JP4851202B2 - 担架機能を備えた自動車の座席と固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の座席を担架に変身して人間を搬送することができる担架機能を備えた自動車の座席と固定装置に関する。
自動車を移動手段として用いる場合は椅子状の座席に人が腰掛けて座ることができるようになっている。また、付加機能を備えた座席として休憩時は座板部と背もたれ部をフルフラットの平面状にすることができることにより、睡眠等の休憩ができるようになっている。この他、最近では、座席がドア向きに回転して、座席に人が腰掛しやすい機能を備えた自動車も見られるようになってきた。
担架は主に専用の救急車に備えられており、病人や負傷者を担架に寝かせて搬送することができるようになっている。救急車の場合は、担架は担架専用のものであり、前記担架を設置する専用の空間が自動車内に必要である。また、主に1BOXタイプが担架を備える救急車の車両になっており、後部ドアを開けて担架の搬入搬出を行っている。
近年、介護が必要な老人が増加し、親の介護をする家族や親族も増加している。介護が必要な老人を介護施設や病院等の施設に搬送する場合は、自動車を福祉専用に改造している福祉車輌が必要であり、寝たきりの場合や足が不自由な場合等も自家用車等の乗用車が有りながら乗用車に乗せて搬送するのは困難であり現在一般に使用されている自動車の装備での搬送は困難である。また、階段や坂道等の多い地域や自動車を保管している場所と在住の家との距離が遠い地域や自動車が目的地の近くまで乗り入れができない地域では家から自動車までの搬送が現在一般に使用されている自動車の装備では困難である。
また、現在一般に使用されている自動車の装備を用いて負傷者や病人を搬送する場合は、安全に寝かせて搬送する手段がないので、けがや病気の程度によっては搬送は困難である。また、階段や坂道等の多い地域や自動車を保管している場所と在住の家との距離が遠い地域や自動車が目的地の近くまで乗り入れができない地域では家から自動車までの搬送が現在一般に使用されている自動車の装備では安全に寝かせて搬送する手段がないので困難である。
本発明は、家族、親族、友人、近所の人等によって、けが人、病人、介護が必要な人を二人以上の搬送者で安全に目的地に担架機能を備えた自動車の座席と固定装置で搬送できるようにするものである。上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、腰掛けた人の臀部を支持する座板部と背中を支持する背もたれ部を具備する自動車の担架機能を備える座席と固定装置において、前記座板部には人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する座板部側の担架把手収納手段と、前記座板部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる座板部の担架把手作動手段と、前記座板部の人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の所定箇所に車内の固定装置の接続部に対をなす着脱することができ接触することにより座席を支持する接続部の座席接続手段と、前記背もたれ部には背中と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する背もたれ部側の担架把手収納手段と、前記背もたれ部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる担架把手作動手段と、前記背もたれ部の左右の担架把手部の収納部の収納口には、前記担架把手部の柄部分を収納する柄収納部を形成し座席の場合は背もたれ部の一部となり担架の場合は担架を設置する場合の脚部となる背もたれ蓋部とを具備し、座板部と背もたれ部を所定の操作部の操作により平面状にして各々の担架把手部を収納部より露出することにより、自動車の座席が担架に変身することができること及び背もたれ部と背もたれ蓋部との所定箇所に具備される開閉手段を作動させて、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背もたれ部の一部となり、担架の場合の脚部になることを特徴としているものである。
請求項2に記載の発明は、腰掛けた人の臀部を支持する座板部と背中を支持する背もたれ部を具備する自動車の担架機能を備える座席と固定装置において、前記座板部には人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する座板部側の担架把手収納手段と、前記座板部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる座板部の担架把手作動手段と、前記座板部の人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の所定箇所に車内の固定装置の接続部に対をなす着脱することができ接触することにより座席を支持する接続部の座席接続手段と、前記背もたれ部には背中と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する背もたれ部側の担架把手収納手段と、前記背もたれ部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる担架把手作動手段とを具備し、前記座席の接続部に対をなす車内に具備されている固定装置の接続部の所定箇所の接触面は磁力発生部が具備され、座板部と背もたれ部を所定の操作部の操作により平面状にして各々の担架把手部を収納部より露出することにより、自動車の座席が担架に変身することができること及び前記固定装置に内蔵されている磁力発生装置部の制御に基づいて、前記磁力発生部より出力される磁力によって座席の接続部が着脱及び固定されることを特徴としているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、背もたれ部の左右の担架把手部の収納部の収納口には、前記担架把手部の柄部分を収納する柄収納部を形成し座席の場合は背もたれ部の一部となり担架の場合は担架を設置する場合の脚部となる背もたれ蓋部を具備し、背もたれ部と背もたれ蓋部との所定箇所に具備される開閉手段を作動させて、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背もたれ部の一部となり、担架の場合の脚部になることを特徴としているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2において、各々の担架把手部の左右の所定箇所には左右を連結する連結部と、座板部の左右の担架把手部に連結される連結部は緩やかな曲線状のへこんだ面が上面になり、前記曲線状の上面は担架の場合に人の脹脛を乗せる台となるとともに連結部の上面には人の脹脛が動かないようにするスベリ防止手段とを具備し、左右どちらかの担架把手部を作動させることにより、収納部は左右同時に担架把手部の露出と挿入が実施できること及び座板部の担架把手部の連結部は脹脛のスベリ防止になっていることを特徴としているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項3において、背もたれ部と背もたれ蓋部との相対する所定箇所に磁性体を具備し、前記磁性体の磁力によって、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背中を支持する背もたれ部に固定し、担架の場合は背もたれ部を支持する脚部に固定することを特徴としているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項2において、固定装置の接続部と対をなす座席の座席接続手段の接続部の接触面の所定箇所には前記接触面より隆起している円状の凸部を具備し、前記固定装置の接続部の接触面には前記凸部に対をなす円状に穴の開口した凹部を形成し、前記固定装置の凹部の下側には前記座席の接続部の凸部の有無を検知する座席検知手段を具備し、前記座席検知手段の凸部の有無を判断する制御手段に基づいて、磁力発生装置部の制御を実施することを特徴としているものである。
請求項7に記載の発明は、請求項2または請求項6において、座席の接続部と座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の所定箇所の座板部との間に座席を支持し左右に回転する座席の回転軸部と、座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の回転軸を中心として対称となる前後の所定箇所に複数個のロッド部とを具備し、固定装置上面には前記ロッド部と対をなすロッド部を施錠する固定式のラッチ装置の固定式ラッチ装置部と、前記ラッチ装置の施錠を解除する固定装置の所定箇所の面に操作部の操作ハンドル部とを具備し、磁力によって座席の接続部が固定されている場合は回転軸部により座席及び担架状態で所定方向に回転させてロッド部を固定式ラッチ装置部に差込む施錠と、前記操作ハンドル部を操作して前記施錠を解除して座席及び担架状態で所定方向に回転できるようになっていることと、担架に変身させた場合に人の頭を自動車の後側または前側にした搬入搬出及び固定した設置が選択できるようになっていることを特徴としているものである。
請求項8に記載の発明は、請求項2または請求項6において、座席の接続部と座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の所定箇所の座板部との間に座席を支持し左右に回転する座席の回転軸部と、座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の前後の所定箇所に複数個のロッド部とを具備し、固定装置の前後の面の少なくとも1つ以上の面には前記ロッド部と対をなすロッド部を施錠する作動式のラッチ装置の作動式ラッチ装置部と、前記ラッチ装置の施錠を解除する前記作動式ラッチ装置部の所定箇所の面に操作部の操作ハンドル部とを具備し、磁力によって座席の接続部が固定されている場合は回転軸部により座席を回転させ所定位置のロッド部に前記作動式ラッチ装置部を作動させて差込む施錠と、前記操作ハンドル部を操作して施錠を解除ができるようになっていることを特徴としているものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8において、作動式ラッチ装置部は固定装置に形成される収納部に収納され、前記収納部には前記作動式ラッチ装置部の衝撃を吸収する衝撃吸収手段が具備されていることを特徴としているものである。
請求項10に記載の発明は、請求項7または請求項8において、各々のラッチ装置部は座席のロッド部の有無を検知するロッド検知手段を具備し、前記座席のロッド部の有無を判断する制御手段に基づいて、磁力発生装置部の制御を実施することを特徴としているものである。
請求項11に記載の発明は、請求項7または請求項8または請求項10において、固定装置の所定箇所の面に、磁力発生装置部の制御の設定と所定のラッチ装置部の施錠操作ができる操作手段部と、ラッチ装置部の施錠状態と電磁力の発生状態と注意を告知する照明、音声、メロディによる表示手段とを具備し、前記操作手段の操作と各状態に基づいて、表示手段が出力されるようになっていることを特徴としているものである。
本発明により、救急車を必要としないまでのけが人、病人等を磁力の制御により支持固定できる車内の固定装置の台座接続部により、担架機能を備えた座席を担架にして寝かせた状態で座席回転軸部を備えた座席接続部は容易に前記磁力の制御により前記座席接続部は着脱できることから車内の搬入搬出及び在住の家や病院等の目的地に搬送が一般の人にできるようになる。
本発明により、救急車を必要としないまでのけが人、病人等を寝かせた状態で車内の固定装置に担架機能を備えた座席の担架状態で容易に座席の座席回転軸部を備えた座席接続部、ロッド部と、車内の固定装置の台座接続部、ラッチ装置部により支持固定できることによって、四方に担架が動くことがないので、普段と変わらない運転で安全に自動車で搬送することが一般の人にできるようになる。
本発明により、救急車のある消防署が場所的に遠い場合や、消防署に連絡して救急車の到着時間が長くかかる場合や、緊急を要する場合等は、本発明の担架機能を備えた座席を用いることにより、安全に緊急な対応が一般の人に可能となる。
本発明により、一般の人が、けが人、病人、介護の必要な人等の搬送手段が手に入ることにより、近年増加傾向にある救急車の出動件数が減少し、救急車の出動に要する経費が削減可能である。
本発明により、担架機能を備えた座席の座席接続部、ロッド部と、車内の固定装置の台座接続部、ラッチ装置部とを標準化することによって、前記担架機能を備えた座席を自動車の車種を問わず使用できるとともに家庭内の座席等として様々な用途にも対応可能になる。
本発明により、坂や階段が多い地域や自動車までの距離が長い地域等の交通の便が不便な場所に在住の介護の必要な人や病人やけが人は、搬送者一人のおんぶは大変であり、そして、担架専用のものを使用した場合は車内に担架を置く場所の空間が必要であり、また、車椅子の人の場合は車椅子を車内に置く空間が必要である。そして、座席に乗せ代える必要があるが、本発明の担架機能を備えた座席ならば、車内の空間に影響はなく乗せ代える必要もないので、交通の便が不便な場所でも容易に迅速に介護の必要な人や病人やけが人を搬送することが可能となる。
本発明の担架機能を備えた座席は、普段は通常の座席になっており、担架として用いる場合の担架把手部分が普段は見えないようになっていることにより、自動車の内装及びデザイン等のインテリアに悪影響を与えない。
本発明により、交通事故時に、救急車が到着するまでの間、けが人を道端に放置状態にするのは良くないが、本発明を座席から取外して担架にしたものにけが人を寝かせて道端で安静にさせることが可能となる。また、救急車側の機能に本発明の座席が担架となったものを搬送する手段を備えることにより、救急車の担架にけが人を乗せ代えることなく安全にけが人を搬送することができる。また、自動車は広く全国に流通しているので地震、台風、水害、火災等の災害時に負傷者を本発明の担架で救助することができる。
本発明について、はじめに図1〜図4について説明する。図1〜図4は本発明を自動車の車内における人が座席に腰掛けて使用する場合の図面である。図1の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の前面図は、人が腰掛けた場合に臀部を支持する座板部1と、人が腰掛けた場合に背中を支持する背もたれ部2とを構成し、座板部1と背もたれ部2は蝶番等の機構で背もたれ部2を前後に作動するリクライニング操作部の操作ハンドルで座板部1と背もたれ部2がフルフラットすなわち平面状にできるようになっているものを用いるようになっている。
そして、背もたれ部2には座席として用いている場合は背もたれ部2の一部となり、担架として用いる場合は背もたれ部2を支持する担架の脚になる背もたれ蓋部3を構成するようになっている。
臀部を支持する座板部1は骨格となっている座板基礎部4の上側に構成し、座板基礎部4の下側に背もたれ側から前側にL字型に平面に伸びた座席支持基礎部29を構成し、座席支持基礎部29の下側には座席の中央側を中心として座席が回転するようになっている座席回転軸部5を構成し、座席回転軸部5の下側には円状の平面の頂上の所定箇所から下側が幅広くなっていく傾斜で内側が開放している円状の凹型になっている座席接続部6を構成している。
また、座席接続部6の開放している内側の接触面は電磁石の磁力によってくっつくようになっている。また、電磁石の影響が無いように座席回転軸部5はアルミニウムやステンレス等の電磁石の磁力の影響が小さい部材にするようになっている。
また、座板基礎部4には座席を担架に変身する場合の担架の把手部を下側の収納部に挿入することができる座板側担架把手部7を構成し、座板側担架把手部7は人が座板部1に腰掛けた場合には接触しないように把手部分が座板部1の下側に収納できるようになっている。
また、座板基礎部4の下面の四隅側は座席状態及び担架状態において、位置が四方に作動しないように固定できるようになっている。通常の座席として、または、担架として用いる場合は位置の作動を防止し固定する為の座席前部ストライカ部9を座板基礎部4の前側左右に構成し、座席前部ストライカ部9は棒状またはU字型(コ型含む)のロッド部となっている金属製で座席前側を支持固定するようになっている。
また、座板基礎部4の下面の左右の下側には座席を担架として用いる場合に、座席を取外して担架状態で設置した場合における前後左右の揺れなく不安定な状態にならないようにする座板脚部10を構成している。
次に本発明の担架に変身することができる座席の座席接続部6を接続し固定する本発明の固定装置11について説明する。固定装置11の筐体は、座席側と面する箇所の前側と左右側が下りの緩やかな傾斜となっており、人によって持込まれたちり、ゴミや小石類が自動車の振動等で自然に落下するようになっている。
固定装置11の座席側と面する中央側には円状に凸状に露出している台座接続部12を構成し、座席の座席接続部6と接続する箇所の接続面は座席接続部6の接続面の形状と対をなす形状になっており、前記円状の凸状に露出している台座接続部12が座席接続部6に挿入し接触面の接触により、座席を支持するようになっている。
台座接続部12の座席接続部6との接触面は磁力が出力されるようになっており、台座接続部12の内側には磁場を発生する電磁力発生装置部39が内蔵されている。前記電磁力発生装置部39から磁場を発生することにより、台座接続部12の座席接続部6との接触面は電磁石になり、座席接続部6は台座接続部12にくっつくようになっている。そして、座席は支持固定されるようになっている。
また、固定装置11の上面前右側の1箇所には、座席前側が四方に作動しないようにする為に右前側隅に固定された施錠することができる座席前部ラッチ部13を備えており、座席前部ラッチ部13は座席前部ストライク部9の棒状またはU字型になっているロッド部を差し込むようになっている。
前記ロッド部がラッチ部に差し込まれることによりロッド部が施錠され、座席前側が四方に作動しないように支持固定されるようになっている。
座席のロッド部の差し込み方法は、座席を左右斜めの状態で座席接続部6は台座接続部12に接続でき、座席接続部6が電磁力発生装置部39により電磁石となった台座接続部12に支持固定されたならば、座席を時計方向に座席回転軸部5より回転させた場合に、前記ロッド部がラッチ部に差し込まれて施錠され四方に座席の前側が作動しないように支持固定するようになっている。また、これらは担架の場合も同じである。
また、固定装置11の左側面には、操作部14を備えており、電磁力発生装置部39の制御の設定、座席前部ラッチ部13の施錠操作、ラッチ部の施錠状態、電磁力の発生状態、注意等を告知するLED等のランプによる表示出力やスピーカによる音声出力ができる表示装置部40を操作部14は構成している。
次に図2の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の後面図は、背もたれ部2の一部を構成している背もたれ蓋部3は、背もたれ部2と座板部1をフルフラットの平面状にして担架にした場合における背もたれ部2の脚になるようになっている。そして、背もたれ蓋部3は人の背中が接触しない裏面と背もたれ部2の人の背中が接触しない裏面には磁石等の磁性体の脚用磁性体部15を備えており、背もたれ蓋部3の開閉手段の蝶番により、後側方向に開けて倒した場合に、磁性体同士がくっつくようになっている。そして、背もたれ蓋部3は背もたれ部2の脚となって、担架に変身した場合に安定した状態で地面等の平面な場所に設置できるようになっている。
座板基礎部4の背もたれ側の下面には、通常の座席として、また、担架として用いる場合の四方の作動を防止し支持固定する為の座席後部ストライカ部16を後側左右に備えており、座席前部ストライカ部9と同じ棒状またはU字型(コ型含む)のロッド部となっている金属製で座席の後側を支持固定するようになっている。
また、座板基礎部4の下面に構成する座席後部ストライカ部16と座席前部ストライカ部9の設置箇所は、座席回転軸部5の回転軸を中心として対称となっている。設置箇所が対称となっていることにより、座席を担架に変身させた場合に、人の頭を自動車の後側に固定した設置と、人の頭を自動車の前側に固定した設置の選択ができるようになっている。
固定装置11の後側の面には、座席後側が四方に作動しないようにする為に作動手段の蝶番等で固定され前後に作動することができる座席後部ラッチ部17を備えており、座席後部ラッチ部17は上側に持上げて前側に作動させることにより、座席後部ストライク部16の棒状またはU字型になっているロッド部を差し込むようになっている。
前記ロッド部がラッチ部に差し込まれることにより施錠され、座席が四方に作動しないように支持固定されるようになっている。
座席のロッド部の差し込み方法は、台座接続部12に座席が電磁力発生装置部39により電磁石の磁力により固定され、座席前部ストライカ部9が座席前部ラッチ部13に施錠された場合に、座席後部ストライカ部16のロッド部を固定装置11の後側に備えられている座席後部ラッチ部17を前側に作動して持っていくことによりラッチ部に差し込まれて施錠され四方に座席の後側が作動しないように支持固定するようになっている。また、これらは担架の場合も同じである。
また、座席後部ラッチ部17の所定の上面または下面には、ラッチ部で施錠したロッド部を解除して開放する操作ができるハンドルの座席後部ハンドル部18を備えている。
また、座席後部ラッチ部17は座席を担架にして取外す場合には、固定装置11の筐体の後側は座席後部ラッチ部17の収納箇所になっているので、座席後部ハンドル部18によりラッチ部の施錠を解除してロッド部を切離した場合には、このまま、作動手段の蝶番によって固定装置11に形成されている座席後部ラッチ部収納部19に収納されるようになっている。また、座席後部ラッチ部17が収納される固定装置11に形成される座席後部ラッチ部収納部19の接触面には、座席後部ラッチ部17の施錠を解除した後に収納する場合の衝撃を吸収する化学樹脂系のシート等の衝撃吸収体23が備えられ機器を保護するようになっている。
次に図3の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の左側面図は、座板部1と背もたれ部2の左右側面の所定の箇所には、座席を担架に変身して搬送する場合に乗せた人が担架からの落下防止の為のベルトを内蔵し収納している座板側ベルト部20と背もたれ側ベルト部21を備えており、担架にして人を寝せて搬送する場合に、坂道や階段等で落下の可能性がある場合や自動車に担架状態で固定装置11に固定して搬送する場合は開閉手段の蓋を開けて収納している座板側ベルト部20と背もたれ側ベルト部21を用いベルトで搬送される人を締めて固定して落下防止するようになっている。
操作部14は固定装置11の左側面に構成し、電磁力発生装置部39の電磁石の出力制御の操作/設定と、ラッチ部の施錠の有無状態、電磁力のON/OFF状態、注意を告知するLED等のランプによる表示出力やスピーカによる音声出力ができる表示装置部40と、座席前部ラッチ部13の施錠の解除を操作することができる座席前部ハンドル部22を操作部14は備えている。
電磁力発生装置部39の制御は座席前部ハンドル部22の左側に3個配置され、左側から、自動/手動の設定、手動のONスイッチ、手動のOFFスイッチで操作するようになっている。左側のスイッチを手動にした場合は、右側2つのスイッチで任意に電磁力発生装置部39の磁力の出力をON/OFFを操作し制御するようになっている。自動にした場合は、座席の有無を検知する座席検知センサ部35の座席の有無の判断に基づいて、電磁力発生装置部39の磁力の出力のON/OFFを自動制御し座席有りと判断された場合にONになるようになっている。また、座席無しと判断された場合はOFFするようになっている。
また、座席前部ラッチ部13と座席後部ラッチ部17に内蔵された各々のロッド部を施錠したかを判断する座席固定検知センサ部38でロッド部の施錠の有無に基づいて、電磁力発生装置部39の磁力の出力のON/OFFを自動で制御するようになっている。そして、すべてのロッド部の施錠有りと判断された場合は、座席を磁力によって固定する必要が無くなるので磁力の出力が自動でOFFになるようになっている。
また、座席後部ラッチ部17の施錠を解除し開放した後に操作部14には座席前部ハンドル部22を操作することにより、座席前部ラッチ部13のラッチ部で施錠したロッド部を解除して座席を開放する操作ができるようになっている。これらは担架の場合も同じである。
また、操作部14には、座席を前後に作動させることができる座席移動の操作ハンドルが座席前部ハンドル部22の右側に構成されている。この操作ハンドルは自動車には軽自動車、セダン、ミニバン、1BOX、SUV、ステーションワゴン、クーペ、ハッチバック等の様々な自動車の車種が有り、また、自動車の車内形状によっては、座席を担架に変身した場合に担架固定場所における前後の空間が不足する場合は前記操作ハンドルを操作して前後空間を調整するようになっている。自動車によっては、前後空間が十分に確保できるならば前記操作ハンドルを操作部14に備えないことは可能である。
次に図4の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の右側面図は、本発明を右側から見た図面を示している。通常の座席として用いる場合のシートベルトの受け側は、固定装置11の右側面に取付可能である。
次に図5〜図7について説明する。これは、座席がまだ座席状態で座板部1に収納している座板側担架把手部7と、背もたれ部2に収納している背もたれ側担架把手部24を引き出し露出させた場合の図面を示している。
図5の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す前面図は、筒状の座板側担架把手部7を座板部1の収納箇所から引き出し、背もたれ側担架把手部24は背もたれ蓋部3を背もたれ部2との作動手段の蝶番により後側に開けて脚用磁性体部15によって固定した後に引き出すようになっている。
また、筒状の座板側担架把手部7を座板部1の収納箇所から引き出す収納口には、座板側担架把手部7を引き出した状態で固定する固定具を備えることにより、座板側担架把手部7の把手部分の長さを調整することは可能である。
また、筒状の背もたれ側担架把手部24を背もたれ部2の収納箇所から引き出す収納口には、背もたれ側担架把手部24を引き出した状態で固定する固定具を備えることにより、背もたれ側担架把手部24の把手部分の長さを調整することは可能である。
図6の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す左側面図は、背もたれ部2に構成されている背もたれ蓋部3が背もたれ蓋部3と背もたれ部2の裏面に備えられている脚用磁性体部15がくっつくことによって、背もたれ蓋部3が背もたれ部2に固定され、座席を担架として用いる場合の背もたれ部2を支持する脚になるようになっている。座板部1に備えられているリクライニング操作部を操作することにより、背もたれ部2と座板部1のフルフラットにして担架状態にした場合に、背もたれ部2は背もたれ蓋部3の脚によって車外で安定した設置を可能とするものである。
図7の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す上面図は、背もたれ蓋部3の内側には背もたれ側担架把手部24の曲線状の柄の部分を収納する柄収納部25を備えており、背もたれ蓋部3を背もたれ部2に閉じて戻す場合は背もたれ側担架把手部24の柄の部分が背もたれ蓋部3に形成されている凹溝となっている柄収納部25に収納するようになっている。
また、背もたれ蓋部3を背もたれ部2に戻す場合は、背もたれ部2と背もたれ蓋部3の内側に備えられている磁石等の磁性体でできた背もたれ用磁性体部26がくっつくことによって、背もたれ蓋部3は背もたれ部2に固定され背もたれ部2の一部を構成するようになっている。
背もたれ蓋部3が背もたれ部2の一部を構成した場合に、人の背中が背もたれ蓋部3に接触して支持した場合に背もたれ蓋部3が作動することが考察される場合は、背もたれ用磁性体部26に凹凸を組み合わせたものを備えることにより背もたれ蓋部3の背もたれ用磁性体部26の凹部に背もたれ部2の背もたれ用磁性体部26の凸部を挿入することによって、さらに背もたれ蓋部3の固定力を増すことが可能である。
座板部1の下側に収納されている座板側担架把手部7を座板部1の人が腰掛けた場合に接触しない裏側から引き出し場合は、座板部1の左右に構成されている座板側担架把手部7の内側同士が連結される座板側把手連結部8を備えており、左右どちらかを引き出すことにより、両方の座板側担架把手部7を引き出されるようになっている。そして、収納の場合も同じである。
また、座板側担架把手部7の座板側把手連結部8は中央部を中心とするへこんでいる固定された緩やかな曲線状になっており、座席を担架に変身した場合の人の脹脛を乗せるようになっている。座板側把手連結部8の緩やかな曲線状になっていることにより中央側に両足の脹脛が寄せられるようになっている。そして、さらに座板側把手連結部8の脹脛がのる曲線状の上面の箇所に前記脹脛が落下しないようにスベリを防止する為のスベリ防止部27のシート等が備えられおり、脹脛が搬送中は滑らないように脹脛を支持できるようになっている。
図8の座席を担架に変身した場合の上面透視図は、座板部1と背もたれ部2をフルフラットの平面状にして座板側担架把手部7と背もたれ側担架把手部24を引き出すことにより担架の把手部を露出して変身した担架状態を上面から見た本発明に関わる箇所を示している透視図である。
座板側担架把手部7は座板基礎部4の下側に構成される座板側把手収納部28に収納したり、引き出したりできるようになっている。座板側把手収納部28は座板側把手連結部8が作動の障害にならないように、所定箇所の内側が開放された筒状の収納部になっている。そして、座板側担架把手部7は曲線状になっている柄の部分を残して収納されるようになっている。
また、座板基礎部4の下側に構成される後側から前側に平面状に伸びたL型で座席を支持するとともに座席回転軸部5の基礎になっている座席支持基礎部29を座板側把手収納部28の内側に構成し、自動車内における座席の場合及び担架の場合において支持するようになっている。
座席支持基礎部29に構成される左右に回転することができる座席回転軸部5の下側には座席接続部6が構成され、座席接続部6の円状の中央には座席及び担架が正しい箇所に設置されたかを判断することができるとともに電磁力発生装置部39の制御のスイッチとなっている座席凸スイッチ部30を構成するようになっている。座席凸スイッチ部30は座席回転軸部5の中心軸状に円柱状に露出して備えられている。
背もたれ側担架把手部24は背もたれ部2の内側にある骨格の基礎部に構成される背もたれ側把手収納部32に収納したり、引き出したりできるようになっている。背もたれ側把手収納部32は背もたれ側把手連結部31が作動の障害にならないように、所定箇所の内側が開放された筒状の収納部になっている。そして、背もたれ側担架把手部24は曲線状になっている柄の部分を残して収納されるようになっている。
背もたれ側把手収納部32より背もたれ側担架把手部24を引き出し場合は、背もたれ部2の左右に構成されている背もたれ側担架把手部24の内側同士が連結される背もたれ側把手連結部31を備えており、左右どちらかを引き出すことにより、両方の背もたれ側担架把手部24を引き出されるようになっている。そして、収納の場合も同じである。
図9の座席を担架に変身した場合の左側面図は、座席を担架に変身した場合に、地面等の平面状の設置場所に設置した場合の左側面図を示している。座板基礎部4の下側左右に構成される座板脚部10と、背もたれ部2に構成される背もたれ蓋部3の脚によって、座席がフルフラットの平面状の担架状態となっている座板部1と背もたれ部2を支持するようになっている。
次に図10〜図11について説明する。これは、自動車の車内の座席箇所に設置される固定装置11と構成している機器を示している図面である。図10の座席及び担架を固定する固定装置の上面図は、中央側に台座接続部12が固定された状態で構成され、台座接続部12は座席接続部6と接続される接触面の頂上は円状の平面となり前記平面の所定箇所から下側に傾斜になって広がり、傾斜部分の所定箇所から下側に円状となっている。そして、固定装置11の上面より露出する構成となっている。また、接続面に傾斜を備えていることにより、座席接続部6の案内誘導ができるようになっている。
台座接続部12の頂上の平面の中心側の所定箇所には円形の穴が開口している座席固定凹部34を形成し、この前記円形の穴は座席接続部6に備えられている円柱の座席凸スイッチ部30が挿入されるようになっている穴である。前記座席凸スイッチ部30が挿入されることにより、台座接続部12と座席接続部6の接触面が適切に接触されたことになり台座接続部12が座席接続部6を支持するようになっている。
また、座席固定凹部34の円形の穴の下側には、座席凸スイッチ部30の有無を検知する自動復帰型スイッチセンサ、光センサ等の座席検知センサ部35を備えており、座席検知センサ部35は座席凸スイッチ部30の円柱の突起の有無の判断によって、電磁力発生装置部39を制御できるようになっている。
制御部36の座席凸スイッチ部30の有無の判断に基づいて、表示装置部40のLED等の表示灯が点灯するようになっている。この他、スピーカの音声出力により「座席のセッティングOKです」等の音声を出力するようになっている。
そして、台座接続部12の上に座席接続部6が載った座席及び担架の状態ではまだ振動や前後左右の重量バランス等によっては不安定になるので、この不安定要因を排除するために、台座接続部12の内側には電磁力発生装置部39を備えており、台座接続部12の座席接続部6との接触面は電磁力発生装置部39により発生する磁力により電磁石となる磁力発生部33になっている。そして、電磁力発生装置部39の磁力を制御することにより、座席及び担架有りと判断された場合は電磁石の磁力によって、座席接続部6が台座接続部12との接触面の磁力発生部33にくっつくようになっている。そして、座席接続部6を支持固定するようになっている。従って、振動や重量バランス等の不安定要因を電磁石によって解消するようになっている。座席接続部6が支持固定されることによって、安定して滑らかに座席回転軸部5は左右に回転できるようにもなっている。
また、固定装置11の上面には、座席が動かないように固定する座席前右側の座席前部ラッチ部13と座席後左右の座席後部ラッチ部17を構成する座席ラッチ装置が備えられており、前記座席ラッチ装置は座板基礎部4下側に構成されるロッド部になっている座席前部ストライカ部9と座席後部ストライカ部16を差込むことによって、施錠され座席を四方に動かないように支持固定するようになっている。
座席前部ラッチ部13の差込方法は、座席接続部6が台座接続部12に接続され、電磁力発生装置部39により電磁石の機能がONになったならば、座板部1側を時計方向に回すと座席前部ストライカ部9または座席後部ストライカ部16のロッド部が座席前部ラッチ部13に差込まれ施錠するようになっている。そして、施錠された側の座席状態及び担架状態を支持固定するようになっている。
座席前部ラッチ部13にロッド部が差込まれたら、座席後部ラッチ部収納部19より座席後部ラッチ部17を上側に持ち上げると固定装置11との蝶番によって前側に回転するようになっており、このまま座席後部ストライカ部16または座席前部ストライカ部9に差込むようになっている。そして、施錠された側の座席状態及び担架状態を支持固定できるようになっている。そして、前後施錠により全体が四方に作動しないようになっている。
制御部36のロッド部の施錠の有無の判断に基づいて、施錠が有りの場合は表示装置部40のLED等の表示灯が点灯するようになっている。そして、スピーカの音声出力により「ロッド部の施錠はOKです」等の音声を出力するようになっている。また、電磁石の機能がOFFになるまでロック、ポップス、歌謡曲、クラシック等のメロディが出力されるようになっており、これによって、施錠の状態が聴覚で認識できるようになっている。
また、施錠を解除する場合は、座席後部ラッチ部17に構成される座席後部ハンドル部18を操作してラッチ部の施錠を解除し座席後部ラッチ部17を引いて座席後部ラッチ部収納部19に収納するようになっている。そして、操作部14に構成されている座席前部ハンドル部22を操作して座席前部ラッチ部13の施錠を解除したならば、座板部1側を反時計方向に回すとラッチ部からロッド部が外れるようになっている。
操作部14の電磁力発生装置部39の制御には自動、手動ON、手動OFFの操作ができるようになっており、自動を設定の場合は、座席検知センサ部35により座席及び担架が有りと判断された場合は電磁力発生装置部39の電源が自動でONとなり、台座接続部12の接触面の所定箇所が電磁石となるようになっている。そして、座席前部ラッチ部13と座席後部ラッチ部17に内蔵されているロッド部が施錠されたかを判断する自動復帰型スイッチ等で構成される座席固定検知センサ部38で前記ロッド部が施錠されたことを判断したならば、自動で電磁力発生装置部39の電磁石の機能を停止し電源を自動でOFFする制御を実施するようになっている。
これは、座席前部ラッチ部13と座席後部ラッチ部17でロッド部の施錠が完了したならば、電磁力発生装置部39による座席及び担架の固定は不要になるので電磁石の機能を停止し電源をOFFするようになっている。そして、ヒューズ切れやケーブル断線や交通事故等の何らかの要因により電源供給が停止状態となった場合の接続部の離脱による事故防止にもなっている。
また、自動の場合は座席前部ラッチ部13と座席後部ラッチ部17でロッド部の施錠が完了後は電磁石の機能はOFFになっているが、座席後部ラッチ部17の施錠を解除したら、電磁力発生装置39の電源が自動でONとなり、台座接続部12の接触面の所定箇所が電磁石となるようになっている。そして、座席前部ラッチ部13の施錠を解除して、選択している自動のスイッチを押すと所定時間は一時的に電磁力発生装置部39の電磁石の機能がOFFとなり、この所定時間内に座席及び担架を取外すようになっている。そして、所定時間後にはまた、自動の制御が繰返されるようになっている。
次に、図11の座席及び担架を固定する固定装置の左側面図は、固定装置11を左側から見たものである。担架の搬入搬出の場合に、搬送者が固定装置11の上に足が乗る場合が考察されるので、固定装置11の上面の凹凸は少なくシンプルになっている。そして、座席前部ラッチ部13は車内内側に構成され、座席後部ラッチ部17は固定装置11に形成される座席後部ラッチ収納部19に収納されるようになっている。
次に図12〜図19について説明する。これは自動車内からの担架となった座席の搬入搬出と車内の状態を示した図面と、搬入後の担架となった座席と車内の状態を示す図面である。図12〜図15は本発明を助手席にした場合のものであり、図16〜図19は2列目座席の助手席後を本発明のものにしたものである。
図12の助手席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例1と、図13の助手席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例1は、担架に寝かせた人の頭が後方になる例で担架状態の座席を助手席ドアから本発明により斜め状態で搬入及び搬出と固定作業ができるようになっている。また、ロッド部のラッチ部施錠において背もたれ部2の2列目席との空間が不足する場合は、2列目席の座板部部分を背もたれ部に倒して空間を確保することで対応できるようになっている。また、二人の搬送者も乗れるようになっている。
図14の助手席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例2と、図15の助手席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例2は、担架に寝かせた人の頭が前方になる例で担架状態の座席を助手席ドアから本発明により斜め状態で搬入及び搬出と固定作業ができるようになっている。また、ロッド部のラッチ部施錠において座板部1の2列目席との空間が不足する場合は、2列目席の座板部部分を背もたれ部に倒して空間を確保することで対応できるようになっている。また、二人の搬送者も乗れるようになっている。
図16の2列目席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例3と、図17の2列目席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例3は、担架に寝かせた人の頭が後方になる例で担架状態の座席を2列目ドアから本発明により斜め状態で搬入及び搬出と固定作業ができるようになっている。搬入及び搬出において、担架となった座席を斜めにするのが困難な場合は、2列目席の中央の席の背もたれ部を座板部に倒して空間を確保して対応できるようになっている。また、ロッド部のラッチ部施錠において座板部1の助手席との空間が不足する場合は、助手席の背もたれ部部分を座板部に倒して空間を確保することで対応できるようになっている。そして、助手席の背もたれ部部分を倒してもなお不足する場合は、座板部を倒して空間を確保できるようになっている。また、二人の搬送者も乗れるようになっている。
図18の2列目席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例4と、図19の2列目席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例4は、担架に寝かせた人の頭が前方になる例で担架状態の座席を2列目ドアから本発明により斜め状態で搬入及び搬出と固定作業ができるようになっている。搬入及び搬出において、担架となった座席を斜めにするのが困難な場合は、2列目席の中央の席の背もたれ部を座板部に倒して空間を確保して対応できるようになっている。また、ロッド部のラッチ部施錠において座板部1の助手席との空間が不足する場合は、助手席の背もたれ部部分を座板部に倒して空間を確保することで対応できるようになっている。そして、助手席の背もたれ部部分を倒してもなお不足する場合は、座板部を倒して空間を確保できるようになっている。また、二人の搬送者も乗れるようになっている。
次に図20の制御装置の構成図について説明する。この固定装置11に内蔵される制御装置は、座席凸スイッチ部30の有無を検知する座席固定凹部34の下側に配置される自動復帰型スイッチ、光センサ等の座席検知センサ部35と、座席前部ストライカ9と座席後部ストライカ部16のロッド部の有無を検知する座席前部ラッチ部13と座席後部ラッチ部17に内蔵される自動復帰型スイッチ、光センサ等の座席固定検知センサ部38と、台座接続部12に内蔵され座席接続部6と接触する台座接続部12の接触面の磁力発生部33の磁力の発生により電磁石にして座席及び担架を支持固定する電磁力発生装置部39と、電磁力発生装置部39の電磁石のON/OFFの自動または手動の操作/設定する操作部14と、前記操作部14に構成される座席検知センサ部35、座席固定検知センサ部38、電磁力発生装置部39のON/OFF状態や注意を告知するLED等のランプによる表示出力やスピーカによる音声出力ができる表示装置部40と、制御を実施する制御プログラム、各種設定を記憶処理するROM、RAM等の記憶部37と、上記これらを演算処理により判断し制御するCPU等の制御部36と、これらに電源を供給する自動車のバッテリ41とを構成し本発明の制御を実施するようになっている。
本発明の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の前面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の後面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の左側面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席と固定装置の右側面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す前面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す左側面図である。 本発明の担架機能を備えた自動車の座席の担架把手部露出を示す上面図である。 本発明の座席を担架に変身した場合の上面透視図である。 本発明の座席を担架に変身した場合の左側面図である。 本発明の座席及び担架を固定する固定装置の上面図である。 本発明の座席及び担架を固定する固定装置の左側面図である。 本発明を助手席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例1である。 本発明を助手席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例1である。 本発明を助手席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例2である。 本発明を助手席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例2である。 本発明を2列目席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例3である。 本発明を2列目席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例3である。 本発明を2列目席に具備した場合の担架搬入搬出を示す上面図の実施例4である。 本発明を2列目席に具備した場合の担架固定を示す上面図の実施例4である。 本発明の制御装置の構成図である。
1…座板部、2…背もたれ部、3…背もたれ蓋部、4…座板基礎部、5…座席回転軸部、6…座席接続部、7…座板側担架把手部、8…座板側把手連結部、9…座席前部ストライカ部、10…座板脚部、11…固定装置、12…台座接続部、13…座席前部ラッチ部、14…操作部、15…脚用磁性体部、16…座席後部ストライカ部、17…座席後部ラッチ部、18…座席後部ハンドル部、19…座席後部ラッチ収納部、20…座板側ベルト部、21…背もたれ側ベルト部、22…座席前部ハンドル部、23…衝撃吸収体部、24…背もたれ側担架把手部、25…柄収納部、26…背もたれ用磁性体部、27…スベリ防止部、28…座板側把手収納部、29…座席支持基礎部、30…座席凸スイッチ部、31…背もたれ側把手連結部、32…背もたれ側把手収納部、33…磁力発生部、34…座席固定凹部、35…座席検知センサ部、36…制御部、37…記憶部、38…座席固定検知センサ部、39…電磁力発生装置部、40…表示装置部、41…バッテリ

Claims (11)

  1. 腰掛けた人の臀部を支持する座板部と背中を支持する背もたれ部を具備する自動車の担架機能を備える座席と固定装置において、前記座板部には人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する座板部側の担架把手収納手段と、前記座板部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる座板部の担架把手作動手段と、前記座板部の人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の所定箇所に車内の固定装置の接続部に対をなす着脱することができ接触することにより座席を支持する接続部の座席接続手段と、前記背もたれ部には背中と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する背もたれ部側の担架把手収納手段と、前記背もたれ部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる担架把手作動手段と、前記背もたれ部の左右の担架把手部の収納部の収納口には、前記担架把手部の柄部分を収納する柄収納部を形成し座席の場合は背もたれ部の一部となり担架の場合は担架を設置する場合の脚部となる背もたれ蓋部とを具備し、座板部と背もたれ部を所定の操作部の操作により平面状にして各々の担架把手部を収納部より露出することにより、自動車の座席が担架に変身することができること及び背もたれ部と背もたれ蓋部との所定箇所に具備される開閉手段を作動させて、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背もたれ部の一部となり、担架の場合の脚部になることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  2. 腰掛けた人の臀部を支持する座板部と背中を支持する背もたれ部を具備する自動車の担架機能を備える座席と固定装置において、前記座板部には人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する座板部側の担架把手収納手段と、前記座板部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる座板部の担架把手作動手段と、前記座板部の人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の所定箇所に車内の固定装置の接続部に対をなす着脱することができ接触することにより座席を支持する接続部の座席接続手段と、前記背もたれ部には背中と接触しない裏側に人の搬送に用いる左右に筒状の担架把手部を構成し前記担架把手部を収納部に収納する背もたれ部側の担架把手収納手段と、前記背もたれ部の収納部は担架把手部を作動して露出及び挿入することができる担架把手作動手段とを具備し、前記座席の接続部に対をなす車内に具備されている固定装置の接続部の所定箇所の接触面は磁力発生部が具備され、座板部と背もたれ部を所定の操作部の操作により平面状にして各々の担架把手部を収納部より露出することにより、自動車の座席が担架に変身することができること及び前記固定装置に内蔵されている磁力発生装置部の制御に基づいて、前記磁力発生部より出力される磁力によって座席の接続部が着脱及び固定されることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  3. 請求項2において、背もたれ部の左右の担架把手部の収納部の収納口には、前記担架把手部の柄部分を収納する柄収納部を形成し座席の場合は背もたれ部の一部となり担架の場合は担架を設置する場合の脚部となる背もたれ蓋部を具備し、背もたれ部と背もたれ蓋部との所定箇所に具備される開閉手段を作動させて、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背もたれ部の一部となり、担架の場合の脚部になることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  4. 請求項1または請求項2において、各々の担架把手部の左右の所定箇所には左右を連結する連結部と、座板部の左右の担架把手部に連結される連結部は緩やかな曲線状のへこんだ面が上面になり、前記曲線状の上面は担架の場合に人の脹脛を乗せる台となるとともに連結部の上面には人の脹脛が動かないようにするスベリ防止手段とを具備し、左右どちらかの担架把手部を作動させることにより、収納部は左右同時に担架把手部の露出と挿入が実施できること及び座板部の担架把手部の連結部は脹脛のスベリ防止になっていることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  5. 請求項1または請求項3において、背もたれ部と背もたれ蓋部との相対する所定箇所に磁性体を具備し、前記磁性体の磁力によって、前記背もたれ蓋部は座席の場合は背中を支持する背もたれ部に固定し、担架の場合は背もたれ部を支持する脚部に固定することを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  6. 請求項2において、固定装置の接続部と対をなす座席の座席接続手段の接続部の接触面の所定箇所には前記接触面より隆起している円状の凸部を具備し、前記固定装置の接続部の接触面には前記凸部に対をなす円状に穴の開口した凹部を形成し、前記固定装置の凹部の下側には前記座席の接続部の凸部の有無を検知する座席検知手段を具備し、前記座席検知手段の凸部の有無を判断する制御手段に基づいて、磁力発生装置部の制御を実施することを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  7. 請求項2または請求項6において、座席の接続部と座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の所定箇所の座板部との間に座席を支持し左右に回転する座席の回転軸部と、座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の回転軸を中心として対称となる前後の所定箇所に複数個のロッド部とを具備し、固定装置上面には前記ロッド部と対をなすロッド部を施錠する固定式のラッチ装置の固定式ラッチ装置部と、前記ラッチ装置の施錠を解除する固定装置の所定箇所の面に操作部の操作ハンドル部とを具備し、磁力によって座席の接続部が固定されている場合は回転軸部により座席及び担架状態で所定方向に回転させてロッド部を固定式ラッチ装置部に差込む施錠と、前記操作ハンドル部を操作して前記施錠を解除して座席及び担架状態で所定方向に回転できるようになっていることと、担架に変身させた場合に人の頭を自動車の後側または前側にした搬入搬出及び固定した設置が選択できるようになっていることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  8. 請求項2または請求項6において、座席の接続部と座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の所定箇所の座板部との間に座席を支持し左右に回転する座席の回転軸部と、座席に人が腰掛けた場合に臀部と接触しない裏側の面の前後の所定箇所に複数個のロッド部とを具備し、固定装置の前後の面の少なくとも1つ以上の面には前記ロッド部と対をなすロッド部を施錠する作動式のラッチ装置の作動式ラッチ装置部と、前記ラッチ装置の施錠を解除する前記作動式ラッチ装置部の所定箇所の面に操作部の操作ハンドル部とを具備し、磁力によって座席の接続部が固定されている場合は回転軸部により座席を回転させ所定位置のロッド部に前記作動式ラッチ装置部を作動させて差込む施錠と、前記操作ハンドル部を操作して施錠を解除ができるようになっていることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  9. 請求項8において、作動式ラッチ装置部は固定装置に形成される収納部に収納され、前記収納部には前記作動式ラッチ装置部の衝撃を吸収する衝撃吸収手段が具備されていることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  10. 請求項7または請求項8において、各々のラッチ装置部は座席のロッド部の有無を検知するロッド検知手段を具備し、前記座席のロッド部の有無を判断する制御手段に基づいて、磁力発生装置部の制御を実施することを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
  11. 請求項7または請求項8または請求項10において、固定装置の所定箇所の面に、磁力発生装置部の制御の設定と所定のラッチ装置部の施錠操作ができる操作手段部と、ラッチ装置部の施錠状態と電磁力の発生状態と注意を告知する照明、音声、メロディによる表示手段とを具備し、前記操作手段の操作と各状態に基づいて、表示手段が出力されるようになっていることを特徴とする担架機能を備えた自動車の座席と固定装置。
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