JP2008061488A - 遠隔制御回路を備える電源システム及び電源システム動作方法 - Google Patents

遠隔制御回路を備える電源システム及び電源システム動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 遠隔制御回路を備える電源システム及び電源システム動作方法が提供される。
【解決手段】 電源システムは、遠隔制御電源デバイス及びバッテリを用いて、システムに電力を供給し、一方、遠隔制御回路が第1の抵抗器と、第1の演算増幅器と、第2の演算増幅器と、選択回路とを備える。ここで、第1の抵抗器は遠隔制御電源デバイスとバッテリとの間に接続される。第1の演算増幅器は、第1の抵抗器の中に流れる電流を検出し、第1の制御信号を出力する。第2の演算増幅器は、バッテリ電圧を検出し、第2の制御信号を出力する。選択回路は、第1の制御信号及び第2の制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力し、その出力信号は、遠隔制御電源デバイスの電圧を調整するための遠隔制御信号としての役割を果たす。
【選択図】 図2

Description

本発明は包括的には、電源システム及び電源システム動作方法に関する。より詳細には、本発明は、遠隔制御回路を備える電源システム、並びに電源デバイス及びバッテリを通してシステムに電力を同時に供給することができる電源システム動作方法に関する。
現在の電子製品にとって、電源の安定性は極めて重要である。電子製品が不安定な電源によって電力を供給される場合には、その製品そのものの安定性及び信頼性に悪影響が及ぼされるであろう。それゆえ、電源安定性を改善するために、電子製品によっては、図1に示されるように、電源デバイス及びバッテリを備えており、要求される電力を製品に同時に与えるようにしているものもある。
図1は、従来の電源システムの図である。図1を参照すると、図1の従来の電源システムは、従来の電源デバイス101と、第1のスイッチ102と、チャージャ103と、第2のスイッチ104と、バッテリ105と、システム106とを備え、従来の電源デバイス101の出力電力は45Wと想定される。従来の電源デバイス101は、第1のスイッチ102を通して、システム106に電力を供給し、その一方で、従来の電源デバイス101は、第1のスイッチ102及びチャージャ103を通して、バッテリ105を充電する。
図1によって示されるような従来技術は、従来の電源デバイス101の電圧をバッテリ105の電圧を調整することによって同じ電圧にしておくことができないので、従来の電源デバイス101及びバッテリ105は、システム106に電力を同時に供給することはできない。システム106の負荷が50Wまで高められるときでも、バッテリ105は依然としてシステムに電力を並列に供給することはできない。それは、電流Iがその中に流れる第2のスイッチ104が、ボディダイオードを含むP型金属酸化膜半導体トランジスタ(PMOSトランジスタ)を用いており、そのトランジスタが分離スイッチとしての役割を果たし、バッテリ105への供給電力を制御するためである。従来の電源デバイス101が保護動作を実行する(たとえば、電力を供給されるシステムの負荷が従来の電源デバイス101の定格出力電力を超える場合)か、又は存在しないときに、第2のスイッチ104がオンになるであろう。さらに、システム106の負荷が高くなるとき、ボディダイオードを含む通常のPMOSトランジスタは、電流Iを実効的に整流できないので、結果として、第2のスイッチ104が燃えて、バッテリ105及び従来の電源デバイス101がそれ以上、システム106に電力を同時に供給できないようになる。
さらに、従来技術は、従来の電源デバイス101の出力電圧を変更することができないので、バッテリ105の電圧に近づけるために出力電圧を9〜13Vの範囲内に調整することができず、したがって、インテル(Intel)社によって提唱された「Narrow Direct Current Voltage 2」(「Narrow VDC2」又は「NVDC2」とも呼ばれる)の要件に準拠することができない。一方、従来の電源デバイス101は少なくとも、システム106の負荷の電力を供給することが要求されるが、他の電源を用いて、並列に電力を供給することによって、その目標を達成することはできないので、従来技術は、従来の電源デバイス101の容量を柔軟に設計することはできない。
したがって、本発明は、遠隔制御回路を備える電源システムを提供することを対象とし、遠隔制御回路によって、電源デバイス及びバッテリがシステムに電力を同時に供給できるようになる。
本発明の別の目的は、電源システム動作方法を提供することであり、その方法は、電源デバイス及びバッテリを通してシステムに電力を供給することができる。
本明細書において具現され、大まかに説明されるように、本発明は、遠隔制御回路を備える電源システムを提供し、遠隔制御回路によって、遠隔制御電源デバイス(たとえば、遠隔制御AC/DCアダプタ)及びバッテリがシステムに電力を供給できるようになる。遠隔制御回路は、第1の抵抗器と、第1の演算増幅器と、第2の演算増幅器と、選択回路とを備え、第1の抵抗器は、遠隔制御電源デバイスとバッテリとの間に接続される。第1の演算増幅器は、第1の抵抗器の中に流れる電流を検出し、それに応じて、第1の制御信号を出力する。第2の演算増幅器は、バッテリの電圧を検出し、それに応じて、第2の制御信号を出力する。選択回路は、第1の制御信号及び第2の制御信号の2つの制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力し、選択回路から出力される制御信号は、遠隔制御電源デバイスの電圧を調整するための遠隔制御信号としての役割を果たし、遠隔制御電源デバイスの電圧がバッテリの電圧に近づくようにし、バッテリが予め設定された値を超えない程度に充電されるようにする。
本明細書において具現され、大まかに説明されるように、本発明はさらに電源システム動作方法を提供し、その方法は、第1の制御信号を出力するために、第1の演算増幅器を用いることによって、バッテリの充電電流を検出すること、第2の制御信号を出力するために、第2の演算増幅器を用いることによって、バッテリの電圧を検出すること、選択回路を用いることによって、第1の制御信号及び第2の制御信号の2つの制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力することであって、その出力された制御信号は遠隔制御信号としての役割を果たし、遠隔制御電源デバイスに供給される、出力すること、並びに遠隔制御信号に基づいて遠隔制御電源デバイスの電圧を調整することであって、それによって、遠隔制御電源デバイスの電圧がバッテリの電圧に近づくようにし、バッテリが予め設定された値を超えない程度に充電されるように制御されるようにする、調整することを含む。
本発明の一実施形態における電源システムによれば、上記の第1の演算増幅器の両方の入力端子が、第1の抵抗器の両端にそれぞれ接続され、第2の演算増幅器の第1の入力端子が第1の抵抗器及びバッテリに接続され、第2の演算増幅器の第2の入力端子が第2の基準電圧を受信する。さらに、遠隔制御回路は、第2の抵抗器と、第3の抵抗器と、第4の抵抗器と、第5の抵抗器と、第6の抵抗器と、第7の抵抗器とをさらに備える。
本明細書では、第2の抵抗器の一方の端子は第1の抵抗器及びバッテリに接続され、第2の抵抗器の別の端子は第1の演算増幅器の反転入力端子に接続される。第3の抵抗器は、第1の基準電圧と第3の演算増幅器の反転入力端子との間に接続される。第4の抵抗器の一方の端子は第1の抵抗器及び遠隔制御電源デバイスに接続され、一方、第4の抵抗器の別の端子は第1の演算増幅器の非反転入力端子に接続される。第5の抵抗器の一方の端子は、第1の演算増幅器の非反転入力端子に接続され、一方、第5の抵抗器の別の端子は接地される。第6の抵抗器の一方の端子は第1の抵抗器及びバッテリに接続され、一方、第6の抵抗器の別の端子は第2の演算増幅器の非反転入力端子に接続される。第7の抵抗器の一方の端子は第2の演算増幅器の非反転入力端子に接続され、一方、第7の抵抗器の別の端子は接地される。第2の演算増幅器の反転入力端子は、第2の基準電圧VREF2に接続される。
本発明の一実施形態における電源システムによれば、電源システム内の選択回路が第1のダイオード及び第2のダイオードを備える。ここでは、第1のダイオードのカソードは第1の制御信号を受信し、第2のダイオードのカソードは第2の制御信号を受信し、上記の2つのダイオードのアノードは、遠隔制御信号が出力されるノードに接続される。
本発明の一実施形態における電源システムによれば、その電源システムは、第1のスイッチ及び第2のスイッチをさらに備えており、第1のスイッチの一方の端子が遠隔制御電源デバイスに接続され、第1のスイッチの別の端子がバッテリ及びシステムに接続される。遠隔制御電源デバイスが存在する場合には、第1のスイッチはオンであり、存在しない場合には、第1のスイッチはオフである。第2のスイッチの第1の端子は第1の抵抗器及びシステムに接続され、第2のスイッチの第2の端子はバッテリに接続され、第2のスイッチは充電制御信号を受信する。充電制御信号が充電状態をとる場合には、第2のスイッチは二方向に導通するようにオンになり、一方、充電制御信号が非充電状態をとる場合には、第2のスイッチを通るバッテリからシステムまでの電流経路が、一方向に導通するようにオンになる。
本発明の一実施形態における電源システムによれば、第2のスイッチは、ショットキーダイオード及びPMOSトランジスタを備える。ここで、ショットキーダイオードは、第2のスイッチの第1の端子と第2の端子との間に接続される。PMOSトランジスタのドレインが第2のスイッチの第1の端子に接続され、PMOSトランジスタのソースが第2のスイッチの第2の端子に接続され、第2のスイッチは充電制御信号に応じて、オン又はオフに切り替えられる。
本発明の一実施形態における電源システムによれば、第2のスイッチは、PMOSトランジスタ、論理回路及び第3の演算増幅器を備える。ここで、PMOSトランジスタのドレインが第2のスイッチの第1の端子に接続され、一方、PMOSトランジスタのソースが第2のスイッチの第2の端子に接続される。論理回路は、充電制御信号に関する論理演算を実行し、論理演算後に、PMOSトランジスタのゲートに充電制御信号を与える。充電制御信号が非充電状態をとるとき、第3の演算増幅器が、その2つの入力端子を通して、PMOSトランジスタのドレインとソースとの間の電圧を検出し、PMOSトランジスタのゲートに信号を出力し、その出力信号を用いて、上記の電圧が予め設定された電圧よりも高くならないようにし、且つバッテリからシステムまでの電流経路を一方向に導通するようにオンにしておく。
本発明の一実施形態における電源システム動作方法によれば、ここで、電源システムはスイッチをさらに備え、そのスイッチの第1の端子が遠隔制御電源デバイス及びシステムに接続され、そのスイッチの第2の端子がバッテリに接続され、そのスイッチは充電制御信号を受信する。充電制御信号が充電状態をとる場合には、スイッチは二方向に導通するようにオンになり、一方、充電制御信号が非充電状態をとる場合には、スイッチは、バッテリからシステムまで一方向に導通するようにオンになる。
本発明の一実施形態における電源システム動作方法によれば、ここで、スイッチはPMOSトランジスタを備え、PMOSトランジスタのドレインはスイッチの第2の端子に接続され、PMOSトランジスタのソースはスイッチの第1の端子に接続される。電源システム動作方法は、充電制御信号に関する論理演算を実行するとともに、PMOSトランジスタのゲートにその演算された充電制御信号を供給すること、及び充電制御信号が非充電状態をとるときに、PMOSトランジスタのソースとドレインとの間の電圧に基づいて、第3の演算増幅器によってPMOSトランジスタのゲートに出力信号を与えることをさらに含み、出力信号は、PMOSトランジスタを制御して二方向に導通するようにオンになるようにし、上記電圧を予め設定された電圧以下にしておくのに用いられる。
本発明の一実施形態における電源システム及び電源システム動作方法によれば、ここで充電制御信号は、内蔵コントローラ(EC)からもたらされ、ECは、バッテリ容量に基づいて充電制御信号を与える。
本発明の一実施形態における電源システム動作方法によれば、その動作方法は、システムの負荷が遠隔制御電源デバイスの最大出力電力を超えている場合には、遠隔制御電源デバイスによって、最大出力電力をシステムに与えるとともに、バッテリによって、必要とされる電力の不足分を与えること、バッテリ容量が予め設定された値よりも高く、且つシステムの負荷が遠隔制御電源デバイスの最大出力電力を超えていない場合には、バッテリを充電することなく、遠隔制御電源デバイスによってシステムに電力を与えること、バッテリ容量が予め設定された値よりも低く、且つシステムの負荷が遠隔制御電源デバイスの最大出力電力を超えていない場合には、遠隔制御電源デバイスによってシステムに電力を与え、且つバッテリを充電すること、及びバッテリ容量が予め設定された値よりも低く、且つシステムの負荷が遠隔制御電源デバイスの最大出力電力を超えている場合には、遠隔制御電源デバイスがバッテリを充電できないようにし、遠隔制御電源デバイスによって、最大出力電力をシステムに与え、バッテリによって、必要とされる電力の不足分を与えることをさらに含む。
本発明は、2つの演算増幅器を用いて、バッテリの充電電流及びバッテリの電圧をそれぞれ検出し、2つの演算増幅器の出力のうち、遠隔制御電源デバイスの電圧を調整するために遠隔制御電源デバイスに供給されるべき一方の出力を選択するので、遠隔制御電源デバイスの電圧がバッテリの電圧に近づけられ、バッテリの充電電流が、予め設定された値を超えないように制御され、それゆえ、本発明の電源システム及び電源システム動作方法によれば、遠隔制御電源デバイス及びバッテリが、システムに電力を同時に供給できるようになり、さらに、遠隔制御電源デバイスの容量も柔軟に設計することができる。
さらに、本発明においてバッテリに接続されるスイッチは、演算増幅器及びPMOSトランジスタを用いることによって実装され、充電制御信号が非充電状態をとるとき、演算増幅器の2つの入力端子が、PMOSトランジスタのドレインとソースとの間の電圧を検出し、その後、演算増幅器が、PMOSトランジスタのゲートに出力信号を与える。低い電圧降下を保持し、且つスイッチが燃えるのを避けるために、その出力信号は、上記の電圧を、スイッチの予め設定された電圧よりも高くならないようにしておくことができる。それゆえ、本発明は、バッテリ及び従来の遠隔制御電源デバイスがシステムに電力を同時に供給することができないという、従来技術の問題を解決することができる。
添付の図面は、本発明の理解をさらに深めるために与えられており、本明細書に援用され、且つ本明細書の一部を構成する。それらの図面は、本発明の実施形態を例示しており、その説明とともに、本発明の原理を説明するための役割を果たす。
ここで、本発明の現時点で好ましい実施形態が詳細に参照されることになり、その例が添付の図面に例示される。可能であればいつでも、同じ参照符号が図面において用いられ、その記述は、同じ又は類似の部品を指している。
図2は、本発明の一実施形態による、遠隔制御回路を用いる電源システムの回路ブロック図である。その電源システムは、遠隔制御電源デバイス201と、システム202と、バッテリ203と、第1のスイッチ204と、第2のスイッチ205と、遠隔制御回路210とを備える。遠隔制御回路210は、第1の抵抗器211と、第1の演算増幅器212と、第2の演算増幅器213と、選択回路214と、第2の抵抗器215と、第3の抵抗器216と、第4の抵抗器217と、第5の抵抗器218と、第6の抵抗器219と、第7の抵抗器220とを備える。
ここで、第2のスイッチ205の第1の端子231が、第1の抵抗器211を通して、システム202に接続される。第2のスイッチ205の第1の端子231は、第1の抵抗器211及び第1のスイッチ204を通して、遠隔制御電源デバイス201にも接続され、一方、第2のスイッチの第2の端子232はバッテリ203に接続される。遠隔制御電源デバイス201が存在するとき、第1のスイッチ204はオンであり、存在しない場合には、第1のスイッチ204はオフである。第2のスイッチ205は、内蔵コントローラ(EC、図2には示されない)から、充電制御信号ccsを受信する。充電制御信号ccsが充電状態をとる場合には、第2のスイッチ205は、二方向に導通するようにオンになる。充電制御信号ccsが非充電状態をとる場合には、第2のスイッチ205は、バッテリ203からシステム202まで一方向に導通するようにオンになる。
上記の充電制御信号ccsは、バッテリ203の情報に基づいてECによって与えられ、バッテリ203の情報は、バッテリ容量、電流、温度及び電圧のうちの1つであってもよい。一例としてバッテリ容量の情報を選ぶとき、バッテリ残量の予め設定された値が95%であると仮定すると、バッテリ203の容量が95%未満である場合には、充電制御信号ccsは充電状態をとり、95%を上回る場合には、充電制御信号ccsは非充電状態をとる。上記の充電状態は、論理「0」及び論理「1」のうちの一方であり、非充電状態は、論理「0」及び論理「1」のうちの、充電状態と同じ論理値でない論理値である。
第1の演算増幅器212は、バッテリ203に供給される充電電流を検出するために、第1の抵抗器211の両端間の電圧降下を利用する。より詳細には、第1の演算増幅器212の反転入力端子233が、第2の抵抗器215を通して、第1の抵抗器211及び第2のスイッチ205の第1の端子231に接続され、また第1の演算増幅器212の反転入力端子233は、第3の抵抗器216を通して第1の基準電圧VREF1に接続され、第1の演算増幅器212の非反転入力端子234は、第4の抵抗器217を通して、第1の抵抗器211及びシステム202に接続され、第1の演算増幅器212の非反転入力端子234は、第5の抵抗器218を通して、グランド電位GNDに接続される。上記の配線方式によれば、第1の演算増幅器212は、バッテリ203に供給される充電電流を検出し、その後、検出結果に応じて、第1の制御信号fcsを出力することができる。しかしながら、本実施形態は、第1の演算増幅器212が上記の抵抗器による上記の配線方式を選ぶことに限定されない。実際には、バッテリ203に供給される充電電流を検出するために、他の実現可能な配線方式を用いることができる。
第2の演算増幅器213が、バッテリ203の電圧を検出する。より詳細には、第2の演算増幅器213の非反転入力端子235が、第6の抵抗器219を通してバッテリ203に接続され、また第2の演算増幅器213の非反転入力端子235は、第7の抵抗220を通してグランド電位GNDに接続され、第2の演算増幅器213の反転入力端子236は、第2の基準電圧VREF2に接続され、第2の演算増幅器213は、検出結果に応じて、第2の制御信号scsを出力する。しかしながら、本実施形態は、第2の演算増幅器213が上記の抵抗器による上記の配線方式を選ぶことに限定されない。実際には、バッテリ203の電圧を検出するために、他の実現可能な配線方式を用いることができる。
選択回路214は、第1の制御信号fcs及び第2の制御信号scsを受信し、2つの制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力する。選択回路214から出力される制御信号は、遠隔制御電源デバイス201の電圧を調整して、遠隔制御電源デバイス201の電圧をバッテリ203の電圧に近づけ、バッテリの充電電流が予め設定された値を超えないように制御するための遠隔制御信号fesとしての役割を果たす。このようにして、本発明の遠隔制御回路を備える電源システムによれば、遠隔制御電源デバイス201が、システム202に電力を供給し、且つバッテリを充電することができるようになり、システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201よりも大きくないときには、遠隔制御電源デバイス201及びバッテリ203がシステム202に電力を同時に供給する。さらに、本発明の遠隔制御回路を備える電源システムは、バッテリ203の容量に応じて、適時に第2のスイッチ205をオンに切り替えて、バッテリ203を充電又は放電することもできる。
この実施形態では、上記の選択回路214は、第1のダイオード221及び第2のダイオード222を含む。第1のダイオード221のカソードは、第1の制御信号fcsを受信し、第2のダイオード222のカソードは第2の制御信号scsを受信し、2つのダイオードのアノードは、遠隔制御信号fesが遠隔制御電源デバイス201に出力されるノードに接続され、遠隔制御電源デバイス201が、遠隔制御信号fesに応じて、出力電圧を調整して、バッテリ203の電圧に近づけることができ、且つバッテリ充電電流が予め設定された値を超えないように制御することができる。しかしながら、その実施形態は、第1の制御信号fcs及び第2の制御信号scsを選択するためにダイオードを利用することだけに、選択回路214を限定しない。当業者であれば、実用上の要件に応じて、上記の構成を変更することができる。
図3は、本発明の一実施形態による第2のスイッチ205の回路図300である。図3及び図2を参照すると、図3の第2のスイッチ205は、ショットキーダイオード301及びPMOSトランジスタ302を代替的に備えることができる。ここでは、ショットキーダイオード301のアノードは第2のスイッチ205の第1の端子231に接続され、ショットキーダイオード301のカソードは、第2のスイッチ205の第2の端子232と、PMOSトランジスタ302との間のノードに接続される。ショットキーダイオード301のアノード電圧が、そのカソード電圧よりも高い場合には、バッテリ203が、ショットキーダイオード301を通して、システム202に電力を与える。
PMOSトランジスタ302のソースは、第2のスイッチ205の第1の端子231に接続され、PMOSトランジスタ302のドレインは、第2のスイッチ205の第2の端子232に接続され、PMOSトランジスタ302は、充電制御信号ccsに応じて、オン又はオフに切り替えられる。たとえば、バッテリ203の容量が予め設定された値(たとえば、95%)よりも低い場合には、ECは論理「0」(すなわち、充電状態)を有する充電制御信号ccsを与え、PMOSトランジスタ302をオンに切り替えて、遠隔制御電源デバイス201にバッテリ203を充電させる。バッテリ203の容量が95%よりも高い場合には、ECは、論理「1」(すなわち、非充電状態)を有する充電制御信号ccsを与え、PMOSトランジスタ302をオフに切り替えて、遠隔制御電源デバイス201がバッテリ203を充電できないようにする。
図4は、本発明の一実施形態による第2のスイッチ205の別の回路図400である。図4及び図2を参照すると、図4の第2のスイッチ205は、PMOSトランジスタ401と、論理回路402と、第3の演算増幅器403とを備える。ここでは、PMOSトランジスタ401のソースは、第2のスイッチ205の第1の端子231に接続され、一方、PMOSトランジスタのドレインは、第2のスイッチ205の第2の端子232に接続される。論理回路402は、充電制御信号ccsに関して論理演算を実行し、その後、PMOSトランジスタ401のゲートに、演算された充電制御信号ccsを供給し、論理回路402の演算後に得られた充電制御信号ccsに応じて、PMOSトランジスタ401がオン又はオフに切り替わることができるようにする。この実施形態では、論理回路402はインバータである。
第3の演算増幅器403の反転入力端子は、PMOSトランジスタ401のドレイン電圧信号を受信し、一方、PMOSトランジスタ401の非反転入力端子は、PMOSトランジスタ401のソース電圧信号を受信する。このようにして、第3の演算増幅器403は、PMOSトランジスタ401のソースとドレインとの間の電圧を検出し、PMOSトランジスタ401のゲートに出力信号を供給することができ、充電制御信号ccsが論理「0」であるとき(その時には、「0」は非充電状態を意味する)、PMOSトランジスタ401は、その出力信号を用いて、上記の電圧を、第2のスイッチ205の予め設定された電圧(その実施形態では33mV)以下にしておくことができる。それゆえ、システム202の負荷が瞬時に高くなる場合には、第2のスイッチ205は、ショットキーダイオードとして応答して、第2のスイッチ205の両端間の電圧降下を33mVに保持し、バッテリ203が、電力供給中に電力損を低減できるようにし、第2のスイッチ205が過大な電力損に起因して損傷を受けるのを避け、第2のスイッチ205の放熱の問題を解決する。
図5は、本発明の一実施形態による電源システム動作方法の流れ図である。図5及び図2を参照すると、この電源システムでは、まず、第1の制御信号fcsを出力するために、第1の演算増幅器212を用いて、バッテリ203の充電電流を検出する(図5のステップ501)。次に、第2の演算増幅器213が、バッテリ203の電圧を検出し、第2の制御信号scsを出力する(図5のステップ502)。その後、選択回路214を用いて、第1の制御信号fcs及び第2の制御信号scsのうちの電圧が低い方の制御信号を出力し、その出力信号は、遠隔制御電源デバイス201に供給されるべき遠隔制御信号fesとしての役割を果たす(図5のステップ503)。さらに、遠隔制御電源デバイス201の電圧が、遠隔制御信号fesに応じて調整され、遠隔制御電源デバイス201の電圧がバッテリ203の電圧に近づくようにし(図5のステップ504)、バッテリ充電電流が、予め設定された値を超えないように制御される。
図5によって示される電源システムはさらに、スイッチ(すなわち、図2、図3及び図4の第2のスイッチ205)を備える(したがって、そのスイッチはこれ以降、第2のスイッチ205と呼ばれる)。スイッチ205の動作方法及び回路は、簡単にするために本明細書では省略されるが、第2のスイッチ205と、遠隔制御電源デバイス201及びバッテリ203との間の動作上の関係が図6によって説明される。
図6は、本発明の一実施形態による、電源システム動作方法の別の流れ図である。図6及び図2を参照すると、まず、電源システムのECが、バッテリ203が充電される必要があるか否かを判定する(図6のステップ602)。より詳細には、ECは、バッテリ203の情報、すなわちバッテリ容量、電流、温度及び電圧のうちの1つに基づいて、バッテリ203が充電される必要があるか否かを判定する。一例としてバッテリ容量の情報を選ぶとき、バッテリ203の残量の予め設定された値が95%であるものと仮定すると、バッテリ203の残量が95%未満である場合には、ECは、バッテリ203が充電される必要があると判定するであろう。その時点で、ECが、バッテリ203が充電されるべきでないと判定する場合には、ECは充電制御信号ccsを非充電状態と設定することになり、第3の演算増幅器403が、第2のスイッチ205を、一方向に導通するようにオンに切り替えるであろう(図6のステップ603)。その後、ECは、システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えているか否かを判定するであろう(図6のステップ604)。システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えていない場合には、遠隔制御電源デバイス201は、システム202に電力を供給するが、バッテリ203を充電しないであろう(図6のステップ605)。システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えている場合には、遠隔制御電源デバイス201は、システム202に最大出力電力を供給し、バッテリ203が、システム202に電力の不足分を供給するであろう(図6のステップ606)。その時点で、第2のスイッチ205が第3の演算増幅器403によって駆動され、順方向において低い電圧降下を有し、一方向において導通するようにオンに切り替えられ、低い電力損特性を示す。
しかしながら、ECが、バッテリ203が充電されるべきであると判定する場合には、ECは充電制御信号ccsを充電状態と設定し、第2のスイッチ205を開くように設定し、それにより、第2のスイッチ205が二方向に導通するようにオンにされる(図6のステップ607)。その後、システム202の負荷が、遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えているか否かが判断される(図6のステップ608)。システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えていない場合には、遠隔制御電源デバイス201は、システム202に電力を供給し、且つバッテリ203を充電するであろう(図6のステップ609)。
システム202の負荷が遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えている場合には、この時点でシステム202の負荷が既に遠隔制御電源デバイス201の最大出力電力を超えており、遠隔制御電源デバイス201からの出力電圧レベルが降下し、遠隔制御電源デバイス201は、バッテリ203を充電するための余分な電力を持たないので、それゆえ、遠隔制御電源デバイス201は、バッテリ203を充電できないようにされ(図6のステップ610)、一方、遠隔制御電源デバイス201は依然として、システム202に電力を供給し続ける。一方、バッテリ203は、システム202に電力の不足分を供給し、バッテリは、充電状態ではなく、放電状態にある。
要約すると、本発明は2つの演算増幅器を用いて、バッテリ充電電流及びバッテリ電圧をそれぞれ検出し、2つの演算増幅器のうちの一方を選択して、遠隔制御電源デバイスの電圧を調整するために遠隔制御電源デバイスへのフィードバックを出力し、それにより遠隔制御電源デバイスの電圧がバッテリ電圧に近づくようにし、バッテリ充電電流が予め設定された値を超えないように制御されるようにする。それゆえ、本発明の電源システム及び電源システム動作方法によれば、遠隔制御電源デバイス及びバッテリが、システムに電力を同時に供給できるようになる。さらに、適当に設計することによって、遠隔制御電源デバイスの出力電圧を9〜13Vの範囲内で変更して、バッテリ出力電圧を近似できるようになり、インテル社によって提唱されている提案「Narrow VDC2」の要件を満たすことができ、遠隔制御電源デバイスの容量も柔軟に設計することができる。
さらに、演算増幅器及びPMOSトランジスタを用いて、バッテリに接続されるスイッチを形成する、本発明の別の構成の場合、充電制御信号が非充電状態をとるとき、演算増幅器の2つの入力端子を用いて、PMOSトランジスタのソースとドレインとの間の電圧が検出され、その後、演算増幅器が、PMOSトランジスタのゲートに出力信号を与える。その出力信号は、一方向に(バッテリからシステムへの方向だけに)導通するようにスイッチをオンにすることができ、スイッチの2つの端子間の電圧降下を、スイッチの予め設定された電圧以下にしておくことができ、それゆえ、その構成は、スイッチが燃えるのを避けることもでき、バッテリ及び遠隔制御電源デバイスがシステムに電力を同時に供給することができないという従来技術の問題を解決することもできる。
本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、本発明の構造に対して種々の変更及び変形を行うことができることは当業者には明らかになるであろう。上記の事柄に鑑みて、本発明の変更及び変形が添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内に入るという条件で、本発明がそれらの変更及び変形を網羅することが意図されている。
従来の電源システムの図である。 本発明の一実施形態による、遠隔制御回路を備える電源システムの回路ブロック図である。 本発明の一実施形態による、第2のスイッチ205の回路図300である。 本発明の一実施形態による、第2のスイッチ205の回路図400である。 本発明の一実施形態による、電源システム動作方法の流れ図である。 本発明の一実施形態による、電源システム動作方法の別の流れ図である。

Claims (27)

  1. 遠隔制御回路を備える電源システムであって、該遠隔制御回路は、
    遠隔制御電源デバイスとバッテリとの間に接続される第1の抵抗器と、
    該第1の抵抗器の中に流れる前記電流を検出して、第1の制御信号を出力するために、該第1の抵抗器に接続される第1の演算増幅器と、
    前記バッテリの前記電圧を検出して、第2の制御信号を出力するために、該バッテリに接続される第2の演算増幅器と、
    前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力するために、前記第1の演算増幅器、前記第2の演算増幅器及び前記遠隔制御電源デバイスの間に接続される選択回路と
    を備え、前記出力信号は、前記遠隔制御電源デバイスの前記電圧を調整するための遠隔制御信号としての役割を果たし、該遠隔制御電源デバイスの該電圧が前記バッテリの前記電圧に近づくようにする、遠隔制御回路を備える電源システム。
  2. 前記遠隔制御信号は、前記バッテリの前記充電電流が、予め設定された値を超えないようにさらに制御する、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  3. 前記第1の演算増幅器の両方の入力端子がそれぞれ、前記第1の抵抗器の両端に接続される、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  4. 前記遠隔制御回路はさらに、
    第2の抵抗器であって、該第2の抵抗器の一方の端子が前記第1の抵抗器及び前記バッテリに接続され、一方、該第2の抵抗器の別の端子が前記第1の演算増幅器の前記反転入力端子に接続される、第2の抵抗器と、
    第1の基準電圧と前記第1の演算増幅器の前記反転入力端子との間に接続される第3の抵抗器と、
    第4の抵抗器であって、該第4の抵抗器の一方の端子が前記第1の抵抗器及び前記遠隔制御電源デバイスに接続され、一方、該第4の抵抗器の別の端子が前記第1の演算増幅器の前記非反転入力端子に接続される、第4の抵抗器と、
    第5の抵抗器であって、該第5の抵抗器の一方の端子が前記第1の演算増幅器の前記非反転入力端子に接続され、一方、別の端子が接地される、第5の抵抗器と
    を備える、請求項3に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  5. 前記第2の演算増幅器の前記非反転入力端子が、前記第1の抵抗器及び前記バッテリに接続され、一方、前記第2の演算増幅器の前記反転入力端子が第2の基準電圧を受信する、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  6. 前記遠隔制御回路はさらに、
    第6の抵抗器であって、該第6の抵抗器の一方の端子が前記第1の抵抗器及び前記バッテリに接続され、一方、該第6の抵抗器の別の端子が前記第2の演算増幅器の前記非反転入力端子に接続される、第6の抵抗器と、
    第7の抵抗器であって、該第7の抵抗器の一方の端子が前記第2の演算増幅器の前記非反転入力端子に接続され、一方、該第7の抵抗器の別の端子が接地される、第7の抵抗器と
    を備える、請求項5に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  7. 前記選択回路は、
    第1のダイオードであって、該第1のダイオードの前記カソードが前記第1の制御信号を受信する、第1のダイオードと、
    第2のダイオードであって、該第2のダイオードの前記カソードが前記第2の制御信号を受信する、第2のダイオードと
    を備え、該2つのダイオードの前記アノードが1つのノードに接続され、該ノードは前記遠隔制御信号を出力する、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  8. 第1のスイッチをさらに備え、該第1のスイッチの一方の端子が前記遠隔制御電源デバイスに接続され、該第1のスイッチの別の端子が前記バッテリ及びシステムに接続され、前記遠隔制御電源デバイスが存在する場合には、該第1のスイッチはオンであり、存在しない場合には、該第1のスイッチはオフである、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  9. 第2のスイッチをさらに備え、該第2のスイッチの前記第1の端子が前記第1の抵抗器及び前記システムに接続され、該第2のスイッチの前記第2の端子が前記バッテリに接続され、充電制御信号を受信し、該充電制御信号が充電状態をとる場合には、該第2のスイッチは二方向に導通するようにオンになり、該充電制御信号が非充電状態をとる場合には、該第2のスイッチは、前記バッテリから前記システムに一方向に導通するようにオンになる、請求項1に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  10. 前記充電状態は論理「0」及び論理「1」のうちの一方であり、前記非充電状態は、論理「0」及び論理「1」のうちの、前記充電状態でない方の論理値である、請求項9に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  11. 前記充電制御信号は内蔵コントローラからもたらされ、該内蔵コントローラは、前記バッテリの前記情報に基づいて、前記充電制御信号を与える、請求項9に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  12. 前記バッテリの前記情報は、バッテリ容量、電流、温度及び電圧のうちの1つである、請求項11に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  13. 前記バッテリの前記容量が最初に予め設定された値よりも低い場合には、前記充電制御信号は前記充電状態をとり、そうでない場合には、該充電制御信号は前記非充電状態をとる、請求項9に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  14. 前記第2のスイッチは、
    該第2のスイッチの前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続されるショットキーダイオードと、
    PMOSトランジスタと
    を備え、該PMOSトランジスタの前記ソースは前記第2のスイッチの前記第1の端子に接続され、該PMOSトランジスタの前記ドレインは前記第2のスイッチの前記第2の端子に接続され、前記充電制御信号に応じて、該PMOSトランジスタはオン又はオフになる、請求項9に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  15. 前記第2のスイッチは、
    PMOSトランジスタであって、該PMOSトランジスタの前記ソースは前記第2のスイッチの前記第1の端子に接続され、一方、該PMOSトランジスタの前記ドレインは該第2のスイッチの前記第2の端子に接続される、PMOSトランジスタと、
    前記充電制御信号に関する論理演算を実行するとともに、前記PMOSトランジスタの前記ゲートに該演算された充電制御信号を供給するために用いられる論理回路と、
    第3の演算増幅器と
    を備え、前記充電制御信号が前記非充電状態をとるとき、前記第3の演算増幅器の2つの入力端子が、前記PMOSトランジスタの前記ソースと前記ドレインとの間の前記電圧を検出し、該PMOSトランジスタの前記ゲートに出力信号が与えられ、該出力信号は、該PMOSトランジスタを制御して、一方向に導通するようにオンになるようにし、前記導通時の電圧降下を予め設定された値以下にしておく、請求項9に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  16. 前記論理回路はインバータを含む、請求項15に記載の遠隔制御回路を備える電源システム。
  17. 遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法であって、
    第1の演算増幅器によって前記バッテリ充電電流を検出することであって、それによって、第1の制御信号を出力する、バッテリ充電電流を検出すること、
    第2の演算増幅器によって前記バッテリ電圧を検出することであって、それによって、第2の制御信号を出力する、バッテリ電圧を検出すること、
    選択回路を用いることであって、それによって、前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号のうちの電圧が低い方の制御信号を出力し、該出力信号を、前記遠隔制御電源デバイスに供給される遠隔制御信号として用いる、選択回路を用いること、並びに
    前記遠隔制御信号に基づいて、前記遠隔制御電源デバイスの前記電圧を調整し、該遠隔制御電源デバイスの該電圧が前記バッテリ電圧に近づくようにすること
    を含む、遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  18. 前記バッテリの前記充電電流が、予め設定された値を超えないように制御することをさらに含む、請求項17に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  19. 前記電源システムは、スイッチをさらに備え、該スイッチの前記第1の端子は前記遠隔制御電源デバイス及び前記システムに接続され、該スイッチの前記第2の端子は前記バッテリに接続され、充電制御信号を受信し、該充電制御信号が充電状態をとる場合には、該スイッチは二方向に導通するようにオンになり、該充電制御信号が非充電状態をとる場合には、該スイッチは、前記バッテリから前記システムへの一方向に導通するようにオンになる、請求項17に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  20. 前記充電状態は論理「0」及び論理「1」のうちの一方であり、前記非充電状態は、論理「0」及び論理「1」のうちの、前記充電状態でない方の論理値である、請求項19に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  21. 前記充電制御信号は内蔵コントローラからもたらされ、該内蔵コントローラは、前記バッテリの情報の一部に基づいて、前記充電制御信号を与える、請求項20に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  22. 前記バッテリの前記情報は、バッテリ容量、電流、温度及び電圧のうちの1つである、請求項21に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  23. 前記バッテリの前記容量が予め設定された値よりも低い場合には、前記充電制御信号は前記充電状態をとり、そうでない場合には、該充電制御信号は前記非充電状態をとる、請求項19に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  24. 前記システムの前記負荷が前記遠隔制御電源デバイスの前記最大出力電力を超えている場合には、該遠隔制御電源デバイスによって該システムに該最大出力電力を与え、前記バッテリによって、前記必要とされる電力の前記不足分を前記システムに与えること、
    前記バッテリ容量が前記予め設定された値よりも高く、前記システムの前記負荷が前記遠隔制御電源デバイスの前記最大出力電力を超えていない場合には、前記バッテリを充電することなく、該遠隔制御電源デバイスによって前記システムに電力を与えること、及び
    前記バッテリ容量が前記予め設定された値よりも低く、前記システムの前記負荷が前記遠隔制御電源デバイスの前記最大出力電力を超えていない場合には、該遠隔制御電源システムによって前記システムに電力を与え、且つ前記バッテリを充電すること
    をさらに含む、請求項23に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  25. 前記バッテリ容量が前記予め設定された値よりも低く、且つ前記システムの前記負荷が前記遠隔制御電源デバイスの前記最大出力電力を超えている場合には、該遠隔制御電源デバイスが前記バッテリを充電できないようにすることをさらに含む、請求項24に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  26. 前記スイッチはPMOSトランジスタを備え、該PMOSトランジスタの前記ソースは前記スイッチの前記第1の端子に接続され、一方、該PMOSトランジスタの前記ドレインは前記スイッチの前記第2の端子に接続され、前記電源システム動作方法は、
    前記充電制御信号に関する論理演算を実行するとともに、前記PMOSトランジスタの前記ゲートに該演算された充電制御信号を供給すること、及び
    前記充電制御信号が前記非充電状態をとるときに、前記PMOSトランジスタの前記ソースと前記ドレインとの間の前記電圧に基づいて、第3の演算増幅器によって該PMOSトランジスタの前記ゲートに出力信号を与えること
    をさらに含み、該出力信号は、該PMOSトランジスタを制御して一方向に導通するようにオンになるようにし、前記導通時の電圧降下を予め設定された電圧以下にしておく、請求項20に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
  27. 前記論理演算は反転演算を含む、請求項26に記載の遠隔制御電源デバイス及びバッテリによってシステムに電力を供給するための電源システム動作方法。
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