によって検出された側方の検出物からの距離が閾値以下であり、かつ、検出された距離が前回検出された距離よりも小さい場合には、検出物との距離が接近しているため、側面衝突が生じる可能性が高いことを予知する。
判定部40は、車両Aの側面衝突に対する乗員Bの保護動作を実行するか否かを判定するCPUである。例えば、判定部40は、車両Aの側面衝突の発生を検出する側面衝突検出部10により、側面衝突の発生が検出された場合に保護動作を実行すると判定する。また、判定部40は、車両Aの側面衝突の発生を予知する側面衝突予知部20により、側面衝突の発生が予知された場合に保護動作を実行すると判定する。
制御部50は、シートを車幅方向に移動させるシート移動部60の動作を制御するCPUである。また、制御部50は、判定部40が保護動作を実行すると判定した場合に、互いに隣り合う2以上のシートを移動対象シートとし、移動対象シートが車両Aの非衝突側面側へ変位し、かつ、移動対象シート間の間隔が狭まるように、移動対象シートを非衝突側面側へ移動させる。
図3は、シート移動部60の動作手順を説明するための図であり、(a)は通常時におけるシート1の後方斜視図、(b)は乗員保護処理時におけるシート1の後方斜視図である。また、図4は、アクチュエータ62の構成を説明するための図であり、(a)は通常時におけるアクチュエータ62の断面図、(b)は乗員保護処理時におけるアクチュエータ62の断面図である。
シート1のシート移動部60は、車幅方向に延在するレール61と、シート1の移動処理を作動させるアクチュエータ62と、を有する。レール61は、シート1の脚部1bをレール1aを介して支持するアッパーレール(不図示)と、フロア5上に固定されたロアレール61aと、を有する。このアッパーレールとロアレール61aとが組み合わされることによって、ロアレール61aとシート1との前後方向の位置関係は固定されている。
アクチュエータ62は、アクチュエータ62本体をロアレール61a上に固定する固定部62aと、一方端部に開口部62iを有し、この開口部62iに固定部62aが接合されて塞がれる円筒状のシリンダ62bと、シリンダ62b内に挿入されたピストン62cと、一方端部がピストン62cに接合され、他方端部が固定部62aに設けられた孔部62jから突出するロッド62dと、シリンダ62b内に充填された火薬62eと、導線62gによってECU4と接続され、先端が火薬62e内に挿入された信管62fと、を有する。
ECU4の制御部50がシート移動部60によって、シート1を移動させる場合には、信管62fによって火薬62eに着火させる。火薬62eに着火されると、その爆発の圧力によって、ピストン62cは、固定部62aから離れる方向に押し出される。しかし、アクチュエータ62本体は、固定部62aによって、ロアレール61a上に固定されているため動くことはない。これにより、シート1は、ロッド62dに引っ張られるように、非衝突側(室内側)に移動することになる。
また、シリンダ62bの先端部には、連通孔62hが設けられているため、乗員保護処理時にピストン62cをシリンダ62bの先端まで移動させることができるが、連通孔62hの径を小さく設定することによって、高圧でピストン62cを押し出さなければ移動不可能となっている。すなわち、シート1は、通常時には車幅方向に固定された状態であるが、乗員保護処理時には車幅方向に強制的に移動させることができる。
なお、シート移動部60は、図3ではシート1のみを図示して説明したが、シート3は、移動方向がシート1と逆方向(車室内側方向)である点が異なるだけであり、その他の構成はシート1の構成と同様である。
図5は、シート2におけるシート移動部60の正面図である。また、図6は、シート2におけるシート移動部60の動作手順を説明するための図であり、(a)は通常時におけるシート移動部60の拡大正面図、(b)は乗員保護処理の完了時におけるシート移動部60の拡大正面図である。また、図7(a)は通常時におけるシートの配置状態を示す正面図であり、図7(b)は乗員保護処理の完了時におけるシートの配置状態を示す正面図である。
シート2のシート移動部60は、一方端部がシート2の脚部2aに固定されたワイヤ63と、ワイヤ63の他方端部が固定された巻取部64と、巻取部64を正方向及び逆方向のいずれにも回転可能である駆動部65と、を有する。駆動部65は、ロアレール61a上に固定され、例えばモータを用いることができる。これにより、シート移動部60は、駆動部65を駆動して巻取部64を回転させることによって、ワイヤ63を巻き取ることができる。
また、シート2のシート移動部60は、上述と同様に、一方端部がシート2の脚部2a’に固定されたワイヤ63’と、ワイヤ63’の他方端部が固定された巻取部64’と、巻取部64’を正方向及び逆方向のいずれにも回転可能である駆動部65’と、を有する。
これにより、シート2のシート移動部60は、シート2の脚部2a、2a’に結合されたワイヤ63、63’を巻き取ることができるため、巻取動作に連動してシート2を左右いずれの方向にも移動させることができる。
また、駆動部65は、減速ギアを介して駆動するため、回転抵抗が大きい。このため、通常時は、駆動部65が空回りして、シート2がレール61上を移動してしまうことはなく、回転がロックされた状態と同様の状態となっている。
例えば、図6(a)及び図7(a)で示す通常時の状態から、図6(b)で示すように、駆動部65’が巻取部64’を矢印C方向に回転させる。ここで、駆動部65及び駆動部65’は回転抵抗が大きいため、空回りさせることができない。このため、駆動部65についても巻取部64を同一方向に回転させて、ワイヤ63を矢印D方向に繰り出す。これにより、シート2は、矢印D方向に移動することになる。その結果として、図7(b)で示すように、車両Aの側部A1への衝突によって、側部A1が側部A1’の位置まで侵入した場合であっても、側部A1側のシート(例えば、シート1及びシート2)を非衝突側面A2側へ移動することによって、乗員Bの生存空間を確保することができる。また、移動対象シートが側部A1から側部A2の方向へ移動する際には、矢印のように、移動対象シートの間隔が狭まるように移動されるため、乗員の生存空間を更に広く確保することができる。
なお、本実施形態では、駆動部65としてモータを用いたが、ソレノイド等を用いて、通常時はレール61に沿った移動がロックされているが、側面衝突が検出又は予知された場合には、そのロックが解除されるようなロック機構を設け、衝突側面側のシート1に押されることによって、シート2を移動させる構成としても構わない。これにより、シート移動部60の構成を簡略化することができるため、シート移動部60のコストを削減でき、また、小型化することができる。
図8において、(a)は乗員保護装置100の動作手順を示すフローチャート、(b)は判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
図8(a)を参照して、乗員保護装置100の全体的な動作手順について説明する。まず、ステップS110において、ECU4が各センサから種々の情報を取得する。次に、ステップS120において、判定部40が、車両Aの側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する。最後に、ステップS130において、制御部50がシート移動部60の動作を制御して、一連の処理を終了する。
次に、図8(b)を参照して、判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS121において、側面衝突予知部20によって、側面衝突の発生が予知されたか否かを判定する。ステップS121で側面衝突の発生が予知されたと判定された場合には、ステップS124において、保護動作を実行すると判定する。一方、ステップS121で側面衝突の発生が予知されなかったと判定された場合には、ステップS122に進み、側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されたか否かを判定する。ステップS122で側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されたと判定された場合には、ステップS124において、保護動作を実行すると判定する。一方、ステップS122で側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されなかったと判定された場合には、ステップS123において、保護動作を実行しないと判定する。このようにして、判定部40は、保護動作を実行するか否かを判定する。
次に、図8(c)を参照して、制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS131において、ステップS120の判定処理で保護動作を実行すると判定されたか、保護動作を実行しないと判定されたかを判定する。ステップS131において、ステップS120で保護動作を実行しないと判定した場合には、シート移動部60による保護動作を実行せずに、制御処理を終了する。一方、ステップS131において、ステップS120で保護動作を実行すると判定した場合には、ステップS132において、非衝突側面側のシートを除いた、互いに隣り合う2つのシートを移動対象シートに設定する。すなわち、シート1に近接する側面に衝突が生じた場合には、シート1及びシート2を移動対象シートに設定する。
次に、ステップS133において、ステップS132で設定された移動対象シートが車両Aの非衝突側面側へ変移するように、衝突方向(衝突荷重センサ11によって検出された衝突荷重の負荷方向)を移動対象シートの移動方向に設定する。次に、ステップS134において、設定された移動対象シートを設定された移動方向に移動させるように、シート移動部60に信号を送信して、制御処理の一連の処理を終了する。
本実施形態によれば、判定部40が保護動作を実行すると判定した場合に、移動対象シートが車両Aの非衝突側面側へ変移するように移動対象シートを非衝突側面側へ移動させるため、側面衝突時における乗員の生存空間を確保することができる。また、この際には、移動対象シートの間隔が狭まるように移動されるため、乗員の生存空間を更に広く確保することができる。
なお、本実施形態では、車幅方向に3つのシートが配設された車両Aの乗員保護装置において、移動対象シートを非衝突側面に近接するシートを除いた、互いに隣り合う2つのシートを移動対象シートとしたが、これらの3つのシートすべてを移動対象シートとしてもよい。
また、本実施形態では、制御処理(ステップS130)において、ステップS132で隣接する2つのシートを移動対象シートに設定することとしたが、移動対象シートが予め定められている場合には、その定められたシートを移動させるようにシート移動部60に信号を送信してもよい。すなわち、移動対象シートが予め定められている場合には、ステップS132の移動対象シートを設定する処理が省略できる。例えば、シート1に隣り合う側面への衝突が検出された場合には、シート1及びシート2をシート3に隣り合う側面側へ移動させ、シート3に隣り合う側面への衝突が検出された場合には、シート2及びシート3をシート1に隣り合う側面側へ移動させるように予め定められている場合には、いずれの側面への衝突であるかを判定すれば、移動対象シートが決定するため、ステップS132及びステップS133の処理に替えて、衝突方向を判定するステップを設けてもよい。
また、例えば、車幅方向に4つのシートが配設された車両Aの乗員保護装置においては、衝突側面側の互いに隣り合う2つのシートを移動対象シートとしてもよいし、衝突側面に近接する3つのシート、すなわち、非衝突側面に近接する1つのシートを除く、すべてのシートを移動対象シートとしてもよいし、さらに、4つのシートすべてを移動対象としてもよい。すなわち、車幅方向に複数のシートが配設された車両Aの乗員保護装置において、互いに隣り合う2以上のシートを移動対象としてもよい。
<第2の実施形態>
上述の第1実施形態では、保護処理を実行すると判定した場合には、無条件にシート移動部60にシート移動を行わせたが、本実施形態では、更に各々のシートに乗員が着座しているか否かを検出する着座検出部30及びシート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開部70を備え、着座検出部30によって検出された乗員の着座状態に応じて、シート移動部60によるシート移動、エアバッグ展開部70によるエアバッグ展開を択一的に行わせる点で相違する。なお、第1の実施形態と同一の処理及び構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、第2の実施形態に係る乗員保護装置100’の全体構成図である。本実施形態では、前述のように、着座検出部30及びエアバッグ展開部70が追加される。着座検出部30には、シート1、2、3に負荷されている荷重を測定するシート荷重センサ31が接続され、シート荷重センサ31によって検出された荷重が閾値よりも大きい場合には、そのシートに乗員Bが着座していると判定する。なお、シート荷重センサ31によって検出された荷重が閾値以下である場合には、そのシートには、荷物等が積載されているだけであり、乗員Bは着座していないと判定する。
図10は、エアバッグ展開部70の構成を説明するための図であり、(a)はエアバッグの格納位置を示す斜視図、(b)はエアバッグの格納状態を示す部分的な断面図である。また、図11(a)は、エアバッグ展開後の状態を示す正面図であり、図11(b)は、エアバッグ展開後の状態を示す平面図である。なお、ここでは、シート3のエアバッグ展開部70の構成のみを図示して説明するが、シート1のエアバッグ展開部70の構成についても同様に説明することができる。
エアバッグ展開部70は、シート3のシートバックの室内側の位置(位置E)、すなわち、シート2に近接する位置に格納されている。エアバッグ展開部70は、ゴム又は布状の袋体であるエアバッグ71と、エアバッグ71内にガスを吹き込むことによってエアバッグを膨らませるインフレータ72と、を有する。インフレータ72は、シート3内のフレーム部3eに固定されており、インフレータ72に接続されたエアバッグ71内にガスを吹き込むことによってエアバッグ71を膨らませる。エアバッグ71が膨らみ始めると、シート3の表皮材であるクッション部3fが切込溝3gから破れ、車両Aの前方に向かって、エアバッグ71が展開される。その結果、図11で示すように、各シート間にエアバッグ71が展開された状態となり、隣り合うシートに着座する乗員B同士の衝突を防止することができる。
図12は、第2の実施形態に係る制御処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。まず、本実施形態の制御処理(ステップS230)においては、ステップS131で保護動作を実行すると判定された場合には、ステップS231に進む。一方、ステップS131で保護動作を実行しないと判定された場合には、保護動作を実行せずに制御処理を終了する。
次に、ステップS231において、互いに隣り合う2つのシートのいずれにも着座を検出したか否かを判定する。ステップS231で互いに隣り合う2つのシートのいずれかに着座を検出しなかった、又はいずれにも着座を検出しなかったと判定された場合には、ステップS232において、その隣り合う2つのシートのうち、衝突側に位置するシートに着座を検出したか否かを判定する。一方、ステップS231で互いに隣り合う2つのシートのいずれにも着座を検出した場合には、ステップS234において、それらの互いに隣り合うシート間に展開されるエアバッグを展開対象に設定する。
ステップS232で衝突側に位置するシートに着座を検出した場合には、ステップS233において、着座を検出したシート及びその非衝突側に隣り合うシートを移動対象シートに設定し、ステップS133に進む。一方、ステップS232において、衝突側シートに着座を検出しなかった場合には、それらの互いに隣り合うシート間に展開されるエアバッグを展開対象に設定する。その後、ステップS134において、このようにして設定された情報を信号として、シート移動部60又はエアバッグ展開部70に送信して、制御処理の一連の処理を終了する。
本実施形態によれば、制御部50は、判定部40が乗員の着座を検出したシートと、着座検出部が乗員の着座を検出せず、かつ、着座検出部が乗員の着座を検出したシートに隣り合う非衝突側のシートと、を移動対象シートに設定するため、移動対象シートに着座する乗員が他の乗員と衝突することを防止することができる。また、この場合には、エアバッグを展開させないようにするため、移動対象シートに着座する乗員の生存空間を狭くすることを回避することができる。一方、制御部50は、着座検出部が乗員の着座を検出した、互いに隣り合うシート間にエアバッグを展開させるため、隣り合うシートに着座する乗員間の二次衝突を回避することができる。
図13は、第2の実施形態の変形例に係る制御処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。上述の第2の実施形態では、着座検出部30の検出結果に基づいて、2段階の制御処理(ステップS231、ステップS232)を行ったが、本実施形態では、1段階のみの制御処理(ステップS331)を行うこととして処理を簡略化したものである。ここでは、第1の実施形態と同じ処理については、同一の符号を付して説明を省略する。なお、本変形例では、上述の実施形態と同様に、車幅方向に3席のシートが配設されており、その中間に位置するシートを中間シートと呼ぶ。
本変形例の制御処理(ステップS330)においては、まず、ステップS131で保護動作を実行すると判定された場合に、ステップS331において、中間シートに乗員の着座を検出したか否かを検出する。ステップS331で中間シートに着座を検出しなかった場合には、ステップS332において、中間シート及び衝突側シートを移動対象シートに設定して、ステップS133に進む。
一方、ステップS331で中間シートに着座を検出した場合には、中間シートとその衝突側に隣り合うシートとの間、及び中間シートとその非衝突側に隣り合うシートとの間に展開されるエアバッグを展開対象に設定する。その後、ステップS134において、設定された情報にしたがって、保護動作を実行するように、シート移動部60又はエアバッグ展開部70に信号を送信する。
本変形例では、制御部50は、判定部40が保護動作を実行すると判定した場合に、着座検出部30が中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、中間シートと車両の衝突側面側のシートとを移動対象シートとするため、制御処理を上述の第2実施形態より簡略化することができる。これにより、制御処理に要する処理時間を短縮可能となる。すなわち、側面衝突検出処理(ステップS101)から乗員保護処理(ステップS105)に至るまでの処理時間の短縮につながる。これにより、側面衝突を検出してから直ちに乗員を保護することが可能となる。
また、制御部50は、判定部40が保護動作を実行すると判定した場合に、着座検出部30が中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、エアバッグを展開させないため、前述と同様の効果を得ることができる
なお、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、すべてのシートにシート荷重センサ31を設けたが、シート荷重センサ31は、少なくともシート2に設けられていればよい。これにより、センサ数を減らすことができるため、コストを削減できる。
本発明の一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の平面図である。 第1の実施形態に係る乗員保護装置100の全体構成図である。 シート移動部60の動作手順を説明するための図であり、(a)は通常時におけるシート1の後方斜視図、(b)は乗員保護処理時におけるシート1の後方斜視図である。 アクチュエータ62の構成を説明するための図であり、(a)は通常時におけるアクチュエータ62の断面図であり、(b)は乗員保護処理時におけるアクチュエータ62の断面図である。 シート2におけるシート移動部60の正面図である。 シート2におけるシート移動部60の動作手順を説明するための図であり、(a)は通常時におけるシート移動部60の拡大正面図、(b)は乗員保護処理の完了時におけるシート移動部60の拡大正面図である。 (a)は通常時におけるシートの配置状態を示す正面図であり、(b)は乗員保護処理の完了時におけるシートの配置状態を示す正面図である。 (a)は乗員保護装置100の動作手順を示すフローチャート、(b)は判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る乗員保護装置100’の全体構成図である。 エアバッグ展開部70の構成を説明するための図であり、(a)はエアバッグの格納位置を示す斜視図、(b)はエアバッグの格納状態を示す部分的な断面図である。 (a)はエアバッグ展開後の状態を示す正面図であり、(b)はエアバッグ展開後の状態を示す平面図である。 第2の実施形態に係る制御処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変形例に係る制御処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
A 車両
1、2、3 シート
10 側面衝突検出部
20 側面衝突予知部
40 判定部
50 制御部
60 シート移動部
100 乗員保護装置

Claims (9)

  1. 車幅方向に複数のシートが配設された車両の乗員保護装置において、
    前記車両の側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する判定手段と、
    前記シートを車幅方向に移動させる移動手段と、
    前記移動手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、互いに隣り合う2以上の前記シートを移動対象シートとし、前記移動対象シートが前記車両の非衝突側面側へ変位し、かつ、前記移動対象シート間の間隔が狭まるように、前記移動対象シートを前記非衝突側面側へ移動させることを特徴とする乗員保護装置。
  2. 各々の前記シートに乗員が着座しているか否かを検出する着座検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートと、前記着座検出手段が乗員の着座を検出せず、かつ、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートに隣り合う非衝突側の前記シートと、を少なくとも前記移動対象シートとし、
    前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シートは前記移動対象シートとしないことを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 前記制御手段により動作が制御され、前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した、互いに隣り合う前記シート間に前記エアバッグを展開させることを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置。
  4. 前記制御手段により動作が制御され、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が乗員の着座を検出した前記シートと、前記着座検出手段が着座を検出せず、かつ、前記シートに隣り合う非衝突側の前記シートと、の間に前記エアバッグを展開させないことを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置。
  5. 前記複数のシートが3席のシートであり、
    前記複数のシートのうち、中間に位置する中間シートに乗員が着座しているか否かを検出する着座検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、前記中間シートと前記車両の衝突側面側の前記シートとを前記移動対象シートとすることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  6. 前記制御手段により動作が制御され、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、前記着座検出手段が前記中間シートに乗員が着座していることを検出しない場合は、前記エアバッグを展開させないことを特徴とする請求項5に記載の乗員保護装置。
  7. 前記制御手段により動作が制御され、前記シート間にエアバッグを展開するエアバッグ展開手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記移動対象シートを移動させる場合は、前記エアバッグを展開させないことを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  8. 前記判定手段は、
    前記車両の側面衝突の発生を検出する衝突検出手段により、当該側面衝突の発生が検出された場合に前記保護動作を実行すると判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
  9. 前記判定手段は、
    前記車両の側面衝突の発生を予知する衝突予知手段により、当該側面衝突の発生が予知された場合に前記保護動作を実行すると判定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
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