JP4851203B2 - 電源選択検出回路、及び電源制御方法 - Google Patents

電源選択検出回路、及び電源制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯機器の電源回路に関し、特に供給電源を選択及び検出する回路に関する。
近年、情報機器は小型化が進み、携帯性の優れたモバイルコンピュータや、デジタルカメラ、記憶装置等が開発され、相互接続による情報交換が可能となってきた。これら携帯機器は、携帯性を損なわないように本体を小さく抑えているため、ACアダプタやUSB(Universal Serial Bus)に代表される電源供給可能なインターフェースコネクタを通じて、電源が供給されている。
このような電源供給時では、インターフェースコネクタを介して接続されるホストコンピュータ等の電池の消耗を低減するため、ACアダプタ等電源のみを供給する専用の電源供給源からの電源供給があれば優先的に供給する等の工夫が設けられている。例えば、携帯機器と電源供給源との間には、電源を検出し選択する回路が設けられている。以下に、従来の電源検出選択回路の例を示す。
図5は、従来の電源選択検出回路500の構成図である。この電源選択検出回路500では、電源511又は電源521から供給される電圧が、主電源502を介して負荷501へ供給される。電源選択検出回路500は、電源511と主電源502との間に形成される電源検出回路510と電源521と主電源502との間に形成される電源検出回路520を有している。電源検出回路510は、ショットキーダイオード512、電圧比較器513、及び二つの抵抗514、515を有している。電源検出回路520は、ショットキーダイオード522、電圧比較器523、及び二つの抵抗524、525を有している。
ショットキーダイオード512のアノード側は電源511、カソード側は主電源502と接続される。電圧比較器513は、電源511の電圧を検出することで、電源511の有無を検出する。電圧比較器513には、基準電源の基準電圧Va1、及び電源511を抵抗分圧する抵抗514と抵抗515の接続点の電圧Va2が入力される。ショットキーダイオード522のアノード側は電源521、カソード側は主電源502と接続される。電圧比較器523は、電源521の有無を検出する。電圧比較器523の入力端子は基準電源の基準電圧Vb1、他方入力端子は電源521を抵抗分圧する抵抗524と抵抗525の接続点の電圧Vb2が入力される。
本例において、電源511は例えばACアダプタであり、電源521は例えばUSBコネクタを対象とする。従って、ACアダプタから電源の供給を受けている場合には、インターフェイスからの電源供給を遮断する工夫等がなされている。ACアダプタの供給電圧がUSBコネクタからの供給電圧より大きい場合、即ち電源511が電源521より大きい場合の電源選択検出回路500の動作について説明する。電圧比較器513は、基準電圧Va1と抵抗514と抵抗515の接続点の電圧Va2を比較することによって、電源511が供給されていることを検出する。一方、電圧比較器523は、基準電圧Vb1と抵抗524と抵抗525の接続点の電圧Vb2を比較することによって、電源521の有無を検出するが、電源521が電源511よりも低い電圧である場合、電源511からの電圧が優先的に供給される。
また、ACアダプタの電源電圧のみが接続された場合、即ち電源511のみが接続された場合の電源選択検出回路500の動作について説明する。電圧比較器513は、基準電圧Va1と抵抗514と抵抗515の接続点の電圧Va2を比較することによって、電源511が供給されていることを検出する。一方、ショットキーダイオード522には、主電源502からの逆方向リーク電流Irが流れる。ダイオードは理想的には一方向のみに電流を流す素子であるが、実際には若干電流が逆流する。従って、抵抗524と抵抗525の接続点に電圧Vb2が発生する。接続点の電圧Vb2方が基準電圧Vb1よりも低くなければ、電圧比較器523が電源521に電源が供給されていると誤検出するため、抵抗524及び抵抗525の値を低く設定する必要がある。
また、電源検出選択回路の別の例が、特許文献1に開示されている。図6は、特許文献1に係る電源検出選択回路の構成図である。図6では、USB等のインターフェースから電源の供給を受ける電源供給線1と、ACアダプタから電源の供給を受ける電源供給線2とが設けられている。ここでも、ACアダプタから電源の供給を受けている場合には、インターフェイスからの電源供給を遮断する工夫がなされている。即ち、電源供給線2の電位が上がると、ツェナーダイオード10を介して、グランドへ電流が流れる。従って、抵抗12によるIRドロップにより、トランジスタ17のベース電圧が上昇し、トランジスタ17がオンする。従って、トランジスタ18のベース電圧が低下し、トランジスタ18のオフに伴い、トランジスタ20もオフする。その結果、インターフェイスからの電源供給が遮断される。
特開2000−284865号公報
しかしながら、発明者はこれら従来技術に以下の課題があることを見出した。図5では、電源511からの供給電圧が電源521からの供給電圧より大きい場合、電圧比較器523に接続される抵抗524及び抵抗525に電流が流れる。即ち、主電源502と接続しない電源521に係る電源検出回路520で、電流が消費されるという問題が生じる。抵抗524及び抵抗525の抵抗値を大きくすれば、この電流を小さくすることができるが、その場合、別の問題が発生する。例えば、電源511のみから電圧が供給された場合、ショットキーダイオード522には主電源502からの逆方向リーク電流Irが生じ、抵抗524と抵抗525の接続点に電圧Vb2が発生する。接続点の電圧Vb2が基準電圧Vb1より低くなければ、電圧比較器523が電源521に電源が供給されていると誤検出する可能性がある。従って、(1)式となるように、抵抗525の値を設定する必要があり、抵抗525の抵抗値を高くすることができなくなる。即ち、電源511から主電源502に電源供給されている時、電源検出回路520で消費される電流を小さくすることができないという問題が生じる。その場合、スタンバイ中の回路における電力消費量が多くなるだけでなく、電源521がUSBコネクタである場合、USBコネクタのサスペンドモード中における電流制限量Imaxを満足することができなくなる場合がある。
抵抗525の抵抗値をRb2、ショットキーダイオードの逆方向リーク電流をIr、電圧比較器523の基準電圧値をVb1とする。
Rb2×Ir<Vb1・・・・・(1)
また、図6の構成においても同様のことが生じる。即ち、ACアダプタが接続されている間、抵抗11及び抵抗12を介して電流が流れ続けるため、電圧検出部5において消費電力が生じる。抵抗11及び抵抗12の抵抗値を大きくすれば、この電流を小さくすることができるが、その場合、別の問題が発生する。電源供給線1と2との間には、電流の逆流を防止するために、ダイオード8及びダイオード9が設けられている。ダイオードは、理想的には、一方向のみに電流を流す素子であるが、実際には、若干電流が逆流する。ここで、電源供給線1に電源が供給され、ダイオード9を逆流する電流が発生すると、この電流は、抵抗11及び抵抗12を介してグランドに流れる。すると、電源供給線2には電源が供給されていないにもかかわらず、抵抗12のIRドロップにより、トランジスタ17のベース電圧が上昇する。その結果、トランジスタ18のオフに伴い、トランジスタ20もオフし、電源供給線2からの電源供給が遮断されることとなる。それを防ぐために、抵抗12の抵抗値を十分大きくすることができなく、その結果、電源検出選択回路において消費される電流を小さくすることができないという問題が生じる。
本発明は、複数の外部電源から一つの主電源が選択される電源回路において、前記複数の外部電源に対して、一端が外部電源と接続され、他端が主電源と接続される抵抗性素子と、前記外部電源の電圧を入力とし、該外部電源の電圧を検出する第1の電圧検出回路を備え、少なくとも一つの外部電源に対して、前記抵抗性素子の前記一端と前記他端との間の電圧を検出する第2の電圧検出回路と、前記外部電源とグランドとの間に接続され、前記第2の電圧検出回路の出力に応じて、前記外部電源と前記グランド間の接続を短絡及び開放するスイッチと、を備えた電源選択検出回路である。このような構成により、第1の電圧検出回路による外部電源電圧の誤検出を防止することができる。
以上のような構成により、外部電源電圧を抵抗分圧する分圧抵抗の抵抗値を高くすることができるため、電流消費量を低減させた電源選択検出回路を提供することができる。
発明の実施の形態1.
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
図面を参照し、本発明の実施の形態1について説明する。本実施形態は、本発明に係る電源選択検出回路を、例えば携帯機器のハードディスクドライブやマイコンの駆動回路を負荷とし、LSI(大規模集積回路:Large Scale Integration)等の半導体素子に形成された回路として例を示すものである。図1は、実施の形態1に係る電源選択検出回路の構成図を示したものである。
図1に示すように、電源選択検出回路100では、電源111又は電源121から供給される電圧が、主電源102を介して負荷101へ供給される。電源選択検出回路100は、電源111と主電源102との間に形成される電源検出回路110と電源121と主電源102との間に形成される電源検出回路120を有している。電源検出回路110は、ショットキーダイオード112、電圧比較器113、二つの抵抗114、115を有している。電源検出回路110は、電圧検出回路119を備え、電圧検出回路119は、電圧比較器113、二つの抵抗114、115を有している。
電源検出回路120は、ショットキーダイオード122、二つの電圧比較器123、126、三つの抵抗124、125、128、及びスイッチ127を有している。電源検出回路120は、電圧検出回路129を備え、電圧検出回路129は、電圧比較器123、二つの抵抗124、125を有している。
電源選択検出回路100は、DC/DCコンバータ、LDO(Low Drop Out Regulator)、及びバッテリーチャージャー等の負荷101を介して、ハードディスクドライブやマイコン等の外部負荷103に電源を供給する。負荷101への供給電源は、電源111及び電源121に限らず、更に複数形成されることも可能である。また、ショットキーダイオード112、122を除いた電源選択検出回路100は、負荷101を形成する電気回路と共に、LSI等の半導体素子104に集約して形成されることが可能である。なお、抵抗114、115、及び抵抗124、125は、半導体素子104の外部に外付けすることも可能である。
ショットキーダイオード112のアノード側は電源111、カソード側は主電源102と接続される。電圧比較器113は、電源111の電圧を検出することで、電源111の有無を検出する。電圧比較器113には、基準電源の基準電圧Va1、及び電源111を抵抗分圧する抵抗114と抵抗115の接続点の電圧Va2が入力される。抵抗114の他方端は電源111と接続され、抵抗115の他方端は接地される。
ショットキーダイオード122のアノード側は電源121、カソード側は主電源102と接続される。電圧比較器126の入力端子は、ショットキーダイオード122のアノード側にある電源121とカソード側にある主電源102と接続され、電源121と主電源102の電圧差を比較する。電圧比較器126の出力端子は、スイッチ127と接続する。スイッチ127の一方端は電源121と接続し、他方端は抵抗128を介して接地される。なお、抵抗128は、スイッチ127と電源121との間に形成されていてもよい。電圧比較器123は、電源121の電圧を検出することで、電源121の有無を検出する。電圧比較器123には、基準電源の基準電圧Vb1、及び電源121を抵抗分圧する抵抗124と125の接続点の電圧Vb2が入力される。抵抗124の他方端は電源121と接続され、抵抗125の他方端は接地される。
スイッチ127は、ショットキーダイオード122のアノード側の電圧とカソード側の電圧を電圧比較器126にて比較し、その結果に基づく出力に応じて短絡及び開放される。即ち、電源121の電位が主電源102より低い場合(電源121の非挿入時も含める)、スイッチ127は短絡する。また、電源121の電位が主電源102より高い場合、スイッチ127は開放する。
スイッチ127と接続する抵抗128は、電源121の分圧抵抗である抵抗124及び抵抗125に対し十分に小さい抵抗値を有している。即ち、抵抗128は、ショットキーダイオード逆方向リーク電流Irの対策用抵抗であり、例えば、逆方向リーク電流Irが120μA以下の場合、抵抗124の抵抗値Rb1が750KΩ±20%、抵抗125の抵抗値Rb2が250KΩ±20%、抵抗128の抵抗値Rb3が7.5KΩ±20%であることが好ましい。
次に、図1を用いて電源選択検出回路100の動作について説明する。本実施形態では、電源111は例えばACアダプタであり、電源121は例えばUSBコネクタを対象とする。始めに、ACアダプタの供給電圧がUSBコネクタからの供給電圧より大きい場合、即ち電源111が電源121より大きい場合における電源選択検出回路100の動作について説明する。
電源111に電圧が供給されると、主電源102の電位はショットキーダイオード112のPN接合により、電源111の電位からショットキーダイオード112のVF(順方向降下電圧:Forward Voltage)分降下した電位(例えば0.2V程度)になる。電圧比較器113は、基準電圧Va1と接続点の電圧Va2を比較することによって、電源111に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路120では、電源111より小さい電圧が電源121に供給されている。従って、電源121の電位は主電源102より低くなるため、電圧比較器126の出力に応じて、スイッチ117が短絡される。また、電圧比較器123は、基準電圧Vb1と接続点の電圧Vb2を比較することによって、電源121の有無を検出する。
次に、図1を用いて、ACアダプタの電源電圧のみが接続された場合、即ち電源111のみが接続された場合における電源選択検出回路100の動作について説明する。電源111に電圧が供給されると、主電源102の電位はショットキーダイオード112のPN接合により、電源111の電位からショットキーダイオード112のVF分降下した電位になる。電圧比較器113は、基準電圧Va1と接続点の電圧Va2を比較することによって、電源111に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路120では、電源121に電圧が供給されていない。従って、電源121の電位は主電源102より低くなるため、電圧比較器126の出力に応じて、スイッチ127が短絡される。また、電圧比較器123は、基準電圧Vb1と接続点の電圧Vb2を比較することによって、電源121が無いことを検出する。
ここで、ショットキーダイオード122には、主電源102からの逆方向リーク電流Irが流れる。スイッチ127と接続する抵抗128は、抵抗124及び抵抗125に対し十分に小さい抵抗値を有している。従って、短絡しているスイッチ127を介して逆方向リーク電流Irは、抵抗128に流れ込む。その結果、逆方向リーク電流Irが抵抗124及び抵抗125の接続点に流れ込むことがない。即ち、接続点の電圧Vb2が基準電圧Vb1を超えないため、電圧比較器123の誤検出を防止することができる。
また、電源111が電源供給の専用回線であるACアダプタであるような場合、電源111に電源が接続されていれば、優先的に電源111から主電源102に電源供給する回路を形成することが可能である。例えば、図2に示すように、電源選択検出回路100には、ショットキーダイオード122のカソード側と主電源102との間に、トランジスタ203が接続される。トランジスタ203のゲート端子は、電源検出回路110の電圧比較器113の出力端子と接続している。従って、図2では、電圧比較器113の出力に応じて、トランジスタ203が開閉し、電源111に電源が接続されていれば、電源111からの電源が優先的に供給される構成となっている。トランジスタ203の極性はNチャンネルでもPチャンネルでも構わない。また、図2に示すように、ショットキーダイオード122のカソード側に、電流検知等に使用する抵抗202を設けることも可能である。抵抗202の一端はショットキーダイオード122のカソード側と、他方端はトランジスタ203と接続することが望ましい。
前記電圧比較器126は、ショットキーダイオード122のPN接合によるVF降下した電位差を利用して外部電源の有無を検出したが、図2に示した抵抗202の両端の電位差、或いはトランジスタ203端子間の電位差を利用することも可能である。また、ショットキーダイオード122と抵抗202間の電位差や、抵抗202とトランジスタ203間の電位差、更には、ショットキーダイオード122とトランジスタ203との間の電位差を利用することも可能である。
以上のように、ショットキーダイオード122のアノード側及びカソード側の電位差に基づいて開閉するスイッチ127と抵抗128によって、抵抗124及び抵抗125へのショットキーダイオード122の逆方向リーク電流Irの流入を防ぐことができる。即ち、逆方向リーク電流Irが抵抗124及び抵抗125の接続点に流れ込むことがないため、電圧比較器123が電源121に電圧が供給されていると誤検出することがない。従って、抵抗124及び抵抗125の抵抗値を大きくすることができ、当該抵抗124及び抵抗125で消費する電流を減少させることができる。その結果、主電源102と接続しない電源121に係る電源検出回路120のスタンバイ中又はサスペンドモード中における電力消費量を減少させる効果がある。
また、電源121のスタンバイ中又はサスペンドモード中における電流値に制限がある場合、(2)式のように抵抗124及び抵抗125の抵抗値を設定することができる。即ち、抵抗124及び抵抗125の抵抗値を高くすることにより、電流制限量を満足させることができる。例えば、電源121がUSBコネクタである場合、特に有効である。
抵抗124の抵抗値をRb1、抵抗125の抵抗値をRb2、電源121のスタンバイ中又はサスペンドモード中における電流制限量Imax、電源121の供給電圧をVとする。
V/Imax≦(Rb1+Rb2)・・・・・(2)
USBコネクタの規格上、供給電圧Vが4.3〜5.4V、電流制限量Imaxが500μAである場合、(2)式より、Rb1+Rb2は8.6KΩ〜10.8KΩ以上となることが望ましい。但し、USBコネクタがサスペンドモード中に電圧供給する回路は電源選択検出回路のみに限らない。従って、Rb1+Rb2は、望ましくは43KΩ〜54KΩ以上(Imaxは100μA以下)、更に望ましくは1MΩ以上(Imaxは4.3μA〜5.4μA以下)であることが好ましい。
発明の実施の形態2.
次に、図面を参照し、本発明の実施の形態2について説明する。本発明に係る電源選択検出回路を、例えば携帯機器のハードディスクドライブやマイコンの駆動回路を負荷とし、例えばLSI等の半導体素子に形成された回路として例を示すものであることは、実施の形態1と同様である。図3は、実施の形態2に係る電源選択検出回路の構成図を示したものである。回路の構成要素や動作原理等、実施の形態1と同様のものは省略する。
図3に示すように、電源選択検出回路300では、電源111又は電源121から供給される電圧が、主電源102を介して負荷101へ供給される。電源選択検出回路300は、電源111と主電源102との間に形成される電源検出回路310と電源121と主電源102との間に形成される電源検出回路120を有している。電源検出回路310は、電圧比較器316、抵抗318、及びスイッチ317を有している。その他の構成については、実施の形態1に係る電源選択検出回路100と同様である。
電源選択検出回路300は、DC/DCコンバータ、LDO、及びバッテリーチャージャー等の負荷101を介して、ハードディスクドライブやマイコン等の外部負荷103に電源を供給する。負荷101への供給電源は、電源111及び電源121に限らず、更に複数形成されることも可能であることは、実施の形態1と同様である。更に、ショットキーダイオード112、122を除いた電源選択検出回路300は、負荷101を形成する電気回路と共に、LSI等の半導体素子に形成でき、抵抗114、115、及び抵抗124、125は、半導体素子の外部に外付けできることも実施の形態1と同様である。
ショットキーダイオード112のアノード側は電源111、カソード側は主電源102と接続される。電圧比較器316の入力端子は、ショットキーダイオード112のアノード側にある電源111、他方入力端子はカソード側にある主電源102に接続され、電源111と主電源102の電圧差を比較する。電圧比較器316の出力端子は、スイッチ317と接続する。スイッチ317の一方端は電源111と接続し、他方端は、抵抗318を介して接地される。抵抗318は、スイッチ317と電源111との間に形成されていてもよい。電圧比較器113は、電源111の電圧を検出することで、電源111の有無を検出する。電圧比較器113には、基準電源の基準電圧Va1、及び電源111を抵抗分圧する抵抗114と抵抗115の接続点の電圧Va2が入力される。抵抗114の他方端は電源111と接続され、抵抗115の他方端は接地される。
スイッチ317は、ショットキーダイオード112のアノード側の電圧とカソード側の電圧を電圧比較器316にて比較し、その結果に基づく出力に応じて短絡及び開放される。即ち、電源111の電位が主電源102より低い場合(電源111の非挿入時も含める)、スイッチ317は短絡する。また、電源111の電位が主電源102より高い場合、スイッチ317は開放する。スイッチ127の挙動については、実施の形態1と同様である。
スイッチ317と接続する抵抗318は、電源111の分圧抵抗である抵抗114及び抵抗115に対し十分に小さい抵抗値を有している。即ち、抵抗318は、ショットキーダイオード逆方向リーク電流Irの対策用抵抗であり、例えば、逆方向リーク電流Irが120μA以下である場合、抵抗114の抵抗値Ra1が750KΩ±20%、抵抗115の抵抗値Ra2が250KΩ±20%、抵抗318の抵抗値Ra3が7.5KΩ±20%であることが好ましい。
次に、図3を用いて電源選択検出回路300の動作について説明する。本実施形態では、電源111は、例えばACアダプタであり、電源121は、例えばUSBコネクタを対象とする。始めに、ACアダプタの供給電圧がUSBコネクタからの供給電圧より大きい場合、即ち電源111が電源121より大きい場合における電源選択検出回路300の動作について説明する。
電源111に電圧が供給されると、電源検出回路310では、主電源102の電位はショットキーダイオード112のPN接合により、電源111の電位からショットキーダイオード112のVF分降下した電位になる。従って、電源111の電位が主電源102より高くなるため、電圧比較器316の出力に応じて、スイッチ317が開放される。また、電圧比較器113は、基準電圧Va1と接続点の電圧Va2を比較することによって、電源111に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路120では、電源111より小さい電圧が電源121に供給されている。ここで、電源121の電位は主電源102より低くなるため、電圧比較器126の出力に応じて、スイッチ127が短絡される。また、電圧比較器123は、基準電圧Vb1と接続点の電圧Vb2を比較することによって、電源121の有無を検出する。
次に、図3を用いて、ACアダプタの電源電圧のみが接続された場合、即ち電源111のみが接続された場合における電源選択検出回路300の動作について説明する。電源111に電圧が供給されると、電源検出回路310では、主電源102の電位はショットキーダイオード112のPN接合により、電源111の電位からショットキーダイオード112のVF分降下した電位になる。従って、電源111の電位が主電源102より高くなるため、電圧比較器316の出力に応じて、スイッチ317が開放される。また、電圧比較器113は、基準電圧Va1と接続点の電圧Va2を比較することによって、電源111に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路120では、電源121に電圧が供給されていない。従って、電源121の電位は主電源102より低くなるため、電圧比較器126の出力に応じて、スイッチ127が短絡される。また、電圧比較器123は、基準電圧Vb1と接続点の電圧Vb2を比較することによって、電源121が無いことを検出する。
ここで、ショットキーダイオード122には、主電源102からの逆方向リーク電流Irが流れる。スイッチ127と接続する抵抗128は、抵抗124及び抵抗125に対し十分に小さい抵抗値を有している。従って、短絡しているスイッチ127を介して逆方向リーク電流Irは、抵抗128に流れ込む。その結果、逆方向リーク電流Irが抵抗124及び抵抗125の接続点に流れ込むことがない。即ち、接続点の電圧Vb2が基準電圧Vb1を超えないため、電圧比較器123の誤検出を防止することができる。
また、図3に示す電源選択検出回路300は、ショットキーダイオード122と主電源102との間に、図2に示したトランジスタ203(不図示)を設けることも可能である。その結果、電源111が電源供給の専用回線であるACアダプタであるような場合、電源111に電源が接続されていれば、優先的に電源111から主電源102に電源供給する回路を形成することができることは実施の形態1と同様である。また、図2に示す抵抗202についても同様に、図3の回路に形成することができる。
前記電圧比較器126は、ショットキーダイオード122のPN接合によるVF降下した電位差を利用して外部電源の有無を検出したが、ショットキーダイオード122と主電源102との間に形成された抵抗(不図示)の両端の電位差、或いはトランジスタ(不図示)端子間の電位差を利用することも可能である。また、ショットキーダイオード122と抵抗間の電位差や、抵抗とトランジスタ間の電位差、更には、ショットキーダイオード122とトランジスタとの間の電位差を利用することも可能であることは実施の形態1と同様である。
以上のような構成により、実施の形態2についても、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能となる。
更に、主電源102と接続する電源111に係る電源検出回路310においては、スイッチ317が開放状態であるため、電圧比較器316及び抵抗318に電流は流れない。従って、電源検出回路310に電圧比較器316、抵抗318、及びスイッチ317を形成することにより、電力消費量が従来より増加することはない。
発明の実施の形態3.
次に、図面を参照し、本発明の実施の形態3について説明する。本発明に係る電源選択検出回路を、例えば携帯機器のハードディスクドライブやマイコンの駆動回路を負荷とし、例えばLSI等の半導体素子に形成された回路として例を示すものであることは、実施の形態1と同様である。図4は、実施の形態3に係る電源選択検出回路の構成図を示したものである。回路の構成要素や動作原理等、実施の形態1と同様のものは省略する。
図4に示すように、電源選択検出回路400では、電源411又は電源421から供給される電源が、主電源402を介して負荷401へ供給される。電源選択検出回路400には、電源411と主電源402との間に形成される電源検出回路410と電源421と主電源402との間に形成される電源検出回路420が形成されている。電源検出回路410は、ショットキーダイオード412、二つの電圧比較器413、416、二つの抵抗414、415、及びスイッチ417を有している。電源検出回路410は、電圧検出回路419を備え、電圧検出回路419は、電圧比較器413、二つの抵抗414、415を有している。
電源検出回路420は、ショットキーダイオード422、二つの電圧比較器423、426、二つの抵抗424、425、及びスイッチ427を有している。電源検出回路420は、電圧検出回路429を備え、電圧検出回路429は、電圧比較器423、二つの抵抗424、425を有している。
電源選択検出回路400は、DC/DCコンバータ、LDO、及びバッテリーチャージャー等の負荷401を介して、ハードディスクドライブやマイコン等の外部負荷(不図示)に電源を供給することは実施の形態1と同様である。また、負荷401への供給電源は、電源411及び電源421に限らず、更に複数形成されることも可能である。更に、ショットキーダイオード412、422を除いた電源選択検出回路400は、負荷401を形成する電気回路と共に、LSI等の半導体素子に形成でき、抵抗414、415、及び抵抗424、425は、半導体素子の外部に外付けできることも実施の形態1と同様である。
ショットキーダイオード412のアノード側は電源411、カソード側は主電源402と接続される。電圧比較器413は、電源411の電圧を検出することで、電源411の有無を検出する。電圧比較器413には、基準電源の基準電圧Va1、及び電源411を抵抗分圧する抵抗414と抵抗415の接続点の電圧Va2が入力される。電圧比較器416の入力端子は、ショットキーダイオード412のアノード側にある電源411、他方入力端子はカソード側にある主電源402に接続され、電源411と主電源402の電圧差を比較する。電圧比較器416の出力端子は、スイッチ417と接続する。スイッチ417の一方端は電源411と接続し、他方端は、抵抗414と接続し、更に抵抗415を介して接地する。なお図示しないが、スイッチ417は、抵抗414と電圧比較器413の入力端子との間に形成することも可能である。
ショットキーダイオード422のアノード側は電源421、カソード側は主電源402と接続される。電圧比較器423は、電源421の電圧を検出することで、電源121の有無を検出する。電圧比較器423には、基準電源の基準電圧Vb1、及び電源421を抵抗分圧する抵抗424と抵抗425の接続点の電圧Vb2が入力される。電圧比較器426の入力端子は、ショットキーダイオード422のアノード側にある電源421、他方入力端子はカソード側にある主電源402に接続され、電源421と主電源402の電圧差を比較する。電圧比較器426の出力端子は、スイッチ427と接続する。スイッチ427の一方端は電源421と接続し、他方端は、抵抗424と接続し、更に抵抗425を介して接地する。なお図示しないが、スイッチ427は、抵抗424と電圧比較器423の入力端子との間に形成することも可能である。また、電圧比較器423の入力端子と抵抗425との間に形成することも可能であり、更に、抵抗425とグランドとの間にも形成可能である。
スイッチ417は、ショットキーダイオード412のアノード側の電圧とカソード側の電圧を電圧比較器416にて比較し、その結果に基づく出力に応じて短絡及び開放される。即ち、電源411の電位が主電源402より低い場合(電源411の非挿入時も含める)、スイッチ417は開放する。また、電源411の電位が主電源402より高い場合、スイッチ417は短絡する。
スイッチ427は、ショットキーダイオード422のアノード側の電圧とカソード側の電圧を電圧比較器426にて比較し、その結果に基づく出力に応じて短絡及び開放される。即ち、電源421の電位が主電源402より低い場合(電源421の非挿入時も含める)、スイッチ427は開放する。また、電源421の電位が主電源402より高い場合、スイッチ427は短絡する。
次に、図4を用いて電源選択検出回路400の動作について説明する。本実施形態では、電源411は、例えばACアダプタであり、電源421は、例えばUSBコネクタを対象とする。始めに、ACアダプタの供給電圧がUSBコネクタからの供給電圧より大きい場合、即ち電源411が電源421より大きい場合における電源選択検出回路400の動作について説明する。
電源411に電圧が供給されると、主電源402の電位はショットキーダイオード412のPN接合により、電源411の電位からショットキーダイオード412のVF分降下した電位になる。従って、電源411の電位が主電源402より高くなるため、電圧比較器416の出力に応じて、スイッチ417が短絡される。従って、電源411から抵抗414、415を介し、グランドに電流が流れる。従って、接続点の電圧Va2が基準電圧Va1より大きくなり、電圧比較器413による比較の結果、電源411に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路420では、電源411より小さい電圧が電源421に供給されている。ここで、電源421の電位は主電源402より低くなるため、電圧比較器426の出力に応じて、スイッチ427が開放される。従って、接続点の電圧Vb2が上昇せず、グランドに固定されるため、電圧比較器423による比較の結果、電源421に電源が供給されていることを検出しない。なお、スイッチ427が電圧比較器423とグランドとの間に形成されている場合(不図示)、スイッチ427開放時は、接続点の電圧Vb2は電源電圧近くに固定される。従って、電圧比較器423の論理を逆にすることにより、電源421に電源が供給されていることを検出しないとすることも可能である。
次に、ACアダプタの電源電圧のみが接続された場合、即ち電源411のみが接続された場合における電源選択検出回路400の動作について説明する。電源411に電圧が供給されると、電源検出回路410では、主電源402の電位はショットキーダイオード412のPN接合により、電源411の電位からショットキーダイオード412のVF分降下した電位になる。従って、電源411の電位が主電源402より高くなるため、電圧比較器416の出力に応じて、スイッチ417が短絡される。従って、電源411から抵抗414、415を介しグランドに電流が流れる。従って、接続点の電圧Va2が基準電圧Va1より大きくなり、電圧比較器413による比較の結果、電源411に電源が供給されていることを検出する。
一方、電源検出回路420では、電源421に電圧が供給されていない。従って、電源421の電位は主電源402より低くなるため、電圧比較器426の出力に応じて、スイッチ427が開放される。従って、接続点の電圧Vb2が上昇せず、グランドに固定されるため、電圧比較器423による比較の結果、電源421に電源が供給されていることを検出しない。なお、スイッチ427が電圧比較器423とグランドとの間に形成されている場合(不図示)、スイッチ427開放時は、接続点の電圧Vb2は電源電圧近くに固定される。従って、電圧比較器423の論理を逆にすることにより、電源421に電源が供給されていることを検出しないとすることも可能である。
ここで、ショットキーダイオード422には、主電源402からの逆方向リーク電流Irが流れる。しかしながら、スイッチ427が開放されることにより、逆方向リーク電流Irが抵抗424及び抵抗425の接続点に流れ込むことがない。即ち、接続点の電圧Vb2が基準電圧Vb1を超えないため、電圧比較器423の誤検出を防止することができる。
また、図4に示す電源選択検出回路400には、ショットキーダイオード422と主電源402との間に、図2に示したトランジスタ203及び抵抗202(不図示)を設けることも可能である。それにより、電圧比較器426は、ショットキーダイオード422のPN接合によるVF降下した電位差を利用して外部電源の有無を検出するだけでなく、抵抗の両端の電位差、或いはトランジスタの電位差を利用することも可能である。また、ショットキーダイオード422と抵抗間の電位差や、抵抗とトランジスタ間の電位差、更には、ショットキーダイオード422とトランジスタとの間の電位差を利用することも可能であることは実施の形態1と同様である。
以上のように、ショットキーダイオード422のアノード側及びカソード側の電位差に基づいて開閉するスイッチ427によって、抵抗424及び抵抗425へのショットキーダイオード422の逆方向リーク電流Irの流入を防ぐことができる。即ち、逆方向リーク電流Irが抵抗424及び抵抗425の接続点に流れ込むことがないため、電圧比較器423が電源421に電圧が供給されていると誤検出することがない。従って、抵抗424及び抵抗425の抵抗値を大きくすることができ、当該抵抗424及び抵抗425で消費する電流を減少させることができる。その結果、主電源402と接続しない電源421に係る電源検出回路420のスタンバイ中又はサスペンドモード中における電力消費量を減少させる効果がある。
同様に、抵抗414及び抵抗415の抵抗値も大きくすることができるため、電源411が主電源402と接続している間、抵抗414及び抵抗415に流れる電流値を低くすることが可能となる。その結果、主電源402と接続する電源411に係る電源検出回路410においても、電力消費量を減少させる効果が得られる。
また、電源411、421のスタンバイ中又はサスペンドモード中における電流値に制限がある場合、(2)式のように抵抗414、415、及び抵抗424、425の抵抗値を設定することができることは、実施の形態1と同様である。
本発明の活用例としては、特に携帯機器等への適用が望ましいが、電源を外部供給する機器であれば、どのような機器にも適用可能であることはもちろんである。
なお、本発明は上記に示す実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記実施形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る電源選択検出回路の構成を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る電源選択検出回路の詳細構成を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る電源選択検出回路の構成を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る電源選択検出回路の構成を示した図である。 従来の電源選択検出回路の構成を示した図である。 特許文献1に係る電源選択検出回路の構成を示した図である。
符号の説明
100 電源選択検出回路
101 負荷、 102 主電源、 103 外部負荷、
104 半導体素子、
110、120 電源検出回路
111、121 電源、 112、122 ショットキーダイオード、
113、123 電圧比較器、
114、115、124、125 抵抗
119、129 電圧検出回路
126 電圧比較器、 127 スイッチ、 128 抵抗、
202 抵抗、 203 トランジスタ、
300 電源選択検出回路、
310 電源検出回路、
316 電圧比較器、317 スイッチ、 318 抵抗、
400 電源選択検出回路
401 負荷、 402 主電源、 403、404 比較回路、
410、420 電源検出回路
411、421 電源、 412、422 ショットキーダイオード、
413、423 電圧比較器、
414、415、424、425 抵抗
416、426 電圧比較器
417、427 スイッチ
419、429 電圧検出回路

Claims (11)

  1. 複数の外部電源から一つの主電源が選択される電源選択検出回路において、
    前記複数の外部電源に対して、
    一端が外部電源と接続され、他端が主電源と接続される抵抗性素子と、
    前記外部電源の電圧を入力とし、該外部電源の電圧を検出する第1の電圧検出回路を備え、
    少なくとも一つの外部電源に対して、
    前記抵抗性素子の前記一端と前記他端との間の電圧を検出する第2の電圧検出回路と、
    前記外部電源とグランドとの間に接続され、前記第2の電圧検出回路の出力に応じて、前記外部電源と前記グランド間の接続を短絡及び開放するスイッチと、を備え
    前記スイッチは、その一端に抵抗を接続し、前記外部電源が前記主電源よりも高い場合は開放し、該外部電源が該主電源よりも低い場合は短絡し、
    前記第1の電圧検出回路は、前記外部電源と前記グランドとの間に第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗を有し、
    前記抵抗の抵抗値は、前記第1の分圧抵抗と前記第2の分圧抵抗の抵抗値を合計した値よりも低い抵抗値である電源選択検出回路。
  2. 前記第2の電圧検出回路及び前記スイッチが、前記複数の外部電源に対して備えられる請求項1に記載の電源選択検出回路。
  3. 前記抵抗が、前記複数の外部電源に対して備えられる請求項1又は2に記載の電源選択検出回路。
  4. 前記外部電源の電流量上限値をImax、及び供給電圧をVとし、
    前記第1の分圧抵抗の抵抗値をR1、
    前記第2の分圧抵抗の抵抗値をR2としたとき、
    V/Imax≦(R1+R2)である請求項1又は2に記載の電源選択検出回路。
  5. 前記外部電源の少なくとも一つがUSBインターフェースコネクタである請求項に記載の電源選択検出回路。
  6. 前記USBインターフェースコネクタのサスペンドモード時の電流量上限値が500μA、及び供給電圧が4.3Vから5.4Vである時、前記第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の抵抗値の和は、8.6KΩから10.8KΩ以上である請求項又はに記載の電源選択検出回路。
  7. 前記USBインターフェースコネクタのサスペンドモード時の電流量上限値が500μA、及び供給電圧が4.3Vから5.4Vである時、前記第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の抵抗値の和は、43KΩから54KΩ以上である請求項又はに記載の電源選択検出回路。
  8. 前記USBインターフェースコネクタのサスペンドモード時の電流量上限値が500μA、及び供給電圧が4.3Vから5.4Vである時、前記第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の抵抗値の和は、1MΩ以上である請求項又はに記載の電源選択検出回路。
  9. 前記スイッチは、前記外部電源が前記主電源よりも高い場合は短絡し、該外部電源が該主電源よりも低い場合は開放する請求項1又は2に記載の電源選択検出回路。
  10. 前記抵抗性素子は、ショットキーダイオード、抵抗、及びトランジスタのいずれかである請求項1に記載の電源選択検出回路。
  11. 第1の電源と第2の電源とから一つの電源を選択し、選択した電源を電源供給線を介して負荷へ供給する電源選択検出回路が、
    前記第1の電源の電圧を入力とし、前記第1の電源の電圧を検出する第1の電圧検出回路と、
    一端が前記第1の電源と接続され、他端が前記電源供給線と接続される第1の抵抗性素子と、
    前記第2の電源の電圧を入力とし、前記第2の電源の電圧を検出する第2の電圧検出回路と、
    一端が前記第2の電源と接続され、他端が前記電源供給線と接続される第2の抵抗性素子と、
    前記第2の抵抗性素子の前記一端と前記他端との間の電圧を検出する第3の電圧検出回路と、
    前記第2の電源とグランドとの間に接続され、一端に抵抗を接続し、前記第3の電圧検出回路の出力に応じて、前記第2の電源と前記グランド間の接続を短絡及び開放するスイッチと、を備え、
    前記第2の電圧検出回路は、前記第2の電源と前記グランドとの間に第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗を有し、
    前記スイッチと接続する抵抗は、前記第1の分圧抵抗と前記第2の分圧抵抗の抵抗値を合計した値よりも低い抵抗値である電源選択検出回路の電源制御方法であって、
    前記第2の抵抗性素子の前記一端と前記他端との間の電圧を検出することによって、前記第2の電源と前記電源供給線との電圧を比較し、
    前記第2の電源が前記電源供給線よりも高い電圧である場合は前記スイッチを開放し、前記第2の電源が前記電源供給線よりも低い電圧である場合は、前記スイッチを短絡する電源制御方法。
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