JP4852789B2 - パチンコ玉流路用分離器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ島台の上部に設けられている、玉を貯留するタンクからそのパチンコ島台の長手方向に延設された補給樋の終端へと流れる玉の流れを分岐させ、遊技機に玉を供給するために用いられるパチンコ玉流路用分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なパチンコ島台(以下、単に島台または島ともいう)の内部の1例を図5に示す。島台Aの略中央下部には大量のパチンコ玉を貯留可能な貯留タンク60が設けられており、ここから玉磨き揚送装置62により島台A上部の上部タンク64まで玉が磨かれつつ上昇される。上部タンク64に至った玉はそこから左右に延設された補給樋66により島台Aの両端へ向かって流下し、その途中で、分離器68により分岐され、補給装置70を介して遊技機(図示しない)に供給される。なお遊技機が現金機と呼ばれる、現金にて遊技をするタイプである場合には、遊技機の左側に配置されている台間サンドにも分離器68から玉が供給される。遊技機にて用いられた玉は下方に排出され、アウト回収樋72に流れこみ、これを流下して貯留タンク60に戻る。なお、賞球として遊技機から客に払い出された玉は、位置Bに配置される計数器(図示しない)に客により入れられ、貯留タンク60に戻る。
【0003】
なお、本図において符号74は玉抜き分離器であり、営業時には玉が流れる状態になっている。補給樋66を流れて玉抜き分離器74に到達した玉は、ジャバラ76を介してアウト回収樋72に流入する。また、符号78はフラッシュランプ、符号80はブレーカーBOX、符号82は電源電圧を24Vに変換するトランス、符号84は基板、符号86は代表ランプである。フラッシュランプ78は玉磨揚送装置62が異常停止したときに点灯するもので、ブレーカーBOX80は玉磨揚送装置62の電源に関するものである。基板84は、セーフ、アウト、特賞、スタート等のデータをホールコンピュータ(図示しない)に送信する際、これらの信号の中継点となるもので、本件では1つの基板84で2台の遊技機を管理している。
【0004】
分離器68の概要を図6に示す。本図は分離器68が補給樋66から取り外された状態を示す斜視図である。本図に示すように補給樋66はその樋壁88の一部が欠けており、その欠切部分90を分離器68のコ字状部92で挟み、係止爪94を樋壁88の下方(正確には、補給樋66の下部)に係止させることにより固定する。すると補給樋66を流下する玉が開口96から分離器68に流入し、遊技機(現金機ではこれに加え台間サンド)に玉が供給される。ところが、分離器68に塵(例えば、煙草のフィルター)が侵入した場合や分離器68自体が破損した場合、又は分離器68内に汚れが付着した間の流れが悪くなった場合には、本図のように補給樋66から分離器68を取り外したいときがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、分離器68を補給樋66から取り外すと補給樋66に穴が開いた状態となり、ここから玉が漏れてしまう。このため、取り外す際には、上部タンク64からの玉の流れを停止させる必要があるが、これではパチンコホールの営業中に分離器68を取り外すことができない。なお、図5に示したのは独立島と呼ばれる、島台内で玉を循環させるタイプであるが、他の島台と玉の交流を行なうタイプにおいても略同様に補給樋が配設されており、ここから分離器により遊技機に玉が供給されるので同様の課題は発生する。
【0006】
そこで、上記の課題に対しては補給樋66と分離器68との間にシャッターを設け、分離器68を補給樋66から取り外す際には、シャッターを閉じるよう心掛けるとよい。しかしながら、シャッターを閉じるのを忘れると上記の課題を再発させることになり、また、たとえ閉じたとしても、分離器68を補給樋66に取り付ける際には、シャッターを開くのを忘れてしまうという別の課題が発生することもあり得る。
【0007】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、請求項1ないし4に記載のパチンコ玉流路用分離器(以下、単に分離器とも言う)は、流路から取り外しても玉が漏れ出ることのない分離器を提供することを目的としている。
また請求項5または6に記載のパチンコ玉流路用分離器は、分離器を流路に取り付けた際にシャッターを開くのを忘れないようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
かかる課題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載のパチンコ玉流路用分離器は、パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、を備え、前記シャッター部は、閉じられた前記シャッターを開放する方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シャッターの移動を防止する移動防止部と、前記シャッターに設けられたシャッター係止腕と、を備えたものであり、前記本体部は、前記シャッター係止腕を係止する本体係止腕を備えたものであり、前記本体部を前記シャッター部から取り外すと前記シャッター係止腕が前記本体係止腕に押されて前記シャッターが閉じられるとともに、前記移動防止部により、閉じられた前記シャッターの開放が阻止されることを特徴とする。
【0009】
このような分離器によれば、本体部をシャッター部から取り外すと、シャッターが閉まるので、シャッターを閉めることを心掛けなくとも、本体部を取り外す際に流路から玉が漏れる心配がない。
なお、シャッターは、本体部をシャッター部から取り外した直後に閉まるようにしてもよいし、取り外そうとしただけで閉まるようにしてもよいし、取り外す操作の途中で徐々に閉まって行くようにしてもよい。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、を備え、前記シャッターが閉じられたときのみ、前記本体部が前記シャッター部から取り外し可能となることを特徴とする。
【0011】
つまりこの分離器では、シャッターを閉じないと本体部をシャッター部から取り外せないようにされている。このようにしても、本体部を取り外す際に流路から玉が漏れるのを防止することができる
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
請求項に記載のパチンコ玉流路用分離器は、パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、を備え、前記シャッター部は、閉じられた前記シャッターを開放する方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シャッターの移動を防止する移動防止部と、を備えたものであり、前記本体部は、当該本体部を前記シャッター部に取り付けると、前記移動防止部を解除する解除部、を備えたものであり、前記本体部を前記シャッター部に取り付けると、前記シャッターが開くことを特徴とする。
【0016】
このような分離器によれば、本体部をシャッター部に取り付けると、シャッターが開くので、本体部を取り付けた際にシャッターを開けるのを忘れる心配がない
【0017】
このようにすれば、本体部をシャッター部に取り付けると、解除部が移動防止部を解除し、これによりシャッターが付勢手段の付勢力を受けて移動し、開放されるので、シャッターを開けるのを忘れるのを防止できる。
なお、請求項1ないしに記載の分離器と請求項に記載の分離器を1つの分離器において同時に構成してももちろん構わない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を図面と共に説明する。まず、図1は本発明を適用した分離器1の斜視図である。なお、特徴的な構成を示すために一部を透視して示した。また前述の分離器68の各部と同一の部分は、混乱を招かない範囲で同じ符号を付した。
【0019】
分離器1は、本体部3とシャッター部5とを主要部として構成されている。シャッター部5には、従来の分離器68と同様、コ字状部92、係止爪94が設けられ、図示しない補給樋66に着脱自在に構成されているが、分離器1においてはシャッター部5が補給樋66から取り外されることは基本的にない。分離器1をメンテナンスする場合には、シャッター部5から本体部3のみを取り外す。なお符号10は蓋である。開口7の左右両側には箱体11が設けられており、その本体部3側の面には本体部3が取り付け可能な矩形の開口13(本発明の取付部に相当)が形成されている。この開口13に、本体部3に設けられている本体係止腕15および係止突起17を入れることにより、本体部3がシャッター部5に取り付けられると共に、シャッター9が開き、玉がシャッター部5を介して本体部3に流入するようになる。この機構について図2を用いて説明する。
【0020】
まず図2(a)は、図1と同様、本体部3がシャッター部5から取り外された状態の箱体11内の状態を示す断面図である。本図および図1に示すように箱体11内にはシャッター9の左右方向の縁が臨んでおり、ここにはシャッター係止腕19と、鋸状の断面を持つ被係止部21とが形成されている。シャッター係止腕19は図2(a)に表されているようにL字型をしている。本体係止腕15もL字型をしており、この両者が噛みあうように構成されている。被係止部21は、上側が斜面、下側が略水平面にされている。シャッター9と箱体11との間には第1スプリング23が架け渡されており、シャッター9を下方、すなわち開放する方向に付勢している。また箱体11にはCを軸として係止板25が軸支されており、更にこの係止板25と箱体11との間に架け渡された第2スプリング27により本図の反時計方向に付勢を受けている。係止板25の被係止部21側の先端は被係止部21に係止可能な形状にされており、これと第2スプリング27との作用により、シャッター9は上方、すなわち閉まる方向には移動できるが、下方には第1スプリング23による付勢を受けているにも拘わらずこのままでは移動することができない。なお符号29は係止板25の回動姿勢を制限する止め片である。
【0021】
このような箱体11に矢印Dのような動きで本体係止腕15および係止突起17を挿入する(すなわちシャッター部5に本体部3を取り付ける)と図2(b)のようになる。これは、次のような作用による。まず係止突起17が係止板25の被係止部21とは反対側の先端を下方に押すことにより、第2スプリング27の付勢力に抗して係止板25が本図の時計回りに揺動される。すると係止板25が被係止部21から離脱してシャッター9が自由に動けるようになり、シャッター9は第1スプリング23の付勢力により下方に移動する。この移動は係止突起17と共に箱体11内に挿入された本体係止腕15に、シャッター係止腕19が係止することにより停止され、図2(b)の状態となる。これは、シャッター部5に本体部3を取り付けると自動的にシャッター9が開くことを意味している。これにより、シャッター部5に本体部3を取り付けた際にシャッター9を開くのを忘れる、というミスを防ぐことができる。
【0022】
このようにして本体部3をシャッター部5に取り付けた様子を図3に示す。2本の矢印E,Fで表しているのは、シャッター部5の開口7から本体部3に流入した玉の流れである。すなわち本体部3に流入した玉は二手に分かれ、その一方は矢印Eのように流れて遊技機(詳しくは遊技機の上部に設けられている賞球タンク。いずれも図示しない)に流れ込み、他方は矢印Fのように流れて台間サンドに流れ込む。なお、遊技機がCR機である場合は、玉止め部品(図示しない)をFの流れの途中に詰め込むことにより、矢印Fの流れに玉が侵入しないように玉止めを行なっている。
【0023】
なお、シャッター部5に本体部3を取り付けた様子を補給樋66側から見た斜視図を図4に示す。図4(a)はシャッター9が開き始める直前の状態、図4(b)はシャッター9が開き切った状態である。また分離器1の、玉が流れる箇所には四フッ化エチレン樹脂がコーティングされている。これは静電気対策である。
【0024】
シャッター部5から本体部3を取り外すときには次のようにする。すなわちまず図2(b)の状態から、第1スプリング23の付勢力に抗してシャッター9を上方に持ち上げる。するとシャッター係止腕19が上がり、本体係止腕15との係合が解け、本体部3を本図の上方に移動可能となる。本体部3を上方に移動させると、係止板25から係止突起17が離脱し、第2スプリング27の付勢力を受けて図2でいえば係止板25が反時計方向に回動し、被係止部21に係止する。この状態ではもはやシャッター9を押し続けなくとも下がらず、本体部3を図2でいえば右方に移動させても(つまりシャッター部5から取り外しても)シャッター9は閉じた状態となる。
【0025】
なお、このようにシャッター9を押し上げる代わりに本体部3を持ち上げてもよい。こうすると、シャッター係止腕19が本体係止腕15に押し上げられるので、これによりシャッター9は上昇し、開口7は閉じて行く。このとき被係止部21は、その斜面側が係止板25に当たって係止板25を図2でいえば時計回りに回動させるように作用するので、多少の抵抗があったり、場合によってはカチカチという音がしたりするものの、シャッター9を上昇させるには障害とならない。そして本体係止腕15が開口13に当接すると、本体部3をやや下げ(これはシャッター係止腕19から本体係止腕15を離脱させるためである。このように動かしても、係止板25がシャッター9(ひいてはシャッター係止腕19)が下方に動くのを阻止するので簡単に本体係止腕15をシャッター係止腕19から離脱させることができる)、次に右方に動かすと、取り外しが完了する。ただしこうすると、シャッター9は完全に閉まっていない状態になるが、本体部3を取り外したときには、シャッター9の上端部は補給樋66の上面より高い位置で係止されているため、補給樋66から玉の流出は防ぐということに関しては、なんら問題はない。しかし、念のために、改めてシャッターのみを押し上げ、開口7を完全に閉じることが望ましい。いずれの方法で本体部えを取り外すにせよ、閉まる際にシャッター9が下から上へ動くため、玉を噛みこむことがない。
【0026】
ここで、本実施の形態の構成と本発明の必須要件との対応関係を示す。つまり被係止部21、係止板25、第2スプリング27が本発明の下降防止部と移動防止部を兼ねた構成に相当し、第1スプリング23が付勢手段に相当し、係止突起17が解除部に相当する。
【0027】
以上、本発明を適用した実施の形態として、分離器1について説明してきたが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく様々な態様で実施しうる。
例えば、第1スプリング23は下方にシャッター9を付勢するものであったが、方向を逆にしてもよい。この場合、本体部3をシャッター部5に取り付ける際に第1スプリング23の付勢力に抵抗してシャッター9を引き下げ、本体部3をシャッター部5から取り外す際に第1スプリング23の付勢力によりシャッターが瞬時に閉まるものとなる。
【0028】
また、シャッター9が閉まる際に玉を噛みこむ危険性を発生させても良いならば、シャッター9が閉まるときの方向を上から下にしたり、横方向にしたりしてもよい。もちろん、このような移動方向にしてもなお、玉が噛みこまないような工夫を施してもよい。また、これら以外の機構にて、本体部3をシャッター部5から取り外すとシャッター9が閉まり、本体部3をシャッター部5に取り付けるとシャッター9が開く構成を実現してももちろん良い。
【0029】
また、分離器1では、本体部3をシャッター部5から取り外そうとするとシャッター9が閉まる機構と、本体部3をシャッター部5に取り付けるとシャッター9が開く機構とを同時に実現したが、いずれか一方の機構のみを実現してもよい。
【0030】
また、分離器1は、補給樋66に設けるものであったが、それ以外の流路から玉の流れを分岐させる箇所に適用しても構わない。その際、必要に応じ開口7やシャッター9の形状を変えたり、シャッターの制御の方法を図2に示した以外の機構に変えたりしてもよい。
【0031】
静電気対策として、分離器1の玉が流れる箇所に四フッ化エチレン樹脂をコーティングしたが、他の帯電性部材をコーティングしてもよい。また、導電性部材(例えばニッケル)をコーティングしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した分離器1の本体部3をシャッター部5から取り外した様子を示す斜視図である。
【図2】 本体部3をシャッター部5から脱着する際にシャッター9が開閉される仕組を示す説明図である。
【図3】 本体部3をシャッター部5に取り付けた様子を示す斜視図である。
【図4】 シャッター部5に本体部3を取り付けた様子を補給樋側から見た図である。
【図5】 一般的なパチンコ島台Aの内部を示す断面図である。
【図6】 従来の分離器68と補給樋66を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…本発明の分離器 3…本体部
5…シャッター部 7…開口
9…シャッター 11…箱体
13…開口 15…本体係止腕
17…係止突起 19…シャッター係止腕
21…被係止部 23…第1スプリング
25…係止板 27…第2スプリング
60…貯留タンク 62…玉磨き揚送装置
62…玉磨揚送装置 64…上部タンク
66…補給樋 68…従来の分離器

Claims (3)

  1. パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、
    前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、
    該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、
    を備え
    前記シャッター部は、
    閉じられた前記シャッターを開放する方向に付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力に抗して前記シャッターの移動を防止する移動防止部と、
    前記シャッターに設けられたシャッター係止腕と、を備えたものであり、
    前記本体部は、前記シャッター係止腕を係止する本体係止腕を備えたものであり、
    前記本体部を前記シャッター部から取り外すと前記シャッター係止腕が前記本体係止腕に押されて前記シャッターが閉じられるとともに、前記移動防止部により、閉じられた前記シャッターの開放が阻止されることを特徴とするパチンコ玉流路用分離器。
  2. パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、
    前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、
    該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、
    を備え、前記シャッターが閉じられたときのみ、前記本体部が前記シャッター部から取り外し可能となることを特徴とするパチンコ玉流路用分離器。
  3. パチンコ玉の流路の途中に形成された分岐口に設けられ、該分岐口からパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させるパチンコ玉流路用分離器において、
    前記分岐口に設けられ、該分岐口を閉塞可能なシャッターを備えたシャッター部と、
    該シャッター部に着脱自在に構成され、開放された前記シャッターを介して前記流路から流出したパチンコ玉を前記流路の終端以外の箇所に分岐させる本体部と、
    を備え
    前記シャッター部は、
    閉じられた前記シャッターを開放する方向に付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力に抗して前記シャッターの移動を防止する移動防止部と、を備えたものであり、
    前記本体部は、当該本体部を前記シャッター部に取り付けると、前記移動防止部を解除する解除部、を備えたものであり、
    前記本体部を前記シャッター部に取り付けると、前記シャッターが開くことを特徴とするパチンコ玉流路用分離器。
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