JP4849652B2 - 荷重補償装置 - Google Patents

荷重補償装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4849652B2
JP4849652B2 JP2011522826A JP2011522826A JP4849652B2 JP 4849652 B2 JP4849652 B2 JP 4849652B2 JP 2011522826 A JP2011522826 A JP 2011522826A JP 2011522826 A JP2011522826 A JP 2011522826A JP 4849652 B2 JP4849652 B2 JP 4849652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
working
compensation
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011522826A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011007793A1 (ja
Inventor
泰之 山田
寿郎 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keio University
Original Assignee
Keio University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keio University filed Critical Keio University
Priority to JP2011522826A priority Critical patent/JP4849652B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4849652B2 publication Critical patent/JP4849652B2/ja
Publication of JPWO2011007793A1 publication Critical patent/JPWO2011007793A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0008Balancing devices
    • B25J19/0012Balancing devices using fluidic devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0008Balancing devices
    • B25J19/0016Balancing devices using springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/005Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes with balanced jib, e.g. pantograph arrangement, the jib being moved manually
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/02Systems with continuously-operating input and output apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、作動アームを備えたロボットやマニピュレータ、作業機器等の、作動アーム全体に作用する重力とバランスさせるための荷重補償装置に関する。
従来、垂直面内で回動する作動アームを備えたロボット等の荷重補償装置としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているように、ワイヤとこれに連結されたコイルばねを用いて作動アームの傾斜角度に拘わらず作動アーム及びこれに保持されるワーク等に作用する重力と、ばね力が釣り合うようにして荷重補償を行う装置が提案されている。
図10は、このような従来の荷重補償装置の概略構造を示すもので、同図において、荷重補償装置A1は、水平な床面に設置された支持体A2に、作動アームA3がO点で水平軸回りに回動自在に支持されており、また、O点から鉛直上方に距離h離れたa点にワイヤA4の一方の端が連結されている。
前記ワイヤA4は、作動アームA3上のO点から距離pだけ離れたb点で前記ワイヤA4を上下から挟むように設けられた一対のガイドプーリA5、A6を経由して屈曲されて、その他方の端が、引張コイルばねA7の一方の端部に連結されている。
前記引張コイルばねA7は、自然長(外力が作用しない状態での長さ)からa点とb点の間のワイヤA4の長さLSに等しい量だけ引き延ばされた状態で、その他端が作動アームA3上に連結されている。(なお、同図では、引張コイルばねA7は、説明の都合上、前記長さLSに比べて実際より短縮して描いてある。)
ここで、作動アームA3は、図示していないワークを保持しており、このワークの重量と作動アームA3の自重とを合わせた総重量と等価な荷重Wが作用点Gに鉛直方向に作用しているものとする。
O−G間の距離をLとすると、図11に示すように、作動アームA3が水平方向Xから角度θ傾斜している姿勢において、荷重Wによって生じるO点回りの負荷トルクτWは下記のようになる。
τW=WLcosθ (e1)
一方、自然長より長さLSだけ引き延ばされている、引張コイルばねA7によりワイヤA4に作用する張力Tは、図10に示される前記引張コイルばねA7のばね定数をkとすると、T=kLSであるから、図11から明らかなように、前記張力TによってO点回りに発生するばね力トルクτSは下記のようになる。
τS=kLShsinφ (e2)
一方、
Ssinφ=pcosθ (e3)
であるから、前記(e2)と(e3)の式からφを消去すると、
τS=kphcosθ (e4)
ここで、ばね力トルクτSは、負荷トルクτWと向きが反対であり、前記(e1)式と(e4)式の関係から、引張コイルばねA7のばね定数kを、k=WL/phとなるように選択すると、ばね力トルクτSは負荷トルクτWと、角度θに関係せずに釣り合って荷重補償が可能となる。
特許第4144021号公報 特開2007−119249号公報
しかしながら、前述した荷重補償装置A1においては、作動アームA3が上下に回動するごとに、作動アームA3を支えているワイヤA4が一対のガイドプーリA5、A6間を通過して屈曲が長期に亘って繰り返されると疲労によって破断し、作動アームA3の落下事故を招く虞があった。
また、作動アームA3を支えているワイヤA4の直径を大きくしたり、これを屈曲案内するためのガイドプーリA5、A6の直径を大きくすると、荷重補償を行うための前述したような装置各部の幾何学的関係が狂い、完全な補償が行えなくなるため、大きな荷重が作用する作動アームへの適用が難しかった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術における問題点を解消し、大きな荷重が作用する作動アームの荷重補償が可能であるとともに、安全性と耐久性に優れた荷重補償装置を提供することを目的とする。
本発明の荷重補償装置は、支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材とを備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S2/S1)LSだけ弾性変形していることを特徴とするものである。
本発明の荷重補償装置は、支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12(WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形していることを特徴とするものである。
本発明の荷重補償装置は、支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形しているとともに、前記作動シリンダと補償シリンダの少なくとも一方は、相互に管路で連結されている側と反対側のポートが駆動用流体回路と駆動用管路を介して連結され、前記駆動用流体回路から前記ポートに連通するシリンダ室内に作動流体を給排出することにより作動アームが駆動されることを特徴とするものである。
本発明の荷重補償装置は、支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形しているとともに、前記作動シリンダと補償シリンダの少なくとも一方は、相互に管路で連結されている側と反対側のポートが駆動用流体回路と駆動用管路を介して連結され、前記駆動用流体回路から前記ポートに連通するシリンダ室内に作動流体を給排出することにより作動アームが駆動されることを特徴とするものである。
本発明の荷重補償装置によれば、作動アームに作用する荷重を作動シリンダで受け、これを、作動シリンダと管路で連結された補償シリンダを介してばね部材に伝達する構造であるため、従来のワイヤと引張コイルばねを用いている荷重補償装置のように、ワイヤの摩耗や疲労による破断で作動アームの落下事故を起こす虞がなく、大きな荷重に対応できるとともに、高い安全性と耐久性が得られる。
耐久性が得られる。
作動シリンダと補償シリンダの間を管路で連結するので、補償シリンダとばね部材の設置場所の自由度が大きい。また、作動シリンダと補償シリンダの受圧面積比を変えることで、作動シリンダのピストンロッドに発生する引張力と伸縮変位間の見かけ上のばね定数を前記受圧面積比の2乗倍の範囲で選択できるため、荷重補償装置としての設計の自由度が大きく、広範囲な重量に対応することができる。
本発明の荷重補償装置は、作動シリンダとそのピストンロッドは、反対向きにして、ピストンロッド側を第2枢着部に、作動シリンダ側を第3枢着部に連結したレイアウトが可能であり、必要に応じて、これら双方の方式の何れかを選択できるため、設計の自由度が大きい。
本発明の荷重補償装置によれば、更に、作動アームの荷重補償に用いている作動シリンダや補償シリンダが作動アームを駆動する駆動機構を兼ねているため、別途駆動シリンダ装置等を設ける必要がなく、装置の小型化、軽量化を図ることができるとともに、保守が簡単で製作コストを削減することができる。
本発明に係る作動シリンダを使用した荷重補償装置の実施例1の概略図。 作動シリンダの縦断面図。 本発明に係る荷重補償装置の実施例2の概略図。 本発明に係る荷重補償装置の実施例3の概略図。 本発明に係る荷重補償装置の実施例4の概略図。 本発明に係る荷重補償装置の実施例5の概略図。 本発明に係る荷重補償装置の実施例6の概略図。 実施例6の作動シリンダの支持構造の部分図。 作動シリンダと補償シリンダを一体化した荷重補償装置の模式図。 従来の荷重補償装置の概略図。 従来の荷重補償装置の各部の幾何学的関係を示す模式図。
以下、本発明を図面の実施例を参照して説明する。
実施例1
図1は、本発明の荷重補償装置の実施例1の概略図であって、同図に示す荷重補償装置101は、床面に固定された支持体102を有している。この支持体102には、水平な軸103(第1枢着部)によって、作動アーム104がこの軸103回りに回動自在に支持されている。
また、支持体102の軸103の中心Oから鉛直上方に距離hだけ離れた位置にあるA点には、作動シリンダ105がそのヘッド側に固定されている連結ロッド106を介して、前記軸103と平行な軸107(第2枢着部)で回動自在に支持されている。
図2に示すように、作動シリンダ105のシリンダ室105A内には、ピストンロッド108の一端に設けられたピストン108Aがスライド自在に嵌挿されている。また、前記シリンダ室105A周壁のロッド側の端部とヘッド側の端部にはそれぞれシリンダ室105A内を外部と連通するためのポートP1、P2が設けられている。
図1に示すように、シリンダ室105Aから突出しているピストンロッド108の端部は、軸103(第1枢着部)の中心であるO点から距離pだけ離れた、作動アーム104の長手方向途中位置B点に、軸103と平行な軸109(第3枢着部)で回動自在に連結されている。
支持体102の近傍には、補償シリンダ110が固定枠111上に設置されている。補償シリンダ110内には、ピストン112Aが設けてあり、ピストンロッド112がシリンダ上方に突出している。
前記ピストンロッド112の上端は、可動枠113の下面に連結されている。この可動枠113は、ピストンロッド112と一体となって上下変位できるように、図示していないガイド手段を介して固定枠111に保持されている。また、固定枠111と可動枠113の間には、補償シリンダ110と並列に圧縮コイルばね114(ばね部材)が、自然長より所定長さ圧縮された状態で組み込まれている。
補償シリンダ110は、前述の作動シリンダ105と同様に、シリンダ室110Aのロッド側の端部とヘッド側の端部にそれぞれ外部と流通するための2つのポートP1、P2を有していて、補償シリンダ110の作動流体が充填してある側のポートP1と作動シリンダ105側のポートP1は管路115で連結されている。
作動シリンダ105のシリンダ室105Aのロッド側と、補償シリンダ110のシリンダ室110Aのロッド側、ならびに管路115内には作動流体が満たされている。この作動流体は、一般的には油のような非圧縮性流体が用いられている。
また、作動シリンダ105と補償シリンダ110にそれぞれ設けられているポートP2は、何れも大気に開放されている。
この荷重補償装置101において、作動アーム104を軸103の回りに回転させると、ピストンロッド108がシリンダ105内のピストン108Aを移動させ、この動きは作動流体を介して補償シリンダ110のピストン112Aに伝達される。
ここで、作動シリンダ105のピストン108AがL1だけシリンダ内を移動したとき、補償シリンダ110側のピストン112Aは、連動してL2だけ移動する。作動シリンダ105のピストン108Aの受圧面積をS1、補償シリンダ110のピストン112Aの受圧面積をS2とすると、作動流体が非圧縮性流体とすると、作動シリンダ105側で流出(または流入)する作動流体の容積は、補償シリンダ側で流入(流出)する容積に等しいから、
11=L22 (1)
圧縮コイルばね114のばね定数をKとすると、これが自然長からL2だけ圧縮された時に補償シリンダ110のピストン112Aに作用する力Fは、
F=KL2 (2)
補償シリンダ110から作動流体を介して作動シリンダ105のピストン108Aに伝達される力をfとすると、パスカルの原理により、
f=(S1/S2)F (3)
(3)式に(1)式と(2)式を適用すると、
f=(S1/S2)KL2=(S1/S22 KL1 (4)
ここで、k=(S1/S22 K とおくと、f=kL1と表せるから、作動シリンダ105は見かけ上、ばね定数kのばねと等価とみなせる。
ここで、作動アーム104が図示していないワーク等を保持しており、このワークの重量と作動アーム104の自重とを合わせた総重量に等価な荷重WがO点から距離L離れた作用点Gに鉛直方向に作用している場合を考える。
k=WL/phとし、L1を軸107(第2枢着部)の中心位置A点と軸109(第3枢着部)の中心位置B点間の距離Lsとすると、これは、先に図10及び図11において説明した従来の荷重補償装置における補償原理と同じ原理により、作動アーム104の傾斜角度に関係なく作動アーム104に作用する軸103(第1枢着部)回りに作用する負荷トルクを0とする荷重補償を実現することができる。この場合、圧縮コイルばね114のばね定数Kは次のようになる。
K=(S2/S12k=(S2/S12 (WL/ph) (5)
(5)式から明らかなように、圧縮コイルばね114のばね定数Kは、補償シリンダ110のピストン112Aと作動シリンダ105のピストン108Aの受圧面積比の2乗で変化させることができるため、p、h等の選択範囲を広くとれない場合にも、設計自由度を大きくできる。
なお、本実施例の荷重補償装置101においては、補償シリンダ110と圧縮コイルばね114とを固定枠111上に並列に配置し、可動枠113を介して補償シリンダ110のピストンロッド112と圧縮コイルばね114とを連結しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ピストンロッド112と圧縮コイルばね114とは同軸上に直列配置したり、圧縮コイルばね114を補償シリンダ110のヘッド側に内蔵させてピストンを直接付勢するようにしてもよい。
また、本実施例の荷重補償装置101においては、圧縮コイルばね114を用いているが、ばね部材をこれに限定するものではなく、例えば、ピストンロッド112を引張コイルばねに連結して、圧縮コイルばね114と同等の付勢力を得るようにしてもよい。
なお、作動シリンダ105と補償シリンダ110間を連結する管路115の途中に開閉弁やアキュムレータ等を組み込むことで、作動アーム104のロックやインピーダンス調整の機能を簡単に付加することができる。
実施例2
図3は、本発明に係る荷重補償装置の実施例2の概略図であって、同図に示す荷重補償装置101Aは、作動シリンダ105’のピストンロッド108’側の端部外周面を軸107’(第2枢着部)で回動自在に支持体102に支持したもので、同図において、図1中の番号と同じ番号で示す部分は、前述した荷重補償装置101と略同一構成である。
図3に示す荷重補償装置101Aは、前述した荷重補償装置101と荷重補償の原理は同じであるが、作動シリンダ105’のロッド側の端部位置を支持体102に軸107’で回転可能に支持させたことで、ピストンロッド108’のストロークを長くとることができ、作動アーム104の回動範囲を大きくとれる利点がある。
実施例3
図4に示す荷重補償装置101Bは、前述した荷重補償装置101Aの補償シリンダ110のヘッド側ポートP2と、作動シリンダ105’のヘッド側ポートP2に、それぞれ駆動用作動流体を供給し、または、排出するための一対の駆動用管路116A、116Bを更に追加したものであって、その他の部分については、図3に示す荷重補償装置101Aと略同一構成である。
この荷重補償装置101Bは、駆動用管路116A、116Bが図示していない駆動流体回路に接続されている。この駆動流体回路としては、例えば、油圧ポンプや方向切換弁等からなる周知の油圧回路等が用いられる。
この実施例のものにおいては、圧縮コイルばね114(ばね部材)の反発力によって、作動アーム104に軸103(第1枢着部)回りに作用している負荷トルクが補償されている状態において、一方の駆動管路116Aから補償シリンダ110へ作動流体を供給すると、補償シリンダ110のピストン112Aは押し上げられる。
その結果、シリンダ室110Aのロッド側の流体はポートP1から押し出され、管路115を通って作動シリンダ105’のポートP1からシリンダ105’内に流入し、ピストンを押し上げるのでロッド108’によって作動アーム104は反時計回りに回動して作動アーム104は上昇する。
図示していないが、荷重補償装置101Bの作動シリンダ105’は、ヘッド側のシリンダ室内にも作動流体が満たされており、ピストンの移動によって、この作動流体は駆動管路116Bを通って駆動流体回路側に還流される。
逆に、駆動流体管路116Bを通して作動シリンダ105’へ作動流体を供給した場合には、作動アーム104は、時計回りに回動して下がり、作動シリンダ105’のロッド側シリンダ室内の流体は、ポートP1から管路115を通って補償シリンダ110のポートP1からシリンダ室110Aのロッド側に流入する。
その結果、補償シリンダ110のピストン112Aが下方に押され、ピストンロッド112、可動枠113が一体となって降下し、圧縮コイルばね114が更に圧縮されて反発力が高まり、その高まった反発力によって、作動アーム104の時計回りの回動で増加した負荷トルクを補償する。
本実施例においては、作動アーム104の荷重補償に用いている作動シリンダ105’や補償シリンダ110で作動アーム104の駆動機構を兼ねているため、別途駆動シリンダ装置等を設ける必要がない。
なお、本実例の荷重補償装置101Bにおいては、駆動用管路116A、116Bの両方を図示していない駆動流体回路に接続しているが、何れか一方を省略してもよい。その場合には、管路が接続されていない作動シリンダ105’または補償シリンダ110のポートP2は大気中に開放しておく。
そして、補償シリンダ110と作動シリンダ105’の何れかのポートP2に接続されている駆動流体管路を介して、駆動用流体回路から流体を供給するか、あるいは負圧にして吸引すれば、作動アーム104を反時計まわり、または時計回りのいずれの方向にも回動させることができる。
実施例4
図5に示す荷重補償装置101Cは、作動シリンダ105’のシリンダ室105’Aのヘッド側と補償シリンダ110のシリンダ室110Aのヘッド側に作動流体が満たされており、作動シリンダ105’のヘッド側のポートP2と、補償シリンダ110のヘッド側のポートP2間を管路115で連結し、それぞれのロッド側のポートP1は大気中に開放してある点を除いて、前述した図3に示す荷重補償装置101Aと同一構成となっている。
本実施例の荷重補償装置101Cにおいては、作動シリンダ105’のピストンロッド108’に作用する引張荷重によって、作動シリンダ105’のシリンダ室105’Aのヘッド側に生じる負圧を、管路115を通して補償シリンダ110のシリンダ室110Aのヘッド側へ伝達し、補償シリンダ110のピストン112Aを下方へ吸引して圧縮コイルばね114(ばね部材)を収縮させるもので、作動シリンダ105’のピストンと補償シリンダ110のピストンの連係動作においては、先に説明した荷重補償装置101、101Aと同様である。
なお、本実例の荷重補償装置101Cにおいては、作動シリンダ105’と補償シリンダ110の何れか一方のポートP1を駆動流体回路に連結し、他方のポートP1を大気中に開放するか、あるいは両方のポートP1を駆動流体回路に連結することにより、前述の図4に示す荷重補償装置101Bと同様に、作動アーム104を駆動することが可能である。
実施例5
図6は、本発明に係る荷重補償装置の更に別の実施例を示す概略側面図であって、この荷重補償装置101Dは、前述した図3の荷重補償装置101Aと基本構造は共通しているが、作動アーム104の下方に軸103aで支持体102に回動自在に支持された補助作動アーム104aを有している。
作動アーム104と補助作動アーム104aの先端部どうしはそれぞれ、軸117a(第4枢着部)と軸117bで連結支持体118に回動自在に連結されており、支持体102、作動アーム104、連結支持体118、及び、補助作動アーム104aにより、平行リンクが構成されている。
従って、連結支持体118は、この平行リンクによって、作動アーム104の傾斜角度に関係なく、常に一定の姿勢が保持されている。
連結支持体118には、荷Cを吊り下げるトロリ119を移動自在に案内するトロリ案内レール120が片持ち状態で水平に取り付けられている。この荷重補償装置101Dにおいては、連結支持体118には、トロリ案内レール120、トロリ119、荷Cの合計重量の等価な荷重W’が作用点G’に作用すると、連結支持体118には、前記荷重W’により、軸117a(第4枢着部)回りに負荷トルクが作用するが、支持体102、作動アーム104、連結支持体118、及び、補助作動アーム104aからなる平行リンク機構で構成された平行運動機構によって、前記負荷トルクは、作動アーム104や補助作動アーム104aに加わることはない。
従って、作動アーム104には、その自重と補助作動アーム104a、連結支持体118を合わせた重量と、前記荷重W’を合わせた荷重Wが作用点Gに作用するものとして、圧縮コイルばね114のばね定数を選択すれば、トロリ案内レール120上のトロリ119の位置に関係なく、作動アーム104を任意の角度でバランスさせることができる。
なお、連結支持体118を作動アーム104の傾斜角度に関係なく、常に一定姿勢に保持するための平行運動機構としては、前述した平行リンク機構のみに限定するものではなく、図示は省略するが、例えば、連結支持体118が作動アーム104の角度によらずに一定の姿勢を保つように、支持体102と作動アーム104間、及び、作動アーム104と連結支持体118間にそれぞれ管路で互いに連結されて両方のピストンロッドが同期するようにした一対の液圧シリンダ装置を組み込んで平行運動機構を構成してもよい。
また、図示は省略するが、平行運動機構を、例えば、支持体102の軸103の位置と、連結支持体118の軸117aの位置にそれぞれ同一歯数の歯付プーリを固定して、これらの歯付プーリ間にタイミングベルトを掛け渡して構成したり、また、支持体102と連結支持体118間を、作動アーム104と平行なワイヤで連結して構成してもよい。
また、荷重補償装置101Dにおいては、連結支持体118にトロリ案内レール120を取り付けているが、これに限らず、例えば、連結支持体118に2段目の作動アームを回動自在に支持させ、連結支持体118とこの2段目の作動アームの間にも作動シリンダを組み込んで、2段目の作動アームに作用する荷重に対しても、前述した各荷重補償装置と同じ原理で荷重補償を行えるようにしてもよい。
更に、前述した各荷重補償装置110、101A、101B、101C、101Dにおいては、第1枢着部どうしが水平な同一直線上に並ぶように複数の作動アームを並列し、それぞれの作動アームの作動シリンダを共通の補償シリンダに連結して、これらの作動アームを協働させるようにしてもよい。
この場合、各作動アーム上に底面の高さが均一でない物品を保持させると、それぞれの作動アームは、物品の底面形状に適合するように相互の上下位置調整が自動的に行われて各作動アームに物品の重量が均等に負荷され、各作動アームを荷重補償されている状態で一緒に上下動させることができる。但し荷重補償装置101Dの場合は、トロリ案内レール120の代わりに、連結支持体118に保持アームを取り付け、その上に物品を保持させればよい。
支持体118に保持アームを取り付け、その上に物品を保持させればよい。
実施例6
図7は、本発明に係る荷重補償装置の更に別の実施例を示す概略斜視図であって、同図に示す荷重補償装置101Eにおいては、作動アーム104Aは、支持体102A上に、第1枢着部となるO点で互いに直交するPitch軸、Roll軸、Yaw軸の各軸回りに回動できるように支持されている。
なお、同図において、M1、M2、M3はそれぞれ、作動アーム104AをPitch軸回りに揺動させるアクチュエータ、M2は、Roll軸回りに傾動させるアクチュエータ、M3は、Yaw軸回りに旋回させるアクチュエータを模式的に示している。
また、O点から鉛直上方に離間した定位置A点には、図示を省略しているが、図8に示すように、作動シリンダ122のロッド側端部が第2枢着部を構成するジンバル機構121のジンバル枠121Aを介して、互いに軸線の延長線がA点で直交する2組の軸121B、121C回りに回動可能にジンバル支持枠121Dに支持されている。ジンバル支持枠121Dは、支持体102A上方にこれに対して相対的に固定された位置関係で設けられている。
また、作動シリンダ122のピストンロッド123の先端部は、作動アーム104Aの長手方向途中位置B点に設けた第3枢着部において回動自在に連結されている。第3枢着部は、図示は省略しているが、作動アーム104AのPitch軸、Roll軸、Yaw軸の各軸回りの回動に追従可能なボールジョイント等を用いて構成されている。
作動シリンダ122は、前述した図3の荷重補償装置101Aのものと略同一構造であり、第2枢着部における連結構造のみが異なる。また、図3と同じ番号で示す部分は、荷重補償装置101Aと同一構造となっている。
図7において、第1枢着部の中心O点、第2枢着部の中心A点、第3枢着部の中心B点の3点は、常に垂直面内に位置しており、この垂直面内でのこれらの枢着部の配置は、図3の荷重補償装置101Aにおける軸103、軸107’、軸109間の配置と同じ幾何学的関係になっている。
従って、作動アーム104Aは、第1枢着部の中心O点回りにどのような方向に回動した位置においても、荷重補償装置101Aと同じ原理によって荷重補償を行うことができ、各アクチュエータM1、M2、M3の負担を低減することができる。
前述した、本発明の各実施例における荷重補償装置101、101A、101B、101C、101D、101Eは、何れも作動シリンダを支持体に対する作動アームの回動中心である第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に第2枢着部で回動自在に支持し、一方、作動シリンダ内にピストンが嵌挿されているピストンロッドを前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結している構成となっているが、作動シリンダとそのピストンロッドは、反対向きにして、ピストンロッド側を第2枢着部に、作動シリンダ側を第3枢着部に連結したレイアウトが可能であり、必要に応じて、これら双方の方式の何れかを選択できるため、設計の自由度が大きい。
実施例1〜6の荷重補償装置101、101A、102B、101C、101D、101Eにおいて、作動シリンダ105、105’、122のピストンの受圧面積S1と補償シリンダ110のピストン受圧面積S2とを、S1=S2と等しくし、かつ、管路115を省略して両シリンダを直列に連結すると、図9に示す構成となる。
本発明の荷重補償装置は、作動アームを備えたロボットやマニピュレータの他、簡易型ジブクレーン、更に、2段式駐輪設備の傾動式の車輪保持レールや電気スタンドのアーム、電動工具の吊下保持アーム等、種々な分野における荷重補償装置として幅広く利用可能である。
101、101A、101B、101C、101D、101E 荷重補償装置
102,102A 支持体
103 軸(第1枢着部)
103a 軸
104,104A 作動アーム
104a 補助作動アーム
105、105’ 作動シリンダ
105A シリンダ室
106 連結ロッド
107、107’ 軸(第2枢着部)
108、108’ ピストンロッド
108A ピストン
109 軸(第3枢着部)
110 補償シリンダ
110A シリンダ室
111 固定枠
112 ピストンロッド
112A ピストン
113 可動枠
114 圧縮コイルばね(ばね部材)
115 管路
116A、116B 駆動用管路
117a 軸(第4枢着部)
117b 軸
118 連結支持体
119 トロリ
120 トロリ案内レール
121 ジンバル機構(第2枢着部)
121A ジンバル枠
121B、121C 軸
121D ジンバル支持枠
122 作動シリンダ
123 ピストンロッド

Claims (4)

  1. 支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材とを備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形していることを特徴とする荷重補償装置。
  2. 支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形していることを特徴とする荷重補償装置。
  3. 支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形しているとともに、前記作動シリンダと補償シリンダの少なくとも一方は、相互に管路で連結されている側と反対側のポートが駆動用流体回路と駆動用管路を介して連結され、前記駆動用流体回路から前記ポートに連通するシリンダ室内に作動流体を給排出することにより作動アームが駆動されることを特徴とする荷重補償装置。
  4. 支持体と、前記支持体に一方の端部が第1枢着部で回動自在に支持された作動アームと、前記作動アームの長手方向途中位置に第3枢着部で回動自在に連結された作動シリンダと、前記作動シリンダ内に嵌挿されたピストンを有し、第1枢着部から前記支持体の鉛直上方に離間した定位置に、第2枢着部で回動自在に支持されたピストンロッドと、前記作動アームから離して設けられ、前記作動シリンダと管路で連結されて前記管路を通る作動流体を介して、前記作動シリンダのピストンと連動するピストンが嵌挿された補償シリンダと、前記補償シリンダのシリンダ室内のピストンを直接、もしくは当該ピストンのピストンロッドを介して付勢し、これに連動する前記作動シリンダのピストンロッドを介して、前記作動アームに負荷される負荷トルクと釣り合う補償トルクを発生させるばね部材を備え、第1枢着部の中心位置と第2枢着部の中心位置間の距離をh、第1枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離をp、作動アームが保持する物体の重量と当該作動アームの自重を合わせた総重量に等価な荷重をW、前記荷重Wの作動アーム上の作用点と第1枢着部の中心位置間の距離をL、作動シリンダ内のピストンの受圧面積をS1、補償シリンダ内のピストンの受圧面積をS2とするとき、前記ばね部材は、そのばね定数が(S2/S12 (WL/ph)であり、且つ、第2枢着部の中心位置と第3枢着部の中心位置間の距離がLSのときに、自然長より(S1/S2)LSだけ弾性変形しているとともに、前記作動シリンダと補償シリンダの少なくとも一方は、相互に管路で連結されている側と反対側のポートが駆動用流体回路と駆動用管路を介して連結され、前記駆動用流体回路から前記ポートに連通するシリンダ室内に作動流体を給排出することにより作動アームが駆動されることを特徴とする荷重補償装置。
JP2011522826A 2009-07-15 2010-07-14 荷重補償装置 Expired - Fee Related JP4849652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011522826A JP4849652B2 (ja) 2009-07-15 2010-07-14 荷重補償装置

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009166964 2009-07-15
JP2009166964 2009-07-15
JP2009167591 2009-07-16
JP2009167591 2009-07-16
PCT/JP2010/061872 WO2011007793A1 (ja) 2009-07-15 2010-07-14 荷重補償装置
JP2011522826A JP4849652B2 (ja) 2009-07-15 2010-07-14 荷重補償装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011194261A Division JP2011240487A (ja) 2009-07-15 2011-09-06 荷重補償装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4849652B2 true JP4849652B2 (ja) 2012-01-11
JPWO2011007793A1 JPWO2011007793A1 (ja) 2012-12-27

Family

ID=43449400

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011522826A Expired - Fee Related JP4849652B2 (ja) 2009-07-15 2010-07-14 荷重補償装置
JP2011194261A Pending JP2011240487A (ja) 2009-07-15 2011-09-06 荷重補償装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011194261A Pending JP2011240487A (ja) 2009-07-15 2011-09-06 荷重補償装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9132557B2 (ja)
JP (2) JP4849652B2 (ja)
CN (1) CN102471043B (ja)
WO (1) WO2011007793A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105500374A (zh) * 2014-09-26 2016-04-20 苏州光舵微纳科技有限公司 动力机构及包括它的机械手装置
JP2018140475A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 学校法人 中央大学 自重補償装置および力覚提示装置

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5937783B2 (ja) * 2011-02-03 2016-06-22 学校法人慶應義塾 回動機構
KR101338044B1 (ko) * 2011-09-14 2013-12-09 한국과학기술연구원 중력보상기구를 구비한 매니퓰레이터 및 이를 이용한 얼굴로봇
JP5776982B2 (ja) * 2012-03-14 2015-09-09 日本発條株式会社 鉄道用テンションバランサ
DE102012110956A1 (de) * 2012-11-14 2014-05-28 Leichtbau-Zentrum Sachsen Gmbh Feder
ITVR20130011A1 (it) * 2013-01-18 2014-07-19 Atis S R L Manipolatore per oggetti da movimentare nello spazio
US9506479B1 (en) * 2013-08-28 2016-11-29 Daniel Theobald Accumulator method and apparatus
NL2014631B1 (en) * 2014-12-05 2016-12-20 H Schinkel Holding B V A motion compensation device.
CN104626101B (zh) * 2014-12-12 2016-06-22 哈尔滨工业大学 机器人三维空间重力平衡补偿装置及方法
JP6350350B2 (ja) * 2015-03-19 2018-07-04 株式会社安川電機 ロボットおよびロボットへのバランサの取り付け方法
CN104942831A (zh) * 2015-06-26 2015-09-30 常州展华机器人有限公司 机器人机械手臂移动极限保护装置
US11577410B2 (en) * 2016-01-20 2023-02-14 Ekso Bionics, Inc. Control mechanisms and methods of tool-holding arm for exoskeletons
DK3436392T3 (da) * 2016-03-31 2021-05-25 Nhlo Holding B V Indretning med en drejelig arm og en konfigurerbar fjeder
JP7016213B2 (ja) * 2016-11-09 2022-02-04 株式会社東芝 アーム構造および搬送装置
KR101830886B1 (ko) * 2016-11-17 2018-02-21 삼성전자주식회사 의료 기기, 이에 사용되는 디스플레이 지지 구조물 및 아암 구조물
CN109641356A (zh) * 2016-12-30 2019-04-16 深圳配天智能技术研究院有限公司 用于工业机器人的平衡系统及工业机器人
TWI624341B (zh) * 2017-06-22 2018-05-21 行政院原子能委員會核能研究所 被動負載可調式之重力補償裝置
CN109292624B (zh) * 2018-11-23 2024-02-13 新乡市豫新起重机械有限公司 一种液压式防摇摆自动对接起重机
KR102154921B1 (ko) * 2019-02-28 2020-09-10 한국기술교육대학교 산학협력단 링크유닛을 포함하는 중력보상 어셈블리 및 이를 포함하는 로봇의 허리 구조체
WO2020175949A1 (ko) * 2019-02-28 2020-09-03 한국기술교육대학교 산학협력단 중력 보상 어셈블리 및 이를 포함하는 로봇의 허리 구조체
KR102154922B1 (ko) * 2019-02-28 2020-09-10 한국기술교육대학교 산학협력단 탄성력제공유닛을 포함하는 중력보상 어셈블리 및 이를 포함하는 로봇의 허리 구조체
FR3105200B1 (fr) 2019-12-24 2021-12-03 Reel Grue à flèche articulée, pour application offshore
WO2022007464A1 (zh) * 2020-07-10 2022-01-13 北京术锐技术有限公司 平衡装置及手术机器人
CN113967923B (zh) * 2020-07-22 2024-03-29 北京术锐机器人股份有限公司 平衡装置及手术机器人
DE112021004915T5 (de) * 2020-09-15 2023-07-20 Fanuc Corporation Gelenkmechanismus und Roboterarmmechanismus
US11667043B2 (en) * 2021-02-09 2023-06-06 GM Global Technology Operations LLC Counterbalance mechanism for robotic assist device
CN114131751B (zh) * 2021-12-16 2022-12-27 中交第一航务工程局有限公司 一种预制板姿态转换时的边角保护装置及其施工方法
CN114343857A (zh) * 2022-01-07 2022-04-15 苏州康多机器人有限公司 一种助力机构及操作手
CN115122360A (zh) * 2022-08-30 2022-09-30 扬州德茂涂装机械有限公司 一种新型涂装机械手
CN116624442A (zh) * 2023-07-24 2023-08-22 南京理工大学 带有重力矩补偿的电动推杆摇臂支撑系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066269A (ja) * 1973-10-13 1975-06-04
JPS57100601A (en) * 1980-12-16 1982-06-22 Takeshi Teragaki Eccentricity correction device for record disk of record player

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226015B2 (ja) * 1971-12-22 1977-07-12
JPS5241348A (en) * 1975-09-27 1977-03-30 Yasuyuki Takagi Balancing apparatus
JPS53154559U (ja) * 1977-05-12 1978-12-05
US4265147A (en) * 1979-11-05 1981-05-05 D. W. Zimmerman Mfg., Inc. Working pit with articulated tool arm assembly
JPS57100601U (ja) * 1980-12-10 1982-06-21
US5037267A (en) * 1988-06-17 1991-08-06 Protomark Corporation Load balancing mechanism
US6312211B2 (en) * 1998-06-25 2001-11-06 Protomark Corporation Semi-automated load balancing mechanism
JP4144021B2 (ja) * 2001-12-14 2008-09-03 学校法人早稲田大学 機械的自重補償装置
UA90678C2 (ru) * 2004-06-09 2010-05-25 Уобтек Холдінг Корпорейшн чувствительные к массе транспортного средства тормозные системы для железнодорожного вагона и для тележки вагона и тормозной узел вагона
JP2007119249A (ja) * 2005-09-30 2007-05-17 Meidensha Corp 荷重補償機構
JP4669801B2 (ja) * 2006-03-14 2011-04-13 元田技研有限会社 無慣性タイプの荷重取扱装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066269A (ja) * 1973-10-13 1975-06-04
JPS57100601A (en) * 1980-12-16 1982-06-22 Takeshi Teragaki Eccentricity correction device for record disk of record player

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105500374A (zh) * 2014-09-26 2016-04-20 苏州光舵微纳科技有限公司 动力机构及包括它的机械手装置
JP2018140475A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 学校法人 中央大学 自重補償装置および力覚提示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011007793A1 (ja) 2011-01-20
CN102471043B (zh) 2014-12-24
JPWO2011007793A1 (ja) 2012-12-27
JP2011240487A (ja) 2011-12-01
CN102471043A (zh) 2012-05-23
US9132557B2 (en) 2015-09-15
US20120186380A1 (en) 2012-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4849652B2 (ja) 荷重補償装置
CN104227719B (zh) 用于处置物品的设备和用于运行这种设备的方法
KR101319366B1 (ko) 위치지정 디바이스
JP5485656B2 (ja) 補償重量切換式荷重補償装置
CZ304673B6 (cs) Způsob a zařízení pro změnu tuhosti sériového nebo paralelního základního pohyblivého mechanismu, zvláště průmyslových robotů a obráběcích strojů
US8813600B2 (en) Apparatus for moving a platform
CN107874846B (zh) 手术显微镜用支架装置
CN109940659B (zh) 一种用于机械臂重力矩补偿的柔索驱动弹性机构
CN102802882A (zh) 三角式机器人
US20160346940A1 (en) Modular base link for a counterbalancing arm
CN101376248B (zh) 一种重力平衡的远程运动中心机构
JP5352365B2 (ja) 関節駆動装置、および多関節アーム装置
CN107584478A (zh) 一种带有可转轴线转动副的三自由度并联机构
JP5937783B2 (ja) 回動機構
CN106241629A (zh) 折臂随车起重机变幅机构及折臂随车起重机
CN114905543B (zh) 用于机器人辅助设备的平衡机构
BE1029388B1 (nl) Schaalbaar en onbekrachtigd ondersteuningsmiddel wat krachtregelunits gebruikt
US20210403293A1 (en) (heave) balancing device, hoisting system, method for hoisting and kit of parts for spring balancing a hoisting system
KR102441530B1 (ko) 로봇
CN106002983A (zh) 一种铲式码垛机械臂
KR20120022318A (ko) 다축 수직 다관절 로봇
CN115194727B (zh) 一种恒力夹持机构
JP2014095621A (ja) 振動試験装置
CN107618023A (zh) 一种轻型三自由度平移运动并联机构
WO2023023937A1 (zh) 减持万向铰支作动筒正压力的方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4849652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees