JP4850753B2 - 広告配信システム、端末装置、広告配信方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

広告配信システム、端末装置、広告配信方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、端末装置を使用して利用者に広告を提供する広告配信の技術に関する。
従来、端末装置を対象として広告や情報配信を行なう利便性の向上を目的としたサービスが行なわれてきた。
例えば、検索連動型広告として知られたサービスがある。検索連動型広告とは、検索エンジンで検索されたキーワードといった結果の内容に関連させて広告を表示する技術である。(例えば、特許文献1参照)
この技術は、広告主が検索用語についてオークションで入札し、入札した付け値の高い広告主から順に検索結果を表示するものである。
また、携帯電話用の検索連動型広告として、コンテンツの検索結果の上下に、広告主の営業日・営業時間等にあわせて広告の表示を行なうものがある。
更に、車載端末に情報配信を行なう技術が開示されている。(例えば、特許文献2参照)
この技術は、自動車に端末装置を搭載し、通信システムによりリアルタイムに情報サービスを提供するテレマティクス(Telematics)を利用するもので、例えば、カーナビゲーション装置などの通信機能を備えた車載端末上に広告や情報配信を行なうものである。位置情報に合わせ、リアルタイムな情報を提供することが可能となるため、例えば、目的地で駐車場を検索し、空き情報を確認したり、食事をしたい時に最寄りのレストランを表示させたりすることが可能となる。自動車の現在地情報とシステムを連携させることで、運転中に店舗の近くなどにある広告配信業者が設定した信号の発信ポイントを通過すると、車載端末に自動的に表示されるプッシュ型広告が現れるというものである。
この他にも、ユーザの現在地に基づく広告配信に関する技術が開示されている。(例えば、特許文献3参照)
例えば、携帯端末の位置情報や時間情報に基づいてデータベース検索を行い、ユーザに周辺の店舗や施設を案内したり、クーポン情報又はイベント情報などの地域に関連する情報を配信することができる。
また、この他に、ワンセグデータ放送(地上デジタル放送のワンセグメント部分受信サービス)において、視聴番組と連動した情報提供が行なわれている。例えば番組放送中のデータ放送に番組連動サイトへのリンクを張っておき、番組内で使用された家電等の商品をこの中で紹介するといったことが行われている。
特許第3676999号公報 特開2001−108477号公報 特開2003−067615号公報
しかしながら、特許文献1で説明した端末装置向けの広告システムでは、ユーザのニーズに適合した広告を表示するために、あらかじめユーザがキーワードの入力等によって自分の嗜好に関する情報を入力する必要があった。
また、特許文献2及び特許文献3のように、端末装置の現在地情報に基づいて近くの店舗に関する情報等を配信する技術では、情報が汎用的になり、個々に対する情報の記述が簡素になってしまう、ユーザにとって興味のない余分な情報まで一緒に送られる割には、ユーザの知りたいことに関する情報は十分に提供されない、携帯端末装置のように情報を表示する領域が限られている場合には、情報が多数表示されると表示を閲覧しにくくなる、という問題があった。
また、従来のユーザの嗜好情報に基づいて配信情報を絞り込む方法は、嗜好に適合する情報がない場合に情報が表示されない、嗜好情報の入力方法が不便である、という課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザの嗜好を反映した広告や映像といった情報を自動的に抽出して配信し、端末装置の簡易な操作によって広告の種別を切替えて表示することにより、ユーザの購買意欲を高めることを可能にする、広告配信システム、端末装置、広告配信方法、プログラム及び記録媒体を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明の広告配信システムは、視聴映像サーバと、広告配信サーバと、視聴映像サーバ及び広告配信サーバに接続可能な端末装置とを含む広告配信システムにおいて、
前記広告配信サーバは、
店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有し、
前記視聴映像サーバは、
映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、
シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、
を有しており、
前記端末装置は、
店舗受信装置から店舗IDを受信する店舗ID受信手段と、
前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するエリア広告受信手段と、
当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会する照会手段と、
前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信する視聴履歴広告受信手段と、
前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の端末装置は、視聴映像サーバ及び広告配信サーバに接続可能な端末装置において、
前記広告配信サーバは、店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有しており、
前記視聴映像サーバは、
映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、
シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、
を有しており、
前記端末装置は、
店舗受信装置から店舗IDを受信する店舗ID受信手段と、
前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するエリア広告受信手段と、
当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会する照会手段と、
前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信する視聴履歴広告受信手段と、
前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする
また、本発明の端末装置は、端末装置に接続された表示部の状態を検出する表示状態検出部を更に有し、
前記表示手段は、前記表示状態検出部により検出された表示部の状態に基づいて切り替えて表示することを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記表示手段は、前記表示部の状態が縦位置の場合にはエリア広告を表示し、前記表示部の状態が横位置の場合には視聴履歴広告を表示することを特徴とする。
本発明の広告配信方法は、店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有する広告配信サーバと、
映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、を有する視聴映像サーバと、
に接続される端末装置における広告配信方法であって、
店舗受信装置から店舗IDを受信するステップと、
前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するステップと、
当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会するステップと、
前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信するステップと、
前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示するステップと、
を実現させることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、前記広告配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る記録媒体は、前記プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、サーバでは、店舗IDと映像データのシーンIDとを対応させて記憶しているので、店舗IDから広告データを取得することができるのみならず、店舗IDから映像データも取得することができ、店舗情報を受信するだけで、ユーザは店舗に関連する映像を見ることができる。
また、ユーザの視聴履歴を反映させた広告を自動的に抽出することにより、ユーザの嗜好を反映させた広告データを表示することができ、広告データがユーザの嗜好に合致して、ユーザの購買意欲を高めることができる。
また、店舗IDは、店舗情報発信装置から受信することにより、嗜好に合致した広告データは、ユーザが現在いるエリアに関連する広告データの中からの抽出となり、広告データがユーザの嗜好に合致しなくとも、エリアに関連する広告データは、そのまま表示を行なうので、ユーザは現在いる地域に関連する広告情報を閲覧することができる。
また、端末装置の表示部の向きにより、現在位置に基づくエリアに関連する広告と視聴履歴を反映させた広告の表示を切り替えることによって、ユーザは、エリア広告と視聴履歴広告のうち現在どちらに関する広告を閲覧しているかを容易に把握することができる。
また、ユーザは、端末装置において、エリア広告と視聴履歴広告の表示を容易に切り替えて閲覧することができる。
また、端末装置は、エリア広告と視聴履歴広告を切り替えて表示するために、様々な広告を煩雑にならずに表示することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明における広告配信システム1の概要を示す構成図である。
広告配信システム1は、受信したデータに基づいて広告を表示する端末装置2と、店舗データを発信する店舗情報発信装置3と、例えばユーザの自宅等に設置された、録画番組データベース4及びユーザの視聴履歴データベース5を備えた視聴映像サーバ6と、広告配信会社にあって広告データを蓄積した広告データベース7を備え、端末装置2に店舗ごとの広告を配信する広告サーバ8とからなり、これらは、ネットワークによりつながれている。このネットワークについては、有線、無線を問わない。
端末装置2が、例えば携帯電話であった場合、無線による通信機能及び情報の入出力機能を備え、図示しない携帯電話基地局を介してネットワークに接続される。
また、録画番組データベース4は、例えば、HDR(Hard Disc Recorder)に蓄積されているものとする。視聴映像サーバ6には、家庭内のメディアサーバ等が考えられる。
また、録画番組データベース4及び視聴履歴データベース5は、視聴映像サーバ6に内蔵されていてもよいし、外付けになっていてもよい。同様に、広告データベース7も、広告サーバ8に内蔵されていてもよいし、外付けになっていてもよい。
(端末装置)
図2は、端末装置2の構成を示したブロック図である。
端末装置2は、以下のモジュールで構成されている。すなわち、端末装置2は、店舗データを受信する店舗情報受信部11と、該店舗情報受信部11からの入力を得て、ネットワーク送信処理部12又は表示管理部13へ出力する店舗情報管理部14と、店舗情報管理部14に入力されたデータを記憶する取得店舗IDデータベース15と、データを通信用に変調するネットワーク送信処理部12と、受信したデータを復調するネットワーク受信処理部16と、データの送受信を行なうネットワーク送受信部17と、表示管理を行なう表示管理部13と、該表示管理部13からの入力を得て表示のための処理を行なう表示処理部18と、表示部19と、ユーザが要求を入力するユーザ入力部20と、表示部19の傾き状態を検出する表示状態検出部21とを含んで構成される。
上記の個々のモジュールの制御について、以下に説明を行なう。
店舗情報受信部11は、店舗情報発信装置3から、店舗ID、店舗名称データ及び広告概要データを含む店舗データを受信する。
店舗情報管理部14は、店舗情報受信部11から店舗データを取得し、取得店舗IDデータベース15に記録するとともに、該店舗データから店舗IDを抽出し、該店舗IDをネットワーク送信処理部12へ送り、店舗名称データ及び広告概要データを表示管理部13へと送る。また、ネットワーク受信処理部16から視聴履歴が入力されると、取得店舗IDデータベース15に記録する。更に、ユーザ入力部20から要求があると、必要に応じて店舗ID又はシーンIDを視聴映像サーバ6又は広告サーバ8それぞれに送信するためにネットワーク送信処理部12へ出力する。
ネットワーク送信処理部12は、店舗情報管理部14から取得した店舗IDやシーンIDを所定の通信プロトコルに変換する。例えば、端末装置2と視聴映像サーバ6又は広告サーバ8の間が無線LAN(Local Area Network)で接続され、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が利用されている場合、入力されたデータのパケット化とヘッダの付加が行われる。変換処理された店舗IDやシーンIDはネットワーク送受信部17へ出力され、視聴映像サーバ6又は広告サーバ8へ送信される。
ネットワーク受信処理部16は、視聴映像サーバ6から受信した視聴履歴若しくは視聴映像シーン、又は広告サーバ8から受信した詳細広告データ等に対してヘッダの除去やパケット化データの再構築などの処理を行なう。処理されたデータのうち、視聴履歴は店舗情報管理部14へ送られ、詳細広告データ及び視聴映像シーンは表示管理部13へと出力される。
ネットワーク送受信部17は、視聴映像サーバ6又は広告サーバ8とデータの送受信を行なう。
表示管理部13は、店舗情報管理部14から取得した店舗名称データ及び広告概要データ、ネットワーク受信処理部16から取得した詳細広告データ及び視聴映像シーンの表示を管理する。
表示処理部18は、店舗名称データ、広告概要データ、詳細広告データ又は視聴映像シーン等を表示部19に表示させるための処理を行なう。例えば、視聴映像シーンは映像データとしてデコードして表示部19に出力し、広告概要データや詳細広告データに画像データがあれば画像としてデコードし、テキストデータであればテキスト情報として表示部19に出力する。
表示部19は、表示処理部18から入力されるデータを表示する表示デバイスであり、例えば、液晶パネルなどによって構成される。
ユーザ入力部20は、端末装置2における、例えば、ボタン等のインターフェイス部である。
表示状態検出部21は、表示部19が、例えば、縦になっているか、横になっているか等を検出する、例えば、センサー等の表示画面の状態検出部である。
取得店舗IDデータベース15は、店舗ID、店舗名称データ、広告概要データ、視聴履歴などを管理するために店舗情報管理部14によってデータを蓄積、消去されるデータベースである。データベースの構成の詳細については、以下に説明する。
図3は、端末装置2内の取得店舗IDデータベース15の一例である。
店舗情報発信装置3から受信した店舗ID、店舗名称データ、広告概要データなどが格納される。また、例えば、この時、同時に、これらを受信した時刻を合わせて記録してもよい。更に、端末装置2が視聴映像サーバ6に問い合わせて取得した視聴履歴も合わせて記録する。
視聴履歴について、例えば、図3では、視聴履歴があるものは、視聴映像サーバ6から取得したシーンIDの値、視聴履歴がないものは「0」、視聴履歴が未確認のもの(問い合わせが完了していないか、結果が取得できないもの)は「−1」で表している。すなわち、視聴履歴の初期値は、「−1」であり、視聴映像サーバ6への問い合わせ処理が完了し、視聴履歴の有無を確認すれば、問い合わせ結果に合わせて視聴履歴が上書きされることになる。図3の例では、店舗IDが「A0001」はシーンIDが「S0003」のシーンの視聴履歴あり、「A0002」及び「A0025」は視聴履歴なし、「A0010」は視聴履歴が未確認であることを示している。上記に示したのは一例であって、視聴履歴あり、視聴履歴なし、未確認等の識別ができれば、これに限定されない。
(視聴映像サーバ)
視聴映像サーバ6は、ユーザが視聴または録画した番組の映像を保存すると共に、ユーザの視聴履歴や番組の各シーンと関連付けられた店舗IDを記録する。このために、例えば、ユーザの自宅等で、放送されているテレビの録画番組データを格納する録画番組データベース4と、ユーザ毎に視聴履歴を記録する視聴履歴データベース5とを有している。
録画番組データベース4には、各々のシーンIDに対して開始時間と終了時間、シーンIDの映像データである視聴映像シーンデータ及びシーンに関連する広告を示す店舗IDが格納されている。
ここで、映像シーンと店舗IDとを関連づける方法について説明する。例えば、以下のように行なわれる。
視聴映像サーバ6は、広告サーバ8から、店舗IDと詳細広告データ又は、詳細広告データをデータ分析処理用に簡略化したデータを取得する。
次に、視聴映像サーバ6において、例えば、店舗IDに関連する詳細広告データ(又は簡略化したデータ)と映像シーンデータのそれぞれから、文章を抽出し、形態素解析を行ない、名詞、形容詞又は動詞などの自立語を抽出する。形態素解析とは、辞書等を参照し、自然言語で書かれた文を形態素(言語で意味を持つ最小単位)に分解してコンピュータ処理に適した形にすることである。
次に、視聴映像サーバ6では、抽出した単語、該単語の出現頻度から得られる統計情報(TFIDF、Term Frequency Inverse Document Frequency)を用い、キーワードベクトルを生成し、類似度を算出する。該類似度について、例えば閾値を設定し、閾値以上の類似度であれば、類似するとして、該映像シーンと広告データの店舗IDとを関連づけて、録画番組データベース4に記憶する。
または、番組中で紹介された店舗の情報(例えば、店舗ID)がシーンごとに付加情報として付加されており、視聴映像サーバ6は、付加情報からシーンIDと店舗IDとを関連づけて、録画番組データベース4に記憶するとしてもよい。
図4は、視聴映像サーバ6内の録画番組データベース4の一例である。
図4において、例えば、シーンIDが「S0001」であるシーンは2006年12月21日17時10分10秒から17時15分20秒の間放送されており、このシーンに該当する店舗IDは「A0001」である。また逆に、店舗IDが「A0001」に該当するシーンは「S0001」と「S0003」であることを示している。
このようにすることで、番組に関連した店舗についての情報を簡易に取得可能とすることができる。
図5は、視聴映像サーバ6内の視聴履歴データベース5の一例である。
視聴履歴データベース5では、各シーンに対して、ユーザが視聴したかどうかを再生履歴として保存する。例えば、再生済みのものは1、未再生のものは0で表す。すなわち、再生履歴の初期値は、「0」であり、再生が行なわれると、「1」に上書きされることになる。図5においては、シーンIDが「S0001」、「S0002」、「S0003」は再生済み、「S0004」は未再生であることを示している。上記に示したのは一例であって、再生済み、未再生等の識別ができれば、これに限定されない。
このようにすることで、視聴映像サーバ6では、ユーザが番組映像を視聴した否かに基づいて視聴履歴データベース5を構築するため、ユーザがデータを入力する必要がなく、自動的にユーザの嗜好を反映させたデータベースとし、ユーザの嗜好についての情報を簡易に取得することができる。
(広告サーバ)
広告サーバ8は、広告配信会社などの広告用コンテンツを有している事業者が保有している広告データ管理用のサーバで、店舗と広告コンテンツを関連付けた広告データベース7を有している。
図6は、広告サーバ8内の広告データベース7の一例である。
広告データベース7は、各々の店舗毎に一意に割り振られる店舗IDと、各店舗の広告である詳細広告データ等から構成されている。
図6において、店舗IDが「A0001」である店舗用の詳細広告データは「contents−A」である。ここで「contents−A」は、画像データ、音声データ又はテキストデータなどによって複数から構成されるデータが端末装置2で表示可能なデータフォーマットとして記録されており、例えば、HTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)などの形式で記録されている。
(店舗情報発信装置)
店舗情報発信装置3は、例えば、各店舗に取り付けられていて、店舗固有の店舗IDやその他各店舗に関する情報を無線等によって周囲の限られた空間に発信する装置である。
図7は、店舗情報発信装置3から発信するデータフォーマットの一例を示している。
店舗IDは各店舗に固有に割り振られるIDで、前述の広告サーバ8内の広告データベース7における店舗ID、視聴映像サーバ6内の録画番組データベース4における店舗IDと同一のものである。店舗名称データは各店舗の名称を表すもので、文字列によって構成される。広告概要データは店舗の概要説明や簡単な広告を記述したもので、文字列によって構成される。
(広告表示処理)
次に、上述した広告配信システム1の動作において、端末装置2が広告リスト表示を行なう処理までを図8を参照して説明する。
図8は、広告配信システム1において、端末装置2が店舗データを受信してから広告を表示するまでの一連の処理を説明したフローチャートである。
S101において、端末装置2の店舗情報管理部14は、店舗情報発信装置3から発信されている店舗データを店舗情報受信部11が受信したか否かを定期的に確認している。店舗データの受信がなく、「NO」となった場合には、端末装置2の店舗情報管理部14は、本処理を終了する。そして、再度、端末装置2の店舗情報管理部14は、本処理を起動し、S101に戻り、店舗データの受信がある否かを確認することになる。
S101において、店舗データの受信があり、「YES」であった場合には、S102において、端末装置2の店舗情報管理部14は、店舗情報受信部11が受信した店舗データを取得店舗IDデータベース15に追加して記憶するとともに、S103において、視聴履歴の有無を確認するために、店舗データに含まれる店舗IDを抽出して、該店舗IDをネットワーク送信処理部12及びネットワーク送受信部17を介して、視聴映像サーバ6に送信する。
視聴映像サーバ6では、録画番組データベース4を参照し、店舗IDに対応するシーンIDの抽出を行なう。
次に、該シーンIDに関して視聴履歴があるか否か、視聴履歴データベース5の再生履歴の参照を行なう。視聴履歴データベース5を参照した結果、再生履歴があった場合には、視聴映像サーバ6は、視聴履歴として、シーンIDを端末装置2に送信する。
S103において、視聴履歴データがあり、「YES」となった場合には、S104の処理にすすむ。S103において、視聴履歴データがなく、「NO」となった場合には、S106の処理にすすむ。
視聴履歴データとして、シーンIDをネットワーク送受信部17及びネットワーク受信処理部16を介して受信した店舗情報管理部14は、S104において、該シーンIDを視聴履歴として、取得店舗IDデータベース15の該当する店舗IDのデータの更新を行なうとともに、S105において、その旨を、例えば、バイブレータ機能などを用いてユーザに対して視聴履歴広告受信として通知する。視聴履歴データがない場合には、何も行わない。
次に、S106において、S103で視聴履歴なしと判定した場合、又はユーザがエリア広告の表示操作を行なった場合は、エリア広告リスト表示を、S103で視聴履歴がありと判定され、且つユーザが視聴履歴広告の表示操作を行なった場合は、視聴履歴広告リスト表示を行う。
ここでエリア広告とは、店舗情報発信装置3からの店舗データに基づく広告のことで、ユーザの現在いる場所の近くにある店舗に関するものである。また、視聴履歴広告とは、視聴履歴サーバ6から、視聴履歴データを受信した店舗IDに基づく広告のことで、ユーザが視聴した番組に関連したものである。
また、エリア広告又は視聴履歴広告の表示操作とこれらのリスト表示については、後述する。
次に、S107において、ユーザが広告の詳細内容の表示を行う操作を行った場合で、エリア広告リスト表示から行ったときは、エリア広告詳細表示を、視聴履歴広告リストから行ったときは、視聴履歴詳細表示を行う。
(端末装置における店舗データの受信態様と表示例)
図9は、店舗情報発信装置3と端末装置2との位置関係による店舗データの受信態様と表示例を説明した図である。
図9(a)は、店舗情報発信装置3からの店舗データの受信態様を、図9(b)は、エリア広告リストの表示例を示したものである。
(1)のように、いずれの店舗情報発信装置3からも店舗データを受信していない状態においては、端末装置2は、エリア広告領域及びエリア広告リストは表示しない。
(2)のように、店舗情報発信装置3aから店舗データaを受信すると、端末装置2は取得店舗IDデータベース15に店舗データaを登録するとともに、表示部にエリア広告領域を設けて店舗データaをリスト表示する。また、店舗データaに関する視聴履歴の有無を確認して、視聴履歴がある場合は、視聴履歴広告受信をユーザへ通知する。
更に、(3)のように、店舗情報発信装置3bから店舗データbを受信すると、端末装置2は、取得店舗IDデータベース15に店舗データbを登録するとともに、エリア広告領域に店舗データa、店舗データbをリスト表示する。また、店舗データbに関する視聴履歴の有無を確認して、視聴履歴がある場合は、視聴履歴広告受信をユーザへ通知する。
更に、(4)のように、店舗情報発信装置3cから店舗データcを受信すると、端末装置2は、取得店舗IDデータベース15に店舗データcを登録するとともに、エリア広告領域に店舗データa、店舗データb、店舗データcをリスト表示する。また、店舗データcに関する視聴履歴の有無を確認して、視聴履歴がある場合は、視聴履歴広告受信をユーザへ通知する。
(5)のように、店舗情報発信装置3aのエリアから外れて店舗データaを受信できなくなると、端末装置2は、取得店舗IDデータベース15から店舗データaを消去するとともに、エリア広告領域から店舗データaを消去して店舗データb、店舗データcをリスト表示する。
(6)のように、店舗情報発信装置3bのエリアからも外れると、端末装置2は、取得店舗IDデータベース15から店舗データbを消去するとともに、エリア広告領域から店舗データbを消去して店舗データcのみをリスト表示する。
(7)のように、全ての店舗情報発信装置3のエリアから出ると、端末装置2は、店舗取得IDデータベースから全てのデータを消去するとともに、エリア広告領域の表示を消去する。
以上に説明したように、端末装置2は、受信する店舗情報発信装置3の店舗データにより、エリア広告リストの表示を切替えて、常に位置を反映した店舗情報をユーザに提供することができる。
(エリア広告又は視聴履歴広告の表示操作とリスト表示)
図10は、端末装置2が視聴履歴広告を受信してから、エリア広告又は視聴履歴広告の表示を行う様子を示した遷移図である。
端末装置2は、視聴履歴広告を受信すると、ユーザに対して、図8のフローチャートのS105で説明したが、例えば、図10(a)のように、バイブレータ機能などを用いて通知する。
ここで、例えば、図10(b)のように、画面を縦にするとエリア広告を表示し、図10(c)のように、画面を横にすると視聴履歴広告を表示する。更に、リスト表示中に詳細表示を要求すると各々の広告において、図10(d)、(e)のように、広告詳細表示をする。
図11は、図10の遷移図に示した遷移をより詳細にまとめて、端末装置2の機器の状態と表示部19に対する表示内容が、ユーザからの操作によってどのように変更されるかの一例をまとめた一覧表である。
まず、一覧表に表記しているそれぞれの端末装置2の「機器の状態」について、以下に説明する。
「閉状態」とは、端末装置2が待機している状態のことである。折り畳んだり、蓋を閉じたりしている状態や表示部19になにも表示がなされていない状態等のことである。
「閉状態(通知)」とは、「閉状態」時に視聴履歴広告を受信して、ユーザに通知している状態のことである。例えば、バイブレータによる振動や音等を使ってユーザに通知する。
「開状態(縦画面)」とは、端末装置2を使用している状態又は表示部19に画像が表示されている状態で、画面を縦にして使用している状態のことである。
「開状態(横画面)」とは、端末装置2を使用している状態又は表示部19に画像が表示されている状態で、画面を横にして使用している状態のことである。
次に、一覧表に表記しているそれぞれの端末装置2の「表示内容」について、以下に説明する。
「エリア広告受信状態」とは、店舗情報発信装置3から店舗データを受信している状態のことである。この段階での表示部19への表示は、まだ行なわれない。
「通常表示」とは、ブラウザやメールの表示等、エリア広告や視聴履歴広告に関するもの以外の他のアプリケーションによる表示を行なっている状態のことである。
「視聴履歴広告受信状態」とは、端末装置2が、店舗IDを視聴映像サーバ6に送信して、該店舗IDに対応するシーンIDにつき視聴履歴があるか否かの問い合わせを行ない、エリア広告の中に視聴履歴広告が含まれることを確認した状態のことである。この段階での表示部19への表示は、まだ行なわれない。
「エリア広告リスト表示」とは、端末装置2が、1つ以上のエリア広告を受信して表示部19にリスト表示している状態のことである。
「エリア広告詳細表示」とは、「エリア広告リスト表示」を行なったリストの中からユーザが選択したものについて、より詳細な情報を表示している状態のことである。
「視聴履歴広告リスト表示」とは、端末装置2が、1つ以上の視聴履歴広告を受信して表示部19にリスト表示している状態のことである。
「視聴履歴広告詳細表示」とは、「視聴履歴広告リスト表示」を行なったリストの中からユーザが選択したものについて、より詳細な情報を表示している状態のことである。
「視聴履歴広告無エラー表示」とは、視聴履歴広告がない状態において、ユーザが視聴履歴広告表示の操作をして、エラーメッセージを表示している状態のことである。
具体例を示せば、例えば、「機器の状態(Before)」が「閉状態」、「表示内容(Before)」が「エリア広告受信状態」の時に、「ユーザからの操作」について「画面を縦に開く」が行われると、機器の状態(After)が「開状態(縦画面)」となり、表示内容(After)が「エリア広告リスト表示」に端末装置2の状態が変わることを示している。
(エリア広告の表示処理)
エリア広告の表示処理について、図12及び図13を参照して説明する。
図12は、端末装置2がエリア広告を受信してからエリア広告詳細表示を行うまでの処理の流れを示すフローチャートであり、図13は、この一連の処理中に端末装置2の表示部19に表示させる画面の例を示したものである。
図13(a)の「通常表示」のように、端末装置2は、他のアプリケーションを起動中又は待ち受け状態であるとする。端末装置2は、表示するエリア広告がないか、又は、未確定のときにこのような表示を行う。
S201において、端末装置2の店舗情報管理部14は、店舗情報発信装置3からエリア広告として店舗データを受信すると、S202において、図13(b)の「エリア広告リスト表示」のように、受信した分の店舗データの情報を表示管理部13及び表示処理部18を介し、リストにしてエリア広告リストとして表示部19に表示する。この画面例では、画面下部にエリア広告を表示しているが、表示領域は、特に問わない。画面全面に表示してもよい。リスト内に複数の項目がある場合は、本例では、テロップ表示を想定しているが、ユーザがリスト表示をスクロールしてもよい。
S203において、リスト画面を閲覧しているユーザが、エリア広告リストを表示している画面を、例えば、縦から横にした場合は、後述するS204の視聴履歴広告表示処理を行う。
この表示画面を縦から横にするような操作は、例えば、折り畳み式の端末装置2の表示画面のある筐体と入力キーのある筐体とを連結するヒンジ部にセンサーがあり、表示画面が縦から横にしたことをセンサーによって検出すると、表示部状態検出部21から店舗情報管理部14に信号が伝わり、リスト表示の切り替えが可能となる。
端末装置2の店舗情報管理部14は、S203において画面を縦から横にする操作が行なわれなかったと判定して「NO」となった場合で、S205において、ユーザがエリア広告リストの中から一つを選択する操作を行なうと、S206において、端末装置2の店舗情報管理部14は、選択された店舗の店舗IDを、ネットワーク送信処理部12及びネットワーク送受信部17を介して、広告サーバ8へ送信する。
広告サーバ8は、受信した店舗IDに基づいて広告データベース7を参照し、店舗の詳細広告データを検索して端末装置2へと送信する。S207において、端末装置2の表示管理部13は、広告サーバ8から、ネットワーク送受信部17及びネットワーク受信処理部16を介して、詳細広告データをエリア広告詳細情報として取得する。
S208において、端末装置2の表示管理部13は、受信したエリア広告詳細情報を図13(c)のように表示部19に表示する。ユーザは端末装置2のキーを操作してエリア広告詳細情報の説明文を閲覧する。図13(c)の画面例は、表示内容が「エリア広告詳細表示」の場合である。広告サーバ8から取得した詳細広告データからなる店舗に関する詳細な説明の表示を行う。例えば、説明文に加えて、動画や静止画等の画像データ等を表示してもよい。更に、例えば、店舗のクーポンや地図情報を取得可能なボタン31a、31bの表示を行なってもよい。
S209において、画面内のリンク、例えば、クーポンボタン31a又は地図ボタン31bの選択がなされたか否かの判定がなされる。
ユーザが、端末装置2のキーを操作して、エリア広告詳細情報の説明文中にあるクーポンボタン31aを選択すると、ユーザ入力部20から、店舗情報管理部14、表示管理部13へと信号が伝わり、表示管理部13は、表示処理部18に制御信号を送り、表示処理部18は、S210において、図13(d)のように、店舗のクーポンを表示するように表示部19の表示の切り替えを行なう。
また、S209の判定において、ユーザが、端末装置2のキーを操作して、エリア広告詳細情報の説明文中にある地図ボタン31bを選択すると、同様に、図13(e)のように、店舗までの地図といった地図情報を表示するように表示部19の表示の切り替えが行なわれる。
また、S209において、ユーザがボタン31を選択しなかった場合、本処理を終了する。
また、別の店舗に関する情報を取得する場合は、S202のエリア広告リスト表示まで戻って改めて選択する。
(視聴履歴広告の表示処理)
視聴履歴広告の表示処理について、図14及び図15を参照して説明する。
図14は、端末装置2が視聴履歴広告を受信してから視聴履歴広告詳細表示を行うまでの処理の流れを示すフローチャートであり、図15は、この一連の処理中に端末装置2の表示部19に表示させる画面の例を示したものである。
図12のS203において、ユーザにより表示画面を縦から横にする等の画面切り替えの操作が行なわれ、視聴履歴広告の表示要求がなされると、S204から本処理にうつる。
S301において、視聴履歴広告の表示要求があり、端末装置2の店舗情報管理部14が、視聴履歴広告の表示を行なうための制御信号を認識すると、S302において、店舗IDについて視聴履歴広告があるか否かの判定がなされる。すなわち、端末装置2の店舗情報管理部14は、受信し、エリア広告リスト表示している店舗IDに関する視聴履歴を視聴映像サーバ6から取得するために、店舗IDをネットワーク送信処理部12及びネットワーク送受信部17を介して、視聴映像サーバ6に送信する。
視聴映像サーバ6は、受信した店舗IDから、録画番組データベース4を参照して、対応するシーンIDを取得し、更に、該シーンIDから視聴履歴データベース5より、シーンIDに再生履歴があるか否かについて参照する。
シーンIDに再生履歴があった場合には、視聴映像サーバ6は、視聴履歴データとして、該シーンIDを端末装置2に送信する。シーンIDに再生履歴がなかった場合又は店舗IDに該当するシーンIDがなかった場合には、視聴映像サーバ6は、視聴履歴なしの通知を端末装置2に送信する。
S302において、「YES」となり、視聴映像サーバ6から視聴履歴データを受信して、視聴履歴広告があると端末装置2の店舗情報管理部14が判定した場合には、S303において、視聴履歴広告のある店舗データをリストにして視聴履歴広告リストとして、図15(a)のように、表示部19に表示する。図15(a)の例では、全画面表示しているが、図13(b)のエリア広告リスト表示のように画面の一部に表示してもよい。
また、視聴履歴広告のない旨の通知を受信し、S302の判定で「NO」となった場合には、S304において、図15(b)のように視聴履歴広告がない旨を示すエラー画面を表示する。図15(b)に示すように、例えば、通常表示を行うとともに画面の一部に表示したり、あるいは全体に視聴履歴広告がない旨のメッセージ41を表示する。
S305の判定において、ユーザにより視聴履歴広告リストを表示している画面を例えば、横から縦にした場合は、図12で説明したフローチャート図のS202におけるエリア広告リスト表示処理にすすむ。
S305で、画面の向きを変える操作、例えば、横向きの画面を縦にする等の操作が行なわれなく、「NO」となった場合で、S306において、ユーザにより視聴履歴広告リストの中の一つを選択する操作がなれされ、ユーザ入力部20からの信号が伝達されると、端末装置2の店舗情報管理部14は、S307において、選択された店舗の店舗IDを、ネットワーク送信処理部12及びネットワーク送受信部17を介して、広告サーバ8へ送信する。
店舗IDを受信した広告サーバ8は、受信した店舗IDに基づいて、広告データベース7を参照し、詳細広告データを抽出して、端末装置2へと送信する。
S308において、端末装置2の表示管理部13は、ネットワーク送受信部17及びネットワーク受信処理部16を介して、広告サーバ8から、詳細広告データを視聴履歴広告詳細情報として取得する。
S309において、端末装置2の表示管理部13は、受信した詳細広告データを表示部18に出力し、図15(c)のように、表示部19に表示させる。この画面では、例えば、説明文に加えて動画や静止画等の画像データを表示するとしてもよい。更に、例えば、店舗に関連する映像、クーポンや地図情報を取得可能なボタン42a、42b、42cを表示するとしてもよい。
S310において、画面内のリンク、例えば、映像ボタン42a、クーポンボタン42b又は地図ボタン42cの選択がなされたか否かの判定がなされる。
S310において、ユーザが、端末装置2のキーを操作して、視聴履歴広告詳細情報の説明文にある映像ボタン42aを選択すると、ユーザ入力部20から、店舗情報管理部14へ信号が伝わり、S311において、店舗情報管理部14は、取得店舗IDデータベース15の視聴履歴を参照して、店舗IDに対応するシーンIDを抽出する。店舗情報管理部14は、ネットワーク送信処理部12及びネットワーク送受信部17を介して、シーンIDを視聴映像サーバ6へ送信する。
視聴映像サーバ6は、受信したシーンIDに基づいて、録画番組データベース4を参照し、シーンIDに対応する視聴映像シーンデータを抽出して端末装置2へと送信する。また、視聴映像サーバ6は、番組名、放送局名、放送日時などの番組情報も視聴映像シーンデータに併せて送信する。このとき送信する視聴映像シーンデータは、ファイルデータとして送信してもよいし、ストリーミングデータとして送信してもよい。
S312において、端末装置2の表示管理部13は、ネットワーク送受信部17及びネットワーク受信処理部16を介して、視聴映像シーンデータを受信し、表示管理部13は、表示処理部18に制御信号を送り、表示処理部18は、S313において、図15(d)のように、映像シーンの表示をするように表示部19の表示の切り替えを行なう。また、このとき、図15(d)のように、視聴映像シーンデータとともに受信した番組情報43も併せて表示するとしてもよい。
また、S310の判定において、ユーザが、端末装置2のキーを操作して、視聴履歴広告詳細情報の説明文中にあるクーポンボタン42bを選択すると、S314において、同様に、店舗のクーポンの表示をするように表示部19の表示の切り替えが行なわれる。
また、S310の判定において、ユーザが、端末装置2のキーを操作して、視聴履歴広告詳細情報の説明文中にある地図ボタン42cを選択すると、同様に、S315において、店舗までの地図といった地図情報の表示をするように表示部19の表示の切り替えが行なわれる。
また、いずれのリンクボタン42も選択されなかった場合には、本処理を終了するとしてもよい。
また、別の視聴履歴広告に関する情報を取得する場合は、S303の視聴履歴広告リスト表示まで戻って改めて選択する。また、エリア広告を表示する場合は、表示している画面を縦にすると図12のS202の処理にすすみ、エリア広告リストを表示する。
(端末装置の機器の状態と広告の表示)
図16は、本発明における機器の状態と表示する広告の関係を示した図である。
「形状1」は、縦型の折り畳み式の端末装置2であり、形状1における広告の表示例を示している。この形状1の端末装置2の場合は、例えば、(a)の閉状態から、(b)のように表示部51aを開くと、エリア広告を表示し、更に、(c)のように表示部51aを横にすると視聴履歴広告を表示する。
「形状2」は、縦にも横にも表示部51bが開く折り畳み式端末装置2であり、形状2における広告の表示例を示している。この形状2の端末装置2の場合は、例えば、(d)の閉状態から、(e)のように表示部51bを縦に開くとエリア広告を表示し、(d)の閉状態から、(f)のように表示部51bを横に開くと視聴履歴広告を表示する。
「形状3」は、表示部51cが可動式ではないタイプの端末装置2であり、形状3における広告の表示例を示している。この形状3の端末装置2の場合は、例えば、(g)のように表示の行われていない待機状態が折り畳み式の端末装置2における閉状態に相当する。例えば、(g)の待機状態から、(h)のように端末装置2を縦にして表示を行うとエリア広告を表示し、(g)の待機状態から、(i)のように端末装置2を横にして表示を行うと視聴履歴広告を表示する。または、横表示においてエリア広告を表示し、横表示から縦表示にすると視聴履歴広告を表示するとしてもよい。
なお、上記で折り畳み式の端末装置2において表示部を開く方式で説明したが、表示部を開く代わりにスライドさせるタイプのものでも同様である。
このように、端末装置2の表示部の向きによってエリア広告と視聴履歴広告の表示を切り替えることによって、ユーザは、エリア広告と視聴履歴広告のうち現在どちらに関する広告を閲覧しているかを容易に把握することができる。
また、ユーザは、端末装置2において、エリア広告と視聴履歴広告の表示を容易に切り替えて閲覧することができる。
また、端末装置2は、エリア広告と視聴履歴広告を切り替えて表示するために、様々な広告を煩雑にならずに表示することができる。
尚、本発明の広告配信システム、端末装置、広告配信方法、プログラム及び記録媒体は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明における広告配信システムの概要を示す構成図である。 本発明における端末装置の構成を示したブロック図である。 本発明における端末装置内の取得店舗IDデータベースの一例である。 本発明における視聴映像サーバ内の録画番組データベースの一例である。 本発明における視聴映像サーバ内の視聴履歴データベースの一例である。 本発明における広告サーバ内の広告データベースの一例である。 本発明における店舗情報発信装置から発信するデータフォーマットの一例を示している。 本発明における広告配信システムにおいて、端末装置が店舗データを受信してから広告を表示するまでの一連の処理を説明したフローチャートである。 本発明における店舗情報発信装置と端末装置との位置関係による店舗データの受信態様と表示例を説明した図である。 本発明における端末装置が視聴履歴広告を受信してから、エリア広告又は視聴履歴広告の表示を行う様子を示した遷移図である。 本発明における端末装置の機器の状態と表示部の表示内容について、ユーザの操作と変更の関係の例をまとめた一覧表である。 本発明における端末装置がエリア広告を受信してからエリア広告詳細表示を行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明における端末装置に表示される画面の例である。 本発明における端末装置が視聴履歴広告を受信してから視聴履歴広告詳細表示を行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明における端末装置に表示される画面の例である。 本発明における機器の状態と表示する広告の関係を示した図である。
符号の説明
1 広告配信システム
2 端末装置
3 店舗情報発信装置
4 録画番組データベース
5 視聴履歴データベース
6 視聴映像サーバ
7 広告データベース
8 広告サーバ
11 店舗情報受信部
12 ネットワーク送信処理部
13 表示管理部
14 店舗情報管理部
15 取得店舗IDデータベース
16 ネットワーク受信処理部
17 ネットワーク送受信部
18 表示処理部
19、51 表示部
20 ユーザ入力部
21 表示状態検出部
31、42 ボタン
41 メッセージ
43 番組情報

Claims (7)

  1. 視聴映像サーバと、広告配信サーバと、視聴映像サーバ及び広告配信サーバに接続可能な端末装置とを含む広告配信システムにおいて、
    前記広告配信サーバは、
    店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有し、
    前記視聴映像サーバは、
    映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、
    シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、
    を有しており、
    前記端末装置は、
    店舗受信装置から店舗IDを受信する店舗ID受信手段と、
    前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するエリア広告受信手段と、
    当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会する照会手段と、
    前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信する視聴履歴広告受信手段と、
    前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信システム。
  2. 視聴映像サーバ及び広告配信サーバに接続可能な端末装置において、
    前記広告配信サーバは、店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有しており、
    前記視聴映像サーバは、
    映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、
    シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、
    を有しており、
    前記端末装置は、
    店舗受信装置から店舗IDを受信する店舗ID受信手段と、
    前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するエリア広告受信手段と、
    当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会する照会手段と、
    前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信する視聴履歴広告受信手段と、
    前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置
  3. 端末装置に接続された表示部の状態を検出する表示状態検出部を更に有し、
    前記表示手段は、前記表示状態検出部により検出された表示部の状態に基づいて切り替えて表示することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記表示手段は、前記表示部の状態が縦位置の場合にはエリア広告を表示し、前記表示部の状態が横位置の場合には視聴履歴広告を表示することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 店舗IDに対応づけて広告データを記憶する広告データベースを有する広告配信サーバと、
    映像データのシーンを識別するシーンIDと、店舗IDとを対応づけて記憶する録画番組データベースと、シーンIDに対応づけて、前記映像データのシーン毎の視聴履歴を記憶する視聴履歴データベースと、を有する視聴映像サーバと、
    に接続される端末装置における広告配信方法であって、
    店舗受信装置から店舗IDを受信するステップと、
    前記店舗IDに対応する広告データを前記広告配信サーバからエリア広告として受信するステップと、
    当該店舗IDに対応するシーンIDに基づいて、映像コンテンツの視聴履歴の有無を前記視聴映像サーバに照会するステップと、
    前記照会手段により、映像コンテンツの視聴履歴があると照会された店舗IDに対応する広告データを、前記広告配信サーバから視聴履歴広告として受信するステップと、
    前記エリア広告と、前記視聴履歴広告とを切り替えて表示するステップと、
    を実現させることを特徴とする広告配信方法。
  6. 請求項に記載の広告配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムをコンピュータに読取可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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