JP2002218645A - 電源保護回路及びリムーバブルディスク装置 - Google Patents

電源保護回路及びリムーバブルディスク装置

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JP2002218645A
JP2002218645A JP2001013303A JP2001013303A JP2002218645A JP 2002218645 A JP2002218645 A JP 2002218645A JP 2001013303 A JP2001013303 A JP 2001013303A JP 2001013303 A JP2001013303 A JP 2001013303A JP 2002218645 A JP2002218645 A JP 2002218645A
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voltage
power
overvoltage
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Kazuaki Miyanaga
和明 宮永
Mitsuru Watanabe
満 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電源保護回路及びリムーバブルデ
ィスク装置に関し、装置の保護を図ることができる電源
回路の保護回路及び該電源回路の保護回路を用いたリム
ーバブルディスク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 装置2の電源入口部に設けられた電源供
給をオン/オフする電源スイッチと、過電圧を検出する
過電圧検出部とを備え、前記過電圧検出部が過電圧を検
出したら、前記電源スイッチをオフにするように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源保護回路及び
電源保護回路を用いたリムーバブルディスク装置に関
し、更に詳しくはACアダプタ等によって電源が供給さ
れる装置の保護回路及び該保護回路を用いたリムーバブ
ルディスク装置に関する。ここで、ACアダプタとは、
AC入力を受けて直流電圧を出力するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置等の外部記憶装置
等は小型化が進み、ノートパソコンと接続されて使用さ
れることが増えている。ところが、光ディスク装置のA
Cアダプタよりノートパソコンの方が一般的には高い電
圧のACアダプタを使用していることが多く、これらの
ACアダプタを接続し間違えることがあった。このよう
なことは、光ディスク装置に限ったことではなく、外部
より電源を供給する装置においては、起こりうる可能性
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記接続し間違いを防
止するため、光ディスク装置等においては、ACアダプ
タのジャック形状を変えて対応することを行なってい
る。しかしながら、ACアダプタのジャックが全て電圧
に応じて形状が分かれていないため、誤って他の機器の
ACアダプタを接続されると、装置内部が破損される等
の不都合が生じる場合がある。
【0004】従来の装置では、装置の定格よりも低い電
圧が供給された場合には、電源監視用のIC(リセット
IC)が働き、誤動作を防ぐようにしている。しかしな
がら、装置の定格よりも高い電圧や逆電圧が印加された
場合には、装置自体が破損するという不具合が発生して
いる。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、装置の保護を図ることができる電源回路
の保護回路及び該電源回路の保護回路を用いたリムーバ
ブルディスク装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明は、装置の電源入口部に設けられた電源供給をオン/
オフする電源スイッチと、過電圧を検出する過電圧検出
部とを備え、前記過電圧検出部が過電圧を検出したら、
前記電源スイッチをオフにすることを特徴とする。
【0007】このように構成すれば、装置の電源入口部
に設けられた電源スイッチを過電圧の場合にオフにし
て、装置の保護を図ることができる。 (2)請求項2記載の発明は、前記過電圧検出部とし
て、一方の入力に基準電圧を、他方の入力に入力電圧に
応じた電圧を入力するコンパレータを用いることを特徴
とする。
【0008】このように構成すれば、基準電圧と入力電
圧との比較を行なうことができる。 (3)請求項3記載の発明は、前記コンパレータにヒス
テリシス特性をもたせることを特徴とする。
【0009】このように構成すれば、入力電圧に若干の
振幅の変動が発生した時でも、コンパレータが反転する
ことなく、過電圧保護状態を維持することができる。 (4)請求項4記載の発明は、前記基準電圧は、ツェナ
ーダイオードを用いた回路により発生させることを特徴
とする。
【0010】このように構成すれば、ツェナーダイオー
ドを用いることにより、基準電圧を簡単に発生させるこ
とができる。 (5)請求項5記載の発明は、電源接続時に電源スイッ
チをオンにするまでの遅延時間があることを特徴とす
る。
【0011】このように構成すれば、過電圧が入力され
た場合に、装置へ過渡的に過電圧をかけないようにする
ことができる。 (6)請求項6記載の発明は、前記電源スイッチを過電
圧保護回路として使用することによりその定格電圧を装
置内部の定格電圧よりも高くし装置の耐圧がスイッチの
定格電圧になることを特徴とする。
【0012】このように構成すれば、過大な入力電圧に
対して、装置が破損することを防止することができる。 (7)請求項7記載の発明は、前記電源スイッチとして
FETを用いることを特徴とする。
【0013】このように構成すれば、電源スイッチとし
てFETを用いることができ、回路を簡単にすることが
できる。また、スイッチ部分の電圧降下を抑えることが
できる。また、FETを用いた場合、機械式スイッチと
比べて耐久性が大幅に向上する。FETを使用しない場
合、装置全部の電流を切れるような大きなスイッチが要
求されてしまう。
【0014】(8)請求項8記載の発明は、前記電源ス
イッチとしてリレーを用いることを特徴とする。このよ
うに構成すれば、確実に電源スイッチをオフにすること
ができ、装置保護を確実に行なうことができる。
【0015】(9)請求項9記載の発明は、前記装置の
入口部に逆電圧が印加された時に、装置を保護するため
の逆電源保護回路を設けることを特徴とする。このよう
に構成すれば、装置入口部に逆電圧が印加され、装置が
破損することを防止することができる。
【0016】(10)請求項10記載の発明は、前記逆
電源保護回路として、ダイオードの直列接続を用いるこ
とを特徴とする。このように構成すれば、装置への逆電
圧入力時にダイオードにより逆電圧の入力を阻止するこ
とができる。
【0017】(11)請求項11記載の発明は、前記逆
電源保護回路として、FETを用いることを特徴とす
る。このように構成すれば、特に負荷電流が流れる時の
逆電圧保護回路の電圧降下を小さくすることができる。
【0018】(12)請求項12記載の発明は、前記電
源保護回路として、電源供給部から第2のFETのドレ
インに入り、該第2のFETのソースから第1のFET
のソースに入り、第1のFETのドレインと接続するこ
とを特徴とする。
【0019】このように構成すれば、過電圧保護、逆電
圧保護を実現することができる。 (13)請求項13記載の発明は、前記FETを用いた
電源保護回路において、入力電圧を基準電圧と比較する
コンパレータの電源を電源監視部の電源FETのソース
に接続したことを特徴とする。
【0020】このように構成すれば、コンパレータの動
作を確実に行なうことができる。 (14)請求項14記載の発明は、装置の電源入口部に
設けられた電源供給をオン/オフする電源スイッチと、
過電圧を検出する過電圧検出部とを備え、前記過電圧検
出部が過電圧を検出したら、前記電源スイッチをオフに
する電源保護回路を具備し、該電源保護回路を通った後
からサブ基板に電流を供給することを特徴とする。
【0021】このように構成すれば、ベアドライブ、サ
ブ基板共に過電圧、逆電圧から保護することができる。 (15)請求項15記載の発明は、SCSIドライブに
サブ基板を付ける場合に、サブ基板を動作させるための
電源をSCSIのタームパワーから供給することを特徴
とする。
【0022】このように構成すれば、SCSIのターム
パワーを用いてサブ基板を動作させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の原理回路
図である。図において、2は装置本体、SWは装置本体
2に電源を供給するかしないかの切り替えを行なう電源
スイッチ、10は電圧VCCを検出して異常であるかど
うかを検出し、検出結果に応じて前記スイッチSWをオ
ン/オフする電源電圧異常検知回路である。装置本体2
は、例えば+5Vで動作するものとする。電源電圧異常
検知回路10としては、例えば+20Vまで動作するI
Cが用いられる。そして、該電源電圧異常検知回路10
は、電源電圧VCCが0〜+6V以外では電源異常と判
定する。
【0024】最初はスイッチSWはVCC側と接続さ
れ、装置本体2はVCCからパワーの供給を受けて動作
している。ここで、電源電圧異常検知回路10が電源電
圧VCCの異常(過電圧、逆電圧)を検出すると、スイ
ッチSWを制御し、スイッチSWをオフにしてその接点
を解放し装置本体2に電源が供給されないようにする。
【0025】図2は第1の発明の一実施の形態例を示す
回路図である。図1と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、1は電源(ACアダプタ)、R1
とR2は入力電圧を分圧する分圧用抵抗である。R3は
抵抗、D1は該抵抗R3と接続され、基準電圧を発生す
るツェナーダイオードである。基準電圧としては、例え
ば2.5Vが用いられる。Uはその入力1に分圧抵抗R
1、R2による分圧電圧を、入力2にツェナーダイオー
ドD1による基準電圧を受けるコンパレータである。該
コンパレータは、入力電圧が基準電圧よりも大きいか小
さいかを検出するものである。コンパレータを用いる
と、基準電圧と入力電圧の比較を行なうことができる。
該コンパレータの電源はFETQ1のソースに接続して
いる。このため、コンパレータの動作を確実に行なうこ
とができる。
【0026】R4は電源ラインとコンパレータUの出力
間に接続されたバイアス用抵抗である。Q1はコンパレ
ータUの出力でオン/オフ制御されるFETであり、図
1のスイッチSWに対応している。D2はQ1のドレイ
ン−ソース間に存在する寄生ダイオードである。以下、
FETのドレイン−ソース間に接続されるダイオードは
寄生ダイオードである。Q1のドレイン側から負荷であ
る装置本体2にパワーが供給されている。このように構
成された回路の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0027】通常の動作時はコンパレータUの出力は
“L”であり、Q1のゲートGにバイアス抵抗R4を介
して電圧が印加され、Q1はオンである。ここで、AC
アダプタ1から供給される電圧が誤接続等により高電圧
になったものとする。この結果、抵抗R1とR2の分圧
点の電圧はツェナーダイオードD1による基準電圧より
も高くなり、コンパレータUの出力は“H”になる。こ
の結果、Q1のゲート−ソース間は、同電位となり、Q
1はオフになり、装置本体2にはパワーが供給されなく
なり、装置本体2は保護される。
【0028】例えば、抵抗R1=14kΩ、抵抗R2=
10kΩとすると、入力電圧が6Vの時に分圧点の電圧
が2.5Vになり、入力電圧が6V以上となると、コン
パレータUの出力はそれまでの“L”状態から“H”状
態になり、Q1はオフになる。
【0029】このようにすれば、装置本体2の入口部に
設けられた電源スイッチQ1を過電圧の場合にオフにし
て、装置の保護を図ることができる。また、この実施の
形態例によれば過電圧検出部として、一方の入力に基準
電圧を、他方の入力に入力電圧に応じた電圧を入力する
コンパレータを用いることにより、基準電圧と入力電圧
の比較を行なうことができる。
【0030】また、この実施の形態例によれば、基準電
圧をツェナーダイオードを用いた回路により発生させる
ことにより、基準電圧を手軽に発生させることができ
る。また、この実施の形態例によれば、電源スイッチQ
1の定格電圧を装置内部の定格電圧よりも高くすること
によって、過大な入力電圧に対して、装置本体が破損す
ることを防止することができる。
【0031】また、この実施の形態例によれば、電源ス
イッチQ1としてFETを用いることにより、回路を簡
単にすることができる。また、スイッチ部での電圧降下
を抑えることができる。また、この発明によれば、機械
式のスイッチを用いた場合に比較して耐久性を大幅に向
上させることができる。
【0032】また、この実施の形態例によれば、電源ス
イッチとしてFETの代わりにリレーを用いるようにす
ることもできる。これによれば、電源オフの場合に抵抗
が無限大になり、確実に電源スイッチをオフにすること
ができ、装置保護を確実に行なうことができる。
【0033】図3は第2の発明の一実施の形態例を示す
回路図である。図2と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。この実施の形態例は、過電圧のみならず、逆電
圧をも防止するために、電源1の出力に逆流阻止用ダイ
オードD3を接続したものであり、ダイオードD3を介
して電圧が印加される。このダイオードD3は、逆電圧
保護回路を構成している。その他の構成は、図2に示す
回路と全く同じである。
【0034】図に示す回路の過電圧入力時の動作は図2
に示す回路と同じである。例えば、入力電圧が6V以上
となると、コンパレータUの出力が“H”となり、FE
TQ1がオフになり、装置本体2への電源供給が切れ、
装置は保護される。
【0035】次に、電源1の種類を間違えて逆電圧が印
加されたものとする。この時には、逆流阻止ダイオード
D3のために電流は流れず、従って装置本体2には電源
は供給されず、装置本体2は保護される。
【0036】この実施の形態例によれば、装置入口部に
逆電圧防止回路(例えばダイオード)を設けることによ
り、逆電圧が印加され、装置が破損することを防止する
ことができる。
【0037】図3に示す回路の場合、通常動作時には逆
流阻止ダイオードD3には常時負荷電流が流れているた
め、電圧降下が発生する。この電圧降下は、例えば0.
6V程度であるが、装置によっては、この電圧降下が問
題となる場合がある。また、このダイオードD3の順方
向電圧降下を0.6Vとすると、負荷電流をIとして
0.6×Iの損失が発生する。このような不具合を防止
するために、図4に示すような回路が用いられる。
【0038】図4は第3の発明の一実施の形態例を示す
回路図である。図3と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。この実施の形態例は、図3に示すダイオードD
3をFETQ2に置換したものである。即ち、FETQ
2のドレインは電源1に接続され、そのソースはQ1の
ソースと接続されている。そして、Q2のゲートはQ1
のゲートと接続され、コンパレータUの出力で駆動され
るようになっている。
【0039】20はコンパレータUにヒステリシス特性
を持たせるヒステリシス回路である。該ヒステリシス回
路20はコンパレータUの入力1とQ1のゲート間に接
続されている。21はコンパレータUの出力を受ける遅
延スイッチ回路で、その出力はFETQ1のゲートに接
続されている。R4はQ1のソースとヒステリシス回路
20間に接続されている。このように構成された回路の
動作を説明すれば、以下の通りである。
【0040】電源1から6V以上の電圧が印加された場
合、コンパレータUの出力は“H”となり、Q1をオフ
にする。この結果、装置本体には電源は供給されず、装
置本体2は保護される。逆電圧が印加された場合、Q2
のソースとゲートの電圧はほぼ等しいため、Q2はオフ
となり装置本体2には電源は供給されず、装置本体2は
保護される。
【0041】また、正常動作時においては、Q2のソー
ス・ドレイン間のオン抵抗は極めて小さいため(例えば
100mΩ)、その電圧降下はわずかである。このよう
に、この実施の形態例によれば、負荷電流が流れる時の
逆電圧保護回路の電圧降下を小さくすることができる。
【0042】次に、コンパレータUのヒステリシス動作
について説明する。図5はヒステリシス特性及び遅延時
間特性の説明図である。図に示すように、コンパレータ
Uがオフになる電圧とオンになるしきい値電圧を異なら
しめ、ヒステリシス(不感帯)を設けている。L1がオ
フ時のしきい値、L2がオン時のしきい値である。時刻
t1において、入力電圧がしきい値L1を越えると、コ
ンパレータUは“H”になり、電源出力はオフになる。
そして、入力電圧がL1とL2の間でノイズ等によりふ
られても、コンパレータUの出力は変化しない。時刻t
2において入力電圧がしきい値L2を下側に切ると、遅
延スイッチ回路21による遅延時間経過後、t3でコン
パレータUの出力は反転して“H”から“L”になり、
電源は再びオンになる。
【0043】この遅延時間がある理由は、以下の通りで
ある。電源投入時、すぐにスイッチがオンしてしまう
と、過電圧が入力された時に、過電圧検出→コンパレー
タ反転→スイッチオフまでの動作時間中に過電圧が装置
にかかってしまい、装置を破損してしまう可能性がある
ため、スイッチがオンしてもよい状態から一定時間をお
いてスイッチをオンにしている。
【0044】このように、本発明の実施の形態例によれ
ば、入力電圧に振幅の変動が発生した時でも、コンパレ
ータが反転することはなく、過電圧保護状態を維持する
ことができる。
【0045】上述の実施の形態例では、電圧検出のため
にコンパレータを用いているが、本発明はこれに限るも
のではなく、他の種類の回路を用いることができる。ま
た、スイッチもFETではなく他の種類のスイッチ、例
えばリレー等を用いることができる。
【0046】リムーバブルディスク装置(例えばMO等
を用いたディスク装置)においては、サブ基板をつけて
インターフェィスを変換する場合がある。例えば、AT
APIインターフェィスのベアドライブ(ドライブ本
体)をUSBインターフェィス、IEEE1394イン
ターフェィス、SCSIに変換したり、SCSIインタ
ーフェィスのベアドライブをUSBインターフェィス、
IEEE1394に変換したりする。また、ATAPI
やSCSIのインターフェィスを変換しないで、そのま
ま用いることもある。
【0047】図6は電源保護回路の接続形態を示す図で
ある。(a)から(d)まで4種類の電源の流れを示
す。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。ベ
アドライブ31とサブ基板(インターフェイス変換回
路)32間には信号ラインがあるが、ここでは省略す
る。(a)の構成にした場合、インターフェイスを変換
したサブ基板32とベアドライブ31の前に図1〜図4
で説明したような電源保護回路40が設けられている。
この場合、サブ基板32及びベアドライブ31共に保護
される。
【0048】図(b)に示す回路は、前述したような電
源保護回路41をベアドライブ31内に格納したもので
あり、ベアドライブ31は保護されるが、サブ基板32
は保護されない。(c)に記載された回路は、それぞれ
ベアドライブ31及びサブ基板32毎に電源保護回路4
1、40を設けたものであり、ベアドライブ31、サブ
基板32共に保護されるが、部品が二重になりコストア
ップにつながる。
【0049】そこで、(d)に示すように、電源保護回
路41はベアドライブ31内に入れ、サブ基板32の電
源は、ベアドライブ31の方から供給するようにする。
このように構成すれば、ベアドライブ31の単体でも保
護できるし、サブ基板とのセットにおいてもベアドライ
ブ31、サブ基板32共に過電圧、逆電圧より保護する
ことができる。
【0050】この構成においては、FETを使用するこ
とで最小限の電圧降下に抑えることができる。また、S
CSIのベアドライブにおいては、サブ基板32の電源
供給はタームパワーより行なうようにする。タームパワ
ーは、SCSIの終端抵抗の電源ラインとして定義され
ている。そこで、このピンからサブ基板32へ電源を供
給するようにしたものである。このようにすれば、SC
SIのタームパワーからサブ基板32を動作させること
ができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。 (1)請求項1記載の発明によれば、装置の電源入口部
に設けられた電源スイッチを過電圧の場合にオフにし
て、装置の保護を図ることができる。
【0052】(2)請求項2記載の発明によれば、基準
電圧と入力電圧との比較を行なうことができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、入力電圧に若干の
振幅の変動が発生した時でも、コンパレータが反転する
ことなく、過電圧保護状態を維持することができる。
【0053】(4)請求項4記載の発明は、ツェナーダ
イオードを用いることにより、基準電圧を簡単に発生さ
せることができる。 (5)請求項5記載の発明によれば、過電圧が入力され
た場合に、装置へ過渡的に過電圧をかけないようにする
ことができる。
【0054】(6)請求項6記載の発明によれば、過大
な入力電圧に対して、装置が破損することを防止するこ
とができる。 (7)請求項7記載の発明によれば、電源スイッチして
FETを用いることができ、回路を簡単にすることがで
きる。また、スイッチ部分の電圧降下を抑えることがで
き、機械式のスイッチを用いた場合に比較して耐久性を
大幅に向上させることができる。
【0055】(8)請求項8記載の発明によれば、確実
に電源スイッチを確実にオフにすることができ、装置保
護を確実に行なうことができる。 (9)請求項9記載の発明によれば、装置に逆電圧が印
加され、装置が破損することを防止することができる。
【0056】(10)請求項10記載の発明によれば、
装置への逆電圧入力時にダイオードにより逆電圧の入力
を阻止することができる。 (11)請求項11記載の発明によれば、特に負荷電流
が流れる時の逆電圧保護回路の電圧降下を小さくするこ
とができる。
【0057】(12)請求項12記載の発明によれば、
過電圧保護、逆電圧保護を実現することができる。 (13)請求項13記載の発明によれば、コンパレータ
の動作を確実に行なうことができる。
【0058】(14)請求項14記載の発明によれば、
ベアドライブ、サブ基板共に過電圧、逆電圧から保護す
ることができる。 (15)請求項15記載の発明によれば、SCSIのタ
ームパワーを用いてサブ基板を動作させることができ
る。
【0059】このように、本発明によれば、装置の保護
を図ることができる電源回路の保護回路及び該電源回路
の保護回路を用いたリムーバブルディスク装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理回路図である。
【図2】第1の発明の一実施の形態例を示す回路図であ
る。
【図3】第2の発明の一実施の形態例を示す回路図であ
る。
【図4】第3の発明の一実施の形態例を示す回路図であ
る。
【図5】ヒステリシス特性及び遅延時間特性の説明図で
ある。
【図6】電源保護回路の接続形態を示す図である。
【符号の説明】
1 電源 2 装置本体 20 ヒステリシス回路 21 遅延スイッチ回路 U コンパレータ Q1、Q2 FET D1 ツェナーダイオード D2、D4 寄生ダイオード D3 整流ダイオード R1〜R4 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G004 AA05 AB02 DC04 DC10 EA01 FA01 5G053 AA09 BA04 CA01 DA01 EB05 EC03 FA06 5H410 BB04 CC03 DD02 EA11 EB01 EB37 FF03 FF25 GG05 LL02 LL20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の電源入口部に設けられた電源供給
    をオン/オフする電源スイッチと、 過電圧を検出する過電圧検出部とを備え、 前記過電圧検出部が過電圧を検出したら、前記電源スイ
    ッチをオフにすることを特徴とする電源保護回路。
  2. 【請求項2】 前記過電圧検出部として、一方の入力に
    基準電圧を、他方の入力に入力電圧に応じた電圧を入力
    するコンパレータを用いることを特徴とする請求項1記
    載の電源保護回路。
  3. 【請求項3】 前記コンパレータにヒステリシス特性を
    もたせることを特徴とする請求項2記載の電源保護回
    路。
  4. 【請求項4】 前記基準電圧は、ツェナーダイオードを
    用いた回路により発生させることを特徴とする請求項2
    記載の電源保護回路。
  5. 【請求項5】 電源接続時に、電源スイッチをオンにす
    るまでの遅延時間があることを特徴とする請求項1記載
    の電源保護回路。
  6. 【請求項6】 前記電源スイッチを過電圧保護回路とし
    て使用することによりその定格電圧を装置内部の定格電
    圧よりも高くし装置の耐圧がスイッチの定格電圧になる
    ことを特徴とする請求項1記載の電源保護回路。
  7. 【請求項7】 前記電源スイッチとしてFETを用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の電源保護回路。
  8. 【請求項8】 前記電源スイッチとしてリレーを用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の電源保護回路。
  9. 【請求項9】 前記装置の入口部に逆電圧が印加された
    時に、装置を保護するための逆電源保護回路を設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源保護回路。
  10. 【請求項10】 前記逆電源保護回路として、ダイオー
    ドの直列接続を用いることを特徴とする請求項9記載の
    電源保護回路。
  11. 【請求項11】 前記逆電源保護回路として、FETを
    用いることを特徴とする請求項9記載の電源保護回路。
  12. 【請求項12】 前記電源保護回路として、電源供給部
    から第2のFETのドレインに入り、該第2のFETの
    ソースから第1のFETのソースに入り、第1のFET
    のドレインと接続することを特徴とする請求項11記載
    の電源保護回路。
  13. 【請求項13】 前記FETを用いた電源保護回路にお
    いて、入力電圧を基準電圧と比較するコンパレータの電
    源を電源監視部の電源FETのソースに接続したことを
    特徴とする請求項12記載の電源保護回路。
  14. 【請求項14】 装置の電源入口部に設けられた電源供
    給をオン/オフする電源スイッチと、過電圧を検出する
    過電圧検出部とを備え、 前記過電圧検出部が過電圧を検出したら、前記電源スイ
    ッチをオフにする電源保護回路を具備し、 該電源保護回路を通った後からサブ基板に電流を供給す
    ることを特徴とするリムーバブルディスク装置。
  15. 【請求項15】 SCSIドライブにサブ基板を付ける
    場合に、サブ基板を動作させるための電源をSCSIの
    タームパワーから供給することを特徴とする請求項11
    記載のリムーバブルディスク装置。
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