JP4851304B2 - 訴求用仕掛け - Google Patents

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Description

この発明は、包装箱や商品解説の栞等に備えられる訴求用仕掛けに関するものである。
従来、訴求効果を高める仕掛けを備えた包装箱として、図15に示すように、身箱51に内蓋52及び外蓋53を順次連設して、内蓋52と外蓋53とに折目54を有する表示部材55を渡し、外蓋53を内蓋52に重ねるように閉じる際、表示部材55を折目54に沿って折り込んでおき、外蓋53を開くと、表示部材55が起き上がるようにしたものが知られている(下記特許文献1参照)。
実開昭59−16813号公報
しかしながら、上記のような仕掛けでは、片面の印刷でしか訴求することができず、訴求力が弱いという問題があり、また、対称に開閉する観音開き扉のような蓋を備えた包装箱には適用できないという問題があった。
そこで、この発明は、訴求性に優れ、観音開きの包装箱等に適用できる訴求用仕掛けを提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明に係る訴求用仕掛けは、対称に開閉する一対の扉板の間に、基折線を介して帯状の表示部材を渡し、表示部材には、隣接する一対の表示板の両側に、中折片及び端折片を順次設け、表示板同士の境界に第1谷折線を、表示板と中折片との境界に第1山折線を、中折片と端折片との境界に第2谷折線をそれぞれ入れ、第1谷折線に対して両側の第1山折線を平行とし、第1山折線に対して両側の第2谷折線を対称に45°傾斜させ、第2谷折線に対して基折線を90°傾斜させ、両側の扉体を開くと、表示板が反転するようにしたのである。
この訴求用仕掛けは、扉板を蓋とする観音開きの包装箱や商品説明用の栞等に適用することができ、一対の扉板を開くと、その間に渡された表示部材の表示板が反転するので、表示板の表裏で異なる訴求をすることにより、顧客に強い印象を与えることができる。
まず、この発明の第1実施形態として仕掛けを備えた包装箱について説明する。
この包装箱は、例えば、菓子等の商品の販売促進活動に使用されるものであり、図1に示すような板紙のブランクから形成される。このブランクでは、各一対の側壁11及び端壁12が交互に連設され、一方の側壁11の外側には継代片13が連設されている。側壁11及び端壁12の下端にはそれぞれ底板14が連設され、各端壁12の上端にはそれぞれ蓋受片15,16が連設されている。
側壁11の上端には、扉板17、内側板18及び内底板19が順次連設され、扉板17には、中間部に二つ折り用の罫線が入れられると共に、その罫線から半円形に切り込んで半分を曲げられるようにした係止片20が設けられている。
扉板17の組立時に内側となる部分の対向縁は、基端側へ向けて切れ込むように傾斜しており、その傾斜縁の間には、表示部材1が渡されている。
表示部材1には、隣接する一対の表示板2の両側に、中折片3及び端折片4が順次設けられ、表示板2同士の境界に第1谷折線5が、表示板2と中折片3との境界に第1山折線6が、中折片3と端折片4との境界に第2谷折線7がそれぞれ入れられている。
第1谷折線5に対して両側の第1山折線6は平行とされ、第1山折線6に対して両側の第2谷折線7は対称に45°傾斜し、第2谷折線7に対して基折線8は90°傾斜している。一側の第1山折線6及び両側の第2谷折線7は、押罫線と切目から成るリード罫とされ、基折線8は、谷折り用の押罫線とされている。
また、表示板2には、表面と裏面とに、商品の特徴等を強調したそれぞれ異なる文字や図柄が印刷されている。
上記のようなブランクを組み立てて商品を包装するには、図2に示すように、各一対の側壁11及び端壁12を角筒状に折り曲げ、継代片13を反対側の端壁12に貼り付け、隣接する底板14を貼り合せて底面を閉止する。このとき、表示部材1は、第1山折線6沿いにコ字状に折り曲げられた状態となっている。
次に、扉板17を罫線沿いに内側へ二つ折りにして、側壁11の内面に内側板18を重ね、底板14の上面に内底板19を重ねて、内底板19の先端同士を突き合わせる。これにより、内側板18及び内底板19の迫り出しが防止され、表示部材1は、第2谷折線7沿いに折り曲げられて、中折片3と端折片4とが重なり合った状態となる。
そして、箱内に商品を収納し、蓋受片15,16を内側水平方向へ折り曲げ、両側の扉板17を閉じると、表示部材1は、一側の第1山折線6沿いに180°折れ曲がり、他側の第1山折線6では折れ曲がらず、表示板2同士が第1谷折線5沿いに180°折れ曲がって重なり合う状態で、蓋受片15と扉板17との間に挟み込まれる。
その後、両側の扉板17の係止片20をそれぞれ屈伸して、係止片20同士を相互に噛み合わせると、扉板17が閉じた状態に保持され、包装箱は封緘される。
一方、商品の販売促進等のため、この包装箱を開封する際には、図3及び図4に示すように、係止片20同士の噛み合いを解除して、両側の扉板17を開くと、扉板17の開度が大きくなるに従って、表示部材1の表示板2同士がなす角度が開き、表示板2の表面の印刷により、商品をPRすることができる。
そして、扉板17の開度が180°に近づくと、図5に示すように、表示部材1の各折曲部分が引き延ばされて、表示板2が反転するので、表示板2の裏面の印刷により、商品をPRすることができ、訴求効果を高めることができる。
また、上記のような包装箱は、表示部材1が他の部分と一体化されているので、製造に際して、ブランクを一時に打ち抜くことができ、糊貼り加工を通常のワンタッチグルアで容易に行うことができる。
次に、この発明の第2実施形態として仕掛けを備えた栞について説明する。
この栞は、図6に示すような板紙のブランクから形成される。このブランクでは、一対の扉板21の間に背板22が介設され、各扉板21の一端に三角形の折曲片23が連設されている。対向する折曲片23の傾斜縁の間には、表示部材1が渡されている。
表示部材1には、隣接する一対の表示板2の両側に、中折片3及び端折片4が順次設けられ、表示板2同士の境界に第1谷折線5が、表示板2と中折片3との境界に第1山折線6が、中折片3と端折片4との境界に第2谷折線7がそれぞれ入れられている。
第1谷折線5に対して両側の第1山折線6は平行とされ、第1山折線6に対して両側の第2谷折線7は対称に45°傾斜し、第2谷折線7に対して基折線8は90°傾斜している。両側の第2谷折線7は、押罫線と切目から成るリード罫とされ、基折線8は、山折り用の押罫線とされている。
また、表示板2には、表面と裏面とに、商品の特徴等を強調したそれぞれ異なる文字や図柄が印刷されている。
上記のようなブランクから栞を形成するには、図7に示すように、折曲片23を内側に折り込んで、扉板21の内面に折曲片23を貼り付け、扉板21を閉じるように折り曲げつつ、表示部材1を、基折線8沿いに折り返して、第1谷折線5、第1山折線6、第2谷折線7沿いに折り曲げる。
そして、扉板21を完全に閉じ、表示部材1を、一側の第1山折線6沿いに180°折り曲げ、他側の第1山折線6での折り曲げを延ばし、表示板2同士が第1谷折線5沿いに180°折れ曲がって重なり合う状態で、扉板21と背板22との間に挟み込む。
一方、商品の説明等のため、この栞を開く際には、図8及び図9に示すように、両側の扉板21を開くと、扉板21の開度が大きくなるに従って、表示部材1の表示板2同士がなす角度が開き、表示板2の表面の印刷により、商品をPRすることができる。
そして、扉板21の開度が180°に近づくと、図10に示すように、表示部材1の各折曲部分が引き延ばされて、表示板2が反転するので、表示板2の裏面の印刷により、商品をPRすることができ、訴求効果を高めることができる。
また、上記のような栞は、表示部材1が他の部分と一体化されているので、製造に際して、ブランクを一時に打ち抜くことができ、扉板21と折曲片23とを糊付けして、表示部材1を折り曲げるだけで、簡単に製造することができる。
次に、この発明の第3実施形態として仕掛けを備えた栞について説明する。
この栞は、図11に示すような板紙のブランクから形成される。このブランクでは、一対の扉板31が背板等の他の部分を介することなく直接連設され、各扉板31の一端に三角形の折曲片32が連設されている。対向する折曲片32の傾斜縁の間には、表示部材1が渡されている。
表示部材1には、隣接する一対の表示板2の両側に、中折片3及び端折片4が順次設けられ、表示板2同士の境界に第1谷折線5が、表示板2と中折片3との境界に第1山折線6が、中折片3と端折片4との境界に第2谷折線7がそれぞれ入れられている。
第1谷折線5に対して両側の第1山折線6は平行とされ、第1山折線6に対して両側の第2谷折線7は対称に45°傾斜し、第2谷折線7に対して基折線8は90°傾斜している。両側の第2谷折線7は、押罫線と切目から成るリード罫とされ、基折線8は、山折り用の押罫線とされている。
また、表示板2には、表面と裏面とに、商品の特徴等を強調したそれぞれ異なる文字や図柄が印刷されている。
上記のようなブランクから栞を形成するには、図12に示すように、折曲片32を内側に折り込んで、扉板31の内面に折曲片32を貼り付け、扉板31を閉じるように折り曲げつつ、表示部材1を、基折線8沿いに折り返して、第1谷折線5、第1山折線6、第2谷折線7沿いに折り曲げる。
そして、扉板31を完全に閉じ、表示部材1を、一側の第1山折線6沿いに180°折り曲げ、他側の第1山折線6での折り曲げを延ばし、表示板2同士が第1谷折線5沿いに180°折れ曲がって重なり合う状態で、一対の扉板31の間に挟み込む。
一方、商品の説明等のため、この栞を開く際には、図13に示すように、両側の扉板31を開くと、扉板31の開度が大きくなるに従って、表示部材1の表示板2同士がなす角度が開き、表示板2の表面の印刷により、商品をPRすることができる。
そして、扉板31の開度が180°に近づくと、図14に示すように、表示部材1の各折曲部分が引き延ばされて、表示板2が反転するので、表示板2の裏面の印刷により、商品をPRすることができ、訴求効果を高めることができる。
また、上記のような栞は、表示部材1が他の部分と一体化されているので、製造に際して、ブランクを一時に打ち抜くことができ、扉板31と折曲片32とを糊付けして、表示部材1を折り曲げるだけで、簡単に製造することができる。
なお、上記各実施形態では、一対の扉板17,21,31間に1つの表示部材1を渡したものを例示したが、一対の扉板17,21,31間に複数の表示部材1を渡すようにして、これらの表示板2が同時に反転するようにしてもよい。
また、栞形式のものでは、扉板21,31が一対のものを例示したが、扉板21,31を複数対繋ぎ合わせ、各対の扉板21,31間にそれぞれ表示部材1を渡し、各対の扉板21,31を段階的に開いて、表示部材1の表示板2を反転させるようにしてもよい。
訴求用仕掛けの第1実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の包装箱の扉体閉止状態を示す斜視図 同上の扉体開放の過程を示す斜視図 同上の表示板反転前の状態を示す斜視図 同上の表示板反転後の状態を示す斜視図 訴求用仕掛けの第2実施形態に係る栞のブランクを示す図 同上の栞の扉体閉止状態を示す斜視図 同上の扉体開放の過程を示す斜視図 同上の表示板反転前の状態を示す斜視図 同上の表示板反転後の状態を示す斜視図 訴求用仕掛けの第3実施形態に係る栞のブランクを示す図 同上の栞の扉体閉止状態を示す斜視図 同上の表示板反転前の状態を示す斜視図 同上の表示板反転後の状態を示す斜視図 従来の仕掛け付包装箱を示す斜視図
符号の説明
1 表示部材
2 表示板
3 中折片
4 端折片
5 第1谷折線
6 第1山折線
7 第2谷折線
8 基折線
11 側壁
12 端壁
13 継代片
14 底板
15,16 蓋受片
17 扉板
18 内側板
19 内底板
20 係止片
21 扉板
22 背板
23 折曲片
31 扉板
32 折曲片

Claims (1)

  1. 対称に開閉する一対の扉板の間に、基折線(8)を介して帯状の表示部材(1)を渡し、表示部材(1)には、隣接する一対の表示板(2)の両側に、中折片(3)及び端折片(4)を順次設け、表示板(2)同士の境界に第1谷折線(5)を、表示板(2)と中折片(3)との境界に第1山折線(6)を、中折片(3)と端折片(4)との境界に第2谷折線(7)をそれぞれ入れ、第1谷折線(5)に対して両側の第1山折線(6)を平行とし、第1山折線(6)に対して両側の第2谷折線(7)を対称に45°傾斜させ、第2谷折線(7)に対して基折線(8)を90°傾斜させ、両側の扉体を開くと、表示板(2)が反転するようにした訴求用仕掛け。
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