JP4849528B2 - 操作スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、押しボタン型の操作スイッチに関し、なお詳細には操作に応じて多様なスイッチ特性を有する操作スイッチに関する。
押しボタン型の操作スイッチは、一般的に、操作者のスイッチ操作に基づいて、一定位置で接点を開閉(ON/OFF)するように構成されており、このような操作スイッチの中には接点の開閉状態を視認容易化するため、内部に発光体を有した自照式の押しボタンスイッチが知られている。このような自照式の押しボタンスイッチでは、操作者が操作ボタンを押圧操作すると、例えばオープン状態(OFF)であった接点がクローズ状態(ON)に切り替わるとともに、操作ボタンの下方に配設されたランプやLED等が発光して操作面が明るくなり、スイッチがONされたことを視覚的に認識させるような遊技機用の操作スイッチが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
一方、押動体の押圧操作量に応じて抵抗力が変化するように構成されたホーンスイッチが知られている(例えば、特許文献2を参照)。このホーンスイッチは、直径が異なる2本のコイルスプリングを直列に接続しこのうち1本のスプリングに所定の初期圧縮を与えてセットすることにより、上下のバネ反力が等しくなった以降の変位に対して操作力が低減されるように構成されている。
特開2004−81603号公報 特開平9−161606号公報
しかしながら、上記のような従来の操作スイッチでは、スイッチ操作に基づく変化の態様が単純であり、これをパチンコ機等の遊技機に使用しても遊技者にとって単に押すだけのスイッチとなって、操作に面白みのない単調な押しボタンでしかなかった。また、上記ホーンスイッチのようなスイッチ構成では、2本のスプリングが直列接続されて上下のバネ反力がバランスする点を境に抵抗力が変化するように構成されていたため、操作者がどの時点で抵抗力が変化したのか明確に感得することができず、操作者にとってスイッチ操作の多様性を実感できるものではなかった。このため、このような従来の操作スイッチを遊技機に装備しても、当該スイッチ自体が直接的に遊技演出に寄与するような作用を果たすことができず、更なる改良が求められていた。
本発明は、上記のような事情に鑑みて成されたものであり、多様なスイッチ特性と明確な操作性とを兼ね備えるとともに、スイッチ操作そのものに遊技性を持たせることができるような操作スイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、押圧操作される操作ボタンと、操作ボタンを操作方向に自由端位置から中間位置を通って押圧端位置まで移動自在に支持するスイッチケースと、操作ボタンとスイッチケースとの間に介在され操作ボタンを押圧端位置から自由端位置に移動させるように付勢する第1付勢手段(例えば、実施形態における第1付勢バネ31)と、スイッチケースに配設され操作ボタンが中間位置を超えて押圧移動されたときに操作ボタンを中間位置に向けて付勢する第2付勢手段(例えば、実施形態における第2付勢バネ32)と、操作ボタンが自由端位置から中間位置方向に所定量以上移動されたことを検出する第1検出手段(例えば、実施形態における第1検出センサ51)と、操作ボタンが中間位置を超えて押圧端位置方向に所定量以上移動されたことを検出する第2検出手段(例えば、実施形態における第2検出センサ52)と、操作ボタンが自由端位置から中間位置まで押圧移動された場合に操作ボタンを第1検出手段に検出された状態の第1操作位置に係止保持し、操作ボタンが第1操作位置に係止保持された状態で操作ボタンが押圧操作された場合に操作ボタンの係止保持を解除する第1操作保持手段(例えば、実施形態における第1操作保持機構70)と、操作ボタンが自由端位置から押圧端位置まで押圧移動された場合に操作ボタンを第2検出手段に検出された状態の第2操作位置に係止保持し、操作ボタンが第2操作位置に係止保持された状態で操作ボタンが押圧操作された場合に操作ボタンの係止保持を解除する第2操作保持手段(例えば、実施形態における第2操作保持機構80)とを備え、操作ボタンが、自由端位置から中間位置まで押圧移動された場合には操作ボタンの移動量に応じた第1付勢手段のみのバネ反力を受け、中間位置を超えて押圧端位置方向に押圧移動された場合には操作ボタンの移動量に応じた第1付勢手段及び第2付勢手段の両方のバネ反力を受けるように、第2付勢手段は圧縮された状態でスイッチケースに配設して操作スイッチを構成する。
なお、操作ボタンの下方から当該操作ボタンの操作面を照明して当該操作面を発光させる複数の発光手段(例えば、実施形態における発光素子55)を有し、複数の発光手段は、第1検出手段及び第2検出手段により検出される操作ボタンの操作位置に応じて発光状態が変化するように構成することが好ましい。
このような本発明の操作スイッチでは、単一の押しボタンスイッチでありながら、自由端位置から中間位置までの浅い操作領域と、中間位置から押圧端位置までの深い操作領域との二段階の操作領域を有し、操作領域に応じた検出信号が得られる構成のため、スイッチ操作に多様性を持たせることができる。また、操作ボタンの押圧操作量に応じて、浅い操作領域では第1付勢手段のみのバネ反力を受け、深い操作領域では第1付勢手段及び第2付勢手段の両方のバネ反力を受ける構成としているため、中間位置を境界として操作ボタンの操作感触が大きく変化し、操作者が操作領域の切り替わりを明確に感得することができる。
さらに、操作ボタンの押圧操作に応じて、押圧操作ごとに中間位置近傍での係止保持/係止解除、および、押圧端位置近傍での係止保持/係止解除ができるため、複雑なスイッチ操作を可能としてスイッチ操作そのものに遊技性を持たせることができ、遊技演出に直接的に寄与するような作用を果たすことができる。
なお、操作ボタンの操作位置に応じて操作面の発光状態が変化するような構成によれば、操作者は操作面を一瞥するだけで、操作ボタンの位置状況(係止の有無、係止位置)を誤認することなく確実に認識することができる。
従って、本発明によれば、多様なスイッチ特性と明確な操作性とを兼ね備えるとともに、スイッチ操作そのものに遊技性を持たせた操作スイッチを提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図3に本発明を適用したスイッチの一実施例を示す。このスイッチSWは、大型の操作スイッチ1と、その向こう側に設けられた左右一対の小型の選択スイッチ2L,2Rを有した複合型のスイッチである。ここで、図1はスイッチSWの外観斜視図、図2は操作スイッチ1の分解斜視図、図3は図1中に付記するIII−III矢視の断面図である。なお、以下では、図1中に付記する前後/上下/左右の各方向をもって前後、上下または左右と称して説明する。また、選択スイッチ2L,2Rは、プリント配線基盤を利用した公知のラバースイッチと同様であるため本明細書においては説明を省略し、以下操作スイッチ1について詳細に説明する。
操作スイッチ1は、大別的には、押圧操作される操作ボタン10と、この操作ボタンを上下に移動自在に支持するスイッチケース20、操作ボタンとスイッチケースとの間に介在されて操作ボタンを上方に付勢する第1付勢バネ31、スイッチケースの内部に配設され操作ボタンが所定量以上押圧移動されたときに操作ボタンと係合して上方に付勢する第2付勢バネ32、操作ボタンの移動位置を検出する第1検出センサ51並びに第2検出センサ52及び複数の発光素子55等が実装されたセンサ基板50、操作ボタンの押圧移動位置に応じて操作ボタンを係止保持/係止解除する第1操作保持機構70及び第2操作保持機構80などを備えて構成される。
操作ボタン10は、平面視において前縁側が長い円弧状で後縁側が短い扇型の操作カバー11と、照明光拡散用の拡散シート12と、操作カバーに上面を覆われる操作枠体13とからなり、操作カバー11と操作枠体12に囲まれた照明空間を有する中空箱状に構成される。
操作カバー11は、上面が緩やかな円弧状で上方に凸の操作面11aと、この操作面の外周を囲んで下向きに突出成型された外周縁部11bとを有して薄い蓋状をなし、左右の外周縁部には操作枠体側の係止爪と受容係合する係止口が形成されている。操作カバー11は、例えばポリカーボネート(PC)等の透明な樹脂材料を用いて射出成型等の整形手段により図示する形状に形成される。
拡散シート12は、乳白色透明の樹脂シートや透明の樹脂シートに文字や図形等の所要の意匠が拡散材を用いて印刷形成されており、例えばLEDやランプ等の発光素子55の発光により拡散シート12が照明されたときに、照明光を透過させて操作面11aに意匠が浮かび上がるように構成される。
操作枠体13は、図2に示すように、上端開放で下方に向けて狭くなる断面視台形のフレーム状をなし、照明光を効率よく操作面11aに導くため白色の樹脂材料、例えば、白色のポリアセタール(POM)やポリエチレン(PE)等の樹脂材料を用いて射出成型等の成形手段により図示する形状に形成される。
操作枠体13の上端部には、操作カバー11の外周縁部11bの形状に合わせて、その内周側に嵌合するように幾分小さめの内周縁部13bが形成されており、左右の側面には操作カバーに形成された係止口と係合して操作カバー11を嵌着固定するための楔状の係止爪が形成されている。このため、操作枠体13の上端面に拡散シート12を載置して上方から操作カバー11を覆い被せ、内周縁部12bに外周縁部12bを嵌合させて各縁部に形成された係止口と係止爪とを係合させることで、操作ボタン10が一体に構成される。
操作枠体13の下面は、左右に上下連通する開口部が設けられて発光素子55の光を通過させる窓部13wが形成され、これら左右の窓部13w,13wの間に前後の壁面を繋いで梁部14が形成される。操作枠体13の前後左右の壁面は、発光素子55の出射した照明光が効率よく反射されて拡散シート12に導かれるように、所定角度で上方に開く反射面となっている。
操作枠体13の後方の壁面には、第1検出センサ51及び第2検出センサ52の配設位置及び検出幅に合わせた鉛直壁面形態の第1被検出部61と第2被検出部62とが形成されている。第1被検出部61及び第2被検出部62は、操作ボタン10の押し込み深さに応じて中間位置までの浅い押し込み深さで第1被検出部61が第1検出センサ51に検出され、操作ボタンがさらに深く押し込まれたときに第2被検出部が第2検出センサ52に検出されるように、第1被検出部61の方が第2被検出部62よりも下方に延びて形成されている。
操作枠体13の左右側部には、ともに反射面の外側に位置して上下に延びる円筒状のガイド軸15が一対形成され、前後には内周縁部から下方に延びる板状のアーム部とその下端に互いに外向きに突出する鉤状の爪部とを有するスライドフック16が一対形成されている。また操作枠体13における梁部14の下面側に、第1付勢バネ31の上端部を受容する円環状の第1バネ座17が形成され、この第1バネ座17の前後に、第1操作保持機構70の第1ラッチ突起71及び第2操作保持機構80の第2ラッチ突起81がそれぞれ下向きに突出して形成されている(図5を参照)。
一方、スイッチケース20は、前方に操作ボタン10を収容する操作ボタン収容部21、後方に選択ボタン収容部を有して、全体として扇形の外郭フレーム状をなし、例えばABS樹脂等の樹脂材料を用い手射出成型等の成形手段により図示する形状に形成される。操作ボタン10を取り外した状態のスイッチSWの平面図を図4に示し、図4中のV−V矢視の断面図を図5に示す。
操作ボタン収容部21は、操作ボタンの操作カバー11よりも幾分大きめの扇形で操作ボタンの外周を覆う枠壁部22と、操作ボタンの底部をなす底壁部23とを有して上面開放の凹状に形成されており、枠壁部22と底壁部23とを繋ぐ傾斜壁面の左右側部には、操作枠体13の左右のガイド軸15,15をそれぞれ受容して各ガイド軸の外周面と嵌合し、操作ボタン10を上下方向にのみに摺動自在に支持する円筒状の軸受部25,25が形成されている。底壁部23の中央部には、左右の軸受部25,25の中間に位置して第1付勢バネ31及び第2付勢バネ32を装着支持するバネ支持構造30が設けられている。
バネ支持構造30は、底壁部23に上方に突出して形成され、第1付勢バネ31の下端内周と係合して第1付勢バネ31の下端部を位置決め支持する略円錐状の第1バネ支柱33、この第1バネ支柱33と同心で外周側に形成され第2付勢バネ32の下端部を位置決めする短円筒状の第2バネ支柱34、第2バネ支柱34の外側に位置して上下に延びる箱枠状のスライドガイド35、及びスライドガイド35の枠内に上下に摺動可能に配設されたスライダ40などから構成される。
スライダ40は、平面視矩形の支持台座45の中央部に第1付勢バネ31を上下に挿通させる円孔43が形成されるとともに、支持台座の下面側には第2付勢バネ32の外周と摺接して第2付勢バネ32の上端を位置決め支持する第2バネ座44が形成されている。支持台座45の前後には、下方に延びる板状のアーム部とその下端に互いに内向きに突出する鉤状の爪部とを有するスライドフック46が一対形成され、前方のスライドフックの前側に第2操作保持機構80におけるラッチ本体84を固定保持するラッチ固定部48が形成されている。一方、スライドガイド35の底面には、スライドフック46のアーム部を上下方向にのみ移動可能に支持するとともに、下端の爪部と係合してスライダ40の上端位置を規定するフック受け36が形成されている。
スライダ40は、第2バネ支柱34に第2付勢バネ32の下端内周側を支持させ、その上方からスライドガイド35に沿って支持台座45を挿入して第2付勢バネ32の上端外周側を第2バネ座44に支持させたうえ、第2付勢バネ32の付勢力に抗してスライダ40を押し込んで前後のスライドフック46をフック受け36に嵌入することで取り付けられる。スライダ40がスライドガイド35に取り付けられると、スライダ40は、支持台座45の下面と第2バネ支柱34の上端面とが当接する下端位置と、前後のスライドフック46の爪部がフック受け36と係合する上端位置との間で上下方向にスライド自在に支持され、常には第2付勢バネ32の付勢力により上端位置に配設される。
第1付勢バネ31は、このようにして取り付けられたスライダ40における支持台座45の中心に形成された円孔43を通して挿入され、下端内周部が第1バネ支柱33に支持されて上端側が円孔43から上方に突出した状態で配設される。一方、操作ボタンの梁部14の下面側中央部に、第1付勢バネ31の上端部を受け止める円環状の第1バネ座17が形成されている。
そこで、操作ボタン10の左右のガイド軸15,15をスイッチケース20の左右の円筒状の軸受部25,25を嵌挿し、第1付勢バネ31の上端外周側を梁部下面の第1バネ座17に支持させたうえ、まず第1付勢バネ31の付勢力に抗して操作ボタン10を押し込み、第1バネ座17の下面が支持台座45の上面と係合する中間位置からは、さらに第2付勢バネ32の付勢力にも抗して操作ボタン10を押し込む。すると、操作枠体13の前後に互いに外向きに突出成型されたスライドフック16の爪部が、スイッチ収容部21に形成された凹溝状のフック受け26と係合し、スライドフック16のアーム部が弾性変形して爪部を受け入れた後、フック受け16の下方で爪部が外方に開いて前後のスライドフック16とフック受け26とが嵌合する。
こうして操作ボタン10がボタン収容部21に装着されると、操作ボタン10は、ガイド軸15と軸受部25との嵌合により上下方向にのみ摺動可能に配設され、前後のスライドフック16の爪部がフック受け26と係合する自由端位置と、操作枠体13の内周縁部に外向きに突出成型されたリブ状の周縁突起19(図2を参照)が、スイッチ収容部における枠壁部22の下端に段付き形成された押圧規制面29と係合して下動が規制される押圧端位置との間で移動可能に配設される。そして、操作ボタン10に人為的な押圧力が作用していない状態においては、予備圧縮された第1付勢バネ31のバネ力により操作ボタン10が上方に付勢されており、スライドフック16の爪部がフック受け26と係合する自由端位置に配置される。
ここで、これまでの説明及び各図から明らかなように、操作ボタン10は、上方に付勢保持された自由端位置〜第1バネ座17の下面が支持台座45の上面と係合する中間位置までの範囲では、操作ボタン10は第1付勢バネ31のバネ反力のみを受けており、操作ボタン10の操作荷重は、第1付勢バネ31のバネ定数と圧縮変形量との積に比例する。一方、第1バネ座17の下面が支持台座45の上面と係合した中間位置〜操作枠体の周縁突起19がスイッチ収容部の押圧規制面29と係合する押圧端位置までの範囲では、操作ボタン10は第1付勢バネ31及び第2付勢バネ32の両方のバネ反力を受けており、第1付勢バネ31のバネ定数と圧縮変形量との積、及び第2付勢バネのバネ定数と圧縮変形量との積を合計した値に比例する。
図6は、横軸に操作ボタン10の移動ストローク、縦軸に押圧操作の操作荷重をとって、この操作スイッチの操作特性を表したものである。ここで、図中にAで示す領域(ストローク0〜2mm)は、操作ボタン10が自由端位置〜中間位置にある領域(第1操作領域)であり、ストロークに対して操作荷重が緩い傾きで一次比例する。図中にCで示す直線部は、第1バネ座17の下面が支持台座45の上面と係合した中間位置であり、第2付勢バネ32がスライダ40により圧縮された状態でセットされていること(第2付勢バネ32の初期圧縮)に基づきその圧縮荷重分が付加される。そして図中のB領域(ストローク2〜4.5mm)は中間位置〜圧縮端部位置までの領域(第2操作領域)であり、第1付勢バネのバネ定数と第2付勢バネのバネ定数とを加えた比較的急な傾きで一次比例する特性となる。
従って、この操作スイッチを操作する操作者は、操作ボタン10の押圧操作量に応じた操作感覚を得ることができるとともに、バネ反力が急激に変化する中間位置を明確に感得することができ、スイッチ操作を中間位置までにするか、あるいは中間位置を超えて押圧操作するか、操作者自身の意図に基づいて誤操作なく確実に行うことができる。
スイッチ基板50に配設された第1検出センサ51及び第2検出センサは、上記操作ボタン10の移動ストロークを検出するために設けられており、操作枠体13に形成された第1被検出部61に対応して第1検出センサ51、第2被検出部62に対応して第2検出センサ52が配設されている。そして第1被検出部61は、操作ボタン10が自由端位置から中間位置方向に所定量(例えば、図6におけるストローク1mm)以上移動されたときに第1検出センサ51に検出され、第2被検出部62は操作ボタン10が中間位置を超えて押圧端位置方向に所定量(例えば、図6におけるストローク3.5mm)以上移動されたときに第2検出センサ52に検出されるように配設されている。
すなわち、操作スイッチ1では、操作ボタン10が中間位置までの浅い押し込み深さで押圧操作されたときに、第1検出センサ51にのみ検出信号が出力され、操作ボタン10が中間位置を超えて深く押し込まれたときに第2検出センサ52にも検出信号が出力される。これらの検出信号はスイッチ基板50に設けられたコネクタ58を介して対象となる制御機器に出力される。第1及び第2検出センサ51,52は、例えば各図に示すような投光部と受光部とを有し、これらの間に被検出部61,62が挿入されて光が遮られたときに検出信号が出力される(たとえばスイッチ接点が反転し、あるいは信号レベルが変化する)フォトインタラプタを用いて構成できるが、反射型のフォトセンサや、磁気検出センサ、リミットスイッチ等を用いて構成しても良い。
さて、このように自由端位置〜中間位置の浅い第1操作領域と、中間位置〜押圧端位置の深い第2操作領域との二段階の操作領域を有し、操作領域に応じた検出信号が得られる操作スイッチ1にあって、バネ支持構造30を挟む前後に、第1操作保持機構70と第2操作保持機構80とが設けられている。
図5中のVII矢視方向に見た第1操作保持機構70の説明図を図7に示し、操作ボタン10の基準位置(自由端位置FP、中間位置MP、押圧端位置BP)と第1,第2検出センサ51,52の検出位置S1,S2、及び第1,第2操作保持機構70,80による操作ボタン10の操作位置P1,P2の関係を図8示す。ここで図7(a)は操作ボタン10が自由端位置FPにある状態における第1操作保持機構70の正面図、図7(b)は操作ボタン10が第1操作位置P1にある状態における正面図である。なお、第1操作保持機構70と第2操作保持機構80とは、操作ボタン10を係止保持する高さ位置P1,P2のみが相違し、機構構成は同一であるため、以下では第1操作保持機構70を主として説明する。
第1操作保持機構70は、大別的には、操作枠体13における梁部14の下面に突出成型されたラッチ突起71と、このラッチ突起部71と係脱自在なラッチ本体74とから構成される。
ラッチ突起71は、梁部14の下面から下向きに突出する矩形の柱状部72と、この柱状部72と繋がって左右に張り出し下端側が先すぼまりの正面視台形状の押圧突部73とからなり、押圧突部73の下端には平坦な押圧端面73a、左右には傾斜した押圧斜面73c、上端左右には柱状部72と繋がる平坦な被係止面73dが形成されている。
ラッチ本体74は上端開放で縦長矩形箱状のケース75と、このケース75に上下に摺動可能に支持されたフック体76と、ケース内部に設けられフック体76が上下に摺動するごとにフック体76を上端側の解放位置と下端側の係止位置とに係止するラッチ構造などから構成される。
フック体76の上部には、押圧端面73aと係脱可能な受容端面77aを有し押圧突部73の上端形状と上下対象の相似形をなす受容突部77が形成されるとともに、この受容突部77の左右に位置してフックアーム78,78が設けられている。左右のフックアーム78は、それぞれ斜め上方に延びるアーム部78aと、各アーム部78aの先端に互いに内向きの鉤状に形成されたフック部78bとからなり、フック部78bにはラッチ突起の押圧斜面73bと係脱可能な受容斜面78c、被係止面73dと係脱可能な係止面78dが形成されている。
フックアーム78は、受容突部78の側部に位置し薄肉部を介してフック体76に繋がっており、薄肉部が弾性変形することにより先端のフック部78bが左右に揺動可能になっている。フックアーム78は、このフックアームに力が作用していない初期状態において、図7(a)に示すように、左右のフックアーム78,78が開いた状態(ラッチ突起71の押圧突部73を受容可能な状態)になるよう構成されている。
ケース75は、上記フック体76が下動されてケース内方に収容されたときに、ケース上端の内側周縁がフックアーム78におけるアーム部78aの外側側面と係合し、左右のフックアーム78,78をともに内向きに揺動させる。ケース内部には、フック体76を常時上方に付勢する付勢バネと、フック体76が上下摺動するごとにフック体76を図7(a)に示す上端側の解放位置と図7(b)に示す下端側の係止位置とに係止するラッチ構造とがもうけられている。ケース75は、スライダ40に形成されたラッチ固定部48に装着され固定されている。
なお、ケース75の内部に設けられたラッチ構造については、詳細図示を省略するが、例えば弾性金属線とハートカムを利用したワンウェイラッチ構造や、円筒外周面に形成された楔状部の回転角度位置を利用したワンウェイラッチ構造など、ワンプッシュごとに係止保持と係止解除とを繰り返す、公知のワンウェイラッチ構造を用いて構成することができる。
第1操作保持機構70と第2操作保持機構80とは、操作ボタン10を係止保持する高さ位置P1,P2のみ異なり、基本的な機構構成は同様である。すなわち、図示する構成例では、第1操作保持機構70のラッチ本体74がスライダ40に形成されたラッチ固定部48に装着固定され、第2装着保持機構80のラッチ本体84が底壁部23に形成されたラッチ固定部28に装着固定される点、及び、操作ボタン10が自由端位置にあるときにラッチ固定部の上下方向高さ位置が相違する点(すなわち自由端位置FPにおいて第1操作保持機構70のラッチ本体74の方が第2操作保持機構80のラッチ本体84よりも上方に位置する点)を除いて機構構成は同様になっている。
このように構成される第1,第2操作保持機構70,80では、操作ボタン10が自由端位置FPにある状態から第1付勢バネ31のバネ力に抗して押圧操作されると、まず操作ボタン10が自由端位置FPから所定量移動されて第1操作検出位置S1に到達すると第1被検出部61が第1検出センサ51の投光部と受光部間の光路を遮り、これ以下の高さ位置で第1検出センサ51からコネクタ58に検出信号(第1操作検出信号)が出力される。またスイッチ基板50に実装された複数の発光素子55のうちいずれか、例えば、操作枠体13に形成された左右の窓部13wの下方に位置してバネ支持構造30の左右に各2個ずつ配設された発光素子55,55…のうち各1個ずつが点灯される。これにより操作ボタン10拡散シート12が照明されて操作面11aに意匠が浮かび上がり、操作者は押し込み操作が検出されたことを認識することができる。
また操作ボタン10とともにラッチ突起71,81が下動し、このうち第1操作保持機構70のラッチ突起71が先にラッチ本体74の左右のフックアーム78,78の間に浸入する。このとき押圧斜面73cが受容斜面78cと係合して左右のフックアーム78,78を拡開方向に揺動させながら下動し、押圧端面73aが受容端面77aに当接する。操作ボタン10がさらに下動すると、ラッチ突起71に押圧されたフック体76がケース内方に入り込み、ケース上端の周縁部に摺接する左右のフックアーム78,78がラッチ突起71を左右から包み込むように縮閉方向に揺動して、フック部78b,78bが押圧突部73を挟み込む。そして、操作ボタン10が中間位置MP近傍まで押下されたときにケース内部のラッチ構造が係止保持方向に切り替わり(ラッチポイントp1)、その後梁部14の下面がスライダ40の上面に当接して中間位置MPに到達する。図9はこのときの操作スイッチ1の状態を示す図3と同様位置の断面図である。
操作ボタン10が中間位置MPに到達すると、梁部14(第1バネ座17)の下面がスライダ40(支持台座45)の上面と係合し、操作ボタン10の操作抵抗が急激に変化する(図6におけるC位置)。そこで、操作者が操作ボタン10への押圧力を解除すると、操作ボタン10は第1付勢バネ31のバネ力により自由端位置FP方向に移動しようとする。しかし、第1操作保持機構70のラッチ構造は係止保持方向に切り替わっており、フック体76がラッチポイントp1からわずかに上動した第1操作位置P1で、ラッチ突起71が左右のフックアーム78,78に挟み込まれた状態でフック体76の上動規制される。
このため、押圧突起73の被支持面73dとフックアーム78の係止面78dとの係合によりラッチ突起71の上動すなわち操作ボタン10の上動が規制され、操作ボタン10は中間位置MPに近接した第1操作位置P1に係止保持される。この第1操作位置P1は、図8からも明らかなように、第1検出センサ51によって第1被検出部61が検出される第1操作検出位置S1よりも低く、コネクタ58には第1操作信号が継続して出力される。
なお、第1操作信号が所定時間以上(例えば3秒程度以上)継続して検出されたときに、それまで点灯していた発光素子55を点滅表示させるように構成することも好ましい実施形態である。このような構成によれば、操作ボタン10が第1操作位置P1に係止保持された状態であることを操作者が直感的に感得することができる。
操作ボタン10が第1操作位置P1に係止保持された状態を解除するには、ラッチポイントp1を超える程度に操作ボタン10を軽く押圧操作すればよい。例えば、操作ボタン10が中間位置MPに突き当たるまで押圧操作して押圧力を解除する。フック体76がラッチポイントp1を超えて下動すると、第1操作保持機構70のラッチ構造は係止状態から係止解除方向に切り替わり、操作ボタン10への押圧力が解除されて第1付勢バネ31のバネ力により操作ボタンが上動すると係止突起71とともにフック体76が上動し、ケース内に縮閉状態で収容されていた左右のフックアーム78,78が拡開しながら上端側の解放位置まで出てくる。そして左右に広く開放されたフックアーム78と係止突起71との係止が解除され、操作ボタン10は第1付勢バネ31のバネ力により第1操作検出位置S1を超えて自由端位置FPに復帰する。操作ボタン10が第1操作検出位置S1よりも上方に移動すると第1操作信号の出力が停止され、発光素子55の発光も停止される。
一方、操作者が浅い押し込み操作の第1操作領域A1を超えて、さらに深い第2操作領域A2までのスイッチ操作を意図した場合には、操作スイッチ10が自由端位置FPから中間位置MPを超えて下方に移動操作される。このとき、第1操作保持機構70は、ラッチ突起71がラッチ本体74の内方に押し込まれラッチポイントp1を超えた状態でスライダ40とともに下動される。
そして、操作ボタン10が中間位置MPから所定量移動されて第2操作検出位置S2に到達すると第2被検出部62が第2検出センサ52の投光部と受光部間の光路を遮り、これ以下の高さ位置で第2検出センサ52からコネクタ58に検出信号(第2操作検出信号)が出力される。またスイッチ基板50に実装された複数の発光素子のうち左右の窓部13wの下方に位置してバネ支持構造30の左右に各2個ずつ配設された発光素子が全て点灯される。これにより操作ボタン10の拡散シート12が、前述した浅い押し込み操作状態のときよりも明るく照明され、操作者は操作面11aの輝度から深い押し込み操作が検出されたことを認識することができる。
また操作ボタン10の押圧移動とともにラッチ突起81が下動し、第2操作保持機構80のラッチ突起81がラッチ本体84の左右のフックアーム88,88の間に浸入する。そして、前述した第1操作保持機構70と同様の作用により、操作ボタン10が押圧端位置BP近傍まで押下されたときにケース内部のラッチ構造が係止保持方向に切り替わり(ラッチポイントp2)、その後操作枠体13の周縁突起19が操作ボタン収容部21の押圧規制面29に当接して押圧端位置BPに到達する。図10はこのときの操作スイッチ1の状態を示す図3と同様位置の断面図である。
操作ボタン10が押圧端位置BPに到達すると、操作ボタン側の周縁突起19とスイッチケース側の押圧規制面29との係合によって操作ボタン10の下動が規制され、操作ボタンをこれ以上押し込み操作できなくなる。そこで、操作者が操作ボタン10への押圧力を解除すると、操作ボタン10は第1付勢バネ31及び第2付勢バネ32のバネ力により中間位置MP方向に移動しようとする。しかし、第1操作保持機構70のラッチ構造及び第2操作保持機構80のラッチ構造は、ともに係止保持方向に切り替わっており、ラッチ本体のフック体がラッチポイントp1,p2からわずかに上動した第2操作位置P2で、ラッチ突起71,81がそれぞれ左右のフックアーム78,88に挟み込まれた状態で上動規制される。
このため、押圧突起の被支持面とフックアームの係止面との係合によりラッチ突起の上動すなわち操作ボタン10の上動が規制され、操作ボタン10は押圧端位置BPに近接した第2操作位置P2に係止保持される。この第2操作位置P2は第2検出センサ52によって第2被検出部62が検出される第2操作検出位置S2よりも低く、コネクタ58には第1操作信号と第2操作信号の両方が継続して出力される。
なお、第1操作信号と第2操作信号がともに所定時間以上(例えば3秒程度以上)継続して検出されたときに、それまで点灯していた発光素子を点滅表示させるように構成し、あるいは第1操作信号のみが継続検出された状態のときと異なる点滅周期で点滅表示するように構成することも好ましい実施形態である。このような構成によれば、操作ボタン10が第2操作位置P2に係止保持されている状態であることを、操作者が直感的に感得することができる。
操作ボタン10が第2操作位置P2に係止保持された状態を解除するには、ラッチポイントp1及びp2を超える程度に操作ボタン10を軽く押圧操作すればよい。例えば、操作ボタン10が押圧端位置BPに突き当たるまで押圧操作して押圧力を解除する。フック体がラッチポイントを超えて下動すると、第1及び第2操作保持機構70,80のラッチ構造は係止状態から係止解除方向に切り替わる。
このため操作ボタン10への押圧力が緩められると、まず第2付勢バネ32のバネ力により操作ボタン10が上動されて係止突起81とともにフック体86が上動し、ケース内に縮閉状態で収容されていた左右のフックアーム88,88が拡開しながら上端側の解放位置まで出てくる。このため、左右に広く開放されたフックアーム88と係止突起81との係止が解除されて操作ボタン10が中間位置MPまで上動する。操作ボタン10が中間位置MPまで来ると、今度は第1付勢バネ31のバネ力により操作ボタン10が上動されて係止突起71とともにフック体76が上動し、ケース内に縮閉状態で収容されていた左右のフックアーム78,78が拡開しながら上端側の解放位置まで出てくる。このため、左右に広く開放されたフックアーム78と係止突起71との係止が解除され、操作ボタン10は自由端位置FPに復帰する。
この過程で、操作ボタン10が第2操作検出位置S2よりも上方に移動すると第2操作信号の出力が停止され、操作ボタン10が第1操作検出位置S1よりも上方に移動すると第1操作信号の出力が停止される。また、これらの検出信号に対応した発光素子55の発光も順次停止される。
従って、以上説明したような操作スイッチ1によれば、単一の押しボタンスイッチでありながら、自由端位置FPから中間位置MPまでの浅い第1操作領域A1と、中間位置MPから押圧端位置BPまでの深い第2操作領域A2との二段階の操作領域を有し、操作ボタン10の操作領域に応じた検出信号が得られる構成のため、スイッチ操作に多様性を持たせることができる。また、操作ボタン10の押圧操作量に応じて、第1操作領域A1では第1付勢バネ31のみのバネ反力を受け、第2操作領域A2では第1付勢バネ31及び第2付勢バネ32の両方のバネ反力を受ける構成としているため、中間位置MPを境界として操作ボタン10の操作感触が大きく変化し、操作者が操作領域A1,A2の切り替わりを明確に感得することができる。
さらに、操作スイッチ1では、操作ボタン10の押圧操作に応じて、自由端位置FPから中間位置MPまで浅く押し込まれたときは、押圧操作ごとに中間位置近傍の第1操作位置P1に係止保持/係止解除することができ、自由端位置FPから押圧端位置BPまで深く押し込まれたときには、押圧操作ごとに押圧端位置近傍の第2操作位置P2に係止保持/係止解除することができるため、従来にない複雑なスイッチ操作を可能としてスイッチ操作そのものに遊技性を持たせることができ、遊技演出に直接的に寄与するような作用を果たすことができる。また、操作ボタンの操作位置及び係止状態に応じて操作面11aの発光状態が変化するため、操作者は操作面を一瞥するだけで、操作ボタンの位置状況を誤認することなく確実に認識することができる。
従って、本発明の操作スイッチによれば、多様なスイッチ特性と明確な操作性とを兼ね備えるとともに、スイッチ操作そのものに遊技性を持たせた操作スイッチを提供することができる。
なお、以上では、操作スイッチ1に第1操作保持機構70と第2操作保持機構80を設け、操作ボタン10を中間位置近傍の第1操作位置P1と、押圧端位置近傍の第2操作位置P2の両方で係止保持/係止解除できる構成を示したが、第1操作保持機構70または第2操作保持機構80のいずれか一方を設ける構成としても良い。また、浅い操作領域A1と深い操作領域A2の2段階の操作領域を形成した構成例を示したが、3段階以上の操作領域を有するように構成しても良い。
本発明の一実施例として示す操作スイッチの外観斜視図である。 上記操作スイッチの分解斜視図である。 図1中に付記するIII−III矢視の断面図である。 操作ボタンを取り外した状態で示す操作スイッチの平面図である。 図4中のV−V矢視の断面図である。 上記操作スイッチの操作特性である。 図5中のVII矢視方向に見た第1操作保持機構の動作説明図である。 操作ボタンの基準位置と、第1,第2検出センサの検出位置、及び第1,第2操作保持機構による操作ボタンの係止保持位置の関係を示す説明図である。 操作ボタンが中間位置にあるときの図3と同様位置の断面図である。 操作ボタンが押圧端位置にあるときの図3と同様位置の断面図である。
符号の説明
1 操作スイッチ
10 操作ボタン
20 スイッチケース
30 バネ支持構造
31 第1付勢バネ
32 第2付勢バネ
51 第1検出センサ
52 第2検出センサ
70 第1操作保持機構
80 第2操作保持機構
SW スイッチ
FP 自由端位置
MP 中間位置
BP 押圧端位置
P1 第1操作位置
P2 第2操作位置

Claims (2)

  1. 押圧操作される操作ボタンと、
    前記操作ボタンを操作方向に自由端位置から中間位置を通って押圧端位置まで移動自在に支持するスイッチケースと、
    前記操作ボタンと前記スイッチケースとの間に介在され、前記操作ボタンを前記押圧端位置から前記自由端位置に移動させるように付勢する第1付勢手段と、
    前記スイッチケースに配設され、前記操作ボタンが前記中間位置を超えて押圧移動されたときに前記操作ボタンを前記中間位置に向けて付勢する第2付勢手段と、
    前記操作ボタンが前記自由端位置から前記中間位置方向に所定量以上移動されたことを検出する第1検出手段と、
    前記操作ボタンが前記中間位置を超えて前記押圧端位置方向に所定量以上移動されたことを検出する第2検出手段と、
    前記操作ボタンが前記自由端位置から前記中間位置まで押圧移動された場合に前記操作ボタンを前記第1検出手段に検出された状態の第1操作位置に係止保持し、前記操作ボタンが前記第1操作位置に係止保持された状態で前記操作ボタンが押圧操作された場合に前記操作ボタンの係止保持を解除する第1操作保持手段と、
    前記操作ボタンが前記自由端位置から前記押圧端位置まで押圧移動された場合に前記操作ボタンを前記第2検出手段に検出された状態の前記第2操作位置に係止保持し、前記操作ボタンが前記第2操作位置に係止保持された状態で前記操作ボタンが押圧操作された場合に前記操作ボタンの係止保持を解除する第2操作保持手段とを備え
    前記操作ボタンが、前記自由端位置から前記中間位置まで押圧移動された場合には前記操作ボタンの移動量に応じた前記第1付勢手段のみのバネ反力を受け、前記中間位置を超えて前記押圧端位置方向に押圧移動された場合には前記操作ボタンの移動量に応じた前記第1付勢手段及び前記第2付勢手段の両方のバネ反力を受けるように、前記第2付勢手段は圧縮された状態で前記スイッチケースに配設されていることを特徴とする操作スイッチ。
  2. 前記操作ボタンの下方から当該操作ボタンの操作面を照明して当該操作面を発光させる複数の発光手段を有し、
    前記複数の発光手段は、前記第1検出手段及び前記第2検出手段により検出される前記操作ボタンの操作位置に応じて発光状態が変化するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の操作スイッチ。
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